| 【発明の名称】 |
2重カーテン開閉装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】後藤 常郎
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| 【要約】 |
【課題】従来の温室の2重カーテン開閉装置は、ワイヤーを使用していた為、調整や修理に手間が掛かっていた。
【解決手段】ワイヤーの代わりに螺旋軸を使用して、カーテンの開閉をするようにしたので、調整や修理が要らなくなった。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数本の螺旋軸を平行に並べ、螺旋軸の螺旋と噛み合うパイプホルダー(6)を螺旋軸に取り付け、このパイプホルダーにパイプ(5)を通して、カーテンの一方の端をパイプに止め、もう一方の端を固定して、螺旋軸を回転させる事により、カーテンの開閉を行う事を特徴とする、2重カーテン開閉装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はビニールハウスやガラス温室において、更に保温効果を高める為に、中間にカーテンを設ける、2重カーテンの開閉装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の2重カーテン開閉装置は、図5に示す如く、温室の天井部分にギャードモーター(7)を設け、これにドラム(15)を取り付けてドラムを回転している。そしてドラムにワイヤー(14)を巻き付け、ワイヤーを滑車(16)により温室の中間に張り、ワイヤーの2カ所にパイプ(5)を1本づつ取り付けている。従ってモーターを正、逆に回転する事により、2本のパイプは矢印で示す如く、中央に寄ったり、両端に離れたりする。そこで、温室内に針金(12)を渡し、針金の上にカーテン(13)を載せ、カーテンの端を温室の側面に止め、もう一方の端をパイプに止めて、カーテンの開閉を行っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このように従来の2重カーテン開閉装置は、1本の長いワイヤーを張り巡らしているので、ワイヤーが伸びたり、滑車が回らなくなったりして、カーテンの開閉が出来なくなる事が多い。その時の修理は温室内の高い所の作業の為、ワイヤーの調整や滑車の交換がやり難く、農家の人では出来ない。その為故障した時は温度管理が出来なるので作物に影響が出たり、修理は業者に頼んで経費を掛けて行っている。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこでワイヤーに代わる物として、螺旋軸を使う事にした。現在螺旋軸は、図4(イ)に示す如く、軸やパイプにスパイラルを通して溶接した螺旋軸や、図4(ロ)に示す如く、軸やパイプに丸鋼を巻き付けた螺旋軸が一般的であるが、図4(ハ)に示す如く、平鋼を捩じったねじり平鋼もある。 【0005】このねじり平鋼は、先に本出願人が、長い平鋼をどこも同じピッチで真っ直ぐにねじる方法と機械を開発し、いまでは簡単にねじり平鋼を製作する事が出来る。またこのねじり平鋼は、平鋼を捩じっただけなので、他の螺旋軸より安く出来る利点がある。螺旋軸としての効果はいずれも同じなので、以下ねじり平鋼を例にとり、説明を続ける事にする。 【0006】ねじり平鋼は図3(イ)に示す如く、ねじり平鋼(1)の谷の部分は、丸鋼(2)が直角に乗る形状になっている。そこで図3(ロ)に示す如く、丸鋼の両端に鉄の板(3)を取り付けた物を、ねじり平鋼に乗せる。そしてねじり平鋼の下の付近に、ピン(4)を差し込んで止め、外れないようにする。更にピンの下にパイプ(5)を通す穴をあけて、パイプが通るようにしたパイプホルダー(6)を用意する。このパイプホルダーは、ねじり平鋼を回す事により、ねじり平鋼に沿って移動する。 【0007】そこで図2に示す如く、ねじり平鋼(1)を、温室の大きさに応じて数本平行に並べ、各ねじり平鋼にパイプホルダー(6)を取付け、パイプホルダーにパイプ(5)を通す。このようにしてねじり平鋼を同時に回せば、パイプホルダーがねじり平鋼に沿って一斉に動き、パイプが矢印で示す如く移動する。そこでパイプにカーテン(13)の端を止め、他の端を固定すれば、カーテンが開閉する。 【0008】 【発明の実施の形態】次に以上の構成に基づいた本発明の実施例を、図1、図2により説明する。図1は本発明の2重カーテン開閉装置をつけた温室の正面図であり、図2は同じく平面図の一部である。先ず温室の、2重カーテンの位置ほぼ中央に、ギャードモーター(7)を設け、モーターの先端に軸の両端を出したギャーボックスA(8)を取付ける。次に軸の両端を出したウォーム軸の下に、同じく軸の両端を出したウォームホィール軸を噛み合わせたギャーボックスB(9)を作る。 【0009】そこでギャーボックスA(8)の軸と、ギャーボックスB(9)のウォーム軸を連結パイプ(10’)で繋ぐ。そしてギャーボックスBを温室の中心長手方向に等間隔に配置し、各ギャーボックスBのウォーム軸を連結パイプ(10)で繋ぐ。 【0010】次にギャーボックスB(9)のウォームホィール軸の片方に右ねじりのねじり平鋼(1)を、もう片方に左ねじりのねじり平鋼(1)を取付ける。取付けはねじり平鋼の両端に短いパイプを溶接し、片方はウォームホィール軸に、もう片方は温室の側面に取り付けた軸受(11)の軸に、各々挿入して連結する。以上の様に設置する事により、ギャードモーター(9)を動かせば、温室内に設置した全てのねじり平鋼が一斉に回転する。 【0011】そこで各ねじり平鋼にパイプホルダー(6)を取付け、これにパイプ(5)を通す。次にパイプの下の温室内に針金(12)を渡し、針金の上にカーテン(13)を載せ、カーテンの端を温室の側面に止め、もう一方の端をパイプに止める。 【0012】以上によりギャードモーター(7)を動かせば、温室内の2本のパイプが矢印で示す如く、一斉に中心に寄ったり、両側に離れたりするので、カーテンの開閉を行う事ができる。 【0013】 【発明の効果】従来の温室の2重カーテン開閉装置は、ワイヤーを使用していた為、調整や修理に手間が掛かっていたが、本発明はワイヤーの代わりに螺旋軸を使用したので、調整や修理が要らなくなった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598066536 【氏名又は名称】後藤 常郎
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| 【出願日】 |
平成11年11月10日(1999.11.10) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−136844(P2001−136844A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月22日(2001.5.22) |
| 【出願番号】 |
特願平11−356397 |
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