| 【発明の名称】 |
読書スタンド |
| 【発明者】 |
【氏名】渡辺 磯男
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| 【要約】 |
【課題】種々の大きさの書物を所望の高さと傾斜角度に保持する。
【解決手段】支持体(1)には左右一対の支持杆(7)を傾斜させた状態で固定し、該支持杆の上端附近に上側支承杆(9)と下側支承杆(11)とを設けることにより一対の支持杆と上側支承杆と下側支承杆とにより挿通スペース(13)を形成し、下側支承杆の下方における支持杆間には複数の水平杆(15)を取り付け、該挿通スペースには可動支持部材(17)を上下動自在に挿通し、該可動支持部材の前面には新聞を支持するに足る大きさの書物支持手段(21)を取り付けると共に該可動支持部材の背面には係止板(23)を固定し、該係止板の下面には前記水平杆に対応する係止手段(25)を前後に複数個配設する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 支持体には相互に平行な左右一対の支持杆を各支持杆の上端が下端よりも後方に位置するように所定の角度で傾斜させた状態で固定し、該支持杆の上端附近に上側支承杆と下側支承杆とを設けることにより一対の支持杆と上側支承杆と下側支承杆とにより挿通スペースを形成し、下側支承杆の下方における支持杆間には複数の水平杆を所定の間隔を置いて取り付け、該挿通スペースには可動支持部材を該可動支持部材の上端が上側支承杆よりも上方に位置するように上下動自在に挿通し、該可動支持部材の前面には新聞を支持するに足る大きさの書物支持手段を取り付けると共に該可動支持部材の背面には係止板を固定し、該係止板の下面には前記水平杆に対応する係止手段を前後に複数個配設し、所望の係止手段を所望の水平杆に係止することにより可動支持部材を所望の高さに所望の傾斜角度でロックすることができるようにしたことを特徴とする読書スタンド。 【請求項2】 前記各係止手段は前記水平杆と平行に形成された突条であることを特徴とする請求項1の読書スタンド。 【請求項3】 前記書物支持手段は可動支持部材の前面に上側支持板と下側支持板とを相対向させた状態で固定し、該上側支持板と下側支持板との間には書物の背面を支える書物支持体を取り付けると共に書物を該書物支持体に押圧する書物押え棒を取りつけてなるものであることを特徴とする請求項1又は2の読書スタンド。 【請求項4】 前記上側支持板には該上側支持板を貫通する貫通孔を前後に複数個形成し、前記下側支持板には各貫通孔に対応する係止孔を前後に複数個形成し、書物の厚みに応じて書物押え棒を前後いずれかの貫通孔と係止孔とに挿入するようにしたことを特徴とする請求項3の読書スタンド。 【請求項5】 前記書物押え棒には滑り止め部材を該書物押え棒の長さ方向に位置調節自在に取り付けたことを特徴とする請求項3又は4の読書スタンド。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は読書スタンドに関するものであり、更に詳しくは、書物を所望の高さと傾斜角度に保持するようにした読書スタンドに係るものである。特許請求の範囲を含む本明細書における「書物」には、書籍のみならず新聞も含まれるものとする。即ち、特許請求の範囲を含む本明細書における「書物」には小型の文庫本から大型の新聞までが含まれる。 【0002】 【従来の技術】読書スタンドとしては小型の書籍を角度調節自在に支持するようにした書見台が既に知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の書見台は専ら小型の書籍を支持するようにしたものであり、大型の新聞には使用し得ないものである。また、上記従来の書見台は書物を高さ調節自在に支持することはできないという問題もある。このような状況に鑑み、本発明は、小型の文庫本から大型の新聞までを含む書物を高さ調節自在且つ角度調節自在に保持するようにした読書スタンドを提供しようとしてなされたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は下記の読書スタンドを提供する。 【0005】(1)支持体には相互に平行な左右一対の支持杆を各支持杆の上端が下端よりも後方に位置するように所定の角度で傾斜させた状態で固定し、該支持杆の上端附近に上側支承杆と下側支承杆とを設けることにより一対の支持杆と上側支承杆と下側支承杆とにより挿通スペースを形成し、下側支承杆の下方における支持杆間には複数の水平杆を所定の間隔を置いて取り付け、該挿通スペースには可動支持部材を該可動支持部材の上端が上側支承杆よりも上方に位置するように上下動自在に挿通し、該可動支持部材の前面には新聞を支持するに足る大きさの書物支持手段を取り付けると共に該可動支持部材の背面には係止板を固定し、該係止板の下面には前記水平杆に対応する係止手段を前後に複数個配設し、所望の係止手段を所望の水平杆に係止することにより可動支持部材を所望の高さに所望の傾斜角度でロックすることができるようにしたことを特徴とする読書スタンド(請求項1)。 