| 【発明の名称】 |
内視鏡のバルブ構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】窪谷 洋
【氏名】近藤 光夫
【氏名】荒井 薫
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| 【要約】 |
【課題】内視鏡手元操作部10のバルブ構造を構成する送気切換ピストン50の貫通孔74を、送気切換ピストン50のストローク方向に短い長方形に形成することによって、送気切換ピストン50のストローク長さを大きくすることなく、内部空間49、51の密閉性を向上させる。
【解決手段】手元操作部10に設けられる送気用のバルブ構造は、前記送水ボタン14を1段押し操作すると、送気ボタン14に形成された挿通孔72の位置と、送気切換ピストン50に形成された貫通孔74の位置とが合わされて送気路が形成されるように構成される。前記貫通孔74は、送気切換ピストン50のストローク方向の長さが、ストローク方向と直交方向の長さよりも短い長方形状に形成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内視鏡で使用される流体の流路を連通/遮断するためのバルブ構造であって、開口が形成された2つの摺動部材を摺動させて前記開口同士の位置を合わせることによって前記開口を介して流体の流路を形成し、前記2つの摺動部材を摺動させて前記開口同士の位置をずらすことによって前記流路を遮断する内視鏡のバルブ構造において、前記2つの摺動部材のうちの少なくとも一方の摺動部材の開口は、摺動方向の長さが前記摺動方向と直交方向の長さよりも短く形成されることを特徴とする内視鏡のバルブ構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡のバルブ構造に係り、特に医療用として用いられる内視鏡において、体腔等の内部に空気と水とを切り換えて供給するための内視鏡の送気送水バルブ構造に関する。 【0002】 【従来の技術】医療用の内視鏡は、その手元操作部に送気送水バルブが取り付けられ、この送気送水バルブを術者の指で操作することにより、空気と水とを切り換えて体腔内に供給するように構成されている。 【0003】従来の送気送水バルブは、シリンダ、ピストン、及びボタンから構成されている。前記シリンダは、手元操作部の所定の位置に固定され、このシリンダにピストンが摺動自在に嵌挿され、このピストンの上部に送水ボタンが取り付けられている。このような構造の送気送水バルブによれば、術者が送気ボタンの空気リーク孔を閉塞させると、シリンダ内に供給されている空気が送気管を介して体腔内に供給される。また、送水ボタンでピストンを押下操作すると、送気が停止されるとともに、シリンダ内に供給されている水が送水管を介して体腔内に供給される。 【0004】ところで、前記シリンダ及びピストンには、送気路に連通される円形の開口が形成されており、この開口同士の位置を合わせることによって、開口を介して送気路同士が連通され、送気が行われる。また、前記ピストンを摺動させてピストンの開口とシリンダの開口の位置をずらすことによって、送気路が遮断され、送気が停止される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のバルブ構造は、送気路を遮断した際の密閉性が良くないという欠点があった。従来構造において密閉性を向上させるには、両者の開口の位置を大きくずらす必要があり、前記ピストンを大きくストロークさせなければならない。しかし、ピストンのストローク長さを大きく設定すると、術者が送水ボタンを深く押下操作しなければならないので、バルブの操作性が悪くなる。このため、ピストンのストローク長さを大きくすることができないので、従来のバルブ構造は、バルブの密閉性を向上させることができなかった。 【0006】本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、ピストンのストローク長さを大きくすることなく、バルブの密閉性を向上させることのできるバルブ構造を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成するために、内視鏡で使用される流体の流路を連通/遮断するためのバルブ構造であって、開口が形成された2つの摺動部材を摺動させて前記開口同士の位置を合わせることによって前記開口を介して流体の流路を形成し、前記2つの摺動部材を摺動させて前記開口同士の位置をずらすことによって前記流路を遮断する内視鏡のバルブ構造において、前記2つの摺動部材のうちの少なくとも一方の摺動部材の開口は、摺動方向の長さが前記摺動方向と直交方向の長さよりも短く形成されることを特徴とする。 