| 【発明の名称】 |
バイプレーン血管撮影・CT装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】飯塚 鮮一
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| 【要約】 |
【課題】正面方向プレーンおよび側面方向プレーンで同時血管撮影することとCT撮影することとを交互に実行でき且つ被検体に不快感を与えず安全性も向上したバイプレーン血管撮影・CT装置を提供する。
【解決手段】正面方向アーム20およびCTガントリ40に加えて、側面方向プレーンでの血管撮影を行うための側面方向アーム30を備える。また、血管撮影する時は、CTガントリ40を血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、正面方向アーム20および側面方向アーム30を血管撮影位置へ移動させると共に、CT撮影する時は、正面方向アーム20および側面方向アーム30をCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、CTガントリ40をCT撮影位置へ移動させる制御装置50を備えた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被検体を寝かせる天板と、その天板に寝かせた被検体を垂直方向に挟んで血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた正面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体を水平方向に血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた側面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体をCT撮影するためのX線管およびX線検出器を備えたCTガントリと、操作者の指示に基づいて前記CTガントリを血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記正面方向アームおよび前記側面方向アームを血管撮影位置へ移動させると共に操作者の指示に基づいて前記正面方向アームおよび前記側面方向アームをCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記CTガントリをCT撮影位置へ移動させる制御手段とを具備したことを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置。 【請求項2】 被検体を寝かせる天板と、その天板に寝かせた被検体を垂直方向に挟んで血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた正面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体を水平方向に血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた側面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体をCT撮影するためのX線管およびX線検出器を備えたCTガントリと、前記天板をその長手方向に水平移動可能とする天板移動手段と、前記正面方向アームを所定の軸を回動軸として回動可能とする正面方向アーム回動手段と、前記側面方向アームを所定の方向に移動可能とする側面方向アーム移動手段と、前記CTガントリを所定の方向に移動可能とするCTガントリ移動手段とを具備したことを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置。 【請求項3】 請求項2に記載のバイプレーン血管撮影・CT装置において、前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを前記天板の長手方向に水平移動させ、前記CTガントリ移動手段が、前記CTガントリを前記天板の横手方向に水平移動させることを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置。 【請求項4】 請求項2に記載のバイプレーン血管撮影・CT装置において、前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを前記天板の横手方向に水平移動させ、前記CTガントリ移動手段が、前記CTガントリを前記天板の長手方向に水平移動させることを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置。 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれかに記載のバイプレーン血管撮影・CT装置において、前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを天板の長手方向を回動軸として回動させることを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置。 【請求項6】 請求項2から請求項5のいずれかに記載のバイプレーン血管撮影・CT装置において、前記CTガントリ移動手段が、前記CTガントリを水平回動することを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置。 【請求項7】 請求項2から請求項6のいずれかに記載のバイプレーン血管撮影・CT装置において、前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを水平回動することを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、バイプレーン血管撮影・CT装置に関し、さらに詳しくは、被検体を正面−背面方向に見た正面方向および左手−右手方向に見た側面方向の2つのプレーン(バイプレーン:biplane)で同時血管撮影することとCT撮影することを交互に実行できると共に被検体に不快感を与えず安全性も向上したバイプレーン血管撮影・CT装置に関する。 