| 【発明の名称】 |
植物栽培用紐巻き器 |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 泰士
【氏名】佐藤 朋昭
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| 【要約】 |
【課題】吊下げているワイヤーWから本体を外すことなく、リールに巻取られている紐を、紐につかまって成長する苗の引張り力でリールを回して所定長さ繰出し、作業員は本体をワイヤー沿いに移動して繰出されて弛んだ紐の弛みを無くするだけでよいようにする。
【解決手段】吊下げフック2を有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体1と、円筒形で、横方向の軸によって上記本体に回転可能に支持され、鍔を有する外周4に紐を巻取る紐巻き用のリール3と、上記リールの鍔に円周方向に設けられた係合部11と、前記本体に揺動可能に枢着され、一端に上記係合部と係合してリールの回転を停める係止部13を備えた操作レバー12と、上記操作レバーを付勢し、操作レバーの係止部をリールの鍔の係合部に係合させるため前記操作レバーと本体との間に設けられた付勢バネ14とで植物栽培用紐巻き器を構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、円筒形で、横方向の軸によって上記本体に回転可能に支持され、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、上記リールの鍔に円周方向に設けられた係合部と、前記本体に揺動可能に枢着され、一端に上記係合部と係合してリールの回転を停める係止部を備えた操作レバーと、上記操作レバーを付勢し、操作レバーの係止部をリールの鍔の係合部に係合させるため前記操作レバーと本体との間に設けられた付勢バネとからなることを特徴とする植物栽培用紐巻き器。 【請求項2】 請求項1に記載の植物栽培用紐巻き器において、リールの鍔に円周方向に設けられた係合部は円周方向に連続したラチェット歯であり、操作レバーの一端の係止部はラチェット爪であることを特徴とする植物栽培用紐巻き器。 【請求項3】 吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、上記本体に一端を固定された横方向の横軸と、円筒形で、上記横軸の外周に回転可能に支持され、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、前記横軸に円周方向に等間隔で設けられた係合部と、前記リールの鍔に揺動可能に枢着され、一端に上記係合部と係合してリールの回転を停める係止部を備えた操作レバーと、上記操作レバーを付勢し、該レバーの係止部を横軸の係合部に係合させるため前記操作レバーとリールの鍔との間に設けられた付勢バネとからなることを特徴とする植物栽培用紐巻き器。 【請求項4】 吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、上記本体に一端を固定された横方向の中空軸筒と、円筒形で上記中空軸筒の外周に回転可能に支持され、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、前記中空軸筒の内周に軸方向に摺動可能に保持された押釦盲筒と、この押釦盲筒の内部に収容され、該筒の盲端部を中空軸筒の開放した他端部に露出させる押出し用の付勢バネと、前記リールの内周の軸方向の前部に半径方向内向きに設けられた円周方向に等間隔の前部ストッパと、前記リールの内周の軸方向の後部に半径方向内向きに設けられ、上記前部ストッパの円周方向の間隔の中央に位置する後部ストッパと、前記押釦盲筒の外周に半径方向外向きに設けられて中空軸筒の筒壁に形成された軸方向のスリットから突出し、押釦盲筒が押出し用の付勢バネによって押出されているときはリールの内周の前部ストッパに係合し、押釦盲筒を押出し用の付勢バネに抗して押込んだときにリールの内周の後部ストッパに係合することができる係合片とからなることを特徴とする植物栽培用紐巻き器。 【請求項5】 吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、上記本体に一端を固定された円筒形の横軸と、上記横軸の外周の一部と嵌合できる弧状凹部を円周方向に複数有する内周を備え、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、前記横軸の外周の一部に設けられた上向き係合部と、前記リールの内周の各弧状凹部に設けられ、上記横軸の上向き係合部に係合することができる係止部とからなることを特徴とする植物栽培用紐巻き器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、トマトなどをハウス栽培する際に、ハウスの天井に張り渡したワイヤーなどに懸けて本体を吊下げ、この本体から垂れる紐にトマトの苗や、その他の植物の蔓をつかまらせ、植物を斜め上向きに誘引しながら整然と成長させる植物栽培用の紐巻き器に関する。 