| 【発明の名称】 |
苗箱洗浄装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】津曲 俊明
【氏名】西原 茂
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| 【要約】 |
【課題】水耕栽培用の苗箱を洗浄する苗箱洗浄装置の苗箱搬入部に、苗箱を下に向けて積み重ね載置すると、上下の苗箱同士が吸着しあうことなしに、最下段の苗箱から一個ずつ自動的に洗浄室に移送され、回転ブラシと、水噴射ノズルによって洗浄されたのち、苗箱収容部に自動的に積み上げられる苗箱洗浄装置を提供し得ることを課題とする。
【解決手段】苗箱搬入部4には、苗箱Wの有無と不正姿勢を検知し、緊急時には苗箱洗浄装置1の稼動を停止する赤外線センサー16,16′とリミットスイッチ17,17′の検知手段を設け、最下段の苗箱Wと下から2段目の苗箱Wとを上下に引き離す段引離し装置18を配設し、苗箱収容部11には、苗箱Wを検知する赤外線センサー32,32′と、前記苗箱Wを上方に押し上げる苗箱リフト33および苗箱Wを複数段に載置するための載置片36を配設した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】水平な基台(2)を有し、前記基台(2)の一端(3)側は、平行な2本の搬入用チェーンコンベア(12,12)を張設した一端(3)側の上部を苗箱搬入部(4)とし、基台(2)上の中央部には、回転ブラシ(26,26,26)と、水噴射ノズル(27,27,・・・)と、ブラシ・モータ(6)と、コンベア・モータ(7)とをそれぞれ配設する洗浄室(5)を形成し、基台(2)の他端(10)側は、平行な2本の導出用ベルトコンベア(30,30)を張設した他端(10)側の上部を苗箱収容部(11)としたものであって、前記苗箱搬入部(4)に苗箱(W)を逆さにして複数段積み重ねて載置すると、苗箱(W,W,・・・)が最下段から前記搬入用チェーンコンベア(12,12)によって一箱ずつ洗浄室(5)に送られて洗浄され、洗浄を終えた苗箱(W)は前記導出用ベルトコンベア(30,30)によって前記苗箱収容部(11)に搬送され、そこに順次積層されるように構成したことを特徴とする苗箱洗浄装置(1)。 【請求項2】前記苗箱搬入部(4)には、複数段に載置された苗箱(W,W,・・・)を保持するための4本の保持枠(15,15,15,15)を立設し、苗箱(W)の有無と、苗箱(W)の姿勢が正しいか否かを検知し、必要に応じて苗箱洗浄装置(1)の稼動を停止させる赤外線センサー(16,16′)とリミットスイッチ(17,17′)とを設け、搬送される最下段の苗箱(W)と2段目の苗箱(W)とを上下に引き離し間隙を作るエア・シリンダー(21,22,22′)により作動する下箱保持具(19,19)と段上げ具(20,20)からなる段引離し装置(18)を配設したことを特徴とする請求項1に記載の苗箱洗浄装置(1)。 【請求項3】前記苗箱収容部(11)には、他端(10)の両隅に洗浄を終えた苗箱(W)の到着を検知する赤外線センサー(32,32′)を配設し、検知されれた苗箱(W)を上方に押し上げるエア・シリンダー(34)で作動する苗箱リフト(33)を設け、その複数段の苗箱(W,W,・・・)を保持する4本の垂直な保持枠(35,35,35,35)と、苗箱(W)が上方へ通過するときは跳ね上げ、通過し終えると水平に戻って苗箱(W)を載置するバネで付勢された4個の載置片(36,36,36,36)を配設したことを特徴とする請求項1に記載の苗箱洗浄装置(1)。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、水耕栽培等のシステム園芸における苗箱洗浄装置に係り、水耕栽培の苗箱の形態に即応して円滑で効果的な洗浄ができる装置を提供するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の苗箱洗浄装置は、既に種々のものが使用に供されている。