| 【発明の名称】 |
ベッド |
| 【発明者】 |
【氏名】リン ケヴィン
【氏名】東 菜美子
|
| 【要約】 |
【課題】結婚後に子供の誕生等によりベッドの使用状態が変わっても、その状況の変化に応じてベッドスペースを容易に、且つ、強固に拡張することができるベッドを提供する。
【解決手段】ベッド本体1のフレーム7と、フレーム7に囲まれたボトムボード9と、ボトムボード9に載置されたマットレス8と、ベッド本体1のヘッド部に配置された2分割されたヘッド枠6と、ヘッド枠6に収蔵されたヘッドボード2と、ヘッド枠6に組み込まれるクッション3、4で、ヘッド枠6をフレーム7の側面の任意の位置に取り付ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ベッド本体に設けられたフレームと、該フレームのヘッド部に配置されたヘッド枠で、該ヘッド枠を前記フレームの側面に組み合わせて拡張スペースを形成することができるベッド。 【請求項2】 前記ヘッド枠は2つ以上から構成され、前記フレームの側面の任意の位置に取り付け可能であり、且つ、前記フレームの側面に取り付けた状態で前記フレームの高さとヘッド枠の高さが同じであることを特徴とする請求項1に記載のベッド。 【請求項3】 前記ヘッド枠内に収蔵されるヘッドボードで、使用状態の変化に応じて前記フレームの任意の側面に取り付けることができることを特徴とする請求項1、2記載のベッド。 【請求項4】 前記フレームに載置されるマットレスと、前記ヘッド枠を拡張スペースとして使用した場合に前記ヘッド枠に載置されるクッションを設けたことを特徴とする請求項1乃至3に記載のベッド。 【請求項5】 前記ヘッド枠に載置した前記クッションが係止手段により係止されることを特徴とする請求項4に記載のベッド。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、使用状況に応じてベッドスペースを拡張することができるベッドに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のベッドの構造に関するものとしては特開平11−221134号公報に開示されているものがある。 【0003】図14の従来のベッドでは、箱状のベッド本体1aと、このベッド本体1aの上部に設けられた第1天部材2aおよび第2天部材2bとを備え、天部材2a、2bは、天部材本体と、この天部材本体に、収納位置と引き出し位置とを間を天部材本体の幅方向(矢印B方向)に移動自在に設けられた天部材拡張体9c,9dとを備えている。このベッドにおいては、シングルサイズとする場合には、天部材拡張体9c,9dをそれぞれ収納位置に位置させ、一方、天部材拡張体9c,9dを引き出し位置まで移動させると、ダブルサイズのベッドとなる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のベッドでは、例えばシングルサイズからダブルサイズにベッドスペースを拡張することができるが、マットレス部材となる分割クッション数が多く(従来実施例では4つ)、シングルサイズとして使用する場合にその収納が問題になる。また、ベッドスペースを拡張したときに、ベッド本体と拡張スペースに段差が生じてしまい、マットレスとクッションでの高さ調整が必要となる。しかも、拡張スペースは片持ち状態で保持されるため、重量物を載置する場合には強度的に問題がある。 【0005】従来のベッドでは大人が使用する場合を考えているが、子供の誕生により子供用のスペースが必要になる場合、従来のベッド構造では子供のスペースを確保することが困難である。 【0006】本発明は上記問題を解決するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ベッド本体に設けられたフレームと、該フレームのヘッド部に配置されたヘッド枠で、該ヘッド枠を前記フレームの側面に組み合わせて拡張スペースを形成することができる。 【0008】請求項1の発明では、ベッド本体のヘッド部に配置されるヘッド枠をフレームの側面と組み合わせ拡張スペースを形成することにより、強固で、且つ、容易にベッドスペースを拡張できる。 【0009】請求項2の発明は、前記ヘッド枠は2つ以上から構成され、前記フレームの側面の任意の位置に取り付け可能であり、且つ、前記フレームの側面に取り付けた状態で前記フレームの高さとヘッド枠の高さが同じであることを特徴とする。 【0010】請求項2の発明では、2つ以上から構成されるヘッド枠をフレームの側面の任意の位置に取り付けることにより、使用状況に応じた任意の形態の拡張スペースを設けることができる。また、フレームの側面に取り付けた状態でフレームの高さとヘッド枠の高さを同じにできるため、マットレスを使用しなくても段差の無い拡張スペースを得ることができる。 【0011】請求項3の発明は、前記ヘッド枠内に収蔵されるヘッドボードで、使用状態の変化に応じて前記フレームの任意の側面に取り付けることができることを特徴とする。 【0012】請求項3の発明では、ヘッド枠内に組み合わされるヘッドボードを、フレームの側面に取り付けることにより、ヘッド枠を拡張スペースとして使用する場合には、ヘッドボードとして使用できる。尚、ヘッドボードとして使用しない場合は、ヘッドボードはヘッド枠内に収蔵されるため、収納スペースの問題が無い。 【0013】請求項4の発明は、前記フレームに載置されるマットレスと、前記ヘッド枠を拡張スペースとして使用した場合に前記ヘッド枠に載置されるクッションを設けたことを特徴とする。 【0014】請求項4の発明では、ヘッド枠にクッションが組み合わされて収納されているため、ヘッド枠がベッド本体のヘッド部にある場合は、前記クッションはヘッド部のクッションとして使用される。