| 【発明の名称】 |
コンバインの穀粒排出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小松 正寛
【氏名】藤井 孝典
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| 【要約】 |
【課題】穀粒排出筒を長手方向にスライド自在かつ安定的に支持する。
【解決手段】コンバイン10は、脱穀選別された穀粒を貯留する穀粒タンク22と、該貯留された穀粒を外部に搬出可能なオーガ装置24とを備えていて、このオーガ装置24は、穀粒タンク22に貯留された穀粒を揚上移送する縦筒26、及び貯留された穀粒を縦筒26を介して外部に搬出可能な排出筒28を有している。前記縦筒26の上端開口部64には保持筒70が取付けられていて、縦筒26にて揚上移送された穀粒は、この保持筒70を介して排出筒28に供給され、該排出筒28から外部に搬出される。また、前記排出筒28は長手方向に沿いスライド自在に保持されていて、穀粒搬出時には所望の長さに延出可能であると共に、収納時には機体12の長さ範囲内に収納可能となっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 脱穀部にて脱穀選別された穀粒を一時的に貯留する穀粒タンクと、該穀粒タンクに貯留された前記穀粒を揚上移送する縦筒、及び該縦筒により揚上移送された穀粒を外部に搬出可能な排出筒を有するオーガ装置と、を備えたコンバインにおいて、前記排出筒の内部に穀粒排出用のラセンを収容すると共に、前記縦筒の上端開口部に、前記排出筒に連通する連通口を有しかつ前記排出筒をスライド自在に保持する保持筒を取付けた、ことを特徴とするコンバインの穀粒排出装置。 【請求項2】 前記排出筒を、前記保持筒内で長手方向に一体的にスライド自在に配置した、ことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒排出装置。 【請求項3】 前記排出筒に形成され、前記連通口を介し移送される穀粒を取込み可能な長孔と、該長孔の外周を覆う伸縮自在なカバー部材とを備えている、ことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒排出装置。 【請求項4】 前記排出筒の内部に収容されたラセンを駆動する電動アクチュエータを備えている、ことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒排出装置。 【請求項5】 前記穀粒タンクに穀粒を搬入する揚穀筒を、前記縦筒にて兼用化した、ことを特徴とする請求項1記載のコンバインの穀粒排出装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒を外部に搬出可能なオーガ装置を備えたコンバインに関し、詳しくはオーガ装置の排出筒を長手方向にスライド自在としたコンバインの穀粒排出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】コンバインは、刈取った穀稈を脱穀部にて脱穀選別し、この選別された穀粒を一時的に貯留する穀粒タンクを備えていると共に、この穀粒タンクから穀粒を外部の運搬車等に搬出可能なオーガ装置を備えている。このオーガ装置は、前記穀粒タンクの底部に配置されて該穀粒タンク内の穀粒をタンク底部の一端側に移送する横ラセンと、該移送された穀粒を上昇移送する縦ラセン筒と、該縦ラセン筒によって移送された穀粒を横方向に搬出する排出筒とを有し、これらが一体的に連動するように構成されている。 【0003】また、前記オーガ装置は、穀粒タンク内の穀粒を外部に向けて広範囲に搬出できるようにするため、その排出筒を長く形成すると共に、起伏・旋回自在に構成されている。しかし、排出筒が長いため、収納時に機体の前後長さ範囲に納められず、はみ出してしまうという不都合もあった。 【0004】これに対し、従来、例えば特開平10−113055号公報に記載されているように、排出筒の先端部をスライド自在として、収納時に排出筒を機体の前後長さ範囲に納められるようにすると共に、穀粒の搬出作業途中での搬出中断時に、この先端スライド部にて排出筒の先端排出口から穀粒が下方に溢れ落ちるのを防止する等の技術が開示されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来技術によると、排出筒の先端スライド部をネジシャフトにより支持した構成であるため、先端スライド部を延ばした状態では支持が不安定となり、穀粒の移送も不確実となるおそれがあった。 