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【発明の名称】 コンバインの穀粒回収装置
【発明者】 【氏名】小松 正寛

【氏名】藤井 孝典

【要約】 【課題】コンバインの穀粒タンク及び排出オーガを軽量で容易に着脱できるようにし、狭い圃場でも収穫作業が適切に行われるようにした。

【解決手段】穀粒タンク8の穀粒を排出オーガ19に移送する移送螺旋17と、排出オーガ19に設けた排出螺旋20とを夫々単独の電動モータ18,21で駆動するようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行機体2上に脱穀部5と該脱穀部5により脱穀された穀粒を収容する穀粒タンク8、及び該穀粒タンク8内の穀粒を排出する排出オーガ19とを配設したコンバインにおいて、上記穀粒タンク8の穀粒を排出オーガ19に移送する移送螺旋17と、排出オーガ19に設けた排出螺旋20とを夫々単独の電動モータ18,21で駆動するようになし、穀粒タンク8及び排出オーガ19を着脱自在に構成したことを特徴とするコンバインの穀粒回収装置。
【請求項2】 穀粒タンク8の側方に排出オーガ19を装着したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒回収装置。
【請求項3】 穀粒タンク8の後方に排出オーガ19を装着したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒回収装置。
【請求項4】 排出オーガ19を側方及び後方に向け回動可能に装着したことを特徴とする請求項1及び請求項3記載のコンバインの穀粒回収装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀後の穀粒の回収を行う穀粒タンクや排出オーガを容易に着脱できるようにしたコンバインの穀粒回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインにおける穀粒回収装置は、穀粒タンクと該穀粒タンクの穀粒を揚送する縦筒、及び該縦筒の上端に首振り自在に設けた排出オーガとで構成されており、各構成部材は頑丈に作られ全体とてして重量が重く機体に強固に取付けられていると共に、穀粒タンクから縦筒に穀粒を移送する移送螺旋、縦筒に設けた縦螺旋、及び排出オーガに設けた排出螺旋は、夫々継ぎ手を介した一連の駆動軸によりエンジンからの動力で駆動されるようになっているため、これら穀粒タンク、縦筒、及び排出オーガを着脱することは極めて困難で、機体に常設の構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年中山間地の棚田等、特に少面積の圃場でも適応できるコンバインが要求されており、棚田の場合は圃場に至たるまでの道路も狭く軽トラック等に容易に積載でき、かつ狭い圃場でも障害物と接当したり沈下することがないような、容易に取り回しができる小型、軽量のコンバインが必要とされているが、上記従来のコンバインではこれに対応できない状況にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明のコンバインにおける穀粒回収装置は、第1に、走行機体2上に脱穀部5と該脱穀部5により脱穀された穀粒を収容する穀粒タンク8、及び該穀粒タンク8内の穀粒を排出する排出オーガ19とを配設したコンバインにおいて、上記穀粒タンク8の穀粒を排出オーガ19に移送する移送螺旋17と、排出オーガ19に設けた排出螺旋20とを夫々単独の電動モータ18,21で駆動するようになし、穀粒タンク8及び排出オーガ19を着脱自在に構成したことを特徴としている。
【0005】第2に、穀粒タンク8の側方に排出オーガ19を装着したことを特徴としている。
【0006】第3に、穀粒タンク8の後方に排出オーガ19を装着したことを特徴としている。
