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【発明の名称】 多機能家具
【発明者】 【氏名】廖 欽 錫

【要約】 【課題】簡単な操作で、ベッド、テーブル、又は背もたれのある椅子の形態をとるようにすることを課題とする。

【解決手段】第1本体10と、第2本体20と、第3本体30と、第4本体40とを組み合わせてなる。第2本体20は第1本体10に対して相対的に滑動可能である。第3本体30は第1本体10の後に設置され、第1本体10に対して枢軸移動可能に連結されている。第4本体40は第2本体20の後方に設置され、第2本体20に対して枢軸移動可能に連結されている。第1本体10及び第3本体30が第2本体20及び第4本体40に対して極限に伸ばした状態でベッドの形態となり、相互に交叉した状態でテーブルの形態となる。第3本体30及び第4本体40が夫々第1本体10及び第2本体20に対して回動されて、背もたれのある椅子の形態となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1本体(10)と、第2本体(20)と、第3本体(30)と、第4本体(40)とを組み合わせてなり、上記第1本体(10)は、一つの底座(11)と、一つの支持板(12)と、一定の間隔を設けて並んでおり、該底座(11)と支持板(12)との間をまたがって連結する数枚の座板(13)とよりなる構成であり、上記第2本体(20)は、相対する両側の底座(21、22)と、一定の間隔を設けて並んでおり、該相対する両側の底座(21、22)の間をまたがって連結する数枚の座板(23)とよりなり、該座板(23)が上記第1本体(10)の上記座板(13)と交叉しており、該座板(13)と該座板(23)とは相対的に滑動可能である構成であり、上記第3本体(30)は、上記第1本体(10)の後に設置され、一つの移動座(31)と、一つの支持板(32)と、これらの間をまたがって連結しており、上記第1本体(10)の座板(13)と同じ配列である数枚の座板(33)とよりなる構成であり、且つ、上記第1本体(10)に対して枢軸移動可能に連結されている構成であり、上記第4本体(40)は、上記第2本体(20)の後方に設置され、相対する両側の移動座(41、42)と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板(43)とによって構成してあり、該座板(43)が上記第3本体(30)の上記座板(33)と交叉しており、該座板(43)と該座板(33)とは相対的に滑動可能であり、且つ、上記第2本体(20)に対して枢軸移動可能に連結されている構成であり、該第1本体(10)及び第3本体(30)が上記第2本体(20)及び第4本体(40)に対して極限に伸ばした状態でベッドの形態となり、相互に交叉した状態でテーブルの形態となり、且つ、上記第3本体(30)及び第4本体(40)が夫々上記第1本体(10)及び第2本体(20)に対して回動されて、背もたれのある椅子の形態となる構成の多機能家具。
【請求項2】 第1本体(10)と、第2本体(20)と、第3本体(30)と、第4本体(40)とを組み合わせてなり、上記第1本体(10)は、一つの底座(11)と、一つの支持板(12)と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板(13)とよりなり、該底座(11)の内側の上下の個所に固定部(14、15)が設けてあり、該座板(13)の第一端は、該底座(11)の上端面のうち前側寄りの個所にねじで接合固定してあり、該底座(11)の上端面のうち後側寄りの個所は、一つの空間として残してあり、該座板(13)の第二端は、一つの支持板(12)の上面にねじで接合固定してあり、該座板(13)は隣合う座板(13)間に一定の間隔を設けて並んでいる構成であり、上記第2本体(20)は、相対する両側の底座(21、22)と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板(23)とよりなり、該相対する底座(21、22)の内側の上下の個所に固定部(211、212、221、222)が設けてあり、該座板(23)は、隣合う座板(23)間に一定の間隔を設けて並んでおり、この間隔は上記第1本体(10)の上記座板(13)と交叉するように設けてあり、該座板(13)と該座板(23)とは相対的に滑動可能である構成であり、上記第3本体(30)は、上記第1本体(10)の後に設置され、一つの移動座(31)と、一つの支持板(32)と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板(33)とよりなり、該移動座(31)の前側の端縁には、一つのU字形状の凹部(311)が形成してあり、該移動座(31)の中間部には、一つの溝(312)が形成してあり、該凹部(311)及び溝(312)は、夫々上記第1本体(10)の底座(11)の内側の固定部(15、14)と対応し、該第3本体(30)と該第1本体(10)とは相対移動する関係にあり、上記座板(33)は、隣合う座板(33)間に一定の間隔を設けて並んでおり、この間隔は上記第1本体(10)の座板(13)と同じ配列である構成であり、上記第4本体(40)は、上記第2本体(20)の後方に設置され、相対する両側の移動座(41、42)と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板(43)とによって構成してあり、各移動座(41、42)の前側の端縁には、一つの凹部(411、421)が形成してあり、各移動座(41、42)の中間部には、一つの溝(412、422)が形成してあり、各移動座(41、42)の凹部(411、421)及び溝(412、422)は、夫々上記第2本体(10)の底座(21、22)の内側の固定部(211、212、221、222)と対応し、上記第4本体(40)と上記第2本体(20)とは相対移動する関係にあり、上記座板(43)は、隣合う座板(43)間に一定の間隔を設けて並んでおり、この間隔は上記第3本体(30)の座板(33)と交叉するように設けてあり、座板(43)と座板(33)とは相対的に滑動可能である構成であり、上記第1本体(10)及び第3本体(30)とは、上記第2本体(20)及び第4本体(40)との間の座板の交叉して滑動可能である構成であり、該第1本体(10)及び第3本体(30)が上記第2本体(20)及び第4本体(40)に対して極限に伸ばした状態でベッドの形態となり、相互に交叉した状態でテーブルの形態となり、上記第3本体(30)及び第4本体(40)の移動座(31、41、42)の溝(312、412、422)が夫々上記第1本体(10)及び第2本体(20)の底座(11、21、22)の内側の上の固定部(14、211、221)と枢軸移動連結機能を生じ、交叉する第3本体(30)及び第4本体(40)が、椅子の斜めとなった背もたれの部分を形成し、上記第3本体(30)及び第4本体(40)の移動座(31、41、42)の端縁の凹部(311、411、421)が、夫々第1本体(10)、第2本体(20)の底座(11、21、22)の下側の固定部(15、212、222)にはめ込まれ固定され、第1本体(10)及び第2本体(20)が第3本体(30)及び第4本体(40)を斜めの状態に支え、背もたれのある椅子の形態となる構成の多機能家具。
【請求項3】 上記座板(13、23、33、43)は、その一側の側面には、内側に凹状の凹状レール(131、231、331、431)が形成してあり、他側の側面には、一つの凸条部(132、232、332、432)が形成してある構成の請求項1又は請求項2記載の多機能家具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多機能家具(他の種類の家具に変換できる家具)に係り、簡単な操作で、ベッド、テーブル、又は背もたれのある椅子の形態をとるようにした多機能家具に関する。
【0002】
【従来の技術】日本は土地が狭く、都市に近くなるほど地価が高くなり、人の生活空間が狭くなる。そして、その生活空間は非常に大切であるために、各種の折り畳み式のテーブル、ベッド等の、空間をさほどとらない家具が生み出されている。故に、これを活用した家具は狭い生活空間にかなり重要となってくる。
【0003】従来のテーブル、椅子、或いはベッド等の家具は、夫々一つの機能だけがあり、互換性はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】使用者は二種類以上の家具をそろえて、テーブル、椅子、及びベッドの機能を有することが可能となる。家具に複数の機能があれば、使用空間を増やせるだけでなく、もっと創意工夫のある豊かな生活をすることが出来る。そこで、本発明者は、家具の機能は単一であるという欠点を突破して、人の要求に応じた多機能の家具に発展させた。これは、平凡な家具に、一種の豊富な創意性を与え、販売上の経済利益を増加させる。
【0005】本発明の目的は、人の生活空間が狭くて生活空間が非常に大切であることに注目して、一種の多機能家具を提供することにある。本発明の多機能家具は、テーブル、椅子、及びベッドの機能が一体になって、互いに互換の機能を有し、狭い生活空間において家具の互換性を高めることは、使用空間が増加するだけでなく、もっと、創意工夫の豊富な生活にすることが可能となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1本体と、第2本体と、第3本体と、第4本体とを組み合わせてなり;上記第1本体は、一つの底座と、一つの支持板と、一定の間隔を設けて並んでおり、該底座と支持板との間をまたがって連結する数枚の座板とよりなる構成であり;上記第2本体は、相対する両側の底座と、一定の間隔を設けて並んでおり、該相対する両側の底座の間をまたがって連結する数枚の座板とよりなり、該座板が上記第1本体の上記座板と交叉しており、該座板と該座板とは相対的に滑動可能である構成であり;上記第3本体は、上記第1本体の後に設置され、一つの移動座と、一つの支持板と、これらの間をまたがって連結しており