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【発明の名称】
【発明者】 【氏名】諸角 貢

【要約】 【課題】この発明は,復元性能に優れ,吸水発散性能に優れ、清潔感、森林浴効果を与える枕を提供すること、また首回り及び肩口を冷やさないようにし、また枕につく臭いを少なくするようにして、さらには頚部を寝心地の良い高さに維持できる枕を提供することにある。

【解決手段】袋と袋内に収容した充填材とでなる枕において、この枕は頚部支持部と後頭部支持部を形成しており、頚部支持部と後頭部支持部の袋内には通気性と吸水発散性に良好で復元力の高いヘチマ繊維片と防ダニなどの害虫忌避性のあるヒノキチップを混合して、これを充填材として収容したことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】外袋と内袋、および内袋に入れた充填材とでなる枕において、この枕は頚部支持部と後頭部支持部を形成しており、頚部支持部と後頭部支持部の内袋には通気性と吸水発散性に良好で復元力の高いヘチマ繊維片と防ダニなどの害虫忌避性のあるヒノキチップを混合して、これを充填材として収容したことを特徴とする枕。
【請求項2】頚部支持部を形成する内袋は、遠赤外線を輻射するセラミックス系の素材を布に塗布した遠赤外線発生シートでなり、後頭部支持部を形成する内袋は脱臭機能を有する炭の粉粒体が混合された不織布などのシートであることを特徴とする請求項1記載の枕。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通気性、柔軟性にすぐれ、とくに吸水発散性能,復元性が高く、清潔感を保てる枕であり、ダニなどの害虫を防ぐ枕であり、森林浴効果と、精神の興奮を鎮め爽快な気分を味わえ、さらには頚部を適当な高さで支持することができる枕に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の枕にあっては、そばがら、小豆,羽毛などを充填したものが知られている。
【0003】しかしながら、これらの枕では、通気性や柔軟性など枕に要求される性質を一応備えているものの,長期間にわたる使用で、ダニが付着して非衛生になったり、充填材が変形して復元しないことになると,枕の形くずれが起こり、頚部(首)を支持する高さを維持できず結果的に使用に耐えないことになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は,復元性能に優れ,吸水発散性能に優れ、防ダニ性能があり、清潔感を保てる枕を提供すること、また首回り及び肩口を冷やさないようにし、また枕につく臭いを少なくするようにして、さらには頚部を寝心地の良い高さに維持できる枕を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、袋と袋内に収容した充填材とでなる枕において、この枕は頚部支持部と後頭部支持部を形成しており、頚部支持部と後頭部支持部の袋内には通気性と吸水発散性に良好で復元力の高いヘチマ繊維片とダニなどの害虫忌避性のあるヒノキチップを混合して、これを充填材として収容したことを特徴とする枕にある。
【0006】請求項2の発明は、頚部支持部を形成する内袋は、遠赤外線を輻射するセラミックス系の素材を布に塗布した遠赤外線発生シートでなり、後頭部支持部を形成する内袋は脱臭機能を有する炭の粉粒体が混合された不織布などのシートであることを特徴とする請求項1記載の枕にある。
【0007】請求項1の発明によれば、袋の中に通気性と吸水発散性が良好で、復元力の高いヘチマ繊維片と防ダニなどの害虫忌避性のあるヒノキチップを混合して、これを充填材として入れたので、枕ごと洗えて洗濯できて清潔感が保て、洗濯後の復元力が高く、吸水発散性が高いもので、鎮静催眠効果のある、かつ利用者の頚部、後頭部にフィットする枕を提供できる。
【0008】また、頚部支持部と後頭部支持部に分けて、後頭部支持部でフィット感、使用感をを良好にし、頚部支持部で、頚部(首)を自然な状態で支持して頚部への圧迫がないようにできるもので、ヘチマ繊維片と防ダニなどの害虫避性のあるヒノキチップを混合して、これを充填材として入れたので、枕ごと洗えて洗濯できて清潔感が保て、洗濯後の復元力が高く、吸水発散性が高い。かつ利用者を自然な寝姿勢で頭にフィットする枕を提供することができる。
