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【発明の名称】 バードケージ・コイル
【発明者】 【氏名】森田 健作

【氏名】佐藤 健志

【氏名】加藤 康司

【氏名】武田 英二

【要約】 【課題】垂直静磁場型MRI装置によって被検体の頭を撮影するのに好適に用いうるバードケージ・コイルを提供する【解決手段】 第1のリング状導体1と、第2のリング状導体2と、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体3と、被検体Hの首を通すための部分を作るための湾曲状導体4と、被検体Hの首が通る部分に相当する第1のリング状導体1および第2のリング状導体2の各部分に設けたコネクタ5とを具備してなり、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2は可撓性である。

【解決手段】第1のリング状導体1と、第2のリング状導体2と、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体3と、被検体Hの首を通すための部分を作るための湾曲状導体4と、被検体Hの首が通る部分に相当する第1のリング状導体1および第2のリング状導体2の各部分に設けたコネクタ5とを具備してなり、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2は可撓性である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間に被検体の首または手首または足首または腕または脚を通して被検体の頭または手または足または肘または膝を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の首または手首または足首または腕または脚に接触しないように一部の直線状導体を湾曲させて湾曲状導体としたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項2】 直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間に被検体の首または手首または足首または腕または脚を通して被検体の頭または手または足または肘または膝を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の首または手首または足首または腕または脚に接触しないように1箇所の直線状導体の間隔を12cm以上としたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のバードケージ・コイルにおいて、被検体の首または手首または足首または腕または脚が通る部分に相当する前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の各部分にコネクタを設けると共に前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体を可撓性とし、前記コネクタを外し且つ前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体を撓ませることにより被検体の頭または手または足または肘または膝を通せる空間を作れるようにしたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のバードケージ・コイルにおいて、被検体の首または手首または足首または腕または脚が通る部分に相当する前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の各部分にコネクタを設けると共にそれらと反対側の前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の部分にヒンジを設け、前記コネクタを外し且つ前記ヒンジで開くことにより被検体の頭または手または足または肘または膝を通せる空間を作れるようにしたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項5】 直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間から対向する前記直線状導体の間へ被検体の頭部または腕または脚を貫通させて被検体の頭部または腕または脚を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の頭部または腕または脚に接触しないように一部の直線状導体を湾曲させて湾曲状導体としたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項6】 直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間から対向する前記直線状導体の間へ被検体の頭部または腕または脚を貫通通して被検体の頭部または腕または脚を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の頭部または腕または脚に接触しないように対向する2箇所の直線状導体の間隔を12cm以上としたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項7】 直径が20cm以下の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体より小さい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設され且つ全体として椀状になるようにそれぞれが外側に向けて湾曲した複数の湾曲状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項8】 最大直径が20cm以下の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体より小さい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載のバードケージ・コイルにおいて、前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に第3のリング状導体を設けたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項10】 直径が20cm以下のリング状導体と、そのリング状導体から所定距離だけ離れた集中点に向けて前記リング状導体から伸び且つ相互に間隔をあけて設置され且つ全体として椀状になるようにそれぞれが外側に向けて湾曲した複数の湾曲状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項11】 最大直径が20cm以下のリング状導体と、そのリング状導体から所定距離だけ離れた集中点に向けて前記リング状導体から伸び且つ相互に間隔をあけて設置され且つ全体として袋状となるようにそれぞれが湾曲部を有する複数の直線状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【請求項12】 請求項10または請求項11に記載のバードケージ・コイルにおいて、前記リング状導体と前記集中点の間に第2のリング状導体を設けたことを特徴とするバードケージ・コイル。