【0006】また、従来のコンバインでは、前記オーガ装置が穀粒搬出用の縦ラセン筒を有すると共に、脱穀選別された穀粒を穀粒タンクに貯留すべく揚上移送する揚穀筒を有し、これら縦ラセン筒と揚穀筒を別個に備えていたため、部品点数が多く構造も複雑で重量が大きく、製造コストも高くなる等の課題があった。従って、これら縦ラセン筒と揚穀筒とを兼用化できれば好都合である。 【0007】本発明は、斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、穀粒排出筒を長手方向にスライド自在かつ安定的に支持すると共に、部品点数の削減とコスト低減等を図り得るコンバインの穀粒排出装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、脱穀部(20)にて脱穀選別された穀粒を一時的に貯留する穀粒タンク(22)と、該穀粒タンク(22)に貯留された前記穀粒を揚上移送する縦筒(26)、及び該縦筒(26)により揚上移送された穀粒を外部に搬出可能な排出筒(28)を有するオーガ装置(24)と、を備えたコンバイン(10)において、前記排出筒(28)の内部に穀粒排出用のラセン(56)を収容すると共に、前記縦筒(26)の上端開口部(64)に、前記排出筒(28)に連通する連通口(70a)を有しかつ前記排出筒(28)をスライド自在に保持する保持筒(70)を取付けた、ことを特徴とする。 【0009】請求項2記載の発明は、前記排出筒(28)を、前記保持筒(70)内で長手方向に一体的にスライド自在に配置した、ことを特徴とする。 【0010】請求項3記載の発明は、前記排出筒(28)に形成され、前記連通口(70a)を介し移送される穀粒を取込み可能な長孔(72)と、該長孔(72)の外周を覆う伸縮自在なカバー部材(73)とを備えている、ことを特徴とする。 【0011】請求項4記載の発明は、前記排出筒(28)の内部に収容されたラセン(56)を駆動する電動アクチュエータ(59)を備えている、ことを特徴とする。 【0012】請求項5記載の発明は、前記穀粒タンク(22)に穀粒を搬入する揚穀筒(42)を、前記縦筒(26)にて兼用化した、ことを特徴とする。 【0013】[作用]以上の発明特定事項に基づき、本発明におけるコンバイン(10)は、脱穀部(20)にて脱穀選別された穀粒を一時的に貯留する穀粒タンク(22)と、該穀粒タンク(22)にて貯留された穀粒を外部に搬出可能なオーガ装置(24)とを備えていて、このオーガ装置(24)は、前記穀粒タンク(22)に貯留された穀粒を揚上移送する縦筒(26)、及び該縦筒(26)により揚上移送された穀粒を外部に搬出可能な排出筒(28)を有している。前記縦筒(26)の上端開口部(64)には保持筒(70)が取付けられていて、前記縦筒(26)にて揚上移送された穀粒は、この保持筒(70)に形成された連通口(70a)を介して前記排出筒(28)に供給され、該排出筒(28)の内部に収容された穀粒排出用のラセン(56)が回動することにより、排出口(28a)から外部に搬出される。 【0014】更に、前記排出筒(28)は、保持筒(70)により長手方向に沿いスライド自在に保持されていて、これにより、穀粒の搬出時にはこの排出筒(28)を所望の長さに延出することが可能であると共に、オーガ装置(24)の収納時には、排出筒(28)を機体(12)の前後方向の長さ範囲内に収納することが可能となっている。 【0015】なお、上述した括弧内の符号は、図面を対照するためのものであって、本発明を何ら限定するものではない。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。 【0017】図1及び図2は、本発明におけるコンバインの概要を示す図であり、これらの図において、コンバイン10は機体12の上方前部に運転席14を有し、該機体12を支持する左右一対のクローラ走行装置16,16と、機体12の前後で穀稈を刈り取る昇降自在な刈取装置18と、この刈取装置18により刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置20を有している。