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【発明の名称】 突っ張り固定型の収納棚
【発明者】 【氏名】藤井 宏幸

【要約】 【課題】突っ張り固定型の収納棚において、棚上面と天井との間を収納空間として利用できるようにする。突っ張り機構を簡素化して、棚上面への収納物の出し入れを容易化しながら、より大きな突っ張り力で棚本体を固定する。

【解決手段】棚の四隅に立設した支柱2と、各支柱2の上下端間に固定される横枠3および側枠4とで棚本体1を構成する。後方の支柱2の上部に上下スライド可能な昇降枠25を設ける。昇降枠25は、支柱2の上端に支持したストッパー27との係合位置を変更することにより、その突出量を粗調整できる。昇降枠25の上端に、ねじ軸36や押圧体37を備えた押圧機構を設ける。ねじ軸36で押圧体37を天井に押圧することにより棚全体を突っ張り固定できる。昇降枠25より前側の空間に収納物を収納する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 棚本体1が棚の四隅に立設される支柱2と、各支柱2の上端間および下端間に固定される横枠3および側枠4とで構成されており、棚後方の支柱2の上部に突っ張り機構が設けてある収納棚であって、突っ張り機構は、支柱2で上下スライド自在に案内支持した昇降枠25と、昇降枠25と支柱2との間に設けた進出量調整機構と、昇降枠25の上部に設けた押圧機構とからなり、押圧機構が、昇降枠25に装着した雌ねじ34と、雌ねじ34と螺合するねじ軸36と、ねじ軸36の上端に設けた押圧体37とを含む突っ張り固定型の収納棚。
【請求項2】 進出量調整機構が、昇降枠25に縦列状に設けた一群の係合体26と、支柱2に受け止め支持された状態で係合体26と係合して、昇降枠25の下方スライドを阻止するストッパー27とを含む請求項1記載の突っ張り固定型の収納棚。
【請求項3】 ストッパー27が、支柱2の上端に装着したキャップ20で受け止め支持されており、キャップ20に設けた上下貫通状のガイド穴28で昇降枠25が上下スライド自在に案内支持してある請求項2記載の突っ張り固定型の収納棚。
【請求項4】 係合体26が、中空の昇降枠25の壁面に通設した一群の穴で形成されており、ストッパー27が、支柱2で受け止め支持されるベース部31と、ベース部31から直交状に起立されて昇降枠25に外接する係止部32と、係合体26に対応して係止部32の上下に切り起こし形成した複数の爪片33とを備えている請求項2、または3記載の突っ張り固定型の収納棚。
【請求項5】 側枠4の前後に連結枠14が溶接固定されており、各支柱2と、横枠3と、各支柱2の内部に挿嵌した連結枠14とが、支柱2の側面外方からねじ込まれるボルト15で一体に締結固定してある請求項2、3、または4記載の突っ張り固定型の収納棚。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に沿って配置されて、天井と床面との間に突っ張った状態で設置固定される収納棚に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の収納棚に、実開平7−30763号公報があり、そこでは断面コ字状に形成された上枠および下枠と、上枠の上端に配置した突っ張り機構と、両枠内に掛止される棚板などで構成してある。上枠の下部は下枠の上部に対して入れ子状に重合接続してあり、棚の全体高さを一定の範囲内で変更調整できる。突っ張り機構は、上枠の上端に固定した天板と、天板で上下出没自在に案内した押圧体と、天板と押圧体との間に設けられて押圧体を上下操作するボルトと、天板の上面に固定したハット形の受枠と、受枠に固定したナットとからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の収納棚は、壁面沿いの狭い空間を床面から天井まで有効に利用することを企図したものであり、とくに奥行寸法が小さな棚の場合に、棚が転倒しやすいことを補うために、天板の上部に突っ張り機構を設けている。但し、突っ張り機構の上下調整代には限度があるので、上枠と下枠の上下方向の重合量を大小に変更して、天板を常に天井の近傍に臨ませる必要がある。