クッションは2、又は3に分割され、全てのクッションはヘッド部に収納される。そしてヘッド枠を拡張スペースとして使用する場合には、クッションを拡張スペースに載置して使用する。 【0015】請求項5の発明は、前記ヘッド枠に載置した前記クッションが係止手段により係止されることを特徴とする。 【0016】請求項5の発明では、ヘッド枠の上面に載置したクッションが係止手段により係止されることにより、ヘッド枠を拡張スペースとして使用する場合、ヘッド枠からクッションがズレ落ちるのを防止する。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明のベッドを具体的な実施例により詳細に説明する。 【0018】図1、及び図2は本発明のベッドで、ベッド本体1は、フレーム7に囲まれたボトムボード9と、ボトムボード9に載置されたマットレス8と、ベッド本体1のヘッド部に配置された2分割されたヘッド枠6と、ヘッド枠6に内設されたヘッドボード2と、ヘッド枠6に組み込まれるクッション3、4と、ヘッド枠6とクッション3、4を覆うように配設されるヘッドパッド5から構成される。また、ヘッド枠6にはフレーム7と係合するためのフック10が固設されている。 【0019】クッション3、4はヘッド枠6内に収納されるため、ヘッド枠6と一体で使用される。ヘッドボード2は、本使用状態ではヘッド枠6に内蔵される。ヘッドパット5はクッション3、4の継ぎ目を覆うためのもので、意匠的な効果も有する。 【0020】図3、及び図4は、ヘッド枠6を拡張スペースとして使用した場合の実施例である。図1、2のヘッド枠6はフレーム7の側面に取り付けられ、そこにクッション3が載置される。ヘッドボード2は向かい合うフレーム7に取り付けられ、ヘッドパット5はヘッドボード2のカバーとして使用される。 【0021】図5はヘッド枠6を本発明のヘッド部に配置したときの使用状態で、使用者は頭をヘッド枠6に収納されたクッション3、4向けて、A−B方向に向いて使用する。そして子供等が誕生し拡張スペースが必要な場合、図6のようにA−B方向とは90度回転した状態、すなわちC−D方向に向いて使用する。このときヘッド枠6による拡張スペースは使用者の足元となる。 【0022】図7は2分割されたヘッド枠6をベッドのフレーム7の両端に取り付けた実施例である。ヘッド枠6はフレーム7の任意の位置に取り付け可能であるため、本実施例のように組み合わせることにより、大人が子供を挟んでベッドを使用する形態が可能となる。 【0023】図8はヘッド枠6をフレーム7へ取り付けた状態の断面図である。ヘッド枠6に固設したフック10がフレーム7に係合することにより、取り付けられる。本発明では、ヘッド枠6とボトムボード9の高さを同じにできるので、マットレス8、及びクッション3を用いなくても、段差の無いベッドスペースが得られる。 【0024】図9はクッション3をヘッド枠6に載置したもので、クッション3に設けた布片13をマットレス8とボトムボード9の間に挟むことにより、ベッド枠6からクッション3がズレ落ちるのを防止できる。 【0025】図10はヘッド枠6とクッション3の接触面にファスナー11を用いて係止したもので、図9と同様にベッド枠6とクッション3のズレを防止できる。 【0026】図11はヘッド枠6とヘッド枠の端部に固設したフック10である。フック10はL字型であり、ヘッド枠6を拡張スペースとして使用する場合には、このフック10のL字型部がフレーム7と係合することにより取り付けられる。 【0027】図12はヘッド枠6とヘッドボード2の断面で、ヘッドボード2はヘッド枠6内に組み合わされて収蔵される。ヘッド枠6をヘッド部に配置したときはヘッドボード2は収蔵された状態で、ヘッド枠6を拡張スペースとして使用する場合には、ヘッドボード2はヘッド枠6から取り外してヘッドボードとしてフレーム7に取り付けられる。本発明のようにヘッドボード2がヘッド枠6内に収蔵されるため、ヘッドボード2をヘッドボードとして使用しない場合に、収納スペースの問題が無い。 【0028】図13はヘッドボード2をベッドのフレーム7に取り付けた状態で、ヘッドボード2に固設されたフック14をフレーム7とボトムボード9の隙間に挟み込んで、ヘッドボード2をフレーム7の任意の位置に取り付け可能である。又、フック14がフレーム7に係合した時に、その状態で締結ネジ12により強固に固定することも可能である。 【0029】 【発明の効果】本発明のベッドによれば、ベッドのヘッド部に設けられたヘッド枠を用いることにより、ベッドスペースを容易に、且つ、強固に拡張することができる。したがって結婚後に子供の誕生等によりベッドの使用形態が変わっても、状況の変化にベッドスペースを拡張したり、基に戻したりできる。 【0030】また、拡張スペースは、フレームに強固に取り付けられるため、大人等の重量物が載った場合でも、問題なく使用に耐えることができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000000011 【氏名又は名称】アイシン精機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成12年5月30日(2000.5.30) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2001−340168(P2001−340168A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月11日(2001.12.11) |
| 【出願番号】 |
特願2000−161280(P2000−161280) |
|