【0002】 【従来の技術】このような植物栽培用紐巻き器は、特開平6−133647号で公知であって、これはワイヤーなどに懸けて吊下げる本体に紐を巻取るための鍔付き円筒部が横向きに一体設けてある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】植物が成長するにつれ、本体をワイヤー沿いに移動させながら鍔付き円筒部の外周に巻取られた紐を繰出すことが必要であるが、該鍔付き円筒部が本体と一体に設けられているため、本体をワイヤーから取外し、円筒部に巻取られた紐を一巻き分、巻解いて本体から垂れる紐の長さをのばし、再びワイヤーに懸け直すことが必要であり、栽培している多数の植物の1つ宛の紐巻き器をこのようにワイヤーから一旦外し、紐を巻解いたのち懸け直すのに非常に手数がかゝる。更に、のばすことができる紐の長さは円筒部に巻取られた一巻き分、或いはその整数倍であって、不必要に長くのび、植物が地面を這い、斜め上向きに誘引できなくなることもある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上述にした問題点を解消するために開発されたのであって、請求項1の植物栽培用紐巻き器は、吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、円筒形で、横方向の軸によって上記本体に回転可能に支持され、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、上記リールの鍔に円周方向に設けられた係合部と、前記本体に揺動可能に枢着され、一端に上記係合部と係合してリールの回転を停める係止部を備えた操作レバーと、上記操作レバーを付勢し、操作レバーの係止部をリールの鍔の係合部に係合させるため前記操作レバーと本体との間に設けられた付勢バネとからなることを特徴とする。この場合、リールの鍔に円周方向に設ける係合部を円周方向に連続したラチェット歯、操作レバーの一端の係止部をラチェット爪にすることが好ましい。又、請求項3の植物栽培用紐巻き器は、吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、上記本体に一端を固定された横方向の横軸と、円筒形で、上記横軸の外周に回転可能に支持され、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、前記横軸に円周方向に等間隔で設けられた係合部と、前記リールの鍔に揺動可能に枢着され、一端に上記係合部と係合してリールの回転を停める係止部を備えた操作レバーと、上記操作レバーを付勢し、該レバーの係止部を横軸の係合部に係合させるため前記操作レバーとリールの鍔との間に設けられた付勢バネとからなることを特徴とし、請求項4の植物栽培用紐巻き器は、吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、上記本体に一端を固定された横方向の中空軸筒と、円筒形で上記中空軸筒の外周に回転可能に支持され、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、前記中空軸筒の内周に軸方向に摺動可能に保持された押釦盲筒と、この押釦盲筒の内部に収容され、該筒の盲端部を中空軸筒の開放した他端部に露出させる押出し用の付勢バネと、前記リールの内周の軸方向の前部に半径方向内向きに設けられた円周方向に等間隔の前部ストッパと、前記リールの内周の軸方向の後部に半径方向内向きに設けられ、上記前部ストッパの円周方向の間隔の中央に位置する後部ストッパと、前記押釦盲筒の外周に半径方向外向きに設けられて中空軸筒の筒壁に形成された軸方向のスリットから突出し、押釦盲筒が押出し用の付勢バネによって押出されているときはリールの内周の前部ストッパに係合し、押釦盲筒を押出し用の付勢バネに抗して押込んだときにリールの内周の後部ストッパに係合することができる係合片とからなることを特徴とする。