【0008】本発明によれば、バルブを構成する2つの摺動部材の少なくとも一方の摺動部材の開口は、摺動方向の長さが前記摺動方向と直交方向の長さよりも短く形成されている。例えば、前記開口は、摺動方向に短辺、直交方向に長辺を有する長方形、あるいは、摺動方向に短径、直交方向に長径を有する楕円状に形成される。したがって、開口面積、即ち流路面積を小さくすることなく、開口の摺動方向の長さを短くすることができる。これにより、開口の位置をずらした際の開口同士の間隔が大きくなり、ピストンのストローク長さを変えなくても、流路を遮断した際のバルブの密閉性を向上させることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡のバルブ構造の好ましい実施の形態を詳述する。 【0010】図1は、本実施の形態に係るバルブ構造が適用された内視鏡手元操作部10の外観を示す斜視図であり、図2は手元操作部10の断面図である。 【0011】図1、図2に示す手元操作部10の本体ケース12の上部には、本実施の形態の送気送水バルブを構成する送気ボタン14が設けられ、この送気ボタン14に隣接して吸引ボタン16、及びシャッタボタン18が並設されている。また、本体ケース12の後端部には図1に示すように、接眼部20が設けられる。更に、本体ケース12の下部にはコネクタ22が連結され、コネクタ22には連結チューブ30が連結されている。この連結チューブ30内に図2に示す給気管24、給水管26、吸引管28、及び図示しないライトガイドケーブル等が収納されている。なお、図1上符号32は鉗子孔であり、符号34はアングルノブである。 【0012】図2に示す前記吸引管28は、吸引ボタン16のバルブを構成するシリンダ36に接続され、このシリンダ36には吸引チューブ38が接続されている。前記吸引チューブ38は、図1に示す挿入部40に挿通され、挿入部40の先端に設けられた図示しない先端硬質部の吸引口に接続されている。また、図2の前記シリンダ36には、前記吸引管28と吸引チューブ38とを連通/遮断させる図示しないピストンが嵌挿され、このピストンの上端部に前記吸引ボタン16が取り付けられている。前記吸引ボタン16又は前記ピストンは、吸引管28と吸引チューブ38とを遮断させる方向に、図示しない付勢部材によって付勢されている。この付勢部材の付勢力に抗して吸引ボタン16が押動操作されることにより、吸引管28と吸引チューブ38とが連通される。これによって、体腔内の汚物等が先端硬質部の吸引口から吸引され、吸引チューブ38及び吸引管28を介して手元操作部10の外部に排出される。 【0013】前記給気管24、及び給水管26の各々の先端部は、送気ボタン14のバルブを構成するシリンダ42の所定の位置に接続され、このシリンダ42には送気管44及び送水管46の各々の基端部が所定の位置に接続されている。前記給気管24の基端部は、図示しないブロア等の空気供給装置に接続され、この空気供給装置が駆動されることにより、空気が給気管24を介してシリンダ42内に供給される。また、前記給水管26の基端部は、図示しない給水タンクに接続されている。そして、送水ボタン52が押下操作されると、給気管24が閉塞され、給気管24に流れていた空気が給水タンクに供給されるので、これによって給水タンク内の内圧が高まり、給水タンク内の水が給水管26を介してシリンダ42内に供給される。 【0014】更に、前記送気管44及び送水管46は、洗浄用ブラシで洗浄し易いように所定の長さ分だけストレート管で構成されている。また、前記送気管44は、シリンダ42と同軸上に所定の長さ分だけストレート管で構成され、シリンダ42から挿入された洗浄用ブラシで洗浄し易いように構成されている。なお、送気管44は、シリンダ42の同軸上に配置する必要はなく、シリンダ42の内径内においてシリンダ42の軸と長手平行方向であればよい。 【0015】前記送気管44及び送水管46の各々の先端部は、手元操作部10の内部において1本の送気・送水管(不図示)に連結される。この送気・送水管は、図1の挿入部40に挿通配置され、先端硬質部に形成された送気・送水口(不図示)に接続されている。 