| 【発明の名称】 |
子供ズボン |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 香寿美
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| 【要約】 |
【課題】別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて幼児を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことのないこと。
【解決手段】着用に対する機械的張力よりも大きい張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20と、子供用ズボン本体20の脚部の膝部よりも上に一端部を固着し、子供用ズボン本体20のウエスト部21以上の箇所に他端を固着した一対のベルト10R,10Lとを具備し、必要なときに、子供用ズボン本体20に取付けてある一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから保護者のファション性が拘束されない。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に他端を固着した一対のベルトとを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項2】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に他端を固着した一対のベルトと、前記子供用ズボン本体のウエスト部下の前側に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項3】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトとを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項4】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項5】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトとを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項6】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項7】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する一端部を着脱自在とし、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端も着脱自在とした一対のベルトとを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項8】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する一端部を着脱自在とし、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端も着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項9】 着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所の前部と後部との間に両端を接続し、かつ、少なくともその一方の端部を固着で、他方の端部を着脱自在とした一対のベルトと、前記着脱自在な一対のベルトの一方の端部が、前記ウエスト部の接続に替えて、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に位置する部位に着脱自在とする接続具とを具備することを特徴とする子供ズボン。 【請求項10】 前記一対のベルトを収容する収容袋は、前記子供用ズボン本体の前部に設けたことを特徴とする請求項4、請求項6、請求項8の何れか1つに記載の子供ズボン。 【請求項11】 前記一対のベルトを収容する収容袋は、前記子供用ズボン本体の脚部外側に設けたことを特徴とする請求項4、請求項6、請求項8の何れか1つに記載の子供ズボン。 【請求項12】 前記ベルトを着脱自在とする接続具は、紐、バックル、金具の何れかとしたことを特徴とする請求項3乃至請求項11の何れか1つに記載の子供ズボン。 【請求項13】 前記一対のベルトを取付けるウエスト部側の一端は、ウエスト部の前としたことを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか1つに記載の子供ズボン。 【請求項14】 前記一対のベルトを取付けるウエスト部側の一端は、ウエスト部の後としたことを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか1つに記載の子供ズボン。 【請求項15】 前記一対のベルトは、その長さを調節できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか1つに記載の子供ズボン。 【請求項16】 前記着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体は、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部に対して右脚部内側と左脚部内側とに連続して前記股部の前側と後側とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナーを具備することを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか1つに記載の子供ズボン。 【請求項17】 ウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部に対して右脚部内側と左脚部内側とに連続して前記股部の前側と後側とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナーとを具備することを特徴とする子供ズボン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、幼児等の子供を抱いたり、背負ったりするためのベルトを具備する子供用ズボン本体に関するものであり、特に、抱いたり、背負ったりしないときには通常の長ズボンまたは短ズボン、オーバオール、サロペット等の普通のズボンとして使用可能なものである。 【0002】 【従来の技術】この種の従来技術としては、特開平2−124107号公報に掲載の技術を挙げることができる。 【0003】即ち、特開平2−124107号公報には、乳幼児の体重を腰で支持し、長時間抱いても疲れないようにすると共に、幼児が楽な状態で抱くことができるようにする幼児抱接用具が開示されている。 【0004】具体的には、逆L状に形成した腰掛台の腰掛面と装着面を適宜厚さの布材で被着すると共に、腰掛台の装着面側には長さを調節できる腰ベルトの中間部を連結し、その自由端はバックルで着脱可能にしたものである。更に、背カバーの内側上部に肩掛ベルトを交叉状に設け、内側適所に幼児の胴ベルトを付け、背カバーの外側には腰掛台に付けたバックルに着脱できる結合片を設けたものである。 【0005】したがって、従来の幼児抱接用具においては、母親等の下腹部分にその腰掛台の装着面が当るようにして腰ベルトで取付けると、幼児を腰掛台に跨がるようにさせて抱くことができる。また、母親等の下腹部分に腰掛台を装着し、そして、背カバーに付けた一方の肩掛けベルトを肩に掛け、背カバーの下側部を折返して腰掛台の腰掛面に載せて置き、そして、幼児を他方の肩掛けベルト側から背カバーの内側に抱き入れて腰掛台に跨がるようにして乗せた後、他方の肩掛けベルトを肩に掛け、更に胴ベルトを幼児の胴に巻付け、安定した状態で幼児を抱くことができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】特開平2−124107号公報に掲載されている幼児抱接用具は、専用のウエストバックとして持歩く必要があり、荷物になり、かつ、保護者のファション性を左右することから、必ずしも利用者に満足されるものではなかった。 【0007】また、古来からあるキャリヤ(背負い帯:負い紐)についても、現在の若い主婦層にはファション性から敬遠されがちである。 【0008】特に、このキャリヤは、例えば、買物、行楽等に幼児を連れてでかけるときに忘れることもある。殊に、買物、行楽等に幼児を連れて出掛けるとき、幼児は喜んで元気に歩いてでかけ、買物、行楽等の途中で眠くなったり、疲れてぐづりだしたりし、抱いたり、背負ったりする必要性が生ずる。そのときになって、キャリヤ等の用具を持参するのを忘れたことに気付き、両手で幼児を抱いたり、背負ったりすることになり、両手が塞がれ、小荷物さえも持つことが困難になる場合がある。 【0009】そこで、本発明は、格別専用の用具を持参する必要がなく、いつでも必要なときに両手を空けて子供を抱くことができ、かつ、保護者のファション性を低下させることのない子供ズボンの提供を課題とするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に他端を固着した一対のベルトとを具備するものである。 【0011】請求項2にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に他端を固着した一対のベルトと、前記子供用ズボン本体のウエスト部下の前側に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0012】請求項3にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトとを具備するものである。 【0013】請求項4にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトとを具備するものである。 【0014】請求項5にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0015】請求項6にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0016】請求項7にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する一端部を着脱自在とし、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端も着脱自在とした一対のベルトとを具備するものである。 【0017】請求項8にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する一端部を着脱自在とし、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端も着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0018】請求項9にかかる子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所の前部と後部との間に両端を接続し、かつ、少なくともその一方の端部を固着で、他方の端部を着脱自在とした一対のベルトと、前記着脱自在な一対のベルトの一方の端部が、前記ウエスト部の接続に替えて、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に位置する部位に着脱自在とする接続具とを具備するものである。 【0019】請求項10にかかる子供ズボンの前記一対のベルトを収容する収容袋は、前記子供用ズボン本体の前部に設けたものである。 【0020】請求項11にかかる子供ズボンの前記一対のベルトを収容する収容袋は、前記子供用ズボン本体の脚部外側に設けたものである。 【0021】請求項12にかかる子供ズボンの前記ベルトを着脱自在とする接続具は、紐、バックル、金具の何れかとしたものである。 【0022】請求項13にかかる子供ズボンの前記一対のベルトを取付けるウエスト部側の一端は、ウエスト部の前としたものである。 【0023】請求項14にかかる子供ズボンの前記一対のベルトを取付けるウエスト部側の一端は、ウエスト部の後としたものである。 【0024】請求項15にかかる子供ズボンの前記一対のベルトは、その長さを調節できるようにしたものである。 【0025】請求項16にかかる子供ズボンの前記着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体は、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部に対して右脚部内側と左脚部内側とに連続して前記股部の前側と後側とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナーを具備する構造としたものである。 