【0007】第4に、排出オーガ19を側方及び後方に向け回動可能に装着したことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用したコンバインの側面図であり、該コンバインはクローラ式の走行装置1に支持された走行機体2の前方に前処理部3が昇降自在に支持されて構成されており、該前処理部3の後方における左側に揚穀筒4を備えた脱穀部5が、右側に操縦パネル等を備えた運転席6が各配設され、該運転席6の後方に脱穀後の穀粒を収納し、必要時に排出する穀粒回収装置7が後述するように走行機体2側に取り付けられている。
【0009】そして上記コンバインは、従来同様圃場内を走行しながら前処理部3により圃場内の穀稈を刈り取り、前処理部3で刈り取られた穀稈を脱穀部5へ供給して脱穀し、脱穀及び選別処理された穀粒を揚穀筒4を介して穀粒回収装置7に供給することにより一連の収穫作業を行う構造となっている。
【0010】次に上記穀粒回収装置7の構造について説明する。該穀粒回収装置7は主要構成として穀粒タンク8と排出オーガ19からなっており、穀粒タンク8の構成は、図1〜図3に示されるように,布、化学繊維、ビニール等の可撓性を有する幕体Mを袋状に構成し、該袋状の幕体Mを立方枠をなす枠体9と該枠体9に設けたリンク機構13内に収容して取り付けることにより折り畳み可能に構成されており、上記枠体9に開口して設けた穀粒の導入筒10を介して幕体M内(穀粒タンク内)に穀粒が投入される構造となっている。そして上記枠体9の下方側部に開口して設けた排出筒11に取り付けられた排出オーガ19を介して穀粒タンク8内の穀粒を排出せしめるように構成されている。
【0011】上記枠体9は左右の側板9a,9bと、該左右側板9a,9bの上端側を連結する上板9cと、左右側板9a,9bの下端側を連結する下板9dとから構成され、該枠体9の左右側板9a,9bから前後に突設する複数のリンク機構13が設けられている。
【0012】なお上板9cの前後位置には左右側板9a,9bの上端側に連結する連結ロッド12が設けられており、また左右側板9a,9bは穀粒タンク8の前後方向の略中心に位置している。そして図3に示されるように上記導入筒10は揚穀筒4と連通しており、これにより穀粒タンク8内に揚穀筒4から穀粒が送られる。
【0013】導入筒10は揚穀筒4側にノブ付きボルト14により着脱自在に取付けられ、また枠体9の下板9dもノブ付きボルト15により走行機体2側に着脱自在に固定されていて、これにより穀粒タンク8は走行機体2側に着脱自在に装着されている。
【0014】一方上記リンク機構13は、左右側板9a,9bの上方及び下方に設けられ、下端部を前後方向に回動自在枢着した一対のリンクアーム13aの上方部分に支持アーム13bが枢着されていると共に、各支持アーム13bにはリンクアーム13aの内方への作動を許容する長穴13cが形成されている。そして該長穴13cに挿通させたノブ付きボルト13dが左右側板9a,9bに螺着されている。
【0015】また、左右側板9a,9b間で対向するリンク機構13のリンクアーム13aの揺動端(先端)は、リンクロッド13eを介して連結されており、左右のリンク機構13が同期して作動する構造となっている。つまり左右対向するリンク機構13のリンクアーム13aの先端が穀粒タンク8の前後方向の略中心(左右側板9a,9b)に近接及び離反する方向(前後方向)に同期して折り畳み揺動自在となっている。
【0016】そして、このように構成された枠体9及びリンク機構13内に袋状の幕体Mが収納されることにより極めて軽量な穀粒タンク8が形成されるが、幕体Mはその周部に縫合形成した複数の筒状の連結部M1に各連結ロッド12、リンクロッド13eが挿入されて支持される。
【0017】しかして、幕体Mは可撓性を有するため、図3に示されるようにノブ付きボルト13dを緩めてリンク機構13を折り畳むと、これに対応して穀粒タンク8の前後周壁8a,8bが前後に折り畳まれる。また前述のように穀粒タンク8は走行機体2に対して着脱自在であるため、これを走行機体2から取り外し折り畳むことによって、穀粒タンク8を単独で容易に取り扱うことができると共に、その搬送を容易とするものである。なお、9eは左右側板9a,9bを開口しその上辺を折り曲げた把持部である。