、上記第1本体の座板と同じ配列である数枚の座板とよりなる構成であり、且つ、上記第1本体に対して枢軸移動可能に連結されている構成であり;上記第4本体は、上記第2本体の後方に設置され、相対する両側の移動座と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板とによって構成してあり、該座板が上記第3本体の上記座板と交叉しており、該座板と該座板とは相対的に滑動可能であり、且つ、上記第2本体に対して枢軸移動可能に連結されている構成であり;該第1本体及び第3本体が上記第2本体及び第4本体に対して極限に伸ばした状態でベッドの形態となり、相互に交叉した状態でテーブルの形態となり、且つ、上記第3本体及び第4本体が夫々上記第1本体及び第2本体に対して回動されて、背もたれのある椅子の形態となる構成としたものである。
【0007】請求項2の発明は、第1本体と、第2本体と、第3本体と、第4本体とを組み合わせてなり;上記第1本体は、一つの底座と、一つの支持板と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板とよりなり、該底座の内側の上下の個所に固定部が設けてあり、該座板の第一端は、該底座の上端面のうち前側寄りの個所にねじで接合固定してあり、該底座の上端面のうち後側寄りの個所は、一つの空間として残してあり、該座板の第二端は、一つの支持板の上面にねじで接合固定してあり、該座板は隣合う座板間に一定の間隔を設けて並んでいる構成であり;上記第2本体は、相対する両側の底座と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板とよりなり、該相対する底座の内側の上下の個所に固定部が設けてあり、該座板は、隣合う座板間に一定の間隔を設けて並んでおり、この間隔は上記第1本体の上記座板と交叉するように設けてあり、該座板と該座板とは相対的に滑動可能である構成であり;上記第3本体は、上記第1本体の後に設置され、一つの移動座と、一つの支持板と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板とよりなり、該移動座の前側の端縁には、一つのU字形状の凹部が形成してあり、該移動座の中間部には、一つの溝が形成してあり、該凹部及び溝は、夫々上記第1本体の底座の内側の固定部と対応し、該第3本体と該第1本体とは相対移動する関係にあり、上記座板は、隣合う座板間に一定の間隔を設けて並んでおり、この間隔は上記第1本体の座板と同じ配列である構成であり;上記第4本体は、上記第2本体の後方に設置され、相対する両側の移動座と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板とによって構成してあり、各移動座の前側の端縁には、一つの凹部が形成してあり、各移動座の中間部には、一つの溝が形成してあり、各移動座の凹部及び溝は、夫々上記第2本体の底座の内側の固定部と対応し、上記第4本体と上記第2本体とは相対移動する関係にあり、上記座板は、隣合う座板間に一定の間隔を設けて並んでおり、この間隔は上記第3本体の座板と交叉するように設けてあり、座板と座板とは相対的に滑動可能である構成であり;上記第1本体及び第3本体とは、上記第2本体及び第4本体との間の座板の交叉して滑動可能である構成であり、該第1本体及び第3本体が上記第2本体及び第4本体に対して極限に伸ばした状態でベッドの形態となり、相互に交叉した状態でテーブルの形態となり;上記第3本体及び第4本体の移動座の溝が夫々上記第1本体及び第2本体の底座の内側の上の固定部と枢軸移動連結機能を生じ、交叉する第3本体及び第4本体が、椅子の斜めとなった背もたれの部分を形成し、上記第3本体及び第4本体の移動座の端縁の凹部が、夫々第1本体、第2本体の底座の下側の固定部にはめ込まれ固定され、第1本体及び第2本体が第3本体及び第4本体を斜めの状態に支え、背もたれのある椅子の形態となる構成としたものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2において、座板は、その一側の側面には、内側に凹状の凹状レールが形成してあり、他側の側面には、一つの凸条部が形成してある構成としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例になる多機能家具について説明する。図5及び図6は多機能家具を示す。この多機能家具は、図1に示す第1本体10と、図2に示す第2本体20と、図3に示す第3本体30と、図4に示す第4本体40とを組み合わせて構築された構成である。
【0010】図1は多機能家具の第1本体10を示す。第1本体10は、一つの底座11と、一つの支持板12と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板13とによって構成してある。底座11の内側には、別々に上下の個所に、固定部14、15が設けてある。座板13の第一端は、底座11の上端面のうち前側寄りの個所にねじで接合固定してある。底座11の上端面のうち後側寄りの個所は、一つの空間として残してある。座板13の第二端は、一つの支持板12の上面にねじで接合固定してある。座板13は細長い板であり、その一側の側面には、内側に凹状の凹状レール131が形成してあり、他側の側面には、一つの凸条部132が形成してある。座板13は、隣合う座板13間に一定の間隔を設けて並んでいる。