【0006】(2)前記各係止手段は前記水平杆と平行に形成された突条である(請求項2)。 【0007】(3)前記書物支持手段は可動支持部材の前面に上側支持板と下側支持板とを相対向させた状態で固定し、該上側支持板と下側支持板との間には書物の背面を支える書物支持体を取り付けると共に書物を該書物支持体に押圧する書物押え棒を取りつけてなるものである(請求項3)。 【0008】(4)前記上側支持板には該上側支持板を貫通する貫通孔を前後に複数個形成し、前記下側支持板には各貫通孔に対応する係止孔を前後に複数個形成し、書物の厚みに応じて書物押え棒を前後いずれかの貫通孔と係止孔とに挿入するようになす(請求項4)。 【0009】(5)前記書物押え棒には滑り止め部材を該書物押え棒の長さ方向に位置調節自在に取り付ける(請求項5)。 【0010】特許請求の範囲を含む本明細書において「前」とは読書スタンドにおける使用者側の方向(図3における右方向)をいい、「後」とはその反対方向(図3における左方向)をいうものとする。また、「背面」とは後の面をいうものとする。 【0011】 【作用】[請求項1の読書スタンド]請求項1の読書スタンドを使用する際には、左右一対の支持杆と上側支承杆と下側支承杆とにより形成される挿通スペースに挿通させた可動支持部材を上方又は下方に動かし、可動支持部材の背面に取り付けられた係止板におけるいずれかの係止手段を所望の水平杆に係止することにより、可動支持部材を所望の高さに所望の傾斜角度でロックする。即ち、可動支持部材は単に挿通スペースに上下動自在に挿通されているに過ぎないため、可動支持部材を上方又は下方に動かし、可動支持部材の係止手段を所望の水平杆に係止することにより可動支持部材を任意の高さに設定することができる。また、係止板の下面に前後に複数個配設されている係止手段を選択することにより支持杆に対する可動支持部材の角度、即ち可動支持部材の傾斜角度、を選択することができる。このように可動支持部材を所望の高さに所望の傾斜角度でロックした後、書物を可動支持部材前面の書物支持手段に支持させるのである。また、書物を可動支持部材前面の書物支持手段に支持させた後に、可動支持部材の高さと傾斜角度を上述と同様の手法により変更することも可能である。可動支持部材の背面は常時下側支承杆に接触している。更に、可動支持部材は該可動支持部材の上端が上側支承杆よりも上方に位置するように挿通スペースに挿通されているため、該上側支承杆は可動支持部材が前方に倒れることを防止している。書物支持手段は新聞を支持するに足る大きさを備えているため、該書物支持手段には小型の文庫本から新聞までの種々の書物を支持させることができる。 【0012】[請求項2の読書スタンド]請求項2の読書スタンドにおける各係止手段は水平杆と平行に形成された突条であり、いずれかの突条を選択し、これを水平杆に係止させるのである。 【0013】[請求項3の読書スタンド]請求項3の読書スタンドにおいて書物を書物支持手段に支持させる際には、書物の下端を下側支持板の上面に接触させ、書物の背面を書物支持体の前面に接触させ、書物の前面を書物押え棒により押圧させる。なお、新聞等の大型且つ薄い書物の場合には、書物の下端は必ずしも下側支持板の上面に接触させる必要はない。 【0014】[請求項4の読書スタンド]請求項4の読書スタンドにおいては、前側の貫通孔と係止孔とに書物押え棒を挿入したときには、書物押え棒と書物支持体との間隔が大きくなり、後側の貫通孔と係止孔とに書物押え棒を挿入したときには、書物押え棒と書物支持体との間隔が小さくなる。従って、厚い書物の場合には前側の貫通孔と係止孔とに書物押え棒を挿入し、薄い書物の場合には後側の貫通孔と係止孔とに書物押え棒を挿入する。 【0015】[請求項5の読書スタンド]請求項5の読書スタンドにおいては、書物押え棒に取り付けられた滑り止め部材が書物を確実に固定する。該滑り止め部材は書物の上下方向の大きさに応じて該書物押え棒の長さ方向に位置を調節する。 【0016】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。符号1に示すものは支持体である。図1〜図3に示す事例における支持体1は基台3上に支持柱5を立設してなるものである。図8〜図9に示す事例における支持体1は枠状体である。 【0017】支持体1には相互に平行な左右一対の支持杆7、7を各支持杆7の上端7aが下端7bよりも後方に位置するように所定の角度で傾斜させた状態で固定する。支持杆7、7は一例として70〜80度程度の傾斜角度を有する。 【0018】支持杆7の上端7a附近に上側支承杆9と下側支承杆11とを設けることにより一対の支持杆7、7と上側支承杆9と下側支承杆11とにより挿通スペース13を形成する。下側支承杆11の下方における支持杆7、7間には複数の水平杆15、15・・・を所定の間隔を置いて取り付ける。 【0019】挿通スペース13には可動支持部材17を該可動支持部材17の上端17aが上側支承杆9よりも上方に位置するように上下動自在に挿通する。図示の事例における可動支持部材17は左右一対の平行な部材19、19により形成されている。図4参照。 