【0026】請求項17にかかる子供ズボンは、ウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部に対して右脚部内側と左脚部内側とに連続して前記股部の前側と後側とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナーとを具備するものである。 【0027】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。 【0028】以下の実施の形態では幼児用のズボンについて説明するが、本発明を実施する場合は幼児用に限定されるものではなく、抱いたり、背負ったりする必要が生ずる子供一般に使用できるものである。 【0029】実施の形態1図1は本発明の実施の形態1にかかる子供ズボンを示す正面図である。図2は本発明の上記実施の形態1にかかる子供ズボンを使用して幼児を抱いた状態を示す斜視図、図3は本発明の上記実施の形態1にかかる子供ズボンを使用して幼児を背負った状態を示す斜視図である。 【0030】図1において、ウエスト部21に内部に芯材を入れて縫製したり、同一生地を折り曲げて補強したり、生地自体に強度を持たせてなる子供用ズボン本体20は、本実施の形態ではオーバーオールとして公知の形態を有するものである。子供用ズボン本体20の左脚部22Lは幼児の左脚が、右脚部22Rは幼児の右脚が入り、ウエスト部21は乳児の腰または腰よりも若干上に位置する。即ち、一般に、子供用ズボン本体20は、成長に合せるために、幼児の実際の身長よりも若干大きいサイズを着用させる場合が多いから、ウエスト部21は乳児の腰または腰よりも若干上に位置することになる。勿論、ウエスト部21が丁度幼児の腰に位置するものでも、本発明を実施することができる。 【0031】上前見頃部23はウエスト部21より胸部分まで延ばした部分で、上後見頃部24はウエスト部21より背中部分まで延ばした部分である。上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lの一端が連続して設けられており、1対のズボンつり26R,26Lの他端は上前見頃部23の上部に配設された各ボタン27R,27Lを各ボタンホール28R,28Lに通すことによって固定される。この各ボタン27R,27Lと各ボタンホール28R,28Lは、着脱自在である。 【0032】また、上前見頃部23の中央から、右脚部22Rと左脚部22Lとの接続点となる股部29の直上まで中央開閉ファスナー30が設けられており、上前見頃部23の中央上部から開放できるようになっている。即ち、幼児が子供用ズボン本体20を脱いだり、着(は)いたりするのを容易にしている。本実施の形態の子供用ズボン本体20では、脱いだり、着いたりするのを幼児自身で簡単にできるように中央開閉ファスナー30を設けたものであり、特に、本実施の形態の中央開閉ファスナー30は、外出用上着的に使用する通常のズボンの上に着用できる子供用ズボン本体20としたもので、その脱いだり、着いたりするのを容易にしたものである。しかし、本発明を実施する場合、中央開閉ファスナー30は子供用ズボン本体20の仕様によって省略することができ、また、各ボタン27R,27Lと各ボタンホール28R,28Lについても、両者を一体に縫着し、固着してもよいし、ウエスト部21より上部の上前見頃部23及び上後見頃部24についても省略することができる。即ち、本発明の実施の形態の子供用ズボン本体20としてオーバーオールとして公知の形態を前提として説明するが、本発明を実施する場合には、ウエスト部21よりも上部のない普通の長ズボンまたは短ズボンの形態とすることもできる。 【0033】そして、本発明の実施の形態の子供用ズボン本体20は、内部に芯材を入れて縫製したり、同一生地を折り曲げて補強したり、生地自体に強度を持たせてなるウエスト部21を構成しているが、本発明を実施する場合には、幼児を支えるに十分な着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるものであればよい。特に、オーバーオール等のウエスト部21よりも上部に、上前見頃部23及び/または上後見頃部24を有する場合には、必ずしも、ウエスト部21に芯材を縫製したものでなくても、デニム等の生地のみでも安定した必要な機械的強度が維持でき易く、芯材等を省略できる。 【0034】本発明の実施の形態の子供用ズボン本体20のウエスト部21には、所定長の一対のベルト10R,10Lの一端が取付部11R,11Lで縫着されている。この一対のベルト10R,10Lの他端は、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、上下の位置は股部29より若干上部位置の取付部12R,12Lに縫着し、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドに固着されている。この一対のベルト10R,10Lの長さは、幼児を抱く際の肩掛用として使用できる長さに設定されている。また、一対のベルト10R,10Lの各幅は、幼児の体重が肩の特定の部分に集中しないように、かつ、幼児の行動の邪魔にならない程度の1.5〜5cmの範囲内に設定されている。一対のベルト10R,10Lの各両端は、機械的に幼児の体重の5〜10倍以上に耐えるように設定されている。 【0035】右脚部22Rと左脚部22Lとの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置に設けた取付部12R,12Lは、一対のベルト10R,10Lの端部に幼児の臀部位置に張力を加える位置となっている。このように設定することにより、幼児の臀部位置を子供用ズボン本体20の臀部位置に張力を付与することにより受け、それを一対のベルト10R,10Lに伝えることにより、幼児を安定した状態で、かつ、特定の箇所に加重を集中させることなく、幼児を抱いたり、背負ったりすることができるようにするものである。 【0036】このため、一対のベルト10R,10Lの端部の取付部12R,12Lは、通常、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定される。好ましくは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より上5cm程度内に設定される。即ち、幼児のサイズと子供用ズボン本体20のサイズが一致しない場合でも、幼児を抱いたり、背負ったりするときには、子供用ズボン本体20の臀部で幼児の臀部下を支えることになるから、股部29が基準位置になる。故に、股部29より上5cm程度内に設定される。一対のベルト10R,10Lの端部の取付部12R,12Lを、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より下の位置に設定すると、右脚部22Rと左脚部22Lに張力が働き、幼児の足で幼児の体重を支えることになる。したがって、取付部12R,12Lを、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より下の位置に設定できないことではなく、幼児がリラックスできる安定性からすれば、股部29より下の方向に離れないのが好ましい。 【0037】また、一対のベルト10R,10Lの長さは、ウエスト部21側の取付部11R,11Lと取付部12R,12Lとの直線距離よりも長く、少なくとも、1.5〜2倍程度以上あるから、その長さにより弛みが生ずる。この弛みは幼児の歩行には支障がないに等しいが、その行動によっては物が引掛かる等の可能性がある。そこで、ベルト10Rは複数のスナップボタン13R1,13R2,13R3により、ベルト10Lは複数のスナップボタン13L1,13L2,13L3により、一対のベルト10R,10Lを子供用ズボン本体20に取付けることにより、両者を一体化し、弛まないようにしている。なお、図示しないが、接着布により一対のベルト10R,10Lを子供用ズボン本体20に取付けてもよい。好ましくは、スナップボタン13R3、スナップボタン13L3の意匠側に、ズボンつり26R,26Lの各ボタンホール28R,28Lを通すことによって固定できるスナップボタン13R3、スナップボタン13L3の構造を有し、かつ、それに必要な距離に設定する。 【0038】そして、前記一対のベルト10R,10Lのウエスト部21側の取付部11Rと取付部11Lとの間隔は、取付部11Rと取付部11Lとの間隔を広めると(大きくすると)、幼児のウエスト部21の締付けが大きくなり、逆に、取付部11Rと取付部11Lとの間隔を狭くすると、幼児のウエスト部21の張力(締付け)が小さくなり、自由度が増すことになる。通常、幼児の年齢が低いほど、取付部11Rと取付部11Lとの間隔を広くし、必要によっては、背側に設け、安定度を確保し、年令が高くなると、取付部11Rと取付部11Lとの間隔を狭くし、窮屈さを緩和するのがよい。 【0039】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、次のように使用される。通常の外出着または遊び着として使用する場合、一対のベルト10R,10Lは、複数のスナップボタン13R1,13R2,13R3、13L1,13L2,13L3によって、一対のベルト10R,10Lが弛まないように、子供用ズボン本体20に一体に接続する。 【0040】また、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lに幼児の脚を入れ、子供用ズボン本体20のウエスト部21を引上げ、そして、上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lを幼児の肩の上に掛けて、1対のズボンつり26R,26Lの一端の各ボタンホール28R,28Lに、対応する上前見頃部23に取付けたボタン27R,27Lを通して固定する。 【0041】このようにして、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0042】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0043】ベルト10Rに設けた複数のスナップボタン13R1,13R2,13R3及びベルト10Lに設けた複数のスナップボタン13L1,13L2,13L3を子供用ズボン本体20に接続している状態を解除し、ベルト10R及びベルト10Lを子供用ズボン本体20から放し、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体20との間に弛みを持たせる。 【0044】そして、スナップボタン13R3、スナップボタン13L3の意匠側に、ズボンつり26R,26Lの各ボタンホール28R,28Lを通すことによって固定する。序で、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。この状態を図2に示す。 【0045】この状態で、一対のベルト10R,10Lの取付部12R,12Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部12Rと取付部12Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で抱くことができる。 【0046】なお、一対のベルト10R,10Lの取付部12R,12Lの右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内とは、脚部の膝部よりも上で右脚部22Rと左脚部22Lの股部29より15cm上までの範囲内の位置にほぼ等しく、その範囲であれば、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの転がりの制限を受け、結果的に、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部12Rと取付部12Lで支えることができる。 【0047】特に、本実施の形態の子供ズボンは、スナップボタン13R3、スナップボタン13L3の意匠側に、ズボンつり26R,26Lの各ボタンホール28R,28Lを通すことによって両者が固定されているから、幼児の背から肩にかけても、ズボンつり26R,26Lで補助的に支えることができ、より安定した状態で抱くことができ、年齢が比較的低い幼児に好適となる。 【0048】なお、スナップボタン13R3、スナップボタン13L3の意匠側に、各ボタンホール28R,28Lを挿入して係止させるために、スナップボタン13R3、スナップボタン13L3の立上りに係合部を有する構造のものを使用したが、本発明を実施する場合には、両者が係止状態を維持できるものであればよく、当然、接着布の使用も可能である。 【0049】また、幼児に背を向けた状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛けることにより、幼児を背負うことができる。この状態を図3に示す。 【0050】この状態においても、一対のベルト10R,10Lの取付部12R,12Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部12Rと取付部12Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で背負うことができる。 