請求項5の植物栽培用紐巻き器は、吊下げフックを有し、該フックによって垂直に吊下げられる本体と、上記本体に一端を固定された円筒形の横軸と、上記横軸の外周の一部と嵌合できる弧状凹部を円周方向に複数有する内周を備え、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリールと、前記横軸の外周に設けられた上向き係合部と、前記リールの内周の各弧状凹部に設けられ、上記横軸の上向き係合部に係合することができる係止部とからなることを特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】図1〜4は本発明の紐巻き器の請求項1の実施形態、図5は同じく請求項3の実施形態、図6,7は請求項4の実施形態、図8,9は請求項5の実施形態を示す。この各実施形態において、1は吊下げフック2を有し、該フックによってハウスの天井などに張られたワイヤーWなどから垂直に吊下げられる本体、3は鍔を有する直径約50mm程度の外周4にトマトなどの苗を誘引する紐Rの一端を固定して巻取る紐巻き用のリールを示し、これ等は例えばプラスチックで成形されている。尚、図示の各実施形態において、本体、リール以外の他の部品も、特に金属製などと断っていないものはプラスチックの成形品であることに留意されたい。 【0006】図1〜3の請求項1の一実施形態及び図4の他の一実施形態において、リール3は横方向の軸10によって前記本体の中央部に回転可能に支持されている。11は上記リールの外周4から張出した鍔に円周方向に等間隔で設けられた係合部、12は前記本体に揺動可能に枢着され、一端に上記係合部と係合してリールの回転を停める係止部13を備えた操作レバー、14は上記操作レバー12を付勢し、操作レバーの係止部13をリールの鍔の係合部11に係合させるため前記操作レバーと本体との間に設けられた付勢バネを示す。 【0007】本体1は倒U字形で左右2枚の一体の側壁15,15を有し、吊下げフック2は左右の側壁を連ねる山形上端部16に一体に設けてある。又、軸10はリール3と一体で、リールの中心の左右外方から突出する。リールを本体に回転可能に支持するため、本体の左右の側壁15,15には上記軸10の、リールの左右からの突出部分10′,10′を落とし込む斜め下向きの溝17,17が設けてある。本体の左右の側壁15,15の間隔はリール3の幅よりも少し広い。従って、リールの左右の中心から外に突出する軸10の突出部分10′,10′を左右の側壁の斜め下向きの溝17,17内に落とし込むことにより溝の各下端は軸の各突出部分を受止め、リールを左右の側壁の間隔内で回転自在に支持する。従って、本体とリールの組立ては極めて容易に行える。 【0008】図1,2の第1実施形態では、リールの外周から張出す左右の鍔に設けた係合部11は、図示の実施形態では円周方向に等間隔で離して設けた4つの凹部からなる。そして、左右の側壁15,15の間にはピン18で操作レバー12の腹部を枢着してあり、この操作レバーの上端には上記係合部11の凹部に係合してリールの回転を停める突起が係止部13として設けてある。 【0009】そして、前記ピン18には付勢バネ14として、図示の実施形態では弾性金属製のコイルバネが巻付けてあり、その一端部は前記操作レバーの下端部の指圧部12′の内側に、他端部は前記左右の側壁15,15間を連結する一体の連結壁19に圧接してあり、これにより付勢バネ14は上端の突起からなる操作レバー12の係止部13をリールの鍔の外周に押付け、リールが回転して外周に形成された凹部としての係合部11が係止部の位置に来ると、係止部13は係合部11としての凹部に突入、係合してリールの回転を停める。従って、係合部11は円周方向に等間隔に離して4個所に設けてあるため、リールの回転は1/4回転宛に制御される。リールの外周の直径は前述したように直径約50mmであるからその外周の円周長さは約160mm、従って、リールが1/4回転して繰り出せる紐の長さは約40mmである。 【0010】図1〜3の紐巻き器は、吊下げフック2で本体1をハウスなどの天井に張ってあるワイヤーWから吊下げてトマトの苗の真上に位置させ、操作レバーの指圧部12′を押込んでリール3を自由に回転できるようにしてその外周に巻取られている紐Rを苗の真上に垂らし(図10A)、そこで指圧部から指を離し、操作レバーの係止部13をリールの鍔の係合部11のどれかと係合させる。これによって苗は紐に巻付くなどしてつかまり、紐に沿って上向きに成長する。苗の茎の上端が本体1の近くにまで到達したら(図10B)、操作レバーの指圧部12′を付勢バネ14に抗して押し、係止部13を係合部11から外す。苗は紐につかまってその重量で紐を下向きに引張っているので、苗の張力で紐は引かれ、リール3が1/4回転すると操作レバーの係止部は次の係合部に係合してリールの回転を停める。これにより、紐はリールの1/4回転分の長さ、約40mm繰出される。