| 【発明の名称】 |
コンバインの排出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大崎 正美
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行装置7の左右一側上方位置に脱穀装置2を、左右他側上方位置にグレンタンク3とを夫々設け、該グレンタンク3には該タンク3内の穀粒を排出する穀粒排出装置13を設け、該穀粒排出装置13は、先端に穀物排出口16を有し送風機15からの高圧空気により穀粒を搬送する排出用筒部材14の中間部をグレンタンク3の排出部12に接続して構成し、前記排出部12は、前記グレンタンク3の穀粒を排出する排出繰出機構50と、該排出繰出機構50を駆動させる排出用モータ58と、前記排出用筒部材14の中間部を接続して一端から他端に流動する高圧空気に排出繰出機構50から排出された穀粒を合流させるフィーダ57とにより構成し、前記排出繰出機構50および前記排出用モータ58および前記フィーダ57は前記グレンタンク3に設けたコンバインの排出装置。 【請求項2】 請求項1において、前記グレンタンク3は縦軸横方向回動自在に機体固定部に設け、前記排出繰出機構50および前記排出用モータ58および前記フィーダ57は前記グレンタンク3と共に横方向回動するように構成したコンバインの排出装置。 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記排出繰出機構50は前記グレンタンク3の下部に設けた下方に至るに従い細くなる漏斗部11の下部に設け、該排出繰出機構50の下部に前記フィーダ57を設けたコンバインの排出装置。 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3において、前記排出繰出機構50は、内周面が円形のドラム51内に放射方向に突き出てドラム51の内周に摺接する回転翼53を横回転軸52により設けたコンバインの排出装置。 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記フィーダ57は、前記排出繰出機構50の下部に下方に至るに従い小径となる漏斗部63の上部を接続したコンバインの排出装置。 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記フィーダ57は、漏斗部63の下方に、前記一端から他端に至るに従い低くなる上手側傾斜面66設け、該上手側傾斜面66に前記空気流入口67を形成したコンバインの排出装置。 【請求項7】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6において、前記フィーダ57は、前記一端と他端の中間に、その中間下部に中間が低く他端に至るに高くなる凹部68と、中間上部に他端の下手側接続筒部62に向けて低くなる下手側傾斜面70を形成し、前記下手側接続筒部62は始端側が小径で終端に至るに従い大径に形成したコンバインの排出装置。 【請求項8】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7において、前記排出用モータ58は可変速モータにより回転変更可能に構成したコンバインの排出装置。 【請求項9】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8において、前記排出繰出機構50のドラム51の上部開口部56には、上部開口部56の開口面積を大小に調節しうる落下量調節体72を設けたコンバインの排出装置。 【請求項10】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9において、前記排出用モータ58は、送風機15に通電した後に作動するようにしたコンバインの排出装置。 【請求項11】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9または請求項10において、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が一定以下の圧力低下を検出すると、排出用モータ58の作動を停止させるように構成したコンバインの排出装置。 【請求項12】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9または請求項10または請求項11において、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が排出用筒部材14内の一定以上の圧力を検出すると、排出用モータ58を作動させるように構成したコンバインの排出装置。 【請求項13】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9または請求項10または請求項11または請求項12において、前記排出部12は、排出繰出機構50とフィーダ57のうち何れか一方または両方は、着脱自在に取付け、前記排出繰出機構50を作動させる排出用モータ58は、排出部12を基準にグレンタンク3の回動中心から離れた回動端側に設けたコンバインの排出装置。 