【0004】上記のように、天板の上部に突っ張り機構を配置する棚構造によれば、天板と突っ張り機構との合計高さ寸法分だけ、収納空間が減少するのを避けられない。もっとも、手が届きにくく踏台などが必要な天井よりの棚部分は、収納物の出し入れが面倒であるため、有効に利用されることは稀でしかない。収納空間の左右両側が枠壁で塞がれるので、各枠の内法幅寸法以下の収納物でないと収納できない制約もある。
【0005】突っ張り機構の突っ張り力は、ボルトを介して天板の主面壁に作用する。そのため、ボルトをより強固にねじ込むような場合に、主面壁の一部が下向きにたわみ変形して、外観上の体裁を損ないやすい。主面壁の厚み寸法が小さい場合には、突っ張り力が一定値を越えると、天板の変形範囲が周辺域に拡がるだけで、棚を十分な突っ張り力で固定できないこともある。天板を形成する鋼板の厚みを増やせば、棚の突っ張り固定力に耐える天板を得ることができるが、素材コストおよび加工コストが高くつくうえ、棚重量が増えるのを避けられない。
【0006】本発明の目的は、棚後方の支柱を利用して突っ張り機構を設けることにより、天板と天井との間の空間を収納空間として利用でき、しかもこの収納空間には、棚本体の左右幅寸法を越える収納物であっても支障なく収納できる、使い勝手のよい突っ張り固定型の収納棚を提供することにある。本発明の他の目的は、天板に比べて耐荷重が大きな支柱に突っ張り力を負担させて、棚本体を強固に突っ張り固定できる、突っ張り固定型の収納棚を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の収納棚は、棚本体1が棚の四隅に立設される支柱2と、各支柱2の上端間および下端間に固定される横枠3および側枠4とで構成されていて、棚後方の支柱2の上部に突っ張り機構が設けてある。突っ張り機構は、支柱2で上下スライド自在に案内支持した昇降枠25と、昇降枠25と支柱2との間に設けた進出量調整機構と、昇降枠25の上部に設けた押圧機構とからなる。押圧機構は、昇降枠25に装着した雌ねじ34と、雌ねじ34と螺合するねじ軸36と、ねじ軸36の上端に設けた押圧体37とを含む。
【0008】具体的には、進出量調整機構は、昇降枠25に縦列状に設けた一群の係合体26と、支柱2に受け止め支持された状態で係合体26と係合して、昇降枠25の下方スライドを阻止するストッパー27とを含む。
【0009】上記のストッパー27は、支柱2の上端に装着したキャップ20で受け止め支持する。キャップ20に設けた上下貫通状のガイド穴28で昇降枠25を上下スライド自在に案内支持する。
【0010】係合体26は、中空の昇降枠25の壁面に通設した一群の穴で形成する。ストッパー27は、支柱2で受け止め支持されるベース部31と、ベース部31から直交状に起立されて昇降枠25に外接する係止部32と、係合体26に対応して係止部32の上下に切り起こし形成した複数の爪片33とを備えている。
【0011】側枠4の前後に連結枠14を溶接固定する。各支柱2と、横枠3と、各支柱2の内部に挿嵌した連結枠14とを、支柱2の側面外方からねじ込まれるボルト15で一体に締結固定する。
【0012】
【作用および発明の効果】棚後方の支柱2に設けた昇降枠25を押圧機構で天井等に突っ張って、収納棚の全体を固定するので、棚上端と天井との間の空間を収納空間として利用できる。棚上面の前面および側方のそれぞれが全開放されるので、棚本体1の左右幅寸法を越える長尺の収納物であっても支障なく収納できるうえ、収納物の出し入れ時に、突っ張り機構が出し入れ操作の邪魔になるのを解消できる。例えば、スキー板や、ロール状に巻き込んだ敷物などの長尺の収納物の出し入れを容易に行える。