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バードケージ・コイルに関し、さらに詳しくは、垂直静磁場型MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置によって被検体の頭,腕,脚,乳房,足先を撮影するのに好適に用いうるバードケージ・コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のバードケージ・コイルの一例の説明図である。このバードケージ・コイル50は、直径が約40cmの円形の第1のリング状導体1と、その第1のリング状導体1から約40cm離れて対向し且つ前記第1のリング状導体1と等しい直径の円形の第2のリング状導体2と、前記第1のリング状導体1および前記第2のリング状導体2の間に相互に一定間隔をあけて架設された複数の直線状導体3とを備えて構成される。なお、コンデンサCは、ローパス型では直線状導体3に介設され、ハイパス型ではリング状導体1,2に介設される。
【0003】撮影時は、上記バードケージ・コイル50は、リング状導体1,2の作るコイル面が、水平静磁場型MRI装置の静磁場コイルBにより形成される水平静磁場Hoに略直交するように置かれる。そして、水平に寝た被検体Hの頭を、前記第1のリング状導体1の作るコイル面を通して、リング状導体1,2の間に入れ、被検体Hの頭を撮影する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、図17に例示するように、上下方向に対向するマグネットMにより垂直静磁場Voを形成する垂直静磁場型MRI装置が開発されてきた。しかし、上記バードケージ・コイル50を用いて被検体Hの頭を撮影する場合、リング状導体1の作るコイル面が垂直静磁場Voに略直交するように置くと、直線状導体3の間隔が狭いため、水平に寝た被検体Hの頭がリング状導体1,2の間に入らない問題点がある。他方、水平に寝た被検体Hの頭がリング状導体1,2の間に入るようにリング状導体1の作るコイル面を水平に向けて置くと、リング状導体1の作るコイル面が垂直静磁場Voに並行になってしまうため、感度が低下する問題点がある。そこで、本発明の目的は、垂直静磁場型MRI装置によって被検体の頭,腕,脚,乳房,足先を撮影するのに好適に用いうるバードケージ・コイルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明は、直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間に被検体の首または手首または足首または腕または脚を通して被検体の頭または手または足または肘または膝を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の首または手首または足首または腕または脚に接触しないように一部の直線状導体を湾曲させて湾曲状導体としたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第1の観点によるバードケージ・コイルでは、一部の直線状導体を湾曲させて湾曲状導体としている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、湾曲状導体の間に被検体の首または手首または足首または腕または脚を通して、被検体の頭または手または足または肘または膝を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、被検体の頭または手または足または肘または膝を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。なお、被検体の肘または膝を撮影するときは、肘を曲げた腕または膝を曲げた脚を湾曲状導体の間に通して、肘または膝を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れる。
【0006】第2の観点では、本発明は、直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間に被検体の首または手首または足首または腕または脚を通して被検体の頭または手または足または肘または膝を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の首または手首または足首または腕または脚に接触しないように1箇所の直線状導体の間隔を12cm以上としたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第2の観点によるバードケージ・コイルでは、1箇所の直線状導体の間隔を12cm以上としている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、前記間隔が12cm以上ある直線状導体の間に被検体の首または手首または足首または腕または脚を通して、被検体の頭または手または足または肘または膝を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、被検体の頭または手または足または肘または膝を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。なお、被検体の肘または膝を撮影するときは、前記間隔が12cm以上ある直線状導体の間に肘を曲げた腕または膝を曲げた脚を通して、肘または膝を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れる。
【0007】第3の観点では、本発明は、上記第1または第2の観点のバードケージ・コイルにおいて、被検体の首または手首または足首または腕または脚が通る部分に相当する前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の各部分にコネクタを設けると共に前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体を可撓性とし、前記コネクタを外し且つ前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体を撓ませることにより被検体の頭または手または足または肘または膝を通せる空間を作れるようにしたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第3の観点によるバードケージ・コイルでは、リング状導体の各部分に設けたコネクタを外し、リング状導体を撓ませることにより、被検体の頭または手または足または肘または膝を通す空間を作ることが出来る。このため、被検体への装着が容易になる。