【請求項14】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9または請求項10または請求項11または請求項12または請求項13において、前記排出繰出機構50のドラム51は、円形のドラム51内に放射方向に突き出てドラム51の内周に摺接する回転翼53を設け、ドラム51の側板71を着脱自在に構成したコンバインの排出装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、大豆、小豆、米、麦、蕎麦等の穀粒を一時貯留するグレンタンクの穀粒排出装置に係るものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の、実開平2−116935号公報には、機体フレームの下方に設けた走行装置と、機体フレームの前側に設けた刈取部と、機体フレームの上方位置に設けたグレンタンクと、該グレンタンク内の穀粒を排出する穀粒排出装置とを有し、該穀粒排出装置は、先端に穀物排出口を有しエンジンからの送風により穀粒を搬送する排出用筒部材の中間部をグレンタンクに接続した構成について記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、排出用筒部材への送風をエンジンの排風を利用する点に課題がある。即ち、エンジンの排気ガスを利用するので、穀粒が汚染される可能性がある。また、排出用筒部材は一々トラックのタンクに係止しなければならず、排出作業が面倒であるという課題がある。また、グレンタンクは固定なので、メンテナンスが面倒であるという課題がある。この場合、公知例はグレンタンクの前側のエンジンからグレンタンクの後側に排出用筒部材を配置しているから、グレンタンクをオープンさせる構成を採用するにしても排出用筒部材を一々着脱するという別の課題が発生する。しかして、高圧空気により穀粒を排出搬送すると、螺旋による搬送に比し、穀粒に与える負荷が少なく、損傷が少なく有利であるが、その排出用筒部材の配置を工夫しないと、搬送距離が長くなって、圧力損失が発生する。そこで、排出用筒部材の配置を工夫して搬送穀粒の損傷を減少させながら、円滑な搬送できるようにしたものであり、また、グレンタンクをオープンさせてメンテナンスを容易にしたものである。また、グレンタンクの排出部を工夫して詰まりを防止しつつ円滑に搬送するようにし、また、メンテナンスを容易にしたものである。 【0004】 【発明の目的】搬送穀粒の損傷の減少および穀粒汚染の回避、グレンタンクのオープンの実現、グレンタンクのオープン構成の簡素化、オープン作業の容易化、搬送の円滑化、メンテナンスの容易化、作業の容易化、作業効率の向上。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、走行装置7の左右一側上方位置に脱穀装置2を、左右他側上方位置にグレンタンク3とを夫々設け、該グレンタンク3には該タンク3内の穀粒を排出する穀粒排出装置13を設け、該穀粒排出装置13は、先端に穀物排出口16を有し送風機15からの高圧空気により穀粒を搬送する排出用筒部材14の中間部をグレンタンク3の排出部12に接続して構成し、前記排出部12は、前記グレンタンク3の穀粒を排出する排出繰出機構50と、該排出繰出機構50を駆動させる排出用モータ58と、前記排出用筒部材14の中間部を接続して一端から他端に流動する高圧空気に排出繰出機構50から排出された穀粒を合流させるフィーダ57とにより構成し、前記排出繰出機構50および前記排出用モータ58および前記フィーダ57は前記グレンタンク3に設けたコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記グレンタンク3は縦軸横方向回動自在に機体固定部に設け、前記排出繰出機構50および前記排出用モータ58および前記フィーダ57は前記グレンタンク3と共に横方向回動するように構成したコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出繰出機構50は前記グレンタンク3の下部に設けた下方に至るに従い細くなる漏斗部11の下部に設け、該排出繰出機構50の下部に前記フィーダ57を設けたコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出繰出機構50は、内周面が円形のドラム51内に放射方向に突き出てドラム51の内周に摺接する回転翼53を横回転軸52により設けたコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記フィーダ57は、前記排出繰出機構50の下部に下方に至るに従い小径となる漏斗部63の上部を接続したコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記フィーダ57は、漏斗部63の下方に、前記一端から他端に至るに従い低くなる上手側傾斜面66設け、該上手側傾斜面66に前記空気流入口67を形成したコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記フィーダ57は、前記一端と他端の中間に、その中間下部に中間が低く他端に至るに高くなる凹部68と、中間上部に他端の下手側接続筒部62に向けて低くなる下手側傾斜面70を形成し、前記下手側接続筒部62は始端側が小径で終端に至るに従い大径に形成したコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出用モータ58は可変速モータにより回転変更可能に構成したコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出繰出機構50のドラム51の上部開口部56には、上部開口部56の開口面積を大小に調節しうる落下量調節体72を設けたコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出用モータ58は、送風機15に通電した後に作動するようにしたコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が一定以下の圧力低下を検出すると、排出用モータ58の作動を停止させるように構成したコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が排出用筒部材14内の一定以上の圧力を検出すると、排出用モータ58を作動させるように構成したコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出部12は、排出繰出機構50とフィーダ57のうち何れか一方または両方は、着脱自在に取付け、前記排出繰出機構50を作動させる排出用モータ58は、排出部12を基準にグレンタンク3の回動中心から離れた回動端側に設けたコンバインの排出装置としたものである。