| 【発明の名称】 |
合成樹脂製クリーナー |
| 【発明者】 |
【氏名】水上 明
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、常に汚れ落とし面にポリエステルなどの合成樹脂繊維が現出するクリーナーを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、ポリエステルなどの合成樹脂繊維1によって織布3を形成せしめ、該織布3を巻重して固着成型した後、所要幅ごとに切断してその切断面を汚れ落とし部6とし、同汚れ落とし部6に合成樹脂繊維1が現出する構成とした合成樹脂製クリーナー。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポリエステルなどの合成樹脂繊維によって織布を形成せしめ、該織布を巻重して固着成型した後、所要幅ごとに切断してその切断面を汚れ落とし面としたことを特徴とする合成樹脂製クリーナー。 【請求項2】 ポリエステルなどの合成樹脂繊維によって織布を形成せしめ、該織布を巻重した後、一定間隔毎に環状部によって締め付け固着成型を行い、更に各環状部間を切断してその切断面を汚れ落とし面としたことを特徴とする合成樹脂製クリーナー。 【請求項3】 上記織布にアクリルなどの熱融着樹脂繊維を織り込んだことを特徴とする請求項1又は2記載の合成樹脂製クリーナー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明はポリエステル繊維を布状に織り込んで成型されたクリーナーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来よりポリエステル繊維などの合成樹脂繊維を固めて成型されたクリーナーは、例えばアクリルなどの熱融着樹脂を含浸させた各合成樹脂繊維を熱成型により所定形状に固める方法、あるいは合成樹脂繊維を成型した後、接着液に含浸させて固める方法がある。 【0003】これらの方法によって成型されるクリーナーは図8に示すように、各合成樹脂繊維aが横並びの状態で成型され、クリーナーbの汚れ落とし面c,dは各合成樹脂繊維aが横並びの状態によって形成されることになる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従って上記クリーナーbの汚れ落とし面c,dによる汚れ落とし作業にあっては、図9に示すように微細な凹凸状の汚れ面eに対しては、凹面上に付着した汚れを掻き取ることができず十分な汚れ落としをすることができない問題がある。 【0005】そこで本発明では上記問題点を解消するために、各合成樹脂繊維が縦並びの状態で成型したクリーナーを提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の如き構成のクリーナーによって達成できる。即ちその要旨はポリエステルなどの合成樹脂繊維によって織布を形成せしめ、該織布を巻重して固着成型した後、所要幅ごとに切断してその切断面を汚れ落とし面としたことを特徴とする合成樹脂製クリーナー及びポリエステルなどの合成樹脂繊維によって織布を形成せしめ、該織布を巻重した後、一定間隔毎に環状部によって締め付け固着成型を行い、更に各環状部間を切断してその切断面を汚れ落とし面としたことを特徴とする合成樹脂製クリーナーである。 【0007】上記固着成型とは、予め織布を形成する段階でアクリルなどの熱融着樹脂繊維を織り込み、巻重成型した後に熱加工により各ポリエステルなどの合成樹脂繊維同志の固着を行うものである。 【0008】又上記固着成型の他に、ポリエステルなどの合成樹脂繊維により形成した織布を巻重成型した後に、接着溶液に含浸させて各合成樹脂繊維同志の固着を行う方法がある。 【0009】更に合成樹脂繊維は適度の硬さを有するものであれば良く、ポリエステルの他に、種々の合成樹脂繊維があり、状況に応じて最も適したものを使用することが望ましい。 【0010】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、その実施例を示す図面を参酌しながら詳述する。図1に示すように、ポリエステル樹脂繊維1、1、・・とアクリルなどの熱融着樹脂繊維2、2、・・を織り込んで織布3を形成する。 【0011】この織布3は、切断する側(縦方向)に対してはポリエステル樹脂繊維1と熱融着樹脂繊維2との割合を8:2位とし、横方向に対してはポリエステル樹脂繊維1と熱融着樹脂繊維2との割合を2:8位とする。 【0012】次に図2に示すように上記織布3を巻回して熱加工により固着成型を行う。そして図3に示すように一定間隔ごとに切断して各クリーナー4、4、・・の製造を行う。 【0013】又図4に示すように一定間隔ごとに環状部5、5、・・によって締め付けた後、熱加工により固着成型を行い、上記環状部5、5間を直角方向より切断して各クリーナー4、4、・・の製造を行う。 【0014】なお上記織布3の固着成型は熱加工の他に、ポリエステル樹脂繊維1のみで織布3を形成して接着溶液での含浸により固着成型を行う方法、あるいは熱加工と接着溶液の含浸の両方を行う方法がある。 【0015】従って図5および図6に示すようにクリーナー4の切断面を汚れ落とし部6、6とすることにより、各織布3のポリエステル樹脂繊維1、1、・・の端部が現出し、又環状部5の締め付けによりポリエステル樹脂繊維1、1、・・の端部が放射状に開いた状態、即ちたわし形状となる。 【0016】本発明のクリーナーは、図7に示すように汚れ落とし部6面にポリエステル樹脂繊維1、1、・・端部が現出することにより微細な凹凸状の汚れ面Aに対して、各凹部に付着した汚れをポリエステル樹脂繊維1の端部によって掻き取ることが可能となる。 【0017】又クリーナー4はポリエステル樹脂繊維1による織布3を巻重固着形成することにより、汚れ落とし部3が磨耗しても常にポリエステル樹脂繊維1、1、・・端部が現出することになる。 【0018】更に微細な凹凸状の汚れ面Aに対して対応できるように微細な樹脂繊維を固めることにより脱毛およびポリエステル樹脂繊維1端部の強化を図ることが可能となり、従来のクリーナーと比較して非常に優れた汚れ落とし効果を得ることができる。 【0019】 【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、ポリエステル樹脂繊維を織布に形成することによりクリーナーの製造工程における切断に際し、ポリエステル樹脂繊維端部が現出し、微細な凹部に付着した汚れをもらさず除去することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592244066 【氏名又は名称】水上 明
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| 【出願日】 |
平成11年9月28日(1999.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084294 【弁理士】 【氏名又は名称】有吉 教晴
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| 【公開番号】 |
特開2001−87193(P2001−87193A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月3日(2001.4.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−273515 |
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