| 【発明の名称】 |
肩幅・袖丈測寸メジャー |
| 【発明者】 |
【氏名】河坂 彰三
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| 【要約】 |
【課題】素人では採寸しにくかった肩幅及び袖丈を容易にかつ正確に測定するためのメジャーを提供する。
【解決手段】肩の丸みを型どった肩先当接面と該肩先当接面に連設され腕の外側傾斜に合わせて作成された外腕当接面を有する左右対称の肩当てと、該左右肩当ての肩先当接面の中央より数センチ偏った位置に接合された2つの架台と、該架台の一端に固定され、他方の架台上に褶動自在に支持された弾性素材からなる物差しとからなり、該物差しには前記肩当ての肩先当接面と外腕当接面との境界線中央に設けた位置決め穴間の距離を表示するように目盛りが施された肩幅測寸メジャー及び前記肩幅測寸メジャーの両肩当ての肩先当接面よりネック側に巻き尺式のテープメジャーが固定され、該テープメジャーのテープ出入り口が、前記位置決め穴に向けて配置された袖丈測寸メジャー。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 肩の丸みを型どった肩先当接面と該肩先当接面に連設され腕の外側傾斜に合わせて作成された外腕当接面を有する左右対称の肩当てと、該左右肩当ての肩先当接面の中央より数センチ偏った位置に接合された2つの架台と、該架台の一端に固定され、他方の架台上に褶動自在に支持された弾性素材からなる物差しとからなり、該物差しには前記肩当ての肩先当接面と外腕当接面との境界線中央に設けた位置決め穴間の距離を表示するように目盛りが施されていることを特徴とする肩幅測寸メジャー。 【請求項2】 前記肩幅測寸メジャーの両肩当ての肩先当接面よりネック側に巻き尺式のテープメジャーが固定され、該テープメジャーのテープ出入り口が、前記位置決め穴に向けて配置されていることを特徴とする請求項1記載の袖丈測寸メジャー。 【請求項3】 物差しの位置が、肩当ての肩先当接面より2〜4cm程度高くなるように設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の肩幅・袖丈測寸メジャー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、オーダーメードのスーツを作成するに際して素人にも正確に採寸することが可能な肩幅・袖丈測寸メジャーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の採寸方法としては、テープメジャーを用いて、総丈、着丈、肩巾、裄丈、袖丈、背巾、胸巾、胸囲、腰囲、尻囲等を測定している。総丈はネックの後中央から床上までの長さ、着丈は主に総丈の半分であるが、ネックの後中央から尻後中央までの長さ、肩幅は肩先の両端をネックの後中央を通して測る長さ、裄丈は背のえりみつの中央から、手首のつけねまでの長さ、袖丈は肩先から手首のつけねまでの長さである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら特に被採寸者の肩が丸肩である場合やなで肩である場合には、被採寸者が着衣のまま測定する関係から肩の先端の検討がつかず、素人には正確な測定がしにくいといわれている。肩先の位置が異なれば必然的に肩幅、袖丈の測定値において採寸者により誤差が生じ、ひいては作成される上着の装着感にも影響を及ぼしている。そこで本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、採寸者が被採寸者よりも背が低くても正確に測定することが可能で、かつ素人でも玄人と同様の測定が可能な肩幅、袖丈測寸メジャーを提供しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、平均的な人間肩の丸みを型どった肩先当接面と該肩先当接面に連設され腕の外側傾斜に合わせて作成された外腕当接面を有する左右対称の肩当てと、該左右肩当ての肩先当接面の中央より数センチ偏った位置に接合された2つの架台と、該架台の一端に固定され、他方の架台上に褶動自在に支持された弾性素材からなる物差しとからなり、該物差しには前記肩当ての肩先当接面と外腕当接面との境界線中央に設けた位置決め穴間の距離を表示するように目盛りが施されていることを特徴とする肩幅測寸メジャーにより本目的を達成する。請求項2の発明は、前記肩幅測寸メジャーの両肩当ての肩先当接面よりネック側に巻き尺式のテープメジャーが固定され、該テープメジャーのテープ出入り口が、前記位置決め穴に向けて配置されていることを特徴とする袖丈測寸メジャーである。 【0005】 【作用】本発明にかかる測寸メジャーでは、まず採寸者は被採寸者の上着を脱がした状態で本メジャーの肩当てを被採寸者の背後から当て、物差しをスライド移動させながら肩当ての外腕当接面が外腕に当接するまで距離を狭めていく。