| 【発明の名称】 |
腿部又は手部プロテクタの製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】呂 昇曉
【氏名】陳 賢維
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| 【要約】 |
【課題】生産に有利で、変形しにくく良好なフィット感を有する製品を製造できる腿部又は手部プロテクタの製造方法の提供。
【解決手段】接着、裁断、成形、ミシン縫い位置決めの工程を具え、且つプロテクタカップに使用する材質の融点がクッション体前片に使用する材料の融点より30℃以上も低く、変形或いは溶融の状況による不良品の形成を防止し、且つ射出成形により一体にクッション体前片が連結され、手作業によるミシン縫い或いはリベット連結が不要で、相対的に人力を節約し、生産が快速に行え生産に便利であり、並びに自動化生産工程を組み合わせることができ、相対的に製品の競争力を高めるほか、該クッション体前片、挟層体、クッション体後片が相互に面と面の貼合により連結されて、これにより製品が変形しにくく、且つ良好なフィット感を有するようにしたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 A.クッション体前片(111)、挟層体(112)、クッション体後片(113)を貼合機で貼合して適宜厚さのクッション体(11)を形成する、貼合ステップB.前述の貼合ステップで得たクッション体(11)を裁断機で裁断し、所定のプロテクタ輪郭を具えたクッション体(11’)とする、裁断ステップC.前述の所定のプロテクタ輪郭を具えたクッション体(11’)のクッション体前片(111’)の上方に一体射出成形により適宜厚さと形状を具えたプロテクタカップ(12)を形成し、該プロテクタカップ(12)に使用する材料の融点はクッション体前片(111’)に使用する材料の融点より30℃以上低いものとし、それにより変形或いは溶化の状況の発生による不良品形成を防ぐ、成形ステップD.以上のステップですでに射出成形され一体にプロテクタカップ(12)に連結されたクッション体(11’)の周辺に固定帯(14)、(15)、(16)、(17)をミシン縫いして位置決めし、製品(1)を完成する、ミシン縫い位置決めステップ以上のA乃至Dのステップを具えた腿部又は手部プロテクタの製造方法。 【請求項2】 前記貼合ステップで使用するクッション体前片(111)とクッション体後片(113)をいずれも布材質とすることを特徴とする、請求項1に記載の腿部又は手部プロテクタの製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は一種の腿部又は手部プロテクタの製造方法に係り、特に、射出成形でプロテクタカップがクッション体前片に一体に連結され、手作業でのミシン縫い或いはリベット連結を必要とせず、人力を節約し、生産が快速に行え生産に便利であり、並びに自動化生産工程を組み合わせることができ、相対的に製品の競争力を高めるほか、該クッション体前片、挟層体、クッション体後片が相互に面と面の貼合により連結されて、これにより製品が変形しにくく、且つ良好なフィット感を有することを特徴とする、腿部又は手部プロテクタの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】現在用いられているプロテクタの製造フローは、図1に示されるように、以下のステップを具備する。 a.射出成形機で若干のリベット孔(201)を具えたプロテクタカップ(20)を成形する(図2参照) b.所定の形状のクッション体前片(21)を裁断形成する(図3参照) c.所定の形状のスポンジ挟層体(22)を裁断形成する(図4参照) d.所定の形状のクッション体後片(23)を裁断形成する(図5参照) e.プロテクタカップ(20)に、そのリベット孔(201)を利用してリベット(202)で前述のクッション体前片(21)を結合固定する(図6参照) f.すでにプロテクタカップ(20)にリベットで結合したクッション体前片(21)と前述のスポンジ挟層体(22)、クッション体後片(23)をミシン縫いで固定し、それと同時にミシン縫いで固定帯(24)、(25)、(26)、(27)を固定し、製品(2)を完成する(図7参照)。 【0003】前述の製造方法は以下のような欠点を有していた。 1.プロテクタカップ(20)の各一つのリベット孔(201)をリベット(202)で手作業により一つ一つクッション体前片(21)と位置を合わせて固定する必要があり、リベットのコストがかかるほか、リベット結合加工にかかる人件費を浪費し、製造コストが高くつき、また快速生産ができなかった。 2.ある期間使用すると、クッション体前片(21)のリベット(202)によるプロテクタカップ(20)との結合部分に錆を発生しやすかった。 3.クッション体前片(21)、スポンジ挟層体(22)、クッション体後片(23)相互の間がミシン縫い方式で位置決めされ、相互に貼合して連結されていないため、その密着性が劣り、変形しやすく、使用時にも快適感があまりなく、且つミシン縫い加工時にクッション体前片(21)、スポンジ挟層体(22)、クッション体後片(23)の上、中、下の三層を完全に整合させてからでなければミシン縫いを進行できないため、操作に不便であり、面倒であった。 【0004】このほか、図8に示されるのは周知のもう一つのプロテクタの製造フローであり、それは以下のステップを具備する。 a.射出成形機で所定の形状のプロテクタカップ(30)を成形する(図9参照) b.所定の形状のクッション体前片(31)を裁断形成する(図10参照) c.所定の形状のスポンジ挟層体(32)を裁断形成する(図11参照) d.所定の形状のクッション体後片(33)を裁断形成する(図12参照) e.プロテクタカップ(30)に、クッション体前片(21)をミシン縫いで連結する(図13参照) f.すでにプロテクタカップ(30)にミシン縫いで結合したクッション体前片(31)と前述のスポンジ挟層体(32)、クッション体後片(33)をミシン縫いで固定し、それと同時にミシン縫いで固定帯(34)、(35)、(36)、(37)を固定し、製品(3)を完成する(図14参照)。 【0005】この製造方法は、プロテクタカップ(30)にリベットでクッション体前片(31)を一々固定する必要はないが、しかし以下のような欠点を有していた。 