| 【発明の名称】 |
キャビネット構成体及びキャビネット組立方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】池田 幸正
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| 【要約】 |
【課題】分割されたパネル構成体を用いてキヤビネットを簡単に組み立てることができるようにする。
【解決手段】背面パネル10及び両側の側面パネル11,12を有すると共に、これら三枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体2と、複数パネル構成体2の側面パネル11,12に寄せ蟻の継手14で接合できる底面パネル構成体3及び幕板構成体5とを準備し、底面パネル構成体3を挟むように複数パネル構成体2を折り曲げて両側の側面パネル11,12を接近させつつ寄せ蟻14の蟻ほぞ16を一旦逃げ穴15aに差し込み、その後に底面パネル構成体3を押し込むことで蟻ほぞ16を蟻穴15bに入れて両者を接合し、次に複数パネル構成体2の側面パネル11,12に向かって幕板構成体5を移動させつつ寄せ蟻14の蟻ほぞ16を一旦逃げ穴15aに差し込み、その後に幕板構成体5を下方に移動することで蟻ほぞ16を蟻穴15bに入れて両者を接合すること。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】キャビネットを組み立てるための構成体において、キャビネットの連なる複数枚のパネルとなり得る複数枚のパネルを有すると共に、該複数枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体に接合できる接合用パネル構成体とを備え、該複数パネル構成体及び該接合用パネル構成体に、両者を接合するための継手を形成したことを特徴とするキャビネット構成体。 【請求項2】キャビネットを組み立てるための構成体において、背面パネル及び両側の側面パネルを有すると共に、これら三枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる底面パネル構成体とを備えたことを特徴とするキャビネット構成体。 【請求項3】前記複数パネル構成体は、前記三枚のパネルの夫々の表層を合成樹脂素材で成形すると共に夫々の内側に中空部を形成し、前記パネルを折曲げ可能に連結する箇所を、連結する両パネルの表層に一体に連なる同じ合成樹脂素材からなる可撓性のもので形成した請求項2記載のキャビネット構成体。 【請求項4】前記底面パネル構成体の奥行き寸法を、前記両側の側面パネルの奥行き寸法より大きくしてある請求項2又は3記載のキャビネット構成体。 【請求項5】キャビネットの組立方法において、背面パネル及び両側の側面パネルを有すると共に、これら三枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる底面パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる幕板構成体とを準備し、上記底面パネル構成体を挟むように上記複数パネル構成体を折り曲げて両側の側面パネルを接近させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記底面パネル構成体を上記背面パネルに向かって押し込むことで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合し、次に上記複数パネル構成体の両側の側面パネルに向かって上記幕板構成体を移動させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記幕板構成体を下方に移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合することを特徴とするキャビネット組立方法。 【請求項6】前記底面パネル構成体の底面手前側に寄せ蟻の継手で接合できる幅木構成体を準備し、前記複数パネル構成体に前記底面パネル構成体を接合する前に、該寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に該幅木構成体をその長手方向へ移動させることで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を予め接合させておく請求項5記載のキャビネット組立方法。 【請求項7】前記複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる幅木構成体を準備し、前記複数パネル構成体と前記底面パネル構成体を接合した後に、前記複数パネル構成体の両側の側面パネルに向かって上記幅木構成体を移動させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記幅木構成体を下方に移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合する請求項5記載のキャビネット組立方法。 【請求項8】前記複数パネル構成体に接合した前記幕板構成体と前記底面パネル構成体との間に扉構成体を配置する共に、前記複数パネル構成体の両側の側面パネルにヒンジ具を介して扉構成体を接合する請求項5,6又は7記載のキャビネット組立方法。 【請求項9】キャビネットの組立方法において、背面パネル及び両側の側面パネルを有すると共に、これら三枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体の下端面に寄せ蟻の継手で接合できる上面を有する底面パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる幕板構成体とを準備し、上記複数パネル構成体を折り曲げて両側の側面パネルを対峙させ、次に折り曲げ状態の複数パネル構成体と上記底面パネル構成体とを接近させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に両者を相対移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合すると共に、上記複数パネル構成体の両側の側面パネルに向かって上記幕板構成体を移動させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記幕板構成体を下方に移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合することを特徴とするキャビネット組立方法。 【請求項10】準備される前記底面パネル構成体は底面の両側に脚部が備えられ、前記底面パネル構成体の該脚部に着脱自在に接合できる幅木構成体を準備し、適宜時期に前記底面パネル構成体の脚部に上記幅木構成体を接合する請求項9記載のキャビネット組立方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、洗面器載置台、収納棚又は扉付き収納庫等のキャビネットであって、分解されたキャビネット構成体の状態で現地へ搬送され、現地で組み立てられるものに関する。 【0002】 【従来の技術】製造コスト及び搬送コストの低減を図るために、分解された一組のキャビネット構成体の状態で販売されられるものがある。