本発明は、前記排出繰出機構50のドラム51は、円形のドラム51内に放射方向に突き出てドラム51の内周に摺接する回転翼53を設け、ドラム51の側板71を着脱自在に構成したコンバインの排出装置としたものである。 【0006】 【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1は大豆、小豆、米、麦、蕎麦等の穀物を刈取り脱穀するコンバインの機体フレームであり、2は前記機体フレーム1の上方位置に設けた脱穀装置、3は前記脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク、4は前記グレンタンク3の前側に空間5を置いて設けた操縦席、7は前記機体フレーム1の下方に設けた走行装置、8は前記脱穀装置2および前記操縦席4の前側に位置する刈取部である。前記グレンタンク3には、前記脱穀装置2内に設けた一番コンベアの終端部に接続した穀物供給用揚穀装置10の上部を接続し、前記一番コンベアにより取出された穀物を貯留する。グレンタンク3の下部は、下方に至るに従い細く(狭く)なる漏斗部11に形成し、漏斗部11の下部にはグレンタンク3内の穀粒を排出する排出部12を設ける。排出部12には穀粒排出装置13の一部を構成する排出用筒部材14の中間部を接続する。 【0007】即ち、穀粒排出装置13は、排出用筒部材14の一端に圧縮空気(高圧空気、圧搾空気)を送風する送風機15を接続し、他端に穀物排出口16を形成し、中間部をグレンタンク3の排出部12に接続し、前記穀物排出口16が縦軸旋回および上下するように構成する。本実施例では、排出用筒部材14の基部側筒部17の基部に前記送風機15を接続し、基部側筒部17の先端は前記排出部12の上手側に接続し、排出部12の下手側には排出用筒部材14の中間筒部18の基部を接続し、中間筒部18の先端はグレンタンク3より突出させ、中間筒部18には上方に起立する縦排出筒部19を接続し、該縦排出筒部19に続いて横排出筒部20を設け、横排出筒部20の先端に前記穀物排出口16を形成している。本実施例では、縦排出筒部19と横排出筒部20を一体形成しているが、別体でもよい。 【0008】また、前記グレンタンク3の漏斗部11の前後何れか一側には接続筒26を設け、接続筒26には下部縦軸27を介してL型状の下部メタル28を取付け、下部メタル28は前記機体フレーム1側に固定し、下部メタル28の上部には穀粒排出装置13の一部を構成する縦回転筒29を下部メタル28に対してモータ、シリンダ等の旋回用駆動源30により回転自在に取付ける。縦回転筒29の上部には取付部材31の基部をモータ、シリンダ等の上下用駆動源32により上下回動自在に取付け、取付部材31の先端側には支持横フレーム33を取付ける。そして、前記排出用筒部材14の中間筒部18は接続筒26から下部メタル28内に挿入し、中間筒部18に続く縦排出筒部19は縦回転筒29内を通して縦回転筒29の上端開口部より露出させ、縦排出筒部19に続く横排出筒部20を支持横フレーム33の側部に添わせて係止部材35により係止している。 【0009】前記係止部材35は、横向きU型形状に形成し、所定間隔を置いて複数固定し、各係止部材35内に横排出筒部20を挿通する。即ち、横排出筒部20は、金属等の剛体により形成した筒内に挿入して設けてもよいが、支持横フレーム33の側部に添わせて係止部材35により係止することで、軽量化が図れ、好適である。また、クランプと呼ばれ、バンド状の着脱自在のもので係止部材35を構成すると、着脱が容易になって、メンテナンスが容易になり、好適である。また、本実施例の横排出筒部20は、支持横フレーム33の側部に添わせているが、上面および下面に添わせてもよい。支持横フレーム33は、前記取付部材31を平面視前記縦回転筒29の開口部22に重合しないようにオフセットさせ、排出用筒部材14は支持横フレーム33の開口部22側の側面に添わせて設け、縦排出筒部19と横排出筒部20との間の屈曲部24が平面視略直線状になるように取付ける。 【0010】また、取付部材31の回動中心である取付軸23は、側面視開口部22の上方を外して(離れて)前記支持横フレーム33の長さ方向の始端または終端(前後)の何れか一方側に位置させて設け、縦排出筒部19と横排出筒部20との間の屈曲部24は、側面視屈曲部24の所謂アール(円弧状の屈曲部24の半径)を大きくする。しかして、前記排出用筒部材14は、送風機15に接続した基部側筒部17を前記縦回転筒29の外側(反脱穀装置2側、既刈地側)を排出部12に向けて伸ばし、排出部12を過ぎた所定位置にて縦回転筒29に向けて折り返す折り返し部38を形成し、折り返し部38より折り返した基部側筒部17を排出部12に接続し、該排出部12の縦回転筒29側に前記中間筒部18の始端を接続し、中間筒部18の終端は前記縦回転筒29に向かって伸ばす。 【0011】したがって、基部側筒部17は縦回転筒29側にある送風機15からの送風を折り返し部38により縦回転筒29に向けて排出部12に送風して穀粒を搬送し、しかも、基部側筒部17の長さを短くする。本実施例では、前記送風機15は、グレンタンク3の後側の縦回転筒29の更に後側に設け、前記送風機15の送風筒部37は外側(反脱穀装置2側、既刈地側)に配置し、排出用筒部材14の基部側筒部17の基部は前記送風筒部37に接続し、基部側筒部17は前記縦回転筒29の外側を前方に向かって伸びるように配置し、次ぎに基部側筒部17の中間の折り返し部38より後方に向かって伸びるように配置して排出部12の前側に接続する。