【0013】棚本体1の突っ張り機構で突っ張り固定した状態においては、突っ張り反力を天板に比べて座屈強度の大きな各支柱2と昇降枠25とに負担させることができる。従って、天板で突っ張り反力を受け止める場合に比べて、より強い力で棚本体1を固定できる。従って、従来のこの種の収納棚に比べて棚本体1を強固に突っ張り固定し、その分だけ耐震効果を向上できる。押圧機構のねじ軸36による突っ張り力が少々過大であったとしても、突っ張り反力を受ける支柱2や昇降枠25が変形することもないので、全体として堅牢で使い勝手の良い収納棚が得られる。棚後方の支柱2と天井との間を棒状の突っ張り機構で突っ張って棚本体1を固定するので、突っ張り機構の構造を簡素化し、その分だけ収納棚の製造コストを減らすことができる。
【0014】昇降枠25に設けた一群の係合体26と、係合体26と係合して昇降枠25を受け止めるストッパー27とを含む進出量調整機構によれば、係合体26のストッパー27に対する係合位置を変更するだけで、昇降枠25の支柱2からの進出量を容易に変更調整し、位置決めできる。棚設置時には、進出量調整機構で昇降枠25の上方突出量を大まかに粗調整した後、ねじ軸36を上方移動させ、その上端の押圧体37を天井に押し付けて突っ張り固定を行うので、従来の突っ張り構造に比べ、棚本体1を突っ張り固定する際の手間を減らして、棚の設置作業を迅速にしかも簡単に行える。昇降枠25とねじ軸36との、それぞれの調整代の合計値の範囲内で天井高さの違いに対応できるので、従来のこの種の突っ張り構造に比べて、天井高さが大小に異なる場合であっても広範に対応できる。昇降枠25およびねじ軸36の調整作業は棚本体1を起立した状態のままで行えるので、昇降枠25の上方突出量に過不足を生じる余地がない点でも有利である。
【0015】支柱2の上端に装着したキャップ20でストッパー27を受け止め、さらにキャップ20に設けたガイド穴28で昇降枠25を上下スライド自在に案内支持すると、ストッパー27と昇降枠25とをそれぞれキャップ20で位置決めして両者25・27を適正に係合できる。昇降枠25を支柱2で直接的に案内支持する場合に比べて、昇降枠25をスムースにしかもがた付きなくスライド案内できる。
【0016】互いに直交するベース部31と係止部32とでストッパー27を構成し、係止部32に設けた上下の爪片33を昇降枠25の係合体(係合穴)26に係合する進出量調整機構によれば、ストッパー27を昇降枠25に対して係脱するだけの簡単な操作で、昇降枠25の進出量を粗調整できる。昇降枠25を持ち上げ操作するだけで爪片33を係合体26から分離できるので、昇降枠25の進出量の変更も容易に行える。
【0017】側枠4の前後端に溶接され、支柱2に挿嵌した連結枠14を介して、支柱2と横枠3と側枠4との三者を、ボルト15で共締め固定する棚構造によれば、支柱2と横枠3、支柱2と側枠4、さらに横枠3と側枠4とが、それぞれ協同して他の骨材の動きを牽制するので、棚本体1の各隅部における枠組み強度を高め、収納棚の剛性を向上できる。
【0018】
【実施例】図1ないし図7は本発明に係る収納棚の実施例を示す。図2において収納棚は、棚本体1と、棚本体1の上部に設けた突っ張り機構とからなる。棚本体1は、棚の四隅に立設した支柱2と、各支柱2の上端間および下端間に固定される4個の横枠3、および4個の側枠4と、後方の支柱2どうしを上下方向中間位置で連結する補強枠5と、支柱2の間に掛止装着される適数個の棚板6で構成してある。
【0019】図3において、収納棚の出荷時の荷姿を小形化するために、各支柱2は、等長で同一断面形状の分割柱2aどうしを、連結金具8を介して接続し一本化してある。但し、前方の支柱2と後方の支柱2とは前後逆向きにして棚組みする。分割柱2aは塗装鋼板をプレス成形した、一端が丸められた前後に長い中空枠からなり、その左右側壁のそれぞれに上下方向の浅い溝9を凹み形成し、溝底に沿って棚受金具11用の掛止穴10を一定間隔置きに通設する。