紐の繰出し長さをもっと長くする必要があるときは再度、操作レバーの指圧部12′を必要回数押込めばよい。こうして、リールから紐を繰出すと、紐は苗の茎ごとたるむので、本体1をワイヤー沿いに移動させてたるみをなくす(図10C)。苗が、更に繰出した紐の長さ分、成長し、茎の上端が本体に近付いて来る毎に前述のように操作レバーの指圧部を押し込み、苗がその重量で紐を引張り、リールを制御して回動させては紐を繰出すことゝ、本体をワイヤー沿いに移動させては紐と茎のたるみを無くすことを繰返し(図10D)、苗を成長させ、トマトなどを苗が枯死するまで収穫できる。 【0011】紐を長く繰出し過ぎたときは、操作レバーの指圧部を押込んで係止部を係合部から外し、本体の左右の側壁15,15から外に短く突出するリールと一体の軸10のどちらかの突出部分10′を摘み、苗が引張る力に抗してリールを逆方向に回し、紐の余分な長さをリールの外周に巻き戻し、操作レバーの係止部を巻き戻したリールの鍔の所定の係合部に係合させればよい。このために、左右の側壁から外に短く突出する軸10の各突出部分の外周にローレット(斜め格子)や軸方向の溝等の滑り止めを形成しておくことが好ましい。 【0012】図4はこの発明の請求項1の第2実施形態で、図1〜3の第1実施形態と相違するのは、リール3の鍔に設けた係合部11が円周方向に連続した鋸歯形のラチェット歯であり、このラチェット歯に係合する操作レバー12の係止部がラチェット爪であり、その他の構成は第1実施形態と同じである。この第2実施形態のリール3の鍔に設けたラチェット歯の係合部11には操作レバーのラチェット爪の係止部13が摩擦係合しているため、その摩擦係合力よりも大きな力でリールを一方向に回すと、ラチェット歯の斜面11aが付勢バネ14に抗して操作レバー12のラチェット爪を押し上げるので、リールはラチェット機構にカチッ、カチッと音を発生させながら図4(B)で矢印方向に空回りできるが、リールをその逆方向に回転させようとすると、ラチェット歯の停止面11bがラチェット爪に当接するため、リールは回転できない。 【0013】前述したようにトマト等の苗は本体のリール3から垂れ下がる紐Rにつかまり、その重量で紐を下向きに引張るので、その引張る力が或る程度大きい場合にリールが空回りできるようにしておく。そうすると、苗は紐Rを或る程度大きな力(付勢バネ14が操作レバーのラチェット爪をラチェット歯に押付ける摩擦係合力よりも大きな力)で引張る毎にリールはラチェット歯の幾つかの歯数分だけ空回りして紐を自動的に巻解いて繰出し、紐及び苗がたるむとラチェット爪のラチェット歯に対する摩擦係合力によってリールの回転は停まる。 【0014】従って、第1実施形態のように、苗の茎が紐につかまり、その上端が本体に近付く都度、操作レバーの指圧部12′を押込んでリールを制御された量だけ回動させて紐を所要の長さだけ繰出す作業を行う必要がなく、苗が紐を下向きに引張る力で、紐は必要な長さだけリールを空回りさせて自動的に繰出される。このため、作業員はハウス内を見回り、各苗が紐を引張って本体から紐を繰出し、紐や茎にたるみが生じた苗の紐のたるみが無くなるまで、本体をワイヤーWに沿って移動させればよい。そして不必要に長く苗が紐を引張って繰出したときは、段落0011に記載したように、滑り止めを有する軸10の左右どちらかの突出部分10′をつまみ、操作レバーの指圧部12′を押してラチェット爪をラチェット歯から離し、リールを逆回転して紐の余分な長さをリールの外周に巻取り、指圧部から指を離して操作レバーのラチェット爪をリールのラチェット歯のどれかに係合させ、リールの回転を停めておけばよい。 【0015】上記の説明では苗が紐を引張る力が或る程度、大きくなると、その力でリールは所定量、回動し、その回動量に応じた長さだけ紐を自動的に繰出すと述べたが、リールの軸の左右の突出部分10′,10′を本体の左右の側壁の斜め下向きの溝17,17から外に出してリールを本体から分離することができる。従って、ラチェット歯の向きが上記の説明とは逆になるように軸の左右の突出部分10′,10′を斜め下向きの溝に落とし込んで組立てることによって、請求項1の図1〜3に示した実施形態とほゞ同様に操作レバーの指圧部12′を付勢バネに抗して押込み、操作レバーの係止部をラチェット歯から外し、リールを回転させて必要長さ宛、紐を繰出して使用することもできる。 【0016】図示の請求項1の第1,第2の実施形態において、付勢バネ14はピン18に巻付けたコイルバネでなく、操作レバーの指圧部12′と連結壁19との間に介在させた板バネであってもよく、その一端を指圧部か、連結壁のどちらか一方に固定し、他端の自由端で他方を押すようにしても、同様にして一端を一方に固定し、他方を自由端で押すV字形のものでもよい。 