この脱穀装置20にて脱穀選別された穀粒は、揚上搬送されて穀粒タンク22に一時的に貯留され、該貯留された穀粒はオーガ装置24によってトラックやトレーラ等の運搬車に搬出される。 【0018】前記オーガ装置24は、穀粒タンク22に貯留された穀粒を縦ラセン62により揚上移送する縦筒26と、この縦筒26により揚上移送された穀粒を横ラセン56により横方向に移送して外部に搬出可能な排出筒28とを有している。 【0019】本発明は、前記排出筒28の内部に穀粒排出用のラセンを収容すると共に、前記縦筒26の上端開口部に、前記排出筒28に連通する連通口を有しかつ前記排出筒28をスライド自在に保持する保持筒を取付けたものである。 【0020】図3に示すように、前記穀粒タンク22は、全体として縦長の角筒状から成り、天面には点検蓋32と籾投入口33が設けられている。また、穀粒タンク22の左右一側部には、機体走行時に使用される方向指示器34が取付けられていて、下部には籾が自由落下可能なように下方がすぼまったシュータ部30が形成されている。この穀粒タンク22の下部には、該穀粒タンク22を支持する枠状の基台36が取付けられていて、穀粒タンク22はこの基台36を介し、ノブボルト38により機体12に取付けられている。 【0021】そして、従来は、前記籾投入口33から、脱穀選別された穀粒が1番横送り装置40の終端側に連結された揚穀筒42を介して揚上移送され、穀粒タンク22内に投入されていたが、本実施の形態においては、後述するように、前記揚穀筒42に代わって縦筒26が1番横送り装置40の終端側に連結されていて、この縦筒26が穀粒の貯留用と搬出用とに兼用化されている。 【0022】前記縦筒26は、内部の縦ラセン62により穀粒を揚上移送可能であって、該縦筒26は穀粒タンク22に固定されている。また、前記穀粒タンク22のシュータ部30の下端には、籾の流出口44が形成されていて、この流出口44と前記縦筒26の下部開口部との間に、ブラケット46を介して該流出口44を開閉するシャッタ48が設けられている。このシャッタ48は、流出口44からの籾の流出量を制御するためのもので、操作板49に配置されたレバー51により開閉操作される。 【0023】また、前記排出筒28は、3個のパイプ部28−1,28−2,28−3を有し、パイプ部28−1はパイプ部28−2に嵌入されて止めネジ50により取付けられ、また、パイプ部28−2と28−3とは、連結部52で連結されていて、これら3個のパイプ部は全体として一体的に連結固定されている。前記パイプ部28−1には、穀粒を受け入れる長孔72が長手方向に沿って形成されている。また、前記パイプ部28−2は、支持ブラケット27とバンド27aにより保持され、この支持ブラケット27は機体フレーム側に固定されている。更に、前記パイプ部28−3は、その先端側に排出口28aが設けられ、該排出口28aには樹脂製のシート29が取付けられている。 【0024】前記排出筒28の内部には、中間部をジョイント54により連結された穀粒排出用の横ラセン56−1,56−2が収容されていて、前記一方の横ラセン56−1の端部は、ブラケット58に取付けられ、他方の横ラセン56−2の端部は、ホルダ60に取付けられている。前記ブラケット58には、チェーン伝動機構57を介して横ラセン56を駆動するモータ59が固定されていて、該ブラケット58には、これらチェーン伝動機構57及びモータ59を覆うカバー53が取付けられている。 【0025】更に、本実施の形態においては、前記揚穀筒42と縦筒26とが兼用化されていて、これらを別個に設けた場合に比較して部品点数の削減と重量の軽量化、及び製造コストの低減が図られている。 【0026】前記縦筒26の内部には、縦ラセン62が収容されていると共に、該縦筒26の下部は1番横送り装置40の終端側に連結されている。そして、前記縦筒26の上端開口部64には、この縦筒26に対し水平面内で回動可能な分配部66が取付けられている。この分配部66は、穀粒タンク22に連通する連通口68aを有する籾投入筒68と、前記排出筒28に連通する連通口70aを有し、かつ前記排出筒28をスライド自在に保持する保持筒70とを有している。前記分配部66により、脱穀された穀粒の前記穀粒タンク22への貯留と、前記排出筒28を介して外部への搬出との切換えが可能となっている。なお、前記穀粒タンク22の籾投入口33は、籾投入が可能なように籾投入筒68の連通口68aよりも下方に位置している。 