【0020】図5に棚板6と棚受金具11を示す。棚板6は下向きに開口する角箱状のプレス成形品からなり、塗装鋼板を形成素材としている。棚板6の四周壁の下端はそれぞれ内向きに折り返してあり、この折り返し壁の重合部分をビスで締結固定している。外力を受ける際に、棚板6が前後、左右、上下にたわみ変形し、あるいはねじり変形するのを避け、棚組み強度を向上するためである。棚板6の左右の折り返し壁を、棚受金具11で下面側から支持する。
【0021】棚受金具11は、コ字状の棚受部12と、棚受部12の一側上壁に連続してV字状に折り曲げられた掛止部13とを有するプレス金具からなり、全体を上下に反転した状態で掛止部13を掛止穴10に差し込みながら下方回転することにより、各支柱2に係合装着できる。
【0022】各支柱2は、軽量化とコスト減のために薄い塗装鋼板で形成してある。そのため支柱2の上下端に横枠3と側枠4とを連結した状態において、支柱2の連結壁がたわみ変形して、前後および左右に揺らぐおそれがある。こうした連結壁のたわみ変形を阻止して、より大きな棚組み強度を得るために、側枠4の前後端に補強体を兼ねる連結枠14を溶接し、連結枠14を支柱2に挿嵌固定した状態で横枠3を支柱2にボルト15で締結固定している。そのために、図6に示すように支柱2に切欠16を設けている。
【0023】図4に示すように、連結枠14は支柱2に比べて厚肉の角パイプを所定長さに切断し、その左右面壁のそれぞれに逃げ穴17とボルト挿通穴24を縦列状に通設してなる。連結枠14を支柱2に挿嵌した後、連結枠14と支柱2とをブラインドベットで締結することにより、前後の支柱2と側枠4とを一体化できる。実際には前後の分割柱2aと側枠4とを門形に組んだ状態で出荷する。もちろん、ブラインドベットに代えてボルトを用いて、ユーザー自身が連結枠14を支柱2に固定してもよい。
【0024】横枠3は角パイプを所定長さに切断して形成してあり、その側端内面に板ナット18が溶接してある(図5参照)。板ナット18の上下には、支柱2の掛止穴10と係合する舌片19が枠端から外方へ突設してある。なお横枠3および側枠4は、先の連結枠14と同様に、支柱2に比べて厚肉の角パイプで形成する。
【0025】舌片19が上下に隣接する掛止穴10と係合する状態で、横枠3を支柱2に仮組みした後、ボルト15を支柱2の外側面の側から挿通して、そのねじ軸を板ナット18にねじ込むことにより、支柱2と横枠3とを一体化できる。このときのボルト15は支柱2に挿嵌した連結枠14を左右に横断しており、従って、支柱と横枠3と連結枠14(即ち側枠4)との三者をボルト15で共締め固定できる。この後、プラスチック製のキャップ20を支柱2の上端に嵌め込み、ビス21で固定する。支柱2の下端においても同様にして、横枠3およびキャップ22を固定する。補強枠5は横枠3と同様に形成してあって、横枠3と同様にして支柱2にビスで締結固定される。
【0026】図1および図7において、突っ張り機構は、後方の支柱2で上下スライド自在に案内支持した昇降枠25と、昇降枠25の上部に設けた押圧機構と、昇降枠25と支柱2との間に設けた進出量調整機構で構成する。
【0027】昇降枠25は、角パイプからなり、その前面壁に一群の係合穴(係合体)26が一定ピッチで通設してある。この係合穴26と、ストッパー27、および支柱2の上端に装着したキャップ20とで、進出量調整機構を構成する。キャップ20は図5において説明したキャップ20と基本的に同じであるが、その上端壁の後半部に、昇降枠25をスライド案内するガイド穴28が、上下貫通状に設けてある点が異なる。ガイド穴28の前部には、ストッパー27用の受座29が凹み形成してある。
【0028】図7においてストッパー27は、先のキャップ20を介して支柱2で受け止め支持されるコ字形のベース部31と、ベース部31の上壁の一端から直交状にたち上がるコ字形の係止部32とを一体に形成したプレス金具からなり、係止部32の主面壁の上下に、先の係合穴26と係合する2個の爪片33が一体に折り曲げ形成してある。このストッパー27で昇降枠25を受け止めることにより、押圧機構による突っ張り反力をキャップ20を介して支柱2に負担させることができる。
