| 【発明の名称】 |
電気湯沸器 |
| 【発明者】 |
【氏名】清水 聡
【氏名】川西 英賢
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| 【要約】 |
【課題】電気湯沸器に於いて、クエン酸やスルファミン酸等を用いた洗浄時に浄水部を取り外す手間を無くすことを目的とする。
【解決手段】内容器1の水を加熱する加熱手段と、内容器1の水を循環させる循環ポンプと、循環ポンプに接続される循環路3と、循環路3に接続されて内容器内の水を浄水する浄水部13と、循環路3と浄水部13の間に流路の切り替えをする手段7とを備えた電気湯沸器とすることで、内容器内や循環路等を洗浄する際に、流路を切り替えることで、浄水部に水を供給せずに水を循環路に流すことが可能となるので、洗浄の時に浄水部を取り外す手間がなくなくなり便利となり、循環路内も洗浄できるようになる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内容器と、内容器の水を加熱する加熱手段と、内容器の水を循環させる循環ポンプと、循環ポンプに接続される循環路と、循環路に接続されて内容器内の水を浄水する浄水部と、前記循環路と前記浄水部の間に流路の切り替えをする手段とを備えた電気湯沸器。 【請求項2】 洗浄表示手段を設け、流路の切り替えをする手段と洗浄表示の表示の切り替えを連動させた請求項1記載の電気湯沸器。 【請求項3】 内容器の定格水量の水を入れた時の水位より上方で、前記内容器外に設けた浄水部を備えた請求項1または2記載の電気湯沸器。 【請求項4】 循環路に固定された浄水部を有する請求項1〜3いずれか1項に記載の電気湯沸器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電気湯沸器に関し、浄水機能を有した電気湯沸器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、水道水から遊離塩素、トリハロメタン及びかび臭を除去する為に粒状活性炭や繊維状活性炭等を充填した浄水部を備えた電気湯沸器が市販されている。そして、それらの浄水部は、内容器内に設置し、お湯に浸漬させることで、お湯と接触させて浄水を行うタイプや循環路に設置し、循環ポンプにより強制的にお湯を供給してお湯と接触させるタイプが見られる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気湯沸器の浄水部に使用される粒状活性炭や繊維状活性炭等の多孔質物質は、水垢で内容器内や循環路等が汚れたときに行う洗浄剤を用いた内容器内の洗浄時に、洗浄剤が吸着されてしまい、内容器内の湯を数回入れ替えても吸着した洗浄剤により味が低下してしまうという問題があった。 【0004】この為、電気湯沸器の浄水部は洗浄剤による洗浄時には着脱する必要があり非常に不便であった。 【0005】本発明は、水垢で内容器内や循環路等が汚れたときに行う洗浄剤を用いた内容器内の洗浄時に、簡単に内容器内や循環路等を洗浄できる電気湯沸器を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を解決する為に本発明の電気湯沸器は、内容器と、内容器の水を加熱する加熱手段と、内容器の水を循環させる循環ポンプと、循環ポンプに接続される循環路と、循環路に接続されて内容器内の水を浄水する為に活性炭が充填された浄水部と、循環路と浄水部の間に流路を切り替える手段とを備えたたものである。 【0007】これにより、内容器内や循環路等を洗浄する際に、流路を切り替えることで、浄水部に水を供給せずに水を循環路に流すことが可能となるので、洗浄の時に浄水部を取り外す手間がなくなくなり便利となり、循環路内も洗浄できるようになる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、内容器と、内容器の水を加熱する加熱手段と、内容器の水を循環させる循環ポンプと、循環ポンプに接続される循環路と、循環路に接続されて内容器内の水を浄水する浄水部と、循環路と浄水部の間に流路を切り替えをする手段とを備えた電気湯沸器としたものである。 【0009】このように循環路と浄水部の間に流路を切り替える手段とを備えたことで、クエン酸やスルファミン酸等により洗浄する際に、流路を切り替えることで、浄水部に水を供給せずに水を循環路に流すことが可能となるので、クエン酸やスルファミン酸洗浄等の時に浄水部を取り外す手間がなくなくなり便利となり、循環路内も洗浄できるようになる。 【0010】本発明の請求項2記載の発明は、洗浄表示手段を設け、流路の切り替えをする手段と洗浄表示の表示の切り替えを連動させた請求項1記載の電気湯沸器としたものである。 【0011】このようにすることで、クエン酸やスルファミン酸等による洗浄が表示されている時には必ず流路を切り替えた状態とすることができるようになる。 