| 【発明の名称】 |
組み立て式植木鉢と移植方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】岸本 恵秀
【氏名】多宇 正裕
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| 【要約】 |
【課題】組み立て・分解の作業性が良く、内部に樹木を植えた場合の強度が強く、移植作業性に適した組み立て式植木鉢および移植方法を実現する。
【解決手段】互いに平行な一対の下バー1、1の両端上に、互いに平行な一対の上バー3、4の両端を載せて四角形枠を形成し、それぞれの交点に開けた孔5〜8に連結バー9〜12を立てる構造を基本構造とする。このような四角形枠を、間にスペーサ19、20を介在させることで複数段重ねて、前記連結バー9〜12で連結固定し、しかも、上広がりとなるように、下側の段より上側の段の下バー間隔、上バー間隔が大きくなっている。そして、下部に底板15を敷き、各下バー1、2および上バー3、4の内側に逆台形状の側板を立ててなる組み立て式植木鉢である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 互いに平行な一対の下バーの両端上に、互いに平行な一対の上バーの両端を載せて四角形枠を形成し、それぞれの交点に開けた孔に連結バーを立てる構造を基本構造とし、このような四角形枠を、間にスペーサを介在させることで複数段重ねて、前記連結バーで連結固定し、しかも、上広がりとなるように、下側の段より上側の段の下バー間隔、上バー間隔が大きくなっており、下部に底板を敷き、各下バーおよび上バーの内側に逆台形状の側板を立ててなることを特徴とする組み立て式植木鉢。 【請求項2】 前記の底板側において、前記の互いに平行な一対の上バーが、前記の下バーと平行な中間下バーによって、予め中間部が連結固定されていることを特徴とする請求項1記載の組み立て式植木鉢。 【請求項3】 前記の各側板とそれぞれの側板の外側の各段の下バー、上バーとが一体化されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の組み立て式植木鉢。 【請求項4】 前記の各連結バーの上端に、フックないしリングを有していることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の組み立て式植木鉢。 【請求項5】 互いに平行な一対の下バーの両端上に、互いに平行な一対の上バーの両端を載せて四角形枠を形成し、それぞれの交点に開けた孔に連結バーを立てる構造を基本構造とし、このような四角形枠を、間にスペーサを介在させることで複数段重ねて、前記連結バーで連結固定し、しかも、上広がりとなるように、下側の段より上側の段の下バー間隔、上バー間隔が大きくなっており、下部に底板を敷き、各下バーおよび上バーの内側に逆台形状の側板を立ててなり、前記の各側板とそれぞれの側板の外側の各段の下バー、上バーとが予め一体化または分離されている組み立て式植木鉢を用いて樹木を植えて育成しておき、移植先に予め掘った穴の上に、前記組み立て式植木鉢を載置した状態で、前記の底板を引き抜いた後、前記の各側板を分解除去することで、樹木を前記穴に降ろして植え込むことを特徴とする組み立て式植木鉢による移植方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、街路樹や庭園などの樹木を育成したり移植したりするのに適する組み立て式植木鉢と該組み立て式植木鉢を用いた移植方法に関する。 【0002】 【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えば、実開平7−7375号公報などに記載のような組み立て式植木鉢が知られているが、従来の組み立て式植木鉢は、いずれも組み立て・分解の作業性が悪い、内部に樹木を植えた場合の強度が弱い、移植作業性に欠ける、などの問題がある。 【0003】 【0004】本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、組み立て・分解の作業性が良く、内部に樹木を植えた場合の強度が強く、移植作業性に適した組み立て式植木鉢および移植方法を実現することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、互いに平行な一対の下バーの両端上に、互いに平行な一対の上バーの両端を載せて四角形枠を形成し、それぞれの交点に開けた孔に連結バーを立てる構造を基本構造とし、このような四角形枠を、間にスペーサを介在させることで複数段重ねて、前記連結バーで連結固定し、しかも、上広がりとなるように、下側の段より上側の段の下バー間隔、上バー間隔が大きくなっており、下部に底板を敷き、各下バーおよび上バーの内側に逆台形状の側板を立ててなる組み立て式植木鉢である。 