| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】里路 久幸
【氏名】宮本 章史
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 穀稈供給搬送装置27により搬送中の穀稈を回転する扱胴11により脱穀する扱室10と、該扱室10の下方または後方に形成した風選室19と、前記扱室10の終端側に設けた排塵処理装置28と、前記穀稈供給搬送装置27に引き続き脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置37の終端に設けたカッター装置38とを有するものにおいて、前記カッター装置38の下方には排塵処理装置28の排塵口40および前記風選室19の排出口43を開口させ、該排塵口40および排出口43の下方であって前記排塵口40および排出口43側に可及的に近づくように拡散装置41を設けたコンバイン。 【請求項2】 穀稈供給搬送装置27により搬送中の穀稈を回転する扱胴11により脱穀する扱室10と、該扱室10の下方または後方に形成した風選室19と、前記扱室10の終端側に設けた排塵処理装置28と、前記穀稈供給搬送装置27に引き続き脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置37の終端に設けたカッター装置38とを有するものにおいて、前記排塵処理装置28の終端には前記カッター装置38の下方に設けた拡散装置41に排塵処理装置28からの排出物を案内する排出案内ガイド45を設けたコンバイン。 【請求項3】 請求項2において、前記排出案内ガイド45は側面視排塵処理装置28側が高く後方に至るに従い低くなる傾斜の底樋46の上方に背面視上方に至るに従い三角形状に細くなる傾斜部47を有して構成したコンバイン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、コンバインに係るものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の特開昭57−206309号公報には、穀稈供給搬送装置により搬送中の穀稈を回転する扱胴により脱穀する扱室と、該扱室の下方または後方に形成した風選室と、前記穀稈供給搬送装置に引き続き脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置とを有する構成について記載されている。また、扱室の終端側に排塵処理装置を設けた構成およびの排藁搬送装置の終端にカッター装置を設けた構成およびカッター装置の下方に拡散装置を設けた構成も公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、排塵処理装置から排出された排出物が塊のまま排出されるという課題がある。即ち、排塵処理装置は排塵胴を網により包囲しているので、網より落下しない処理物は塊の状態で排出され、また、拡散装置はカッター装置の下方に設けられているので、前記排塵処理装置からの排出物は拡散装置により拡散される前に落下することが原因であることが判明した。本発明は、カッター装置により切断された藁屑および排塵処理装置や風選室からの排出物が塊の状態で落下するのを防止したものである。 【0004】 【発明の目的】排出物の拡散。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、穀稈供給搬送装置27により搬送中の穀稈を回転する扱胴11により脱穀する扱室10と、該扱室10の下方または後方に形成した風選室19と、前記扱室10の終端側に設けた排塵処理装置28と、前記穀稈供給搬送装置27に引き続き脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置37の終端に設けたカッター装置38とを有するものにおいて、前記カッター装置38の下方には排塵処理装置28の排塵口40および前記風選室19の排出口43を開口させ、該排塵口40および排出口43の下方であって前記排塵口40および排出口43側に可及的に近づくように拡散装置41を設けたコンバインとしたものである。本発明は、穀稈供給搬送装置27により搬送中の穀稈を回転する扱胴11により脱穀する扱室10と、該扱室10の下方または後方に形成した風選室19と、前記扱室10の終端側に設けた排塵処理装置28と、前記穀稈供給搬送装置27に引き続き脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置37の終端に設けたカッター装置38とを有するものにおいて、前記排塵処理装置28の終端には前記カッター装置38の下方に設けた拡散装置41に排塵処理装置28からの排出物を案内する排出案内ガイド45を設けたコンバインとしたものである。本発明は、前記排出案内ガイド45は側面視排塵処理装置28側が高く後方に至るに従い低くなる傾斜の底樋46の上方に背面視上方に至るに従い三角形状に細くなる傾斜部47を有して構成したコンバインとしたものである。 【0006】 【実施例】本発明の一実施例をコンバインの例にて図により説明すると、1は走行装置、2は走行装置1の上方に設けた脱穀装置、3は脱穀装置2の前方に設けた刈取部、4は脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク、5はグレンタンク4内の穀粒を排出する揚穀装置、6は排出オーガである。脱穀装置2の一側(機体進行方向左側)上部には扱室10を設け、該扱室10内には扱胴11を軸装する。扱胴11の主として下方側は扱網12により包囲して前記扱室10を形成する。