しかし、それは主に稲苗の育苗箱の洗浄用であって、水耕栽培用とは全く作用効果を異にし、水耕栽培用としてそのまま使用することはできないものであった。 【0003】最近、特に都市近郊の野菜供給基地においては、狭い土地で大量に野菜を生産し、高収益を上げる野菜生産工場ともいうべき、水耕栽培法により野菜を生産している。それは気候の変動にあまり左右されず、人力が省け、就業者の作業姿態にもよく、品質が均質であり、一年中生産でき、食品として衛生や健康にもよく、これからますます普及するものと思われる。それに伴い、水耕栽培は、露地栽培とは違う、水循環装置、自動移植装置、苗箱洗浄装置や自動梱包装置等を必要とする。 【0004】しかし、この分野はまだ緒に付いたばかりで、苗箱を洗浄する適切な装置はまだ開発されておらず、例えば、特開平11−137092号の育苗箱洗浄機(出願日平成9年11月13日、公開日平成11年5月25日)があるが、これは稲苗の育苗箱の洗浄機であり、稲苗の育苗箱は材質が硬質プラスチック製であり、ジェット洗浄しても破砕されるようなことはなく、通気孔のあるものであるから開口部を上に向けて洗浄しても水が中に溜まらず、ただひたすらに、強固に付着した稲苗の残根や汚れを、ジェット洗浄と強力な回転ブラシで機械力により労力を掛けず除去することを目的とし、また、稲苗の育苗箱においては洗浄処理個数はさほど多いものではなく、この洗浄機械へ育苗箱を供給する方法は手差しに近いものであることが判る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、水耕栽培における苗箱には通気孔はなく、水耕栽培施設において使用する苗箱の個数は膨大なものであり、したがって、この苗箱は、台車等で一度にたくさん運搬できる発泡プラスチックのような軽量プラスチック製品であり、また、材質が柔らかく破損し易いものであって、この苗箱を洗浄する装置にはまた違った創意を必要とした。この発明は、このような課題を解決し、洗浄効率がよく、かつ、効果的に苗箱の洗浄を行うことができる水耕栽培における苗箱洗浄装置を提供することを目的としたものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明の前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、水平な基台2を有し、前記基台2の一端3側は、平行な2本の搬入用チェーンコンベア12,12を張設した一端3側の上部を苗箱搬入部4とし、基台2上の中央部には、回転ブラシ26,26,26と、水噴射ノズル27,27,・・・と、ブラシ・モータ6と、コンベア・モータ7とをそれぞれ配設する洗浄室5を形成し、基台2の他端10側は、平行な2本の導出用ベルトコンベア30,30を張設した他端10側の上部を苗箱収容部11としたものであって、前記苗箱搬入部4に苗箱Wを逆さにして複数段積み重ねて載置すると、苗箱W,W,・・・が最下段から一箱ずつ前記搬入用チェーンコンベア12,12によって洗浄室5に送られて洗浄され、洗浄を終えた苗箱Wは、前記導出用ベルトコンベア30,30によって、前記苗箱収容部11に搬送され、そこに順次積層されるように構成されたことを特徴とする苗箱洗浄装置1としたものである。 【0007】請求項2に係る発明は、前記苗箱搬入部4には、複数段に載置された苗箱W,W,・・・を保持するための4本の保持枠15,15,15,15を立設し、苗箱の有無と、苗箱Wの姿勢が正しいか否かを検知し、必要に応じて苗箱洗浄装置1の稼動を停止させる赤外線センサー16,16′とリミットスイッチ17,17′とを設け、移送される最下段の苗箱Wと2段目の苗箱Wとを上下に引き離し間隙を作るエア・シリンダー21,22,22′により作動する下箱保持具19,19と段上げ具20,20からなる段引離し装置18を配設したことを特徴とする請求項1に記載の苗箱洗浄装置1としたものである。 