| 【発明の名称】 |
支持アームに関節結合された少なくとも1つのくま手車輪を有する干草取入れ機 |
| 【発明者】 |
【氏名】ディディエ デゥマネ
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| 【要約】 |
【課題】互いに約90°の角度を成す第1軸と第2軸とを中心にして回動可能な状態で支持アームの端部に連結された少なくとも1つのくま手車輪を支持する構造体を有る干草取入れ機、特に地表上の作物を列に並べる機械。
【解決手段】支持アームに対するくま手車輪の上記2つの軸が機械の進行方向に対して約10°〜約80°の角度αおよびβを成す関節軸である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 互いに約90°の角度を成す第1軸と第2軸とを中心にして回動可能な状態で支持アームの端部に連結された少なくとも1つのくま手車輪を支持する構造体を有し、各くま手車輪は作業工具を有するアームを備え且つ下端に支持車輪を有する略垂直な支持軸を中心に回転駆動される干草取入れ機、特に地表上の作物を列に並べる機械において、支持アームに対するくま手車輪の上記2つの軸が、機械の進行方向に対して角度αおよびβを成す関節軸であり、この角度値が約10°〜約80°であることを特徴とする機械。 【請求項2】 関節軸線が進行方向と成す角度が約45°である請求項1に記載の機械。 【請求項3】 2つの関節軸線が互いに連結されてクロス部品を形成する請求項1または2に記載の機械。 【請求項4】 くま手車輪のケーシングに連結された2つのクランプを介してくま手車輪が第1軸に関節結合されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の機械。 【請求項5】 上記構造体のアームに連結されたクランプを介して第2軸が支持構造体に関節結合されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の機械。 【請求項6】 第1軸の少なくとも一端が上記構造体のタブに形成された長孔内を案内される請求項4に記載の機械。 【請求項7】 第2軸の少なくとも一端がくま手車輪のタブに形成された長孔内を案内される請求項5に記載の機械。 【請求項8】 第2軸線の関節クランプおよび第1軸の案内タブが上記構造体のアームに沿って移動可能なフレームに固定されている請求項5または6に記載の機械。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は干草取入れ機、特に地表上の収穫された作物を一列に並べる機械に関するものである。本発明機械は少なくとも1つのくま手車輪を支持する構造体を有し、このくま手車輪は互いに約90°の角度をなす第1軸と第2軸とを中心に回動することができるように支持アームの端部に連結され、くま手車輪は作業工具を備えたアームを有し且つ下端に支持車輪を有する略垂直な支持軸線を中心として回転駆動される。 【0002】 【従来技術】この種の機械は周知であり、くま手車輪と支持アームとの間の第1関節軸は進行方向を向き、第2関節軸は進行方向に対して直角を向いている。くま手車輪はこれらの関節軸を用いることによって支持アームに対して回動でき、作業中に地面の起伏に追随することができる。 【0003】運搬時には支持アームを用いてくま手車輪を約90°の角度まで持ち上げる。この位置ではくま手車輪は略垂直になり、機械本体の幅を道路輸送上の最大許容幅内に小さくすることができる。しかし、この位置にくま手車輪を固定する必要があるため、通路上を移動中にくま手車輪を関節軸線、特に略垂直な第2軸を中心にして回動することができない。その結果、くま手車輪の作業工具が最大許容幅を超えることになり、近くの物体または人を引っかける危険がある。また、このロック手段は機械の価格を高くする。さらに、ロック手段の操作を使用者が手動で行う場合には、この操作を行うのを忘れることもある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は周知の機械の上記問題点を解決することにある。この解決策は運搬時にくま手車輪を極めて単純かつ安価な方法で自動的に固定できるものでなければならない。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の1つの重要な特徴は、くま手車輪と支持アームとの間の2つの関節軸が機械の進行方向と角度を成し、この値を10°〜80°にすることにある。どちらの軸も進行方向と直角を成さないことが重要である。この角度は同じ値、例えば45°にするのが有利である。 【0006】 【発明の実施の形態】2つの関節軸をこの位置にすることによって、くま手車輪は運搬位置まで持ち上げられた時に自重で自動的に固定される。この結果、くま手車輪をロックするための装置または作業位置から運搬位置へ、またはその逆方向へ切替える毎にロック操作をする手段を機械に取り付ける必要がなくなる。