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【発明の名称】 ヘルメット
【発明者】 【氏名】渡辺 敬一

【氏名】岸 良一

【氏名】杉本 達郎

【要約】 【課題】着用者の額部分におけるヘッドバンドのベト付き感を無くし、涼しさを感じることができるヘルメットを提供する。

【解決手段】殻体1の内側に必要に応じて衝撃緩和ライナー2を付設すると共に、ハンモック3、ヘッドバンド4等の装着体を装備して、着用者の頭部を衝撃から守るように構成されたヘルメットであって、ヘッドバンド4の前頭部分4aを上方に湾曲せしめて形成したり、透孔4bを開設する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 殻体の内側に必要に応じて衝撃緩和ライナーを付設すると共に、ハンモック、ヘッドバンド等の装着体を装備して、着用者の頭部を衝撃から守るように構成されたヘルメットにおいて、上記ヘッドバンドの前頭部分を上方に湾曲せしめて形成したことを特徴とするヘルメット。
【請求項2】 上記湾曲したヘッドバンドの前頭部に透孔を形成したことを特徴とする請求項2に記載のヘルメット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殻体の内側に必要に応じて衝撃緩和ライナーを付設すると共に、ハンモック、ヘッドバンド等の装着体を装備して、着用者の頭部を衝撃からるように構成されたヘルメットに関し、特にそのヘッドバンドの形状に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のヘルメットは、屋外炎天下や炉前高温下などの環境下で着用される場合が多く、その結果、発汗により頭部が蒸れたり、殊に、ヘッドバンドに直接触れる額部分がベト付いて不愉快極まりないだけでなく、汗が流れて目に入る恐れもあり、その改善が要請されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の要請に応えるためになされたもので、その目的とするところは、着用者の額部分におけるヘッドバンドのベト付き感を無くし、涼しさを感じることができるヘルメットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のヘルメットは、殻体の内側に必要に応じて衝撃緩和ライナーを付設すると共に、ハンモック、ヘッドバンド等の装着体を装備して、着用者の頭部を衝撃から守るように構成されたヘルメットにおいて、上記ヘッドバンドの前頭部分を上方に湾曲せしめて形成したことを特徴とする。また、上記湾曲したヘッドバンドの前頭部に透孔を形成したことも特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1において、1は衝撃吸収用の殻体、2はその内側に付設される衝撃緩和ライナー、3はハンモック、4はヘッドバンドであって、着用者の頭部を衝撃から守り、あご紐5により頭部からの脱落を防止するようにヘルメットが構成されている。本発明において、上記衝撃緩和ライナー2やあご紐5は無くても良い。また、上記ヘッドバンド4以外は、従来公知のものであればいずれでもよい。
【0006】図2からも明かなように、上記ヘッドバンド4の前頭部分4aは上方に円弧状に湾曲して形成されている。この湾曲した前頭部分4aには、複数の透孔4bが開設されている。従って、このヘッドバンド4を着用した場合には、特に図3から明かなように、ヘッドバンド4の前頭部分4aが着用者の額Hを避けて上方に湾曲しているため、額Hがヘッドバンド4から解放され、その結果、額Hでのベタ付き感がなく、常に空気に曝されているため、清涼感を感ずることができる。4cは、ヘルメット4を殻体1に取り付ける取付片、4dはヘッドバンド4を環状に構成するための接続端部である。なお、ヘッドバンド4の上記前頭部分4a以外の部分の形状や構造、上記取付片4cや接続端部4dは、上記実施例に限定するものではなく、従来公知のヘッドバンドの形状や構造であればいずれでも良い。また、上記透孔4bがなくてもよい。
【0007】上記ヘッドバンド4の前頭部分4aの湾曲の程度は、図4(A)に示すように、その湾曲高さhが出来るだけ大きくて、上方に弓成りになっているのが好ましいが、この前頭部分4aを両側から引っ張った場合に、拡がって、ヘッドバンド4が変形しない程度とする。また、本実施例の湾曲は、円弧状となっているが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば図4(B)に示すように、直線角形形状あるいは曲線と直線の複合形状であってもよい。
【0008】また、上記前頭部4aに開設される透孔4bは、上記矩形状に限定するものではなく、例えば図5に示すように、円形や三角形状などいずれの形状であってもよい。該透孔4bの開口率は、前頭部4aの強度や着用者の接触感を損なわない限り、出来るだけ大きい方が好ましい。
【0009】
【発明の効果】1)湾曲により、ヘッドバンドが着用者の額を避けているので、接触と汗によるべと付き感が無く、涼しさを感じることができる。
2)開口により、皮膚が直接空気に触れて汗の発散が促進され、清涼感を感じることができる。
【出願人】 【識別番号】000149930
【氏名又は名称】株式会社谷沢製作所
【出願日】 平成12年3月17日(2000.3.17)
【代理人】 【識別番号】100080252
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 征四郎
【公開番号】 特開2001−262424(P2001−262424A)
【公開日】 平成13年9月26日(2001.9.26)
【出願番号】 特願2000−75526(P2000−75526)