【0051】特に、本実施の形態の子供ズボンは、スナップボタン13R3、スナップボタン13L3の意匠側に、ズボンつり26R,26Lの各ボタンホール28R,28Lを通すことによって両者が固定されているから、幼児の背から肩にかけても、ズボンつり26R,26Lで支えることができ、より安定した状態で背負うことができる。 【0052】実施の形態2図4は本発明の実施の形態2にかかる子供ズボンを示す正面図、また、図5は図4に示す本発明の実施の形態2にかかる子供ズボンのベルトを取外した状態及びバンド収容ポケットに収容した状態を示す正面図である。図6は本発明の上記実施の形態2の実施の形態にかかる子供ズボンを使用して幼児を抱いた状態を示す斜視図、図7は本発明の上記実施の形態2にかかる子供ズボンを使用して幼児を背負った状態を示す斜視図である。なお、図中、実施の形態1と同一符号及び記号は実施の形態1の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省略し、相違点のみ説明する。 【0053】図4及び図5に示す実施の形態2と前記実施の形態1との主な違いは、子供用ズボン本体20にバンド収容ポケットからなる収容袋40R,40Lを有すること。子供用ズボン本体20から一対のベルト10R,10Lが分離できることにある。 【0054】ウエスト部21は内部に芯材を縫製することにより、ウエスト部21を補強している。特に、本実施の形態では、ベルト10R,10Lの前側の取付部11R,11L付近の補強を行っている。勿論、ウエスト部21の芯材は全周に設けてもよいし、前側のみに取付けてもよい。また、端部を折り曲げて補強してもよい。何れにせよ、強靭に縫着された布または皮革からなるベルト通状の接続部材32R,32Lの付近が特に力が集中するので、それが分散できるように、補強できればよい。 【0055】前記実施の形態1のベルト10R,10Lは、子供用ズボン本体20に一体に固着されていたが、本実施の形態2では分離自在である。即ち、実施の形態2のベルト10R,10Lの両端には、ナス環、カラビナ等からなる着脱自在の接続具14R,15R、14L,15Lが堅固に取付けられている。また、ウエスト部21には、ベルト10R,10Lの一端の着脱自在の接続具14R、着脱自在の接続具14Lと接続される強靭に縫着された布または皮革からなるベルト通状の接続部材32R,32Lが設けられている。 【0056】そして、一対のベルト10R,10Lの他端の着脱自在の接続具15R、着脱自在の接続具15Lと接続される強靭に縫着された布または皮革からなるベルト通状の接続部材31R,31Lが、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置に設けられている。接続部材31R,31Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドの縫製の際に、同時に縫合される。接続部材31R,31Lについても、幼児の体重の少なくとも5倍程度以上の外力に耐えるように縫製されている。この右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置の接続部材31R,31Lは、一対のベルト10R,10Lの端部に幼児の臀部位置に張力を加える位置となっている。 【0057】子供用ズボン本体20の両外側に設けたバンド収容ポケットからなる収容袋40R,40Lは、基本的に通常のポケットと同じ構造であるが、内袋が前側に位置するように取付けられており、その開口部は収容ファスナー33R,33Lで開閉できるようになっている。そして、通常、収容袋40R,40Lには、各ベルト10Rとベルト10Lを個々に収容することができる。 【0058】一対のベルト10R,10Lの下端の着脱自在の接続具15R,15Lは、ベルト通状の接続部材31R,31Lに接続することにより接続し、一対のベルト10R,10Lの上端の着脱自在の接続具14R、着脱自在の接続具14Lはウエスト部21に設けらたベルト通状の接続部材32R,32Lに接続することにより接続される。 【0059】このようにすることにより、幼児の臀部位置を子供用ズボン本体20で受け、それを一対のベルト10R,10Lに伝えることになり、幼児を安定した状態で、かつ、特定の箇所に体重を集中させることなく、幼児を抱いたり、背負ったりすることができる。 【0060】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、次のように使用される。通常の外出着または遊び着として使用する場合、一対のベルト10R,10Lは、収容袋40R,40Lに収納した状態とする。 【0061】子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lに幼児の脚を入れ、子供用ズボン本体20のウエスト部21を引上げ、そして、上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lを幼児の肩の上に掛けて、1対のズボンつり26R,26Lの一端の各ボタンホール28R,28Lに、対応する上前見頃部23に取付けたボタン27R,27Lを通して固定する。 【0062】このようにして、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0063】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0064】子供用ズボン本体20の両外側に設けた収容袋40R,40Lから、各ベルト10Rとベルト10Lを取出す。一対のベルト10R,10Lの下端の着脱自在の接続具15R,15Lは、紐状の接続部材31R,31Lに接続し、一対のベルト10R,10Lの接続具14R,14Lはウエスト部21に設けらたベルト通状の接続部材32R,32Lに接続する。このようにすることにより、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体20との間に弛みを持たせる。 【0065】そして、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。この状態を図6に示す。 【0066】この状態で、一対のベルト10R,10Lの取付部12R,12Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部12Rと取付部12Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で抱くことができる。 【0067】また、幼児に背を向けた状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛けることにより、幼児を背負うことができる。この状態を図7に示す。 【0068】この状態においても、一対のベルト10R,10Lの取付部12R,12Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部12Rと取付部12Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で背負うことができる。 【0069】なお、本実施の形態では、一対のベルト10R,10Lを子供用ズボン本体20の両外側に設けたポケット等の収容袋40R,40Lに収納する場合について説明したが、本発明を実施する場合には、ポシェット、サイドバック等の子供用ズボン本体20の付属品を収容袋40R,40Lとし、そこに一対のベルト10R,10Lを収納してもよい。 【0070】実施の形態3図8は本発明の実施の形態3にかかる子供ズボンを示す正面図、また、図9は図8に示す本発明の実施の形態3にかかる子供ズボンのベルトを取外した状態及びバンド収容ポケットに収容した状態を示す正面図である。なお、図中、実施の形態1,2と同一符号及び記号は実施の形態1,2の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省略し、相違点のみ説明する。 【0071】図8及び図9に示す実施の形態3と前記実施の形態1,2との違いは、子供用ズボン本体20にバンド収容ポケットからなる収容袋40R,40Lを膝位置付近に設けたこと。ベルト10R,10Lの固着に、前記実施の形態1と実施の形態2との両者を採用し、一方が固着、他方が着脱自在としたものである。 【0072】即ち、実施の形態3のベルト10R,10Lの一端には、結束用の紐等の接続具14R,14Lが堅固に設けられている。また、ウエスト部21にも、ベルト10R,10Lの一端の接続具14R,14Lと接続される強靭に縫着された布または皮革からなるベルト通状または強靭に縫着された紐状の接続部材32R,32Lが設けられている。なお、本実施の形態の接続部材32R,32Lについては、真田紐を用いることを前提として説明する。この接続部材32R,32Lについては、幼児の体重が加わるので、内部に芯材を縫製することによってウエスト部21を補強している。通常状態で紐状の接続部材32R,32Lは、リボン(蝶)結びにより飾りとして使用している。 【0073】一対のベルト10R,10Lの他端は、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、上下の位置は股部29より若干上部位置の取付部12R,12Lに縫着し、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドに固着されている。一対のベルト10R,10Lの各両端は、機械的に幼児の体重の5〜10倍以上に耐えるように設けている。このとき、子供用ズボン本体20の膝の補強部材と共に取付部12R,12Lを形成することにより、機械的強度を上げている。 【0074】この一対のベルト10R,10Lの端部の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置の取付部12R,12Lとは、一対のベルト10R,10Lの端部に幼児の臀部位置に張力を加える位置となっている。このように設定することにより、幼児の臀部位置を子供用ズボン本体20で受け、それを一対のベルト10R,10Lに伝えることになり、幼児を安定した状態で、かつ、特定の箇所に加重を集中させることなく、幼児を抱いたり、背負ったりすることができる。 【0075】子供用ズボン本体20の両外側に設けた収容袋40R,40Lは、基本的に通常のポケットと同じであるが、幼児が座ったときその膝の下に位置しないように、内袋がサイド側に位置するように取付けられており、その開口部は収容ファスナー33R,33Lで開閉できるようになっている。そして、通常、収容袋40R,40Lには、各ベルト10Rとベルト10Lの各々を収容することができる。このとき、子供用ズボン本体20に設けた収容袋40R,40Lを膝位置付近のサイドに設けたものであるから、幼児の動きの邪魔にならない。また、各ベルト10Rとベルト10Lと子供用ズボン本体20が一体になっているので、ベルト10R,10Lを紛失することがない。そして、一対のベルト10R,10Lの下端の紐状の接続具14R,14Lは、紐状の接続部材32R,32Lと結ぶことにより接続される。 【0076】このようにすることにより、幼児の臀部位置を子供用ズボン本体20で受け、それを一対のベルト10R,10Lに伝えることになり、幼児を安定した状態で、かつ、特定の箇所に加重を集中させることなく、幼児を抱いたり、背負ったりすることができる。 【0077】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、次のように使用される。通常の外出着または遊び着として使用する場合、一対のベルト10R,10Lは、バンド収容ポケットからなる収容袋40R,40Lに収納した状態とする。 【0078】子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lに幼児の脚を入れ、子供用ズボン本体20のウエスト部21を引上げ、そして、上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lを幼児の肩の上に掛けて、1対のズボンつり26R,26Lの一端の各ボタンホール28R,28Lに対応する上前見頃部23に取付けたボタン27R,27Lを通して固定する。紐状の接続部材32R,32Lはリボン結びにより飾りとする。このようにして、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0079】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0080】子供用ズボン本体20の両外側に設けた収容袋40R,40Lから、各ベルト10Lとベルト10Rを取出す。一対のベルト10R,10Lの下端は、取付部12R,12Lとして固着されているから、一対のベルト10R,10Lの接続具14R,14Lをウエスト部21に設けらた紐状の接続部材32R,32Lに結ぶことにより接続する。このようにすることにより、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体20との間に弛みを持たせることができる。