さらに、くま手車輪を固定し忘れる危険も無くなる。本発明の他の特徴は、くま手車輪が2つのクランプを介して第1軸に関節結合され、第1軸を中心に回動でき、第2軸は支持構造体のクランプに関節結合され、この構造体に対して回動できる点にある。第1軸の少なくとも一端は支持構造体のタブに形成された長孔内を案内される。第2軸の少なくとも一端はくま手車輪のタブに形成された長孔内を案内される。この長孔を用いることによってくま手車輪を2つの関節軸を中心に回動する角度が簡単な方法で制限され、過剰な変位によってくま手作業の品質が劣化するのを防ぐことができる。本発明の上記以外の目的、特徴および利点は添付図面を参照した以下の本発明の実施例の説明からよりよく理解できよう。しかし、本発明が下記実施例に限定されるものではない。 【0007】 【実施例】添付図面に示すように、本発明機械は支持構造体1を有し、この支持構造体はほぼ水平な中心ビーム2で構成される。この中心ビーム2の先端部には牽引車両に連結して、本発明機械を進行方向Aへ移動させるための連結装置3がある。中心ビーム2の後端部には分岐ガーダ4、5がある。各ガーダ4、5は地面上を走行する運搬車輪6、7を有する。中心ビーム2の両側には略水平な軸8、9を介して横方向アーム10、11が関節結合されており、この横方向アーム10、11にくま手車輪12、13が支持されている。中心ビーム2が単一の横方向アームと単一のくま手車輪とを有していてもよい。同様に、中心ビーム2が異なる長さの2本の横方向アームを各々の側に有し、各アームが1つのくま手車輪を支持していてもよい。この場合には本発明機械は4つのくま手車輪を有することになり、作業幅がより大きくなる。 【0008】各くま手車輪12,13は略同一で、各車輪はケーシング14を有し、このケーシング14には垂直支持軸15が固定されている。このケーシング14の下側にはアーム17を有するボックス16がある。アーム17は外側へ延び、その先端には作業工具18、例えばフォークが取り付けられている。ボックス16は支持軸15に回転自在に取り付けられている。作業工具を支持するアーム17はボックス16に固定された軸受中を案内されて、アーム17がその長手方向幾何学軸線を中心として回動できるようになっている。ボックス16の内部には支持軸15に固定された駆動カムが存在する。各アーム17のボックス16内の端部にはこの駆動カム内を案内されるローラ付きレバーが設けられている。非駆動作業工具を備えたくま手車輪を本発明機械に取付けることもできる。 【0009】各くま手車輪12,13のケーシング14内には支持軸15を中心にしてボックス16を回転駆動する手段が存在する。この手段はボックス16の上側部分に固定された歯付きリングと、この歯付きリングと噛み合う駆動ピニオンとで構成される。この駆動ピニオンはケーシング14から中心ビーム2へ向かって延びたシャフト19に連結されている。このシャフト19の端部近傍には自在継手を有する伝動シャフト20が連結されている。この伝動シャフト20は中心ビーム2の下側に固定された分配ボックス21に連結され、この分配ボックス21は別の伝動シャフトを介して牽引車両の動力取出装置に連結されている。各くま手車輪12,13のボックス16を液圧モータを用いて回転駆動することもできる。 【0010】各くま手車輪12,13の支持アーム10,11には液圧ラム22,23が設けられている。支持アーム10,11はこの液圧ラム22,23によって関節軸線8,9を中心にして略垂直な位置まで上昇することができる。各液圧ラム22,23の一端は中心ビーム2に関節結合され、その他端は対応するアーム10,11に連結されている。各くま手車輪12,13の支持軸15の下端には横断ビーム24が設けられており、この横断ビーム24には3つの支持車輪25,26,27が取付けられている。1つの車輪25は支持軸15の前方にあり、2つの車輪26,27は支持軸15の後方にある。これらの車輪は作業工具18の近くにあって作業工具18を地面にぴったりと追随させることができるようになっている。 【0011】各くま手車輪12、13のケーシング14は互いに約90°の角度を成す第1軸28と第2軸29とを介して対応する支持アーム10,11に関節結合されている。これら2つの軸28,29はさらに、機械の進行方向A(図1参照)に対して角度αおよびβを成している。この角度値は約10°〜約80°である。図示した実施例では角度αおよびβの値は約45°である。2つの軸28,29は互いに交差し且つ接合されてクロス部品を形成している。これら2つの軸28,29は互いに高さ方向にズラすことができる。 【0012】図3から分かるように、各くま手車輪12,13のケーシング14はクランプ30,31を有している。これらのクランプ30,31は上方を向き、第1軸28に関節結合されている。第2軸29はクランプ32,33を介して支持構造体1のアーム10,11に関節結合されている。これらのクランプ32,33はアーム10,11に連結され、下方を向いている。作業位置での各くま手車輪12,13の支持アーム10、11に対する回動は制限されている。