扱網12の下方には揺動選別装置13の揺動選別棚14の移送棚15を臨ませる。揺動選別棚14は移送棚15の後側にシーブ16を設け、シーブ16の後側にストローラック17を設けて構成する。前記移送棚15の下方には送風唐箕18を設け、揺動選別棚14は送風唐箕18の送風方向に往復揺動する。19は揺動選別装置13を設けた風選室である。 【0007】また、前記揺動選別棚14の下方には一番コンベア20を設け、一番コンベア20の後方には二番コンベア21を設ける。前記扱室10の終端側には前記扱網12より漏下しない被処理物を排出する扱室排出口23を設ける。しかして、前記扱室10の左右何れか一側には、扱室10に穀稈を供給する穀稈供給搬送装置27を設け、該穀稈供給搬送装置27の反対側の扱室10の終端には排塵処理装置28を設ける。排塵処理装置28は前記扱胴11と軸心方向が並行な排塵胴29を軸装し、排塵胴29の主として下方側または風選室19側を織り網または格子状に形成した処理網30により包囲して形成し、排塵処理装置28は始端側に設けた開口部(連通口)31により前記扱室10の終端側と連通させる。32は排塵胴29の外周に設けた処理歯である。 【0008】また、前記穀稈供給搬送装置27の反対側の扱室10の側部には、二番処理装置33を設け、二番処理装置33は前記排塵胴29と同心状に設けた二番処理胴34の外周を処理網35により包囲して形成し、前記二番コンベア21の終端と二番処理装置33とを二番物戻し装置36で接続する。しかして、前記穀稈供給搬送装置27の終端には脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置37の始端部を臨ませ、排藁搬送装置37の終端は排藁搬送装置37の後方に設けた左右方向のカッター装置38の上方に臨ませる。カッター装置38は公知のものであり、前後一対のカッター刃39を並設して構成している。カッター装置38の下方には前記排塵処理装置28の終端に開放した排塵口40を臨ませ、排塵口40の下方位置には左右方向の拡散装置41を設ける。拡散装置41は駆動回転の螺旋翼体42を軸装して構成する。この場合、前記螺旋翼体42は前記ストローラック17が臨む排出口43より下方であって、排出口43に可及的に近づくように設ける。 【0009】即ち、排出口43に螺旋翼体42を可及的に近づけることにより、排塵口40および排出口43からの排出物を効率よく拡散させる。図4は、他の実施例であり、前記排塵処理装置28の終端には排出物を前記拡散装置41上に案内する排出案内ガイド45を設ける。排出案内ガイド45は側面視排塵処理装置28側が高く後方に至るに従い低くなる傾斜の底樋46の上方に背面視上方に至るに従い三角形状に細くなる傾斜部47を有して構成する。排出案内ガイド45の終端は前記螺旋翼体42の上方に臨ませる。しかして、前記グレンタンク5は、上部タンク50と下部タンク51とに上下に分割形成し、グレンタンク5内には上部タンク50を上下させる上下機構52を設ける。上下機構52は上部を上部タンク50に軸支した一対の上部ロッド53の下部に、下部を下部タンク51側に軸支した一対の下部ロッド54の上部を軸部材55により夫々軸着し、一対の軸部材55に螺子軸56を螺合させる。螺子軸56は図示は省略するが、中間部より一方側と他方側と螺子溝の向きを反対に形成し、螺子軸56を同一方向に回転させたとき、一方の軸部材55と他方軸部材55は反対方向に移動する。したがって、螺子軸56を回転させると、上部ロッド53と下部ロッド54による上下機構52によって上部タンク50を下部タンク51に対して上下させる。57は上下用モータである。 【0010】しかして、前記脱穀装置2からグレンタンク5に穀粒を供給する供給揚穀筒60は下部筒61と上部筒62とに上下に分割し、下部筒61の上部に上部筒62の下部を取付け、折り畳み自在に取付ける。上部筒62は刈取脱穀の非作業中は折り畳み、作業中は伸ばして下部筒61に任意の方法で固定し、上部筒62の排出口63をグレンタンク5の上部タンク50の流入口64に接続する。しかして、前記排出オーガ6は、揚穀装置5を中心に旋回自在であると共に、先端の排出口65を上下自在に取付け、また、排出オーガ6自体を伸縮自在に構成する。機体所望位置には前記排出オーガ6の角度長さ等を含めた位置を検出する検出手段66を設け、検出手段66の信号により制御部67は排出オーガ6の回転数を最適状態に自動制御する。 【0011】即ち、排出オーガ6の回転(螺旋翼の回転)は、所定以上上げても搬送力は向上せず、穀粒を損傷する等の弊害もあるので、排出オーガ6の角度や長さの諸条件により回転数を変更すると、排出効率を向上させる。したがって、図示は省略するが、排出オーガ6の回転数変更手段68を設けて、状況に応じて回転数の変更を自動制御するようにしたものである。69は排出オーガ6の伸縮や角度調節するアクチュエータである。 【0012】次に実施例の作用を述べる。機体を前進させ、刈取部3により穀稈を刈取り、刈取った穀稈は穀稈供給搬送装置27により扱室10に供給され、扱室10内で回転する扱胴11により脱穀され、脱穀された処理物のうち細かい藁屑と穀粒は扱網12より揺動選別棚14に落下し、揺動選別棚14により移送されて風選室19に至り、揺動選別棚14の揺動と送風唐箕18からの送風とにより選別され、穀粒は一番コンベア20より機外に取り出され、細かい藁屑は送風により終端側に飛ばされる。また、扱網12より漏下しない被処理物のうち短い藁屑および枝梗付着粒と穀粒は、開口部(連通口)31より排塵処理装置28に入って処理され、穀粒および細かい塵埃は処理網30より落下して風選され、藁屑等は終端の開放した排塵口排塵口40より排出される。 