なお、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体20との間に弛みは、ベルト10R,10Lの接続具14R,14Lとウエスト部21に設けらた接続部材32R,32Lとの結ぶ位置によって調節することができる。 【0081】そして、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。この状態を図6に示す。 【0082】この状態で、一対のベルト10R,10Lの取付部12R,12Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部12Rと取付部12Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で抱くことができる。 【0083】また、幼児に背を向けた状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛けることにより、幼児を背負うことができる。この状態を図7に示す。 【0084】この状態においても、一対のベルト10R,10Lの取付部12R,12Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部12Rと取付部12Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で背負うことができる。 【0085】実施の形態4図10は本発明の実施の形態4にかかる子供ズボンを示す正面図、図11は図10に示す本発明の実施の形態4にかかる子供ズボンのベルトを収納した状態を示す正面図、図12は図10に示す本発明の実施の形態4にかかる子供ズボンのベルトの収納部分を示す部分拡大図である。なお、図中、実施の形態1と同一符号及び記号は実施の形態1の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省略し、相違点のみ説明する。 【0086】図10乃至図12に示す実施の形態4と前記実施の形態1との違いは、子供用ズボン本体20にベルト10R,10Lの収容袋40R,40Lを、前方に設けたことにある。 【0087】図10乃至図12において、本発明の実施の形態の子供用ズボン本体20のウエスト部21には、所定長の一対のベルト10R,10Lの一端が取付部11R,11Lで縫着されている。一対のベルト10R,10Lの他端は、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、上下の位置は股部29より若干上部位置の取付部12R,12Lで縫着し、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドに固着されている。一対のベルト10R,10Lの各両端は、機械的に幼児の体重の5〜10倍以上に耐えるように設けている。 【0088】ウエスト部21の下側の子供用ズボン本体20の前側には、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lと取付部12R,12L間に至る略L字状及び逆略L字状のバンド収容ポケットからなる収容袋40R,40Lを設けている。 【0089】この略L字状及び逆略L字状の収容袋40R,40Lは、中央開閉ファスナー30を中心に左右対称であり、その長さから、当然、各ベルト10R,10Lが直接収容される長さよりも短いから、各ベルト10R,10Lを二つ折りに折曲げて収容することになる。収容袋40R,40Lの略L字状及び逆略L字状の短い辺側は直接縫着されている。また、長い辺側には収容ファスナー33R,33Lが配設されている。したがって、収容ファスナー33R,33Lを解放することにより、各ベルト10R,10Lを取出したり、収納したりすることができる。なお、本実施の形態の収容袋40R,40Lの略L字状及び逆略L字状の短い辺側は直接縫着されているが、本発明を実施する場合には、縫製する側を逆に長い辺側とすることもできる。この各ベルト10R,10Lにはアジャスター16R,16Lが配設されており、各ベルト10R,10Lの長さが任意の長さになるようになっている。 【0090】なお、アジャスター16R,16Lは、前述の各実施の形態にも使用することができる。 【0091】このように、子供用ズボン本体20の前側に設けたベルト10R,10Lの収容用の収容袋40R,40Lは、幼児の動きの邪魔にならない位置としているから、幼児の動きに対する干渉を防止することができる。また、一対のベルト10R,10Lが露出していないのでデザイン的にも見栄えがよい。そして、ループ状の一対のベルト10R,10Lが露出していないので、幼児が移動する際に物に引っかける等の事態が発生しない。 【0092】なお、本実施の形態では、デザイン的に略L字状及び逆略L字状のバンド収容ポケットからなる収容袋40R,40Lとしたが、本発明を実施する場合には、略四角形または円、半円、長円等とすることができる。即ち、収容袋40R,40Lはデザイン的に形状を決定すればよい。 【0093】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、基本的に、前述した実施の形態と同様に使用できるのでその説明を省略する。 【0094】実施の形態5図13は本発明の実施の形態5にかかる子供ズボンを示す正面図、図14は図13に示す本発明の実施の形態5にかかる子供ズボンの幼児を抱く状態を示す正面図である。なお、図中、実施の形態1と同一符号及び記号は実施の形態1の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省略し、相違点のみ説明する。 【0095】図13乃至図14に示す実施の形態5と前記実施の形態1との違いは、子供用ズボン本体50にベルト10R,10Lを、通常状態でサスペンダーとして使用できるようにしたものである。子供用ズボン本体50にベルト10R,10Lの前側の端部を着脱自在としたものである。また、ベルト10R,10Lの自由端の端部には、市販のバックルを取付けたものである。 【0096】図13乃至図14において、ウエスト部21に芯材を縫製してなる子供用ズボン本体50は、本実施の形態では短パンツとして公知の形態のものである。子供用ズボン本体50の左脚部22Lは幼児の左脚が入り、右脚部22Rは幼児の右脚が入り、ウエスト部21は乳児の腰または腰よりも若干上に位置する。 【0097】また、本発明の実施の形態の子供用ズボン本体50は、ウエスト部21に芯材を縫製してなる。ウエスト部21の背後には、所定長の一対のベルト10R,10Lの一端が背後の取付部11R,11Lに縫着されている。一対のベルト10R,10Lの他端には、着脱自在の接続具15R,15Lが接続されている。ウエスト部21の前方には、強靭に縫着された布、皮革、紐またはナス環、カラビナ等の接続金具、バックルからなる接続具36R,36Lが設けられている。なお、本実施の形態ではバックルからなる接続具36R,36Lを設けた場合について説明する。即ち、接続具36R,36Lとして雌バックルを使用した場合には、一対のベルト10R,10Lの自由端の接続具15R,15Lは雄バックルとなる。 【0098】この一対のベルト10R,10Lの長さは、幼児を抱く際の肩掛用として使用できる長さに設定でき、かつ、通常状態でサスペンダーとして使用できるようにアジャスター16R,16Lを中間または端部に設け、両者の長さを任意に設定できるようにしている。一対のベルト10R,10Lの各幅は、幼児の体重が肩の特定の部分に集中しないように、かつ、幼児の行動の邪魔にならない程度の1.5〜5cmの範囲内に設定されている。 【0099】また、子供用ズボン本体50の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置には、雌バックルからなる接続具37R,37Lが設けられている。雌バックルからなる接続具37R,37Lは、子供用ズボン本体50の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドの内側を布、芯材、皮革等で補強し、機械的強度を大きくして設けられており、各雄バックルからなる接続具15R,15Lがそこに着脱自在となっている。この一対のベルト10R,10Lの各両端は、機械的に幼児の体重の5〜10倍以上に耐えるようになっている。 【0100】なお、図13では、一対のベルト10Rとベルト10Lをクロスさせているが、本発明を実施する場合、一対のベルト10Rとベルト10Lを平行させてもよいし、クロスさせてもよい。特に、幼児用のサスペンダーとして使用することからすれば、幼児の肩から外れ難いので、一対のベルト10Rとベルト10Lをクロスさせて使用するのが好ましいが、それは幼児を抱いたり、背負ったりする機能には直接関係がない。 【0101】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、次のように使用できる。通常の外出着または遊び着として使用する場合、子供用ズボン本体50の右脚部22Rと左脚部22Lに幼児の脚を入れ、子供用ズボン本体50のウエスト部21を引上げ、そして、一対のベルト10R,10Lを幼児の肩の上に掛けて、一対のベルト10R,10Lの自由端の雄バックルからなる接続具15R,15Lを、雌バックルからなる接続具36R,36Lに接続固定し、幼児用のサスペンダーとして使用する。このようにして、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0102】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0103】子供用ズボン本体50のサスペンダーとして使用していたベルト10Lとベルト10Rの端部の着脱自在の接続具15R,15Lと接続具36R,36Lとの接続を解き、解いた一対のベルト10R,10Lの端部の着脱自在の接続具15R,15Lを接続具37R,37Lに装着することにより接続する。このようにすることにより、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体50との間に弛みを持たせる。 【0104】そして、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体50とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。 【0105】この状態で、一対のベルト10R,10Lの接続具15R,15Lと接続された接続具37Rと接続具37Lとは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、接続具15Rと接続具15L、即ち、接続具37Rと接続具37Lとを結ぶ直線上で支える。また、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支え、安定した状態で抱くことができる。 【0106】更に、幼児に背を向けた状態で子供用ズボン本体50とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛けることにより、幼児を背負うことができる。 【0107】この状態においても、一対のベルト10R,10Lの接続具15R,15Lは、接続具37R,37Lとの接続が、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、接続具15Rと接続具15Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で背負うことができる。 【0108】特に、この実施の形態は一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lで、幼児の脇の下付近に張力を加えて保持できるので、低年齢の幼児に使用するのが好適である。 【0109】実施の形態6図15は本発明の実施の形態6にかかる子供ズボンを示す正面図、図16は図15に示す本発明の実施の形態6にかかる子供ズボンの幼児を抱く状態を示す正面図である。なお、図中、実施の形態5と同一符号及び記号は実施の形態5の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省略し、相違点のみ説明する。 【0110】図15乃至図16に示す実施の形態6と前記実施の形態5との違いは、子供用ズボン本体50にベルト10R,10Lの後側の端部を着脱自在としたものである。 【0111】図15乃至図16において、本発明の実施の形態の子供用ズボン本体50は、ウエスト部21に芯材を縫製してなる。ウエスト部21の前部には、所定長の一対のベルト10R,10Lの一端が縫着され、取付部11R,11Lを形成している。一対のベルト10R,10Lの他端には、雄バックルからなる接続具15R,15Lが強靭に取付けられている。ウエスト部21の後部には、強靭に縫着された布または皮革によって雌バックルがからなる接続具36R,36Lが設けられており、雌バックルがからなる接続具36R,36Lは、一対のベルト10R,10Lの端部に設けた雄バックルからなる接続具15R,15Lが離脱自在になっている。