| 【発明の名称】 |
体脂肪計 |
| 【発明者】 |
【氏名】野添 由照
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| 【要約】 |
【課題】小型にして計測の再現性に優れ、測定誤差の少ない体脂肪計を提供する。
【解決手段】手の平大の矩形平盤型ケース本体10に露出する一対の電流供給電極20および一対の電圧検出電極22と、ケース本体に内蔵された、電圧検出電極20間のインピーダンスを計測する計測手段24および計測手段24で得られたインピーダンスから体脂肪率を演算するCPU26と、ケース本体上面10aの左右方向略中央部に設けられた表示部12、を備えた体脂肪計である。親指がケース本体上面10aを、その他の指がケース本体下面10bを支えて、両手で体脂肪計の左右両側部をつかむように保持した場合における、人差し指が当たるケース本体下面10a所定位置に電流供給電極20を配置し、左右の手の平の略中央部(筋肉組織が多く電気を通しやすい部位で、体内電流経路上にある部位)が当たるケース本体左右両側面10e,10f所定位置に電圧検出電極22を配置して、計測の再現性を高め、測定誤差が少なく、正確なインピーダンス計測を可能にする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 手の平大の矩形またはほぼ円形の平盤型ケース本体の外表面に露出する左右一対の電流供給電極および左右一対の電圧検出電極と、前記ケース本体に内蔵された、前記電圧検出電極間のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段および前記インピーダンス計測手段で得られたインピーダンスから体脂肪率を演算する演算手段と、前記ケース本体上面の左右方向略中央部に設けられ、前記演算手段が演算した体脂肪率を表示する表示部と、を備えた体脂肪計であって、親指がケース本体上面を、その他の指がケース本体下面をそれぞれ支えて、両手でケース本体の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合における、左右の手の少なくとも人差し指が当たるケース本体下面所定位置に前記一対の電流供給電極が配置され、左右の手の平の略中央部が当たるケース本体左右両側面所定位置に前記一対の電圧検出電極が配置されたことを特徴とする体脂肪計。 【請求項2】 前記一対の電圧検出電極は、ケース本体の左右側面から後側面にそれぞれ廻り込むように延在することを特徴とする請求項1に記載の体脂肪計。 【請求項3】手の平大の矩形またはほぼ円形の平盤型ケース本体の外表面に露出する左右一対の電流供給電極および左右一対の電圧検出電極と、前記ケース本体に内蔵された、前記電圧検出電極間のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段および前記インピーダンス計測手段で得られたインピーダンスから体脂肪率を演算する演算手段と、前記ケース本体上面の左右方向略中央部に設けられ、前記演算手段が演算した体脂肪率を表示する表示部と、を備えた体脂肪計であって、親指がケース本体上面を、人差し指がケース本体左右側面を、その他の指がケース本体下面をそれぞれ支えて、両手でケース本体の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合における、左右の手の人差し指が当たるケース本体左右側面所定位置に前記一対の電流供給電極が配置され、左右の手の平の略中央部が当たるケース本体左右両側面所定位置に前記一対の電圧検出電極が配置されたことを特徴とする体脂肪計。 【請求項4】 前記一対の電流検出電極は、ケース本体の左右側面から前側面にそれぞれ廻り込むように延在し、前記一対の電圧検出電極は、ケース本体の左右側面から後側面にそれぞれ廻り込むように延在することを特徴とする請求項3に記載の体脂肪計。 【請求項5】 手の平大の矩形またはほぼ円形の平盤型ケース本体の外表面に露出する左右一対の電流供給電極および左右一対の電圧検出電極と、前記ケース本体に内蔵された、前記電圧検出電極間のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段および前記インピーダンス計測手段で得られたインピーダンスから体脂肪率を演算する演算手段と、前記ケース本体上面の左右方向略中央部に設けられ、前記演算手段が演算した体脂肪率を表示する表示部と、を備えた体脂肪計であって、親指がケース本体上面を、その他の指がケース本体下面から側面にかけての領域をそれぞれ支えて、両手でケース本体の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合における、左右の手の親指が当たるケース本体上面所定位置に前記一対の電流供給電極が配置され、左右の手の平の略中央部が当たるケース本体左右両側面所定位置に前記一対の電圧検出電極が配置されたことを特徴とする体脂肪計。 