【0009】請求項2の発明によれば、頚部支持部を形成する内袋は、遠赤外線を輻射するセラミックス系の素材を布に塗布した遠赤外線発生シートでなり、後頭部支持部を形成する内袋は脱臭機能を有する活性炭の粉粒体が混合された不織布などのシートであることを特徴とする請求項2記載の枕でなるから、首回り及び肩口を冷やさないようにし、また枕につく皮膚臭や毛髪臭を少なくする枕を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明する。
【0011】図1は、この発明の枕の斜視図で、図2は平面図を示すが、この枕は頚部支持部1と後頭部支持部2、頚部支持部1は充填材11および充填材21を収容した内袋12を有し、後頭部支持部2は充填材21および充填材21を収容した内袋22を有している。
【0012】内袋12と内袋22は、さらに外袋3で被覆されており、外袋3の表裏を内袋12と内袋22との間で縫合して、頚部支持部1と後頭部支持部2を区画形成している。頚部支持部1は、断面が、利用者も後頭部側の頚部曲面に沿うようにほぼ楕円状に充填材11を収容している。
【0013】内袋12は、遠赤外線を輻射するセラミックス系の素材を布に塗布した遠赤外線発生シートとでなり、利用者の頚部および肩に接する部分が冷えるのを防止することに寄与する。
【0014】内袋22は、活性炭を吸着させた繊維を不織布状に形成したシートが望ましいが、他の炭素粉末でも良く、微細な孔を多数有し、皮膚臭や毛髪臭などの異臭を、この微細な孔で吸着脱臭する機能を有すれば良い。
【0015】充填材11と充填材21は、ヘチマ繊維片4とヒノキチップ5を多数混合したもののであり、ヘチマ繊維片4は、ヘチマの果肉を除き乾燥して繊維組織を得て、これを細分化してチップ状にしたものである。
【0016】ヘチマ繊維片4は、強靭な網目により特有の弾性を有し、その空間は通気性と柔軟性を常に維持している。ヒノキチップ5は、ヘチマ繊維片4間に介在している。
【0017】ひのきチップ7は、テルペン類と呼ばれる揮発性物質であるフィトンチッドを放出している。ひのきにはテルペン量が多く、放出されたフィトンチッドは鎮静催眠効果、すなわち、使用者に森林浴効果を与えることになる。テルペン類は特有の香りを放ち、殺菌力、殺虫力もある。
【0018】このように、充填材11と充填材21はチップ状にしたヘチマ繊維片4とヒノキチップ5で構成されているので,軽い重量で,かつ枕ごと洗濯でき、清潔感が保てると共に,洗濯後の復元力が高いものである。またヘチマ繊維片4は通気性に優れ、吸水発散性が高く夏の高温多湿な時期には好適な枕を提供できる。
【0019】なお、後頭部支持部2を、フィット感を向上させるため、あるいは、寝返りに対応して3分割することは任意に考慮できる事項である。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、袋の中に通気性と吸水発散性が良好で、復元力の高いヘチマ繊維片とヒノキチップを混合して、これを充填材として入れたので、枕ごと洗濯できるから清潔感が保て、洗濯後の復元力が高く、吸水発散性が高いので頭部に汗をかいたりすることがなく、さらにはヒノキチップにより森林浴効果の爽快な枕を提供できるとともに防ダニ消臭効果が生じ、また、頚部支持部と後頭部支持部に分けて、後頭部支持部でフィット感を提供し、頚部支持部で自然な寝姿勢になるように頚部を支持する枕を提供することができる。
【0021】請求項2の発明によれば、頚部支持部を形成する内袋は、遠赤外線を輻射するセラミックス系の素材を布に塗布した遠赤外線発生シートでなり、後頭部支持部を形成する内袋は脱臭機能を有する炭の粉粒体が混合された不織布などのシートであることを特徴とする請求項2記載の枕でなるから、首回り及び肩口を冷やさないようにし、また枕につく臭いを少なくする枕を提供できる。
【出願人】 【識別番号】000010032
【氏名又は名称】フランスベッド株式会社
【出願日】 平成12年4月25日(2000.4.25)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−299540(P2001−299540A)
【公開日】 平成13年10月30日(2001.10.30)
【出願番号】 特願2000−165185(P2000−165185)