| 【発明の名称】 |
前後分離型組み合わせ衣類 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 知美
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、前身頃と後身頃が分離出来、複数組相互に組み合わせが可能な乳幼児用のパジャマおよびベストの兼用型衣類を提供するものである。
【解決手段】前身頃と後身頃が分離された幼児用ベスト型衣類において前身頃および後身頃の両肩部と両脇部に止め具を付設し、肩部が1〜3個/片側および前身頃と後身頃が2〜5個/片側の該止め具によって係止され、身頃を一体化せしめるものである。さらに相互に身頃同志を組み合わせられるように共通の止め具を同一の部位に付設し、素材・配色・保温性・柄等が異なる複数組の衣類を一つのパッケージに組み入れたものである。さらに該衣類を着用して就寝した場合裾がめくれ上がるのを防止する為、前身頃および後身頃裾の下辺中央部に止め具を付設し前身頃裾と後身頃裾が係止出来るようにした幼児用パジャマ兼用ベスト型衣類である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前身頃と後身頃が分離され、両肩と両脇に付設された止め具によって前身頃と後身頃が係止される構造を有する衣類において、1対の該衣類を構成する生地とは種類の異なる生地で構成される別の対の該衣類を組み合わせて複数組とし、さらに別の対の前身頃と後身頃を相互に組み替えても該止め具により係止出来る構造を有することを特徴とする幼児用ベスト型衣類。 【請求項2】 前身頃と後身頃が分離され、両肩と両脇に付設された止め具によって前身頃と後身頃が係止される構造を有する衣類において、前身頃および後身頃裾の下辺中央部に付設された止め具によって前身頃裾と後身頃裾が係止され、股下部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の幼児用ベスト型衣類。 【請求項3】 前身頃と後身頃が分離され、両肩と両脇に付設された止め具によって前身頃と後身頃が係止される構造を有する衣類において、それぞれの組の前身頃と後身頃を構成する生地の保温性が大なるもの同志の対と小なるもの同志の対を組み合わせたことを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれかに該当する幼児用ベスト型衣類。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、前身頃と後身頃が分離出来、複数組相互に組み合わせが可能な乳幼児用のパジャマおよびベストの兼用型衣類を提供するものである。 【0002】 【従来の技術】乳幼児の場合、食事等で着衣の前身頃が汚損する場合が多く前身頃だけを取り替えて着用すること、さらに環境温度の変化に対しても着衣の部分的な調整が必要であること等により、着衣の前後身頃を分離して素材の異なる前後身頃を組み合わせて使用出来ることが要求されているにもかかわらず一般的なベスト型衣類は前身頃と後身頃が一体であり分離出来ないものが多い。さらに幼児は横臥して生活する時間が長く該ベスト型衣類の裾がめくれ上がることが多く、これを防止するための手段が施されているものは無い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来技術として、実開平1−136118号に見られるような前後身頃が止め具により係止され、分離して使用出来る前掛け型衣類が開示されているが、あくまで前掛けとしての機能が前提であり、幼児用ベスト型衣類が果たすべき機能すなわち上半身周りを覆うというベスト型衣類の機能および環境温度の変化に対して着衣の部分的な温度調整機能を有するものではない。 【0004】さらに、前身頃と後身頃が分離出来る衣類に期待される機能として、異種類の該身頃を組み合わせて使用出来ることが重要であるにもかかわらず、一般的には同一の単品としての商品である場合が多い。すなわち同一の身頃を取り替えるという機能しか果たし得ないのである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明では前記の課題を解決する為に、パジャマ兼用ベスト型衣類の前身頃および後身頃の両肩部と両脇部に止め具を付設し、肩部が1〜3個/片側および前身頃と後身頃が2〜5個/片側の該止め具によって係止され、身頃を一体化せしめるものである。このような構造は前身頃および後身頃を取り替えて着用できるようにするためである。 