【0017】請求項3、請求項4、請求項5の吊下げフックを有する本体1は、図5以降の各実施形態では板状で、縁に沿って直角な補強壁1′を一体に備えている。 【0018】図5に示した請求項3の一実施形態は、前記本体1に一端を固定された横方向の中空な横軸20と、円筒形で、上記横軸の外周に回転可能に支持され、鍔22を有する外周4に紐を巻取る紐巻き用のリール3と、前記横軸の内周に円周方向に等間隔で設けられた係合部21と、前記リールの鍔に揺動可能に枢着され、一端に上記係合部と係合してリールの回転を停める係止部24を備えた操作レバー23と、上記操作レバーを付勢し、該レバーの係止部24を横軸の係合部21に係合させるため前記操作レバーとリールの鍔との間に設けられた付勢バネ25とを備えている。 【0019】板状の本体1は中空の横軸20を固定する中央部に横軸を内周に嵌合する円筒壁26を一体に備え、本体は上記円筒壁26の内周に同心の円形開口を有する。そして、リール3は上記円筒壁26の外周に回転可能に嵌合する。 【0020】中空の横軸20は本体1とは別に成形され、その一端にはコ字形の切欠きにより形成された弾性舌片27を円周方向に等間隔に例えば4個有し、前記円筒壁26の内周に、外向きの爪を有する一端から押込むと、各弾性舌片27は一端の外向きに突出した爪により本体の円形開口の内周を内向きに撓んで通過し、通過し終わると外向きに開いて弾性復元し、爪が本体の裏面に係合して円筒壁26の内周に嵌合した状態で本体に固定される。そして、この状態で、横軸の他端外周に設けた鍔20′は円筒壁の外周に嵌合したリールが円筒壁の外周から抜け落ちるのを防止する。従って、リール3は内外二重の横軸20と円筒壁26とによって頑丈に回転自在に保持されている。 【0021】前述の係合部21は、上記横軸20の鍔を有する他端部の内周に円周方向に等間隔で設けられた4つの凹部からなる。そして、リール3の、上記横軸の他端部上に位置して設けられた鍔は、外周から突出する突出部22′を有し、そこから外に突出する軸受片28にピン29で操作レバー23を枢着している。操作レバー23はほぼベルクランク形で、その一端には横軸の他端部の内周に浅く突入し、前記4つの係合部21のどれとでも係合できる爪状の係止部24を有し、ピン29に巻付けた弾性金属製のコイルバネが軸受片28と操作レバー23との間で付勢バネ25として作用し、係止部24を横軸の他端部の内周に向かって押付け、係合部21のどれかと係合させる。 【0022】この紐巻き器も、段落0010で述べた請求項1の第1実施形態の紐巻き器と同様に使用する。つまり、本体1をハウスなどの天井に張ってあるワイヤーWから吊下げてトマトの苗の真上に位置させ、リールの外周に巻取られている紐Rを苗の真上に垂らし(図10A)、苗を紐に巻付かせるなどしてつかまらせ、紐に沿って上向きに成長させる。苗が成長し、茎の上端が本体に近付いて来る毎に操作レバーを付勢に抗し図5(B)の破線のように操作して係止部を係合部から外し、苗がその重量で紐を引張り、リールを制御して回動させては紐を繰出すことゝ、本体をワイヤー沿いに移動させては紐と茎のたるみを無くすことを繰返し(図10D)、苗を枯死するまで成長させ、その間、トマトなどを収穫する。又、紐を長く繰出し過ぎたときは、上記のように、操作レバーの係止部を係合部から外し、紐の余分な長さをリールの外周に巻き戻せばよい。尚、付勢バネはコイルバネでなく、操作レバーと軸受片との間に介在させた板バネであってもよい。 【0023】図6,7は請求項4の一実施形態を示すもので、補強壁1′を有する板状の本体1の中央部に一端を固定された横方向の中空軸筒30と、円筒形で上記中空軸筒の外周に回転可能に支持され、鍔を有する外周4に紐を巻取る紐巻き用のリール3と、前記中空軸筒の内周に軸方向に摺動可能に保持された押釦盲筒31と、この押釦盲筒の内部に収容され、該筒の盲端部を中空軸筒の開放した他端部に露出させる押出し用の付勢バネ32と、前記リールの内周の軸方向の前部に半径方向内向きに設けられた円周方向に等間隔の前部ストッパ33と、前記リールの内周の軸方向の後部に半径方向内向きに設けられ、上記前部ストッパの円周方向の間隔の中央に位置する後部ストッパ34と、前記押釦盲筒の外周に半径方向外向きに設けられて中空軸筒の筒壁に形成された軸方向のスリット35から突出し、押釦盲筒が押出し用の付勢バネによって押出されているときはリールの内周の前部ストッパ33に係合し、押釦盲筒を押出し用の付勢バネに抗して押込んだときにリールの内周の後部ストッパ34に係合することができる係合片36とを備えている。 