| 【発明の名称】 |
体脂肪測定機能付き運動量測定装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山崎 岩男
【氏名】山崎 貴三代
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| 【要約】 |
【課題】基礎代謝量の違いを反映して消費カロリーの計算精度を高めると共に、運動の目標や成果を具体的に把握できるようにする。
【解決手段】人体インピーダンス測定手段110と、個人データ入力手段120と、体脂肪率算出手段130と、体型を判別する体型判別手段140と、基礎代謝量算出手段150と、目標体脂肪率設定手段160と、減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段170と、減量カロリー計算手段180と、目標の運動量を設定する目標運動量設定手段190と、体動を検知する体動検知手段200と、加速度を検知する加速度検知手段210と、体動と加速度に基づいて実際の運動量を測定する運動量測定手段220と、実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段230と、残り消費カロリー計算手段240と、残り消費カロリーを運動量に置き換えて残り運動量を計算する残り運動量計算手段250で構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、測定した運動量と基礎代謝量から実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段と、を備え、体脂肪率の他に前記減量カロリーと実際の消費カロリーを前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置。 【請求項2】 表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、測定した運動量と基礎代謝量から実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段と、前記減量カロリーから実際の消費カロリーを差し引いて前記減量体脂肪を消費するための残り消費カロリーを計算する残り消費カロリー計算手段と、を備え、体脂肪率の他に前記残り消費カロリーを前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置。 【請求項3】 表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、前記減量カロリーを基礎代謝量に基づいて計算した運動量に置き換えて目標の運動量を設定する目標運動量設定手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、を備え、体脂肪率の他に前記目標運動量と実際の運動量を前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置。 【請求項4】 表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、前記減量カロリーを基礎代謝量に基づいて計算した運動量に置き換えて目標の運動量を設定する目標運動量設定手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、測定した運動量と基礎代謝量から実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段と、前記減量カロリーから実際の消費カロリーを差し引いて前記減量体脂肪を消費するための残り消費カロリーを計算する残り消費カロリー計算手段と、この残り消費カロリーを基礎代謝量に基づいて計算した運動量に置き換えて残り運動量を計算する残り運動量計算手段と、を備え、体脂肪率の他に前記残り運動量を前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置。 【請求項5】 前記運動量を運動強度と運動時間の積によって求めることを特徴とする請求項1または2または3または4記載の体脂肪測定機能付き運動量測定装置。 【請求項6】 前記運動量測定手段を2次元乃至3次元の動きをカウントする体動計と2次元乃至3次元の加速度を検出する加速度計で構成することを特徴とする請求項1または2または3または4記載の体脂肪測定機能付き運動量測定装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、身体の2次元乃至3次元の動きを検知して運動量を測定する運動量測定装置に関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】運動量測定装置は、身体の2次元乃至3次元の動きを検知して運動量を測定し、消費カロリーを計算するが、消費カロリーは基礎代謝量と生活活動や運動による消費カロリーを合計して求める。運動による消費カロリーは、運動強度と運動時間の積によって求める。運動強度は、例えば散歩の場合2.0、駆足の場合7.0というように、それぞれの運動が基礎代謝量の何倍のエネルギーを消費するかであらわし、これらの数値を実測によって求める。このように、消費カロリーは基礎代謝量をもとに本来計算すべきものである。 