【0020】可動支持部材17の前面には書物支持手段21を取り付けると共に該可動支持部材17の背面には係止板23を固定し、該係止板23の下面には前記水平杆15、15…に対応する係止手段25、25…を前後に複数個配設し、所望の係止手段25を所望の水平杆15に係止することにより可動支持部材17を所望の高さに所望の傾斜角度でロックすることができるようになす。 【0021】図示の事例における各係止手段25は水平杆15と平行に形成された突条である。 【0022】書物支持手段21は、一例として、可動支持部材17の前面に上側支持板27と下側支持板29とを相対向させた状態で固定し、該上側支持板27と下側支持板29との間には書物31の背面を支える書物支持体33を取り付けると共に書物31を該書物支持体33に押圧する書物押え棒35を取りつけてなるものである。符号34に示すものは上側支持板27と下側支持板29とに備えさせた書物支持体33の保持片である。書物支持体33は図6に示す如き枠状体であってもよいが、図8、図10に示すように上側支持板27と下側支持板29との間に多数本の棒状体37、37…を取り付けてなるものであってもよい。なお、書物支持体33が板状体であってもよいことはいうまでもない。 【0023】上側支持板27には該上側支持板27を貫通する貫通孔39を前後に複数個形成し、下側支持板29には各貫通孔39に対応する係止孔41を前後に複数個形成し、書物31の厚みに応じて書物押え棒35を前後いずれかの貫通孔39と係止孔41とに挿入するようになす。図示の事例においては、貫通孔39と係止孔41はそれぞれ上側支持板27と下側支持板29とに前後に3個ずつ多数列配設されている。なお、符号38に示すものは新聞等の大型の書物を押さえるための大型書物用押え棒であり、符号40に示すものは該大型書物用押え棒38の挿入孔である。 【0024】書物押え棒35には滑り止め部材43を該書物押え棒35の長さ方向に位置調節自在に取り付ける。滑り止め部材43は一例としてゴム片とする。 【0025】 【発明の効果】[請求項1の読書スタンド]請求項1の読書スタンドにおいては、左右一対の支持杆と上側支承杆と下側支承杆とにより形成される挿通スペースに挿通させた可動支持部材を上方又は下方に動かし、可動支持部材の背面に取り付けられた係止板におけるいずれかの係止手段を所望の水平杆に係止することにより、可動支持部材を所望の高さに所望の傾斜角度でロックすることができる。しかして、書物支持手段は可動支持部材の前面に取り付けられているため、書物支持手段に支持された書物を所望の高さにて所望の傾斜角度で読むことができるのである。書物支持手段は新聞を支持するに足る大きさを備えているため、該書物支持手段には小型の文庫本から新聞までの種々の書物を支持させることができる。即ち、請求項1の読書スタンドによれば、小型の文庫本から新聞までの種々の書物を楽に且つ能率良く読むことができる。 【0026】[請求項2の読書スタンド]請求項2の読書スタンドにおける各係止手段は水平杆と平行に形成された突条であり、水平杆に確実に係止する。 【0027】[請求項3の読書スタンド]請求項3の読書スタンドにおいては、書物を書物支持手段に支持させる際には、書物の下端を下側支持板の上面に接触させ、書物の背面を書物支持体の前面に接触させ、書物の前面を書物押え棒により押圧させるようにしたため、エアコンや扇風機の風が当たる場所でも書物の頁が風によりめくれ上がることはない。 【0028】[請求項4の読書スタンド]請求項4の読書スタンドにおいては、書物の厚みに応じて書物押え棒を前後いずれかの貫通孔と係止孔とに挿入するようにしたため、書物の厚みの如何にかかわらず書物押え棒により書物を確実に押さえることができる。 【0029】[請求項5の読書スタンド]請求項5の読書スタンドにおいては、書物押え棒に取り付けられた滑り止め部材が書物を確実に固定する。該滑り止め部材は書物の上下方向の大きさに応じて該書物押え棒の長さ方向に位置を調節することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596124999 【氏名又は名称】渡辺 磯男
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| 【出願日】 |
平成11年11月19日(1999.11.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082913 【弁理士】 【氏名又は名称】長野 光宏
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| 【公開番号】 |
特開2001−145527(P2001−145527A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月29日(2001.5.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−328935 |
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