| 【発明の名称】 |
米びつ |
| 【発明者】 |
【氏名】廣瀬 恵子
【氏名】廣瀬 誠
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| 【要約】 |
【課題】従来の米びつと同じような大きさのままで、高齢者の方、腰の悪い方、または子供でも簡単に、米びつに米を移すことのできる米びつを提供すること。
【解決手段】従来の米びつ部分6の上に、気密性の良い副収納庫5を設け、この副収納庫5の空気を空気吐き出し口2から空気吸引装置21で空気を吸い取れば、米びつ前面に付けた米吸い込み口3からホース1を通って、米を副収納庫5に収納する事ができ、副収納庫5から主収納庫10へ米を移すため、開閉部を設け、米びつのデッドスペースに簡単に取り外し可能な空気吸引装置21を取り付けたことが特徴である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】モーターを使って空気を吸引する力を発生させ、この吸引力を利用し、米びつへ米を移す事が出来る米びつ |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】米の保存容器に関する物である。 【0002】 【従来の技術】従来は、米びつの前面もしくは上部にある狭い開口部から米を移すため、米袋を持ち上げることが必要となり、高齢者の方、腰の悪い方にとってはこれが大きな負担であり、また、米をこぼす心配もあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の米びつと同じような大きさのままで、高齢者の方、腰の悪い方、または子供でも簡単に、米びつに米を移すことのできる米びつを提供すること。 【0004】 【課題を解決するための手段】どこの家庭にもある掃除機や空気を吸引する力を持つ器具を利用出来ないかと考えた。まず、始めに、掃除機で米を吸い取ることが出来るのか、米を吸ってみたところ、ホースの太さを少し細くすれば、米を吸い込む力があることは確認できた。次に、どうすればこれをうまく利用し、米びつに米を移す事が出来るのか考えた。 【0005】試行錯誤を繰り返しながら、掃除機のホースの途中に箱を通して、米を吸い込んでみた。すると、吸い込まれた米は、自分の重さのため箱を通り過ぎることは無く、全てそこに溜まってしまった。そこで、この箱の代わりに米びつを通して米を吸い取ったらどうかと考えた。 【0006】米びつに米の吸い込み口と、空気の吐き出し口の穴を作り、吸い込み口にホースを付け、ホース先端を米袋の中に入れ、吐き出し口の空気を掃除機で吸い取れば、わずかながら米が米びつに入り、吸い込まれた米は自重のため落下し、米びつ内に収納されることがわかった。箱を通して吸い込めば、十分吸い込めるのに、米びつを通すとわずかな米しか吸えないのは、米びつの気密性が無く、空気が漏れ、米を吸い込む力が弱くなるからと考えた。 【0007】そこで米びつの気密性を高めるために、空気の漏れが多い前面に扉を付け、その他の隙間をシリコンなどで塞いで再度テストを実施した。すると、米は勢い良く米びつに吸い込まれることが確認できた。しかし、米びつ全体の気密性を高めた状態で、中の空気を吸い取った場合、米びつが潰れるように働く力は大きく、厚さ3mmのアクリル板で製作した試作品は壊れてしまった。 【0008】これらの問題を解決するために、力のかかる部分を必要最小限に抑えるため、米収納部分から計量部にはいる開口部に開閉する蓋を付け、その米が収納される空間のみの強度を持たせるだけで済むよううにし、アクリル板の厚さを2倍にした。すると、米びつは壊れずに、米は米びつに勢い良く吸い込むことができ、吸引力の弱い掃除機であれば吸い込みに使うホースをさらに細めにしてやることで十分使えることも確認できた。 【0009】以上で、掃除機を利用して米を米びつに移すことが出来たが、さらに、米びつの米を収納する空間を2つに分けることを考えた。 【0010】米びつに米の吸い込みを実施する為の気密性と強度をもつ空間(以下、副収納庫と呼ぶ。)を作り、一度ここに米を収納し、この副収納庫から従来の米びつの収納空間(以下、主収納庫と呼ぶ。)に米が移せるようにすれば良いと考えた。副収納庫と主収納庫の米が入る容量を同じくらいにし、主収納庫の米が無くなった時に、副収納庫から米を移し、早めに副収納庫に米を補充するようにすれば米を切らす心配がなくなり、また、構造的には、副収納庫のみの強度と気密性を持たせるだけで、副収納庫以外は従来の米びつの構造及び強度でよい【0011】次に、どこまで小さな吸込み仕事率の掃除機でも大丈夫か調べた。その結果、米を吸い込む為の空間の気密性にもよるが、吸い込み仕事率170Wの掃除機で十分使えることが確認できた。