| 【発明の名称】 |
カツラ |
| 【発明者】 |
【氏名】榊 一英
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| 【要約】 |
【課題】トルマリンによりリラックス効果を生むカツラの実現すること。
【解決手段】使用者の頭部の一部または全体を覆うように装着される装着部1と、装着部1に取り付けられ使用者の自毛と合わせて頭髪を構成する疑似毛髪2とを備えるカツラとして、装着部1には、トルマリンの微粒子を混存させた繊維状のトルマリン含有体5を保持させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1 】 使用者の頭部の一部または全体を覆うように装着される装着部と、該装着部に取り付けられ前記使用者の自毛と合わせて頭髪を構成する疑似毛髪とを備えるカツラであって、前記装着部には、トルマリン含有体が保持されていることを特徴とするカツラ。 【請求項2 】 前記装着部が弾性を有して伸縮自在なネット、前記トルマリン含有体がトルマリンの微粒子を混存させた繊維であり、前記トルマリン含有体は前記ネットを構成する弾性体の周囲を被覆する布地の一部に織り込まれていることを特徴とする請求項1記載のカツラ。 【請求項3 】 使用者の頭部の一部または全体を覆うように装着される装着部と、該装着部に取り付けられ前記使用者の自毛と合わせて頭髪を構成する疑似毛髪と、該疑似毛髪または前記装着部に取り付けられ前記自毛および/または前記疑似毛髪を保持する髪止め具とを備えるカツラであって、前記髪止め具に前記トルマリン含有体が保持されていることを特徴とするカツラ。 【請求項4 】 前記髪止め具が、弾性を有する帯状部材を、その中央部を湾曲させるとともに両端部を互いに接近する方向に延出させた髪止め具本体と、該髪止め具本体の両端部にそれぞれ被着された弾性材料からなる頭部当接部材とを備え、前記トルマリン含有体が前記帯状部材に沿って配置されていることを特徴とする請求項3記載のカツラ。 【請求項5 】 前記トルマリン含有体が板状であることを特徴とする請求項4記載のカツラ。 【請求項6 】 前記疑似毛髪が前記髪止め具の一側縁から延びるように取り付けられていることを特徴とする請求項3、4または5記載のカツラ。
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【発明の詳細な説明】【0001 】 【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の自毛と合わせて使用者の頭髪を構成するカツラに関する。 【0002 】 【従来の技術】近年、頭痛や吐き気、目まい等人体に起きる不快感を解消する手段として、宝石の一種であるトルマリンを使ってマイナスイオンを発生させ、上記のような不快感の原因となるプラスイオンを打ち消してこれらの症状を緩和させ、心身をリラックスさせる技術が注目を集めている。 【0003 】一方、近年はファッションへの関心の高まりとともに、本来は頭髪の不具を補うものであったカツラが、被服と同様、装いのひとつのアイテムとして取り入れられるようになり、流行の兆しにある。 【0004 】 【発明が解決しようとする課題】こういった背景から、本発明者は、カツラにトルマリンを含ませ、心身をリラックスさせる効果を備えるカツラを実施しようと試みた。カツラは頭部に装着するため、頭部にトルマリンを配することで効果の促進をねらったのである。本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、トルマリンによりリラックス効果を生むカツラの実現を目的としている。 【0005 】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、本発明者は次のような手段を採用することとした。すなわち本発明に係る請求項1記載のカツラは、使用者の頭部の一部または全体を覆うように装着される装着部と、該装着部に取り付けられ前記使用者の自毛と合わせて頭髪を構成する疑似毛髪とを備えるカツラであって、前記装着部には、トルマリン含有体が保持されていることを特徴とする。 【0006 】請求項2記載のカツラは、請求項1記載のカツラにおいて、前記装着部が弾性を有して伸縮自在なネット、前記トルマリン含有体がトルマリンの微粒子を混存させた繊維であり、前記トルマリン含有体は前記ネットを構成する弾性体の周囲を被覆する布地の一部に織り込まれていることを特徴とする。 【0007 】トルマリンはそれ自体ではさほど効果を生まず、トルマリン鉱石を混在させた繊維や板状の形態を備えるトルマリン含有体として提供されることとなる。そこで本発明では、繊維の形態で提供されたトルマリン含有体を、疑似毛髪の台となる装着部に保持させることにする。装着部は疑似毛髪の下に隠れるようになっているため、トルマリンを目立たないようにカツラに保持させつつ、頭部に近い位置にトルマリンを配してトルマリンのもつ効能を効果的に引き出すことができる。 