排出部12の後側に前記中間筒部18の始端を接続し、中間筒部18の終端は後側の前記縦回転筒29に向かって伸びている。 【0012】前記排出用筒部材14は、その材質は任意であるが、一部または全部を変形可能な可撓性部材により形成し、少なくとも、縦回転筒29の上端開口部から突出する縦排出筒部19と横排出筒部20のうち支持横フレーム33の基部に係止した係止部分との間は変形可能な可撓性部材により形成すると、排出用筒部材14の縦排出筒部19に対して横排出筒部20の旋回を円滑にする。また、それ以外の部分は、合成樹脂あるいは金属等の剛体によって構成してもよく、例えば、縦排出筒部19を金属筒により形成すると、縦回転筒29を省略できる。また、排出用筒部材14の基部側筒部17および中間筒部18も伸縮自在で変形自在に構成すると、グレンタンク3のオープンに際して、着脱することがなく、オープン作業を容易にして、好適である。 【0013】また、排出用筒部材14の一部または全部は内部を目視可能な透明部材(半透明等を含み目視可能であればよい)により形成すると、メンテナンスを容易にして、好適である。特に、排出用筒部材14の横排出筒部20は支持横フレーム33の側部に添わせて係止部材35により係止して殆ど露出させているので、操縦席4から見ることができて、詰まりに対して素早く対応できる。しかして、前記グレンタンク3は前記下部縦軸27および該下部縦軸27と同心の機体側の任意の固定部に設けた上部縦軸36を中心に機体側に対して側方に回動するように取付ける。本実施例では、前記下部縦軸27および上部縦軸36をグレンタンク3の反脱穀装置2側の外側(既刈地側)に設け、グレンタンク3の前側を回動するようにしている。即ち、前記排出用筒部材14を挿通した縦回転筒29は、グレンタンク3の後部に設け、縦回転筒29を移動させることなくグレンタンク3の前側を側方回動させる。 【0014】40はグレンタンク3の前側に設けた下部ロック機構であり、グレンタンク3が回動しないように機体固定部に固定すればよく、その構成は任意であるが、一例を示すと、41は機体フレーム1側に軸止したフック、42は前記フック41が係合する係合ピン43を有しかつフック41を操作する操作レバー、44は操作レバー42の中間部を当接させてグレンタンク3の回動を停止させるグレンタンク3側に設けた係合部材である。また、45は上部ロック機構であり、前記脱穀装置2側に設けた係合体46に係合フック47を継脱させて、ロックする。しかして、前記送風機15は、グレンタンク3より後方に設ける。即ち、送風機15はグレンタンク3の後部より後方の固定部に設け、グレンタンク3の前側の刈取部8に対して重りの作用を期待する(図1、図2)。また、グレンタンク3の後側に設ける。 【0015】しかして、前記排出部12は、漏斗部11の下部に略一定量ずつ排出する排出繰出機構50を設ける。排出繰出機構50は、内周面が円形のドラム51の中心に横回転軸52により放射方向に突き出てドラム51の内周に摺接する回転翼53を横回転軸52の回転方向に所定間隔を置いて複数設け、各回転翼53の間に穀粒を下方の落下口54まで案内する流入室55を形成する。前記ドラム51はその上部の上部開口部56を前記漏斗部11の下部に臨ませ、前記落下口54を後述するフィーダ57の上部に開口させて構成し、落下口54の下部は下方に至るに従い広がるように構成する。前記ドラム51より突出する横回転軸52には歯車(図示省略)を設け、該歯車には排出用モータ58の歯車(図示省略)との間にチエン59を掛け回す。 【0016】前記フィーダ57は前記排出部12の一部を構成し、フィーダ57の下側の一端には前記基部側筒部17の終端を接続する上手側接続筒部61を、他端には前記中間筒部18の始端を接続する下手側接続筒部62を夫々形成し、フィーダ57の上部は下方に至るに従い小径となる漏斗部63に形成する。漏斗部63の下部は合流部64に形成し、合流部64の上手側接続筒部61側の内面は側面視略垂直方向の縦面65を形成し、縦面65に続いて下方に至るに従い下手側接続筒部62に近づく上手側傾斜面66に形成し、上手側傾斜面66には前記上手側接続筒部61と連通する空気流入口67を開口させる。前記上手側傾斜面66の下縁には、空気流入口67の下縁を過ぎて下方に向かって下手側接続筒部62側に低く傾斜する凹部68を連続形成し、凹部68はその中間部より前記下手側接続筒部62に近づくに従い高くなる傾斜面に形成している。 【0017】また、前記合流部64の下手側接続筒部62側の上部内面は、下方に至るに従い下手側接続筒部62の空気排出口69に近づく下手側傾斜面70に形成する。前記上手側接続筒部61は終始同径であるが、前記下手側接続筒部62の内周は空気排出口69より終端に至るに従い大径に形成している。しかして、前記排出繰出機構50は、前記ドラム51をグレンタンク3の漏斗部11の下部に着脱自在に取付け、ドラム51の下部に前記フィーダ57の上部を着脱自在に取付ける。したがって、前記のようにグレンタンク3を外側回動させると、排出部12のメンテナンスを容易にできる。即ち、排出繰出機構50はグレンタンク3の漏斗部11に取付けているので、グレンタンク3と共にオープンし、メンテナンスを容易にする。 【0018】この場合、前記排出用モータ58は、前記グレンタンク3の漏斗部11の下方に設けると、空間を有効利用できて、好適であり、また、排出部12を基準にグレンタンク3の回動中心から離れた回動端側に設けると、グレンタンク3をオープンさせたとき、ドラム51が邪魔にならずに排出用モータ58を露出させ、一層、メンテナンスを容易にでき、好適である。また、前記ドラム51は、回転翼53の軸心方向の側板(フランジ)71を着脱自在に構成し、回転翼53を取り外せるようにすると、一層、メンテナンスを容易にでき、好適である。 