【0003】基礎代謝量は身体が消費する基本的なエネルギー量で、年齢や体重によって異なるが、エネルギーを消費する場所である筋肉が増えると、身体が消費するエネルギーも多くなり、基礎代謝量も大きくなる。反対に筋肉量が減少すると、脂肪を燃焼させる場所が少なくなるので、基礎代謝量が低下して肥満に結び付く。このように、基礎代謝量は筋肉量に比例するので、実際の値に近い基礎代謝量を求めるには、性別、年齢、身長、体重だけでなく、体重から体脂肪を除いた筋肉量をあらわす指標である除脂肪体重をもとに計算するのが正解である。そのためには体脂肪率を測定する必要がある。 【0004】ところが従来の運動量測定装置は、体脂肪率を測定する機能がないため、筋肉の多いいわゆるスポーツマンと、脂肪の多い肥満者を区別できない本質的な欠陥があり、明らかに筋肉量が違う人でも、基礎代謝量の違いにかかわらず同じように消費カロリーを計算していた。 【0005】また、従来の運動量測定装置は、実際の運動量や消費カロリーを表示するだけで、運動の目標を立てたり、現在の運動量が適正かどうかを評価したり、運動の成果を具体的に把握できるものはなかった。そのため、すぐに飽きられてしまうことが多く、長期間有効に利用されることが少なかった。 【0006】そこで本発明は、従来の運動量測定装置に体脂肪測定機能を付加することにより、基礎代謝量の違いを反映して消費カロリーの計算精度を高めると共に、運動の目標や成果を具体的に把握できるようにすることを目的になされたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するために本発明は以下のように構成した。 【0008】すなわち、請求項1の発明は、表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、測定した運動量と基礎代謝量から実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段と、を備え、体脂肪率の他に前記減量カロリーと実際の消費カロリーを前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置である。請求項2の発明は、表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、測定した運動量と基礎代謝量から実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段と、前記減量カロリーから実際の消費カロリーを差し引いて前記減量体脂肪を消費するための残り消費カロリーを計算する残り消費カロリー計算手段と、を備え、体脂肪率の他に前記残り消費カロリーを前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置である。請求項3の発明は、表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、前記減量カロリーを基礎代謝量に基づいて計算した運動量に置き換えて目標の運動量を設定する目標運動量設定手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、を備え、体脂肪率の他に前記目標運動量と実際の運動量を前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置である。請求項4の発明は、表示部を有して身体に装着する携帯可能な筐体と、この筐体の表面に配備して人体インピーダンスを測定する電極と、性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する個人データ入力手段と、前記人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、前記個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、前記目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段と、前記減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段と、前記減量カロリーを基礎代謝量に基づいて計算した運動量に置き換えて目標の運動量を設定する目標運動量設定手段と、2次元乃至3次元の動きを検知して実際の運動量を測定する運動量測定手段と、測定した運動量と基礎代謝量から実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段と、前記減量カロリーから実際の消費カロリーを差し引いて前記減量体脂肪を消費するための残り消費カロリーを計算する残り消費カロリー計算手段と、この残り消費カロリーを基礎代謝量に基づいて計算した運動量に置き換えて残り運動量を計算する残り運動量計算手段と、を備え、体脂肪率の他に前記残り運動量を前記表示部に表示することを特徴とする体脂肪測定機能付き運動量測定装置である。請求項5の発明は、前記運動量を運動強度と運動時間の積によって求めることを特徴とする請求項1または2または3または4記載の体脂肪測定機能付き運動量測定装置である。請求項6の発明は、前記運動量測定手段を2次元乃至3次元の動きをカウントする体動計と2次元乃至3次元の加速度を検出する加速度計で構成することを特徴とする請求項1または2または3または4記載の体脂肪測定機能付き運動量測定装置である。