| 【発明の名称】 |
酒徳利袴 |
| 【発明者】 |
【氏名】百々 仁次郎
【氏名】塩谷 治平
【氏名】菅原 元雄
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| 【要約】 |
【課題】酒徳利内に注入された燗酒又は冷酒が、飲酒中に冷めたり暖まったりしないようにする手段を提供する。
【解決手段】酒徳利1に、日本酒等を注入し燗酒又は冷酒として飲用に供する。酒徳利1は酒徳利袴2に据え置いて、外部へのたれ等を防止する。酒徳利袴2の底部には、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側及び吸熱側接合部3a、3bを有する熱電素子3を付設する。酒徳利袴2の内側の酒徳利1の底部が当接する部位等に、酒徳利1の温度を検出するサーミスタ等からなる温度検出部(図示せず)を設ける。温度検出部で検出した温度が予め設定した所定の酒徳利の温度からずれている場合には、温度制御部6で熱電素子3の電源5から熱電素子3に流れる電流を調整することにより、酒徳利1の温度を所定の温度に制御する。これにより、酒徳利1に注入した燗酒又は冷酒を最適な温度に保温又は保冷する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 燗酒又は冷酒を注入して飲用に供する酒徳利を据え置く酒徳利袴において、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側接合部及び吸熱側接合部を有する熱電素子と、前記酒徳利の温度を検出する温度検出部と、検出した温度により前記熱電素子に通電する電流を制御することにより酒徳利の温度を制御する温度制御部を付設し、酒徳利に注入した燗酒又は冷酒を所定の温度に保温又は保冷することを特徴とした酒徳利袴。 【請求項2】 前記酒徳利袴は複数個併設し、それぞれの酒徳利袴で保温又は保冷を行うことを特徴とした請求項1記載の酒徳利袴。 【請求項3】 前記酒徳利袴は、運搬用の把手を付設した酒徳利を持ち運ぶ容器上に載設し、岡持の機能を持たせることを特徴とした請求項1記載の酒徳利袴。 【請求項4】 前記把手は、前記容器の横部に回動自在に係着し、運搬時には立てて、飲酒時には倒して使用できるようにすることを特徴とした請求項3記載の酒徳利袴。 【請求項5】 前記把手の係着部分には、把手を立てたまま又は倒したまま保持するクリック機構を設け、運搬時に前記容器が傾かないようにすることを特徴とした請求項4記載の酒徳利袴。 【請求項6】 前記容器内には、杯を置く場所及び、又は杯洗を付設することを特徴とした請求項3記載の酒徳利袴。 【請求項7】 前記容器の底部に、商用電源から当該酒徳利袴に電源を供給する電源コードを弾性体で付勢して巻き込むコード巻き込み機構を付設することを特徴とした請求項3記載の酒徳利袴。 【請求項8】 前記酒徳利袴の内側には、シリコン樹脂、シリコングリス充填の袋状容器その他の柔軟で高熱伝導度材料からなる緩衝部を付設することを特徴とした請求項1記載の酒徳利袴。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、燗酒又は冷酒を注入した酒徳利を据え置く酒徳利袴に熱電素子を付設して、酒徳利内の燗酒又は冷酒が冷めたり暖まったりしないようにした酒徳利袴に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の酒徳利袴は、木製の器等からなり、徳利内の酒の保温や保冷の機能に欠けていた。そのため、予め暖めたり冷やしたりした燗酒や冷酒が、飲酒中に冷めたり暖まったりするという不都合が生ずるおそれがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、酒徳利内に注入された燗酒又は冷酒が、飲酒中に冷めたり暖まったりしないようにする手段を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】燗酒又は冷酒を注入して飲用に供する酒徳利を据え置く酒徳利袴に、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側接合部及び吸熱側接合部を有する熱電素子と、前記酒徳利の温度を検出する温度検出部と、検出した温度により前記熱電素子に通電する電流を制御することにより酒徳利の温度を制御する温度制御部を付設し、酒徳利に注入した燗酒又は冷酒を所定の温度に保温又は保冷する。 【0005】前記酒徳利袴は複数個併設し、それぞれの酒徳利袴で保温又は保冷を行う。 【0006】前記酒徳利袴は、運搬用の把手を付設した酒徳利を持ち運ぶ容器上に載設し、岡持の機能を持たせる。 【0007】前記把手は、前記容器の横部に回動自在に係着し、運搬時には立てて、飲酒時には倒して使用できるようにする。 【0008】前記把手の係着部分には、把手を立てたまま又は倒したまま保持するクリック機構を設け、運搬時に前記容器が傾かないようにする。 【0009】前記容器内には、杯を置く場所及び、又は杯洗を付設する。 【0010】前記容器の底部に、商用電源から当該酒徳利袴に電源を供給する電源コードを弾性体で付勢して巻き込むコード巻き込み機構を付設する。 【0011】前記酒徳利袴の内側には、シリコン樹脂、シリコングリス充填の袋状容器その他の柔軟で高熱伝導度材料からなる緩衝部を付設する。 【0012】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。