【0016】前記送気ボタン14のバルブ構造は図3に示すように、シリンダ42、送水切換ピストン48、送気切換ピストン50、送気ボタン14、及び送水ボタン52等から構成されている。 【0017】前記シリンダ42は、図2に示した本体ケース12の所定の位置に固定される。また、シリンダ42の外周部及び底部には、図3に示すように4つのポート54、56、58、60が形成され、前記ポート54には給気管24が接続され、前記ポート56には給水管26が接続され、前記ポート58には送気管44が接続され、そして、前記ポート60には送水管46がそれぞれ接続されている。 【0018】前記送水切換ピストン48は筒状に形成され、前記シリンダ42に複数のOリング62、62…を介して上下方向に摺動自在及び着脱自在に嵌挿されている。また、送水切換ピストン48の下部には連通口64が形成されており、この連通口64は、送水切換ピストン48の外周に亘って溝状に形成される。この連通口64を介して送水切換ピストン48の内部空間49と前記ポート54とが図3、図4の如く連通される。これにより、給気管24から供給されてきた空気は、前記連通口64を介して前記内部空間49に吹き出される。 【0019】送水切換ピストン48の略中央外周部には、連通溝66が全周に亘って形成されている。この連通溝66を介してポート56とポート60とが図5の如く連通されると、給水管26から供給されてきた水が、前記連通溝66を介して送水管46に供給される。 【0020】前記送気切換ピストン50は筒状に形成されるとともに、送水切換ピストン48の内部空間49に送水切換ピストン48と同軸上に挿入配置されている。送気切換ピストン50の下端部は、送水切換ピストン48の下端部に固定され、送気切換ピストン50の上端部には、前述した送気ボタン14が嵌挿されている。 【0021】前記送気ボタン14は図3に示すように、送気切換ピストン50の外周に配置されたスプリング68の付勢力によって上方に向けて付勢されている。また、送気ボタン14の外周部にはフランジ15が形成され、このフランジ15がキャップ70に当接されることによって、前記スプリング68の付勢力による送気ボタン14の飛び出しが防止されている。更に、前記フランジ15には空気抜き孔15Aが形成され、この空気抜き孔15Aから、前記内部空間49に吹き出された空気が外部に放出される。 【0022】前記キャップ70は、送水ボタン52に螺合連結され、この送水ボタン52は送水切換ピストン48に螺合連結されている。また、送水ボタン52は、略筒状に形成されたボタン受け部材76にスプリング78を介して挿入配置されている。前記ボタン受け部材76には、送水切換ピストン48が貫通される開口部77が形成されるとともに、シリンダ42の上部開口部43に弾性をもって係合される爪80が形成されている。また、送水切換ピストン48の外周部にはストッパ片82が形成されている。このストッパ片82は図5に示すように、送水切換ピストン48が押し操作された時に、シリンダ42の上部開口部43の底部43Aに当接される。これによって、送水切換ピストン48の押下量が規制される。また、図3、図4に示す状態において前記ストッパ片82は、前記スプリング78の付勢力によって、ボタン受け部材76の底部76Aに押圧当接される。これによって、前記スプリング78の付勢力による送水切換ピストン48の飛び出しが防止されている。 【0023】このような構造によって、送水切換ピストン48、送気切換ピストン50、送気ボタン14、キャップ70、送水ボタン52、及びボタン受け部材76は一体的化されたボタンユニットとして取り扱われる。したがって、ボタン受け部材76(この場合、キャップ70でも送水ボタン52でもよい)を指で摘んでシリンダ42から引き抜けば、前記ボタンユニット全体を一度の引き抜き操作でシリンダ42から引き抜くことができる。これにより、シリンダ42の内部を迅速に露出させることができるので、シリンダ42の内部を直ちに洗浄することができる。 【0024】一方、前記送気ボタン14は、図6に示すように、下部筒状部の周囲に一対の挿通孔72、72が円形状に形成されている。この挿通孔72は、送気ボタン14をストローク長さSだけ押し操作することによって、図7に示すように、送気切換ピストン50の溝84と同じ高さに合わされる。溝84は、送気切換ピストン50の上部に全外周に亘って形成され、この溝84に貫通孔74が形成されている。したがって、前記送気ボタン14の挿通孔72を送気切換ピストン50の溝84と同じ高さに合わせると、内部空間49と内部空間51とが、挿通孔72、溝84及び貫通孔74を介して連通される。