【0024】図示の実施形態では係合片36は押釦盲筒31の外周に180゜の位相で二つ設けてあり、前部ストッパ33と後部ストッパ34とはリール3の内周に180゜の位相で、交互に2個宛設けてある。 【0025】中空軸筒30は本体1に固定される後半部30aの外径は細く、前半部30bの外径はそれよりも大で、リールの内周に嵌合する。そして、前端にはリールが前に抜けるのを防止する鍔30′が設けてある。又、後半部30aの内部には後端から前に離して細径の内筒37が一体に設けてある。 【0026】本体1の中央部には中空軸筒の、内筒37よりも後の後半部の後端30a′が嵌合する環状凹部1aと、環状凹部の中心にタッピングネジ38の挿通孔が設けてある。 【0027】押釦盲筒には、係合片36とは別の位置に、前端に外向きの爪39′を有する弾性舌片39がコ字形の切欠きによって円周方向に複数個設けてあり、中空軸筒の後半部30aの筒壁には上記弾性舌片39の前端の外向きの爪が内部を摺動する軸方向の第2スリット35′が設けてある。 【0028】本体1、リール3、中空軸筒30、押釦盲筒31を組立てゝ紐巻き器にするには、中空軸筒の内筒37の回りに弾性金属製のコイルバネからなる付勢バネ32を嵌め、その外に押釦盲筒31を被せ、該盲筒の外周から突出する係合片36を中空軸筒の軸方向のスリット35に、弾性舌片39の爪39′を、弾性舌片を一旦、内向きに撓めて第2スリット35′に夫々係合させて押込むことにより上記爪39′を第2スリット35′の前端に係止して付勢バネ32を少し縮めた状態で中空軸筒と押釦盲筒とを先ず組立てる。 【0029】この状態で付勢バネ32の後端は中空軸筒の後部と内筒の後端とを一体にする環状後壁に受止められて押釦盲筒を前向きに押し、押釦盲筒の後部外周に設けた複数の弾性舌片39の前端の爪39′が中空軸筒の小径な後半部30aの前端部外周の軸方向の第2スリット35′の前端に係合しているため、押釦盲筒は中空軸筒の鍔30′を有する前端から外に脱出せず、且つ、押釦盲筒の前端部は中空軸筒の鍔30′を有する前端から外に突出する。尚、押釦盲筒の外周から180゜の位相で放射状に突出する係合片36が摺動可能に係合する軸方向のスリット35は、中空軸筒の小径の後半部の後部から鍔30′を有する大径の前半部に接続する環状段部にかけて形成してあるため、180゜の位相の両係合片36を容易に軸方向のスリット35に係合させることができる。 【0030】次いで、リール3を本体1の前面に同心状にあてがい、リールの内周に、押釦盲筒と組立てた中空軸筒30を挿入し、その後端30a′を本体の環状凹部1aに嵌め入れ、中空軸筒の前端外周から張り出した鍔30′をリールの前端の鍔3aの前面にあてがい、本体の環状凹部1aの中心の挿通孔から中空軸筒の内周のなかにタッピングネジ38をねじ込み、中空軸筒を本体の前面に引き付けてネジの頭を本体の裏面に対して締付ける。これにより中空軸筒のスリットから放射状に突出する係合片はリールの内周から突出する前部ストッパ33と係合する位置になる。尚、本体の前面に対してリールを正確に位置決めするため、図示のように、本体1の前面にはリールの後端の鍔3bが嵌合する円形凹部を環状凹部1aと同心状に設けておくとよい。 【0031】こうして紐巻き器を組立て、押釦盲筒31を付勢バネ32に抗して一回押込むと押釦盲筒の弾性舌片39の前端から外に肥厚して突出した爪39′は第2スリット35′中を後に向かって移動するので押釦盲筒は回転することなく後退して付勢バネ32を押し縮め、同時に該筒の外周から180゜の位相で放射状に突出する二つの係合片36は中空軸筒のスリット35中を後に移動し、リールの内周の前部ストッパ33に係合する位置から後退して後部ストッパ34に係合する位置になる。従って、リールの外周に巻取られている紐Rを引張ると、リールは後部ストッパ34が係合片36にするまで1/4回転する。又、押釦盲筒から指を離し、押込みを釈放すると、付勢バネの復元力で該盲筒は前に押出され、弾性舌片の前端の爪39′が第2スリット35′の前端に当接することで停止し、該盲筒の外周から突出する二つの係合片36,36は、中空軸筒の軸方向のスリット35中を前に移動してリールの内周の前部ストッパ33と係合する位置に戻るので、この前部ストッパが再び係合片36に当接するまで1/4回転して停まり、後述のようにリールは結果的に1/2回転して紐を繰出す。 【0032】この紐巻き器も、段落0010で述べた請求項1の第1実施形態の紐巻き器と同様に使用する。つまり、本体1をハウスなどの天井に張ってあるワイヤーWから吊下げてトマトの苗の真上に位置させ、リールの外周に巻取られている紐Rを苗の真上に垂らし(図10A)、苗を紐に巻付かせるなどしてつかまらせ、紐に沿って上向きに成長させ、茎の上端が本体に近付いて来る毎に押釦盲筒31を押し込む。