すなわち、第1軸28の少なくとも一端は支持アーム10,11に固定されたタブ(languette)35に形成された長孔34内を案内される。この長孔34の長さが第2軸29を中心とするくま手車輪12、13の回動角度を決定する。第2軸29の少なくとも一端はくま手車輪12,13のケーシング14に固定されたタブ37に形成された長孔36内を案内される。この長孔36の長さが第1軸28を中心とするくま手車輪12、13の回動角度を決定する。 【0013】図1、図2から分かるように、各くま手車輪12,13はフレーム38に連結することができる。このフレーム38は対応する支持アーム10,11に沿って位置を変えることができ、支持アーム10,11に沿って摺動して、例えばネジを用いて種々の位置に固定することができる。この実施例では第2軸29の関節クランプ32,33と第1軸28の案内タブ35がこのフレーム38に固定される。この配置によって2つのくま手車輪12,13の間隔を変えて、刈り草の列の幅および量を刈り草列を回収する機械に合せることができる。 【0014】作業時には本発明機械は牽引車両に連結され、矢印Aの進行方向に沿って移動する。2つの支持アーム10,11は下され、2つのくま手車輪12,13の車輪25,26,27が地面上に支持される。くま手車輪12,13のボックス16は牽引車両の動力取出装置によって矢印FおよびGの方向へ回転駆動される。この回転中に各くま手車輪12,13の工具支持アーム17は対応するボックス16に収容されたカムによって駆動され、それによって工具支持アーム17の工具18は地面の近くにきて、その通路の前方部分にある作物をかき集める。次いで、工具支持アーム17は地面から離れ、作物を2つのくま手車輪12,13の間の細長い土地に沿った刈り草列の形に堆積させる。この刈り草配列の幅はくま手車輪12,13と一緒にフレーム38を支持アーム10,11に沿って移動させることによって調節することができる。 【0015】障害物のある土地で作業中に支持車輪25,26または27が隆起物に衝突したときには、本発明機械では対応するくま手車輪12,13が第1軸28および/または第2軸29を中心として回動する。支持アーム10,11に対するくま手車輪12,13の可動性はこれらの軸線28、29によって大きくなる。この可動性によって作業工具18が地面を削るが防止され、作業工具18が地面から瞬間的にあまりに離れないようになる。すなわち、作業工具18はかき集め区域で常に地面近くに維持されて全ての作物を正確に拾う。しかし、この回動運動は第1軸28または第2軸29の一端が対応する長孔34または36の端部と当接することによって制限される。この制限によって、過剰な移動によって工具支持アーム17が支持構造体1と衝突するのを防ぐことができる。 【0016】運搬時にはくま手車輪12,13の回転駆動が停止され、液圧ラム22,23によって2つの支持アーム10,11が軸線8,9を中心にして略垂直な位置まで持ち上げられる(図2の破線で示す位置)。この位置で各くま手車輪12,13の第1軸28と第2軸29とは水平線に対して約45°の角度をなす。くま手車輪12、13の重さのために、第1軸28および第2軸29は長孔34および36の端部に自動的に当接する。従って、くま手車輪12,13が支持アーム10,11に対して回動するのが防止される。その結果、くま手車輪12,13が機械の全体寸法を超えて延びることはない。作業位置に戻るとくま手車輪12,13は自動的に上記の可動性を回復する。 【0017】本発明が添付図面に示した上記実施例に限定されるものではないことは明らかである。特に、各実施例の各部品の構造または数は特許請求の範囲で定義される保護範囲を逸脱しない範囲で技術的に均等な手段に代えることができ、種々変更することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591090851 【氏名又は名称】クーン ソシエテ アノニム 【氏名又は名称原語表記】KUHN SOCIETE ANONYME
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| 【出願日】 |
平成13年4月4日(2001.4.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092277 【弁理士】 【氏名又は名称】越場 隆
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| 【公開番号】 |
特開2001−352822(P2001−352822A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月25日(2001.12.25) |
| 【出願番号】 |
特願2001−105572(P2001−105572) |
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