【請求項6】 前記一対の電圧検出電極は、ケース本体の左右側面から後側面にそれぞれ廻り込むように延在することを特徴とする請求項5に記載の体脂肪計。 【請求項7】 前記一対の電圧検出電極は、ケース本体の側面から上面または/および下面にそれぞれ廻り込むように延在することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の体脂肪計。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、計測の再現性に優れ測定誤差の少ないコンパクトな体脂肪計に関する。 【0002】 【従来の技術】小型の体脂肪計としては、両手で握るタイプのものと、両手の指を用いて測定するカードタイプのものとがある。生体インピーダンス法による体脂肪測定では、一般に、例えば50kHzの高周波定電流を一対の生体の一部に接触させた電流供給極間に印加し、生体内に形成される電流経路の内側所定位置に一対の電圧検出電極を生体と接触するように配して、インピーダンスを計測するように構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両手で握るタイプの体脂肪計は、両手で握る部位に電極(電流供給電極および電圧検出電極)を設けるという構造上、少なくとも手の幅よりは大きいものとなり、これ以上の小型化は困難である。 【0004】また、両手の指を電極に接触させて測定するタイプの体脂肪計では、小型で携帯に便利であるが、計測の再現性が悪く、それだけ測定誤差も多い。 【0005】即ち、生体の単位面積あたりの抵抗率が一定とすれば、ある区間のインピーダンス値は、その断面積に依存する。そして関節や骨が太く筋肉組織などが少ない部分はインピーダンスが高く、例えば、指の単位長さ当たりのインピーダンスは、腕の単位長さあたりのインピーダンスの数十倍である。そして、体脂肪組織は筋肉組織などに比べてインピーダンスが高い、ということを用いて体脂肪率を算出する方法(生体インピーダンス法)においては、体内の電流経路に、骨格などの電気を通しにくい部分が多く含まれるほど、体脂肪の増減によるインピーダンスの変化の割合が小さくなり、計測の再現性や測定誤差に影響を与え、正確な測定ができないおそれがある。 【0006】また、電極が当たる指や指の付け根等は、骨部が多く電流が流れにくい部位であり、電流密度の低い指の付け根の電位を測定するように電圧検出電極が構成されている従来の体脂肪計では、計測の再現性に劣り、測定誤差も大きい。 【0007】さらに、電圧検出電極と電流供給電極の一方の電極に親指または人差し指を付け、他方の電極に他の指を付ける従来の体脂肪計では、体内の電流経路から離れた位置に電圧検出電極が配置されることとなって、それだけインピーダンスの検出レベルが低く、高精度のインピーダンス計測ができない。 【0008】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、小型にして計測の再現性に優れ、測定誤差の少ない体脂肪計を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段および作用】前記目的を達成するため、請求項1においては、手の平大の矩形またはほぼ円形の平盤型ケース本体の外表面に露出する左右一対の電流供給電極および左右一対の電圧検出電極と、前記ケース本体に内蔵された、前記電圧検出電極間のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段および前記インピーダンス計測手段で得られたインピーダンスから体脂肪率を演算する演算手段と、前記ケース本体上面の左右方向略中央部に設けられ、前記演算手段が演算した体脂肪率を表示する表示部と、を備えた体脂肪計であって、親指がケース本体上面を、その他の指がケース本体下面をそれぞれ支えて、両手でケース本体の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合における、左右の手の少なくとも人差し指が当たるケース本体下面所定位置に前記一対の電流供給電極を配置し、左右の手の平の略中央部が当たるケース本体左右両側面所定位置に前記一対の電圧検出電極を配置するようにした。請求項2においては、請求項1に記載の体脂肪計において、前記一対の電圧検出電極を、ケース本体の左右側面から後側面にそれぞれ廻り込むように延在する構成にした。請求項3においては、手の平大の矩形またはほぼ円形の平盤型ケース本体の外表面に露出する左右一対の電流供給電極および左右一対の電圧検出電極と、前記ケース本体に内蔵された、前記電圧検出電極間のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段および前記インピーダンス計測手段で得られたインピーダンスから体脂肪率を演算する演算手段と、前記ケース本体上面の左右方向略中央部に設けられ、前記演算手段が演算した体脂肪率を表示する表示部と、を備えた体脂肪計であって、親指がケース本体上面を、人差し指がケース本体左右側面を、その他の指がケース本体下面をそれぞれ支えて、両手でケース本体の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合における、左右の手の人差し指が当たるケース本体左右側面所定位置に前記一対の電流供給電極を配置し、左右の手の平の略中央部が当たるケース本体左右両側面所定位置に前記一対の電圧検出電極を配置するようにした。