この一組のキャビネット構成体は、特開平6−319620号公報に記載の如く、個々独立した背面パネル、側面パネル、上面パネル及び底面パネルを組み合わせ、現地で各パネルどうしを次々に接合して組み立てるようにしたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】組み立てる初期の段階では、連結する各パネルどうしを起立させた状態で接合する必要がある。しかし、各パネルが倒れないように自立させた状態で連結するには、熟練を必要とする。また、パネルが大きい場合には、一人で組み立てることが困難なため、自立させたパネルを保持する者とパネル連結を行う者の二人で組み立てなければならない。更に、多数のパネルの有る一組のキャビネット構成体の中から対となるパネルを探し出し、更に対となるパネルの接合箇所を見つけ出すのに多くの時間を必要とする場合がある。 【0004】本発明は、上記問題を解決するために、対となるパネルを容易に探し出すことができると共にパネルを簡単に自立させる等できるキャビネット構成体及びキャビネット組立方法の提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】対となるパネルを容易に探し出すことができると共にパネルを簡単に自立させる等できるようにするために請求項1記載の本発明が採用した手段は、キャビネットを組み立てるための構成体において、キャビネットの連なる複数枚のパネルとなり得る複数枚のパネルを有すると共に、該複数枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体に接合できる接合用パネル構成体とを備え、該複数パネル構成体及び該接合用パネル構成体に、両者を接合するための継手を形成したことを特徴とするキャビネット構成体である。本発明にあっては、複数パネル構成体が対となるパネルを折曲げ可能に連結してあるため、複数パネル構成体を探し出すだけで、対となっている複数枚のパネルを一体として得ることができる。更に、本発明にあっては、複数パネル構成体の隣接するパネルの間を折り曲げて連結された両パネルを交叉状態にすることで自立させたり又は横に寝かした状態とし、この状態で複数パネル構成体に接合用パネル構成体を継手で接合できる。 【0006】対となるパネルを容易に探し出すことができると共にパネルを簡単に自立させる等でき、更にパネルの接合が簡単にできるようにするために請求項2記載の本発明が採用した手段は、キャビネットを組み立てるための構成体において、背面パネル及び両側の側面パネルを有すると共に、これら三枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる底面パネル構成体とを備えたことを特徴とするキャビネット構成体である。本発明にあっては、複数パネル構成体が対となる背面パネル及び両側の側面パネルを折曲げ可能に連結してあるため、複数パネル構成体を探し出すだけで、対となる背面パネル及び両側の側面パネルを一体として得ることができる。また、本発明にあっては、複数パネル構成体を折り曲げて両側の側面パネルを接近させて自立させたり又は横に寝かした状態とし、この状態の複数パネル構成体の両側の側面パネルの間に配置した底面パネル構成体を両側の側面パネルで挟むようにして寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に底面パネル構成体を移動させることで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合できる。寄せ蟻の継手の蟻穴が逃げ穴より背面パネル寄りに設けられているときには、底面パネル構成体を背面パネルに向かって押し込むことで蟻ほぞを蟻穴に差し込んで接合できる。 【0007】なお、請求項2記載の本発明において、上記複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる幕板構成体を備えることもある。この場合には、複数パネル構成体の両側の側面パネルに向かって幕板構成体を移動させつつ寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に幕板構成体を移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合することができる。そして、寄せ蟻の継手の蟻穴が逃げ穴より下方に設けられているときには、幕板構成体を下方へ向かって押し込むことで蟻ほぞを蟻穴に入れて接合できる。 【0008】リサイクルが容易にできるようにするために請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記複数パネル構成体は、前記三枚のパネルの夫々の表層を合成樹脂素材で成形すると共に夫々の内側に中空部を形成し、前記パネルを折曲げ可能に連結する箇所を、連結する両パネルの表層に一体に連なる同じ合成樹脂素材からなる可撓性のもので形成した請求項2記載のキャビネット構成体である。本発明にあっては、三枚のパネルからなる複数パネル構成体を同一の合成樹脂素材で成形してあるため、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。更に、本発明にあっては、複数パネル構成体が内側に中空部を形成するように同じ合成樹脂素材で表層を成形してあるため、複数パネル構成体をブロー成形で得ることが可能となる。 【0009】蹴り込み部を容易に得ることができるようにするために請求項4記載の本発明が採用した手段は、前記底面パネル構成体の奥行き寸法を、前記両側の側面パネルの奥行き寸法より大きくしてある請求項2又は3記載のキャビネット構成体である。本発明にあっては、複数パネル構成体の両側の側面パネルの間に配置した底面パネル構成体を両側の側面パネルに接合したとき、底面パネル構成体の手前側が両側の側面パネルより手前側へ突出するので、蹴り込み部を容易に得ることができる。 【0010】キャビネットの組み立てが簡単となるようにするために請求項5記載の本発明が採用した手段は、キャビネットの組立方法において、背面パネル及び両側の側面パネルを有すると共に、これら三枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる底面パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる幕板構成体とを準備し、上記底面パネル構成体を挟むように上記複数パネル構成体を折り曲げて両側の側面パネルを接近させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記底面パネル構成体を上記背面パネルに向かって押し込むことで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合し、次に上記複数パネル構成体の両側の側面パネルに向かって上記幕板構成体を移動させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記幕板構成体を下方に移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合することを特徴とするキャビネット組立方法である。本発明にあっては、複数パネル構成体を折り曲げて両側の側面パネルを接近させることで自立させることができ、この自立した複数パネル構成体の両側の側面パネルの間に底面パネル構成体を配置し、寄せ蟻の継手で接合するように両側の側面パネルで底面パネル構成体を挟んだ状態で底面パネル構成体を押し込むことで、複数パネル構成体と底面パネル構成体とを接合でき、更に複数パネル構成体の両側の側面パネルに幕板構成体を、寄せ蟻の継手で接合するように当接させて下方に移動することで、複数パネル構成体と幕板構成体を接合できる。 