【0012】本発明の請求項3記載の発明は、内容器の定格水量を入れた時の水位より上方で内容器外に浄水部を設けた電気湯沸器としたものである。 【0013】このような構成にすることで、洗浄時に電気湯沸器が傾いたり、定格水量以上に水を給水された時でも浄水部とクエン酸やスルファミン酸等の洗浄液との接触を防止できるようになる。 【0014】本発明の請求項4記載の発明は、循環路に固定された浄水部を有した電気湯沸器としたものである。 【0015】このような構成にすることで、構成部品を減らすことができるようになる。 【0016】 【実施例】以下、電気湯沸器に設けられた流路の切り替えをする手段についての実施例を添付図面に基づいて説明する。 【0017】(実施例1)図1は、本発明の流路の切り替えをする手段周辺の断面図である。1は、外ケース内に収納されている内容器であり、内容器2の底には水温を制御するための温度センサ−及び加熱手段(図示せず)が設けられている。2は、内容器1内の水を浄水する活性炭が充填された浄水部である。3は、内容器1外に設けられた循環路であり、内容器1の下部に設けらた循環ポンプ(図示せず)に接続されている。4は、出湯ボタンである。5は、出湯の切り替えをする手段である。6は、循環路に接続する出湯路である。7は、循環路3と浄水部との間に設けられた流路の切り替えをする手段であり、循環時や出湯時に水が浄水部2を経由するかしないかを流路を切り替えることで、選択できる。 【0018】このような電気湯沸器をNo.1とし、流路の切り替え手段7が設けられていない従来の電気湯沸器をNo.2とし、それぞれをクエン酸を用いた洗浄を行った。 【0019】尚、No.2は流路の切り替えをする手段7が設けられていない以外はNo.1と同様の構成をし、クエン酸洗浄は、クエン酸80gを水3Lに添加したクエン酸洗浄液を内容器内に入れ、1時間沸騰及び保温した後に全量排水する方法で実施した。また、No.2は、循環ポンプを止めた場合と動かした場合の2通りで行った。 【0020】尚、循環ポンプによる循環は、内容器1内の洗浄液が40℃から92℃になるまでの間で行った。 【0021】クエン酸洗浄はNo.1では循環ポンプ内、循環路3及び内容器1内が洗浄出来たが、No.2で循環ポンプを止めた場合には内容器1内のみしか洗浄出来ないという結果であった。 【0022】一方、No.2で循環ポンプを止めなかった場合にはNo.1と同様に循環ポンプ内、循環路3及び内容器1内は洗浄出来たが、しかし、クエン酸が活性炭に吸着してしまい、この後4回お湯を交換して湯沸かしを繰り返してもクエン酸の味が消えず実施使用上問題であった。 【0023】尚、実施例1では浄水部に活性炭を充填したが、多孔質なものを充填する場合やフィルタ−内に水が滞留する場合には、流路の切り替えをする手段を設けることで、同様の効果が得られる。 【0024】(実施例2)図2は、本発明の流路の切替えをする手段周辺の断面図である。11は、外ケース内に収納されている内容器である。12は、内容器11外に設けられた循環路である。13は、内容器11の定格水量を入れた時の水位より上方に設けられ、内容器11内の水を浄水する活性炭が充填されている浄水部である。また、浄水部13は、内容器11外に設けられて、循環路12に固定されいる。14は、流路の切り替えをする手段である。15は、洗浄表示である。流路の切り替えと洗浄表示15の表示の切り替えとが連動されている。 【0025】以下、実施例1と同様の構成である。このように流路の切り替えをする手段14と洗浄表示15の表示の切り替え15を連動させることで、洗浄が表示されている時には必ず流路を切り替えて浄水部13には水を供給しない状態とすることができる。 【0026】また、浄水部13を内容器11の定格水量を入れた水位より上方で、内容器11外に設置することで、洗浄時に電気湯沸器が傾いたり、定格水量以上に水を給水された時でも浄水部12と洗浄液との接触を防止できる。 【0027】また、浄水部13を循環路12に固定することで、構成部品を減らすことができる。 【0028】 【発明の効果】上記実施例から明かなように本発明によれば、洗浄剤により洗浄する際には、浄水部に内容器内に戻す水を供給せずに切り替えて内容器内に戻すことが可能となるので、洗浄時に浄水部を取り外す手間がなくなくなり便利となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年6月14日(2000.6.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−353071(P2001−353071A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月25日(2001.12.25) |
| 【出願番号】 |
特願2000−177950(P2000−177950) |
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