【0008】請求項3に係る発明は、前記苗箱収容部11には、他端10の両隅に洗浄を終えた苗箱Wの到着を検知する赤外線センサー32,32′を配設し、検知された苗箱Wを上方に押し上げるエア・シリンダー34で作動する苗箱リフト33を設け、その複数段の苗箱W,W,・・・を保持する4本の垂直な保持枠35,35,35,35と、苗箱Wが上方へ通過するときは跳ね上げ、通過し終えると水平に戻って苗箱Wを載置するバネで付勢された4個の載置片36,36,36,36を配設したことを特徴とする請求項1に記載の苗箱洗浄装置1としたものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、この発明の苗箱洗浄装置1について図面を参照して詳細に説明する。請求項1に係る発明は、図1の苗箱洗浄装置1の正面図に示すように、水平な基台2を有し、前記基台2の一端3側は、平行な2本の搬入用チェーンコンベア12,12を張設した一端3側の上部を苗箱搬入部4とし、基台2上の中央部には、回転ブラシ26,26,26と、水噴射ノズル27,27,・・・と、ブラシ・モータ6と、コンベア・モータ7とをそれぞれ配設した洗浄室5を形成し、基台2の他端10側は、平行な2本の導出用ベルトコンベア30,30を張設した他端10側の上部を苗箱収容部11としたものであって、前記苗箱搬入部4に苗箱Wを逆さにして複数段積み重ね載置すると、苗箱W,W,・・・が最下段から一箱ずつ前記搬入用チェーンコンベア12,12によって、洗浄室5に送られて洗浄され、洗浄を終えた苗箱Wは前記導出用ベルトコンベア30,30によって、前記苗箱収容部11に移送されて、そこに順次積層されるように構成したことを特徴とする苗箱洗浄装置1としたものである。 【0010】この発明の苗箱洗浄装置1で洗浄される水耕栽培用の苗箱Wは、稲苗の育苗箱のように通気孔がないため、その上部を上にして洗浄すると、その中に水が溢れて回転ブラシ26,26,26によるブラシ掛けができなくなるので、この苗箱洗浄装置1では、苗箱Wを下に向けて前記苗箱搬入部4に載置し搬入用チェーンコンベア12,12によって洗浄室5へ搬送するようにした。また、水耕栽培用の苗箱Wは、軽い材質で作られており、扱う個数が多いので、苗箱Wは複数段(この発明の苗箱洗浄装置では20箱)に重ねて苗箱搬入部4に載置するようにした。 【0011】次にこの発明の苗箱洗浄装置1の作動について説明すると、先ず電源スイッチ28を入れ、苗箱搬入部4に苗箱Wを逆さにして複数段に積み重ねて載置すると、基台2の一端3側のスプロケット13,13間に張設された2本の搬入用チェーンコンベア12が回動し、この搬入用チェーンコンベア12には一定間隔に苗箱搬送用こま14(図3参照)が取り付けられており、それが苗箱Wの後縁を引っ掛けることにより、最下段の苗箱Wから1箱ずつ順次自動的に洗浄室5へ搬送する。そして、洗浄室5で洗浄を終えて出てきた苗箱Wは、基台2の他端10側のプーリー31,31間に張設され回動する平行な2本の導出用ベルトコンベア30により苗箱収容部11へ搬送され、そこに積み重ねられる。洗浄室5の基台2の下方にあるのは排水受盤9であり、洗浄した汚水をここで受け外部のドレーンへと流す。また、洗浄室5に隣接し他端10側にあるのはコントロール・ボックス8であり、苗箱洗浄装置1の稼動速度を調節するインバーター(図示せず)、電源スイッチ28等のある操作盤29を配設している。搬入用チェーンコンベア12と、導出用ベルトコンベア30とは洗浄室5内の一隅に設置されたコンベア・モータ7を動力として稼動する。 【0012】前記洗浄室5には、苗箱Wの底を洗浄する回転ブラシ26が上方に、苗箱の内部を洗浄する回転ブラシ26が下方に配設され、洗浄室5の一隅に設置されたブラシ・モータ6の駆動により回動する。また、図2に示すように、回転ブラシ26の両側面には側板用ブラシ26′,26′が付いており、苗箱Wの外側面の汚れを擦り落とす。同時に洗浄室Wの内部の複数箇所に水噴射ノズル27,27・・・があって洗浄用の水を噴射して苗箱Wの汚れを流し落とす。 