そしてこれ以上狭めることができなくなった位置における物差しに表示された測定値を読みとれば正確な肩幅の測定となる。次に肩当てをそのままとした状態で巻き尺式テープメジャーの先端を腕に沿って伸ばしていき、メジャーの先端又は0表示の部分が手首の付け根に合わせる。その後に前記肩当てに設けた位置決め穴上のテープメジャーの目盛りを読みとる。するとその読み取り値は丁度袖丈となる。同様にした他方の袖丈も測定し、被採寸者の左右袖丈と肩幅の測定は終了する。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に本発明を図示された実施例に従って詳細に説明する。図1に示すものは本発明の実施例にかかかる測寸メジャー1の斜視図であり、該測寸メジャー1は、肩の丸みを型どった肩先当接面2aと該肩先当接面に連設され腕の外側傾斜に合わせて作成された外腕当接面2bを有する左右対称の肩当て2,2と、該左右肩当て2,2の肩先当接面2aの中央より数センチ偏った位置(ネック後側)に接合された2つの架台3,3と、該架台3,3の一端に固定され、他方の架台3上に褶動自在に支持された弾性素材からなる物差し4とからなる。前記物差し4には前記肩当て2の肩先当接面2aと外腕当接面2bとの境界線2c中央に設けた位置決め穴2d,2d間の距離を丁度表示するように目盛りが施されている。前記架台3,3は肩先当接面2a,2aよりも物差し4が2〜4cm程度高くなるように設計されており、本実施例では物差しの目盛りは褶動側の架台3の内側端部3aにおいて読みとるように構成されている。 【0007】次に本実施例では、前記境界線2c上の位置決め穴2dよりもネック側に巻き尺式のテープメジャー5がそのテープ出入口を穴2dに向けて固定されている。その結果テープメジャー5が左右両腕の手首付け根に向けて伸びるようになっている。 【0008】以上述べた構成において本実施例にかかる測寸メジャーでは、物差し4の位置が肩先当接面2a,2aよりも2〜4cm高く設計されていること及び物差し自体が弾性素材でできているために首から肩の先端に向けて下がり傾斜している肩のラインに沿ったネック後中央を通る線で肩幅を測定することができる。また、本実施例では肩先当接面2a、2aと外腕当接面2b、2bとが鈍角状態で連設するように構成されている関係で、肩先当接面2a,2aを肩の傾斜に合わせ肩当て2の外腕当接面2b、2bが被採寸者の外腕と当接し、これ以上肩当て2,2間を狭めることができなくなった状態において肩当て2、2に設けた位置決め穴2d、2dの位置が丁度肩先の位置となる。 【0009】肩幅の測定値を読みとった後に、肩当て2,2を被採寸者の肩に当接させた状態で、位置決め穴2d近傍の巻き尺メジャー5のテープメジャー先端を被採寸者の外腕ラインに沿って伸ばしていき、手首付け根に当該先端部をあてがった時のと位置決め穴2d上のテープメジャーの目盛りを読みとることにより袖丈の採寸が終了する。 【0010】尚、本実施例において肩当て2、2の形状を肩の丸みを型どったもので形成しているが、なるべく平均的な人間の肩の丸みに基づいて作成することが望ましく小さな肩に合わせて型採りをすると測定値は不正確なものとなる。また外腕当接面2b,2bと肩先当接面2a,2aとの成す角度は鈍角としたがあまりにも直角に近いと上腕が発達した被採寸者の測定には不向きとなるので130度乃至160度程度とすることが望ましい。 【0011】 【発明の効果】以上述べたように本発明にかかる測寸メジャーでは、採寸者はメージャーの肩当てを被採寸者の肩にあてがい肩先当接面及び外腕当接面が丁度当接した状態における物差しの目盛りを読みとるだけで容易にかつ正確に肩幅を測定することが可能となる。また、肩先位置をメジャーにて特定するので、採寸者は着衣の状態でかつ丸みを帯びた肩を有する被採寸者に関しても容易にかつ正確に袖丈を測定することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591023055 【氏名又は名称】株式会社ト−ハク
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| 【出願日】 |
平成12年5月26日(2000.5.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089912 【弁理士】 【氏名又は名称】押本 泰彦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−336018(P2001−336018A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月7日(2001.12.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−156090(P2000−156090) |
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