【0006】このように、下バーの両端の上に上バーの両端を重ねた四角形枠を、スペーサを介して複数段重ね、交点の孔に連結バーを挿入して組み立てる構造なため、各下バー、上バーの内側に側板を当てて箱状に形成し、内部に土壌を入れ樹木を植えることで、組み立て、分解式の植木鉢が可能となる。 【0007】また、下バー同士の間隔、上バー同士の間隔が、上広がりとなるように、下側の段より上側の段が大きくなっているため、最下部の下バーや上バーと底板を外すことで、内部の土壌を各側板の中に保持できる。 【0008】そのため、移植先に掘った穴の上で、底板を外し、最後に移植穴中で各側板を分解することで、容易に移植できる。また、植木鉢で育成した状態で、移植先において、そのまま移植できるので、わらやロープなどによる根回しが不要となり、作業性が向上する。しかも、剪定を要しないので、樹力が低下することもない。 【0009】請求項2は、請求項1記載の底板側において、前記の互いに平行な一対の上バーが、前記の下バーと平行な中間下バーによって、予め中間部が連結固定されている組み立て式植木鉢である。 【0010】このように、両端の下バーの間において、一対の上バーの下に、前記の下バーと平行な中間下バーを配置して、連結固定してあるため、底板をより多くの下バーの上に載置支持でき、土壌や樹木の重みに十分に耐えることができる。 【0011】請求項3は、請求項1または請求項2に記載の各側板とそれぞれの側板の外側の各段の下バー、上バーとが一体化されている組み立て式植木鉢である。このように、各側板とそれぞれの側板の外側の各段の下バー、上バーとが一体化されているため、部品点数が少なく、取り扱いが簡便なだけでなく、組み立てや分解作業がより容易に行なえる。 【0012】請求項4は、請求項1、請求項2または請求項3に記載の各連結バーの上端に、フックないしリングを有している組み立て式植木鉢である。 【0013】このように、各段における下バーと上バーとの交点の孔に挿通して立てる各連結バーの上端に、フックないしリングを有しているため、このフックやリングを用いてワイヤーで吊り下げることができ、組み立て式植木鉢を移動したり、移植作業したりする場合の作業が楽に行なえる。 【0014】また、内部に植えられている樹木と各フックやリングとの間にワイヤーやロープを張ることで、樹木が倒れないように支持するのにも利用できる。 【0015】請求項5は、請求項1や請求項2に記載のような組み立て式植木鉢を用いて樹木を植えて育成しておき、移植先に予め掘った穴の上に、前記組み立て式植木鉢を載置した状態で、前記の底板や下部の下バーを除去した後、前記穴の中に降ろして、穴の中で前記の各側板を分解除去して植え込むことを特徴とする組み立て式植木鉢による移植方法である。 【0016】このように、組み立て式植木鉢に予め樹木を植えて育成しておき、移植先に掘った穴の上に移動して、底板や下バーを除去した後、穴の中に降ろして、穴の中で上側の下バーや上バー、各側板を分解除去することで、移植することができ、移植作業が容易に行なえる。 【0017】 【発明の実施の形態】次に本発明による組み立て式植木鉢と移植方法が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。本発明による組み立て式植木鉢は、側板分離構造と側板一体構造の2タイプに大別できる。 【0018】図1から図3は、側板分離タイプであり、図1はその底板側の骨組の斜視図である。互いに平行な一対の下(縦)バー1、2の両端上に、互いに平行な一対の上(横)バー3、4の両端を載せて四角形枠状に形成し、それぞれの交点に開けた上下方向の孔5〜8に連結バー9〜12を挿通して立てる構造になっている。 【0019】各連結バー9〜12の上端には、ワイヤーを通したり、フックを引っ掛けたりできるように、ネジ着脱式のリング13またはフックを有している。また、少なくとも下端には雄ねじ14を切ってある。さらに、中間部付近から下側にも雄ねじを要するので、結果的には、全体に雄ねじを切ってあってもよい。 【0020】上バー3、4の間において、下バー1、2の上に、底板15を載せる構造になっている。