この一対のベルト10R,10Lの長さは、幼児を抱く際の肩掛用として使用できる長さに設定でき、かつ、通常状態でサスペンダーとして使用できるようにアジャスター16R,16Lを中間または端部に設け、両者の長さを任意に設定できるようにしている。一対のベルト10R,10Lの各幅は、幼児の体重が肩の特定の部分に集中しないように、かつ、幼児の行動の邪魔にならない程度の1.5〜5cmの範囲内に設定されている。 【0112】また、一対のベルト10R,10Lの端部の雄バックルからなる接続具15R,15Lは、子供用ズボン本体50の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、上下の位置は股部29より若干上部位置に堅固に取付けた雌バックルからなる接続具37R,37Lと接続可能となっている。接続具37R,37Lは、子供用ズボン本体50の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドの内側を芯材または皮革等で補強し、機械的強度を大きくしたもので、右脚部22Rと左脚部22Lとの両側に1対の雌バックルを取付け着脱自在の接続具15R,15Lとしている。一対のベルト10R,10Lは、機械的に幼児の体重の5〜10倍以上に耐えるように設けている。 【0113】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、次のように使用される。通常の外出着または遊び着として使用する場合、一対のベルト10R,10Lの他端に設けた雄バックルからなる接続具15R,15Lをウエスト部21に配設した雌バックルからなる接続具36R,36Lに接続する。そして、子供用ズボン本体50の右脚部22Rと左脚部22Lに幼児の脚を入れ、子供用ズボン本体50のウエスト部21を引上げ、そして、一対のベルト10R,10Lを幼児の肩の上に掛けて固定し、幼児用のサスペンダーとして使用する。このようにして、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0114】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0115】子供用ズボン本体50のサスペンダーとして使用していた一対のベルト10R,10Lの端部に設けた雄バックルからなる接続具15R,15Lと、ウエスト部21に配設した雌バックルからなる接続具36R,36Lとの接続を解き、解いた一対のベルト10R,10Lの端部の接続具15R,15Lを雌バックルからなる接続具37R,37Lに接続する。このようにすることにより、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体50との間に弛みを持たせる。 【0116】そして、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体50とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。 【0117】この状態で、一対のベルト10R,10Lの接続具15R,15L、即ち、接続具36Rと接続具36Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、接続具36Rと接続具36Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に大きな張力を加えることなく、その幼児の脇の下付近で支えることができる。 【0118】また、幼児に背を向けた状態で子供用ズボン本体50とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛けることにより、幼児を背負うことができる。 【0119】この状態においても、一対のベルト10R,10Lの接続具15R,15Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、接続具15Rと接続具15Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部11R,11Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で背負うことができる。 【0120】以上のように、上記実施の形態における子供用ズボン本体20,50としては、ウエスト部21に芯材を設けたもの、布地を重ね合せて補強した場合、布地自体を着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるものとすることができる。何れにせよ、子供用ズボン本体20,50として着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有しておればよい。特に、機械的強度のあるデニムのような布では、格別な処理を有するものではない。特に、取付部分の機械的強度を上げるのみで十分である。 【0121】また、上記実施の形態における一対のベルト10R,10Lは、子供用ズボン本体20,50の右脚部22Rと左脚部22Lの膝部よりも上に一端部を固着または着脱自在に取付け、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に他端を固着または着脱自在に取付けたものであるが、子供用ズボン本体20,50の右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイド側の取付けは股部29の1カ所に集中させることもできる。何れにせよ、一対のベルト10R,10Lの下端の固着または着脱自在に取付けは、股部29より±15cm程度内に設定されておればよい。子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の端部は、ウエスト部21に芯材等が入れられたり、折り重ねによって補強されておれば、一対のベルト10R,10Lの一端の取付けは、ウエスト部21で行うのが好適であるが、ウエスト部21より若干上部位置でもよい。また、逆に、下部位置でもよい。何れにせよ、安定して子供を受ける必要があるから、ウエスト部21を中心にその付近に配設する必要がある。 【0122】前述したように、子供用ズボン本体20,50のサイズは子供の実際のサイズよりも若干大きいのが普通であるが、通常のものでも着用した子供用ズボン本体20,50のウエストから股までの寸法は、子供の脇下から股までの寸法に近似した寸法であり、ウエスト部21付近の端部をベルト10R,10Lの一端で支持すれば、安定した子供の体の保持が可能となる。 【0123】そして、上記実施の形態における一対のベルト10R,10Lは、子供用ズボン本体20,50の右脚部22Rと左脚部22Lの膝部よりも上に一端部を着脱または固着し、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に他端を固着または着脱したものであるが、本発明を実施する場合には、一対のベルト10R,10Lの一端または両端を脱着自在とすることができる。 【0124】一対のベルト10R,10Lの一端または両端を脱着自在とする接続具は、紐、ナス環、カラビナ等の接続金具、バックル等の使用が可能である。特に、紐を用いた場合には、相手側に紐または金具、鳩目、布或いは皮革からなるベルト通状の接続部材とすることができる。また、接続具はアジャスター16R,16Lと共用することもできる。例えば、ベルト通状の接続部材に各ベルト10R,10Lを通し、アジャスター16R,16Lによって端部を維持することにより、共用することができる。即ち、接続具は一対のベルト10R,10Lの一端のみとすることもできる。当然、一対のベルト10R,10Lの両端とすることもできる。 【0125】更に、上記実施の形態における子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lは、幼児の運動能力を制限することなく、デザイン的にも良いものであり、一対のベルト10R,10Lを格納できればよい。 【0126】更にまた、上記各実施の形態における子供用ズボン本体20,50に設けた構成部分は、互いに任意の組み合せによって実施することも可能である。 【0127】加えて、上記各実施の形態における子供用ズボン本体20,50のウエスト部21付近に固着または着脱自在に設ける一対のベルト10R,10Lの端部の取付位置は、前方または両サイドまたは後方の何れであってもよい。特に、両サイドまたはその付近であれば前向き後向きの両方の抱き方及び背負い方ができ、子供に対して所定の張力の維持も可能である。 【0128】なお、一対のベルト10R,10Lの下端は、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されるが、右脚部22Rと左脚部22Lの内側、即ち、股部29から15cm程度内に設定することもできる。殊に、子供用ズボン本体20,50の右脚部22Rと左脚部22Lの股部29の±15cmの範囲内に一端部を固着すれば、本発明を実施することができる。しかし、特に、股部29から±10cm程度内、股部29から±5cm程度内と股部29に近付く程、幼児の体重が臀部で受け易くなり、好適な使用状態となる。 【0129】このように、前述の各実施の形態をまとめると、上記図1乃至図3に示す実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に他端を固着した一対のベルト10R,10Lとを具備するものである。 【0130】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボン20,50に取付けてある一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性が拘束することがない。 【0131】上記図10乃至図12に示す実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に他端を固着した一対のベルト10R,10Lと、子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lとを具備するものである。 【0132】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボン20,50の収容袋に収納されている一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lは、一対のベルト10R,10Lを収容できるから、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、また、喩え、幼児が着用していても一対のベルト10R,10Lが幼児の歩行の支障になることがない。 【0133】上記図4乃至図7に示す実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に一端部を着脱自在とし、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lとを具備する発明の実施の形態として捕えることができる。 【0134】この種の実施の形態では、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボン20,50に取付けてある一対のベルト10R,10Lを取付けて使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lは、取外しが可能であるから、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、また、一対のベルト10R,10Lを取外すことによって、喩え、幼児が着用していても、その歩行の障害となることがない。 【0135】上記図4乃至図7に示す実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に一端部を着脱自在とし、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lと、子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lとを具備するものである。 【0136】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、収容袋40R,40Lに収納された一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lは、一対のベルト10R,10Lを収容できるから、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、喩え、幼児が着用していても歩行の障害となることがない。 【0137】上記図8及び図9に示す実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lとを具備する発明の実施の形態として捕えることができる。 