| 【発明の名称】 |
載置台装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山中 一夫
【氏名】白石 高士
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| 【要約】 |
【課題】本発明は載置台装置に関し、作業動線を短くし身体的負荷を低下させるとともに、効率的に調理作業を行なわしめ、空間の有効活用をも可能とすることを課題とするものである。
【解決手段】壁面に隣接して配設される回転物品載置台において、回転軸と載置台部とを有し、前記回転軸が前記壁面と逆方向へ水平に平行移動可能であり、前記載置台部は平行移動中もしくは最大移動位置において、自転するよう構成してある。従って身体的負荷を低下させ効率的に作業を行なわしめ、空間の有効活用をも可能とするという効果がある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】基部と、載置台部と、載置台部を回転自在に支持する回転軸とを有し、前記回転軸を基部に対して移動可能とした載置台装置。 【請求項2】壁面に隣接して配設される載置台装置であって、基部と、載置台部と、載置台部を回転自在に支持する回転軸とを有し、前記回転軸を前記壁面と逆方向へ移動可能とし、前記載置台部は平行移動中もしくは最大移動位置において、自転するものとした載置台装置。 【請求項3】載置台部は、自転中において任意の位置で停止自在としてなる請求項1または2記載の載置台装置。 【請求項4】載置台部には少なくともその一部に垂直に立ち上がる板部を設けた請求項1、2または3記載の載置台装置。 【請求項5】板部上端を水平方向に延長し、天板部を形成した請求項4記載の載置台装置。 【請求項6】回載置台部、板部、天板部の何れかもしくはいくつかもしくは全てに、コンセントの差込部を設けた請求項5記載の載置台装置。 【請求項7】少なくとも天板部は金属製としてなる1ないし6のいずれか1項記載の載置台装置。 【請求項8】壁面に隣接して配設され、収納装置またはカウンター装置等の設置面より高所に位置する載置台部と、これを支持する回転軸とを有し、前記回転軸が前記壁面と逆方向へ略水平に移動可能であり、前記載置台部は平行移動中もしくは最大移動位置において、自転するものとした載置台装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は物品載置台、特にキッチン空間あるいはダイニング空間に配置される調理機器等の載置台装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の調理機器等の物品は、図6に示すように、収納部1を有する家具2の上部に設けられた天板部4に調理機器5を載置して使用するものであった。また、キッチン空間6とダイニング空間7の間仕切りとして配置された前記家具2の天板部4に調理機器5を載置して使用することが、一般的によく行われていた。そして、このような物品載置台となる家具2はいずれか一方の端部を壁面8に隣接させて配置されることが多かった。 【0003】また、特開平6−98808号公報に示されているようなものもあった。これは、ワークトップの上部に回転部を設け、回転部の周囲に棚部を設けることにより回転棚を形成し、この回転棚の上部に物品を載置し、回転棚を回すことによっていずれの方向からも物品を取り出しやすくしたものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記前者の例では、天板部4に調理機器5を載置しているだけなので、調理機器5を操作する方向が使用者にとって調理機器5に正対した一方向に限定され、使用者は常に調理機器に正対した方向に移動しないと調理機器を使用することができず、使い勝手が悪いという課題があった。特に家具2をキッチン空間とダイニング空間の間仕切りとして配置している場合は、調理機器を使用するために、使用者はキッチン空間からダイニング空間へ、もしくは逆にダイニング空間からキッチン空間に大きく廻りこまねばならず、作業動線が長くなることによって身体的負荷が増加するとともに、効率的に調理をすることもできず、ダイニング空間およびキッチン空間の2方向から複数の使用者が使用するという使い方もできないという非常に大きな課題があった。 【0005】また、特開平6−98808号公報に示されているものでは、回転棚は回転部を中心に自転するのみであるので、円形の棚部から突出する方形状の物品を載置する場合は壁面から一定の離隔距離をとらなければ壁面に干渉してしまうという問題があり、デッドスペースが発生するという課題があった。そして、載置される調理機器は一般的に方形状であり、この課題は非常に多くの場合に発生するものであった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するため、基部と、載置台部と、載置台部を回転自在に支持する回転軸とを有し、前記回転軸を基部に対して移動可能としたとしたものである。 【0007】上記発明によれば、使用者自身が移動せずとも調理機器を正対する方向に移動させることができるので、作業動線が短くなり身体的負荷が低下するとともに、効率的に調理をすることができ、使い勝手が向上する。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる載置台装置は、基部と、載置台部と、載置台部を回転自在に支持する回転軸とを有し、前記回転軸を基部に対して移動可能としたとしたものであり、使用者自身が移動せずとも調理機器を正対する方向に移動させることができるので、作業動線が短くなり身体的負荷が低下するとともに、効率的に調理をすることができ、使い勝手が向上する。