| 【発明の名称】 |
シート捲込み機能付き長椅子 |
| 【発明者】 |
【氏名】大村 陽
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| 【要約】 |
【課題】体育館を目的外に使用する際に用いるシートの、敷きのべ・捲き取り・持ち運び作業を安全・衛生的に行えるようにした長椅子を提供する。
【解決手段】長椅子10の片端にギャーボックス11を設け、ギヤーボックス11の出力軸14から長椅子10の外殻15内にシート17を巻取るシャフトを延ばし、ギヤーボックス11の入力軸端にクランクハンドル21を接合する手段20を設け、外殻15の長手面のいずれかにシート17の捲込み口を開口してなり、必要ならば、上記軸心14から捲込み口に向けてリードシートを延設し、上記長椅子10の下面にキャスター25を取り付け、上記捲込み口に除塵機能を備えてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 長椅子の片端にギヤーボックスを設け、ギヤーボックスの出力軸から長椅子の外殻内にシートを巻取る軸心を延ばし、ギヤーボックスの入力軸端にクランクハンドルを接合する手段を設け、外殻の長手面のいずれかにシートの捲込み口を開口してなるシート捲込み機能付き長椅子。 【請求項2】 上記軸心から捲込み口に向けてリードを延設し、該リード端に被巻取りシートを繋ぎ止める手段を設けてなるシート捲込み機能付き長椅子。 【請求項3】 上記リードが、シート、コードまたはワイヤーコードのいずれかである請求項1または2に記載のシート捲込み機能付き長椅子。 【請求項4】 上記リード端に、被捲込みシートの中間を折り返した部分を繋ぎ止める手段を備えてなる請求項1乃至3のいずれかに記載のシート捲込み機能付き長椅子。 【請求項5】 上記長椅子の下面にキャスターを取り付けてなる請求項1乃至4のいずれかに記載のシート捲込み機能付き長椅子。 【請求項6】 上記捲込み口に除塵機能を備えてなる請求項1乃至5のいずれかに記載のシート捲込み機能付き長椅子。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、体育館を目的外に使用するとき、その床面に敷かれるシートを捲込む機能を備えた長椅子に関する。 【0002】 【従来の技術】体育館を入学式、卒業式、講演会などの目的に使用するときは、土足で上がるのでフロアーに疵が着かないようにシートを敷くようにしているが、繰り返し使っているうち履物の泥が付着してくる。 【0003】上記シートは、使用しないときは巻取って器材倉庫に収納し、使用するときはこれを運び出して敷きのべる作業をしなければならず、一般的に使われているシートは1m×30m(幅×長さ)で結構重く、履物の裏に付着した泥などが付着しているので着衣を汚すこととなり、また、上記作業をするときに砂埃がたって極めて不衛生であり、さらに、巻取ったシートを運ぶとき着衣の汚れるのを嫌って不自然な姿勢で持つと腰痛の原因になる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この発明は上記状況に鑑み、体育館を目的外に使用するとき当然必要となる椅子を長椅子とし、この長椅子に上記シートを捲込む機能を持たせることにより安全で衛生的にシートの敷き延べ・捲込み作業ができる長椅子を提供しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するためにこの発明は、長椅子の片端にギャーボックスを設け、ギヤーボックスの出力軸から長椅子の外殻内にシートを巻取る軸心を延ばし、ギヤーボックスの入力軸端にクランクハンドルを接合する手段を設け、外殻の長手面のいずれかにシートの捲込み口を開口してなる構成としたものである。 【0006】上記の如く構成するこの発明によれば、巻取り、敷きのべ、持ち運び作業が非常に楽になり、安全で衛生的になり、しかも、巻取り具合が一定になってシートの損傷も少なくなるなどの効果が得られる。 【0007】 【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を図面を参照しなが説明する。図1,2は第一実施形態で、長椅子10の片端には、ギヤーボックス11が設けられ、このギヤーボックス11の中には主動歯車(小歯車)12と従動歯車(大歯車)13が噛み合って回動可能に軸支されている。 【0008】従動歯車13の出力軸(シャフト)14は、長椅子10の外殻15内に延び、その端はベアリング16に支持され、該シャフト14にはシート17を捲込むドラム18が取り付けられ、この捲込みドラム18からリードシート19が延設されている。 【0009】ギヤーボックス11の主動ギヤー12の軸端にはソケット20が形成され、このソケット20にクランクハンドル21のプラグ22が嵌められる。 【0010】長椅子10の外殻15の長手面には、シート17の捲込み口23が開口してあり、上記捲込みドラム18から上記捲込み口23に向けてリードシート19が延び、このリードシート19の端には敷きのべられたシート17の端を引っ掛けるフック24が取付けられている。 