【0018】また、幕体Mにおける前述の上板9cとの対向部分には開口部が設けられ、該開口部に対向して上板9cには透明プラスチック等からなる透視可能なカバー9fが蓋として取り付けられており、穀粒タンク8内部の状態を上記カバー9fから透視することができるように構成されている。これにより組み立て時の作業性が向上するだけでなく、穀粒タンク8内の穀粒の量のチェックも容易に行うことができ、さらに上記カバー9f(蓋)により防塵がなされ、作業環境を向上させている。
【0019】また、左右側板9a,9b間の下部位置には、漏斗状で且つ底部に樋状部16aを形成したプラスチック製のタンクシュータ16が設けられており、該タンクシュータ16の周部に幕体Mが囲尭させているが、上記樋状部16a内には左右側板9a,9b間に移送螺旋17が軸架され、該螺旋17の右端部はタンクシュータ16に設けた排出筒11内に突出し、また、左端部は左側板9aから脱穀部5側に突出していてその螺旋軸17aは電動モータ18の駆動軸18aに連結されている。そして、該電動モータ18は穀粒タンク8の下方空間部において左側板9aに固着されている。
【0020】次に排出オーガ19の構成について説明する。該排出オーガ19は筒状のオーガ筒19内に排出螺旋20が回転自在に軸架されており、オーガ筒19aの基端部側には電動モータ21等からなる排出螺旋20の回転駆動機構26が設けられている。そしてオーガ筒19aの基端側側部には前記穀粒タンク8の排出筒11に着脱及び回動可能に嵌合する連結筒19bが設けられ、またオーガ筒19aの先端側には排出部19dが設けられており、排出螺旋20を回転駆動することにより排出筒11からの穀粒を揚上して排出部19dから排出するようになっている。
【0021】右端が閉鎖された連結筒19bはオーガ筒19aの基端側側部に連通して固着されており、その左端にはフランジ19cが形成され該フランジ19cには上下2箇所に径大頭部を有する頭付きピン22が固設されている。また、前記穀粒タンク8の排出筒11にもその基部にフランジ11aが形成され、該フランジ11aには排出筒11の上下に円弧状の長孔11cが形成されていると共に、両長孔11bの逆端部には夫々径大孔11bが形成されている。
【0022】従って、排出オーガ19を穀粒タンク8に取付ける際は、その連結筒19bを排出筒11に嵌合し、頭付きピン22の頭部をフランジ11aの径大孔11bに挿入することにより、両フランジ11a,19cを接触させた状態で前記頭付きピン22が長穴11b内を移動するように取付けるものであり、排出オーガ19は前記長穴11cの範囲で前後回動調節され、頭付きピン22を径大孔11bに合致させることにより排出オーガ19を容易に取り外せるようになっている。
【0023】23は排出オーガ19の支持装置で、該支持装置23は走行機体2側に取付けられており、そのブラケット24には排出オーガ19の揺動軌跡に対応した円弧状の長孔24aが設けられ、排出オーガ19に設けた固定具24bが前記長孔24a内をスライドして適宜の回動位置に排出オーガ19を固定できるようになっている。なお、25は排出オーガ19を取り外した際、排出筒11から穀粒タンク8内の穀粒が機外に放出しないように、排出筒11に着脱自在に嵌合装着するキャップで、排出筒11のフランジ11aに係合する頭付きピン25aを有している。
【0024】次に、排出螺旋20の回転駆動機構26について説明する。オーガ筒19aの下端部には排出螺旋20の螺旋軸20aを挿通軸架した固定ケース27が固着されており、該固定ケース27の一側には電動モータ21が取付けられていると共に、該伝動モータ21の駆動軸21aも固定ケース27に挿通軸架されている。そして該駆動軸21aに固着したスプロケット28と上記螺旋軸20aに固着したスプロケット29間には伝動チェーン30が懸架されており、電動モータ21の駆動力が伝動チェーン30を介して螺旋軸20aに伝達され排出螺旋20を駆動するようになっている。なお、31は前記固定ケース27に着脱自在に装着するカバー、32は各電動モータ18,21に設けた通電コネクタで、機体に設けたバッテリ等の電源部と着脱自在に接続され、適宜スイッチを介して伝動モータ18,21を駆動するようになっている。従って、通電コネクタ32を取り外すだけで、各伝動モータ18,21は穀粒タンク8又は排出オーガ19とともに簡単に着脱できる。