【0008】第4の観点では、本発明は、上記第1または第2の観点のバードケージ・コイルにおいて、被検体の首または手首または足首または腕または脚が通る部分に相当する前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の各部分にコネクタを設けると共にそれらと反対側の前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の部分にヒンジを設け、前記コネクタを外し且つ前記ヒンジで開くことにより被検体の頭または手または足または肘または膝を通せる空間を作れるようにしたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第4の観点によるバードケージ・コイルでは、リング状導体の各部分に設けたコネクタを外し、ヒンジで開くことにより、被検体の頭または手または足または肘または膝を通す空間を作ることが出来る。このため、被検体への装着が容易になる。
【0009】第5の観点では、本発明は、直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間から対向する前記直線状導体の間へ被検体の頭部または腕または脚を貫通させて被検体の頭部または腕または脚を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の頭部または腕または脚に接触しないように一部の直線状導体を湾曲させて湾曲状導体としたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第5の観点によるバードケージ・コイルでは、一部の直線状導体を湾曲させて湾曲状導体としている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、湾曲状導体の間から間へ被検体の頭部または腕または脚を貫通させて、被検体の頭部または腕または脚を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、被検体の頭部または腕または脚を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。
【0010】第6の観点では、本発明は、直径が20cm以上の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体と等しいか略等しい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたバードケージ・コイルであって、前記直線状導体の間から対向する前記直線状導体の間へ被検体の頭部または腕または脚を貫通通して被検体の頭部または腕または脚を前記第1のリング状導体と前記第2のリング状導体の間に入れたときに前記直線状導体が被検体の頭部または腕または脚に接触しないように対向する2箇所の直線状導体の間隔を12cm以上としたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第6の観点によるバードケージ・コイルでは、対向する2箇所の直線状導体の間隔を12cm以上としている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、前記間隔が12cm以上ある直線状導体の間から間へ被検体の頭部または腕または脚を貫通させて、被検体の頭部または腕または脚を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、被検体の頭部または腕または脚を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。
【0011】第7の観点では、本発明は、直径が20cm以下の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体より小さい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設され且つ全体として椀状になるようにそれぞれが外側に向けて湾曲した複数の湾曲状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第7の観点によるバードケージ・コイルでは、複数の湾曲状導体を用いて全体形状が椀状となるようにしている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、第1のリング状導体が作るコイル面を通して、水平に寝た被検体の乳房を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の乳房を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。
【0012】第8の観点では、本発明は、最大直径が20cm以下の第1のリング状導体と、その第1のリング状導体から所定距離だけ離れて対向し且つ前記第1のリング状導体より小さい直径の第2のリング状導体と、前記第1のリング状導体および前記第2のリング状導体の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第8の観点によるバードケージ・コイルでは、最大直径が20cm以下の第1のリング状導体とそれより小さい直径の第2のリング状導体と複数の直線状導体複数を用いて全体形状が截頭円錐状となるようにしている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、第1のリング状導体が作るコイル面を通して、水平に寝た被検体の足先を第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の足先を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。
【0013】第9の観点では、本発明は、上記第1から第8の観点のバードケージ・コイルにおいて、第1のリング状導体と第2のリング状導体の間に第3のリング状導体を設けたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第9の観点によるバードケージ・コイルでは、第3のリング状導体により電気的特性および機械的特性を補強することが出来る。