【0013】請求項2に係る発明は、図1、図3および図4に示すように、前記苗箱搬入部4には、複数段に載置された苗箱W,W,・・・を保持するための4本の保持枠15,15,15,15を立設し、苗箱の有無と、苗箱Wの姿勢が正しいか否かを検知し、必要に応じて苗箱洗浄装置1の稼動を停止させる赤外線センサー16,16′とリミットスイッチ17,17′とを設け、搬送される最下段の苗箱Wと2段目の苗箱Wとを上下に引き離し間隙を作るエア・シリンダー21,22,22′により作動する下箱保持具19,19と段上げ具20,20からなる段引離し装置18を配設したことを特徴とする請求項1に記載の苗箱洗浄装置1としたものである。 【0014】前記したように、この苗箱洗浄装置1は、洗浄を必要とする膨大な個数の苗箱Wを極力人力を煩わすことなく処理するため、苗箱Wを苗箱搬入部4に複数段に積み重ねて載置しさえすれば、後は搬入用チェーンコンベア12,12で自動的に洗浄室5に搬送されていくようにしたものであり、また、水が苗箱Wの内部に溜まり洗浄する時の障害とならないように、苗箱Wを下方へ向けて載置することにより、苗箱Wを下段から1個ずつ洗浄室5へ送り込む際に、上段の苗箱Wの縁が下段の底部に引っ掛かり、2個の苗箱Wが一緒に洗浄室5に入り込もうとして洗浄室5の入口で噛み合い、柔らかい材質で作られた苗箱Wが破砕される事故を防止する必要があった。 【0015】そこで、前記のように、苗箱搬入部4の保持枠15の一つの上部に取り付けられた赤外線センサー(発光部)16と苗箱搬入部4の下方に取り付けられた赤外線センサー(受光部)16′によって、複数段の苗箱Wが苗箱搬入部4に載置されたことを検知し、また、基台2の上面側に取付けられたリミットスイッチ17により、最下段の苗箱Wが水平の正姿勢で搬送ラインに載っている場合にはリミットスイッチ17がオンとなり段引離し装置18が作動する。また、苗箱Wが不正姿勢の場合はリミットスイッチ17がオフとなり、苗箱洗浄装置1の稼動は停止する。段引離し装置18は、それぞれ両脇に一対ずつの下箱保持具19,19と段上げ具20,20とからなり、下箱保持具19,19はエア・シリンダー21,21の作動により最下段の苗箱Wの両脇に当接用ローラー23,23を軽く当接させる。当接用ローラー23は水平に回転するので、最下段の苗箱Wが洗浄室へ搬送することを妨げない。また、当接用ローラー23は合成ゴム等の材質であるため、苗箱Wを傷つけることはない。 【0016】前記下箱保持具19,19と同時に段上げ具20,20も作動する。段上げ具20,20は水平動するエア・シリンダー22,22の作動により、合成ゴム板等の緩衝材を貼付した当接部25が両脇から下から2段目の苗箱Wを押さえ、次に、上下動するエア・シリンダー22′,22′が作動して、前記下から2段目の苗箱Wは最下段の苗箱Wが洗浄室5に搬送される時間に設定された時間を、上方に持ち上げられ下ろされる。その場合、搬送ラインの上に水平な正姿勢で苗箱Wが着地しないと、前記リミットスイッチ17がオフとなり、前記苗箱Wが洗浄室5に入り込めず事故となるのを防ぐため、苗箱洗浄装置1の稼動は停止する。前記段上げ具20,20の周囲は箱体のカバー24,24で保護されている。 【0017】また、苗箱搬入部4に載置された苗箱Wが全て洗浄室5および苗箱収容部11に移送され、前記赤外線センサー16,16′が苗箱搬入部4に苗箱Wを検知できなくなったとき、基台下方に取り付けられたリミットスイッチ17′が前記搬入用チェーンコンベア12に取り付けられた苗箱搬送用こま14が3個通過するのをカウントしたのち苗箱洗浄装置1の稼動を停止させる。なお、2本の搬入用チェーンコンベア12,12にはそれぞれ搬入用チェーンコンベア12の周長を3等分した位置に1個ずつの苗箱移送用こま14,14,14が3個ずつ同位置に取り付けられている。このように、苗箱搬入部4に苗箱Wが検知できなくなった後、時間差をもって停止するように設定したのは、苗箱Wがまだ洗浄室で洗浄作業中に電源が切れることを避けるためである。 【0018】請求項3に係る発明は、図1、図5に示すように、前記苗箱収容部11には、他端10の両隅に洗浄を終えた苗箱Wの到着を検知する赤外線センサー32,32′を配設し、検知された苗箱Wを上方に押し上げるエア・シリンダー34で作動する苗箱リフト33を設け、その複数段の苗箱W,W,・・・を保持する4本の垂直な保持枠35,35,35,35と、苗箱Wが上方へ通過するときは跳ね上げ、通過し終えると水平に戻って苗箱Wを載置するバネで付勢された4個の載置片36,36,36,36を配設したことを特徴とする請求項1に記載の苗箱洗浄装置1としたものである。 