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 【0010】図1に、本発明を実施した体脂肪測定機能付き運動量測定装置の正面図を示す。運動量測定装置は、ケース1内に人体インピーダンス測定回路2と加速度計3と体動計(図示しない)を内蔵し、正面にLCDの表示部Dを設け、その下方に電源/選択キーK1、数字のダウンキーK2とアップキーK3、確定キーK4および開始/終了キーK5を配置し、上下の側面に互いに電気的に絶縁する4端子電極を構成する一方の給電側電極E1、E1と、他方の検出側電極E2、E2を固着する。 【0011】電源/選択キーK1は、約2秒のロングオンによる電源のオン・オフと、入力データや表示データの切換え操作を行う。ダウンキーK2は、キーを押す毎に数字を1ずつ下降させて数字を入力する。アップキーK3は、キーを押す毎に数字を1ずつ上昇させて数字を入力する。性別、年齢、身長、体重の個人データを入力するときは、それぞれのデフォルト値が表示され、データ入力はそれらの数値をダウンキーK2とアップキーK3で修正しながら行う。確定キーK4は、入力データの確定を行い、確定キー4が押されると次の入力に移行する。開始/終了キーK5は、体脂肪の測定や運動量の測定をスタートさせる。 【0012】表示部Dは、性別、年齢、身長、体重などの入力データ、体脂肪率、基礎代謝量、体型区分、運動量、消費カロリーなどの測定結果、目標体脂肪率を達成するための減量体脂肪と、減量体脂肪を消費するための運動量や消費カロリーなどを表示する。 【0013】図2に、人体インピーダンス測定回路の回路図を示す。人体インピーダンス測定回路2は、発振器21が生成する50kHzの正弦波交流電圧を駆動回路22、トランスT1、切換スイッチ23Aを介してケース1の給電側電極E1、E1に供給する。 【0014】人体インピーダンスを測定するときは、両腕を肩の高さでまっすぐ伸ばし、図3に示すように、ケース1の給電側電極E1、E1と検出側電極E2、E2を左右の人差し指と親指で挟む。これにより、左右の検出側電極E2、E2の間に交流電圧が発生し、両手間の人体インピーダンスを測定する。 【0015】検出側電極E2、E2に発生した交流電圧を切換スイッチ23A、トランスT2、帯域フィルタ24、整流回路25、増幅器26を介して直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフセット調整した後、A/D変換器27、I/Oインタフェース16を介してCPU14に入力する。 【0016】人体インピーダンス測定回路2を構成する要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正するため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路の出力特性をあらかじめ校正する。すなわち、2つの変量である人体インピーダンスZと検出側回路が検出する交流電圧Vの関係を回帰直線Z=k・V+C0にあてはめる。そして、抵抗値が既知の2つの抵抗R1とR2の両端に、人体インピーダンスZを測定するときと同じ所定の交流電圧を印加し、抵抗R1とR2の両端に発生する交流電圧Vを検出して回帰直線の比例定数kと固定定数C0を求める。 【0017】このため、CPU14から制御信号を出力してI/Oインタフェース16、切換ユニット28、切換制御回路29Aを介して切換スイッチ23Aを切換え、トランスT1の二次側とトランスT2の一次側との間に2つの抵抗R1とR2を接続する。次に、CPU14から制御信号を出力してI/Oインタフェース16、切換ユニット28、切換制御回路29Bを介して切換スイッチ23Bを切換え、測定対象を抵抗R1あるいは抵抗R2に切換える。 【0018】図4に、本発明を実施した体脂肪測定機能付き運動量測定装置の機能ブロック図を示す。運動量測定装置は、ケース1に取り付けた電極を介して人体インピーダンスを測定する人体インピーダンス測定手段110と、キーを操作して性別、年齢、身長、体重の個人データを入力する個人データ入力手段120と、人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段130と、個人データと体脂肪率に基づいて体型を判別する体型判別手段140と、個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段150と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段160と、目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段170と、減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段180と、減量カロリーを運動量に置き換えて目標の運動量を設定する目標運動量設定手段190と、2次元乃至3次元の体動を検知する体動検知手段200と、2次元乃至3次元の加速度を検知する加速度検知手段210と、検知した体動と加速度に基づいて実際の運動量を測定する運動量測定手段220と、測定した運動量から実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段230と、減量カロリーから実際の消費カロリーを差し引いて残り消費カロリーを計算する残り消費カロリー計算手段240と、残り消費カロリーを運動量に置き換えて残り運動量を計算する残り運動量計算手段250で構成する。 