なお、この底板15は、矢印a1で示すように、上バー3、4の方向に出し入れする構造になっている。なお、15hは取っ手用の孔であり、指を挿入できるようになっている。 【0021】本発明では、このような下バー1、2と上バー3、4からなる四角形枠組を複数段重ねて用いるが、底板15を要する最も下の段だけは、前記の一対の上バー3、4が、下バー1、2と平行な中間下バー16、17によって、予め中間部が連結固定されている。18は、中間下バー16、17と上バー3、4との固定用のボルト・ナットである。 【0022】図2は側板分離タイプの組立て状態であり、(1)は平面図、(2)は正面図、(3)は左側面図である。図示例は3段構造であり、I段めは、図1のように、中間下バー16、17に固定された上バー3、4の両端の下側に下バー1、2が重ねてある。 【0023】II段めとIII 段めは、中間下バー16、17が無く、下バー1、2の両端の上に上バー3、4の両端を重ねた構造になっている。そして、それぞれの交点にあけた孔5〜8に、前記の連結バー9〜12を上下方向に挿通してある。 【0024】最下段(1段め)Iの上バー3、4と2段目IIの上バー3、4との間には、スペーサ筒19を介在させ、また2段めIIの上バー3、4と3段めIII の上バー3、4との間には、スペーサ筒20を介在させてある。そして、これらのスペーサ筒19、20に連結バー9〜12を挿通してある。 【0025】連結バー9〜12を挿通するための交点の孔5〜8の間隔は、1段めより2段めの間隔を大きくし、また2段めより3段めの間隔を大きくしてある。その結果、正面や側面から見た場合、逆台形状となる。 【0026】組み立て順序としては、先ず図1のように、各交点の孔5〜8に連結バー9〜12を上から挿入し、下バー1、2の下側に突出した雄ねじ部14に、ナット21をねじ込む。 【0027】次に、図1のスペーサ筒19を各連結バー9〜12に上から挿通し、その上に2段めの下バー1、2と上バー3、4の各交点の孔5〜8に連結バー9〜12を挿通する。そして、スペーサ筒20に連結バー9〜12を挿通し、その上に3段めの下バー1、2と上バー3、4の各交点の孔5〜8に連結バー9〜12を挿通する。その後、各連結バー9〜12の上端に、リング13をねじ込んで固定する。 【0028】なお、図1のように、各下バー1、2、中間下バー16、17の両端に開けた横孔26、27に、図1(2)(3)の通し鉄筋28、29を挿通して、両端にナット30を螺合させることによって、より堅牢にできる。 【0029】最後に、上バー3、4の内側に、逆台形状の側板22、23を立て、そして、下バー1、2の内側において、前記の側板22、23の間に、逆台形状の側板24、25を立てる。 【0030】前後の側板24、25の下端と前後の下バー1、2との間に、底板15の出し入れ用の隙間Gができるように、前後の側板24、25の下端は短くしてある。なお、片方の側板24または25のみを短くして、片方からのみ抜き差しできる構造にしてもよい。 【0031】したがって、この隙間から、底板15を横から挿入することで、各下バー1、2および中間下バー16、17の上に底板15を載せる。この状態で、各側板22〜25の内側に土壌を入れ、樹木を植える。 【0032】このようにして、樹木を植えて育成した後、道路等に移送して設置することで、街路樹として利用できる。また、冬場などのように、街路樹の樹力が低下するような場合は、再度農園に戻して、樹力がつくまで丁寧に育樹することができる。 【0033】本発明の組み立て式植木鉢を用いると、予め組み立て式植木鉢の中で育成した樹木を移植するのにも適している。すなわち、図3のように、移植先に、予め移植用の穴31を掘っておき、その上で、土壌32中に樹木33を植えた組み立て式植木鉢34を、リング13にワイヤーWの下端のフックを引っかけて、クレーン車でつり下げる。 【0034】樹木33の根が土壌32の全体に張り巡らされているため、土壌32は樹木33の根でしっかりと束ねられた状態となっている。その結果、土壌32が、上広がりの逆台形状の各側板22〜25によって支持されるので、底板15や図1の最下段の下バー1、2や上バー3、4、中間下バー16、17を除去しても、土壌32や樹木33が落下することはない。 【0035】このような移植に用いる植木鉢の場合は、下側のスペーサ筒19の上側に、予め支持ナット35を螺合させてある。