【0011】幅木を備える状態での組み立てが簡単となるようにするために請求項6記載の本発明が採用した手段は、前記底面パネル構成体の底面手前側に寄せ蟻の継手で接合できる幅木構成体を準備し、前記複数パネル構成体に前記底面パネル構成体を接合する前に、該寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に該幅木構成体をその長手方向へ移動させることで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を予め接合させておく請求項5記載のキャビネット組立方法である。本発明にあっては、底面パネル構成体に幅木構成体を寄せ蟻の継手で予め接合しておくことで、幅木構成体を一体化した底面パネル構成体が得られ、幅木を備える組み立てができる。 【0012】組み立て後にも幅木構成体を着脱できるようにするために請求項7記載の本発明が採用した手段は、前記複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる幅木構成体を準備し、前記複数パネル構成体と前記底面パネル構成体を接合した後に、前記複数パネル構成体の両側の側面パネルに向かって上記幅木構成体を移動させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記幅木構成体を下方に移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合する請求項5記載のキャビネット組立方法である。本発明にあっては、組み立て後に幅木構成体を上方に移動した後に手前へ移動させることで、幅木構成体を分離して底面パネル構成体の底面側を開口させることができる。 【0013】扉を備える状態での組み立てが簡単となるようにするために請求項8記載の本発明が採用した手段は、前記複数パネル構成体に接合した前記幕板構成体と前記底面パネル構成体との間に扉構成体を配置する共に、前記複数パネル構成体の両側の側面パネルにヒンジ具を介して扉構成体を接合する請求項5,6又は7記載のキャビネット組立方法である。本発明にあっては、扉を後付けすることができる。 【0014】キャビネットの組み立てが簡単となるようにするために請求項9記載の本発明が採用した手段は、キャビネットの組立方法において、背面パネル及び両側の側面パネルを有すると共に、これら三枚のパネルを折曲げ可能に連結した複数パネル構成体と、該複数パネル構成体の下端面に寄せ蟻の継手で接合できる上面を有する底面パネル構成体と、該複数パネル構成体の両側の側面パネルに寄せ蟻の継手で接合できる幕板構成体とを準備し、上記複数パネル構成体を折り曲げて両側の側面パネルを対峙させ、次に折り曲げ状態の複数パネル構成体と上記底面パネル構成体とを接近させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に両者を相対移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合すると共に、上記複数パネル構成体の両側の側面パネルに向かって上記幕板構成体を移動させつつ上記寄せ蟻の蟻ほぞを一旦逃げ穴に差し込み、その後に上記幕板構成体を下方に移動することで蟻ほぞを蟻穴に入れて両者を接合することを特徴とするキャビネット組立方法である。本発明にあっては、複数パネル構成体を折り曲げて両側の側面パネルを接近させることで自立させることができ、この自立した複数パネル構成体と底面パネル構成体とを寄せ蟻の継手で接合でき、更に複数パネル構成体の両側の側面パネルに幕板構成体を、寄せ蟻の継手で接合するように当接させて下方に移動することで、複数パネル構成体と幕板構成体を接合できる。 【0015】組み立て後にも幅木構成体を着脱できるようにするために請求項10記載の本発明が採用した手段は、準備される前記底面パネル構成体は底面の両側に脚部が備えられ、前記底面パネル構成体の該脚部に着脱自在に接合できる幅木構成体を準備し、適宜時期に前記底面パネル構成体の脚部に上記幅木構成体を接合する請求項9記載のキャビネット組立方法である。本発明にあっては、組み立て後に幅木構成体を分離して底面パネル構成体の底面側を開口させることができる。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキャビネット構成体及びキャビネット組立方法を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。 【0017】(第1の実施の形態)図1乃至図13は本発明に係るキャビネット構成体及びキャビネット組立方法を洗面器用キャビネットに応用した第1の実施の形態を示すものである。図1は組立てられた洗面器用キャビネットを示すものであり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は部分断面した右側面図、(D)は一部を示す底面図である。図2は背面パネル及び両側の側面パネルを連結した複数パネル構成体を示すものであって、(A)は平面状に広げた状態の正面図、(B)は同状態の平面図、(C)は同状態の左側面図である。図3は複数パネル構成体の背面図である。図4は複数パネル構成体の拡大した断面図であって、(A)は図2(A)のa−a線における断面図、(B)は図2(A)のb−b線における断面図、(C)は図2(B)の一点鎖線cで囲まれた部分の断面図である。図5は複数パネル構成体の中間を省略して左右両端寄りを拡大して示す平面図である。図6は底面パネル構成体を示すものであって、(A)は底面図、(B)は部分断面した背面図である。図7は幅木構成体を示すものであって、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は部分断面した平面図である。図8は幕板構成体を示すものであって、(A)は部分断面した正面図、(B)は平面図、(C)は背面図である。図9は中仕切構成体を示すものであって、(A)は平面図、(B)は部分断面した左側面図、(C)は背面図である。図10は右側の扉構成体を示すものであって、(A)は部分断面した正面図、(B)は平面図である。図11は寄せ蟻の継手を示すものであって、(A)は逃げ穴及び蟻穴を示す表面図、(B)は蟻ほぞを示す表面図、(C)は逃げ穴及び蟻穴に蟻ほぞを差し込む前の状態の側面図、(D)は逃げ穴及び蟻穴に蟻ほぞを差し込んだ状態の側面図である。図12はヒンジ具を示すものであって、(A)は上方のヒンジ具の正面図、(B)は上方のヒンジ具の平面図、(C)は下方のヒンジ具の正面図、(D)は下方のヒンジ具の平面図である。図13は組立て途中の状態を示す平面図である。 【0018】洗面器用キャビネット1を構成するキャビネット構成体は、図1に示す如く、背面パネル10及び両側の側面パネル11,12を形成する複数パネル構成体2と、底面パネル構成体3と、正面下方に設けた幅木構成体4と、正面上方に設けた幕板構成体5と、正面中央寄りに設けた左右の扉構成体6,7と、左右の扉構成体6,7を枢支するための上下一組のヒンジ具8,9(図12参照)の二組と、内部1bに配置した中仕切パネル構成体13とを備えている。組み立てられた洗面器用キャビネット1は、背面パネル10、両側の側面パネル11,12及び幕板構成体5の各上縁10a,11a,12aで洗面器(図示略)を支持すると共に、上面開口部1aからキャビネット内部1bの上方に洗面器底面側を挿入できるようになっている。 