【0014】第10の観点では、本発明は、直径が20cm以下のリング状導体と、そのリング状導体から所定距離だけ離れた集中点に向けて前記リング状導体から伸び且つ相互に間隔をあけて設置され且つ全体として椀状になるようにそれぞれが外側に向けて湾曲した複数の湾曲状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第10の観点によるバードケージ・コイルでは、複数の湾曲状導体を用いて全体形状が椀状となるようにしている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、リング状導体が作るコイル面を通して、水平に寝た被検体の乳房をリング状導体と集中点の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の乳房を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。
【0015】第11の観点では、本発明は、最大直径が20cm以下のリング状導体と、そのリング状導体から所定距離だけ離れた集中点に向けて前記リング状導体から伸び且つ相互に間隔をあけて設置され且つ全体として袋状となるようにそれぞれが湾曲部を有する複数の直線状導体とを備えたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第11の観点によるバードケージ・コイルでは、最大直径が20cm以下のリング状導体と湾曲部を有する複数の直線状導体を用いて全体形状が袋状となるようにしている。このため、リング状導体の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイルを置いたとき、リング状導体が作るコイル面を通して、水平に寝た被検体の足先をリング状導体と集中点の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の足先を、高感度に撮影することが出来る。さらに、2つのバードケージ・コイルを部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えるので、良好なSNRを得ることが出来る。
【0016】第12の観点では、本発明は、上記第10または第11の観点のバードケージ・コイルにおいて、前記リング状導体と前記集中点の間に第2のリング状導体を設けたことを特徴とするバードケージ・コイルを提供する。上記第12の観点によるバードケージ・コイルでは、第2のリング状導体により電気的特性および機械的特性を補強することが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0018】−第1の実施形態−図1は、第1の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。図1の(a)に示すように、このバードケージ・コイル11は、直径が約40cmの円形の第1のリング状導体1と、その第1のリング状導体1から約40cm離れて対向し且つ前記第1のリング状導体1と等しい直径の円形の第2のリング状導体2と、前記第1のリング状導体1および前記第2のリング状導体2の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体3と、被検体の首を通すための部分を作るための2本(図では2本であるが、1本でも3本以上でもよい)の湾曲状導体4と、前記被検体の首が通る部分に相当する第1のリング状導体1および第2のリング状導体2の各部分に設けたコネクタ5とを具備してなり、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2は可撓性である。なお、コンデンサCは、ローパス型では直線状導体3および湾曲状導体4に介設され、ハイパス型ではリング状導体1,2に介設される。図1の(b)に示すように、コネクタ5を外し、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2を撓ませることにより、被検体の頭を通す空間を作ることが出来る。
【0019】図2に示すように、撮影時は、上記バードケージ・コイル11は、リング状導体1,2の作るコイル面が、垂直静磁場型MRI装置のマグネットMにより形成される垂直静磁場Voに略直交するように置かれる。そして、図1の(b)に示すように、コネクタ5を外し、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2を撓ませることにより、被検体の頭を通す空間を作り、その空間から、水平に寝た被検体Hの頭を、リング状導体1,2の間に入れ、湾曲状導体4により作られる被検体の首を通すための部分に被検体Hの首を位置合わせし、次いで、コネクタ5を結合する。この時、ヘッドレストhrなどを用いて、被検体Hの頭および首が、上記バードケージ・コイル11のなるべく中心に位置するように、高さを調整する。その後、被検体Hの頭を撮影する。
【0020】上記第1の実施形態のバードケージ・コイル11によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場Voに略直交するようにバードケージ・コイル11を置いたとき、湾曲状導体4の間に被検体Hの首を通して、水平に寝た被検体Hの頭をリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体Hの頭を、高感度に撮影することが出来る。
【0021】なお、直径を変えた2つのバードケージ・コイル11を部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えば、より良好なSNRを得ることが出来る。また、被検体Hの頭を通せる程度に湾曲状導体4を湾曲させれば、コネクタ5を省略してもよい。
【0022】−第2の実施形態−図3は、第2の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル12は、第1の実施形態にかかるバードケージ・コイル11と基本的に同じ構成であるが、コネクタ5の反対側のリング状導体1,2の部分にヒンジ6を設けたものである。コネクタ5を外して、ヒンジ6で開くことにより、被検体Hの頭を通す空間を作ることが出来る。
【0023】上記第2の実施形態のバードケージ・コイル12によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイル12を置いたとき、湾曲状導体4の間に被検体の首を通して、水平に寝た被検体の頭をリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の頭を、高感度に撮影することが出来る。