【0019】体型判別手段140は、図5に示すように、縦軸と横軸を構成する体重と体脂肪率をそれぞれ健康範囲以下、健康範囲、健康範囲以上の3段階に区分してマトリックスを9区域に分割し、個人データ入力手段120が入力した身長、体重と体脂肪率算出手段130が算出した体脂肪率がどの区域に該当するかをドットで表示する。体重の健康範囲は、理想体重×0.9〜理想体重×1.1とし、体脂肪率の健康範囲は、女性の場合17〜24%、男性の場合14〜20%とする。9区域は、縦軸(体重)の上から下、横軸(体脂肪率)の左から右の順にそれぞれ超スポーツマン型、スポーツマン型、肥満型、スポーツマン理想型、健康理想型、過脂肪型、超やせ型、やせ型、超過脂肪型などのように分類する。ここで、理想体重=(身長−100)×0.9×0.91とする。 【0020】基礎代謝量算出手段150は、次の計算式に基づいて基礎代謝量を算出する。 基礎代謝量=C0 ×体重×(100−体脂肪率)/100+C1 C0 =24.0349 女性40歳未満 21.951 女性40歳以上 27.717 男性40歳未満 25.333 男性40歳以上 C1 =427.64 女性40歳未満 424.38 女性40歳以上 188.21 男性40歳未満 243.28 男性40歳以上【0021】目標体脂肪率設定手段160は、現在の体脂肪率と比較して、例えば、女性の場合17〜24%、男性の場合14〜20%とされる健康体脂肪率の中から目標とする体脂肪率を設定する。 【0022】減量体脂肪計算手段170は、目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を求める。 減量体脂肪量(kg)=(測定体脂肪率−目標体脂肪率)/100×体重 (kg) なお、測定体脂肪率が目標体脂肪率を下回る場合は、減量体脂肪量を0とする。 【0023】減量カロリー計算手段180は、体脂肪1kgはおよそ7000kcalに相当することから、次の計算式によって減量体脂肪計算手段170が計算した減量体脂肪量を消費するのに必要なカロリー量を求める。 減量カロリー(kcal)= 減量体脂肪量(kg)×7000(kcal/kg) 【0024】目標運動量設定手段190は、減量カロリー計算手段180が計算した減量カロリーを運動量に置き換えて目標の運動量を設定する。運動量は、次のように運動強度と運動時間の積であらわされる。 運動量(kcal)= 運動強度(kcal/分)× 運動時間(分) 運動強度は、運動の際に消費する1分当りの消費カロリーをあらわし、次の式で計算する。 運動強度(kcal/分)=(エネルギー代謝率×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分) エネルギー代謝率は、運動形態によって基礎代謝量の何倍のカロリーを消費するかをあらわし、例えば、散歩は2.0、通常の歩行は3.0、速足は5.0、駈足は7.0などのように実測によって求める。また、安静時の代謝量は基礎代謝量の1.2倍とする。以上により、運動形態別の運動強度を次のように求める。 散歩の運動強度(kcal/分)=(2.0×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分) 歩行の運動強度(kcal/分)=(3.0×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分) 速足の運動強度(kcal/分)=(5.0×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分) 駈足の運動強度(kcal/分)=(7.0×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分) 次に、運動形態別に減量カロリーを消化するのに必要な運動時間を次のように求める。 運動時間(分)= 減量カロリー(kcal)/ 運動形態別の運動強度(kcal/分) 以上により、目標の運動量は、例えば、通常の歩行の場合は5000分、速足の場合は3000分というように運動形態別の運動時間で表示する。なお、目標の運動時間は、体脂肪が燃えだすまでに最低必要といわれる12分以上の時間を設定する。 【0025】体動検知手段200は、体動計によって運動の体動を検知する。体動計は、体動によって振動する2軸あるいは3軸の振子に磁石を取り付け、この磁石によってリードスイッチをオン・オフして体動の回数をカウントする。 【0026】加速度検知手段210は、加速度計によって運動の加速度を検知する。加速度計は、図6に示すように、半導体圧力センサ31の圧力ポート31aに揺動自在に振子32を挿入する。振子32は、可撓性の弾性線32aの先端におもり32bを取り付け、基端を半導体圧力センサ31のシリコンダイヤフラム31bに固着する。おもり32bは、運動によって360°揺動し、これによってシリコンダイヤフラム31bが変形してひずみが生じる。そのため、シリコンダイヤフラム31bのストレイン・ゲージでピエゾ抵抗効果による抵抗変化が起こり、加速度に応じてブリッジ電圧が発生する。このブリッジ電圧をハイゲインアンプで増幅して体動の加速度を測定する。加速度計3は、ばねに取り付けたおもりの相対変位をストレイン・ゲージで検出したり、ばねの代わりに圧電素子を利用しておもりの変位に比例して生じる電荷を検出したり、あるいは、磁界の中をおもりに固定したコイルが動くときに生じる誘導起電力を検出して加速度を測定してもよい。 