【0006】さらに相互に身頃同志を組み合わせられるように共通の止め具を同一の部位に付設した、素材・配色・保温性・柄等が異なる複数組の衣類を一つのパッケージに組み入れたものである。一般的に幼児の環境対応力は弱く、周囲の環境変化に対し適切な配慮が必要であり、なかでも温度変化に対する衣類の選択は重要な要件である。すなわち昼寝等の一時的な就寝時は後身頃よりも前身頃の保温性が必要になる等、幼児の環境状態により細やかな対応が必要である。この場合には後身頃には薄手の生地を前身頃には厚手の保温性の高い生地を組み合わせて着用すれば良い。本発明はこのように温度変化に対応して衣類による保温性を幅広く選択できるようにしたものである。また、配色や柄などのデザインをかえて楽しむことや素材の風合い等を変えることも可能である。 【0007】例えば薄手の生地を使用したものと厚手の生地を使用したものとの2枚組の場合、前身後身ともに薄手、前身後身ともに厚手、前身が薄手で後身が厚手、前身が厚手で後身が薄手、前身が薄手と厚手の2枚重ねで後身が薄手、前身が薄手と厚手の2枚重ねで後身が厚手、前身が薄手と後身が薄手と厚手の2枚重ね、前身が厚手で後身が薄手と厚手の2枚重ね、前身が薄手と厚手の2枚重ねで後身が薄手と厚手の2枚重ねの合計9種類もの組合わせが可能である。ここでいう薄手生地とは保温性が小なる素材および編成組織で構成される生地であり、厚手生地とは保温性が大なる素材および編成組織で構成される生地である。 【0008】さらに、該衣類を着用して就寝した場合裾がめくれ上がるのを防止することあるいは裾廻りおよび股下部の保温の為、前身頃および後身頃裾の下辺中央部に止め具を付設し前身頃裾と後身頃裾が係止出来るようにしてある。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図例によって説明する。 【0010】本発明にかかる幼児用ベスト型衣類1は、前身頃2、後身頃3、止め具4から成り、複数の止め具4によって前身頃2と後身頃3が係止されベスト型衣類を形成し、さらに複数の該ベスト型衣類を組み合わせ、事例では異なる生地から構成される2組を一つのパッケージに入れ提供するものである。なお組み合わせは2枚組に限定されるものではない。 【0011】実施例では、前身頃2および後身頃3の生地は薄手生地としてニットキルトを使用し、厚手生地としてフリース(両面起毛加工した両面編生地)を使用している。ニットキルト生地は、表面および裏面がそれぞれ綿糸で編成される天竺編であり、この間にポリエステル嵩だか性を有する中綿を挿入し表面と裏面を一定の間隔で接結して編み立てた地である。 フリースは両面を起毛加工した保温性に優れた編生地で。 【0012】薄手の生地を使用したものと厚手の生地を使用したものとの2枚組の場合、前身後身ともに薄手、前身後身ともに厚手、前身が薄手で後身が厚手、前身が厚手で後身が薄手、前身が薄手と厚手の2枚重ねで後身が薄手、前身が薄手と厚手の2枚重ねで後身が厚手、前身が薄手と後身が薄手と厚手の2枚重ね、前身が厚手で後身が薄手と厚手の2枚重ね、前身が薄手と厚手の2枚重ねで後身が薄手と厚手の2枚重ねである9通りの組合わせが可能である。 【0013】止め具4はホックあるいは面ファスナー、紐などでも良いが、2枚組の同部位がそれぞれの止め具4で相互に係止できることが必要である。実施例ではホックを使用している。 【発明の効果】本発明にかかる複数組ベスト型衣類は、異なる生地から構成される2組を同じパッケージに入れ前身頃および後身頃を取り替えて着用できるようにしてあるために、温度変化に対応して衣類による保温性を幅広く選択できる。さらに異なる配色や柄などのデザインを組み合わせて楽しむことや素材の風合い等を組み合わせることも出来る。そして前身頃および後身頃の裾の下辺中央部に付設した止め具により前身頃裾と後身頃裾が係止することによって裾がめくれ上がるのを防止する等の効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001339 【氏名又は名称】グンゼ株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年5月23日(2000.5.23) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−329405(P2001−329405A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【出願番号】 |
特願2000−150734(P2000−150734) |
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