【0029】押圧機構は、昇降枠25の上端に配置した板ナット(雌ねじ)34と、昇降枠25に圧嵌装着されて板ナット34を挟み固定する枠キャップ35と、板ナット34にねじ込まれるねじ軸36と、ねじ軸36の上端に相対回転可能にかしめ固定される押圧体37、およびねじ軸36の上部に一体に形成した操作部38とで構成する。操作部38の周面は六角形に形成してあって、スパナやレンチを当てがってねじ軸36をねじ込み操作できる。
【0030】次に突っ張り機構の使用手順を説明する。まず組み上げた棚本体1を壁面に沿って配置する。ねじ軸36は昇降枠25内へ退入させておく。昇降枠25を支柱2から引き出した後、押圧体37が天井(ないしは天井近傍の入隅段部)に接近する状態において、ストッパー27の爪片33を昇降枠25の係合穴26に係合して、昇降枠25の高さを粗調整する。ストッパー27は、爪片33を係合穴26に係合した後、昇降枠25と共に下方移動させることにより、ベース部31がキャップ20の受座29で受け止め支持される。この状態で、ねじ軸36の操作部38を回転操作して、押圧体37を上方へ進出させ、その上壁を天井に押圧接当する。左右一対の昇降枠25をそれぞれ天井に押圧接当することにより、棚本体1を完全に突っ張り固定できる。なお、棚本体1を移動し、あるいは取り外す場合には、逆の手順で押圧体37および昇降枠25を下降操作する。
【0031】上記の実施例では、収納棚が一単位の棚本体1で構成される場合について説明したが、収納棚は複数単位の棚本体1を隣接配置して構成することができる。とくに、奇数列の収納棚を構成する場合には、例えば図8に示すように2単位の棚本体1・1を所定間隔をあけて配置したうえで、両棚本体1・1の支柱2・2どうしを横枠3および補強枠5で連結することにより収納棚を構成することができる。なお、両棚本体1・1を連結する横枠3、および補強枠5は、各棚本体1を構成する横枠3、および補強枠5と同じ高さ位置に固定できないので、連結高さを上下にずらす必要がある。
【0032】棚本体1の下部に限って棚板6を配置し、この棚板6より上方に縦長の収納空間を設け、さらに側枠4・4間にハンガー棒を固定すると、収納棚を簡易ロッカーとして使用できる。また、図9に示すように、棚本体1の前面上下に観音開き型のドア40を設け、さらに前後の支柱2・2の間を側壁で塞いで、収納棚を密閉箱状に構成することができる。符号41はドア40の把手である。
【0033】図10(a)〜(d)に昇降枠25の変形例を示す。図10(a)は、昇降枠25を断面コ字形の枠体で形成した。同様に図10(b)〜(d)においては、昇降枠25を、前端が丸められたトンネル断面形状と、断面L字形と、後端に回り止め溝43が凹み形成された断面円形とにそれぞれ形成した。これらの変形例から理解できるように、昇降枠25の断面形状は非円形であればよい。
【0034】押圧機構は六角ナット状の雌ねじ34を昇降枠25で回転のみ自在に支持しておき、雌ねじ34を回転操作することによって、ねじ軸36を昇降操作することができる。係合穴26は昇降枠25の左右側面や前後面のどこに形成してもよい。必要があれば一群の突起で係合体26を形成することができる。ストッパー27は、昇降枠25を前後あるいは左右に貫通する軸体で形成することができる。また、昇降枠25は、後面開放の断面コ字形の型材でもよい。
【出願人】 【識別番号】000006910
【氏名又は名称】株式会社淀川製鋼所
【出願日】 平成11年10月4日(1999.10.4)
【代理人】 【識別番号】100077920
【弁理士】
【氏名又は名称】折寄 武士
【公開番号】 特開2001−104062(P2001−104062A)
【公開日】 平成13年4月17日(2001.4.17)
【出願番号】 特願平11−283434