これは特に、回転物品載置台をキッチン空間とダイニング空間の間仕切りとして配置している場合に効果を発揮する。また、キッチン空間とダイニング空間の間仕切りとして配置している場合には2方向から使用することが可能となり、作業効率を更に向上させることができるとともに狭いキッチンでも複数の使用者が同時に調理作業を行なうことができ、好適である。また、載置台部に載置した調理機器が方形状であっても、回転軸を隣接した壁面と逆方向へ水平に平行移動することによって壁面に干渉せず調理機器を回転させることができるので、離隔距離をとる必要がなく空間の有効活用ができる。 【0009】本発明の請求項2にかかる載置台装置は、壁面に隣接して配設される載置台装置であって、基部と、載置台部と、載置台部を回転自在に支持する回転軸とを有し、前記回転軸を前記壁面と逆方向へ移動可能とし、前記載置台部は平行移動中もしくは最大移動位置において、自転するものとしてある。 【0010】そして、使用者自身が移動せずとも調理機器を正対する方向に移動させることができるので、作業動線が短くなり身体的負荷が低下するとともに、効率的に調理をすることができ、使い勝手が向上する。また、回転軸を隣接した壁面と逆方向へ水平に平行移動することによって壁面に干渉せず調理機器を回転させることができるので、離隔距離をとる必要がなく空間の有効活用ができる。 【0011】本発明の請求項3にかかる回転物品載置台は、載置台部を自転中において任意の位置で停止自在としてあり、載置台部が任意の位置で停止自在であるので、様々な位置で使用することができる。また、停止状態において安定させることができるので、安全性も高い。 【0012】本発明の請求項4にかかる回転物品載置台は、載置台部には少なくともその一部に垂直に立ち上がる板部を設けあり、載置台上の調理機器の背面部を隠蔽することができるとともに、放熱・音・臭気等を遮断することができる。 【0013】本発明の請求項5にかかる回転物品載置台は、板部上端を水平方向に延長し、天板部を形成してあり、天板部に物品を載置することができ、空間の有効活用ができる。 【0014】本発明の請求項6にかかる回転物品載置台は、回載置台部、板部、天板部の何れかもしくはいくつかもしくは全てに、コンセントの差込部を設けてあり、載置台上の調理機器の電源を確保することが可能となるため、電源コードの配線を短くすることができるとともに、調理機器の交換を容易に行なうことができる。 【0015】本発明の請求項7にかかる回転物品載置台は、少なくとも天板部を金属製としてあり、調理機器と天板部との離隔距離を法定内の寸法まで縮めることができるとともに、調理機器の上方に立ち昇る放熱を遮断することができ、回転物品載置台の上方に更に収納装置等を設置することが可能となる。 【0016】本発明の請求項8にかかる回転物品載置台は、壁面に隣接して配設され、収納装置またはカウンター装置等の設置面より高所に位置する載置台部と、これを支持する回転軸とを有し、前記回転軸が前記壁面と逆方向へ略水平に移動可能であり、前記載置台部は平行移動中もしくは最大移動位置において、自転するものとしてある。 【0017】そして、使用者自身が移動せずとも調理機器を正対する方向に移動させることができるので、作業動線が短くなり身体的負荷が低下するとともに、効率的に調理をすることができ、使い勝手が向上する。また、回転軸を隣接した壁面と逆方向へ水平に平行移動することによって壁面に干渉せず調理機器を回転させることができるので、離隔距離をとる必要がなく空間の有効活用ができる。また、載置台部を収納装置またはカウンター装置等の設置面より高所に位置させることにより、収納装置またはカウンター装置等の設置面上に置かれた物品をいちいち取り除くことなしに回転物品載置台を操作することができるので、作業性に優れたものとなる。 【0018】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。 【0019】(実施例1)図1は本発明の実施例1の載置台装置を示す全体斜視図、図2、及び図3は同載置台装置の動作状態における全体斜視図である。図4、図5は載置台装置の断面図である。 【0020】図1〜図5において、11は回転物品載置台で、壁面12に隣接して配設されている。回転物品載置台11は基部13と回転軸14と載置台部15とを有し、この実施例では基部13に対して回転軸14が隣接した壁面12と逆方向へ略水平方向に平行移動可能に構成されている。なお、この回転軸の移動は壁面と逆方向以外に後述するテーブルの奥行き方向にも移動可能とするなど、必要に応じて任意に設定することが可能である。回転軸14と基部13には各々嵌合凸部と嵌合凹部が形成され(図示せず)、載置台部15が規定の位置に収まった時や、作業者の任意の位置で停止させることが可能となっている。 【0021】回転物品載置台11にはコンセントの差込部16を設け、さらに載置台部15の後端部に垂直に立ち上がる後ろ板部17を設けている。この後ろ板部17上端を水平方向に延長し、天板部18を形成し、天板部18は金属製として構成されている。19は電子レンジ、20はカウンター、21、22はキャビネットである。 【0022】なお、回転物品載置台11はカウンター20上部にビス等の連結手段を用いて連結固定されており、基部13の高さ分、カウンター20上面より載置台部15が高く位置する構成となっている。 【0023】なおまた、図中Aはキッチン空間を示し、図中Bはダイニング空間を示す。カウンター20および回転物品載置台11は間仕切りとして使用されている。 