【0027】次いで、図4(a)〜(c)に示すように、縦筒26を中心として前記分配部66を、その籾投入筒68と保持筒70とが機体左右方向(籾投入筒68が右側)を向くように回動したときは、縦筒26の上端開口部64と籾投入筒68の連通口68aとが連通され、反対に、上端開口部64と保持筒70の連通口70aとは遮断される。このとき、排出筒28の先端排出口側は機体前方を向くことになる。 【0028】また、図4(d)に示すように、縦筒26を中心として前記分配部66を、その籾投入筒68と保持筒70とが機体前後方向(保持筒70が前側)を向くように回動したときは、縦筒26の上端開口部64と保持筒70の連通口70a、すなわち排出筒28側とが連通され、反対に、上端開口部64と籾投入筒68の連通口68aとが遮断される。このとき、排出筒28の先端側は機体右方を向いている。 【0029】更に、図4(e)に示すように、縦筒26を中心として前記分配部66を、その籾投入筒68と保持筒70とが機体左右方向(保持筒70が右側)を向くように回動したときは、縦筒26の上端開口部64と保持筒70の連通口70a(排出筒28側)とが連通され、反対に、上端開口部64と籾投入筒68の連通口68aとは遮断される。このとき、排出筒28の先端側は機体後方を向くことになる。 【0030】また、本発明では、前記排出筒28を前記保持筒70内で長手方向に一体的にスライド自在に配置したものである。 【0031】前述した図1及び図3において、排出筒28を構成するパイプ部28−1,28−2が、保持筒70内で長手方向に沿いスライド自在に配置されている。この構成により、まず、縦筒26内を揚上移送されてきた穀粒は、該縦筒26の上端開口部64に設けられた保持筒70の連通口70aを介して送り出され、前記パイプ部28−1に長手方向に沿って形成された長孔72に受け入れられる。また、前記パイプ部28−1の一端側には、取付プレート74が固定されていて、この取付プレート74に装着された軸受75と、保持筒70の外部に取付けられた軸受部76との間にスクリューシャフト78が回動可能に取付けられている。 【0032】そして、前記取付プレート74には、このスクリューシャフト78を駆動する電動モータ80が固定されていて、該電動モータ80の駆動によりスクリューシャフト78が軸受部76内を移動することに伴い、排出筒28は保持筒70内をスライド移動する。前記長孔72は、排出筒28が長手方向に沿って移動しても穀粒の受け入れを可能とするために形成されており、しかも長孔72の外周は穀粒の飛散防止のための伸縮自在な蛇腹73で覆われている。 【0033】次に、図5及び図6は、本発明の他の実施の形態を示しており、図3の部材と同一又は相当する部材には、その符号にダッシュ(’)を付している。 【0034】この実施の形態では、排出筒28’に保持筒70’が固定され、この保持筒70’にパイプ部28’−1が保持筒70’内で長手方向にスライド自在に配置されている。すなわち、前記パイプ部28’−1には、排出筒28’から移送されてきた穀粒を受け入れる長孔72’が長手方向に沿って形成されていて、その外周を伸縮自在な蛇腹73’で覆われている。このパイプ部28’−1内には、横ラセン56’−1が収容され、該横ラセン56’−1はモータ59’によって駆動される。また、前記パイプ部28’−1の一端側には、取付プレート74’が固定されていて、この取付プレート74’に形成された軸受孔75’と、保持筒70’の外部に取付けられた軸受部76’との間にスクリューシャフト78’が回動可能に取付けられている。また、前記取付プレート74’には、このスクリューシャフト78’を駆動する電動モータ80’が固定されている。 【0035】次に、作用について説明する。 【0036】刈取作業に伴い脱穀装置20にて脱穀選別された穀粒は、1番横送り装置40の終端側に連結された縦筒26を介して縦ラセン62により揚上移送され、穀粒タンク22内に一時的に貯留される。この穀粒搬入時には、図4(b)(c)に示すように、縦筒26を中心として分配部66を籾投入筒68と保持筒70とが機体左右方向(籾投入筒68が右側)を向くように回動させる。すると、縦筒26の上端開口部64と籾投入筒68の連通口68aとが連通されて、揚上移送された穀粒は穀粒タンク22内に搬入される。 