請求項4においては、請求項3に記載の体脂肪計において、前記一対の電流検出電極を、ケース本体の左右側面から前側面にそれぞれ廻り込むように延在させ、前記一対の電圧検出電極を、ケース本体の左右側面から後側面にそれぞれ廻り込むように延在する構成にした。請求項5においては、手の平大の矩形またはほぼ円形の平盤型ケース本体の外表面に露出する左右一対の電流供給電極および左右一対の電圧検出電極と、前記ケース本体に内蔵された、前記電圧検出電極間のインピーダンスを計測するインピーダンス計測手段および前記インピーダンス計測手段で得られたインピーダンスから体脂肪率を演算する演算手段と、前記ケース本体上面の左右方向略中央部に設けられ、前記演算手段が演算した体脂肪率を表示する表示部と、を備えた体脂肪計であって、親指がケース本体上面を、その他の指がケース本体下面から側面にかけての領域をそれぞれ支えて、両手でケース本体の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合における、左右の手の親指が当たるケース本体上面所定位置に前記一対の電流供給電極を配置し、左右の手の平の略中央部が当たるケース本体左右両側面所定位置に前記一対の電圧検出電極を配置するようにした。請求項6においては、請求項5に記載の体脂肪計において、前記一対の電圧検出電極を、ケース本体の左右側面から後側面にそれぞれ廻り込むように延在する構成にした。請求項7においては、請求項1〜6いずれかに記載の体脂肪計において、前記一対の電圧検出電極を、ケース本体の側面から上面または/および下面にそれぞれ廻り込むように延在する構成にした。(作用)手の平のほぼ中央部には電流を通しやすい筋肉組織が多くあるため、電流を通しにくい骨格部分が多い指に比べて、手の平のインピーダンスは低い。そして、手の平のほぼ中央部に電圧検出電極を当てて計測する場合は、指に電圧検出電極を当てて計測する場合に比べて、電流を通しにくい骨格部が少ない分、体脂肪の増減によるインピーダンスの変化の割合が大きくなり、計測の再現性が良好となり、測定誤差も少なくなる。また、電流供給電極に接触する生体内には、電流供給電極を介して電流が導かれるが、一方の手の指先から体内に導かれた電流が、手の平、腕、胴体、他方の腕、手の平、そして手の指先から他方の電流供給電極に至るという、生体内電流経路が形成される。そして、電圧検出電極は、生体内電流経路上にある手の平ほぼ中央部に接近した位置にあって、それだけ電圧検出電極を介し得られるインピーダンスの検出レベルが高く、高精度のインピーダンス計測ができ、計測の再現性もよい。また、請求項2,4,6では、手で体脂肪計をつかんだ際に、電圧検出電極が手の平ほぼ中央部と確実に接触し、請求項4では、手で体脂肪計をつかんだ際に、電流供給電極が人差し指と確実に接触し、インピーダンス測定の前提である電極と手の平や指との接触が確保される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本発明の第1の実施例に係る体脂肪計を正面側から見た斜視図、図2は同体脂肪計を背面側から見た斜視図、図3は同体脂肪計の内部回路を示すブロック図、図4は同体脂肪計の使用形態を示す説明図で、(a)は体脂肪計を正面側から見た斜視図、(b)は体脂肪計を背面側から見た斜視図ある。 【0011】これらの図において、符号10は、体脂肪を演算する内部回路を一体化した合成樹脂製のケース本体で、手で握れる程度の幅と厚みを持つ手の平大の矩形平盤型に形成され、ケース本体10の上面10aの左右方向中央部には、矩形状の表示部12が設けられ、上面10aの後側面10d寄りには、操作スイッチ14が設けられている。 【0012】ケース本体10の下面10bの前縁寄りには、左右一対の電流供給電極20(20a,20b)が設けられ、ケース本体10の後側面10dの左右の曲面コーナ部(左右側面10e,10fと後側面10d間コーナ部)には、電圧検出電極22(22a,22b)が設けられている。なお、符号10cは、ケース本体10の前側面である。 【0013】そして、電流供給電極20(20a,20b)は、両手でケース本体10をつかんだときに、手の親指がちょうど当たる位置に設けられている。即ち、図4(a),(b)に示すように、親指がケース本体の上面10aを、その他の指がケース本体の下面10bを支えて、両手でケース本体10の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合における、左右の手の人差し指がちょうど接触するケース本体下面10b所定位置および大きさに電流供給電極20(20a,20b)が配置されている。 