【0002】 【従来の技術】欧州特許公開第EP0919185A1号公報には、被検体を寝かせる天板と、その天板に寝かせた被検体を垂直方向に挟んで血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた正面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体をCT撮影するためのX線管およびX線検出器を備えたCTガントリと、前記天板を水平移動可能とする天板移動手段とを具備した血管撮影・CT装置が開示されている。前記血管撮影・CT装置によれば、前記天板をその長手方向に移動する天板移動手段により前記天板を前記正面方向アームの位置に移動することにより正面方向プレーンで血管撮影することが出来る。また、前記天板移動手段により前記天板を前記CTガントリの位置に移動することによりCT撮影することが出来る。よって、前記天板を交互に移動することにより、正面方向プレーンで血管撮影することとCT撮影することとを、例えば5分間毎に、交互に実行することが出来る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前述のような血管撮影においては、前記の正面方向プレーン以外に、被検体を水平方向に挟んで側面方向プレーンで血管撮影を行うことがある。このため、正面方向プレーンと側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影とCT撮影とを交互に実行できる装置の出現が望まれている。しかし、2方向血管造影撮影においては、正面方向アームと側面方向アームの2方向があり、ただ単に、CTとこれらバイプレーン装置を天板長手方向に並べると、天井走行する側面方向のアームとCTガントリが干渉してしまう。そこで、CTを患者テーブルを挟んだバイプレーン装置の反対の位置(180度)、或いは90度の位置に配置し、天板を回転させると共に装置間で天板を長手方向に移動させて、各装置に対応可能とするようにしている。ところが、上記のようにすると被検体に造影剤を注入するためのカテーテルを装着したまま天板を回転させることとなり、被検者危険及び負担が生じる可能性がある。そこで、本発明では、正面方向アーム及び側面方向アームの2方向のアームでの同時血管撮影とCT撮影とを交互に実行するとともに、被検体に不快感を与えず、安全性も向上したバイプレーン血管撮影・CT装置を提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明は、被検体を寝かせる天板と、その天板に寝かせた被検体を垂直方向に挟んで血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた正面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体を水平方向に血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた側面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体をCT撮影するためのX線管およびX線検出器を備えたCTガントリと、操作者の指示に基づいて前記CTガントリを血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記正面方向アームおよび前記側面方向アームを血管撮影位置へ移動させると共に操作者の指示に基づいて前記正面方向アームおよび前記側面方向アームをCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記CTガントリをCT撮影位置へ移動させる制御手段とを具備したことを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置を提供する。上記第1の観点によるバイプレーン血管撮影・CT装置では、正面方向アームおよびCTガントリに加えて、側面方向プレーンでの血管撮影を行うための側面方向アームを備えた。これにより、正面方向プレーンおよび側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影が可能になる。また、血管撮影する時は、CTガントリを血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、正面方向アームおよび側面方向アームを血管撮影位置へ移動させると共に、CT撮影する時は、正面方向アームおよび側面方向アームをCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、CTガントリをCT撮影位置へ移動させるようにした。これにより、天板の移動を最小限にしても、正面方向アームおよび側面方向アームとCTガントリの干渉を回避でき、正面方向プレーン及び側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影とCT撮影とが交互に実行される。さらには、天板が移動する必要がなく、被検体に不快感を与えることが防止され、また、安全性も向上する。 【0005】第2の観点では、本発明は、被検体を寝かせる天板と、その天板に寝かせた被検体を垂直方向に挟んで血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた正面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体を水平方向に血管撮影するためのX線管およびX線受像装置を備えた側面方向アームと、前記天板に寝かせた被検体をCT撮影するためのX線管およびX線検出器を備えたCTガントリと、前記天板をその長手方向に水平移動可能とする天板移動手段と、前記正面方向アームを所定の軸を回動軸として回動可能とする正面方向アーム回動手段と、前記側面方向アームを所定の方向に移動可能とする側面方向アーム移動手段と、前記CTガントリを所定の方向に移動可能とするCTガントリ移動手段とを具備したことを特徴とするバイプレーン血管撮影・CT装置を提供する。