【0011】図2は多機能家具の第2本体20を示す。第2本体20は、第1本体10の支持板12の側に、その座板23を第1の本体10の座板13の間にはめ込む形で設置される。第2本体20は、相対する両側の底座21、22と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板23とによって構成してある。底座21、22の内側には、別々に上下の個所に、固定部211、212、221、222が設けてある。各底座21、22の上端面のうち前側寄りの個所に座板23の端部がねじで接合固定してある。各底座21、22の上端面のうち後側寄りの個所は、一つの空間として残してある。座板23は細長い板であり、その一側の側面には、内側に凹状の凹状レール231が形成してあり、他側の側面には、一つの凸条部232が形成してある。並び方向上、両側端の座板23’の外縁側面は平面である。座板23は、隣合う座板23間に一定の間隔を設けて並んでいる。この間隔は第1本体10の座板13と交叉するように設けてあり、座板13と座板23とは相対的に滑動し得る。
【0012】図3は多機能家具の第3本体30を示す。この第3本体30は、第1本体10の後に設置される。この第3本体30は、一つの移動座31と、一つの支持板32と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板33とによって構成してある。移動座31の前側の端縁には、一つのU字形状の凹部311が形成してある。移動座31の中間部には、一つの細長い穴状の溝312が形成してある。移動座31の凹部311及び溝312は、夫々第1本体10の底座11の内側の固定部15、14と対応し、第3本体30と第1本体10とは相対移動する関係にある。座板33の第一端は移動座31の上端面のうち後側寄りの個所に固定して接合してあり、移動座31の上端面のうち前側寄りの個所は、一つの空間として残してある。座板33の第二端は支持板32と固定してある。座板33は細長い板であり、その一側の側面には、内側に凹状の凹状レール331が形成してあり、他側の側面には、一つの凸条部332が形成してある。並び方向上、両側端の座板33’の外縁側面は平面である。座板33は、隣合う座板33間に一定の間隔を設けて並んでいる。この間隔は第1本体10の座板13と同じ配列である。
【0013】図4は多機能家具の第4本体40を示す。この第4本体40は、第2本体20の後方に、また、第3本体30の支持体32の側に設置される。第4本体40は、相対する両側の移動座41、42と、これらの間をまたがって連結する数枚の座板43とによって構成してある。各移動座41、42の前側の端縁には、一つのU字形状の凹部411、421が形成してある。各移動座41、42の中間部には、一つの細長い穴状の溝412、422が形成してある。各移動座41、42の凹部411、421及び溝412、422は、夫々第2本体10の底座21、22の内側の固定部211、212、221、222と対応し、第4本体40と第2本体20とは相対移動する関係にある。座板43の端は移動座41、42の上端面のうち後側寄りの個所に固定して接合してあり、移動座41、42の上端面のうち前側寄りの個所は、一つの空間として残してある。座板43は細長い板であり、その一側の側面には、内側に凹状の凹状レール431が形成してあり、他側の側面には、一つの凸条部432が形成してある。座板43は、隣合う座板43間に一定の間隔を設けて並んでいる。この間隔は第3本体30の座板33と交叉するように設けてあり、座板43と座板33とは相対的に滑動し得る。
【0014】図1の第1本体10と、図2の第2本体20と、図3の第3本体30と、図4の第4本体40とが、図5及び図6に示すように組立てられる。第2本体20と第4本体40とが組み合わせられる。第1本体10と第3本体30とが組み合わせられる。第1本体10と第3本体30とは、支持板12、32を除くと、底座11と座板13を移動座31と座板33に組み入れた状態である。
【0015】先ず、第4本体40の移動座41、42上の溝412、422が第2本体20の底座21、22の内側の固定部212、222と嵌合する。よって、第4本体40と第2本体20とは、第4本体40が第2本体20に対して定位枢軸移動を行なうように連結されている。図6に示すように、第3本体30の移動座31上の溝312は第1本体10の底座11の内側の固定部14と嵌合しいる。第3本体30と第1本体10とは、第3本体30が第1本体10に対して定位枢軸移動を行なうように連結されている。
