| 【発明の名称】 |
子供靴 |
| 【発明者】 |
【氏名】梶原哲也
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| 【要約】 |
【課題】緊締バンド1に装着した図柄片2を立体的に出現させることによって、図柄に対する興味を助長させ、子供が靴の脱着を行う習慣づけようとするものである。
【解決手段】胛前開口部0に配設した緊締バンド1の上面に図柄片2の一端縁21を固定し、またその他方縁22に帯状の摺動体3を設け、その帯状の摺動体3を緊締バンド1に形成した通し穴4に挿通摺動させて図柄片2を起立自在に装着した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 胛前開口部0に緊締バンド1を開閉自在に設けた靴において、緊締バンド1の上面に図柄片2の一端縁21を固着し、またその他方縁22に延設された摺動体3を緊締バンド1に形成した通し穴4に挿通させて図柄片2を起立自在に装着したことを特徴とする子供靴。 【請求項2】 前記摺動体3を帯状したことを特徴とする請求項1記載の子供靴。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、胛前開口部に緊締バンドを配設した子供靴に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、靴の胛前開口部に漫画等の図柄片を装着した子供靴は周知である。しかしながら、これらの図柄片は胛前覆い片、バンドの上面に固定して取り付けられており、子供は図柄自体には興味を示すが静的である為、興味が薄れすぐに飽きてしまう欠点があった。また一方立体的な図柄片を装着した靴は、一対の靴を包装する場合、通常片方の靴の爪先部と他方の靴の踵部とを互いに対向させて箱詰されるが、図柄片が立体的である為に対の靴と圧迫した状態で置かれ、また運搬中での衝撃によって図柄片の型崩れが発生する欠点があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、図柄片に工夫を凝らすことによって、着用の際に図柄片を立体的に出現させ、図柄に対して興味を助長させて、子供に靴の着用を進んで習慣づけようとするものである。また立体的な図柄片を装着した靴を包装しても、保管中や運搬中における図柄片の型崩れ発生を防止することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、胛前開口部に緊締バンドを開閉自在に設けた靴において、緊締バンドの上面に図柄片の一端縁を固着し、またその他方縁に延設された摺動体を緊締バンドに形成した通し穴に挿通させて図柄片を起立自在に装着したことを特徴とする子供靴を発明の要旨とするものである。また、前記摺動体を帯状にしたことを発明の要旨とするものである。 【0005】 【作用】本発明は、緊締バンドの通し穴に挿通した摺動体を摺動させることによって、図柄片の一端縁を基軸とし、他方縁を上下方向に移動させて図柄片を起立自在に動かすようにした。また図柄片を起立させた状態において、帯状の摺動体は、帯幅方向に対してリブの働きをして図柄片への支持力が補強される。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず第1図は本発明の子供靴の見取り図であり、第2図は第1図の子供靴の図柄片を立体的に出現させた状態の見取り図である。本発明の子供靴は、胛前開口部0に緊締バンド1を横架した靴であって、該緊締バンド1はその片方の縁部を胛前開口部0の内側に縫着または融着して取り付けられ、また他方の縁部を胛前開口部0の外側に面ファスナーFにより係止または離脱可能に装着される。本発明では緊締バンド1を胛被に係止するのに面ファスナーFを用いたが、かわりにホックやボタン等を用いてもよい。この発明において、緊締バンド1は、布帛、合成樹脂レザー、皮革などの非伸縮性の可撓性素材で構成され、その表面には図柄片2を取り付けられるほかにプリントなど絵や模様を施してもよい。 【0007】本発明において、図柄片2は緊締バンド1と同様な素材が使用され、その一端縁21を緊締バンド1の前端部に縫着し、またその他方縁22には帯状の摺動体3が設けられる。帯状の摺動体3は、図柄片2の他方縁22に縫着して図柄片2と一体にしてもいいが、シートの打ち抜きにより図柄片2と連続したものを作れば、図柄片2との縫着作業が省略でき、製造コストの低減が図られる。また、緊締バンド1は帯状の摺動体3を挿通する通し穴4が形成され、その通し穴4には帯状の摺動体3が摺動可能に取り付けられる。本発明の実施例において、通し穴4は緊締バンド1に帯状の摺動体3が挿通する程度の幅の平行な2本の切り込みをして形成したが、帯片を摺動体3に対して直交するように配置し、帯状の摺動体3が挿通できる程度の幅で帯片の両端を縫着して形成してもよい。そして、図柄片2は緊締バンド1に対して、その一端縁21を基軸とし、帯状の摺動体3の摺動動作に連動して他端縁22が上下方向に動くように起立自在に装着される。また帯状の摺動体3はその末端に前記切り込み幅より幅広の摘み部31を形成しておけば、帯状の摺動体3の摺動動作が簡単にでき、また通し穴4より摺動体3が抜けることが防止されるので便利である。 【0008】次に、実施例の子供靴の使用では、まず靴内に足を入れ、緊締バンド1を胛前開口部0の外側に係止して着用する。靴の着用時には、緊締バンド1に装着された図柄片2は、通し穴4を通して摺動体3の摘み部31を前方方向に摺動させることによって他方縁22を上方へ動かし起立させて立体的に出現させることができる。また、本発明は図柄片2を人物、動物、顔などの形状にしておけば、図柄片2の起立動作を繰り返すことによって動的にも出現することもできる。靴を脱ぐときは、緊締バンド1を胛前開口部0の外側から離脱させ足を靴外に出して行われる。そして、必要によっては靴を脱ぐ前に摺動体3の摘み部31を後方向に摺動させることによって他方縁22を下方へ動かし、図柄片2を倒して元の状態に戻らせてもよい。 【0009】また、実施例の子供靴を包装する場合、前記の通り摺動体3の摘み部31を後方向に摺動させ、立体的に出現された図柄片2を倒して平面化させることができるので、対の靴を対向させて箱詰めしても図柄片2を対の靴と接触させることなく保管できる。 【0010】 【発明の効果】以上説明したように本発明の子供靴は、緊締バンドに装着した図柄片を摺動体を摺動させることによって起立させ立体的に出現できるので、着用の子供は図柄に対して興味を示し、靴の脱着を自ら行う習慣付けをすることができる。また本発明の子供靴は立体的に出現できる図柄片を倒し、該図柄片を対の靴と圧迫しない状態で箱詰めできるので、保管や運搬中での図柄片の型崩れ発生が防止される。そして、本発明の子供靴は、摺動体を帯状にすれば帯幅方向に対して図柄片の支持力が補強されるので、起立状態の図柄片は左右方向の揺れが防止される効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004433 【氏名又は名称】株式会社アサヒコーポレーション
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| 【出願日】 |
平成11年8月18日(1999.8.18) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−54408(P2001−54408A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月27日(2001.2.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−231170 |
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