【0019】しかして、前記排出用モータ58はインバーターモータ等の可変速モータにより回転変更可能に構成し、回転変更することによりフィーダ57への落下量を変更可能に構成する。また、前記上部開口部56には、上部開口部56の開口面積を大小に調節しうる落下量調節体72を設けると、穀粒の種類や性状によって最適な状態で、効率よく排出させる。即ち、排出繰出機構50はフィーダ57に継続的に定量の穀粒を落下させると、詰まりが防止できて好ましく、このとき、単に回転翼53の回転数を上げても所定回転数を越えると、各回転翼53によって形成される流入室流入室55の開口部が上部開口部56に対して開口している時間が短くなって、充分な量の穀粒が落下する以前に回転移動してしまうので、流入室55への流入量は却って減少し、排出繰出機構50による落下量は穀粒の流入室55への流入速度と回転翼53の回転数の相対関係によって、効率を向上させることになる。 【0020】そこで、単に、落下量調節体72により上部開口部56を広く、回転翼53の回転を早く、あるいは、落下量調節体72により上部開口部56を狭く、回転翼53の回転を遅くするだけでなく、落下量調節体72により上部開口部56を広く、回転翼53の回転を遅く、あるいは、落下量調節体72により上部開口部56を狭く、回転翼53の回転を早くする等の適宜の両者関係を設定することにより、穀粒の種類や性状によって最適な状態で、効率よく排出させる。実施例では、前記回転翼53の中心を前記漏斗部11の下部に対してずらせて設け、ドラム51の上部開口部56が回転翼53に対して斜め上方に位置するようにし、前記回転翼53を設けた側の漏斗部11に板状の落下量調節体72を出入り自在に取付けている。また、上部開口部56の下部に回転翼53の側部を露出させて穀粒が流入室55に流入する流入部73を形成するので、回転翼53とドラム51の内周とによる穀粒の挟み込みを減少させ、好適である。 【0021】しかして、前記排出用モータ58は、前記送風機15に通電後に作動させる。即ち、送風機15に通電されていない状態では、排出用モータ58に通電しないようにする。77は送風機15用の送風機スイッチ、78は制御部、79は排出用モータ58のモータスイッチであり、制御部78は送風機15に通電後にモータスイッチ79を入りにする。また、80は送風機15の回転数検知センサであり、回転数検知センサ80による送風機15の回転の有無の検知に基づいて、排出用モータ58を作動させてもよい。また、前記排出用モータ58の停止は、任意に行うが、前記送風機15は前記排出用モータ58の停止後所定時間を置いて停止するようにする。しかして、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が一定以下(所定値以下)の圧力低下を検出すると、排出用モータ58の作動を停止させる。この場合、前記排出部12の上手側の排出用筒部材14内の圧力を検出するように圧力検知センサー83を設けると、確実に対処でき、好適である。また、圧力検知センサー83が排出用筒部材14内の一定以上(所定値以上)の圧力を検出すると、排出用モータ58を作動させる。この場合、前記排出部12の下手側の排出用筒部材14内の圧力を検出するように圧力検知センサー83を設けると、確実に対処でき、好適である。 【0022】(作用)次に前記構成に基づく作用を述べる。操縦席4に着座して機体を前進させ、分草体により穀稈を分草し、分草した穀稈をリールで掻込み刈刃により刈取り、刈取った穀稈を脱穀装置2へ供給して脱穀して風選し、一番物は一番コンベアにより取出され、穀物供給用揚穀装置により脱穀装置2の側部に設けたグレンタンク3に貯留する。グレンタンク3の排出部12には、圧縮空気を送風する送風機15を接続した排出用筒部材14の中間部を接続し、排出部12の搬送下手側の排出用筒部材14に設けた穀物排出口16が縦軸旋回および上下するように構成した穀粒排出装置13を設けているから、グレンタンク3内に穀物が一杯になると、機体を圃場近傍に待機させたトラックの近傍にまで走行させ、穀物排出口16を前記トラックのタンク上方に位置させる。 【0023】この場合、穀物排出口16は上下および旋回自在であるから、トラックのタンクとの位置合わせを容易にする。また、穀物排出口16は上下および旋回自在であるから、トラックのタンクに一々係止する必要がなく、排出作業を容易にする。この状態で送風機15を作動させると、グレンタンク3内の穀粒は漏斗部11から排出部12を通って排出用筒部材14の中間部に入り、送風機15からの圧搾空気により搬送された穀物が穀物排出口16よりトラックに設けたタンクに排出される。この場合、グレンタンク3内の穀粒は排出部12より排出用筒部材14の中間部に流入するが、排出部12は漏斗部11の下部に略定量ずつ排出する排出繰出機構50を設けているから、ドラム51の上部開口部56から穀粒は各回転翼53の間の流入室55に入り、回転する回転翼53によりドラム51の下方の落下口54まで搬送され、落下口54より落下する。 【0024】即ち、穀粒は、後述するフィーダ57にて送風機15からの送風と合流して、搬送されるが、略定量ずつ落下して合流するから、各穀粒に当たる風圧が略一定となって、合流および空気搬送が円滑になる。落下量がばらばらだと、量が多いときは穀粒が詰まりやすく、量が少ないときは飛ばされてフィーダ57内に滞留することもあるが、これを防止する。しかして、ドラム51の落下口54の下方にはフィーダ57の上部を接続しているから、落下口54より落下した穀粒は、フィーダ57の上手側接続筒部61に連通する空気流入口67より入る送風機15からの送風により下手側接続筒部62の空気排出口69に飛ばされ、下手側接続筒部62から中間筒部18内に入り、そのまま高圧空気により穀物排出口16まで搬送されて排出される。 