【0014】一方、電圧検出電極22(22a,22b)は、図4(a),(b)に示すように、親指がケース本体の上面10aを、その他の指がケース本体の下面10bを支えて、両手でケース本体10の左右両側部をつかむように体脂肪計を保持した場合に、左右の手の平の略中央部がちょうど接触するケース本体10側面コーナ部に配置されている。 【0015】また、体脂肪計の内部回路は、図3に示すように、電流供給電極20(20a,20b)と、電圧検出電極22(22a,22b)と、電圧検出電極22(22a,22b)間のインピーダンスを計測するインピーダンス測定回路24と、インピーダンス測定回路24に指示信号を与えるとともに、測定値を取込んで体脂肪値を演算する体脂肪率演算手段であるCPU26と、その演算結果を表示する液晶などの表示部12と、入力部である各種操作スイッチ14と、個人データ、及び各個人データ別の体重と体脂肪の校正値、日付時刻などを一連の関連データとして記憶する記憶部28とを備えている。 【0016】インピーダンス測定回路24は、CPU26からの制御信号を受けてsin波生成回路30と定電流回路32を介して、定電流化した交流信号を電流供給電極20(20a,20b)に印加し、これをつかむ被測定者の両手間に流す。 【0017】また、電圧検出電極22(22a,22b)からは、被測定者に流した微弱電流が検出され、インピーダンス測定回路24の作動アンプ34,バンドパスフィルタ36,検波回路38,A/Dコンバータ39を介してその測定データをCPU26に供給する。 【0018】CPU26は、この測定データを受けて内蔵されたプログラムに基づく演算式に基づき体脂肪値を演算し、その結果を表示部12に表示させ、また記憶部28の該当する個人データのアドレスに日付データとともにその値を更新値として記憶させる。 【0019】ここで、体脂肪の演算式はよく知られているルカスキー等の報告書に基づく以下の式がある。 【0020】骨+筋肉量=0.4936×身長2/抵抗(体内インピーダンス)+0.3332×体重+6.493脂肪(%)=(1−(骨+筋肉量)/体重)・100また、体密度から求める式としては、ブロゼック等の報告書に基づく以下の式がある。 【0021】体密度=1.154−0.0841×体重×抵抗/身長2脂肪(%)=(4.95/体密度−4.5)・100その他には、男女別で係数を変えたり、手足の長さによって補正係数を導入するなどの各種方法があるが、いずれも公知であり、また、各社固有の係数に頼る部分もあるので、その詳細は省略する。 【0022】さらに、以上に加えて、体重を入力できるようにすることで、体内インピーダンスの測定にもとずいて、体内脂肪、除脂肪量、水分量、基礎代謝量等も換算できるので、それぞれに応じた式を立てるにより、これらの値を算出できることは勿論である。 【0023】また、使用ソフトに応じて該当する被測定者の前回データと今回データとの比較値や、脂肪、体重の増加または減少率などを表示させることもできる。 【0024】そして、CPU26は、一時記憶された体重値により、体内インピーダンスとともに前記の如き演算式に代入して体脂肪率を算出する。また、連動させない場合には体重値の入力あるいは前回測定データを利用して体脂肪率を算出する。 【0025】また、本体ケース10の下面10b側には、電源である電池16(図3参照)が収容されている。 【0026】また、各種スイッチ14は、表示部12に表示されるメニューに応じて対話形式により、初期設定値、例えば年月日、被測定者自身のコード番号,身長,年齢,男女別データ,体重値などを入力するものである。 【0027】なお、手の平のほぼ中央部には電流を通しやすい筋肉組織が多くあるため、電流を通しにくい骨格部分が多い指に比べて、手の平のインピーダンスは低い。そして、前記したように構成された体脂肪計では、手の平のほぼ中央部に電圧検出電極22(22a,22b)を当てて計測するので、指に電圧検出電極を当てて計測する従来例に比べて、電流を通しにくい骨格部が少ない分、体脂肪の増減によるインピーダンスの変化の割合が大きくなり、計測の再現性が良好となり、測定誤差も少なくなる。 【0028】また、電流供給電極20(20a,20b)に接触する生体内には、一方の電流供給電極(例えば20a)を介して手の指先から体内に導かれた電流が、手のひら、腕、胴体、他方の腕、手のひら、そして指先から他方の電流供給電極(例えば20b)に至るという、生体内電流経路が形成される。そして、電圧検出電極22(22a,22b)は、この生体内電流経路上にある手の平ほぼ中央部に接近した位置にあって、それだけ電圧検出電極22(22a,22b)を介し得られるインピーダンスの検出レベルが高く、高精度のインピーダンス計測ができる。 【0029】また、電流供給電極20(20a,20b)は、人差し指だけが接触できる大きさに形成されているが、大きめに形成されており、それだけ接触抵抗が小さくて済み、定電流の駆動回路を低く設定できるとか、電池の数を少なくできる等、電源回路を簡素化することより、体脂肪計の低コスト化、コンパクト化が可能となる。 