そこで、その掃除機のモーターと羽根の部分をどこまで小さな箱に収める事ができるのか試作してみたところ、直径12cm、高さ11cmの円柱の筐体に収まるサイズまで小さくすることができた。 【0012】このサイズの空気吸引装置であれば従来の米びつの収納部分奥下のデッドスペースに十分配置することができ、この空気吸引装置につながる空気通路口を、米びつ前面に出ている空気吐き出し口と接続してやればよい。 【0013】空気吐き出し口と空気通路口を前面で、フィルターのついた接続用ホースを使って接続するようにすれば、万が一、米が吸い込まれそうになった場合、米がフィルターに引っかかる。この場合、接続用ホースの空気通路口側は収縮ホースとなっているので、空気吐き出し口側の接続ホースをはずせば、フィルターにかかった米を簡単に取り出すことができ、またフィルターの掃除も簡単にできる。 【0014】また、接続用ホースに、米を吸い込む力を調整するつまみを設置した。これは、吸引力が強いほど米を早く吸い込むことは出来るが、残りが少なくなった場合、あまり吸引力が強すぎると米袋が絡みやすくなるので、適度な吸引力の方が操作性が良いからである。 【0015】方法としては、電気的に吸引力を調整しても良いのだが、より簡単な構造とする為に、今回は、接続用ホースに開けた穴から漏れる空気を、スライド式の蓋で調整することで、米を吸い取る力の調整が出来るようにした。 【0016】米を吸い込む為のホース先端も図のように、刻みを入れたほうが、袋などが絡みにくく吸い込みやすい。また、米びつに、従来通り、前面からも米袋を持ってい入れるための、補充口を作らないのであれば、フィルターに引っかかった米を戻す為に、小さな口をつけると良い。 【0017】 【発明の実施の形態】従来の米びつの上に副収納部4を乗せた物であり、この副収納部4には空気吐き出し口2と、米吸い込み口3、後は主収納庫10に米を移す為のパッキン17のついた開閉部があり、普段はバネ11とバネ14に引っ張られ、閉じた状態となっている。この開閉部の作りは一例であり、重要なのは副収納庫5の空気が吸い取られた場合に、開閉部の蓋18が密着した状態を維持し、副収納庫5の気密性が保たれる事である。 【0018】従って、空気吐き出し口2と米吸い込み口3の二つの穴以外からは空気が漏れなようになっており、米吸い込み口3にホース1を接続し、ホース先端を米袋の中に入れて、空気吐き出し口2から副収納庫5の空気を吸いとれば、ホース1を通して米が入ってくる。また、レバー15を下に下げれば開閉部が開き、簡単に副収納庫5から主収納庫10に米を移すことができる。 【0019】空気吐き出し口2の内側にL型の板13があり、米はこの板に遮られ、吐き出し口に入ることはない。さらに安全のため接続用ホース内に米より小さい目のフィルター12を付けたので、米が空気吸引装置に吸い込まれる心配は全くない。 【0020】フィルター12を接続用ホース内につけるのは、米や埃がが詰まっても簡単に取り出しまたは清掃できるようにする為です。 【0021】この米びつの使い方は、フィルター12のついた接続用ホースが通常接続した状態になっているので、米吸い込み口3にホース1を接続して、前面につけたモーターのスイッチ27を入れれば、米を吸い込めるようになります。 【0022】 【発明の効果】この米びつは、構造が簡単で、空気の吸引力を利用する為、大きさ及び耐久性も従来の物と同じように作れると思われ、ホースが床まで延びるようににすれば、キッチン台に乗せて設置する事も可能で、中腰にならなくても、米を取り出す事もできるようになる。従って、この米びつは米の補充の負担を無くし、残りの米の管理もしやすく、米の取り出しにおいても負担を少なくすることが出来る米びつであり、現在使っている米びつでも、空気吸引装置を付加した副収納部4を米びつの上に置き、副収納庫5から簡単に従来の米びつに米を移せるようにすれば、この機能が利用できるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300005150 【氏名又は名称】廣瀬 誠
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| 【出願日】 |
平成12年5月24日(2000.5.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−327415(P2001−327415A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【出願番号】 |
特願2000−152303(P2000−152303) |
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