【0025】この場合、落下口54の下部は下方に至るに従い広がるように構成しているから、回転する回転翼53によりドラム51の下方の落下口54まで搬送された穀粒は、空間が広がるので、抵抗が減少し、詰まりの発生を防止する。また、フィーダ57の上部は下方に至るに従い小径となる漏斗部63に形成しているから、フィーダ57の上部まで落下した穀粒は漏斗部63により合流部64の中央側に案内されて落下して空気と合流する。即ち、分散したまま穀粒が、高圧空気に接触すると、一部が舞い上がったまま高圧搬送空気の流れに合流しないことも考えられ、また、漏斗部63の下部は落下口54より所定間隔置いているから詰まりは発生しないので、漏斗部63により中央側に案内して落下穀粒の密度を濃くして、各穀粒に当たる送風圧力の斑を減少させて空気による搬送を円滑にさせる。 【0026】また、フィーダ57は、漏斗部63の下方の合流部64は、下方に至るに従い下手側接続筒部62に近づく上手側傾斜面66に形成し、上手側傾斜面66には前記上手側接続筒部61と連通する空気流入口67を開口させているから、落下した穀粒は上手側傾斜面66により下手側接続筒部62側に斜めに移動するように案内され、この状態で、空気流入口67からの送風に当たるので、一層円滑に、穀粒は搬送用空気に乗って移動する。また、空気流入口67は上手側傾斜面66に斜めに開口しているので、空気流入口67の上部と下部とで風が穀粒に当たる時間差が発生し、合流が円滑になる。即ち、略垂直に落下する穀粒に真横から送風すると、空気流入口67に近い側に落下する穀粒のみに風圧が強く作用する傾向となるが、斜めに開口しているので、空気流入口67の上部では近い穀粒に当たり易く、下部では空気流入口67から下手側の離れた穀粒に搬送風を作用させ易く、穀粒は拡散されながら排出されるので、詰まりの発生を少なくする。 【0027】しかして、フィーダ57は、空気流入口67の下縁を過ぎても上手側傾斜面66に続けて下方に向かって下手側接続筒部62側に低く傾斜させて凹部68を形成し、凹部68はその中間部より前記下手側接続筒部62に近づくに従い高くなる傾斜面に形成し、前記下手側接続筒部62側の上部内面は、下方に至るに従い下手側接続筒部62に近づく傾斜面下手側傾斜面70に形成しているから、搬送用空気に合流した穀粒は、凹部68および下手側傾斜面70により空気排出口69に向けて案内されて、下手側接続筒部62内に入る。そして、下手側接続筒部62の内周は始端側が小径で終端に至るに従い大径に形成しているから、下手側接続筒部62の始端部の空気の流速は早くなって、詰まることなく、排出繰出機構50からの落下穀粒を下手側に搬送する。 【0028】しかして、前記排出用モータ58はインバーターモータ等の可変速モータにより回転変更可能に構成しているから、回転変更することによりフィーダ57への落下量を変更でき、穀粒の種類や性状によって最適な状態で、効率よく排出させる。即ち、排出繰出機構50はフィーダ57に継続的に定量の穀粒を落下させると、詰まりが防止できて好ましく、このとき、単に回転翼53の回転数を上げても所定回転数を越えると、各回転翼53によって形成される流入室55の実質開口時間が短くなって、充分な量の穀粒が落下する以前に回転移動してしまうので、流入室55への流入量は却って減少するから、穀粒の種類や性状によって、回転翼53の回転数を変更することにより、詰まりを防止しつつ落下効率を向上させる。 【0029】また、前記上部開口部56には、上部開口部56の開口面積を大小に調節しうる落下量調節体72を設けているから、回転翼53の回転数のみならず、上部開口部56の開口面積を調節することにより、一層、穀粒の種類や性状によって最適な状態で、効率よく排出させる。即ち、前記したように、回転翼53の回転数の調節では対応できない穀粒であっても、穀粒の流入室55への流入速度と回転翼53の回転数の相対関係を変更調節することによって、効率を向上させる。実施例では、前記回転翼53の中心を前記漏斗部11の下部に対してずらせて設け、ドラム51の上部開口部56が回転翼53に対して斜め上方に位置するようにし、前記回転翼53を設けた側の漏斗部11に板状の落下量調節体72を出入り自在に取付けているから、簡単な構成で落下量調節体72を設けられる。 【0030】しかして、排出用モータ58は、送風機15に通電した後に作動させるから、排出部12のフィーダ57内に充分穀粒を搬送しうるように空気が流れている状態で、穀粒を落下させる。したがって、排出部12における詰まりの発生を防止する。また、送風機15に通電されていない状態では、排出用モータ58に通電しないから、初期操作における誤操作によって、穀粒が詰まるのを防止する。また、回転数検知センサ80を制御部78に接続し、回転数検知センサ80の検出信号によってモータスイッチ79を入り切りすると、確実に詰まりの発生を防止する。また、排出用モータ58の停止は、任意であるが、送風機15は排出用モータ58の停止後も送風を続行しているから、排出用筒部材14内の穀粒が詰まるのを防止する。 【0031】この場合、排出繰出機構50の停止後、フィーダ57内の穀粒が穀物排出口16から全て排出するために要する時間を置いて停止するようにすると、詰まり防止が一層確実になって、好適である。しかして、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が一定以下(所定値以下)の圧力低下を検出すると、排出用モータ58の作動を停止させるから、詰まりを防止する。この場合、前記排出部12の上手側の排出用筒部材14内の圧力を検出するように圧力検知センサー83を設けてあるから、排出部12のフィーダ57への送風圧力が低下したことを確実に検知でき、穀粒搬送力の低下による詰まり発生を防止でき、好適である。 