【0008 】請求項3記載のカツラは、使用者の頭部の一部または全体を覆うように装着される装着部と、該装着部に取り付けられ前記使用者の自毛と合わせて頭髪を構成する疑似毛髪と、該疑似毛髪または前記装着部に取り付けられ前記自毛および/または前記疑似毛髪を保持する髪止め具とを備えるカツラであって、前記髪止め具に前記トルマリン含有体が保持されていることを特徴とする。 【0009 】請求項4記載のカツラは、請求項3記載のカツラにおいて、前記髪止め具が、弾性を有する帯状部材を、その中央部を湾曲させるとともに両端部を互いに接近する方向に延出させた髪止め具本体と、該髪止め具本体の両端部にそれぞれ被着された弾性材料からなる頭部当接部材とを備え、前記トルマリン含有体が前記帯状部材に沿って配置されていることを特徴とする。 【0010 】請求項5記載のカツラは、請求項4記載のカツラにおいて、前記トルマリン含有体が板状であることを特徴とする。 【0011 】請求項6記載のカツラは、請求項3、4または5記載のカツラにおいて、前記疑似毛髪が前記髪止め具の一側縁から延びるように取り付けられていることを特徴とする。 【0012 】上記のように、繊維状のトルマリン含有体をネット(装着部)に目立たないように忍ばせることは可能であるが、板体の形態を備えるトルマリン含有体ではカツラに配設するのは困難である。こういった板状のものをネットに取り付ければ伸縮性を損ねるだけでなく、装着時に頭部に当たって不快感を生むことは想像に優しい。また、例えそれが可能となっても、疑似毛髪の間から板体が目立ち易くなり、見栄えが悪くなってファッション性を損ねてしまうからである。 【0013 】そこで本発明者は、カツラと同様にファッションのアイテムとして人気の高いカチューシャに注目した。カチューシャは、本来は髪の乱れを防止すべく装着するものであるが、ワンポイントのアクセサリーとしての機能も有し、カラフルな色や模様が配されたものも多い。 【0014 】つまり、カチューシャを、トルマリンを保持する保持部としてカツラと一体に構成しようと考えたのである。これであれば、繊維、板状いずれの形態でも十分な量のトルマリンをカツラに目立たないように配設することが可能であり、しかもカチューシャ自体はアクセサリーとしての機能も有するから、外部から見えることになんらの違和感も感じられない。さらに、カチューシャは頭部の形状に合わせた形状を有するから、装着時に不快感もない。しかも、板状のトルマリン含有体であれば繊維状のものに比べてトルマリンの含有量が多くなるため、その効能をさらに高めることも可能である。 【0015 】 【発明の実施の形態】本発明に係るカツラの第1の実施形態を図1ないし図3に示して説明する。本実施形態におけるカツラは、図1に示すように、使用者の頭部の一部または全体を覆うように装着される装着部1と、装着部1に取り付けられ使用者の自毛と合わせて頭髪を構成する疑似毛髪2とを備えている。 【0016 】装着部1は弾性を有して伸縮自在なネットであり、図2に示すように、ゴム製の芯材(弾性体)3の周囲を、伸縮を許容するべく緩めに織られた布地4で被覆した飾りゴムを、網のように編んで作られている。そして、装着部1には繊維状のトルマリン含有体5が布地4の一部に織り込まれて混存されている。 【0017 】上記のように構成されたカツラにおいては、トルマリン含有体5を疑似毛髪2の台となる装着部1に保持させたが、装着部1は疑似毛髪2の下に隠れるようになっているため、トルマリン含有体5を目立たないようにカツラに保持させつつ、頭部に近い位置に配してトルマリンのもつ効能を効果的に引き出すことができる。 【0018 】なお、本実施形態の変形例としては図3に示すものが挙げられる。これは、束ねた髪を内側に通して頭部に装着するようになったもので、飾りとしての要素が強いが、その構造は、環状に形成された伸縮自在の装着部6のまわりに疑似毛髪7が取り付けられたものである。これによっても上記と同様の効果が期待できる。 【0019 】また、本実施形態においては伸縮自在なネットを装着部1として構成したが、装着部1には伸縮しないタイプのネットを使用してもよく、この場合トルマリン含有体5はネットを構成する繊維の一部として織り込むようにする。 【0020 】次に、本発明に係るカツラの第2の実施形態を図4ないし図6に示して説明する。なお、上記第1の実施形態において既に説明した構成要素には同一符号を付して説明は省略する。本実施形態において、トルマリン含有体は装着部1には混存されておらず、図4に示すように、装着部1に取り付けられて使用者の自毛や疑似毛髪2を保持する髪止め具(いわゆるカチューシャ)10に保持されている(詳しくは後述する)。 【0021 】ここで、髪止め具10は、髪止め具本体11と、頭部当接部材100とから構成されている。髪止め具本体11は、図5に示すように、可撓性を有する帯状部材を湾曲させた湾曲部11aと、その端部11b、11bを互いに近接する方向に延ばした延出部11c、11cとを有するものである。髪止め具本体11は、同様の形状に形成された3枚の帯状部材12、13、14を重ねて貼り合わせたものである。 