| 【発明の名称】 |
墓の防カビ方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】鷹觜 信明
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| 【要約】 |
【課題】墓石、納骨堂、外柵等の表面に施して抗菌性を発揮し、防カビ効果をもたらす方法を開発する。
【解決手段】本発明墓用防カビ方法は、粒径0.02〜0.15μmの遠赤外線放射の二酸化ケイ素及び帯電防止用の酸化アルミニウム及び/又はケイ酸アルミニウムと、粒径0.1〜0.5μmの酸化銀及び/又は酸化銅、及び結合用のアクリル樹脂を6wt%以下で混合させた溶液を墓石等に塗布又は噴霧して、空中又は水中の酸素を活性化させる触媒作用で抗菌性を発揮させて構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 粒径0.02〜0.15μmの遠赤外線放射の二酸化ケイ素及び帯電防止用の酸化アルミニウム及び/又はケイ酸アルミニウムと、粒径0.1〜0.5μmの酸化銀及び/又は酸化銅と、水溶性樹脂とを混合させた溶液を調製し、該溶液を墓石等に塗布又は噴霧して、空中又は水中の酸素を活性化させる触媒作用で抗菌性を発揮させることを特徴とする墓用防カビ方法。 【請求項2】水溶性樹脂として、アクリル樹脂を6wt%以下の割合で混合させた請求項1記載の墓用防カビ方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、墓石、納骨堂、外柵等に用いる墓用防カビ方法に関し、更に詳細には、防カビ性及び抗菌性によって墓石等にカビの繁殖を防止する方法に関する。 【0002】 【従来の技術】墓石は、相当の年月が経過すると、ザラザラした表面には湿気によって水分が溜まり易く、そこに浮遊する有機物及び藻やカビの胞子が付着し、温度条件が揃うと、そこから黒カビ等が発生し、黒ずんで、見体裁の極めて悪いものになる。 【0003】又、納骨堂等は、換気性がなく、又結露や雨水の浸入があり、室内が湿気でジメジメしており、内部にカビの繁殖や、異臭の発生が避けられない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、墓石、納骨堂、外柵の表面に施して抗菌性を発揮し、防カビ効果をもたらす方法を開発しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明防カビ方法は、先ず、二酸化珪素と、酸化アルミニウム及び/又はケイ酸アルミニウムと、酸化銀及び/又は酸化銅と、アクリル樹脂と、水及び/又はアルコールを含む溶液を調製する。 【0006】二酸化ケイ素は、遠赤外線放射能に優れるセラミック素材であると共に、本発明での特徴はその粒径が0.02〜0.15μmとなる超微粒子を形成することにある。該セラミックは、後述の酸化アルミニウムと同様、それが超微粒子を形成することで、極めて大きな比表面積の膜を構成し、測定によれば、約400m2/gの比表面積となる。斯かる数値は、一般の素材例えば炭の比表面積(2m2/g)と比較すると、約200倍の値となり、これが後述の酸化銀及び酸化銅の活性を促す起因となる。 【0007】酸化アルミニウム及びケイ酸アルミニウムは、帯電防止機能に優れるセラミック素材であると共に、上記二酸化ケイ素と同様、0.02〜0.15μmの超微粒子を形成し、極めて大きな比表面積の膜を形成する。 【0008】酸化銀は、後述の本発明の触媒機能による酸素の活性化を促す役割を果たすもので、その特徴は粒径が0.1〜0.5μm(平均粒径0.35μm)の超微粒子を構成することで、そのままで水溶液中に広く分散し、上記二酸化ケイ素及び酸化アルミニウム又はケイ酸アルミニウムに担持されて触媒機能を発揮することにある。 【0009】酸化銅も、上記酸化銀と同様の働きを成すものであるが、触媒としての機能は酸化銀に及ばないが、経済性に優れる為、酸化銀と併用又は単独で用いることができる。 【0010】アクリル樹脂は、墓石等の被接着物との接着性を高めるために混入するものであって、それ自身が厚い膜を形成するものではなく、従って、その混合割合を6%以下とする。何故なら、アクリル樹脂によって厚い膜を形成すると、酸化銀の表面活性を損なうからである。 【0011】次に、本発明の作用を説明する。本発明防カビ方法は、新設の墓の場合はそのままで、又、既設の墓の場合には、一旦その表面に高圧水を噴射すると共に薬剤等で洗浄し、その上に上記混合液をローラー、ハケ塗り、コンプレッサーによる吹き付け等で塗布する。 【0012】すると、二酸化ケイ素等に担持された酸化銀及び酸化銅は、その触媒機能によって空中又は水中の酸素に作用してイオン化し、該イオン化にした酸素の活性により、これが強い酸化剤として機能し、一つには、強い抗菌性を発揮する。 【0013】ここで重要なことは、本発明の抗菌性は、金属イオンの溶出による直接的菌への作用による抗菌ではなく、触媒作用によって空中又は水中の酸素を活性化し、その酸化力等によって抗菌性を発揮することである。従って、金属溶出と比較して、極めて長期間に渡って(半永久的)抗菌性を持続させることができる。 【0014】又、このとき、酸化銀及び酸化銅の粒径が0.1〜0.5μm(平均粒径0.35μm)の超微粒子を構成し、又、二酸化ケイ素及び酸化アルミニウム等が0.02〜0.15μmの超微粒子で、これらが結合剤を介して結びつくと、触媒の複合体となり、超微粒子が広く分散して酸素との接触チャンスを増すと共に、相互に協働して触媒機能が極めて有効なものとなる。 【0015】 【実施例】配合表二酸化ケイ素 20.0 wt%酸化アルミニウム 10.5アクリル樹脂 2.8酸化銀 0.35酸化銅 0.35イソプロピルアルコール 56.0水 10.0上記配合に基づいて調製したコーティング剤を高圧水で洗浄した墓石に塗布して、抗菌作用を導いた。 【発明の効果】以上の構成及び作用に基づく本発明墓用防カビ方法は、酸化銀等が触媒機能によって空中又は水中の酸素を活性化させて抗菌性を発揮するので、溶出による銀と比較して極めて長い年月に渡って抗菌作用を維持することができる。その際、粒径0.1〜0.5μmとした超微粒子の酸化銀及び酸化銅に加え、同様に粒径0.02〜0.15μmの超微粒子とした二酸化ケイ素及び酸化アルミニウムが極めて大きな比表面積を有すると共に、これらが複合することで上記触媒機能を増大させることができる。同時に、遠赤外線放射能に優れた二酸化ケイ素は湿気を防ぎ、帯電防止機能に優れた酸化アルミニウム及びケイ酸アルミニウムは浮遊する塵埃の付着を防ぐことができ、総じて墓石を長期間、黒カビ等の発生のない、綺麗で体裁の良い墓に保つことができる。更に、納骨堂等内では、上記酸化銀等が消臭作用を発揮し、内部の異臭等を抑える効果を奏する等々の利点を有する優れた発明である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500054248 【氏名又は名称】鷹觜 信明
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| 【出願日】 |
平成12年3月15日(2000.3.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095739 【弁理士】 【氏名又は名称】平山 俊夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−261510(P2001−261510A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月26日(2001.9.26) |
| 【出願番号】 |
特願2000−73028(P2000−73028) |
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