上記第2の観点によるバイプレーン血管撮影・CT装置では、正面方向アームおよびCTガントリに加えて、側面方向プレーンでの血管撮影を行うための側面方向アームを備えた。これにより、正面方向プレーンおよび側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影が可能になる。また、上記のような構成とすることにより特にCTガントリと正面方向アーム及び側面方向アームの干渉は抑えられる。すなわち、CTガントリを血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ側面方向アームを血管撮影位置へ移動させることが出来ると共に、正面方向アームおよび側面方向アームをCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つCTガントリをCT撮影位置へ移動させることが出来るので、天板の移動を最小限にしても、正面方向アームおよび側面方向アームとCTガントリの干渉を回避できる。よって、天板の移動により被検体に不快感を与えることを防止できる。 【0006】前記CTガントリを血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させる指示を操作者が入力するためのスイッチを前記制御手段に設けるのが好ましい。また、前記正面方向アームおよび前記側面方向アームを血管撮影位置へ移動させる指示を操作者が入力するためのスイッチを前記制御手段に設けるのが好ましい。あるいは、前記CTガントリを血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記正面方向アームおよび前記側面方向アームを血管撮影位置へ移動させる指示を操作者が入力するためのスイッチを前記制御手段に設けるのが好ましい。 【0007】また、前記正面方向アームおよび前記側面方向アームをCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させる指示を操作者が入力するためのスイッチを前記制御手段に設けるのが好ましい。また、前記CTガントリをCT撮影位置へ移動させる指示を操作者が入力するためのスイッチを前記制御手段に設けるのが好ましい。あるいは、前記正面方向アームおよび前記側面方向アームをCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記CTガントリをCT撮影位置へ移動させる指示を操作者が入力するためのスイッチを前記制御手段に設けるのが好ましい。 【0008】前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを前記天板の長手方向に水平移動させ、前記CTガントリ移動手段が、前記CTガントリを前記天板の横手方向に水平移動させる、ようにしてもよい。また、前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを前記天板の横手方向に水平移動させ、前記CTガントリ移動手段が、前記CTガントリを前記天板の長手方向に水平移動させる、ようにしてもよい。また、前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを天板の長手方向を回動軸として回動させる、ようにしてもよい。また、前記CTガントリ移動手段が、前記CTガントリを水平回動する、ようにしてもよい。また、前記側面方向アーム移動手段が、前記側面方向アームを水平回動する、ようにしてもよい。 【0009】前記天板は、被検体の乗り降りを楽にするために、昇降可能とするのが好ましい。前記天板は、被検体の乗り降りを楽にするために、水平回転可能とするのが好ましい。 【0010】前記側面方向アームを天井へ跳ね上げてCTガントリとの干渉を回避するようにしてもよい。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図に示す発明の実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。 【0012】−第1実施形態−図1は、本発明の第1実施形態にかかるバイプレーン血管撮影・CT装置100の斜視図である。このバイプレーン血管撮影・CT装置100は、被検体を寝かせる天板11およびその天板11を長手方向に水平移動させうると共に昇降させうる天板駆動装置12を備えた撮影テーブル装置10と、前記天板11に寝かせた被検体を垂直方向に挟んで血管撮影するためのX線管22およびX線受像装置21を備えた正面方向アーム20と、前記天板11に寝かせた被検体を水平方向に血管撮影するためのX線管32およびX線受像装置31を備えた側面方向アーム30と、前記天板11に寝かせた被検体をCT撮影するためのX線管41およびX線検出器42を備えたCTガントリ40と、操作者の指示に基づいて図3に示すような前記CTガントリ40を血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記正面方向アーム20および前記側面方向アーム30を同図に示すような血管撮影位置へ移動させると共に、操作者の指示に基づいて図5に示すような前記正面方向アーム20および前記側面方向アーム30をCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ且つ前記CTガントリ40を同図に示すようなCT撮影位置へ移動させる制御装置50とを具備している。 【0013】前記正面方向アーム20のX線管22およびX線受像装置21は、フロンタルCアーム23の両端にそれぞれ取り付けられている。前記フロンタルCアーム23は、床面に設置された水平回転台24に支持されている。また、前記フロンタルCアーム23は、その円弧に沿って回動可能である。 