| 【発明の名称】 |
植木鉢 |
| 【発明者】 |
【氏名】▲高▼田 千年
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| 【要約】 |
【課題】本発明は保水性、保温性に優れ根腐れの少ない植木鉢を得ることを目的とする。
【解決手段】樹皮1を剥離しない状態の樹木2を所定長に横断し、根側横断面3に支持部4を形成し、梢側横断面5から根側に向って樹皮1から木質部6を残して有底刳り貫き孔7を形成してなるものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 樹皮を剥離しない状態の樹木を所定長に横断し、根側横断面に支持部を形成し、梢側横断面から根側に向って樹皮から木質部を残して有底刳り貫き孔を形成してなる植木鉢。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は木製植木鉢に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、木製植木鉢は4枚の木製台形側板を接続して截頭逆四角錐筒形となし、木製4角形底板を底部に嵌合して形成するものであった。 【0003】しかし上記底板には中央部に透孔を穿設し排水孔としたため潅水は該透孔から排出され、保水性は陶磁器製、プラスチック製等と余り変りはなかったし、鉢内温度の保持、水捌け及び保水能力に欠けるという問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は保水性及び温度保持に富み根腐れの少ない植木鉢を得ることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため本発明は樹皮を剥離しない状態の樹木を所定長に横断し、根側横断面に支持部を形成し、梢側横断面から根側に向って樹皮から木質部を残して有底刳り貫き孔を形成してなる植木鉢によって構成される。 【0006】 【発明の実施の形態】風倒木その他の樹木2を樹皮1を剥離しない状態のまま所定長(植木鉢の高さ)に鋸で横断する。 【0007】図1、図2、図3に示すように根側の横断面3を直接床面8への支持部4とし、図4に示すように該横断面3に脚9,9を設けて支持部4とすることができる。 【0008】梢側横断面5から根側に向って樹皮1から木質部6を残して中央部に刳り貫き孔7をドリル、のみ又は大径ドリルを用いて穿設し、底面7’から根側横断面3までの高さを孔7の深さの約1/2弱程度残して底部7”を形成し重心の位置を下げて転倒を防止する。そして底部7”に排水孔は設けない。 【0009】樹木2には檪(図2)、杉、松、楠、桧、欅又は桜等が用いられ、図4に示すように大径の杉等が用いられる。 【0010】刳り貫き孔7内に土10を入れ、植物11を植え、潅水すると底部7”および樹皮1の内側の木質部6にも水を吸収し、樹皮1から木質部6の含有水が発散することはない。 【0011】底部7”及び木質部6に吸収した水は樹皮1に近い程導管を上昇する量が大きく、底部7”においても芯部よりも外側程水を上昇させる傾向が大きい。 【0012】そのため土10及び木質部6の保水性が大きく、かつ水の上昇作用と樹皮1の保温作用によって植物(植木)11の根は根腐れがなく自然の状態に保たれる。 【0013】尤も水の上昇作用は遅いから水が渇れる速度も遅く実例では1回の水遣りで1ヶ月程度保水した。 【0014】図1(イ)(ロ)図に示すように古い枝の位置に孔5’をあけて鑑賞草類11’を植えることができ、図3に示すように樹木2の2股部に2個の梢側横断面5,5を形成し、2種類の植物を植えて鑑賞することができる。 【0015】樹皮1にはコルク層よりなるものが多い、例えば檪、松、欅等では緑色のこけをつけて鑑賞し、檪では図2(ロ)図に示すようにしいたけ12を植えつけることができる。 【0016】 【発明の効果】本発明は上述のように構成したので樹皮を剥離しない状態の樹木を利用し、梢側横断面から木質部(導管部)の内部に有底刳り貫き孔を穿設し該孔の外周と樹皮の内周との間に上記木質部を残してなるものであるから、刳り貫き孔内の土から底部及び外周の木質部に入った水は徐々に上昇して保水性大であり、水の上昇と樹皮による保温とにより、植物の根腐れがなく保水性が大きいという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599106787 【氏名又は名称】▲高▼田 千年
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| 【出願日】 |
平成11年7月29日(1999.7.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068973 【弁理士】 【氏名又は名称】藤井 信行 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−37336(P2001−37336A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月13日(2001.2.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−214916 |
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