【0024】−第3の実施形態−図4は、第3の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル13は、直径が約40cmの円形の第1のリング状導体1と、その第1のリング状導体1から約40cm離れて対向し且つ前記第1のリング状導体1と等しい直径の円形の第2のリング状導体2と、前記第1のリング状導体1および前記第2のリング状導体2の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体3と、被検体の首を通すための部分を作るために15cmに間隔を広げた直線状導体3a,3aと、それら直線状導体3a,3aの間に相当する第1のリング状導体1および第2のリング状導体2の各部分に設けたコネクタ5とを具備してなり、第1のリング状導体1および第2のリング状導体2は可撓性である。なお、コンデンサCは、ローパス型では直線状導体3に介設され、ハイパス型ではリング状導体1,2に介設される。
【0025】上記第3の実施形態のバードケージ・コイル13によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイル13を置いたとき、直線状導体3a,3aの間に被検体の首を通して、水平に寝た被検体の頭をリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の頭を、高感度に撮影することが出来る。
【0026】−第4の実施形態−図5は、第4の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル14は、直径が約30cmの円形の第1のリング状導体1と、その第1のリング状導体1から約30cm離れて対向し且つ前記第1のリング状導体1と等しい直径の円形の第2のリング状導体2と、前記第1のリング状導体1および前記第2のリング状導体2の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体3と、被検体の腕や脚を貫通させる部分を作るための4本(図では4本であるが、2本でも3本以上でもよい)の湾曲状導体4a,4a,4b,4bとを具備してなる。なお、コンデンサCは、ローパス型では直線状導体3および湾曲状導体4a,4bに介設され、ハイパス型ではリング状導体1,2に介設される。
【0027】図6に示すように、撮影時は、上記バードケージ・コイル14は、リング状導体1,2の作るコイル面が、垂直静磁場型MRI装置のマグネットMにより形成される垂直静磁場Voに略直交するように置かれる。そして、被検体Hの腕や脚を、湾曲状導体4a,4aから湾曲状導体4b,4bへ貫通させるようにしてリング状導体1,2の間に入れる。この時、マットmtなどを用いて、被検体Hの腕や脚が、上記バードケージ・コイル14のなるべく中心に位置するように、高さを調整する。その後、被検体Hの腕(特に肘)や脚(特に膝)を撮影する。
【0028】上記第4の実施形態のバードケージ・コイル14によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場Voに略直交するようにバードケージ・コイル14を置いたとき、湾曲状導体4a,4a,4b,4bを貫通させて被検体Hの腕や脚をリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、被検体Hの腕や脚を、高感度に撮影することが出来る。
【0029】なお、直径を変えた2つのバードケージ・コイル14を部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えば、より良好なSNRを得ることが出来る。
【0030】−第5の実施形態−図7は、第5の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル15は、直径が約30cmの円形の第1のリング状導体1と、その第1のリング状導体1から約30cm離れて対向し且つ前記第1のリング状導体1と等しい直径の円形の第2のリング状導体2と、前記第1のリング状導体1および前記第2のリング状導体2の間に相互に間隔をあけて架設された複数の直線状導体3と、被検体の腕や脚を貫通させる部分を作るために約20cmに間隔を広げた直線状導体3a,3a,3b,3bとを具備してなる。なお、コンデンサCは、ローパス型では直線状導体3,3a,3a,3b,3bに介設され、ハイパス型ではリング状導体1,2に介設される。
【0031】上記第5の実施形態のバードケージ・コイル15によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイル15を置いたとき、直線状導体3a,3a,3b,3bを貫通させて被検体Hの腕や脚をリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、被検体Hの腕や脚を、高感度に撮影することが出来る。
【0032】−第6の実施形態−図8は、第6の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル16は、直径が約15cmの円形の第1のリング状導体1と、その第1のリング状導体1から約12cm離れて対向し且つ直径が約5cmの円形の第2のリング状導体2と、前記第1のリング状導体1および前記第2のリング状導体2の間に相互に間隔をあけて架設され且つ全体として椀状になるようにそれぞれが外側に向けて湾曲した複数の湾曲状導体4とを具備してなる。なお、コンデンサCは、ローパス型では湾曲状導体4に介設され、ハイパス型ではリング状導体1,2に介設される。
【0033】図9に示すように、撮影時は、上記バードケージ・コイル16は、リング状導体1,2の作るコイル面が、垂直静磁場型MRI装置のマグネットにより形成される垂直静磁場Voに略直交するように置かれる。そして、上記バードケージ・コイル16の周りにマットmtを置き、そのマットmtの上に俯きに寝た被検体の乳房Tを、第1のリング状導体1からリング状導体1,2の間に入れ、被検体の乳房Tを撮影する。
【0034】上記第6の実施形態のバードケージ・コイル16によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場Voに略直交するようにバードケージ・コイル16を置いたとき、第1のリング状導体1から水平に寝た被検体の乳房Tをリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の乳房Tを、高感度に撮影することが出来る。
【0035】なお、2つのバードケージ・コイル16を部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えば、より良好なSNRを得ることが出来る。また、左右の乳房用に2つのバードケージ・コイル16を並べて、フェーズド・アレイ(phased array)化してもよい。