図1は、本発明による酒徳利袴の1実施の形態の概念を示す正面図である。酒徳利1に、日本酒等を注入し、暖めたり冷やしたりして燗酒又は冷酒として飲用に供する。杯に酒を注いだ後等には、酒徳利1を酒徳利袴2に据え置いて、酒の外部へのたれ等を防止する。酒徳利袴2の底部には、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側及び吸熱側接合部3a、3bを有する熱電素子3を付設する。酒徳利袴2の内側の酒徳利1の底部が当接する部位等に、酒徳利1の温度を検出するサーミスタ等からなる温度検出部(図示せず)を設ける。温度検出部で検出した温度が予め設定した所定の酒徳利の温度からずれている場合には、温度制御部6で熱電素子3の電源5から熱電素子3に流れる電流を調整することにより、酒徳利1の温度を所定の温度に制御する。これにより、酒徳利1に注入した燗酒又は冷酒を最適な温度に保温又は保冷する。 【0013】なお、酒徳利1の保温を行う場合には、熱電素子3の接合部3aが発熱側となり、接合部3bが吸熱側となるように電源5からの電流を供給する。そして、吸熱側の接合部3bには、フィンやファンモータ等からなる熱交換器4を設けて、接合部3bで酒徳利1の外周部から容易に吸熱が行えるようにする。一方、酒徳利袴の内部には、熱電素子3の接合部3aと熱接続するアルミ容器等からなる熱伝導体3aaを酒徳利1の周囲を囲む様に付設して、発熱側となる接合部3aから酒徳利1への熱伝導を良くする。また、熱伝導体3aaの周囲は、発泡ポリウレタン等の断熱材7で覆って、外周部に熱が逃げないようにし、熱電素子3による保温効果を向上させる。酒徳利1の保冷を行う場合には、上記と反対に熱電素子3の接合部3aが吸熱側となり、接合部3bが発熱側となるように電源5からの電流を供給する。さらに、酒徳利袴2の内側には、シリコン樹脂、シリコングリス充填の袋状容器その他の柔軟で高熱伝導度材料からなる緩衝部8を付設して、酒徳利1を酒徳利袴2に据え置くときの衝撃を緩和するとともに、酒徳利1と酒徳利袴2を密着させ、保温又は保冷効果を良くする。 【0014】図2は、本発明による酒徳利袴の別の実施の形態の概念を示す斜視図である。また、図3は同正面図である。上記と同様に構成した酒徳利袴22、32を複数個併設して、それぞれの酒徳利袴22、32の底部に付設した熱電素子23、33に制御部26で制御する電源25から電源を供給し、酒徳利21,31の保温又は保冷を行う。熱電素子23、33の保温、保冷を行う接合部と反対側の接合部は、熱交換器24で外周との熱交換を行い熱平衡を保つ。複数個の酒徳利袴22、32は、容器41の上に併設し、容器41には、運搬用の把手42を付設して酒徳利21、31を持ち運ぶ岡持としての機能を持たせると便利である。把手42は、容器41の横の部分に回動部42aにより方向イに向けて回動自在に係着する。これにより、運搬時には把手42として立てた状態として容易に把手が掴めるようにし、飲酒時には把手42bとして倒した状態として、容易に酒徳利21、31の出し入れが行えるようにする。 【0015】把手の係着部分には、把手を立てたまま又は倒したまま保持するクリック機構を設けて、運搬時に前記容器が傾かないようにする。クリック機構としては、例えばほぼ半球状の頭部を容器41の横部からバネで付勢して突出する可動棒41aと、容器41の横部に係着した固定棒41b、41cから構成する。容器41を持ち運ぶときは、倒れた把手42bを方向イに力を入れて引き起こすことで、可動棒41aが容器41の横部に引っ込み、立てた把手42とするができる。立てた把手42は、可動棒41aと固定棒41bに係止されて、酒徳利21、31を持ち運ぶとき、容器41が傾いたりすることを防止する。同様に、飲酒時には、立てた把手42を方向イに力を入れて引き倒すことで、可動棒41aが容器41の横部に引っ込み、倒れた把手42bとすることができる。 【0016】容器41内には、杯51、51を置く場所や杯を漱ぐ杯洗(図示せず)を付設することで、容器41のみで、飲酒用の岡持の機能が達成できるようになる。また、容器41の底部に、酒徳利袴の電源25に商用電源を供給する電源コード43を弾性体で付勢して巻き込むコード巻き込み機構を付設して、容器41を持ち運ぶとき邪魔にならないようにする。 【0017】 【発明の効果】以上に説明したように、燗酒又は冷酒を注入して飲用に供する酒徳利を据え置く酒徳利袴に、通電により発熱又は吸熱を行う発熱側接合部及び吸熱側接合部を有する熱電素子と、前記酒徳利の温度を検出する温度検出部と、検出した温度により前記熱電素子に通電する電流を制御することにより酒徳利の温度を制御する温度制御部を付設し、酒徳利に注入した燗酒又は冷酒を所定の温度に保温又は保冷することにより、酒徳利内に注入した燗酒又は冷酒を、飲酒中に冷めたり暖まったりしないようにすることが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成12年1月20日(2000.1.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−197996(P2001−197996A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月24日(2001.7.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−11273(P2000−11273) |
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