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【発明の名称】 眼圧計
【発明者】 【氏名】今井 正

【要約】 【課題】

【解決手段】プリズム触子と、該プリズム触子に連結している眼圧計本体と、該本体に取り付けられたダイヤル式眼圧目盛部とからなる眼圧計において、該ダイヤル式眼圧目盛部の上方の眼圧計本体側面に、眼圧目盛部を照明する照明装置を備えたことを特徴とする眼圧計。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プリズム触子(1)と、該プリズム触子に連結している眼圧計本体(2)と、該本体に取り付けられたダイヤル式眼圧目盛部(3)とからなる眼圧計において、該ダイヤル式眼圧目盛部の上方の眼圧計本体側面に、眼圧目盛部を照明する照明装置(4)を備えたことを特徴とする眼圧計。
【請求項2】 照明装置が、本体から着脱可能であり、且つ照明光源が白色光を発光する光半導体素子からなる請求項1に記載の眼圧計。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼圧測定に際し、眼圧測定値を表示する眼圧目盛部の数値の読み取り容易にした眼圧計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、多くの病院の眼科においては、眼の疾病やその他の疾病を診察する手段として眼圧計が使用されている。この眼圧計は、図5に示すように、プリズム触子1と、該プリズム触子1に連結している眼圧計本体2と、該本体2に取り付けられたダイヤル式眼圧目盛部3とから構成されている。使用に際しては、この眼圧計本体2をマイクロスコープ5に取り付け、マイクロスコープ5とプリズム触子1を水平方向の同一位置に調整し、プリズム触子1の先端を被験者の角膜表面に押し当て、その圧力を眼圧計本体2に伝達させて、本体側面に取り付けられたダイヤル式眼圧目盛部3を所定の位置まで回転させ、眼圧目盛部3に付されている数値により眼圧を測定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記眼圧計による眼圧測定は、室内の光が眼圧測定の障害になるために、通常薄暗い検査室において行なわれており、検査者は、マイクロスコープ5により被検者の眼を観察しながら、ダイヤル式眼圧目盛部3を操作して適正な位置に回転させられた眼圧目盛部3の目盛を読み取っている。このような状況下では、目盛が読み取りずらく、眼圧測定を誤る恐れがあるという問題がある。従って、本発明の目的は、検査者が、測定した眼圧を表示する眼圧目盛部の数値が読み取り易い眼圧計を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、プリズム触子1と、該プリズム触子に連結している眼圧計本体2と、該本体に取り付けられたダイヤル式眼圧目盛部3とからなる眼圧計において、該ダイヤル式眼圧目盛部の上方の眼圧計本体側面に、眼圧目盛部を照明する照明装置4を備えたことを特徴とする眼圧計を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の眼圧計の全体を示す斜視図であり、本発明の眼圧計は、眼圧計本体2の側面であって、且つダイヤル式眼圧目盛部3の上方に、眼圧目盛部3の数値10を照明する照明装置4を備えていることが特徴であり、プリズム触子1、眼圧計本体2、ダイヤル式眼圧目盛部3、マイクロスコープ5との係合部14、その他の構成は公知のものである。例えば、Haag-Streit A.G.社製の「Goldmann Applanation Tonometer」として市販されている眼圧計に応用することができ、他の同様な眼圧計にも本発明を適用することができる。
【0006】従って以下本発明の特徴部分である照明装置4を主として説明する。照明装置4は、図1に示すように箱形のハウジング11に包まれており、図4に示すように、内部には電源6である電池と光源7とが配線され、その間には光源のON−OFFを行なうスイッチ8が設けられている。使用する電池は、いかなる電池でもよいが、小型であることが望ましいのでボタン式のリチウム電池等が好ましく使用される。好適実施例の照明装置4の回路図の仕様を図4に示す。光源7としては豆電球でもよいが、耐久性及び照度の点からは白色光を発光する光半導体素子(LED)が好適である。この光源7はダイヤル式眼圧目盛部3に設けられている指標8近辺の数字を照明するように、照明装置4の下部において上記数値方向に向けられている。
【0007】上記照明装置4は、眼圧計本体2の側面に固定されていてもよく、又、着脱自在であってもよい。図2に示す実施例は、照明装置4が眼圧計本体2から着脱可能になっている。例えば、照明装置4と目盛部3とを拡大して示す図3に示すように、照明装置4のハウジング11の裏側の上下には照明装置4を着脱可能にするのガイド片12が設けられ、一方、眼圧計本体2の側面には、図2に示すように上記ガイド片12が挿入及びスライド可能な着脱溝13が形成され、図2の矢印に示すようにして、照明装置4が眼圧計本体2に着脱自在に取り付けられる。
【0008】次に本発明の眼圧計の動作について説明する。図1は本発明の眼圧計がマイクロスコープ5から取り外されている状態を示している。図1に示すように、眼圧計に設けられた係合部14を用いてマイクロスコープ5の係合部15とを係合させることにより、マイクロスコープ5と眼圧計のプリズム触子1との測定位置が決定される。この状態で、プリズム触子1の先端を被検者の角膜に接触させ、ダイヤル式眼圧目盛部3を、その数値0からプラスの数字になる方向に回転させることによって、眼圧計のプリズム触子1の先端は角膜に押圧され、一定の圧力になった点が被検者の眼圧であり、その時のダイヤル3と指標9(図3)が一致している数値10が被検者の眼圧である。この時照明装置4の光源はONの状態になっており、眼圧目盛部3の指標9が設けられている近傍を照明している。従って検査室が薄暗がりであっても、検査者はダイヤル3の数値10を明瞭に読み取ることが可能である。検査が終了した時点でスイッチ8を作動させて光源をOFF状態にする。
【0009】
【発明の効果】以上の本発明によれば、検査者が、眼圧を表示する眼圧目盛部の数値を読み取り易い眼圧計を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】591281895
【氏名又は名称】株式会社イナミ
【出願日】 平成11年11月5日(1999.11.5)
【代理人】 【識別番号】100077698
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 勝広 (外1名)
【公開番号】 特開2001−128941(P2001−128941A)
【公開日】 平成13年5月15日(2001.5.15)
【出願番号】 特願平11−315945