【0036】−第7の実施形態−図10は、第7の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル17は、直径が約15cmの円形のリング状導体1と、そのリング状導体1の中央から約12cm離れた集中点Pに向けて前記リング状導体1から伸び且つ相互に間隔をあけて設置され且つ全体として椀状になるようにそれぞれが外側に向けて湾曲した複数の湾曲状導体4とを具備してなる。なお、コンデンサCは、ローパス型では湾曲状導体4に介設され、ハイパス型ではリング状導体1に介設される。
【0037】上記第7の実施形態のバードケージ・コイル17によれば、リング状導体1の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイル17を置いたとき、リング状導体1から水平に寝た被検体の乳房をリング状導体1と集中点Pの間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の乳房を、高感度に撮影することが出来る。
【0038】なお、2つのバードケージ・コイル17を部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えば、より良好なSNRを得ることが出来る。また、左右の乳房用に2つのバードケージ・コイル17を並べて、フェーズドアレイ化してもよい。
【0039】−第8の実施形態−図11は、第8の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル18は、前記第6の実施形態にかかるバードケージ・コイル16と基本的に同じ構成であるが、リング状導体1,2の間に第3のリング状導体7を設けたものである。前記第3のリング状導体7により、電気的特性および機械的特性を補強することが出来る。
【0040】上記第8の実施形態のバードケージ・コイル18によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイル18を置いたとき、第1のリング状導体1から水平に寝た被検体の乳房をリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の乳房を、高感度に撮影することが出来る。
【0041】なお、2つのバードケージ・コイル18を部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えば、より良好なSNRを得ることが出来る。また、左右の乳房用に2つのバードケージ・コイル18を並べて、フェーズドアレイ化してもよい。
【0042】−第9の実施形態−図12は、第9の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル19は、長軸直径が約12cm,短軸直径が約6cmの楕円形の第1のリング状導体1と、その第1のリング状導体1から約10cm離れて対向し且つ長軸直径が約10cm,短軸直径が約5cmの楕円形の第2のリング状導体2と、前記第1のリング状導体1および前記第2のリング状導体2の間に相互に一定間隔をあけて架設された複数の直線状導体3とを具備してなる。なお、コンデンサCは、ローパス型では直線状導体3に介設され、ハイパス型ではリング状導体1,2に介設される。
【0043】図13に示すように、撮影時は、上記バードケージ・コイル19は、リング状導体1,2の作るコイル面が、垂直静磁場型MRI装置のマグネットにより形成される垂直静磁場Voに略直交するように置かれる。そして、水平に寝た被検体の足先Fを、第1のリング状導体1からリング状導体1,2の間に入れ、被検体の足先Fを撮影する。また、踵にソレノイド・コイルSC1を設置し、さらに足首の周りにソレノイド・コイルSC2を設置し、これらを組み合わせてフェーズド・アレイ化し、足全体を撮影する。このとき、ソレノイド・コイルSC1は、低入力インピーダンス・アンプ等を用いてカップリングを少なくすることが出来る。このため、踵を挟むように1対のソレノイド・コイルSC1を設置するのが望ましい。
【0044】上記第9の実施形態のバードケージ・コイル19によれば、リング状導体1,2の作るコイル面が垂直静磁場Voに略直交するようにバードケージ・コイル19を置いたとき、第1のリング状導体1から水平に寝た被検体の足先Fをリング状導体1,2の間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の足先Fを、高感度に撮影することが出来る。
【0045】なお、図14に示すように、2つのバードケージ・コイル19を部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えば、より良好なSNRを得ることが出来る。
【0046】−第10の実施形態−図15は、第10の実施形態にかかるバードケージ・コイルの斜視概略図である。このバードケージ・コイル20は、長軸直径が約12cm,短軸直径が約6cmの楕円形のリング状導体1と、そのリング状導体1の中央から約15cm離れた集中点Pに向けて前記リング状導体1から伸び且つ相互に間隔をあけて設置され且つ全体として袋状となるようにそれぞれが湾曲部を有する複数の直線状導体8とを備えてなる。なお、コンデンサCは、ローパス型では直線状導体8に介設され、ハイパス型ではリング状導体1に介設される。
【0047】上記第10の実施形態のバードケージ・コイル20によれば、リング状導体1の作るコイル面が垂直静磁場に略直交するようにバードケージ・コイル20を置いたとき、リング状導体1から水平に寝た被検体の足先をリング状導体1と集中点Pの間に入れることが出来る。従って、垂直静磁場型MRI装置により、水平に寝た被検体の足先を、高感度に撮影することが出来る。
【0048】なお、2つのバードケージ・コイル20を部分的に重ねて4チャンネル・クォドラチャー合成を行えば、より良好なSNRを得ることが出来る。また、ソレノイド・コイルと組み合わせてフェーズドアレイ化してもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明のバードケージ・コイルによれば、垂直静磁場型MRI装置によって被検体の頭,腕(特に肘),脚(特に膝),乳房,足先を好適に撮影することが出来る。
【出願人】 【識別番号】000121936
【氏名又は名称】ジーイー横河メディカルシステム株式会社
【出願日】 平成11年11月19日(1999.11.19)
【代理人】 【識別番号】100095511
【弁理士】
【氏名又は名称】有近 紳志郎
【公開番号】 特開2001−145608(P2001−145608A)
【公開日】 平成13年5月29日(2001.5.29)
【出願番号】 特願平11−329367