1.プロテクタカップ(30)を手作業でクッション体前片(31)とミシン縫いする必要があり、生産速度が緩慢であった。 2.クッション体前片(31)、スポンジ挟層体(32)、クッション体後片(33)相互の間がミシン縫い方式で位置決めされ、相互に貼合して連結されていないため、その密着性が劣り、ある期間使用すると変形を発生しやすく、使用時にも快適感があまりなく、且つミシン縫い加工時にクッション体前片(31)、スポンジ挟層体(32)、クッション体後片(33)の上、中、下の三層を完全に整合させてからでなければミシン縫いを進行できないため、操作に不便であり、面倒であった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ゆえに、本発明は一種の腿部又は手部プロテクタの製造方法を提供し、それは以下の目的を有している。 1.プロテクタカップは射出成形によりクッション体前片に一体に連結され、手作業によるミシン縫い或いはリベットによる連結を必要とせず、相対的に人力を節約し、生産が快速に行え便利であり、並びに自動化生産工程を組み合わせることができ、製品の競争力を高めることができるものとする。 2.クッション体前片、スポンジ挟層体、クッション体後片が相互に面と面の貼合を以て連結され、これにより製品が良好な密着快適性を有し、且つ変形を発生しにくいものとする。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、A.クッション体前片(111)、挟層体(112)、クッション体後片(113)を貼合機で貼合して適宜厚さのクッション体(11)を形成する、貼合ステップB.前述の貼合ステップで得たクッション体(11)を裁断機で裁断し、所定のプロテクタ輪郭を具えたクッション体(11’)とする、裁断ステップC.前述の所定のプロテクタ輪郭を具えたクッション体(11’)のクッション体前片(111’)の上方に一体射出成形により適宜厚さと形状を具えたプロテクタカップ(12)を形成し、該プロテクタカップ(12)に使用する材料の融点はクッション体前片(111’)に使用する材料の融点より30℃以上低いものとし、それにより変形或いは溶化の状況の発生による不良品形成を防ぐ、成形ステップD.以上のステップですでに射出成形され一体にプロテクタカップ(12)に連結されたクッション体(11’)の周辺に固定帯(14)、(15)、(16)、(17)をミシン縫いして位置決めし、製品(1)を完成する、ミシン縫い位置決めステップ以上のA乃至Dのステップを具えた腿部又は手部プロテクタの製造方法としている。請求項2の発明は、前記貼合ステップで使用するクッション体前片(111)とクッション体後片(113)をいずれも布材質とすることを特徴とする、請求項1に記載の腿部又は手部プロテクタの製造方法とする。 【0008】 【発明の実施の形態】図15から図20に示されるように、本発明の腿部又は手部プロテクタの製造方法は、以下のステップを含む。 A.貼合ステップ: 図16を参照されたい。このステップでは、クッション体前片(111)(布材料例えばテトロン布)、挟層体(112)(例えばスポンジ)、クッション体後片(113)(布材料例えばニット布)を貼合機で貼合して適宜厚さのクッション体(11)を形成する(図17参照)。 B.裁断ステップ: 前述の貼合ステップで得たクッション体(11)を裁断機で裁断し、所定のプロテクタ輪郭を具えたクッション体(11’)とする(図18参照)。 C.成形ステップ: 前述の所定のプロテクタ輪郭を具えたクッション体(11’)のクッション体前片(111’)の上方に一体射出成形により適宜厚さと形状を具えたプロテクタカップ(12)を形成する(図19参照)、且つそのうちプロテクタカップ(12)に使用する材料の融点はクッション体前片(111’)に使用する材料の融点より30℃以上低いことが望ましく、それにより変形或いは溶化の状況の発生による不良品形成を防ぐ。例えば本実施例では、クッション体前片(111’)の材料はテトロン(登録商標)とされ、その融点は330℃であり、プロテクタカップ(12)の材料はポリ塩化ビニルとされ、その融点は120℃である。 D.ミシン縫い位置決めステップ: 以上のステップですでに射出成形され一体にプロテクタカップ(12)に連結されたクッション体(11’)の周辺に固定帯(14)、(15)、(16)、(17)をミシン縫いして位置決めし、製品(1)を完成する(図20参照)。 【0009】 【発明の効果】前述の本発明の製造方法は以下の産業上の利用価値を有している。 1.プロテクタカップ(12)が射出成形によりクッション体前片(111’)に一体に連結されるため、手作業によるミシン縫い或いはリベット連結が必要でなく、相対的に人力を節約でき、生産が快速に行え便利であり並びに自動化生産工程を組合せ可能であり、相対的に製品競争力を高めることができる。 2.クッション体前片(111’)、挟層体(112’)、クッション体後片(113’)は相互に面と面を以て貼合連結され、このため得られる製品は良好な密着快適性を有し、変形しにくい。 【0010】総合すると、本発明は産業上の利用価値を有し、その製造ステップは新規性、進歩性を有している。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500181946 【氏名又は名称】通徳興業股▲ふん▼有限公司
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| 【出願日】 |
平成12年4月20日(2000.4.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082304 【弁理士】 【氏名又は名称】竹本 松司 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−303316(P2001−303316A) |
| 【公開日】 |
平成13年10月31日(2001.10.31) |
| 【出願番号】 |
特願2000−119272(P2000−119272) |
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