【0014】前記側面方向アーム30のX線管32およびX線受像装置31は、ラテラルCアーム33の両端にそれぞれ取り付けられている。前記ラテラルCアーム33は、天井から吊設された天井レール35に支持されており、その天井レール35に沿って水平移動可能である。ここで、天井レール35は、天板11の長手方向に延設されている。つまり、前記ラテラルCアーム33は、天板11の長手方向に水平移動可能である。また、前記ラテラルCアーム33は、その円弧に沿って回動可能である。 【0015】前記CTガントリ40は、床面に敷設された床面レール45に支持されており、その床面レール45に沿って水平移動可能である。ここで、床面レール45は、天板11の横手方向に延設されている。つまり、前記CTガントリ40は、天板11の横手方向に水平移動可能である。すなわち本例においては、側面方向アーム30は天板11の長手方向に水平移動し、CTガントリ40は天板11の横手方向に水平移動するようになされている。 【0016】前記制御装置50は、天板11の位置,角度,高さ、正面方向アーム20の位置,角度、側面方向アーム30の位置,角度、CTガントリ40の位置,チルト角を常にモニタする監視機能を有しており、装置および被検体を安全に保つようにインターロック制御し、必要に応じてアラーム表示や操作ガイドを行う。 【0017】図2は、前記制御装置50が実行するバイプレーン血管撮影時移動処理のフロー図である。ステップB1では、前記制御装置50に設けてあるCTガントリパーキング位置移動スイッチを、操作者が押す。ステップB2では、CTガントリ40を図3に示すように天板11が長手方向に移動しても衝突することがなく、天板11の横手方向で天板11から所定の距離離れた位置であるCTガントリパーキング位置に移動するのに当該CTガントリ40が正面方向アーム20や側面方向アーム30や天板11と干渉するか否か判定し、干渉しない場合はステップB3へ進み、干渉する場合はステップB7へ進む。ステップB3では、CTガントリ40を図3に示すようなCTガントリパーキング位置に移動する。ステップB4では、CTガントリ40が図3に示すようなCTガントリパーキング位置に移動したことを操作者が確認し、前記制御装置50に設けてある正面方向アーム・側面方向アーム移動スイッチを、操作者が押す。ステップB5では、正面方向アーム20および側面方向アーム30を図3に示すように天板11を垂直方向及び水平方向にはさみ込むようなバイプレーン血管撮影位置に移動するのに当該正面方向アーム20および側万方向アーム30をCTガントリ40や天板11と干渉するか否か判定し、干渉しない場合はステップB6へ進み、干渉する場合はステップB7へ進む。ステップB6では、正面方向アーム20および側面方向アーム30を図3に示すバイプレーン血管撮影位置に移動する。そして、処理を終了する。ステップB7では、干渉があるため移動できない旨の警告を表示する。そして、処理を終了する。 【0018】図3は、CTガントリ40がCTガントリパーキング位置に移動し且つ正面方向アーム20および側面方向アーム30がバイプレーン血管撮影位置に移動した状態の斜視図である。CTガントリ40がCTガントリパーキング位置に移動しているため、側面方向アーム30がCTガントリ40と干渉せずにバイプレーン血管撮影位置に移動できる。そして、このバイプレーン血管撮影位置で、正面方向アーム20が正面方向プレーンでの血管撮影を行い、側面方向アーム30が側面方向プレーンでの血管撮影を行う。すなわち、正面方向プレーンおよび側面方向プレーンの2つのプレーンで同時血管撮影できる。 【0019】図4は、前記制御装置50が実行するCT撮影時移動処理のフロー図である。ステップC1では、前記制御装置50に設けてある正面方向アーム・側面方向アームパーキング位置移動スイッチを、操作者が押す。ステップC2では、正面方向アーム20および側面方向アーム30を図5に示すような天板11の長手方向であってCT撮影に邪魔にならない位置である正面方向アーム・側面方向アームパーキング位置に移動するのに当該正面方向アーム20及び側万方向アーム30やCTガントリ40や天板11と干渉するか否か判定し、干渉しない場合はステップC3へ進み、干渉する場合はステップC7へ進む。ステップC3では、正面方向アーム20および側面方向アーム30を図5に示す正面方向アーム・側面方向アームパーキング位置に移動する。ステップC4では、正面方向アーム20および側面方向アーム30が図5に示す正面方向アーム・側面方向アームパーキング位置に移動したことを操作者が確認し、前記制御装置50に設けてあるCTガントリ移動スイッチを、操作者が押す。ステップC5では、CTガントリ40を図5に示すような天板11の長手方向にあるCT撮影位置に移動するのに当該CTガントリ40が正面方向アーム20や側面方向アーム30や天板11と干渉するか否か判定し、干渉しない場合はステップC6へ進み、干渉する場合はステップC7へ進む。ステップC6では、CTガントリ40を図5に示すCT撮影位置に移動する。そして、処理を終了する。ステップC7では、干渉があるため移動できない旨の警告を表示する。そして、処理を終了する。 【0020】図5は、正面方向アーム20および側面方向アーム30が正面方向アーム・側面方向アームパーキング位置に移動し且つCTガントリ40がCT撮影位置に移動した状態の斜視図である。正面方向アーム20および側面方向アーム30が正面方向アーム・側面方向アームパーキング位置に移動しているため、CTガントリ40が正面方向アーム20および側面方向アーム30と干渉せずにCT撮影位置に移動できる。そして、このCT撮影位置で、CTガントリ40によりCT撮影を行うことが出来る。 【0021】上記第1実施形態のバイプレーン血管撮影・CT装置100によれば、正面方向アーム20およびCTガントリ40に加えて、側面方向プレーンでの血管撮影を行うための側面方向アーム30を備えたため、正面方向プレーンおよび側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影が可能になる。