【0024】次に動作、作用について説明すると、壁面12に隣接して配設される回転物品載置台11において、回転軸14と載置台部15とを有し、回転軸14が隣接した壁面12と逆方向へ水平に平行移動可能であるため、電子レンジ19が方形状であっても、回転軸14を隣接した壁面12と逆方向へ水平に平行移動することによって、壁面12に干渉せず電子レンジ19を回転させることができるとともに、離隔距離をとる必要がなく空間の有効活用ができる。 【0025】また、回転物品載置台11は、載置台部15にコンセントの差込部16を有するため、載置台部15上の電子レンジ19の電源が近くなり、電源コードの配線を短くすることができるとともに、電子レンジ19等の調理機器の交換を容易に行なうことができる。 【0026】さらに回転物品載置台11は、後方端部に垂直に立ち上がる後ろ板部17を有するので、載置台部15上の電子レンジ19の背面部を隠蔽することができるとともに、放熱・音・臭気等を遮断することができる。 【0027】また、回転物品載置台11は、後ろ板部17上端を水平方向に延長し、金属製の天板部18を有することによって、天板部18に物品を載置し、かつ、電子レンジ19と天板部18との離隔距離を法定内の寸法まで縮めることができるとともに、調理機器の上方に立ち昇る放熱を遮断することができ、回転物品載置台の上方に更に収納装置等を設置することが可能となる。 【0028】また、回転物品載置台11はカウンター20上面より載置台部15が高く位置する構成となっているため、カウンター20上面に置かれた物品をいちいち取り除くことなしに回転物品載置台を操作することができるので、作業性に優れたものとなる。 【0029】また、カウンター20および回転物品載置台11は間仕切りとして使用されており、使用者は電子レンジ19を使用する際にキッチン空間からダイニング空間へ、もしくは逆にダイニング空間からキッチン空間に大きく廻りこまずとも使用することができ、作業動線を短く、身体的負荷を軽減する事ができるとともに、効率的に調理作業を行なうことができ、かつダイニング空間およびキッチン空間の2方向から複数の使用者が使用するという使い方もできる。 【0030】なお、本発明の実施例では後ろ板部17、天板部18、コンセントの差込部16を設けているが、これらがなくとも本発明の主旨を損なうものではない。 【0031】なおまた、本発明の実施例では回転物品載置台11を壁面12に隣接させて設置したが、側板もしくは背板で壁面部を形成する背の高いキャビネットの隣に設置するものとしても、本発明の効果と同様の効果が得られるものであり、本発明の主旨を損なうものではない。 【0032】 【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1、2にかかる載置台装置は、使用者自身が移動せずとも調理機器を正対する方向に移動させることができるので、作業動線が短くなり身体的負荷が低下するとともに、効率的に調理をすることができ、使い勝手が向上する。また、回転軸を隣接した壁面と逆方向へ水平に平行移動することによって壁面に干渉せず調理機器を回転させることができるので、離隔距離をとる必要がなく空間の有効活用ができる。 【0033】本発明の請求項3にかかる載置台装置は、載置台部が任意の位置で停止自在であるので、様々な位置で使用することができる。また、停止状態において安定させることができるので、安全性も高い。 【0034】本発明の請求項4にかかる載置台装置は、載置台部には少なくともその一部に垂直に立ち上がる板部を設けているので、載置台上の調理機器の背面部を隠蔽することができるとともに、放熱・音・臭気等を遮断することができる。 【0035】本発明の請求項5にかかる載置台装置は、板部上端を水平方向に延長し、天板部を形成しているので、天板部に物品を載置することができ、空間の有効活用ができる。 【0036】本発明の請求項6にかかる回転物品載置台は、回載置台部、板部、天板部の何れかもしくはいくつかもしくは全てに、コンセントの差込部を設けているので、載置台上の調理機器の電源を確保することが可能となるため、電源コードの配線を短くすることができるとともに、調理機器の交換を容易に行なうことができる。 【0037】本発明の請求項7にかかる載置台装置は、少なくとも天板部を金属製としているので、調理機器と天板部との離隔距離を法定内の寸法まで縮めることができるとともに、調理機器の上方に立ち昇る放熱を遮断することができ、回転物品載置台の上方に更に収納装置等を設置することが可能となる。 【0038】本発明の請求項8にかかる載置台装置は、使用者自身が移動せずとも調理機器を正対する方向に移動させることができるので、作業動線が短くなり身体的負荷が低下するとともに、効率的に調理をすることができ、使い勝手が向上する。また、回転軸を隣接した壁面と逆方向へ水平に平行移動することによって壁面に干渉せず調理機器を回転させることができるので、離隔距離をとる必要がなく空間の有効活用ができる。また、載置台部を収納装置またはカウンター装置等の設置面より高所に位置させることにより、収納装置またはカウンター装置等の設置面上に置かれた物品をいちいち取り除くことなしに回転物品載置台を操作することができるので、作業性に優れたものとなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月12日(1999.11.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−137054(P2001−137054A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月22日(2001.5.22) |
| 【出願番号】 |
特願平11−322627 |
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