| 【発明の名称】 |
ストラップ用止め具の回転支持機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】目 秀雄
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| 【要約】 |
【課題】携帯用機器等の被吊体を首に掛けて吊下げるストラップ用の止め具を回転自由に構成することによって、被吊体が反転したりしても平ベルト状のストラップに捻りを生じないようにするとともに、捻りグセが付くのを防止する。
【解決手段】携帯電話機等の被吊体に対する吊紐体側と、ストラップ側とを結合する止め具本体を、受け部材と差し部材の2つに分割して両部材を着脱自由に結合してなるストラップ用止め具において、前記ストラップ側の差し部材を、基端部においてさらに分離してその一方を回転突軸、他方を軸受部となして両者を回転自由に嵌支させるとともに、軸受部内面凹溝と回転突軸外周の周溝に係止して軸の抜止めを行うように弾性割リングからなるストラップリングを係着することにより問題点を解消する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 携帯電話機等の被吊体に対する吊紐体側と、ストラップ側とを結合する止め具本体(10)を、受け部材(11)と差し部材(12)の2つに分割して両部材(11.12)を着脱自由に結合してなるストラップ用止め具において、前記ストラップ側の差し部材(12)を、基端部においてさらに分離してその一方を回転突軸(13)、他方を軸受部(14)となして両者(13.14)を回転自由に嵌支させるとともに、軸受部内面凹溝(15)と回転突軸外周の周溝(16)に係止して軸の抜止めを行うように弾性割リングからなるストラップリング(17)を係着してなることを特徴とするストラップ用止め具の回転支持機構。 【請求項2】 前記止め具本体(10)を首に掛けて吊下げるネック・ストラップに取付けるようにした請求項1記載のストップ用止め具の回転支持機構。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や携帯用のCDプレーヤー、その他の携帯用機器を、首に掛けて吊下げるネック・ストラップ用の止め具、特に反転してもストラップが捻れないようにした止め具の回転支持機構に関する。 【0002】 【従来の技術】イヤホン及びマイク付きの携帯電話機やCDプレーヤー等の被吊体を首に掛けて吊下げるネック・ストラップは、被吊体側と、ストラップ側を、結合する為に結合部に止め具が用いられているが、従来のストラップ用止め具は一体構造のものが一般的であった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ネック・ストラップを首に掛けて携帯用機器等被吊体を吊下げた場合、特に歩行中振動等により被吊体が裏返えしになることがあり、その為止め具が一体構造のものでは裏返しによるひねりがそのまま上部ストラップに伝わる結果、ストラップに捻りが生じるという問題があった。ネック・ストラップは平ベルト状のものからなる為、このような捻りを生じるとクセが付き、体裁も良くないものであった。 【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、携帯用機器等の被吊体を首に掛けて吊下げるストラップ用の止め具を回転自由に構成することによって、被吊体が反転したりしても平ベルト状のストラップに捻りを生じないようにして従来の問題点を解消しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明におけるストラップ用止め具回転支持機構は、携帯電話機等の被吊体に対する吊紐体側と、ストラップ側とを結合する止め具本体10を、受け部材11と差し部材12の2つに分割して両部材11.12を着脱自由に結合してなるストラップ用止め具において、前記ストラップ側の差し部材12を、基端部においてさらに分離してその一方を回転突軸13、他方を軸受部14となして両者13.14を回転自由に嵌支させるとともに、軸受部内面凹溝15と回転突軸外周の周溝16に係止して軸の抜止めを行うように弾性割リングからなるストラップリング17を係着してなるものである。前記止め具本体10を首に掛けて吊下げるネック・ストラップに取付けるようにすることもできる。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って、一実施例形態を説明する。 【0007】止め具本体10の受け部材11は偏平角筒形に形成し上部に内端に係止段部11aを備えた受け口11bを、左右両側の外面に弾性支片からなるロック解除用の押片11cを有してなり、下端部に被吊体に対する輪状の吊紐体1を具有する。吊紐体1は、1本の網紐を2つ折りにして内端に止玉1aをつくり、それを受け部材11の内面より挿通して係止部11dで抜止状に取付けられる。この吊紐体1に携帯用機器、その他の被吊体を取付けるものである。 【0008】差し部材12は、基端部12aとその前面に受け部材11への係止片12bを左右両側に配したものからなり、基端部12aにストラップへの取付部12cを有する。係止片12bは内方へ押しすぼめられて、押圧解除すると保有弾力で復帰するように変位する。この復帰変位のときに係止片遊端の鈎部12dが差し部材11の係止段部11aに係止し抜止状にロックされる。差し部材12の基端部12aの取付部12cにストラップ2を取付ける。ネック・ストラップの場合は、平ベルトからなるものを輪状にし、着脱可能な取付環3及びコイルばねからなる取付環4を用いて差し部材12の基端部上部に形成された取付部12cに取付けるようにする(図1のa.b)。 【0009】差し部材12は係止片基部において、さらに上下2つに分離したものとなしてその一方(係止片12b側)の端面に回転突軸13を、他方(基端部12a側)の端面を軸受部14となして両者13.14を嵌合しストップリング17で係着することにより上下方向には一体であるが、回転方向には自由であるように結合されたものとなす。ストップリング17は割リング形に形成したものと、差し部材12の外側の開口12eより押しすぼめた状態で圧入し、開放すると定位置にセットされて突軸13の抜止めを行うものである(図4のハ)。 【0010】 【作用】図2(d)に示すように差し部材12の係止片12bを受け部材11の受け口11bに対向させて一気に挿入すると、係止片12bは受け口11bに嵌入されると同時に鈎部12dが係止段部11aに係止してロックされるから以後は互いに抜脱方向に対して一体となる。 【0011】ロックを外す場合は、受け部材11の両側の押片11cを内方へ押圧する。すると、押片遊端の内面で係止片12bを内方へ押動するからその瞬間にロックが外れて抜脱可能となる。 【0012】受け部材11側と差し部材12側に捻りが加った場合、回転突軸13と軸受部14とが回転方向に対して自由である為に、ネック・ストラップに捻りを生じることがない。 【0013】 【発明の効果】本発明は、上記請求項1のように構成されているので、止め具本体が着脱自由で、且つ回転自由であり、ネック・ストラップに吊下げられた携帯機器等被吊体が反転した場合でもストラップ側に捻りを生じたり、捻りグセが付いたりすることを防止でき、簡単な構成で、小型、軽量で外観もスマートで体裁がよく、安価に提供できる等の優れた効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391036264 【氏名又は名称】株式会社サカン
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| 【出願日】 |
平成11年11月5日(1999.11.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065190 【弁理士】 【氏名又は名称】森脇 康博
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| 【公開番号】 |
特開2001−128725(P2001−128725A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月15日(2001.5.15) |
| 【出願番号】 |
特願平11−315094 |
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