また、血管撮影する時は、CTガントリ40を血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、正面方向アーム20および側面方向アーム30を血管撮影位置へ移動させると共に、CT撮影する時は、正面方向アーム20および側面方向アーム30をCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、CTガントリ40をCT撮影位置へ移動させるようにしたため、天板11の移動を最小限にしても、正面方向アーム20および側面方向アーム30とCTガントリ40の干渉を回避でき、正面方向プレーン及び側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影とCT撮影とを交互に実行できる。さらには、天板11の移動が最小限であるため、被検体に不快感を与えることが防止され、また、安全性も向上する。 【0022】−第2実施形態−図6は、本発明の第2実施形態にかかるバイプレーン血管撮影・CT装置300の斜視図である。このバイプレーン血管撮影・CT装置300は、第1実施形態のバイプレーン血管撮影・CT装置100と略同様の構成を有するため同様の構成を有する部分は説明を省略する。本実施形態では特にX線管132,X線受像装置131,ラテラルCアーム133よりなる側面方向アーム130が天井レール135に沿って天板11の横手方向に水平移動し、X線管141,X線検出器142を備えたCTガントリ140が天板11の長手方向に水平移動するようになっている。このような構成にしても、正面方向アーム20およびCTガントリ140に加えて、側面方向プレーンでの血管撮影を行うための側面方向アーム130を備えたため、正面方向プレーンおよび側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影が可能になる。また、血管撮影する時は、CTガントリ140を血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、正面方向アーム20および側面方向アーム130を血管撮影位置へ移動させると共に、CT撮影する時は、正面方向アーム20および側面方向アーム130をCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、CTガントリ140をCT撮影位置へ移動させるようにしたため、天板11の移動を最小限にしても、正面方向アーム20および側面方向アーム130とCTガントリ140の干渉を回避でき、正面方向プレーン及び側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影とCT撮影とを交互に実行できる。さらには、天板11の移動が最小限であるため、被検体に不快感を与えることが防止され、また、安全性も向上する。 【0023】−第3実施形態−図7は、本発明の第3実施形態にかかるバイプレーン血管撮影・CT装置400の斜視図である。このバイプレーン血管撮影・CT装置400は、第1実施形態のバイプレーン血管撮影・CT装置100と略同様の構成を有するため同一部分については説明を省略する。本実施例では特に円弧状の床面レール246に沿って、X線管241とX線検出器242を備えたCTガントリ240が、図7に示すような天板11が長手方向に移動しても衝突することがなく、天板11から横手方向に所定の距離離れた位置であるCTガントリパーキング位置とCT撮影可能な図示しないCT撮影位置の間を、水平回動移動するようになっている。 【0024】−他の実施形態−また、本発明においては、天井レールを円弧状とし、円弧状の天井レールに沿って、側面方向アームが、側面方向アームパーキング位置と血管撮影位置の間を、水平回動移動するようにしてもよい。 【0025】 【発明の効果】本発明のバイプレーン血管撮影・CT装置によれば、正面方向アームおよびCTガントリに加えて、側面方向プレーンでの血管撮影を行うための側面方向アームを備えたため、正面方向プレーンおよび側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影が可能になる。また、血管撮影する時は、CTガントリを血管撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、正面方向アームおよび側面方向アームを血管撮影位置へ移動させると共に、CT撮影する時は、正面方向アームおよび側面方向アームをCT撮影の邪魔にならない位置へ退避させ、且つ、CTガントリをCT撮影位置へ移動させるようにしたため、天板の移動を最小限にしても、正面方向アームおよび側面方向アームとCTガントリの干渉を回避でき、正面方向プレーン及び側面方向プレーンの2つのプレーンでの同時血管撮影とCT撮影とを交互に実行できる。さらには、天板の移動が最小限であるため、被検体に不快感を与えることが防止され、また、安全性も向上する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300019238 【氏名又は名称】ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー
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| 【出願日】 |
平成11年11月12日(1999.11.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095511 【弁理士】 【氏名又は名称】有近 紳志郎
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| 【公開番号】 |
特開2001−137221(P2001−137221A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月22日(2001.5.22) |
| 【出願番号】 |
特願平11−321928 |
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