| 【発明の名称】 |
サイドフルオープンパンツ |
| 【発明者】 |
【氏名】桝井 光昭
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| 【要約】 |
【課題】着脱を容易にできると共にずり落ちによる汚れを防止できるようにしたサイドフルオープンパンツを提供する。
【解決手段】後部材3のウエスト部分2aの前端部に帯片7a、7bよりなるウエストベルト7を取り付ける。パンツ本体1を身につける際、後部材3を腰部に当てウエストベルト7を締めて仮止めし、両サイドに設けたファスナ5で前部材2と後部材3とを閉じてパンツ本体1を構成する。パンツ本体1を脱ぐ際、ファスナ5を開いても後部材3はウエストベルト7により支持されているでずり落ちない。トイレの際、前部材2を股部まで開けても後部材3はずり落ちないので容易に小用が足せる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】パンツ本体の前部材と後部材とが股部で連結され、両サイドがウエスト部分から裾部にかけて開閉するサイドフルオープンパンツであって、そのウエスト部分に仮止め用のウエストベルトを取り付けたことを特徴とするサイドフルオープンパンツ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、サイドフルオープンパンツの改良に関する。 【0002】 【従来の技術】オートバイ等のライダーや屋外作業者等が防寒・防水等の目的で着用するサイドフルオープンパンツが従来知られている。このサイドフルオープンパンツは、前部材と後部材とが股の部分で連結され、両サイドがウエスト部分から裾部にかけて直線状に開閉する構造のもので、ズボンの上からしかも靴を脱がずに着脱できるようになっている。つまり、前部材と後部材をズボンの上から当てがい、両サイドをファスナで閉じることでパンツ本体とする。一方、ファスナを開けば、両サイドが全開して前部材と後部材とがズボンから離れ、サイドフルオープンパンツを容易に外すことができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のサイドフルオープンパンツでは、着用する際に前部材又は後部材の上端部を手で押えていないとずり落ちてしまうため、両サイドのファスナを閉じる時に係合作業がし難くなる。又、外す際にも前部材又は後部材の上端部を手で押えていないと、両サイドのファスナを全開した途端にずり落ちてしまうので着脱が面倒であるという問題があった。サイドフルオープンパンツの着脱は屋外で行う場合が多いため、地面にずり落ちると汚れるという問題もあった。 【0004】本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、着脱を容易にできると共にずり落ちによる汚れを防止できるようにしたサイドフルオープンパンツを提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するための具体的手段として、本発明は、パンツ本体の前部材と後部材とが股部で連結され、両サイドがウエスト部分から裾部にかけて開閉するサイドフルオープンパンツであって、そのウエスト部分に仮止め用のウエストベルトを取り付けたことを要旨とするものである。 【0006】サイドフルオープンパンツを着用する際に、ウエストベルトによりウエスト部分が仮止めされるので手で押えなくてもずり落ちることがなく、両サイドのファスナ閉じを容易に行える。又、脱ぐ際に両サイドを全開しても、ウエスト部分はウエストベルトにより保持されているためずり落ちることはない。 【0007】 【発明の実施の形態】次に、本発明に係るサイドフルオープンパンツの実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1において、1はパンツ本体であり、前部材2と後部材3とが股部4において連結され、両サイドに取り付けられたファスナ5によってそれぞれウエスト部から裾部まで直線状に開閉する構造になっている。 【0008】前部材2及び後部材3のウエスト部分2a、3aは、それぞれゴム紐によって伸縮可能に形成され、後部材3のウエスト部分3aの中央部には腰当部材6が設けられ、両端部にはウエストベルト7(図3)を構成する帯片7a、7bが取り付けられている。この帯片7a、7bは、ゴム紐によってそれぞれ伸縮可能に形成され、先端部には面ファスナ7c、7dがそれぞれ取り付けられ、この面ファスナ7c、7dを面接合することでウエストベルト7となるようにしてある。 【0009】前部材2の両サイドには、前記ファスナ5の隠し片2bがそれぞれ設けられ、その内面側に複数の面ファスナ2cが間隔をあけて取り付けられ、上端部にはスナップ2dがそれぞれ取り付けられている。 【0010】これに対応して、後部材3の両サイドにもファスナ5の隠し片3bがそれぞれ設けられ、その内面側には前記面ファスナ2cと面接合する複数の面ファスナ3cが間隔をあけて取り付けられ、上端部には前記スナップ2dと係合するスナップ3dがそれぞれ取り付けられている。 