【0019】前記複数パネル構成体2は、図2乃至図5に示す如く、背面パネル10の左右両端に左右の側面パネル11,12を折曲げ可能に連結して一体化したものであって、平面状態に広げたときの折曲げ箇所を縦方向に延びる90°のV字状の凹溝2a,2a(図2(B)及び図4(C)参照)で形成してあり、左右の側面パネル11,12を手前側へ折り曲げることができるようにしてある(図13参照)。複数パネル構成体2は、三枚のパネル10〜12の夫々の内外の表層10b,11b,12b(図4,図5参照)を合成樹脂素材で成形すると共に夫々の内側に中空部10c,11c,12cを形成し、パネルを折曲げ可能に連結する各凹溝2aの隅部箇所2a−1(図4(C)参照)を、連結する両パネルの表層へ一体に連なる同じ合成樹脂素材からなる可撓性のもので形成してある。複数パネル構成体2は、ブロー成形法で成形することが可能となり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。複数パネル構成体2は、全体が同一の合成樹脂素材で成形されているため、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。 【0020】前記複数パネル構成体2は、図2(A)の正面図に示す如く、正面下方寄りに、三枚のパネル10〜12に亘つて横方向へ直線状に延びる凹溝2b,2b,2bが設けられており、底面パネル構成体3aの三辺の縁部を挿着できるようにしてある。複数パネル構成体2は、図2(C)及び図4(A)(B)に示す如く、各凹溝2bより下方領域を上方領域より突出させることにより、各凹溝2bより下方領域に支持部2c,2c,2cを形成し、凹溝2b,2b,2bに挿着する底面パネル構成体3の三辺の縁部を各支持部2cで支持できるようにしてある。 【0021】前記複数パネル構成体2は、背面パネル10及び右側面パネル12に、縦方向へ直線状に延びる凹溝2d,2eが設けられており、中仕切パネル構成体13の縁部を挿着できるようにしてある。複数パネル構成体2は、左右の側面パネル11,12の部分に設けられた横方向の各凹溝2b並びに背面パネル10及び右側面パネル12の部分に設けられた縦方向の凹溝2d,2eの上端寄りに、寄せ蟻の継手14(図11参照)を構成する逃げ穴15a及び蟻穴15bからなる穴15を設けてある。複数パネル構成体2は、両側面2g,2gの夫々に、寄せ蟻の継手14を構成する蟻ほぞ16を設けると共に、ヒンジ具連結用のブラケット17,17を設けてある。複数パネル構成体2は、背面パネル10の部分に設けられた横方向の凹溝2bに、係止用の凹部2fを形成してある。 【0022】前記洗面器用キヤビネット1は、図1(B)に示す如く、背面パネル10と右側面パネル12と中仕切パネル構成体13とで囲まれる内部領域が配管スペース1cとなっている。背面パネル10は、この配管スペース1cを形成する箇所に、図2(A)および図4(B)に示す如く、内外両側の表層10b,10bを合わせて凹部10dとした領域を多数形成してある。洗面器用キヤビネット1は、キヤビネット外側の配管をキヤビネット内部へ導くとき、適所の凹部10dをカッター等で切除して貫通させることで施工性の向上が図れるようになっている。凹部10dを設ける背面パネル10の面としては、背面パネル10の正面側(キヤビネット1の内側となる面側)、背面側及び両側を適宜選択することができる。 【0023】前記底面パネル構成体3は、図6に示す如く、表層3bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部3cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。底面パネル構成体3は、前記複数パネル構成体2と同一の合成樹脂素材で成形することにより、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。底面パネル構成体3は、左右の外側面3a,3aの夫々所定箇所に、寄せ蟻の継手14を構成する蟻ほぞ16,16を設けてある。底面パネル構成体3は、背側の外側面3fに係止用の凸部3g,3gを突設してある。底面パネル構成体3は、底面の手前側に、横方向の延びる凹溝3dを凹設すると共に、凹溝3dに寄せ蟻の継手14を構成する逃げ穴15a及び蟻穴15bからなる穴15を二組設けてある。底面パネル構成体3は、洗面器用キヤビネット1の配管スペース1c(図1(B)参照)を形成する領域に、排水管用貫通孔3eを設けてある。底面パネル構成体3は、その奥行き寸法D1を前記左右の側面パネル11,12の奥行き寸法D2(図1(B)参照)より大きくしてあり、洗面器用キヤビネット1を構成したときに、両側面パネル11,12よりその手前側を突出させて、蹴り込み部を容易に得ることができるようにしてある。 【0024】前記幅木構成体4は、図7に示す如く、表層4bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部4cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。幅木構成体4は、前記複数パネル構成体2と同一の合成樹脂素材で成形することにより、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。幅木構成体4は、前記底面パネル構成体3の凹溝3dに嵌入できる凸部4dを形成すると共に、凸部4dの所定箇所に寄せ蟻の継手14を構成する蟻ほぞ16,16を設けてある。幅木構成体4は、前記底面パネル構成体3に接合したとき、底面パネル構成体3の幅寸法W1と同一となるようにしてある。 【0025】前記幕板構成体5は、図8に示す如く、主体部の表層5bを合成樹脂素材で成形すると共にその内側に中空部5cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。幕板構成体5は、前記複数パネル構成体2と同一の合成樹脂素材で成形することにより、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。幕板構成体5は、背面両側の所定箇所に、寄せ蟻の継手14を構成する逃げ穴15a及び蟻穴15bからなる穴15を二組設けることにより、前記左右の側面パネル11,12に接合できるようにしてある。幕板構成体5は、接合状態の両側面パネル11,12の左右幅寸法と同一寸法となるようにしてある。 【0026】前記中仕切りパネル構成体13は、図9に示す如く、表層13bを合成樹脂素材で成形すると共にその内側に中空部13cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。中仕切りパネル構成体13は、前記複数パネル構成体2と同一の合成樹脂素材で成形することにより、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。中仕切りパネル構成体13は、両外側面13a,13aの所定箇所に、寄せ蟻の継手14を構成する蟻ほぞ16,16を設けることにより、前記背面パネル10及び右側の側面パネル12に接合できるようにしてある。 【0027】前記右側の扉構成体7は、図10に示す如く、表層7bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部7cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。