【0138】この種の実施の形態では、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボン20,50に取付けてある一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lは、取外しが可能であるから、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、また、一対のベルト10R,10Lを取外すことによって、喩え、幼児が着用していても、その歩行の障害となることがない。 【0139】しかし、図8及び図9に示す実施の形態の子供ズボンは、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lとを具備するものであるが、図8及び図9に示した固着端部と自由端部を逆にすることもできる。 【0140】即ち、この種の実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lと具備するものとなる。 【0141】したがって、この種の実施の形態によれば、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボン20,50に取付けてある一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lは、一端が取外しが可能であるから、そのウエスト部21に巻込んで固着する等の方法によって止めることができるから、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、また、喩え、幼児が着用していても、その歩行の障害となることがない。特に、この種の実施の形態では、一対のベルト10R,10Lをウエスト部21に巻込んで固着できるように、ウエスト部21の周りに接着部またはボタンで固定できるようにするのが望ましい。 【0142】上記図8及び図9に示す実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lと、子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lとを具備するものである。 【0143】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、収容袋40R,40Lに収納された一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lは、一対のベルト10R,10Lを収容できるから、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、喩え、幼児が着用していても歩行の障害となることがない。 【0144】しかし、図8及び図9に示す実施の形態の子供ズボンは、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21以上の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lと、子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lとを具備するものであるが、図8及び図9に示した固着端部と自由端部を逆にすることもできる。 【0145】即ち、この種の実施の形態の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20,50と、子供用ズボン本体20,50のウエスト部21付近の箇所に一端部を固着し、子供用ズボン本体20,50の脚部の膝部よりも上に接続する他端を着脱自在とした一対のベルト10R,10Lと、一対のベルト10R,10Lを収容する子供用ズボン本体20,50に図8及び図9に示す実施の形態に示す位置よりも上部に設けた収容袋40R,40Lと具備するものとなる。 【0146】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、収容袋40R,40Lに収納された一対のベルト10R,10Lを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lは、一対のベルト10R,10Lを収容できるから、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、喩え、幼児が着用していても歩行の障害となることがない。 【0147】更に、子供用ズボン本体20,50に設けた一対のベルト10R,10Lは、一端が取外しが可能であるから、そのウエスト部21に巻込んで固着する等の方法によって止めることができる。その点でも、子供用ズボン本体20,50としても意匠性を低下させることがなく、また、喩え、幼児が着用していても、その歩行の障害となることがない。特に、この種の実施の形態では、一対のベルト10R,10Lをウエスト部21に巻込んで固着できるように、ウエスト部21の周りに接着部またはボタンで固定できるようにするのが望ましい。 【0148】この種の実施の形態の収容袋40R,40Lは、通常のポケットと共用することができ、デザイン的にも好適である。 【0149】上記実施の形態の子供ズボンの一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lは、子供用ズボン本体20,50の前部に設けたものであるから、子供用ズボン本体20,50の前部の収容袋40R,40Lに一対のベルト10R,10Lを収容でき、子供の身体の動きに支障がでることがなく、かつ、子供の行動を制限することもなく、通常の子供ズボン20,50として使用できる。 【0150】上記実施の形態の子供ズボンの一対のベルト10R,10Lを収容する収容袋40R,40Lは、子供用ズボン本体20,50の脚部外側に設けたものであるから、子供用ズボン本体20,50の脚部外側の収容袋40R,40Lに一対のベルト10R,10Lを収容でき、子供の身体の動きに支障がでることがなく、かつ、子供の行動を制限することもなく、通常の子供ズボン20,50として使用できる。 【0151】上記実施の形態の子供ズボンの一対のベルト10R,10Lを着脱自在とする接続具は、紐、バックル、金具の何れかとしたものであるから、一対のベルト10R,10Lの一端または両端を着脱自在とした接続具を紐とすることにより、違和感を感じさせない使用が容易であり、その長さも結ぶ箇所によって調整できるが、結ぶという接続に手間がかかり、また、バックル、金具の何れかとしたものでは、子供が寝ころがったりすると多少違和感を感じさせるものの、接続に手間がかからず、接続部分の信頼性も高くなる。 【0152】上記実施の形態の子供ズボンの一対のベルト10R,10Lを取付けるウエスト部21側の一端は、ウエスト部21の前としたものであるから、子供等を拘束する力が大きくならないから、その自由度が大きく、子供を抱いたとき及び背負ったときに、子供に窮屈な思いをさせることがない。 【0153】上記実施の形態の子供ズボンの一対のベルト10R,10Lを取付けるウエスト部21側の一端は、ウエスト部21の後としたものであるから、子供を拘束する力が大きくなり、その自由度が少なくなり、子供を抱いたとき及び背負ったときに、子供の身体上部を拘束できるから、楽に抱かれたり、背負われたりでき、子供の疲労を低減することができる。 【0154】上記実施の形態の子供ズボンの一対のベルト10R,10Lは、その長さを調節できるようにしたものであるから、保護者の体格の影響をアジャスター等の長さ調節できる手段によって調整できるから、予め複数の規格サイズを用意する必要性がない。 【0155】実施の形態7図17は本発明の実施の形態7にかかる子供ズボンを示す正面図、図18は図17に示す本発明の実施の形態7にかかる子供ズボンのベルトを左足側から取出した状態を示す正面図である。図19は図17に示す本発明の実施の形態7にかかる子供ズボンの全体の機能を説明する正面図である。この実施の形態は、本発明の実施の形態4にかかる子供ズボンの変形例であるから、図中、実施の形態4と同一符号及び記号は実施の形態4の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものである。 【0156】図10乃至図12に示す実施の形態4との違いは、子供用ズボン本体20にベルト10R,10Lの収容袋40R,40Lの収容ファスナー33R,33Lを直線状に配設し、見栄えよくすると共に、収容ファスナー33R,33Lに無理がかからないようにしたことと、収容袋40R,40Lを子供用ズボン本体20の内側に設けたことにある。また、実施の形態4の見頃部23のボタン27R,27Lを意匠面を露出させた雌型のドットボタンとしたボタン42R,42Lを固定し、また、所定長の一対のベルト10R,10Lにも雄型のドットボタンからなるボタン43R,43Lを固定している。 【0157】また、子供用ズボン本体20は右脚部22Rと左脚部22Lの両内側に解放用ファスナー45が設けてあり、股部29が解放自在になっている。特に、幼児のおむつの取替用等に使用するものである。 【0158】この右脚部22Rと左脚部22Lの両内側に配設した解放用ファスナー45は、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの股部29に対して右脚部22R内側と左脚部22L内側とに連続して股部29の前側と後側とを一体に接合及び両者を分離自在なもので、特に、両者を分離する場合には、股部29の内側で接続部分がないように前側と後側とを右脚部22Rと左脚部22Lの外側のみの接続とすることができる。この場合には、解放用ファスナー45は分離自在となる。また、両者を分離しない場合には、股部29の内側で一部の接続部分が存在するように前側と後側とを右脚部22Rと左脚部22Lの内側の一部でのみ常に接続とすることができる。この場合には、解放用ファスナー45は端部で分離不可となる。 【0159】なお、本発明の実施の形態7にかかる子供ズボンは、一対のベルト10R,10Lを取付けない発明の実施の形態とすることもできる。 【0160】この実施の形態の子供ズボンは、次のように使用される。 【0161】通常の外出着または遊び着として使用する場合、一対のベルト10R,10Lは、収容袋40R,40Lに収納した状態とする。 【0162】通常の使用状態では、上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lを幼児の肩の上に掛けて、1対のズボンつり26R,26Lの一端の各ボタン46R(図示せず),46Lに、対応する上前見頃部23に取付けたボタン42R,42Lを接合させる。このようにして、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0163】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0164】子供用ズボン本体20の両前側に設けた収容袋40R,40Lから、各ベルト10Rとベルト10Lを取出す。一対のベルト10R,10Lの両端は、子供用ズボン本体20に縫い合せられており、全体が収容袋40R,40Lに収容自在になっている。一対のベルト10R,10Lの長さは幼児を抱き上げるに必要な長さとなっているので、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体20との間に弛みを持つ。なお、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体20との間に弛みは、ベルト10R,10Lの長さを調節自在とすることができる。 【0165】そして、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。同様に、背負うこともできる。 【0166】このとき、1対のズボンつり26R,26Lの一端の各ボタン46R(図示せず),46Lを上前見頃部23に取付けたボタン42R,42Lから外して、ベルト10R及びベルト10Lに配設されたボタン43R,43Lに接合しておけば、実施の形態1と同様、特に、1対のズボンつり26R,26Lの一端の各ボタン46R(図示せず),46Lが、ベルト10R及びベルト10Lに配設されたボタン43R,43Lに接合され、ズボンつり26R,26Lと一体になっているから、幼児の背から肩にかけても、ズボンつり26R,26Lで支えることができ、より安定した状態で背負うことができる。 【0167】この種の実施の形態では、子供用ズボン本体20の内側に収容袋40R,40Lを配設し、収容ファスナー33R,33Lを直線状に配設したものであるから、ベルト10R及びベルト10Lの収容袋40R,40Lを目立たなく形成でき、ズボンとしての違和感がないデザインが可能となる。また、ベルト10R及びベルト10Lを収容しても、その膨みが目立たない。収容ファスナー33R,33Lを直線状に配設したものであるから、ベルト10R及びベルト10Lの収容及び取出しが容易となる。 【0168】そして、収容袋40R,40Lに収容ファスナー33R,33Lを子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの長さ方向に対して斜め略45度から60度の範囲で直線状に配設したものであるから、そのコーナに配設したベルト10R及びベルト10Lの取付部分が外部から見え難くなる。 