| 【発明の名称】 |
下着用芯材及びブラジャー用芯材 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 外男
【氏名】山下 孝
【氏名】山下 道輝
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポリエーテルイミド樹脂の成形品よりなる下着用芯材。 【請求項2】 前記ポリエーテルイミド樹脂の物性が、引張伸び率50〜90%、曲げ強度1500〜2000kg/cm2、曲げ弾性率30〜40×103kg/cm2である請求項1記載の下着用芯材。 【請求項3】 請求項1または2記載の下着用芯材よりなるブラジャー用芯材。
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【発明の詳細な説明】【0001】[発明の属する技術分野]この発明は、ブラジャー等の芯材として用いられる下着用芯材に関するものである。 【0002】[従来の技術]ブラジャーの左右のカップの下縁部には着用時にバストラインを整えて美しく見せるように芯材が装着されている。その芯材は線材よりなり略円弧形状を呈するもので、その材料としては金属やナイロン等の樹脂が用いられている。この種の芯材に求められる機能としては、体にフィットしたり繰り返し使用できるための弾力性や復元性、洗濯時等に損傷しないための剛性が上げられる。 【0003】[発明が解決しようとする課題]しかしながら、現状の芯材として上記の機能を十分に満足するものは提供されていない。 【0004】この発明では、上記弾力性、復元性、剛性が満足され、使用性能、耐久性能に優れるブラジャー用芯材等に好適な下着用芯材を提供することを目的とする。 【0005】[課題を解決するための手段]この発明では、下着用芯材を、ポリエーテルイミド樹脂の成形品よりなる構成とし、とくに、そのポリエーテルイミド樹脂の物性が、引張伸び率50〜90%、曲げ強度1500〜2000kg/cm2、曲げ弾性率30〜40×103kg/cm2である構成とした。 【0006】上記構成によれば、弾力性、復元性、剛性が満足され、使用性能、耐久性能に優れる下着用芯材が得られ、この下着用芯材はブラジャー用芯材として好適に使用される。 【0007】[発明の実施の形態]図1はこの発明の下着用芯材としてのブラジャー用芯材1の外形を示し、ブラジャー用芯材1は全体が湾曲した形状で断面形状が楕円形の線材よりなり、図2に示すブラジャー2の下縁の点線で示す位置それぞれに装着使用される。図3はその長さ方向に沿った断面図で両端部5は中央部7に比して肉厚が薄く形成されている。 【0008】ブラジャー用芯材1は、その物性が引張伸び率70%、曲げ強度1700kg/cm2、曲げ弾性率35×103kg/cm2のポリエーテルイミド樹脂の射出成形品よりなる。上記ポリエーテルイミド樹脂としては、例えば、General Electric社製「ウルテム」を用いる。 【0009】射出成形条件を次に示す。 原料樹脂の乾燥温度設定 150℃×4H 金型温度設定 105〜180℃ シリンダー温度設定 後部 310〜370℃ 中部 325〜400℃ 前部 340〜400℃ シリンダーノズル 340〜400℃ 溶融樹脂温度 340〜400℃ 射出圧力 700〜1400kg/cm2 保持圧力 550〜1050kg/cm2 背圧 100〜150kg/cm2 射出速度 中速〜高速【0010】図4は上記ブラジャー用芯材の性能試験結果を表すグラフ図である。ここに用いられるブラジャー用芯材1はその全長が17.2cm、幅が0.4cm、中央部分の厚みが0.2cmである。 【0011】性能試験はブラジャー用芯材1の一端を固定して吊り下げ状態とし、他端に荷重付加計測器を連結し、荷重付加計測器により荷重を付加計測しながら両端の拡開距離を測定して行なう。 【0012】図4は荷重(縦軸)と拡開距離(横軸)との相関を示す。ブラジャー用芯材1のグラフAは、荷重を増大させて最大3cm拡開し、次に荷重を「0」にまで減少させていく際の荷重と拡開距離との相関を示す。3cm拡開時には荷重は約600gとなり、この値は本発明のブラジャー用芯材1に形状が近い樹脂製従来品の480gに比して明らかに大きな値となっている。このように、本発明のブラジャー用芯材1は変形のために大きな力を必要とするもので、すなわち、剛性に優れるものである。そして、剛性に優れることで、洗濯試験(200回)において折れ損傷率が1/20という小さな値を得ている。樹脂製従来品では同様の洗濯試験において折れ損傷率は1/10程度であった。 【0013】また、荷重を「0」に戻した状態では、拡開距離もほぼ「0」に戻り、このように復元力も良好なもので、この優れた復元力が高い耐久性を生み出している。復元力はブラジャー用芯材1の豊富な弾力性によるもので、この弾力性はブラジャーの使用時に良好なフィット感を生み出してブラジャーの使用性能も高める。 【0014】上記図4に示す性能は、用いるポリエーテルイミド樹脂の物性が、引張伸び率50〜90%、曲げ強度1500〜2000kg/cm2、曲げ弾性率30〜40×103kg/cm2の範囲にある場合にほぼ同等に得られることが実験により確認された。 【0015】[発明の効果]この発明によれば、弾力性、復元性、剛性が満足され、使用性能、耐久性能に優れるブラジャー用芯材等に好適な下着用芯材が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399018792 【氏名又は名称】株式会社アサヒマテリアル 【識別番号】596115285 【氏名又は名称】株式会社ヤマシタ製作所
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| 【出願日】 |
平成12年6月6日(2000.6.6) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−348704(P2001−348704A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月21日(2001.12.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−210566(P2000−210566) |
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