なお,扉構成体7は、中空部7cを形成することなく板状に成形することもある。扉構成体7は、前記複数パネル構成体2と同一の合成樹脂素材で成形することにより、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。扉構成体7は、正面側に把手7dを形成すると共に、右側上下端の夫々にヒンジ用孔7eを設けてある。扉構成体7は、上下面の左側にストッパー用凸部7f,7fを設けてある。左側の扉構成体6(図1参照)は、右側の扉構成体7と左右対称に形成される。 【0028】前記寄せ蟻の継手14は、図11に示す如く、穴15である逃げ穴15a及び蟻穴15bと、穴15に嵌入する蟻ほぞ16とからなる。寄せ蟻の継手14は、逃げ穴15aに蟻ほぞ16を嵌入した後に、蟻穴15bに向かって蟻ほぞ16をスライドすることで、蟻穴15bに蟻ほぞ16を抜けない状態に嵌着させることができる。寄せ蟻の継手14の穴15及び蟻ほぞ16は、前記各構成体の部位に設ける以外に、前記構成体とは逆の構成体の部位に設けることも可能な場合もある。 【0029】前記ヒンジ具8,9の夫々は、図12に示す如く、本体18とピン19又は20とからなる。本体18は、前記左右の側面パネル11,12に設けられているブラケット17に嵌着できる挟持片部18aと、挟持片部18aから片持ち状に張り出したピン受部18bとを備え、ピン受部18bに縦貫通孔18cを設けてある。上方支持用のピン19は、上端の止め鍔部19aと、縦貫通孔18cを貫通して下端から突出するピン部19bとを備えている。下方支持用のピン20は、中間の止め鍔部20aと、縦貫通孔18cに嵌入するピン部20bと、上方に突出するピン部20cとを備えている。 【0030】前記洗面器用キヤビネット1の組立て方法は、その組立て手順に従って説明すると下記の通りである。先ず、背面パネル10の両側に左右の側面パネル11,12を折曲げ可能に連結した複数パネル構成体2と、複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12に寄せ蟻の継手14で接合できる底面パネル構成体3と、複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12に寄せ蟻の継手14で正面側から接合できる幕板構成体5と、底面パネル構成体3の底面手前側に寄せ蟻の継手14で接合できる幅木構成体4と、複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12にヒンジ具8,9を介して取付けられる扉構成体6,7とを予め準備すると共に、底面パネル構成体3の底面側に幅木構成体4に接合しておく。底面パネル構成体3に対する幅木構成体4の接合は、底面パネル構成体3の底面側の凹溝3dに幅木構成体4の凸部4dを挿入して、両者3,4の間に設けられている二組の継手14の各逃げ穴15aに各蟻ほぞ16を嵌入させ、その後に幅木構成体4を左右方向へ移動させて各蟻穴15bに蟻ほぞ16をスライド挿入し、蟻穴15bから蟻ほぞ16が抜けない状態に嵌着させることで行われる。 【0031】次に、図2に示す平面状態の複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12が手前側に来るように折曲げることで、図13に示すように立体状態にして自立させると共に、側面パネル11,12の段状の支持部2c,2cに底面パネル構成体3の左右両側の奥部を載置する。この載置状態の底面パネル構成体3の前後位置を調整しながら、更に両側の側面パネル11,12を接近させつつ、側面パネル11,12と底面パネル構成体3との間に設けられている四組の継手14の各逃げ穴15aに対応する蟻ほぞ16を嵌入させる。この嵌入が終了したならば、底面パネル構成体3を背面パネル10に向かって押し込むことで、四組の継手14の各蟻穴15bに蟻ほぞ16をスライド挿入させて抜けない状態に嵌着させると共に、背面パネル10の係止用凹部2fに底面パネル構成体3の係止用凸部3gを挿着させる。これにより、複数パネル構成体2と底面パネル構成体3とは、四組の継手14で接合されて一体化する。 【0032】続けて、複数パネル構成体2の平面コ状となった両側の側面パネル11,12の手前側に、幕板構成体5を接合する。この接合は、側面パネル11,12と幕板構成体5との間に設けられている二組の継手14の各逃げ穴15aに対応する蟻ほぞ16を嵌入させた後に、幕板構成体5を下方へ移動させて各蟻穴15bに蟻ほぞ16をスライド挿入し、蟻穴15bから蟻ほぞ16が抜けない状態に嵌着させることで行われる。 【0033】最後に、複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12にヒンジ具8,9のピン19,20からなるヒンジを介して左右の扉構成体6,7を接合して洗面器用キヤビネット1の組立てを完了する。この扉構成体6,7を接合は、両側の側面パネル11,12の手前側の4個のブラケット17に上下一組のヒンジ具8,9の左右二組を嵌着し、下方のヒンジ具9,9に短いピン20を挿着し、次に左右の扉構成体6,7の下方のヒンジ用孔7eに短いピン20を挿入させるように扉構成体6,7を配置し、続けて上方のヒンジ具10,10に長いピン19を挿入すると共に、ピン先端を扉構成体6,7の上方のヒンジ用孔7eに挿入することで行う。 【0034】洗面器用キヤビネット1の上記組立て方法では、複数パネル構成体2を折り曲げて両側の側面パネル11,12を接近させることで自立させることができ、この自立した複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12の間に配置した底面パネル構成体3を、寄せ蟻の継手14で接合するように両側の側面パネル11,12で挟んだ状態で押し込むことで、複数パネル構成体2と底面パネル構成体3とを接合でき、更に複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12に幕板構成体5を、寄せ蟻の継手14で接合するように移動させて下方に移動することで、複数パネル構成体2と幕板構成体5を接合でき、そして左右の扉構成体6,7をヒンジ具8,9で枢支できるので、一人で簡単に組み立て作業することが可能となる。更に、複数パネル構成体2が背面パネル10と左右の側面パネル11,12とを一体化してあるため、三枚のパネルを個々に探す必要も、三枚のパネルどうしの連結箇所を探し出す必要もないため、短時間に組立てることが可能となる。 【0035】本実施の形態に係る洗面器用キャビネット1を構成するキャビネット構成体は、ホームセンター等の量販店等で販売することも可能となるため、販売ルートの拡大が図れる。そして、消費者は、納期を待つことなく必要なときにキャビネット構成体を手軽に購入し、自家用車等で持ち帰つて家庭で簡単に組み立てることができる。 【0036】(第2の実施の形態)図14は本発明に係るキャビネット構成体及びキャビネット組立方法を洗面器用キャビネットに応用した第2の実施の形態の下半部を中間省略して示す部分断面した右側面図であって、(A)は複数パネル構成体と幅木構成体とを分離した状態を示し、(B)は複数パネル構成体に幅木構成体を接合した状態を示すものである。 【0037】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相違する点は、キャビネットの組み立て後に、複数パネル構成体2に対して幅木構成体54を正面側から着脱できるようにしたことである。