【0169】更に、本実施の形態7の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20を、子供用ズボン本体20の右脚部22R内側と左脚部22Lの股部29に対して右脚部22R内側と左脚部22L内側とに連続して股部29の前側(前見頃側)と後側(後見頃側)とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナー45を具備する発明とすることができる。この発明の実施の形態においては、おむつの取替用等が子供ズボンの着用のまま行えるから、手間がかからず、かつ、冬季には子供に寒い思いをさせなくてすむ。そして、おむつが不要になった子供には、御手洗の使用が容易になる。加えて、股部29の前側と後側とを解放用ファスナー45は、一体に接合及び両者を分離自在とするものであるが、接合状態では機械的結合力が大きく、予期しない外力が加わっても、簡単に外れることがない。ここで、解放用ファスナー45は、股部29の内側で接続部分がないように前側と後側とを右脚部22Rと左脚部22Lの外側のみの接続とすることができ、また、股部29の内側で一部の接続部分が存在するように前側と後側とを右脚部22Rと左脚部22Lの内側の一部でのみ常に接続とすることができる。 【0170】なお、この実施の形態の解放用ファスナー45を具備する構成は、この発明の各実施の形態と組合わせて使用することが可能である。 【0171】更に、本実施の形態7の子供ズボンは、ベルト10R及びベルト10Lを取付けない発明の実施の形態とすることもできる。 【0172】即ち、ウエスト部21及び臀部位置を有する子供用ズボン本体20と、子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lの股部29に対して右脚部22R内側と左脚部22L内側とに連続して股部29の前側(前見頃側)と後側(後見頃側)とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナー45とを具備するものであるから、おむつの取替等が子供ズボンの着用のまま行えるから、手間がかからず、かつ、冬季には子供に寒い思いをさせなくてすむ。また、おむつが不要になった子供には、御手洗の使用が容易になる。更に、前記股部の前側と後側とを解放用ファスナー45で一体に接合及び両者を分離自在とするものであり、接合状態では機械的結合力が大きく、予期しない外力が加わっても、外れることがない。ここで、解放用ファスナー45は、股部29の内側で接続部分がないように前側と後側とを右脚部22Rと左脚部22Lの外側のみの接続とすることができ、また、股部29の内側で一部の接続部分が存在するように前側と後側とを右脚部22Rと左脚部22Lの内側の一部でのみ常に接続とすることができる。 【0173】実施の形態8図20は本発明の実施の形態8にかかる子供ズボンを示す正面図、図21は図20に示す本発明の実施の形態8にかかる子供ズボンのベルトを左足側から取出した状態を示す正面図である。この実施の形態は、本発明の実施の形態2にかかる子供ズボンの変形例であるから、図中、実施の形態2または実施の形態7と同一符号及び記号は実施の形態2または実施の形態7の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものである。 【0174】ここで、一対のベルト10R,10Lの両端の着脱自在の接続具14R,14L、15R,15Lは、凸状に形成されたサスペンダー等に使用されている引掛け金具(通常、『サスペンダー金具』と言えば、「ボタン」と「金具」を意味するが、ここでは、両者を区別して説明する。)である。着脱自在の接続具15R(図示せず),15Lと接続される金属ボタン状の接続部材44R,44Lが、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置に設けられている。接続部材44R,44Lについても、幼児の体重の少なくとも5倍程度以上の外力に耐えるように縫製されている。この右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置の接続部材44R,44Lは、一対のベルト10R,10Lの端部に幼児の臀部位置に張力を加える位置となっている。 【0175】ウエスト部21は内部に芯材を縫製することにより、ウエスト部21を補強している。そして、一対のベルト10R,10Lの凸状に形成された引掛け金具からなる着脱自在の接続具14R(図示せず),14Lと接続される金属ボタン状の接続部材43R,43Lが配設されている。 【0176】また、ウエスト部21には、ベルト10R,10Lの一端の着脱自在の接続具14R、着脱自在の接続具14Lと接続される金属ボタン状の接続部材43R,43Lが設けられている。 【0177】そして、上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lを幼児の肩の上に掛けて、1対のズボンつり26R,26Lの一端に、対応する上前見頃部23に取付けたボタン42R,42Lを接合させる。 【0178】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、次のように使用される。通常の外出着または遊び着として使用する場合、一対のベルト10R,10Lは、収容袋40R,40Lに収納した状態とする。子供用ズボン本体20の右脚部22Rと左脚部22Lに幼児の脚を入れ、子供用ズボン本体20のウエスト部21を引上げ、そして、上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lを幼児の肩の上に掛けて、1対のズボンつり26R,26Lの端部に対応する上前見頃部23に取付けたボタン42R,42Lに接続する。このようにして、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0179】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0180】子供用ズボン本体20の両外側に設けた収容袋40R,40Lから、各ベルト10Rとベルト10Lを取出す。一対のベルト10R,10Lの下端の着脱自在の接続具15R(図示せず),15Lは、金属ボタン状の接続部材44R(図示せず),44Lに接続し、一対のベルト10R,10Lの接続具14R(図示せず),14Lはウエスト部21に設けらた金属ボタン状の接続部材43R(図示せず),43Lに接続する。このようにすることにより、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体20との間に弛みを持たせる。 【0181】そして、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。また、同様に、背負うことができる。 【0182】この状態で、一対のベルト10R,10Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部44Rと取付部44Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部43R,43Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で抱くことができる。また、幼児に背を向けた状態で子供用ズボン本体20とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛けることにより、幼児を背負うことができる。 【0183】実施の形態9図22は本発明の実施の形態9にかかる子供ズボンを示す正面図、図23は図22に示す本発明の実施の形態9にかかる子供ズボンのベルトを左足側から取出した状態を示す正面図である。この実施の形態は、本発明の実施の形態8にかかる子供ズボンの変形例であるから、図中、実施の形態8と同一符号及び記号は実施の形態8の構成部分と同一または相当する構成部分を示すものである。 【0184】この実施の形態では、実施の形態8にかかる子供ズボンの上後見頃部24の上部から1対のズボンつり26R,26Lを幼児の肩の上に掛けて、1対のズボンつり26R,26Lの一端に、対応する上前見頃部23に取付けたボタン42R,42Lを接合させる構成を有しない子供用ズボン本体50を用いるものである。 【0185】ここで、一対のベルト10R,10Lの両端の着脱自在の接続具14R,14L、15R,15Lは、凸状に形成されたサスペンダー等に使用されている引掛け金具である。着脱自在の接続具15R(図示せず),15Lと接続される金属ボタン状の接続部材44R,44Lが、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置に設けられている。接続部材44R,44Lについても、幼児の体重の少なくとも5倍程度以上の外力に耐えるように縫製されている。この右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より若干上部位置の接続部材44R,44Lは、一対のベルト10R,10Lの端部に幼児の臀部位置に張力を加える位置となっている。 【0186】ウエスト部21は内部に芯材を縫製することにより、ウエスト部21を補強している。そして、一対のベルト10R,10Lの凸状に形成された引掛け金具からなる着脱自在の接続具14R(図示せず),14Lと接続される金属ボタン状の接続部材43R,43Lが配設されている。 【0187】また、ウエスト部21には、ベルト10R,10Lの一端の着脱自在の接続具14R、着脱自在の接続具14Lと接続される金属ボタン状の接続部材43R,43Lが設けられている。 【0188】このように構成された本実施の形態の子供ズボンは、次のように使用される。通常の外出着または遊び着として使用する場合、一対のベルト10R,10Lは、収容袋40R,40Lに収納した状態とする。子供用ズボン本体50の右脚部22Rと左脚部22Lに幼児の脚を入れ、子供用ズボン本体50のウエスト部21を引上げ、ウエスト部21の弾性力またはベルトにより、通常の子供用のズボンとして使用する。 【0189】次に、このように構成された本実施の形態の子供ズボンによって、幼児を抱いたり、背負ったりする場合について説明する。 【0190】子供用ズボン本体50の両外側に設けた収容袋40R,40Lから、各ベルト10Rとベルト10Lを取出す。一対のベルト10R,10Lの下端の着脱自在の接続具15R(図示せず),15Lは、金属ボタン状の接続部材44R(図示せず),44Lに接続し、一対のベルト10R,10Lの接続具14R(図示せず),14Lはウエスト部21に設けらた金属ボタン状の接続部材43R(図示せず),43Lに接続する。このようにすることにより、ベルト10R及びベルト10Lと子供用ズボン本体50との間に弛みを持たせる。 【0191】そして、幼児に対面した状態で子供用ズボン本体50とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛け、この状態で幼児を抱き上げることができる。 【0192】この状態で、一対のベルト10R,10Lは、右脚部22Rと左脚部22Lの両外サイドで、かつ、股部29より±15cm程度内に設定されているので、幼児の体重を幼児の臀部を介して、取付部44Rと取付部44Lとを結ぶ直線上で支え、かつ、一対のベルト10R,10Lの取付部43R,43Lは、幼児の脇の下付近に張力が加わり、その幼児の脇の下付近で支えるから、安定した状態で抱くことができる。また、幼児に背を向けた状態で子供用ズボン本体50とベルト10R,10Lとの間の弛みに保護者の両腕を通し、ベルト10Rとベルト10Lを保護者の肩に掛けることにより、幼児を背負うことができる。 【0193】ところで、上記実施の形態のようなオーバーオールとして公知の形態を有するものでは、一対のベルト10R,10Lの一端に、1対のズボンつり26R,26Lの一端を接続して使用することもできる。 【0194】また、一対のベルト10R,10Lを接続して一本となるように構成することもできる。 【0195】そして、上記各実施の形態の構成は、本発明を実施する場合には、相互に組合せて使用することができる。 【0196】 【発明の効果】以上のように、請求項1の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に他端を固着した一対のベルトとを具備するものである。 【0197】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボンに取付けてある一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性が拘束することがない。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0198】請求項2の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に他端を固着した一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0199】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボンの収容袋に収納されている一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトを収容する収容袋は、一対のベルトを収容できるから、子供用ズボン本体としても意匠性を低下させることがなく、また、喩え、幼児が着用していても一対のベルトが幼児の歩行の支障になることがない。