【0032】また、圧力検知センサー83が排出用筒部材14内の一定以上(所定値以上)の圧力を検出してすると、排出用モータ58を作動させるから、排出用筒部材14内の送風圧力が搬送しうる状態になった後に穀粒を排出部12に流下させるので、搬送を確実にする。この場合、前記排出部12の下手側に圧力検知センサー83を設けているから、圧力検出を確実にし、搬送を確実にする。 【0033】しかして、排出用筒部材14は、その材質は任意であるが、少なくとも、縦回転筒29の上端開口部から突出する縦排出筒部19と横排出筒部20のうち支持横フレーム33の基部に係止した係止部分との間は変形可能な可撓性部材により形成しているから、縦排出筒部19に対して横排出筒部20を旋回させるとき変形して、穀粒が詰まることなく旋回でき、位置合わせを容易にする。本実施例では、機体をトラックの近傍に走行させると、旋回用駆動源30により下部メタル28に対して縦回転筒29を回転させて横排出筒部20を縦回転筒29中心に旋回させ、横排出筒部20の穀物排出口16を前記トラックのタンク上方に位置させ、この状態で送風機15を作動させ、グレンタンク3内の穀粒は漏斗部11から排出部12を通って排出用筒部材14の中間筒部18に入り、送風機15からの圧搾空気により中間筒部18を通って前記縦回転筒29内の縦排出筒部19を上昇して横排出筒部20内に入り、横排出筒部20を通って穀物排出口16よりトラックに設けたタンクに排出する。 【0034】しかして、支持横フレーム33は、前記取付部材31を平面視前記縦回転筒29の開口部22に重合しないようにオフセットさせて設けているから、縦排出筒部19と横排出筒部20との間の屈曲部24は、取付部材31および支持横フレーム33に邪魔されないので、これらを避けるための曲げ部分が少なく、前記開口部22から支持横フレーム33の間平面視略直線状に配置できる。したがって、排出用筒部材14内を穀粒は円滑に移動し、搬送が円滑、確実になる。また、排出用筒部材14は支持横フレーム33の開口部22側の側面に添わせて設けているから、開口部22から穀物排出口16までも平面視略直線状になって、搬送が円滑、確実になる。また、取付部材31の回動中心である取付軸23は、側面視開口部22の上方を外して(離れて)前記支持横フレーム33の長さ方向の始端または終端の何れか一方側に位置させて設けているから、縦排出筒部19と横排出筒部20との間の屈曲部24は、側面視屈曲部24の所謂アール(円弧状の屈曲部24の半径)を大きくする。したがって、排出用筒部材14内を穀粒は円滑に移動し、搬送が円滑、確実になる。 【0035】しかして、係止部材35は、横向きU型形状に形成し、所定間隔を置いて複数固定し、各係止部材35内に横排出筒部20を挿通しているから、金属等の剛体により形成した筒内に挿入するのに比し、軽量化が図れ、好適である。しかして、前記排出用筒部材14は、送風機15に接続した基部側筒部17を前記縦回転筒29の外側(反脱穀装置2側、既刈地側)を排出部12に向けて伸ばし、排出部12を過ぎた所定位置にて縦回転筒29に向けて折り返す折り返し部38を形成し、折り返し部38より折り返した基部側筒部17を排出部12に接続し、該排出部12の縦回転筒29側に前記中間筒部18の始端を接続し、中間筒部18の終端は前記縦回転筒29に向かって伸ばしているから、縦回転筒29側にある送風機15からの送風を折り返し部38により縦回転筒29に向けて排出部12に送風して穀粒を搬送できる。 【0036】したがって、合理的な配置となって、送風機15からグレンタンク3の排出部12までの基部側筒部17の長さを短くし、空気の圧力損失を減少させる。しかして、前記グレンタンク3は前記下部縦軸27および上部縦軸36を中心に機体側に対して側方に回動するように構成しているから、グレンタンク3をオープンして、伝動機構等を開放し、メンテナンス作業を容易にしている。この場合、前記下部縦軸27および上部縦軸36は、送風機15を設けた側に設け、グレンタンク3の回動端側に前記折り返し部38が位置する配置となるから、グレンタンク3をオープンさせるとき、排出用筒部材14を着脱する必要がなく、オープン作業を容易にする。そして、後側にある送風機15に接続した基部側筒部17は縦回転筒29の外側(反脱穀装置2側、既刈地側)を排出部12に向けて伸ばして折り返し部38より折り返すから、一層、合理的な配置となって、送風機15からグレンタンク3の排出部12までの基部側筒部17の長さを短くし、空気の圧力損失を減少させる。 【0037】この場合、排出用筒部材14の基部側筒部17および中間筒部18は、伸縮自在で変形自在に構成しているから、グレンタンク3のオープンに際して、着脱することがなく、オープン作業を容易にして、好適である。また、排出用筒部材14の一部または全部は内部を目視可能な透明部材により形成しているから、メンテナンスを容易にして、好適であるだけでなく、特に、排出用筒部材14の横排出筒部20は支持横フレーム33の側部に添わせて係止部材35により係止して殆ど露出させているので、操縦席4から見ることができて、詰まりに対して素早く対応できる。しかして、排出部12の排出繰出機構50は、ドラム51をグレンタンク3の漏斗部11の下部に着脱自在に取付け、ドラム51の下部にフィーダ57の上部を着脱自在に取付けて構成しているから、ドラム51およびフィーダ57の分解を容易にし、排出部12のメンテナンスを容易にできる。 【0038】この場合、グレンタンク3は下部縦軸27および上部縦軸36を中心に機体側に対して側方に回動するように構成しているから、グレンタンク3をオープンさせると、排出部12のメンテナンスを一層容易にする。即ち、排出繰出機構50はグレンタンク3の漏斗部11に取付けているので、グレンタンク3と共にオープンし、メンテナンスを容易にする。この場合、回転翼53を作動させる排出用モータ58は、排出部12を基準にグレンタンク3の回動中心から離れた回動端側に設けているから、グレンタンク3をオープンさせたとき、ドラム51が邪魔にならずに排出用モータ58を露出させ、一層、メンテナンスを容易にでき、好適である。