| 【発明の名称】 |
敷布団 |
| 【発明者】 |
【氏名】沖 田 美 明
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| 【要約】 |
【課題】永年の使用によるヘタリが小さく、永年使用しても高いクッション性および保温性が得られる敷布団を提供する。
【解決手段】上層布団部12と、下層布団部13と、両布団部12,13間配置された布団芯材14とで構成し、布団芯材14の内部を例えば升目状等の複数の球状体充填室26に仕切り、各球状体充填室26内に球状体20を充填する。球状体20により布団芯材14の内部に大きな空気層が形成されるので高い保温性が得られる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】上層布団部と、下層布団部と、上層布団部と下層布団部の間に配置された布団芯材とを有し、前記布団芯材は、上布および下布の周縁間をマチテープで連結しその内部を仕切りテープにより複数の球状体充填室に仕切った布団布と、この布団布の羊毛球充填室内に充填された球状体を有することを特徴とする敷布団。 【請求項2】球状体は球状に成形した繊維またはビーズ形状の成型品であることを特徴とする請求項1に記載の敷布団。 【請求項3】布団芯材の布団布は、マチテープおよび仕切りテープをノンキルト接着により縫製していることを特徴とする請求項1または2に記載の敷布団。 【請求項4】布団芯材は、長手方向をほぼ三等分する位置に肉厚の薄い折り曲げ部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の敷布団。 【請求項5】上層布団部および下層布団部は、外側の布団綿部と内側の固綿部との二層構造であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の敷布団。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、敷布団に係り、特に上層布団部と下層布団部との間に布団芯材を配設した三層構造の敷布団に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の敷布団とし、一層構造の敷布団や三層構造の敷布団は知られている。一層構造の敷布団1は、図6に示すように、袋状の布団布2内に、羊毛、綿、シルク、ポリエステル等の布団綿3を充填した構成であり、三層構造の敷布団4は、図7に示すように、袋状の布団布2内に、上下二層の布団綿3,3の間にウレタン、ポリエステル等の固綿5を配置した複合布団綿を充填した構成である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の敷布団においては、一層構造の敷布団の場合はもとより三層構造の敷布団の場合であっても、構成的に永年の使用によるヘタリが大きく、クッション性も悪くなるという問題点がある。 【0004】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもので、永年の使用によるヘタリが非常に小さく、永年使用しても高いクッション性を保持する敷布団を提供することを目的とする。 【0005】本発明の他の目的は、正しい寝姿勢を保つことができるとともに、適度な弾力性と柔軟性とにより、快適な眠りが得られる敷布団を提供するにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の敷布団は、上層布団部と下層布団部との間に羊毛繊維を球状に成形した羊毛球を布団布内に充填した布団芯材を配設し、布団芯材の布団布を上布および下布の周縁間をマチテープで連結して袋状にし、その内部を仕切りテープにより複数の球状体充填室に仕切って構成し、複数の球状体充填室に球状体を充填することで、ヘタリが非常に小さく、永年使用しても高いクッション性を得ることが可能となるとともに、適度な弾力性と柔軟性とにより正しい寝姿勢を保つことが可能で快適な眠りを得ることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 【0008】図1は、本発明の実施の一形態に係る敷布団を示すもので、この敷布団11は、上層布団部12と、下層布団部13と、上層布団部12と下層布団部13の間に位置する布団芯材14とを布団布15内に配設して構成されている。 【0009】前記上層布団部12および下層布団部13は、図1に示すように、羊毛、綿、シルクあるいはポリエステル等の布団綿で形成される外側布団綿部16と、ウレタン、合繊固綿あるいはウール固綿等の固綿で形成される内側固綿部17との二層構造を袋状の布団布18内に配設して構成されている。 【0010】前記布団芯材14は、図2および図3に示すように、袋状の布団布19と、この布団布19内に充填される羊毛球20とで構成されている。布団布19は、上布21と、下布22と、これら両布21,22の周縁間を連結するマチテープ23とを有し、上布21と下布22により形成される内部空間は、縦仕切りテープ24と横仕切りテープ25とにより横3列、縦18列の合計54の羊毛球充填室26に仕切られている。 【0011】布団布19は、上布21と下布22にマチテープ23および各仕切りテープ24,25をノンキルト接着により縫製して構成されている。布団布19は、マチテープ23および各仕切りテープ24,25の長さにより高さを調節することができ、したがって、マチテープ23および各仕切りテープ24,25の高さを同じとすることで、羊毛球20を充填して形成される布団芯材14は表面が平坦面となる。 【0012】また、布団布19は、マチテープ23および仕切りテープ24,25の高さを低くすることで、球状入り部分を高く、ノンキルト接着部を低くした凹凸面とした布団芯材14が形成され、これにより、指圧効果を付与することもできる。 【0013】前記布団芯材14は、図3に示すように、長手方向を三等分する位置に、V溝状に切れ込む折り曲げ部27を有し、この折り曲げ部27の部位で折りたたむことにより容易に三つ折りにすることができる。各折り曲げ部27は、その位置に配置される横仕切りテープ25の高さを低くすることで形成される。 【0014】しかして、敷布団11を上層布団部12と下層布団部13と布団芯材14との三層構造にするとともに、布団芯材14に羊毛球20の層を設けたことで、羊毛球20が具有する空気層により優れた保温性が得られるとともに、永年使用してもヘタリが非常に小さく、また、永年使用しても高いクッション性を維持することができる。 【0015】また、布団芯材14の布団布19の内部は、多数の羊毛球充填室26に仕切られたブロック構造となっているので、羊毛球を充填した羊毛球充填室26により適度な弾力性と充分な柔軟性を得ることができ、正しい寝姿勢を保つことで快適な眠りが得られる。 【0016】前記実施の形態においては、布団布19の内部を升目状に仕切って多数の羊毛球充填室26を形成する場合について説明したが、例えば、図4に示すように、幅方向中央部を細かく仕切るとともに、両側の150mm程度の範囲を粗く仕切ったり、図5に示すように、周囲を200mm程度の幅で額縁状に仕切る等多彩なブロック構造が可能である。 【0017】また、前記実施の形態においては、布団布19の羊毛球充填室26に羊毛球を充填したが、羊毛球を他の繊維、たとえばポリエステル繊維やビニロン繊維を球状に成形した球状体や合成樹脂材料をビーズ状に成形した成型品とすることもできる。さらに、布団布19は、上布21と下布22にマチテープ23および各仕切りテープ24,25をキルト縫製して構成することもできる。 【0018】 【発明の効果】本発明の敷布団は、上布および下布の周縁間をマチテープで連結しその内部を仕切りテープにより複数の球状体充填室に仕切り、布団布の球状体充填室内に球状体を充填したことで、永年の使用によるヘタリが非常に小さく、永年使用しても高いクッション性を維持し優れた保温性を保持することができ、したがって、適度な弾力性と充分な柔軟性とにより、正しい寝姿勢を保つことができるので快適な眠りを得ることができる。 【0019】また、本発明の敷布団は、布団芯材の布団布をノンキルト接着により縫製した仕切りテープにより複数の状体充填室に仕切ることで、布団芯材の表面を平坦面または凹凸面とすることができる。 【0020】また、本発明の敷布団は、布団芯材の長手方向をほぼ三等分する位置に肉厚の薄い折り曲げ部を設けることで、これら折り曲げ部で容易に三つ折りにすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390006150 【氏名又は名称】大東紡織株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年10月5日(1999.10.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064285 【弁理士】 【氏名又は名称】佐藤 一雄 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−104110(P2001−104110A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月17日(2001.4.17) |
| 【出願番号】 |
特願平11−284726 |
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