【0011】なお、長椅子の外殻の裾周りは底板より下方に延ばし、床面との隙間を少なくして怪我をしないようにしてある。 【0012】長椅子10の下面にはロック機構付きキャスター25が取り付けられ、上面はクッションを内包して包布26が被せられ、その周囲には周り縁テープ27が巻かれて鋲28で止められている。なお、クッション部分を別の枠体で構成し、このクッションを外殻15の上部に嵌め込む方式にすれば、クッション部分を任意に外すことができるので内部の点検・掃除を容易にすることができる。 【0013】この実施形態の長椅子10にシート17を捲込むときは、シート17の端をリードシート19のフック24に引っ掛け(シートの端に孔を開けて鳩目をしておくとよい)、主動ギヤー12端のソケット20にクランクハンドル21のプラグ22を嵌めて回すと、その回転力は、主動ギヤー12、従動ギヤー13を介して捲込みドラム18に伝達され、敷きのべられたシート17は長椅子10の外殻15の中に捲込まれる。 【0014】ここで、捲込み口23にはブラシ60と、その奥に電機掃除機の吸引管を接続することによって作用する吸込み口61が設けられ、捲込まれるシート17に付着している塵埃が吸引・除去される。 【0015】図3,4は第二実施形態で、捲込みドラム38からリードワイヤーコード59が延設され、その端にリング49が取り付けられ、上記リング49を貫通する心棒50が用意され、片方のリング49からシートり折り返し部および他方のリング49を貫通したところで心棒50のネジ51に蝶ネジ52を螺合させている。 【0016】この実施形態では、敷きのべられたシート37の中間を図4に示すように折り返した状態で、一方のリング49からシート37の折り返した部分および他方のリング49へと心棒50を貫通させ、心棒50の端のネジ51に蝶ネジ52を螺合し、この状態で図1、図2に示す主動ギヤー12の軸のソケット20にクランクハンドル21のプラグ22を嵌めて回すと、図4に示すように敷きのべられたシート37は、第一実施形態の二倍の速さで長椅子30の外殻35の中に捲込まれる。 【0017】ここで、捲込み口43にはブラシ60と、その奥に電機掃除機の吸引管を接続することによって作用する吸込み口61が設けられ、捲込まれるシート37に付着している塵埃が吸引・除去される。 【0018】この実施形態において、上記リードワイヤー59に替えて、図5に示すように第一実施例と同様にリードシート39を延設し、該リードシート39の端を折り返し融着して筒状53とし、図5(a)のようにU字形のピン54を差し込み、リードシート39とシート37とを繋ぐことができる。ここで、シート37を捲込むときの張力により、ピン54のツノ54’は筒状53の孔53’に嵌まり不用意にピン54が外れないようになっている。 【0019】また、図5(b)のようにリードシート39の端に回動・固定可能にしたフック44を設け、シート37の折り返し部分にこのフック44を引っ掛け、ピン孔55にピン56を差し込むようにしてリードシート39とシート37とを繋ぐこともできる。 【0020】ここで、被捲込みシートをドラム18または38に直接繋いで捲込んでも良いが、シートの長手ラインと捲込み軸心とが直角にし難いので、予めリードを設けておくと、その心配がなく被捲込みシートが右または左に走ることがない。また、被捲込みシートの終端には捲込み防止金具を取り付け不用意に終端が長椅子内に捲込まれないようにするとよい。 【0021】この長椅子10でシート17を捲込み・繰り出して敷きのべるときは、シート17の幅より長椅子10の幅の方が広いので、図6のように体育館の前後に長椅子10を交互に配置すると、スムーズに作業を進めることが出来る。 【0022】 【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、体育館を目的外に使用するときのシートの敷きのべ、捲込み、持ち運び収納作業が非常に楽になり、かつ、安全で衛生的になり、シートは、長椅子の空洞に捲込まれるのでシートを収納するためのスペースが要らなくなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599127047 【氏名又は名称】大村 陽
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| 【出願日】 |
平成12年3月7日(2000.3.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074206 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−245741(P2001−245741A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月11日(2001.9.11) |
| 【出願番号】 |
特願2000−61913(P2000−61913) |
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