【0011】このように構成されたサイドフルオープンパンツを着用するには、先ず後部材3を後ろから腰に当てて帯片7a、7bの面ファスナ7c、7dを面接合しウエストベルト7を締め付ける(図3)。ウエストベルト7を締め付ければ、後部材3はずり落ちず、前部材2も股部4で連結していることから股部4からぶら下がるが地面にずり落ちることはない。 【0012】次いで、垂れ下がっている前部材2を反転させて側部の上端部と後部材3の側部の上端部を合わせてファスナ5を係合し、そのファスナ5のスライドを裾部まで下降させることで側部を閉じる。両サイドのファスナ5を閉じることにより、前部材2と後部材3とを一体化してパンツ本体1を形成することができる。この際、前記のように後部材3はウエストベルト7により保持されているため両手が自由に使え、ファスナ5の係合を容易に行うことができる。 【0013】両サイドのファスナ5を閉じた後、前部材2のスナップ2dと後部材3のスナップ3dを嵌合して上端部をそれぞれ留め、前部材2の隠し片2bを後部材3の隠し片3bに重ねて前部材2の面ファスナ2cと後部材3の面ファスナ3cをそれぞれ面接合することで固定する。このようにして、パンツ本体1を身に付けることができる(図2)。前記ウエストベルト7は、前部材2のウエスト部分2aの内側に位置することになる。 【0014】両サイドのファスナ5は通常ダブルファスナ(2個のスライドを有する)としてあり、前部材2と後部材3とを閉じる時は、2個のスライド5a、5bを上端部に集結させてファスナ5を係合し、下のスライド5bをストッパ付きの裾部まで下げて閉じ、上のスライド5aはそのまま上端部に残留させる。 【0015】使用時に途中でトイレに寄る時には、前部材2の両サイドのスナップ2d及び上から数箇所の面ファスナ2cを外し、図3のように上のスライド5aをそれぞれ股下部分まで下げれば、前部材2が反転して股の部分まで開いて垂れ下がるので容易に小用を足すことができる。後部材3はウエストベルト7により支持されているのでずり下がらない。従来は、このようにするとパンツ本体1がずり落ちてしまうので後部材3を片手で押えねばならず、小用を足すのに不便であった。 【0016】パンツ本体1を外す時は、前部材2の隠し片2bを開いて裾部に位置する下のスライド5bを上昇させて両サイドを開いていき、下のスライド5bを上のスライド5aに当接させた時点でファスナ5の係合を外す。これにより、前部材2は後部材3から離脱して股部まで垂れ下がるが、後部材3はウエストベルト7により保持されているためパンツ本体1がずり下がらない。従って、従来のように後部材3を手で押えていなくても良く、パンツ本体1が地面に落ちて汚れることもない。この後、ウエストベルト7の面ファスナ7c、7dを剥がせば後部材3を外すことができる。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサイドフルオープンパンツは、後部材3の前端側にウエストベルト7を取り付けたので、パンツ本体1を着用する際にウエストベルト7で後部材3を仮止めすることができる。従って、後部材3を手で押える必要がないことから、前部材2との両サイドのファスナ5の係合がし易くなり、身に付け易くなると共に地面にずり落ちて汚れることがなくなる。又、着用後にトイレに入った際、ファスナ5を股部まで下げて前部材2を開放しても、後部材3はウエストベルト7によりずり落ちが防止されるので手で押える必要がなく、小用を足すのに好都合である。更に、パンツ本体1を脱ぐ際に、両サイドのファスナ5を開いて前部材2を外しても、後部材3はウエストベルト7により保持されるため手で押える必要がなく、パンツ本体1のずり落ちと汚れを未然に防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598117975 【氏名又は名称】株式会社ワイズギア
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| 【出願日】 |
平成12年2月28日(2000.2.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062225 【弁理士】 【氏名又は名称】秋元 輝雄
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| 【公開番号】 |
特開2001−248005(P2001−248005A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月14日(2001.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願2000−51400(P2000−51400) |
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