この相違点以外の構成は、前記第1の実施の形態と実質的に同一であり、同一の符合は同一の構成部材等を示す。本実施の形態にあっては、平面コ状に折り曲げられた複数パネル構成体2の左右の側面2g,2gの下方寄りに、寄せ蟻の継手14を形成する蟻ほぞ16(又は穴15)を設ける共に、幅木構成体54の背面側の左右両側に継手14の穴15(又は蟻ほぞ16)を設けてある。 【0038】組み立てるときには、複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12に寄せ蟻の継手14で接合できる幅木構成体54を準備し、前記第1の実施の形態と同様に複数パネル構成体2と底面パネル構成体3を接合した後に、複数パネル構成体2の両側の側面パネル11,12に向かって幅木構成体54を移動させつつ寄せ蟻継手14の蟻ほぞ16を一旦逃げ穴15aに差し込み、その後に幅木構成体54を下方に移動することで蟻ほぞ16を蟻穴15bに入れて両者を接合する。複数パネル構成体2に対する幅木構成体54の接合は、配管55の継手55aの接合が完了した後に行われる。なお、底面パネル構成体3の下方の漏水を点検するためには、複数パネル構成体2から幅木構成体54を分離して、底面パネル構成体3の下方をオープン状態にする。この幅木構成体54の分離は、上記組立手順と逆の手順で行うことができる。 【0039】(第3の実施の形態)図15及び図16は本発明に係るキャビネット構成体及びキャビネット組立方法を洗面器用キャビネットに応用した第3の実施の形態を示すものであり、図15は底面パネル構成体と複数パネル構成体とを示す正面図であり、左側半分に両者の接合状態を示すと共に右側半分に両者の分離状態を示す、図16は底面パネルと複数パネル構成体とを分離した状態を示す部分断面した右側面図である。 【0040】本実施の形態が前記第1の実施の形態と相違する点は、底面パネル構成体63の上面側に平面コ字状に折り曲げた複数パネル構成体62の下端側を接合させるようしたことである。この相違点以外の構成は、前記第1の実施の形態と実質的に同一であり、同一の符合は同一の構成部材等を示す。 【0041】本実施の形態の洗面器用キャビネットは、背面パネル10及び両側の側面パネル11,12を有すると共に、これら三枚のパネル10〜12を折曲げ可能に連結した複数パネル構成体62と、複数パネル構成体62の下端面に寄せ蟻の継手14を介して接合できる上面を有する底面パネル構成体63と、複数パネル構成体62の両側の側面パネル11,12に寄せ蟻の継手14で接合できる幕板構成体5(図1参照)と、底面パネル構成体63に寄せ蟻の継手14を介して接合できる幅木構成体54と、左右の扉構成体6,7(図1参照)を備えている。 【0042】複数パネル構成体62は、背面パネル10及び両側の側面パネル11,12の下端面に、寄せ蟻の継手14の蟻ほぞ16(又は穴15)を設けてある。底面パネル構成体63は、上面63aに、複数パネル構成体62の蟻ほぞ16(又は穴15)に対応する穴15(又は蟻ほぞ16)を設けてある。底面パネル構成体63は、下面63bの左右両側から垂下した脚部63c,63cを設け、脚部63c,63cの間に配管接続用空間63dを形成してある。底面パネル構成体63は、脚部63c,63cの正面側に、寄せ蟻の継手14を形成する蟻ほぞ16(又は穴15)を設けてある。また、幅木構成体54は、その背面側の左右両側に、脚部63c,63cの蟻ほぞ16(又は穴15)に対応する穴15(又は蟻ほぞ16)を設けてある。 【0043】組み立てるときには、複数パネル構成体62を平面コ字状に折り曲げて両側の側面パネル11,12を対峙させ、次に折り曲げ状態の複数パネル構成体62と底面パネル構成体63とを接近させつつ寄せ蟻継手14の各蟻ほぞ16を対応する逃げ穴15aに一旦差し込み、その後に両者62,63を相対移動することで各蟻ほぞ16を対応する蟻穴15bに入れて両者62,63を接合する。次に、図示は省略したが、複数パネル構成体62の両側の側面パネル11,12に向かって幕板構成体5(図1参照)を移動させつつ寄せ蟻継手14の蟻ほぞ16を一旦逃げ穴15aに差し込み、その後に幕板構成体5を下方に移動することで蟻ほぞ16を蟻穴15bに入れて両者62,5を接合する。最後に、底面パネル構成体63の配管接続用空間63dにおける配管接続が終了したならば、底面パネル構成体63に寄せ蟻継手14を介して幅木構成体54を接合する。この幅木構成体54の接合は、底面パネル構成体63の左右の脚部63c,63cの正面側に向かって幅木構成体54を移動させつつ寄せ蟻継手14の蟻ほぞ16を一旦逃げ穴15aに差し込み、その後に幅木構成体54を下方に移動することで蟻ほぞ16を蟻穴15bに入れて行う。 【0044】なお、底面パネル構成体63の配管接続用空間63dにおける漏水等を点検するためには、底面パネル構成体63の左右の脚部63c,63cから幅木構成体54を分離して、配管接続用空間63dをオープン状態にする。この幅木構成体54の分離は、上記組立手順と逆の手順で行うことができる。 【0045】(第4の実施の形態)図17乃至図20は本発明に係るキャビネット構成体を収納棚に応用した第4の実施の形態を示すものである。図17は組立てられた収納棚の部分断面した正面図である。図18は背面パネル及び両側の側面パネルを連結した複数パネル構成体を示す平面図である。図19は組立て途中の状態を示す右側面図である。図20は別態様の複数パネル構成体を示す平面図である。 【0046】収納棚21を構成するキャビネット構成体は、背面パネル26及び両側の側面パネル27,28を形成する複数パネル構成体22と、底面(下面)パネル構成体23と、上面パネル構成体24と、棚板構成体25,25とを備えている。 【0047】該複数パネル構成体22は、背面パネル26の左右両端に左右の側面パネル27,28を折曲げ可能に連結したものであって、図18中に二点鎖線で示すように平面状態に広げたときの折曲げ箇所を縦方向に延びる90°のV字状の凹溝22a,22aで形成してあり、同図中に実線で示すように左右の側面パネル27,28を手前側へ折り曲げることができるようにしてある。複数パネル構成体22は、三枚のパネル26〜28の夫々の内外の表層26b,27b,28bを合成樹脂素材で成形すると共に夫々の内側に中空部26c,27c,28cを形成し、パネルを折曲げ可能に連結する各凹溝22aの隅部箇所22a−1を、連結する両パネルの表層に一体に連なる同じ合成樹脂素材からなる可撓性のもので形成してある。複数パネル構成体22は、左右の側面パネル27,28の上下面の夫々に、寄せ蟻の継手14を構成する蟻ほぞ16,16を設けてある。 【0048】上記複数パネル構成体22は、左右の側面パネル27,28を手前側へ折り曲げたときに内側面となる各側面パネル27,28の表面に、図17及び図19に示す如く、棚板構成体25を嵌入スライドさせるための適宜組数の凹溝27a,28aを設けると共に、各凹溝27a,28aに係止用の凹部27d,28dを設けてある。背面パネル26は、正面に棚板構成体25を挿着させるための凹溝26aを設けると共に、上下端面の夫々に係止用突起26dを設けてある。複数パネル構成体22は、ブロー成形法で成形することが可能となり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。複数パネル構成体22は、全体が同一の合成樹脂素材で成形されているため、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。 【0049】なお、前記複数パネル構成体22は、図20に示す別態様の複数パネル構成体22に変更することも可能である。