【0022 】帯状部材12、13、14のうち、内側に位置する帯状部材12は屈曲自在なプラスチック製で、頭部に向かう湾曲部11aの内側面には、複数の突起15が互いに間隔を空けてブラシ状をなして植設されている。複数の突起15の長さは、帯状部材12の両側縁に位置するものがやや長めであり、幅方向中央に位置するものほど短くなっている。 【0023 】帯状部材12、14間に位置する帯状部材13は弾性変形可能な金属製で、髪止め具本体11に頭部を挟み込む圧着力を付与するために先端を互いに接近させた略U字型に成形されている。外側に位置する帯状部材14は、帯状部材12と同じくプラスチック製で、その表面には帯状部材14を包み込むように布16が貼り付けられて髪止め具本体11に装飾が施されている。 【0024 】装着部1は、疑似毛髪2の付け根を隠すようにして帯状部材12、14間に挟み込まれ、髪止め具10の一側縁から延びるように取り付けられている。本実施形態の場合、トルマリン含有体5’には板状のものが選択され、帯状部材12、13の間(もしくは帯状部材13、14の間)に介装されている。 【0025 】頭部当接部材100は、髪止め具本体11の両端部11bにそれぞれ取り付けられている。頭部当接部材100は、図6に示すように、有底の孔111が設けられたキャップ状のウレタンゴム発泡体で、その表面は滑性を有するように滑らかに加工されている。頭部当接部材100は、端部11bよりわずかに小さく形成された孔111に髪止め具本体11の端部11bが挿入され、自身の弾性によって端部11bを締め付けるようにして端部11bに被着されている。頭部当接部材100は、髪止め具本体11の外側面(帯状部材14側)にのみ両面テープや接着剤等で接着されている。 【0026 】髪止め具本体11の内側に接する頭部当接部材100の壁部112は、孔111の開口付近から先端にかけて肉厚に形成され、さらに壁部112には略半球状の膨出部113が頭部に向けて凸設されている。 【0027 】上記のように構成されたカツラにおいては、板状のトルマリン含有体5’をカツラに取り付けた髪止め具10に内蔵させたことにより、十分な量のトルマリンをカツラに目立たないように配設することが可能であり、その効能をさらに高めることも可能である。しかも髪止め具10自体はアクセサリーとしての機能も有するから、外部から見えることになんらの違和感も感じられない。さらに、髪止め具10は頭部の形状に合わせた形状を有するから、装着時に不快感もない。 【0028 】また、疑似毛髪2が髪止め具10の一側縁から延びるように取り付けられていることから、自毛と疑似毛髪2との境目を髪止め具10が隠すことになり、カツラをつけていることを周囲に気づかせないようにする配慮もなされている。 【0029 】なお、本実施形態の変形例としては、疑似毛髪2を髪止め具10の両方の側縁から延びるように取り付けたもの、髪止め具10を疑似毛髪2の下に隠してしまうようにしたもの、等が挙げられる。これによっても上記と同様の効果が期待できる。 【0030 】また、本実施形態においては、トルマリン含有体5’を帯状部材12、13の長さ方向にほぼ全域にわたって配置したが、トルマリンの必要量に見合う長さに構成し、例えば帯状部材12、13の長さ方向の一部にのみ配置するようにしても構わない。 【0031 】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカツラによれば、トルマリン含有体を疑似毛髪の台となる装着部に保持させたことにより、トルマリン含有体を目立たないようにカツラに保持させつつ、頭部に近い位置に配してトルマリンのもつ効能を効果的に引き出すことができる。 【0032 】また、トルマリン含有体の保持台として髪止め具を採用し、カツラと一体に構成したことにより、十分な量のトルマリンをカツラに目立たないように配設することが可能であり、その効能をさらに高めることも可能である。しかも髪止め具自体はアクセサリーとしての機能も有するから、外部から見えることになんらの違和感も感じられない。さらに、髪止め具は頭部の形状に合わせた形状を有するから、装着時に不快感もない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598065311 【氏名又は名称】株式会社カトリ
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| 【出願日】 |
平成12年5月23日(2000.5.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−336016(P2001−336016A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月7日(2001.12.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−152010(P2000−152010) |
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