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【発明の名称】 ガーデニングの病害虫薬剤飛散防止覆い
【発明者】 【氏名】河村 介市

【要約】 【課題】ガーデニングを楽しむためには避けられない病害虫の除去のため、薬剤散布を安全にかつ効果的に散布でき、植物の大小や成長にも対応し伸縮性のある覆いの提供。

【解決手段】図1の枠として形成する、各骨組みを7〜8mmの金属パイプに改良し、それぞれA・A’点で伸縮可能にし、図1の縫製したシート3をはり、中央部に切り込み穴を施した面ファスナーを設け、薬剤スプレーノズルを差し込み散布する中で飛散を防止することを特徴とするガーデニング用覆い。
【特許請求の範囲】
【請求項1】覆いの枠となる骨組みに、植物の大小や成長に合わせて伸び縮みさせることができる金属パイプを使用し、この枠のサイズに合わせて透明ビニールシートを縫製して、枠に張り、シートの中央部に面ファスナーを使用した切り込み穴を施し、薬剤ノズルを差し込めるようにして散布可能にした、薬剤の飛散防止を特徴とするガーデニング用覆い。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガーデニングの病害虫薬剤散布に関する飛散防止の為の覆いに関する。
【0002】
【従来の技術】既存の覆いは、ベビー蚊帳・食卓覆い・防寒や風除け覆いなどがあるが、主に外敵から守ることを目的としている【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガーデニングする場合に厄介な問題となるのは、病害虫の除去である。病害虫の発生に気付けば直ちに薬剤を散布し、病害虫を退治しなくてはならない。薬剤を散布する範囲は局所的に必要であるにもかかわらず、突風や人の動きによって発生する微風にも、不必要な場所への飛散は免れない。薬剤使用に関する取り扱い説明書には、薬剤散布時は、帽子、防護用マスク、手袋、保護メガネを装着し、散布後は石鹸で手洗いやうがいすることなどが記載されている。しかし、一般家庭おいて、これらの注意をすべて守って薬剤を散布することは難しく、特にマンションや団地などの集合住宅等のベランダなど狭い場所で使用する際には、散布する本人や家族、ペットなどの身体への影響、風の方向によっては、隣家や洗濯物等への配慮をしなくてはならず、簡単にガーデニングを楽しむことができない。しかし、これらの問題に対する対処方法はガーデニングを楽しむ各個人にまかされており、解決する対策はない。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は既存の覆いから改良を進め、枠を形成する主骨1・支骨2を金属パイプにすることによって、植物の大小や成長に合わせ伸縮可能とし、枠のサイズに合わせて縫製した透明ビニールシートの中央部に設置された切り込み穴から薬剤スプレーノズルを差し込み散布できるようにして、飛散の防止を特徴とするガーデニング用覆いを発明した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の各構成部分について、以下の図面を参照しながら説明する。図1は実施例の斜視図である。上下ろくろを主体として形成する仕組みは既存のものとして割愛する。枠として用いる主骨1・支骨2と共に金属パイプを使用し、太さの設定は枠のA・A’を伸縮させるための安定度を考慮し、7〜8mmとした。
【0006】図3は上下ろくろに連結される骨組みの1部分Gの拡大図である。金属パイプのH部分は軽くて成形の容易な硬質プラスチックを好適として、端部接続部品Hの一部を埋め込み、その先端部分を板状にし、中央部に穴Dを開け、それぞれろくろに連結する。また、図5・図6・図7のH部分も同様に硬質プラスチックを埋め込む。
【0007】図4・図5は、図1のE部分の拡大図であり、図4は金属パイプ1の内向側を中央までI型にカットし、矢印方向におこし、穴を開け、図5で示すようにリングFで支骨2と連結する。
【0008】図6・図7は図1のネジ留め部分8の拡大図であり、図6はその横面図で、角を丸めてシートの破れを防止する。図7正面図のようにネジ留め部分8で主骨の下部101を安定させる。又、主骨の下部101のA・A’点を釣竿の方式で2段階の伸縮が出来るように設定する。
【0009】図1で示すように上述の方法で企画した枠を縫製した透明ビニールシート3で覆いその上方一部をろくろ11の裾部で面ファスナーを使用したベルト留めBでおさえ安定させる。又、下部主骨101の裾部で面ファスナーベルトBの裏面一部をシートに接着し、残るベルトを主骨に巻きつけるようにして安定を図る。さらに伸びるシートCは、植物の大小や成長に合わせた金属パイプA・A’を伸ばした時に裾がくり出せるようにシート3の裾部分に巻きシートCとして予備されている。使用される透明ビニールの縫製は高周波溶着により効率よく行うことができる。
【0010】図2は図1のシート中央部の部分拡大図である。面ファスナー4は裏面をシートに接着し、ファスナー凹とし、シートと共に切り込み穴を施し、合部をファスナー凸とする。ファスナー凹の切り込み穴に薬剤ノズルを差し込み、残るすきまをファスナー凸で加減して、薬剤のもれを防止する。以上の連携による覆いであるが、拡大した場合はノズルの長い噴霧器の使用を勧める。なおこの連携による巨大化も可能である。
【0011】覆いを必要としない時は、シートを留めてある面ファスナーベルトBを解除し、上方へ抜くようにして枠からはずし、枠骨と共に折りたたんで、収納する。又、シートを取り外し、別納出来るから、たとえシートが破損してもスペアシートで補うことが可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明の飛散防止覆いは、薬剤飛散に関連する問題を解決するためのものであり、散布される薬剤を中に閉じ込めることによって効果を得、散布する人の負担を軽減し安全かつ有効に、薬剤の飛散を防止し、散布ムラや過剰をなくし、必要な場所に必要な量だけ散布することのできる覆いであり、ガーデニングに必須である病害虫の除去が簡単にでき、環境問題にも貢献する
【出願人】 【識別番号】501020372
【氏名又は名称】河村 介市
【出願日】 平成12年12月5日(2000.12.5)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−245539(P2001−245539A)
【公開日】 平成13年9月11日(2001.9.11)
【出願番号】 特願2000−403938(P2000−403938)