すると、それまでリールの内周の前部ストッパ33の1つを受止め、苗が紐を引張る力に抗してリールが回転するのを阻止していた押釦盲筒の外周の係合片36は、該盲筒の押込みによって後に移動するのでリールは回転できるようになると共に、後に移動した係合片36は後部ストッパ34を受止める位置になる。従って、リール3は苗が紐を引張る力で1/4回転し、係合片36は後部ストッパ34の1つを受止め、リールの回転を停める。しかし、押釦盲筒を押込んで指を離すと、押釦盲筒は付勢バネ32の弾性復元力で外周の係合片36を伴って再び前進位置に押し戻されるので、リールは苗が紐を引張る力で更に1/4回転し、次の前部ストッパ33が係合片36に受止められてリールは回転を停める。 【0033】つまり、指で押釦盲筒を1回押込んで指を離す都度、苗がその重量で紐を引張り、リールを1/4回転宛2回、合計1/2回転させて紐を繰出すことゝ、本体をワイヤー沿いに移動させては紐と茎のたるみを無くすことを繰返し(図10D)、苗を枯死するまで成長させ、その間、トマトなどを収穫する。又、紐を長く繰出し過ぎたときは、段落0011に記載してあるように、押釦盲筒を押込み、1/4回転宛2回、リールを逆方向に回して紐の余分な長さをリールの外周に巻き戻せばよい。この巻戻しを容易にするためリールの前端の鍔3aには図示のように軸方向前向きに突出する摘み3′を設けておくとよい。 【0034】図8,9は請求項5の一実施形態を示すもので、補強壁1′を有する板状の本体1の中央部に一端を固定された円筒形の横軸40と、上記横軸の外周の一部と嵌合できる弧状の半円凹部を相対向して有する図では小判形(又は楕円形、総称して小判形と記す。)の内周を備え、鍔を有する外周に紐を巻取る紐巻き用のリール3と、前記横軸の外周に設けられた上向き係合部41と、前記リールの内周の相対向した弧状の各半円凹部に設けられ、上記横軸の上向き係合部に係合することができる係止部42a,42bとを備えている。 【0035】本体1と、図では小判形のリール3とはプラスチックによる別々の成形品で、横軸40は本体1の中央部から横方向に一体に突出する。横軸の外径はリールの内周の小判形の短軸にほゞ等しい。リールの内周を横軸40の外周に嵌合して組立てるため、本体の中央部には横軸の内周と同径の円形開口が設けてある。そして、上記円形開口と外径が同じで、一端に外向きの爪を有する弾性舌片44を円周方向に離して複数備えた取付け円筒43を別にプラスチックで別に成形しておく。リール3を横軸40の外周に嵌合した後、この取付け円筒43を弾性舌片を有する一端部から横軸の内周に押込む。これにより、各弾性舌片44は外周から肥厚した爪44′が横軸の内周を通過するまでの間、横軸の内周に摺接するので内向きに撓み、通過し終わると弾性復元力で外向きに花弁状に開き、本体の円形開口の裏面の縁に係合する。上記取付け円筒43の他端部には外周から張出した鍔45が設けてあるので、各弾性舌片の外向きの爪44′が本体の円形開口の裏面の縁に係合したとき、上記鍔45は小判形のリール3の外側の鍔の短軸方向の外面に軽く接触し、リール3が横軸の他端部から抜出すのを防止し、且つ回動可能に保持する。 【0036】これによって小判形のリール3は重力により長軸を上下方向に向けて横軸40上に支持される。図示の実施形態では横軸40の上に向いた1/4円周には肉厚を薄くした円弧状の上向き係合部41が凹部として形成してある。これに対応して、小判形のリールの長軸方向に対応した各半円凹部には上記上向き係合部41としての凹部に係合する凸状の係止部42a,42bが肥厚して設けてあり、小判形のリールが横軸40上で長軸を上下方向に向けたとき、そのどちらかの係止部(42a又は42b)が横軸の上向き係合部41に嵌合し、リールが横軸上で揺動(横振れ)するのを防止する。 【0037】図示の実施形態では上向き係合部41は凹部、係止部42a,42bは凸部として形成してあるが、その逆に上向き係合部を凸部、係止部42a,42bを凹部にしても同効である。 【0038】そして、上向き係合部と、これに係合する長軸方向に対向した係止部との係合によるリールの横振れをより効果的に防止するため、本体1には横軸の上向き係合部の上方に突起ないし凹部としての補助係合部46、本体の前面に接触するリールの後の鍔の後面には上記補助係合部46と軽く係合する上下二つの補助係止部47a,47bを長軸方向に設けておくことが好ましい。 【0039】この実施形態でも小判形のリールの同形の外周4に一端を固定して紐Rを巻取り、段落0010で述べた請求項1の第1実施形態の紐巻き器と同様に使用する。