【0025】図4〜図6は第2実施形態を示すもので、穀粒タンク8を軽量なプラスチックで形成し、排出オーガ19を走行機体2の前後方向だけでなく側方にも傾動可能にすると共に、その中途部を折り畳み可能に構成したものである。
【0026】以下にその詳細を説明する。プラスチックで形成された穀粒タンク8は全体が略立方形に形成されており、その下部には漏斗状で且つ底部に樋状部16aを形成したプラスチック製のタンクシュータ16が設けられ、これに穀粒タンク8の下部が複数個のボルト34により着脱自在に取付けられている。また、タンクシュータ16下部の取付座33は走行機体2上にノブ付きボルト15により着脱自在に取り付けられていると共に、樋状部16aの後側面には排出筒11が取付けられている。
【0027】35は、一端部をタンクシュータ16の排出筒11に回動自在に嵌合させ、他端部には排出オーガ19の連結筒19bを回動自在に嵌合する側面視略逆L字状の受継筒であって、その両端部に形成したフランジ35aには夫々コ字型のホルダ36が設けられ、該ホルダ36にはスプリング37を介して先端部を突出方向に付勢したレバー38が夫々設けられていると共に、両フランジ35aの一方には頭付きピン35dを突出させ、他方には端部に径大孔35bを有する長孔35cが穿設されている。一方排出筒11に設けたフランジ11aと連結筒19bに設けたフランジ19cには、夫々前記受継筒35の両端部に設けたレバー38が係合する複数個の係止穴11e,19eが設けられていると共に、フランジ11aには前記受継筒35の頭付きピン35dが挿入する径大孔11b付き長孔11cが、フランジ19cにはフランジ35aの径大孔35b付き長孔35cに挿入する頭付きピン19dが夫々設けられている。
【0028】このように、受継筒35を介して排出筒11に装着された排出オーガ19は、排出筒11を支点として回動させると左右方向へ回動し、受継筒35を支点として回動させれば前後方向へ回動するもので、適宜の回動装置でレバー38を係止穴11eまたは19eに係止することにより固定される。また、排出オーガ19の回動時は頭付きピン35d,19dは長孔11c,35c内を移動し、径大孔11b,35bに頭付きピン35d,19dを合致させた時、排出オーガ19及び受継筒35は分離可能に穀粒タンク8から取り外せるようになっている。
【0029】また、前記タンクシュータ16の樋状部16aには電動モータ18により駆動される移送螺旋17が、また、排出オーガ19のオーガ筒19aには電動モータ21等の回転駆動機構26で駆動される排出螺旋20が夫々軸架されているが、電動モータ18,21や回転駆動機構26の取付け構成は第1実施形態のものと同様であり説明を省略する。
【0030】但し、該第2実施形態のもは、排出オーガ19のオーガ筒19aが不使用時の格納をコンパクトにするために長さ方向中途部で折畳自在になっており、具体的には図6に示す如くオーガ筒19a、及び該オーガ筒19a内に軸架される排出螺旋20はその長さ方向中途部で上下に分割されていて、該分割部において上下のオーガ筒19aには夫々フランジ19fが形成されていると共に、両フランジ19fの一側をピン40により回動自在に枢着し(折畳自在)、上下のオーガ筒19aが接続される際は、両フランジ19fが重合した状態で係止フック(トランク金)41により連結されるようになっている。また、上下のオーガ筒19a内に軸支される排出螺旋20の各接続端部には係脱自在のジョイント42が設けられ、上下のオーガ筒19aを接続した際に両ジョイント42が係合し駆動するようになっている。そして図4に示す如く排出オーガ19を折り畳み、直立状態で機体に収納保持する際は、脱穀部5側に設けた保持枠43に排出オーガ19をゴムバンド44により固定支持するようになっている。