【0016】座板13、33の凹状レール131、331及び凸条部132、332が、座板23、43の凸条部232、432及び凹状レール231、431と嵌合し交叉し滑動することによって、第1本体10及び第3本体30は、第2本体20及び第4本体40に対して移動可能である。第1本体10及び第3本体30の座板13、33の端縁が、第2本体20及び第4本体40の座板23、43の隙間の中に、第2本体20の底座21と第4本体40の移動座41との内端すぎまで入れて、図5に示す状態となる。第1本体10の支持板12は第1本体10の座板13の底面にねじ121で固定してあり、第3本体10の支持板32は第3本体30の座板33の底面にねじ321で固定してある。このため、凹状レール131、231、331、431と凸条部132、232、332、432とがかみ合わさって滑動して、第1本体10及び第3本体30は第2本体20及び第4本体40に対して移動可能である。
【0017】次に、上記の多機能家具の使用状態について説明する。図7は多機能家具をベッドにした例を示す。図5及び図6に示す多機能家具において、第1本体10及び第3本体30を第2本体20及び第4本体40に対してその極限まで引く。第1本体10は、その支持板12が第2本体20の移動座21に当たる状態まで移動され、第3本体30は、その支持板32が第4本体40の移動座41に当たる状態まで移動された状態とされ、多機能家具は図7に示すようにベッドとなる。
【0018】図8は多機能家具を和式のテーブルにした例を示す。図5及び図6に示す多機能家具において、第1本体10を第2本体20の座板23の隙間の中に押し込み、第3本体30を第2本体40の座板43の隙間の中に押し込む。これにより、第1本体10の座板43が第2本体20の座板23と相互に交叉し、第3本体30の座板33が第4本体40の座板43と相互に交叉し、多機能家具は図8に示すように和式のテーブルとなる。
【0019】図9及び図10は多機能家具を椅子にした例を示す。図5及び図6に示す多機能家具を図8の状態とし、この状態で、交叉する第3本体30及び第4本体40を上に押し上げる。第3本体30及び第4本体40の移動座31、41、42の溝302、412、422が夫々第1本体10、第2本体20の底座11、12、13の内側の固定部14、211、221と枢軸移動連結機能を生じ、交叉する第3本体30及び第4本体40が、椅子の斜めとなった背もたれの部分を形成する。また、交叉する第3本体30及び第4本体40の移動座31、41、42の端縁の凹部311、411、421が、夫々第1本体10、第2本体20の底座11、21、22の下側の固定部15、212、222とはめ込まれて接合し、第1本体10及び第2本体20が第3本体30及び第4本体40を斜めの状態に支える。第1本体10及び第2本体20が椅子の座部を形成する。
【0020】よって、多機能家具は図9及び図10に示すように椅子となる。図11は多機能家具を長椅子にした例を示す。図9に示す椅子を長く引き延ばすと、図11に示す長椅子となる。図12、図13及び図14は、椅子を長く引き延ばす操作をしたときの状態を椅子の後ろ側より見て示す。
【0021】先ず、図12に示すように、第1本体10を引く。次いで、図13に示すように、第3本体30を引き、第3本体30の移動座31の溝312と凹部311とを夫々第1本体10の底座11の上下の固定部14、15にはめ込む。これによって、多機能家具は図11に示す長椅子となる。椅子を一番長い状態にしたい場合には、図14に示すように、第1本体10と第3本体30を続けて引き延ばす。これによって、多機能家具は図14に示す最も長い椅子となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多機能家具は以下の効果を有する。
(1)多機能家具は、テーブル、ベッド、長椅子の多機能を具備し、よって、使用者は旅行のときに、多機能家具を持っていくだけで、ピクニック用テーブルとして、また、休憩用の椅子として使用することが出来る。休憩用の椅子は長くすることが出来、疲れたときにはベッドになり、縦に引くとダブルベッドにもなる。その変化はかなり多く、使用者は寝たり、座ったりすることが出来る。
(2)多機能家具は椅子とした場合には、背もたれを備えた構造となり、快適な設計である。椅子は長さが二倍となり、豊富な適用性を有する。
(3)多機能家具の脚部は、携帯に便利なように折り畳み可能な構成である。この折り畳み可能な構成は一般的であるので、説明は省略してある。脚部を折り畳むと、体積が非常に小さくなって、携帯し易い。特に、今日、多くは週休二日制であり、レジャーブームとなっている。本発明の多機能家具は、車の中に置いて、家族で週休を楽しむことに寄与する。
【出願人】 【識別番号】599086906
【氏名又は名称】廖 欽 錫
【出願日】 平成11年6月22日(1999.6.22)
【代理人】 【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦 (外1名)
【公開番号】 特開2001−17252(P2001−17252A)
【公開日】 平成13年1月23日(2001.1.23)
【出願番号】 特願平11−175697