【0030】なお、前記第1の実施例では、電流供給電極20(2oa,20b)が人差し指だけに接触できる大きさに形成されているが、中指その他の指にも同時に接触できる大きさに形成してもよい。 【0031】また、手の平のほぼ中央部は窪んでおり、体脂肪計を手でつかんだ場合に、電圧検出電極22(22a,22b)が手の平とうまく接触しないおそれがあるので、図1,2の仮想線で示すように、電圧検出電極22(22a,22b)をケース本体10の側面から上面10aおよび下面10bに廻り込むように延在させた構造とすることで、電圧検出電極と手の平ほぼ中央部とを確実に接触させることができる。 【0032】さらに、電圧検出電極をケース本体10の側面から上面に廻り込むように延在させて形成した場合に、ケース本体上面10aに延在する電極の形状を、図1の符号22a1,22b1に示すような円弧形状に形成することで、電圧検出電極の面積を必要以上に大きくすることなく、手の平との大きな接触面積を確保できる。 【0033】図5,6は、本発明の第2の実施例に係る体脂肪計を示し、図5は同体脂肪計を正面側から見た斜視図、図6は同体脂肪計の使用形態を示す説明図である。 【0034】この第2の実施例は、第1の実施例のようにケース本体下面10b側に電流供給電極20(2oa,20b)を設けることができない場合等に有効で、一対の電流供給電極20(2oa,20b)は、図6に示すように、親指がケース本体上面10aを、人差し指がケース本体左右側面10e,10fから前側面10cにかけての領域を、その他の指がケース本体下面10bをそれぞれ支えて、両手でケース本体10の左右両側部をつかむようにして体脂肪計を保持した場合における、左右の手の人差し指の先から略第1関節までの部位がそれぞれちょうど接触できるケース本体前側面10c所定位置に設けられている。 【0035】また、一対の電圧検出電極22(22a,22b)は、図6に示すように、親指がケース本体上面10aを、人差し指がケース本体左右側面10e,10fから前側面10cにかけての領域を、その他の指がケース本体下面10bをそれぞれ支えて、両手でケース本体10の左右両側部をつかむようにして体脂肪計を保持した場合における、手の平の略中央部がちょうど接触するケース本体左右側面10e,10f所定位置に設けられている。 【0036】その他は、前記第1の実施例と同一であり、同一符号を付すことで、その重複した説明は省略する。 【0037】また、この第2の実施例において、図5仮想線に示すように、電流供給電極20(20a,20b)がケース本体前側面10cから左右側面10e,10fにまで廻り込むように延在し、電圧検出電極22(22a,22b)がケース本体左右側面10e,10fから後側面10dにまで廻り込むように延在する構造であっても良い。さらに、電圧検出電極22(22a,22b)は、前記第1の実施例の図1,2仮想線に示すように、ケース本体側面から上面10aおよび/または下面10bに廻り込むように延在する構造であってもよい。 【0038】図7は、本発明の第3の実施例に係る体脂肪計を正面側から見た斜視図である。 【0039】この第3の実施例における電流供給電極20(20a,20b)は、図4または図6に示すように両手で体脂肪計を持った場合における、親指がちょうど接触するケース本体上面10a所定位置および大きさに設けられている。 【0040】一方、電圧検出電極22(22a,22b)は、前記第1の実施例と同一位置に設けられている。なお、電圧検出電極22(22a,22b)は、前記第1の実施例における図1,2仮想線に示すように、ケース本体側面から上面10aおよび下面10bに廻り込むように延在する構造であってもよい。 【0041】なお、前記実施例では、ケース本体10が矩形状として説明されているが、両手でつつむようにして持つ際に持ち易い円形や楕円形(図8参照)であってもよい。 【0042】 【発明の効果】本発明に係る体脂肪計によれば、コンパクトなフラット型で携帯に便利で、しかも計測時の再現性に優れ測定誤差も少ないので、常に正確な体脂肪率が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000127570 【氏名又は名称】株式会社エー・アンド・デイ
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| 【出願日】 |
平成11年10月29日(1999.10.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087826 【弁理士】 【氏名又は名称】八木 秀人 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−120513(P2001−120513A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月8日(2001.5.8) |
| 【出願番号】 |
特願平11−308821 |
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