これにより、送気ボタン14が押下された図4、図5、図7の状態では、双方の内部空間49、51が連通され、送気が可能となる。 【0025】また、送気ボタン14が押し操作されていない図3、図6の状態では、前記挿通孔72が、前記貫通孔74に対して上方にズレた位置に位置される。したがって、挿通孔72は送気切換ピストン50の外周面によって塞がれ、溝84は送気ボタン14の内周によって塞がれるので、前記内部空間49、51が遮断される。 【0026】ところで、前記貫通孔74は、図8〜図10に示すように、溝84の一部が切り落とされて形成される。例えば、挿通孔72は、フライス加工によって溝84の対向する面を削り落とすことによって形成される。これにより、貫通孔74は、図9に示したように、送気切換ピストン50の軸方向(即ち、送気切換ピストン50の摺動方向)に短辺を有し、前記軸と直交方向に長辺を有する長方形に形成される。このように形成された貫通孔74は、同じ面積を有する円孔よりも、軸方向の長さを短くすることができる。 【0027】次に、上記の如く構成されたバルブ構造の使用方法について説明する。 【0028】まず、図4に示したように、送気ボタン14を術者の指90で1段押し操作すると、送水切換ピストン48の内部空間49と送気切換ピストン50の内部空間51とが挿通孔72、貫通孔74を介して連通する。このとき、送気ボタン14のフランジ15は、送水ボタン52の内部フランジ53に押し付けられ、これによって、空気抜き孔15Aが内部フランジ53によって閉塞される。したがって、送水切換ピストン48の内部空間49に吹き出された空気は、空気抜き孔15Aから漏れることなく、挿通孔72、貫通孔74を介して送気切換ピストン50の内部空間51に導入され、ポート58から送気管44に導かれる。即ち、送気ボタン14を1段押し操作することによって、前記内部空間49に供給されている給気管24からの空気が、送気切換ピストン50の内部空間51を介して送気管44に流れ、これによって、体腔内に空気を供給することができる。 【0029】次に、図5に示したように、送気ボタン14を2段押し操作すると、この操作によって押下される送水ボタン52を介して、送水切換ピストン48の連通口64がポート54から退避する位置に、送水切換ピストン48が押下される。このとき、空気抜き孔15Aは、図4の状態と同様に内部フランジ53によって閉塞されるが、図5の状態では、送水切換ピストン48が送気ボタン14によって下方に押動されているため、ポート54が送水切換ピストン48の外周面によって閉塞される。そして、送水切換ピストン48の連通溝66がポート56とポート60とを連通させる位置に、送水切換ピストン48が位置するので、送水管46に水が流れる。これによって、体腔内に水を供給することができる。 【0030】また、送気ボタン14が押し操作されない図3の状態において、体腔内の圧力が送気管44内の圧力よりも高くなると、前記体腔内の液体が送気管44を介してシリンダ42に流れるという逆流現象が発生する。この場合、送気管44を介して逆流してきた前記液体は、送気切換ピストン50の内部空間51に流れる。しかし、この時には、送気ボタン14が押し操作されていないので、送水切換ピストン48の内部空間49と送気切換ピストン50の内部空間51とは遮断されている状態にある。したがって、前記液体は、送水切換ピストン48の内部空間49に流出しないので、送水切換ピストン48やシリンダ42が前記液体で汚染されることはない。なお、送気ボタン14には、前記逆流現象で生じた圧力によって送気切換ピストン50から外れる方向の力が加わるが、送気ボタン14はキャップ70によって支持されているので、外れることはない。 【0031】次に、上記の如く構成された送気ボタン14のバルブ構造の作用について説明する。 【0032】送気ボタン14が押下操作されてない図6に示した状態では、挿通孔72と貫通孔74はズレた位置にあり、挿通孔72が送気切換ピストン51の外周面によって、また、貫通孔74が送水切換ピストン48の内周面によって遮断されている。このとき、内部空間49と内部空間51との密閉度は、前記挿通孔72と貫通孔74との距離(以下、流路間隔と称す)Lに依存し、流路間隔Lを大きくするほど密閉度を向上させることができる。しかし、流路間隔Lを大きくすると、ストローク長さSも大きくなって、送気ボタン14の操作感が悪くなる。