この別態様の複数パネル構成体22は、二分割可能な背面パネル29を用いた以外の構成が前記複数パネル構成体22と実質的に同一である。背面パネル29は、分離接合可能な左右の分割部29a,29bからなり、分割部29a,29bの突き合わせ部に、適宜組数の寄せ蟻の継手14(図11参照)を構成する穴15及び蟻ほぞ16を設けてある。複数パネル構成体22は、背面パネル29を分離することにより、搬送のための梱包サイズを小さくすることができる。 【0050】前記底面パネル構成体23は、図17及び図19に示す如く、表層23bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部23cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。底面パネル構成体23は、上面の左右両側の夫々所定箇所に、寄せ蟻の継手14を構成する逃げ穴15a及び蟻穴15bからなる穴15を二個設けてある。底面パネル構成体23は、上面奥側の所定箇所に係止用凹部23dを設けてある。 【0051】前記上面パネル構成体24は、図17及び図19に示す如く、表層24bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部24cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。上面パネル構成体24は、底面の左右両側の夫々所定箇所に、寄せ蟻の継手14を構成する逃げ穴15a及び蟻穴15bからなる穴15を二個設けてある。上面パネル構成体24は、下面奥側の所定箇所にに係止用凹部24dを設けてある。 【0052】前記棚板構成体25は、図17及び図19に示す如く、表層25bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部25cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。棚板構成体25は、左右の外側面の所定箇所に、係止用の凸部25dを設けてある。 【0053】前記底面パネル構成体23、上面パネル構成体24及び棚板構成体25は、前記複数パネル構成体22と同一の合成樹脂素材で成形することにより、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。 【0054】前記収納棚21の組立て方法は、その組立て手順に従って説明すると下記の通りである。先ず、背面パネル26の両側に側面パネル27,28を折曲げ可能に連結した複数パネル構成体22と、複数パネル構成体22の折り曲げた両側の側面パネル27,28の上下に寄せ蟻の継手14で接合できる上面パネル構成体24及び底面パネル構成体23と、折り曲げた両側の側面パネル27,28の間に挿着できるの二枚の棚板構成体25とを予め準備する。 【0055】次に、図18に二点鎖線で示す平面状態の複数パネル構成体22の両側の側面パネル27,28が手前側に来るように折曲げることで、実線で示すように平面コ字状の立体状態にして自立させる。なお、背丈が高いときには、複数パネル構成体22の背面パネル26を床面上に寝かした状態でコ字状に折り曲げる。そして、平面コ字状の複数パネル構成体22の上端面に上面パネル構成体24を接近させ、側面パネル27,28と上面パネル構成体24との間に設けられている四組の継手14の各逃げ穴15aに対応する蟻ほぞ16を嵌入させる。この嵌入が終了したならば、上面パネル構成体24を背面パネル26に向かって押し込むことで、四組の継手14の各蟻穴15bに蟻ほぞ16をスライド挿入させて抜けない状態に嵌着させると共に、上面パネル構成体24の係止用凹部24dに背面パネル26の係止用凸部26dを嵌入させて係止状態にする。これにより、複数パネル構成体22と上面パネル構成体24とは、四組の継手14で接合されて一体化する。 【0056】続けて、複数パネル構成体22の天地を逆にするか又は横に寝かした状態のまま、コ字状の複数パネル構成体22の下端面に底面パネル構成体23を接近させ、側面パネル27,28と底面パネル構成体23との間に設けられている四組の継手14の各逃げ穴15aに対応する蟻ほぞ16を嵌入させる。この嵌入が終了したならば、底面パネル構成体23を背面パネル26に向かって押し込むことで、四組の継手14の各蟻穴15bに蟻ほぞ16をスライド挿入させて抜けない状態に嵌着させると共に、底面パネル構成体23の係止用凹部23dに背面パネル26の係止用凸部26dを嵌入させて係止状態にする。これにより、複数パネル構成体22と底面パネル構成体23とは、四組の継手14で接合されて一体化する。なお、平面コ字状の複数パネル構成体22に底面パネル構成体23を接合した後に、上面パネル構成体24を接合する手順で行うことも可能である。 【0057】最後に、複数パネル構成体22の天地を再度逆にするか又は横に寝かした状態のまま、両側の側面パネル27,28の各一対の凹溝27a,28aに棚板構成体25を一枚つづ奥まで差し込み、凹溝27a,28aの凹部27d,28dに棚板構成体25の凸部25d,25dを嵌入させて係止状態にすることで、組み立てを完了する。 【0058】収納棚21の上記組立て方法では、複数パネル構成体22の折り曲げた各側面パネル27,28に上下のパネル構成体24,25を接合して一体化できるので、一人で簡単に組み立て作業することが可能となる。更に、複数パネル構成体22が背面パネル26と左右の側面パネル27,28とを一体化してあるため、三枚のパネルを個々に探す必要も、三枚のパネルどうしの連結箇所を探し出す必要もないため、短時間に組立てることが可能となる。 【0059】(第5の実施の形態)図21乃至図23は本発明に係るキャビネット構成体を隅用収納棚に応用した第5の実施の形態を示すものである。図21は組立てられた隅用収納棚示すものであって、(A)は部分断面した正面図、(B)は部分断面した平面図である。図22は図21(A)のa−a線における断面図である。図23は組立て途中を示すものであって、図中上方には上面パネル構成体の部分断面した底面図が図示され、図中下方に複数パネル構成体の部分断面した平面図が図示されている。 【0060】隅用収納棚31を構成するキャビネット構成体は、両側の側面パネル37,38からなる複数パネル構成体32と、底面パネル構成体33と、上面パネル構成体34と、棚板構成体35,35とを備えている。 【0061】該複数パネル構成体32は、左右の側面パネル37,38を折曲げ可能に連結したものであって、図23に示すように平面状態に広げたときの折曲げ箇所を縦方向に延びる90°のV字状の凹溝32aで形成してあり、凹溝32aで折り曲げることにより左右の側面パネル37,38を90°で交差できるようになっている。複数パネル構成体32は、二枚のパネル37,38の夫々の内外の表層37b,38bを合成樹脂素材で成形すると共に夫々の内側に中空部37c,38cを形成し、パネルを折曲げ可能に連結する各凹溝32aの隅部箇所32a−1を、連結する両パネルの表層37b,38bに一体に連なる同じ合成樹脂素材からなる可撓性のもので形成してある。複数パネル構成体32は、左右の側面パネル37,38の上下面の夫々に、無理バメ嵌合できる継手44を構成する凸部44aを設けてある。 【0062】上記複数パネル構成体32は、図21及び図22に示す如く、左右の側面パネル37,38に、棚板構成体35を嵌入させるための凹溝37a,38aを設けると共に、各凹溝37a,38aに無理バメ嵌合できる継手44を構成する凹部44bを設けてある。