【0013】また、二番コンベア21に入った二番物は、二番物戻し装置36により二番処理装置33に戻されて処理される。また、穀稈供給搬送装置27により搬送された穀稈は脱穀され、この脱穀済の排藁は排藁搬送装置37によりカッター装置38の上方に搬送されて、カッター装置38により細かく切断されて落下する。この場合、カッター装置38の下方には排塵処理装置28の排塵口40が開口し、排塵口40の下方にはストローラック17の終端が臨む風選室19の排出口排出口43が開口し、この排塵口40および排出口43の下方であって排塵口40および排出口43側に可及的に近づくように拡散装置41を設けているから、カッター装置38により細かく切断された藁屑や排塵口40および排出口43からの排出物は、拡散装置41により拡散されて圃場に落下する。 【0014】しかして、図4の他の実施例では、排塵処理装置28の終端には後方に排出物を案内する排出案内ガイド45を設け、排出案内ガイド45の終端は拡散装置41上に臨ませているから、排塵処理装置28から排出された排出物は拡散装置41上に案内されて効率よく拡散される。この場合、排出案内ガイド45は側面視排塵処理装置28側が高く後方に至るに従い低くなる傾斜の底樋46の上方に背面視上方に至るに従い三角形状に細くなる傾斜部47を有して構成しているから、排出案内ガイド45をカッター装置38の下方に設けても、カッター装置38から落下する藁屑は傾斜部47により左右に振り分けられ、排出案内ガイド45上に堆積することはない。 【0015】したがって、カッター装置38から落下する藁屑および排塵口40からの排出物は、拡散されて圃場に落下し、塊状に落下するのを防止する。しかして、前記グレンタンク5は、上部タンク50と下部タンク51とに上下に分割形成し、グレンタンク5内には上部タンク50を上下させる上下機構52を設け、脱穀装置2からグレンタンク5に穀粒を供給する供給揚穀筒60は下部筒61と上部筒62とに上下に分割しているから、刈取脱穀の非作業中は上部筒62は折り畳みグレンタンク5の上部タンク50は下降させ、作業中は下部筒61上に接続して伸ばして上動させた上部タンク50にの流入口64に排出口63を接続する。 【0016】したがって、非作業中は、グレンタンク5と供給揚穀筒60の高さが低くなり、路上走行等が容易になり、作業中はグレンタンク5の容積を大にでき、簡単な構成で、容積変更可能となる。しかして、旋回および伸縮および角度変更自在の排出オーガ6において、排出オーガ6の角度長さ等を含めた位置を検出する検出手段66を設け、排出オーガ6の位置によって回転数を変更するので、状況に応じて最適な回転数で作動させ、排出効率を向上させ、また、回転数の変更を自動制御しているので、操作性を向上させる。 【0017】 【効果】本発明は、穀稈供給搬送装置27により搬送中の穀稈を回転する扱胴11により脱穀する扱室10と、該扱室10の下方または後方に形成した風選室19と、前記扱室10の終端側に設けた排塵処理装置28と、前記穀稈供給搬送装置27に引き続き脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置37の終端に設けたカッター装置38とを有するものにおいて、前記カッター装置38の下方には排塵処理装置28の排塵口40および前記風選室19の排出口43を開口させ、該排塵口40および排出口43の下方であって前記排塵口40および排出口43側に可及的に近づくように拡散装置41を設けたコンバインとしたものであるから、カッター装置38により細かく切断された藁屑や排塵口40および排出口43からの排出物は、拡散装置41により拡散されて圃場に落下する。本発明は、穀稈供給搬送装置27により搬送中の穀稈を回転する扱胴11により脱穀する扱室10と、該扱室10の下方または後方に形成した風選室19と、前記扱室10の終端側に設けた排塵処理装置28と、前記穀稈供給搬送装置27に引き続き脱穀済の排藁を搬送する排藁搬送装置37の終端に設けたカッター装置38とを有するものにおいて、前記排塵処理装置28の終端には前記カッター装置38の下方に設けた拡散装置41に排塵処理装置28からの排出物を案内する排出案内ガイド45を設けたコンバインとしたものであるから、排塵処理装置28から排出された排出物は排出案内ガイド45により拡散装置41上に案内されて効率よく拡散される。本発明は、前記排出案内ガイド45は側面視排塵処理装置28側が高く後方に至るに従い低くなる傾斜の底樋46の上方に背面視上方に至るに従い三角形状に細くなる傾斜部47を有して構成したコンバインとしたものであるから、排出案内ガイド45をカッター装置38の下方に設けても、カッター装置38から落下する藁屑は傾斜部47により左右に振り分けられ、排出案内ガイド45上に堆積することはない。したがって、カッター装置38から落下する藁屑および排塵口40からの排出物は、拡散されて圃場に落下し、塊状に落下するのを防止する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年2月28日(2000.2.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080470 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−238534(P2001−238534A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月4日(2001.9.4) |
| 【出願番号】 |
特願2000−51992(P2000−51992) |
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