【0019】洗浄を終えた苗箱Wの到着が前記赤外線センサー32,32′で検知されると、略長方形の天板を持つ苗箱リフト33が前記苗箱Wを上方に押し上げる。基台2の縁の保持枠35,35,35,35のそれぞれ近傍に1個ずつ、蝶番状の載置片36,36,36,36が配設されており、前記苗箱Wが上方に通過するときは水平状態の載置片36を跳ね上げ、苗箱が通過すると、バネで付勢されたその載置片36は水平状態に戻り、苗箱リフト33が下降するとともに苗箱Wも下降して前記載置片36,36,36,36の上に載置され、この動作を繰り返し苗箱W,W,・・・を苗箱収容部11に積み上げる。前記載置片36,36,36,36の上に既に複数段の苗箱W,W,・・・が載置されている場合でも、前記苗箱リフト33で押し上げられる苗箱Wがそれらを一緒に押し上げ、近着の苗箱Wがその複数段の最下段となるように載置する。積み上げられた苗箱Wは台車等に移し換えて各現場に搬送する。このように、この苗箱洗浄装置1は、膨大な苗箱Wを洗浄するため、一箱一箱には不要な気を使うことなく安心して洗浄を遂行できるものである。 【0020】 【発明の効果】請求項1に係る発明は、前記のように、苗箱搬入部に複数段の苗箱を載置すると、最下段から一箱ずつ自動的に洗浄室へ搬送されて洗浄され、洗浄を終えた苗箱は苗箱収容部に自動的に積み重ねられる苗箱洗浄装置としたので、一箱一箱人手を使うことなく、また、細かく気を使うことなしに自動的に洗浄作業を遂行できるものとした。また、苗箱を下方を向けて載置して洗浄することとしたので、苗箱に洗浄水が溢れるようなことがなく、汚水は絶えず下方に流れ落ちるため、ブラシ効果もよく、苗箱の隅々の汚れも完全に除去することができる。 【0021】請求項2に係る発明は、前記苗箱搬入部に、苗箱の最下段と下から2段目とを上下に引き離して隙間を作り、苗箱が最下段から1箱ずつスムースに洗浄室に搬送されるように苗箱の段引離し装置を配設した。また、赤外線センサーとリミットスイッチを配設し、苗箱の有無の検知と苗箱の不正姿勢を検知し、苗箱が洗浄室の入口と噛み合い破砕されるようなことがないように、また、無駄な苗箱洗浄装置の稼動を防止するため、必要な場合に自動的に電源が切れるようにした。請求項3に係る発明は、前記のように、赤外線センサーと、苗箱リフトと、載置片とを配設することによって、洗浄を終えた苗箱を苗箱収容部に順次下から積み上げるようにしたもので、苗箱搬入部と同じ苗箱を複数段(この苗箱洗浄装置では20箱)に積むことができる。したがって、作業者が不用意にこの苗箱洗浄装置の持ち場を離れても、洗浄済みの苗箱が周囲に散乱するようなことはない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599121274 【氏名又は名称】斉藤 幹夫
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| 【出願日】 |
平成11年7月27日(1999.7.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100103193 【弁理士】 【氏名又は名称】関 陽一
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| 【公開番号】 |
特開2001−37341(P2001−37341A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月13日(2001.2.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−243699 |
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