複数パネル構成体32は、ブロー成形法で成形することが可能となり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。複数パネル構成体32は、全体が同一の合成樹脂素材で成形されているため、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。 【0063】前記底面パネル構成体33は、図21に示す如く、平面が扇状又は三角形状に形成され、表層33bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部33cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。底面パネル構成体33は、上面側の直線状に延びる縁部の夫々に、継手44を構成する凹部44bを設けてある。 【0064】前記上面パネル構成体34は、図21及び図23に示す如く、平面が扇状又は三角形状に形成され、表層34bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部34cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。上面パネル構成体34は、底面側の直線状に延びる縁部の夫々に、継手44を構成する凹部44bを設けてある。 【0065】前記棚板構成体35は、図21及び図22に示す如く、平面が扇状又は三角形状に形成され、表層35bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中空部35cを形成してあり、ブロー成形法で成形したときには製造コストの低減を図ることができる。棚板構成体35は、直線状に延びて交叉する外側面の夫々に、継手44を構成する凸部44aを設けてある。 【0066】前記底面パネル構成体33、上面パネル構成体34及び棚板構成体35は、前記複数パネル構成体32と同一の合成樹脂素材で成形することにより、リサイクルするときに同一の合成樹脂素材に還元することが可能となる。 【0067】前記隅用収納棚31の組立て方法は、その組立て手順に従って説明すると下記の通りである。先ず、側面パネル37,38を折曲げ可能に連結した複数パネル構成体32と、折り曲げた複数パネル構成体32の上下に継手44で接合できる上面パネル構成体34及び底面パネル構成体33と、折り曲げた側面パネル37,38に挿着できると共に継手44で接合できる二枚の棚板構成体35とを予め準備する。 【0068】次に、図23に二点鎖線で示す平面状態の複数パネル構成体32を中央で折曲げることで、実線で示すように平面ヘ字状の立体状態にして自立させる。そして、平面ヘ字状の複数パネル構成体32の上端面に上面パネル構成体34を接近させ、側面パネル37,38と上面パネル構成体34との間に設けられている四組の継手44の凹凸部44b,44aを無理バメ嵌合させる。これにより、複数パネル構成体32と上面パネル構成体34とは、四組の継手44で接合されて一体化する。 【0069】続けて、複数パネル構成体32の天地を逆にし、平面ヘ字状の複数パネル構成体32の上向き状態の下端面に上方から底面パネル構成体33を接近させ、側面パネル37,38と底面パネル構成体33との間に設けられている四組の継手44の凹凸部44b,44aを無理バメ嵌合させる。これにより、複数パネル構成体32と底面パネル構成体34とは、四組の継手44で接合されて一体化する。なお、平面へ字状の複数パネル構成体32に底面パネル構成体33を接合した後に、上面パネル構成体34を接合する手順で行うことも可能である。 【0070】最後に、複数パネル構成体32の天地を再度逆にし、両側の側面パネル37,38の一対の凹溝37a,38aの夫々に棚板構成体35を一枚つづ奥まで差し込み、側面パネル37,38と棚板構成体35との間に設けられている四組の継手44の凹凸部44b,,44aを無理バメ嵌合させる。これにより、複数パネル構成体32と各棚板構成体35とは、四組の継手44で接合されて一体化し、組み立てを完了する。 【0071】隅用収納棚31の上記組立て方法では、複数パネル構成体32を折り曲げて両側の側面パネル37,38を交差状態にすることで自立させることができ、この自立した複数パネル構成体32に上下のパネル構成体34,33を接合して一体化できるので、一人で簡単に組み立て作業することが可能となる。更に、複数パネル構成体32が左右の側面パネル37,38を一体化してあるため、二枚のパネルを個々に探す必要も、二枚のパネルどうしの連結箇所を探し出す必要もないため、短時間に組立てることが可能となる。 【0072】 【発明の効果】請求項1記載の本発明に係るキャビネット構成体は、複数パネル構成体を探し出すことで対となっている複数枚のパネルを一体として得ることができると共に、複数パネル構成体を折り曲げて自立させたり又は横に寝かした状態とし、この状態で複数パネル構成体に接合用パネル構成体を継手で接合できるので、一人で短時間に組み立てることができる。請求項2記載の本発明に係るキャビネット構成体は、複数パネル構成体を探し出すことで背面パネル及び両側の側面パネルを一体として容易に得ることができると共に、複数パネル構成体を折り曲げた状態で自立させたり又は横に寝かした状態にして底面パネルの接合が簡単にできるので、一人で短時間に組み立てることができる。 【0073】請求項3記載の本発明に係るキャビネット構成体は、同一の合成樹脂素材に還元することが可能となるためリサイクルが容易となる。請求項4記載の本発明に係るキャビネット構成体は、蹴り込み部を有するキャビネットを一人で短時間に組み立てることができる。 【0074】請求項5及び9記載の本発明に係るキャビネット組立方法は、折り曲げて自立させた状態の複数パネル構成体に、寄せ蟻の継手を介して底面パネルと幕板構成体とを接合できるので、一人で短時間に組み立てることができる。請求項6記載の本発明に係るキャビネット組立方法は、幅木を備える状態での組み立てが簡単にできる。請求項7及び10記載の本発明に係るキャビネット組立方法は、組み立て後に幅木構成体を着脱できる構造のキャビネットを得ることができるため、底面パネル構成体の底面側を開口して点検等を行うことができるキャビネットを提供できる。請求項8記載の本発明に係るキャビネット組立方法は、扉を備える状態での組み立てが簡単にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000479 【氏名又は名称】株式会社イナックス
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| 【出願日】 |
平成11年7月29日(1999.7.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082016 【弁理士】 【氏名又は名称】内田 敏彦
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| 【公開番号】 |
特開2001−37552(P2001−37552A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月13日(2001.2.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−214882 |
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