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0200】請求項3の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトとを具備するものである。 【0201】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボンに取付けてある一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがなくなる。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトは、一方が取外しが可能であるから、子供用ズボン本体に直接接着布で接合したり、ボタンで止めることにより、子供用ズボン本体としても意匠性を低下させることがなく、また、喩え、幼児が着用していても、その歩行の障害となることがない。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0202】請求項4の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0203】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、収容袋に収納された一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトを収容する収容袋は、一対のベルトを収容できるから、子供用ズボン本体としても意匠性を低下させることがなく、喩え、幼児が着用していても歩行の障害となることがない。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0204】請求項5の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトとを具備するものである。 【0205】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供ズボンに取付けてある一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがなくなる。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトは、下方が取外し可能であるから、子供用ズボン本体のウエスト部の周りに直接接着布で接合し巻込んだり、ボタンで止めることにより、子供用ズボン本体として一体化できるから意匠性を低下させることがなく、また、喩え、幼児が着用していても、その歩行の障害となることがない。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0206】請求項6の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に一端部を固着し、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する他端を着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0207】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、収容袋に収納された一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトを収容する収容袋は、一対のベルトを収容できるから、子供用ズボン本体としても意匠性を低下させることがなく、喩え、幼児が着用していても歩行の障害となることがない。特に、通常のポケットと収容袋を共用にすることもできる。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0208】請求項7の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する一端部を着脱自在とし、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端も着脱自在とした一対のベルトとを具備するものである。 【0209】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトは、着脱自在であるから、子供用ズボン本体としても意匠性を低下させることがなく、喩え、幼児が着用していても歩行の障害となることがない。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトは、取外して洗濯ができ、使用に際して格別な配慮が不要となる。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0210】請求項8の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に接続する一端部を着脱自在とし、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所に接続する他端も着脱自在とした一対のベルトと、前記子供用ズボン本体に設けた前記一対のベルトを収容する収容袋とを具備するものである。 【0211】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、収容袋に収容した一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者が身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトを収容する収容袋は、一対のベルトを収容できるから、子供用ズボン本体としても意匠性を低下させることがなく、喩え、幼児が着用していても歩行の障害となることがない。そして、一対のベルトの両端が常に固定されているから、2つの端部のみの接続によって簡単に使用可能となる。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0212】請求項9の子供ズボンは、着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体のウエスト部付近の箇所の前部と後部との間に両端を接続し、かつ、少なくともその一方の端部を固着で、他方の端部を着脱自在とした一対のベルトと、前記着脱自在な一対のベルトの一方の端部が、前記ウエスト部の接続に替えて、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部の±15cmの範囲内に位置する部位に着脱自在とする接続具とを具備するものである。 【0213】したがって、抱いたり、背負ったりする用具を持参する必要がなく、必要なときに、子供用ズボン本体のサスペンダーとして使用していた一対のベルトを使用することにより、子供を抱いたり、背負ったりすることができ、両手を解放することができるから、保護者の自由度が確保される。また、子供を抱いたり、背負ったりする用具を保護者の身に付けて携帯する必要がないから、子供の保護者のファション性を拘束することがない。子供用ズボン本体に設けた一対のベルトは、サスペンダー等として使用可能なものであるから、通常の着用と、抱いたり、背負ったりする用具として使用する場合の操作が簡単となる。よって、別に専用の用具を持参する必要がなく、必要なときには両手を空けて子供を抱くことができ、保護者のファション性を損なうことがない。 【0214】請求項10の子供ズボンの前記一対のベルトを収容する収容袋は、前記子供用ズボン本体の前部に設けたものであるから、請求項4、請求項6、請求項8の何れか1つに記載の効果に加えて、子供用ズボン本体の前部の収容袋に一対のベルトを収容できるから、子供の身体の動きに支障がでることがなく、かつ、子供の行動を制限することもないから、通常の子供ズボンとして使用できる。 【0215】請求項11の子供ズボンの前記一対のベルトを収容する収容袋は、前記子供用ズボン本体の脚部外側に設けたものであるから、請求項4、請求項6、請求項8の何れか1つに記載の効果に加えて、子供用ズボン本体の脚部外側の収容袋に一対のベルトを収容できるから、子供の身体の動きに支障がでることがなく、かつ、子供の行動を制限することもないから、通常の子供ズボンとして使用できる。 【0216】請求項12の子供ズボンの前記一対のベルトを着脱自在とする接続具は、紐、バックル、金具の何れかとしたものであるから、請求項3乃至請求項11の何れか1つに記載の効果に加えて、前記一対のベルトの一端または両端を着脱自在とした接続具を紐とすることにより、違和感を感じさせない使用が容易であり、その長さの調節も容易であるが、結ぶという接続動作に手間がかかり、また、バックル、金具の何れかとしたものでは、子供が寝ころがったりすると多少違和感を感じさせるものの、接続に手間がかからず、接続部分の信頼性も高い。 【0217】請求項13の子供ズボンの前記一対のベルトを取付けるウエスト部側の一端は、ウエスト部の前としたものであるから、請求項1乃至請求項12の何れか1つに記載の効果に加えて、子供等を拘束する力が大きくならないから、その自由度が大きく、子供を抱いたとき及び背負ったときに、子供に窮屈な思いをさせることがない。 【0218】請求項14の子供ズボンの前記一対のベルトを取付けるウエスト部側の一端は、ウエスト部の後としたものであるから、請求項1乃至請求項12の何れか1つに記載の効果に加えて、子供を拘束する力が大きくなり、その自由度が少なくなり、子供を抱いたとき及び背負ったときに、子供の身体上部を拘束できるから、楽に抱かれたり、背負われたりでき、子供の疲労を低減することができる。 【0219】請求項15の子供ズボンの前記一対のベルトは、その長さを調節できるようにしたものであるから、請求項1乃至請求項14の何れか1つに記載の効果に加えて、保護者の体格の影響をアジャスター等の長さ調節できる手段によって調整できるから、予め複数の規格サイズを用意する必要性がない。 【0220】請求項16の子供ズボンは、前記着用に対する機械的張力よりも大きい機械的張力に耐えるウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体を、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部に対して右脚部内側と左脚部内側とに連続して前記股部の前側と後側とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナーを具備する構成としたものであるから、請求項1乃至請求項15の何れか1つに記載の効果に加えて、おむつの取替用等が子供ズボンの着用のまま行えるから、手間がかからず、かつ、冬季には子供に寒い思いをさせなくてすむ。そして、おむつが不要になった子供には、御手洗の使用が容易になる。更に、前記股部の前側と後側とを解放用ファスナーで一体に接合及び両者を分離自在とするものであり、接合状態では機械的結合力が大きく、予期しない外力が加わっても、外れることがない。 【0221】請求項17の子供ズボンは、ウエスト部及び臀部位置を有する子供用ズボン本体と、前記子供用ズボン本体の右脚部と左脚部の股部に対して右脚部内側と左脚部内側とに連続して前記股部の前側と後側とを一体に接合及び両者を分離自在とする解放用ファスナーとを具備するものであるから、おむつの取替用等が子供ズボンの着用のまま行えるから、手間がかからず、かつ、冬季には子供に寒い思いをさせなくてすむ。また、おむつが不要になった子供には、御手洗の使用が容易になる。更に、前記股部の前側と後側とを解放用ファスナーで一体に接合及び両者を分離自在とするものであり、接合状態では機械的結合力が大きく、予期しない外力が加わっても、外れることがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399034080 【氏名又は名称】吉田 香寿美
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| 【出願日】 |
平成11年7月23日(1999.7.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089738 【弁理士】 【氏名又は名称】樋口 武尚 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−55608(P2001−55608A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月27日(2001.2.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−209171 |
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