そのため、ワイヤーWで吊り下げた状態で、下端のナット21を外して、下段の下バー1、2および上バー3、4と一緒に中間下バー16、17を連結バー9〜12から抜き取り、底板15を除去すると、土壌32と樹木33が側板22〜25で支持されて残る。 【0036】次に、穴31中に降ろして、穴31中でナット35を外して、連結バー9〜12を上側に抜き取り、2段め、3段めの下バー1、2および上バー3、4を分解し、側板22〜25を除去する。そして、覆土すると、移植が完了する。 【0037】以上の実施形態において、各下バー1、2および上バー3、4は、円形のバーでも、四角形の場合でもよく、断面形状は特に限定されない。図4のように、側板22〜25側のみ、側板22〜25と面接触できるように傾斜した平面形状とし、また上側と下側を水平の平面形状とし、外側のみ半円状の曲面とし、ほぼ蒲鉾状の断面形状とすることもできる。 【0038】また、丸太様の棒状でもよく、中空の筒体でもよい。材質も、木質でも金属製でも合成樹脂製でもよい。側板22〜25の材質も特に限定されない。 【0039】サイズもいろいろ可能であり、例えば1辺が1m程度あるいは1m以上も1m以下も可能である。また、図2のように、予備孔5a、5b…8a、8bを開けておけば、この予備孔5a、5b…8a、8bに連結バー9〜12を挿通すれば、鎖線で示す位置に連結バー9〜12が位置するので、小型の植木鉢を形成できる。したがって、同一の植木鉢において、大小2種類のサイズが可能となる。 【0040】図5以降は、側板一体タイプの実施形態であり、図1、図2における左側の側板22と左側の1〜3段の上バー3・3・3が一体になっている。同様に、右側の側板23と右側の1〜3段の上バー4・4・4が一体になっている。 【0041】図5(1)(2)は、左側の側板22と左側の1〜3段の上バー3・3・3が一体になっている側板であり、図5(3)は、右側の側板23と右側の1〜3段の上バー4・4・4が一体になっている側板である。 【0042】また、図2における後方の側板24と後方の2・3段めの下バー1・1が一体になっている。同様に、手前の側板25と手前の2・3段めの下バー2・2が一体になっている。 【0043】図5における(4)(5)は、後方の側板24と後方の2・3段めの下バー1・1が一体になっている側板であり、図5(6)は、手前の側板25と手前の2・3段めの下バー2・2が一体になっている側板である。 【0044】図6は側板一体タイプにおける組み立て方法を示す図、図7は組み立て完了した状態の断面図である。先ず、図1における下バー1、2に相当する下バー1、2を、間隔をおいて互いに平行に配置する。そして、それぞれの両端に、前記の左右の一体構造の側板22、23を立てる。また、両側板22、23の間に、後方の側板24と手前の側板25を立てる。 【0045】このとき、左右の側板22、23の上バー3、4の両端の下側に前後の側板24、25の下バー1、2の両端が位置するように、配置する。 【0046】そして、前後の下バー1、2と左右の上バー3、4との交点の孔5〜8に連結バー9〜12を上から差し込み、前記下バー1、2の下側に突出した雄ねじ部14にナット21を嵌める。 【0047】この側板一体タイプの場合は、各段の下バーや上バーが側板と一体になっているので、上下の下バーや上バー間のスペーサ筒19、20は必ずしも必要ではない。しかしながら、より堅牢に組み立てるためには、上側のスペーサ筒20に連結バー9〜12を挿通し、しかも支持ナット35を螺合させ、かつ下側のスペーサ筒19に連結バー9〜12を挿通することが望ましい。 【0048】また、前後左右の側板を位置決めした状態で、上から連結バー9〜12を差し込むので、各連結バー9〜12の上端に予めリング13やフックが一体に固定されたものを用いることができる。 【0049】前後の側板24、25には、1段めの下バー1、2がついておらず、別体であり、しかも1段めの下バー1、2との間に隙間ができるように、前後の側板24、25の下端は短くなっている。したがって、この隙間から、底体15を出し入れできる。 【0050】底板15をより強固に支持できるように、下バー1と2との間に、任意数の中間下バー16、17を配置して、図1の横孔26に相当する横孔を開けて、通し鉄筋28を水平に挿通して、両端にナット30、30をネジ込むこともできる。 【0051】この側板一体タイプの植木鉢の使用方法も、側板分離タイプの植木鉢の場合と全く同様である。すなわち、図7の状態で、内部に土壌を入れ樹木を植えて育成し、成長した時点で、目的の場所に移送して設置する。 