つまり、本体1をハウスなどの天井に張ってあるワイヤーWから吊下げてトマトの苗の真上に位置させ、リールの外周に巻取られている紐Rを図8(C)イに示したようにして苗の真上に垂らし(図10A)、苗を紐に巻付かせるなどしてつかまらせ、紐に沿って上向きに成長させる。苗が成長し、茎の上端が本体に近付いて来る毎に図8(C)ロに示すように横軸40に対しリール3を押し上げて係止部の一方、例えば42aを上向き係合部41から上に離す。これによって苗が紐を下向きに引張る力でリールは図8(C)、図9では時計方向に半回転し、他方の係止部42bを上向き係合部に係合させて回転を停止する。勿論、このとき、補助係合部46に係合する補助係止部も47aから47bに変わる。 【0040】こうして、リールを持ち上げ、苗が引張る力でリールを半回転させては紐を繰出すことゝ、本体をワイヤー沿いに移動させては紐と茎のたるみを無くすことを繰返し(図10D)、苗を枯死するまで成長させ、その間、トマトなどを収穫する。又、紐を長く繰出し過ぎたときは、リールを持ち上げて係合部と係止部の係合を外し、リールを逆方向に半回転させて紐の余分な長さをリールの外周に巻き戻せばよい。 【0041】図示の実施形態ではリール3の内周、外周を小判形にし、リールを180゜宛回転させて紐を繰出すようにしたが、例えばリールの外周を円形、内周を十字形にしてリールの回転を1/4回転宛に制御したり、六角形にしてリールの回転を1/6回転宛に制御したりするなど、リールの内周の形状を多角形にしてリールの回転を制御し、リールが巻取っている紐の長さを任意に定めるようにしてもよい。 【0042】図1〜3の請求項1の第1実施形態、及び図5の請求項3の実施形態では係合部を円周方向に等間隔離して4つ宛設け、操作レバーの一回の操作で繰出せる紐の長さをリールの1/4回転分宛に制御してあるが、リールの直径などに応じ係合部の数を増減し、操作レバーの一回の操作で繰出せる紐の長さを最適に変化させてもよい。 【0043】同様に図6,7の請求項4の実施形態では、押釦盲筒の1回の押込みでリールを1/4回転宛2回、合計1/2回転させて紐を繰出すようにしてあるが、これは1/8回転宛2回の合計1/4回転や、1/6回転宛2回の合計1/3回転などにするようにしてもよい。 【0044】又、リールの外周に巻取る紐の巻初め端部をリールに固定するため、リールの鍔には一対宛の1つ或いは2つのスリット5a,5bを形成し、紐の巻初め部分を両方のスリット5a,5bに掛け渡して結び付けるようにすると、紐の巻初め端部を容易にリールに固定できると共に、リールの外周から紐の全長が繰り出されても紐はリールから離れることがなく、非常に都合がよい。 【0045】 【発明の効果】請求項1、請求項3の紐巻き器は操作レバーの1回の操作によって、又、請求項4の紐巻き器の場合は押釦盲筒の1回の押込む操作によって、夫々リールの外周に巻取られている紐を、紐につかまって成長する苗の引張り力でリールを所定量回転させて一定長さ宛繰出すことができる。又、請求項2の紐巻き器ではラチェット機構の係合部のラチェット爪と操作レバーの係止部との摩擦力に抗して苗が紐を引張る力に応じ、外周に紐を巻取ったリールを回転させて紐を任意の長さ繰出すことができる。更に、請求項5の紐巻き器はリールを持ち上げてリールの係止部と本体の横軸との係合を外すことにより苗が紐を引張る力によりリールを所定量回転させ紐を一定長さ繰出すことができる。従って、本体を1つ1つワイヤーから外して紐を繰出す作業は必要なく、本体をワイヤー沿いに移動させて紐や茎の弛みを無くするだけで、多数の苗を紐につかまらせて斜上向きに整然と成長させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000135209 【氏名又は名称】株式会社ニフコ
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| 【出願日】 |
平成11年11月19日(1999.11.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061642 【弁理士】 【氏名又は名称】福田 武通 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−145427(P2001−145427A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月29日(2001.5.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−329554 |
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