【0031】上記の如く構成された本発明の作用を説明する。脱穀部5から揚穀筒4により穀粒タンク8に供給された穀粒は、下部の移送螺旋17の回転により横送りされ、排出筒11,受継筒35,連結筒19bを経て排出オーガ19に供給され、該排出オーガ19内に設けた排出螺旋20の回転によって排出部19dから機外の例えば軽トラック等に回収される。そして前記穀粒タンク8は布等の幕体M又はプラスチック成形等により極めて軽量に構成されていると共に、移送螺旋17及び排出螺旋20は夫々単独の電動モータ18,21で駆動するようになっているため、穀粒タンク8及び排出オーガ19は簡単に着脱できる。
【0032】そして、上記のように穀粒タンク8が軽量に構成されていると共に、従来の如く穀粒タンクから排出オーガへ穀粒を揚上する縦筒を用いないため、穀粒回収装置7は全体として小型軽量に構成することができる。
【0033】従って、機体を軽トラック等へ容易に積み込むことができると共に、仮に積載オーバとなるような場合があったとしても、穀粒タンク8及び排出オーガ19を単独または一緒に取り外して別途搬送することができるので便利であり、またその場合、第1実施形態の如く穀粒タンク8が折り畳み可能であるとその搬送を一層便利とする。また、上記のように穀粒タンク8及び排出オーガ19を容易に着脱できるので、メンテナンスを能率的に行うことができるばかりか、棚田等狭い圃場において、周囲に障害物があったり機体が沈下し易いような場合には、該障害物との接触を避けかつ機体重量を軽くするために、予め排出オーガ19を取り外した状態で作業を行い、穀粒を取り出す時だけ排出オーガ19をセットする等の方法を用いることができるため、狭い圃場におけるコンバインの作業性を向上させる。
【0034】また、排出オーガ19は穀粒タンク8の側方または後方に取り付けられており、走行機体2の側方または後方からこれを容易に着脱できると共に、該排出オーガ19を前後方向だけでなく左右方向へも回動可能とすることにより穀粒の取り出しを容易とする。
【0035】そして、上記のように、本発明の穀粒タンク8及び排出オーガ19は極めて容易に着脱できるため、必要によって、例えばこれを図7の第3実施形態に示す如くホッパ方式の穀粒回収装置にも容易に置き換えることができる。
【0036】即ち、前記の穀粒タンク8及び排出オーガ19を取り外し、その代わりにホッパ45(プラスチック製)を脱穀部5側に装着して、該ホッパ45の下方に籾袋支持枠46を装着すれば、極めて簡単にホッパ方式の穀粒回収装置7を得ることかできるものであって、このようにすれば、排出オーガも不用となり穀粒回収装置7を更に軽量としてその作業範囲を拡大することができる。なお、本発明はコンバインに特定されることなくハーベスタ等の収穫機に用いてもよいことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上の如く構成された本発明は、穀粒タンク8及び排出オーガ19に装着される移送螺旋18及び排出螺旋20を、夫々単独の電動モ−タ18,21により駆動するようにしたから、これら螺旋の駆動機構が従来の如く、エンジン動力により一連の伝動軸を介して駆動されるものに比し、穀粒タンク8及び排出オーガ19の着脱が極めて容易となり、例えば軽トラック等への積み込み、及び棚田等の狭い圃場においても作業性のよいコンバイン作業を得ることができる。
【0038】また、排出オーガ19は穀粒タンク8の側方または後方に取り付けられており、走行機体2の側方または後方からこれを容易に着脱することができるばかりか、該排出オーガ19を走行機体2の前後方向だけでなく左右方向への回動も可能にすることにより、穀粒の取り出しを一層便利とする。
【出願人】 【識別番号】000001878
【氏名又は名称】三菱農機株式会社
【出願日】 平成12年2月16日(2000.2.16)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−224235(P2001−224235A)
【公開日】 平成13年8月21日(2001.8.21)
【出願番号】 特願2000−38667(P2000−38667)