したがって、ストローク長さSを大きくすることができず、特に、本実施の形態のバルブ構造は、送気ボタン14を2段押し操作するため、ストローク長さSを大きくすることができない。 【0033】本実施の形態のバルブ構造は、貫通孔74が摺動方向(即ち、ストローク方向)に短く形成されているので、ストローク長さSを大きくしなくても流路間隔Lを大きくすることができる。したがって、送気ボタン14の操作感を悪くすることなく、内部空間49、51を遮断した際の密閉度を向上させることができる。 【0034】このように、本実施の形態のバルブ構造は、貫通孔74を長方形に形成することによって摺動方向の長さを短くしたので、ストローク長さSを大きくすることなく流路間隔Lを大きくでき、密閉度を向上させることができる。これにより、内部空間49、51の遮断時において、逆流を確実に防止することができる。 【0035】なお、上述した実施の形態は、ストローク長さSを従来構造と同じ長さに設定し、密閉度を向上させたが、流路間隔Lを従来と同様の長さに設定すれば、ストローク長さSを小さくすることができ、送気ボタン14の操作性を向上させることができる。 【0036】さらに、ストローク長さSと流路間隔Lの両方を従来構造と同じ長さに設定した場合、即ち、貫通孔74の摺動方向の長さを従来構造と同じ長さに設定した場合には、摺動方向と直交方向における貫通孔74の長さが従来構造よりも長くなるので、貫通孔74の面積が大きくなる。したがって、流路が大きく形成され、安定した送気を行うことができる。 【0037】また、貫通孔(開口)74の形状は、長方形限定されるものではなく、送気切換ピストン50の摺動方向の長さが、摺動方向と直交方向の長さよりも短い横長形状であればよい。したがって、図11に示すように、摺動方向に短径、直交方向に長径を有する楕円状の貫通孔86を形成してもよい。また、直交方向に長い長孔を形成して貫通孔としてもよい。 【0038】また、上述した実施の形態では、送気切換ピストン50の貫通孔74を横長形状に形成したが、これに限られるものではなく、図12に示すように、送気ボタン14に長方形の挿通孔88を形成し、送気切換ピストン50に円形の貫通孔90を形成しても、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、送気切換ピストン50及び送水切換ピストン48の両方に長方形の開口を形成すると、さらに密閉度を向上させることができる。 【0039】さらに、長方形に形成する開口は、送気切換ピストン50や送気ボタン14に限定するものではなく、摺動することによって流体の流路を連通/遮断する摺動部材の開口であればよい。したがって、送水切換ピストン48やシリンダ42に、長方形の開口を形成してもよい。 【0040】なお、本実施の形態では図1に示すように、手元操作部10に接眼部20が設けられた直視用の内視鏡について説明したが、電子内視鏡に本実施の形態のバルブ構造を適用できることはいうまでもない。 【0041】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡のバルブ構造によれば、バルブを構成する2つの摺動部材のうちの一方の摺動部材の開口は、摺動方向の長さが前記摺動方向と直交方向の長さよりも短く形成されているので、摺動部材のストローク長さを大きくすることなく、流路の密閉性を向上させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005430 【氏名又は名称】富士写真光機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月14日(1999.9.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083116 【弁理士】 【氏名又は名称】松浦 憲三
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| 【公開番号】 |
特開2001−78957(P2001−78957A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月27日(2001.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−260746 |
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