また、排出繰出機構50のドラム51は、回転翼53の軸心方向の側板(フランジ)側板71を着脱自在に構成してあるから、側板71を外すと、ドラム51内のメンテナンスを容易にする。また、回転翼53も外せるので、一層、メンテナンスを容易にする。 【0039】 【効果】本発明は、走行装置7の左右一側上方位置に脱穀装置2を、左右他側上方位置にグレンタンク3とを夫々設け、該グレンタンク3には該タンク3内の穀粒を排出する穀粒排出装置13を設け、該穀粒排出装置13は、先端に穀物排出口16を有し送風機15からの高圧空気により穀粒を搬送する排出用筒部材14の中間部をグレンタンク3の排出部12に接続して構成し、前記排出部12は、前記グレンタンク3の穀粒を排出する排出繰出機構50と、該排出繰出機構50を駆動させる排出用モータ58と、前記排出用筒部材14の中間部を接続して一端から他端に流動する高圧空気に排出繰出機構50から排出された穀粒を合流させるフィーダ57とにより構成し、前記排出繰出機構50および前記排出用モータ58および前記フィーダ57は前記グレンタンク3に設けたコンバインの排出装置としたものであるから、コンバインの組立が容易になる。本発明は、前記グレンタンク3は縦軸横方向回動自在に機体固定部に設け、前記排出繰出機構50および前記排出用モータ58および前記フィーダ57は前記グレンタンク3と共に横方向回動するように構成したコンバインの排出装置としたものであるから、グレンタンク3の回動機構を特に工夫することなく、グレンタンク3と共に回動させてオープンできるので、メンテナンスを容易にするだけでなく、構成も簡素にできて、コストを上昇させない。本発明は、前記排出繰出機構50は前記グレンタンク3の下部に設けた下方に至るに従い細くなる漏斗部11の下部に設け、該排出繰出機構50の下部に前記フィーダ57を設けたコンバインの排出装置としたものであるから、構成が簡単にできる。本発明は、前記排出繰出機構50は、内周面が円形のドラム51内に放射方向に突き出てドラム51の内周に摺接する回転翼53を横回転軸52により設けたコンバインの排出装置としたものであるから、詰まり発生を防止する。本発明は、前記フィーダ57は、前記排出繰出機構50の下部に下方に至るに従い小径となる漏斗部63の上部を接続したコンバインの排出装置としたものであるから、詰まり発生を防止して円滑に搬送する。本発明は、前記フィーダ57は、漏斗部63の下方に、前記一端から他端に至るに従い低くなる上手側傾斜面66設け、該上手側傾斜面66に前記空気流入口67を形成したコンバインの排出装置としたものであるから、詰まり発生を防止して円滑に搬送する。本発明は、前記フィーダ57は、前記一端と他端の中間に、その中間下部に中間が低く他端に至るに高くなる凹部68と、中間上部に他端の下手側接続筒部62に向けて低くなる下手側傾斜面70を形成し、前記下手側接続筒部62は始端側が小径で終端に至るに従い大径に形成したコンバインの排出装置としたものであるから、詰まり発生を防止して円滑に搬送する。本発明は、前記排出用モータ58は可変速モータにより回転変更可能に構成したコンバインの排出装置としたものであるから、種々の穀粒の排出が可能で、また、これらに対応させて排出効率を向上させる。本発明は、前記排出繰出機構50のドラム51の上部開口部56には、上部開口部56の開口面積を大小に調節しうる落下量調節体72を設けたコンバインの排出装置としたものであるから、種々の穀粒の排出が可能で、また、これらに対応させて排出効率を向上させる。本発明は、前記排出用モータ58は、送風機15に通電した後に作動するようにしたコンバインの排出装置としたものであるから、詰まり発生を防止して確実に搬送する。本発明は、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が一定以下の圧力低下を検出すると、排出用モータ58の作動を停止させるように構成したコンバインの排出装置としたものであるから、詰まり発生を防止する。本発明は、前記排出用筒部材14の所定位置には、排出用筒部材14内の圧力を検出する圧力検知センサー83を設け、圧力検知センサー83が排出用筒部材14内の一定以上の圧力を検出すると、排出用モータ58を作動させるように構成したコンバインの排出装置としたものであるから、詰まり発生を防止して確実に搬送する。本発明は、前記排出部12は、排出繰出機構50とフィーダ57のうち何れか一方または両方は、着脱自在に取付け、前記排出繰出機構50を作動させる排出用モータ58は、排出部12を基準にグレンタンク3の回動中心から離れた回動端側に設けたコンバインの排出装置としたものであるから、メンテナンスを容易にする。本発明は、前記排出繰出機構50のドラム51は、円形のドラム51内に放射方向に突き出てドラム51の内周に摺接する回転翼53を設け、ドラム51の側板71を着脱自在に構成したコンバインの排出装置としたものであるから、メンテナンスを容易にする。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月21日(2000.1.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080470 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−204239(P2001−204239A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月31日(2001.7.31) |
| 【出願番号】 |
特願2000−12521(P2000−12521) |
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