【0027】運動量測定手段220は、体動計のカウント値と加速度計3の出力電圧の大きさによって運動形態別の運動時間を測定し、運動形態を散歩、歩行、速足、駈足の4段階に区分する。体動は、速く動くことによってピッチが増え、動きも大きくなる。この動きの違いを加速度計3でとらえ、これによって散歩や駈足などの運動形態を判別する。体動計がカウントされないときは、乗物などによって加速度計3が作動しても静止状態と判定し、誤って運動とみなされないようにする。 【0028】消費カロリー計算手段230は、運動量測定手段220が区分した運動形態から前出の運動強度を求め、これに運動時間を掛けて実際の消費カロリーを計算する。 消費カロリー(kcal)=Σ{運動形態別の運動強度(kcal/分)×運動時間(分)} 【0029】残り消費カロリー計算手段240は、減量カロリー計算手段180が計算した減量カロリーから消費カロリー計算手段230が計算した実際の消費カロリーを差し引いて残り消費カロリーを求める。 残り消費カロリー(kcal)= 減量カロリー(kcal)− 消費カロリー(kcal) なお、体脂肪率の測定をやり直したときは、その都度新たに減量カロリーが設定されて残り消費カロリーは減量カロリーに等しくなる。 【0030】残り運動量計算手段250は、残り消費カロリー計算手段240が計算した残り消費カロリーを残り運動量に置き換える。残り運動量は、運動形態別の残り運動時間であらわし、次のように計算する。 運動形態別の残り運動時間(分)=残り消費カロリー(kcal)/運動形態別の運動強度(kcal/分) 【0031】本発明を実施した体脂肪測定機能付き運動量測定装置は以上のような構成で、体脂肪を測定するときは、まず、電源/選択キーK1とダウンキーK2、アップキーK3および確定キー4を操作して性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する。このとき、入力データが前回と同じ場合は入力を省略できる。次に、開始/終了キーK5を押した後、ケース1の上下の側面に設けた電極を左右の人差し指と親指で挟んで体脂肪の測定をスタートさせる。測定を開始してしばらくすると、表示部Dに体脂肪率が表示され、体脂肪率と共にマトリックスの該当区域に体型区分がドットで表示される。ここで電源/選択キーK1を押すと、表示部Dに基礎代謝量が表示され、測定体脂肪率が健康体脂肪率を上回るときは、電源/選択キーK1を押す毎に画面が切り換わり、減量体脂肪率(%)、減量体脂肪量(kg)、目標運動量などダイエットの目標値が順番に表示される。これらのダイエットの目標値は、体脂肪の測定を行う毎に更新される。 【0032】次に、開始/終了キーK5を押すと、運動量の測定がスタートする。運動量の測定がスタートした後は、電源/選択キーK1を押す毎に画面が切り換わり、残り運動量、実際の運動量、残り消費カロリー、実際の消費カロリーなどが順番に表示される。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の体脂肪測定機能付き運動量測定装置は、2次元乃至3次元の動きを検知して測定した運動量と基礎代謝量に基づいて消費カロリーを計算する。従って、本発明によれば、基礎代謝量の違いが計算に反映されるので、従来に比べて消費カロリーの計算精度が向上する。 【0034】また、本発明の体脂肪測定機能付き運動量測定装置は、目標体脂肪率を設定してこの目標体脂肪率を達成するのに必要な減量カロリーと、実際の消費カロリーを差し引いた残り消費カロリーを表示部に表示する。従って、本発明によれば、消費カロリーによって運動の目標と成果が具体的に目に見えるようになるので、運動の興味を長く持続させることができ、そのため、取組みが意欲的になって集中力が増し、短期間で十分な効果を上げることができるようになる。 【0035】また、本発明の体脂肪測定機能付き運動量測定装置は、目標体脂肪率を設定してこの目標体脂肪率を達成するのに必要な運動量と、実際の運動量を差し引いた残り運動量を表示部に表示する。従って、本発明によれば、どのくらいの強さの運動をどのくらい行えばよいか、一目でわかるようになるので、運動量を適量に調節できるようになる。 【0036】また、本発明の体脂肪測定機能付き運動量測定装置は、2次元乃至3次元の動きをカウントすると体動計と、加速度を検出する加速度計によって運動量を測定する。従って、本発明によれば、歩数計のように上下動だけでなくあらゆる方向の動きを検知するので、生活活動の運動量の総量をとらえることができる。また、体動計と加速度計を合わせて運動量を判定するので、乗物などによる運動量の測定誤りを未然に防止できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000114628 【氏名又は名称】ヤーマン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077779 【弁理士】 【氏名又は名称】牧 哲郎 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−204715(P2001−204715A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月31日(2001.7.31) |
| 【出願番号】 |
特願2000−16229(P2000−16229) |
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