【0037】一方、穀粒タンク22内に貯留された穀粒を外部の運搬車等に搬出するときは、例えば、図4(d)に示すように、前記縦筒26を中心として分配部66を籾投入筒68と保持筒70とが機体前後方向(保持筒70が前側)を向くように回動させる。すると、縦筒26の上端開口部64と保持筒70の連通口70a、すなわち排出筒28側とが連通されて、穀粒タンク22内の穀粒は、該穀粒タンク22の下方の流出口44から縦筒26によって揚上移送され、該縦筒26の上端開口部64から連通口70aを通って排出筒28側に移送され、排出口28aから外部に搬出される。このように、前記分配部66を回動操作することにより、脱穀選別された穀粒の穀粒タンク22への貯留と、貯留された穀粒の排出筒28からの搬出との切換えを簡単に行うことができる。 【0038】なお、搬出時における穀粒タンク22内の穀粒の流れは、下方がすぼまったシュータ部30により重力の作用で下方に移動して流出口44に至り、該流出口44に設けられたシャッタ48を介して縦筒26の下方に流入する。続いて、穀粒はこの縦筒26内の縦ラセン62により揚上移送され、更に上端開口部64に設けられた保持筒70の連通口70aから排出筒28−1の長孔72を介して排出筒28側に搬送され、該排出筒28内を横ラセン56−1,56−2により移送されて排出口28aから外部に搬出される。ところで、前記排出筒28−1の外周は蛇腹73で覆われているため、長孔72から搬入される穀粒が外部に飛散することはない。 【0039】更に、前記排出筒28は保持筒70によって長手方向に沿いスライド自在に保持されていて、電動モータ80を駆動すると、軸受部76とスクリューシャフト78の作用により排出筒28がスライド自在となっているため、該電動モータ80を制御して排出筒28を延出することにより、排出筒28を所望の長さに延出させて運搬車の荷台等に位置決めすることができる。一方、オーガ装置24の収納時には、反対に前記排出筒28の長さを収縮することで機体の長さ範囲内に納めることができる。 【0040】 【発明の効果】以上説明した通り、請求項1記載の発明によれば、排出筒の内部に穀粒排出用のラセンを収容すると共に、穀粒タンク内の穀粒を揚上移送する縦筒の上端開口部に、前記排出筒に連通する連通口を有しかつ該排出筒をスライド自在に保持する保持筒を取付けたことにより、オーガ装置の収納時には、保持筒に対し排出筒をスライドさせることで、該排出筒を機体の長さ範囲内に収納することができると共に、穀粒の搬出時には、この排出筒を所望の長さに延出することができる。 【0041】請求項2記載の発明によれば、排出筒を保持筒内で長手方向に一体的にスライド自在に配置したことにより、排出筒を延出した場合にも、該排出筒を保持筒により常に安定した状態で保持することができる。 【0042】請求項3記載の発明によれば、排出筒に形成され連通口を介して移送される穀粒を取込み可能な長孔と、該長孔の外周を覆う伸縮自在なカバー部材とを備えていることで、前記長孔により穀粒の搬出位置を任意に変更することができると共に、伸縮自在なカバー部材により、穀粒が外部に飛散することもない。 【0043】請求項4記載の発明によれば、排出筒の内部に収容されたラセンを、電動アクチュエータにより駆動するようにしたので、ラセンにより穀粒を強制的に移送して確実に外部に搬出することができる。 【0044】請求項5記載の発明によれば、穀粒タンクに穀粒を搬入する揚穀筒を、穀粒搬出時に該穀粒を揚上移送する縦筒と兼用化したことで、部品点数の削減と重量の軽量化、及び製造コストの低減を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年9月6日(1999.9.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082337 【弁理士】 【氏名又は名称】近島 一夫 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−69847(P2001−69847A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月21日(2001.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願平11−252314 |
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