【0052】移植に用いる場合は、図3の場合と同様に、移植先に掘った移植用穴の上で、樹木が植わっている組み立て式植木鉢のリング13をワイヤーWで吊り下げる。次に、各連結バー9〜12の下端のナット21を外して、下バー1、2および上バー3、4と一緒に中間下バー16、17を連結バー9〜12から抜き取り、かつ底板15を除去すると、土壌と樹木が側板22〜25で支持されて残る。 【0053】次に、移植穴の中に降ろして、穴の中で支持ナット35を外して、連結バー9〜12を上側に抜き取ると、下バー1、2と一体の側板24、25および上バー3、4と一体の側板22、23を分解し、除去する。そして覆土すると、移植が完了する。 【0054】側板一体タイプの植木鉢の場合、図1から図3のように、各下バー1と側板24、下バー2と側板25、上バー3と側板22、上バー4と側板23とを別々の部材で構成し、後でボルト・ナットで連結して一体化してもよい。 【0055】あるいは、図5から図7のように、各下バー1と側板24、下バー2と側板25、上バー3と側板22、上バー4と側板23とを、最初から一体に形成した構造も可能である。例えば、FRPなどによって、一体成型できる。 【0056】なお、説明の便宜上、縦側を下バー1、2と表現し、横側を上バー3、4と表現したが、逆に横側を下バー1、2と、縦側を上バー3、4とすることも可能である。 【0057】 【発明の効果】請求項1によると、下バーの両端の上に上バーの両端を重ねた四角形枠を、スペーサを介して複数段重ね、交差点の孔に連結バーを挿入して組み立てる構造なため、各下バー、上バーの内側に側板を当てて箱状に形成し、内部に土壌を入れ樹木を植えることで、組み立て、分解式の植木鉢が可能となる。 【0058】また、下バー同士の間隔、上バー同士の間隔が、上広がりとなるように、下側の段より上側の段が大きくなっているため、最下部の下バーや上バーと底板を外すことで、内部の土壌を各側板の中に保持できる。 【0059】そのため、移植先に掘った穴の上で、底板を外し、最後に移植穴中で各側板を分解することで、容易に移植できる。また、植木鉢で育成した状態で、移植先において、そのまま移植できるので、根回しが不要となり、作業性が向上する。しかも、剪定を要しないので、樹力が低下することもない。 【0060】請求項2によると、両端の下バーの間において、一対の上バーの下に、前記の下バーと平行な中間下バーを配置して、連結固定してあるため、底板をより多くの下バーの上に載置支持でき、土壌や樹木の重みに十分に耐えることができる。 【0061】請求項3によると、各側板とそれぞれの側板の外側の各段の下バー、上バーとが一体化されているため、組み立てや分解作業がより容易に行なえる。 【0062】請求項4によると、各段における下バーと上バーとの交点の孔に挿通する各連結バーの上端に、フックないしリングを有しているため、このフックやリングを用いてワイヤーで吊り下げることができ、組み立て式植木鉢を移動したり、移植作業したりする場合の作業が楽に行なえる。 【0063】また、内部に植えられている樹木と各フックやリングとの間にワイヤーやロープを張ることで、樹木が倒れないように支持するのにも利用できる。 【0064】請求項5によると、組み立て式植木鉢に予め樹木を植えて育成しておき、移植先に掘った穴の上に移動して、底板側の下バーや上バーを分解し、かつ底板を除去した後、穴の中に降ろして、穴の中で上側の下バーや上バー、各側板を分解除去するため、移植作業が容易に行なえる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599104015 【氏名又は名称】有限会社巴恵造園土木
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| 【出願日】 |
平成11年7月23日(1999.7.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076082 【弁理士】 【氏名又は名称】福島 康文
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| 【公開番号】 |
特開2001−28949(P2001−28949A) |
| 【公開日】 |
平成13年2月6日(2001.2.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−209713 |
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