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【発明の名称】 草及び類似物の刈り取り機械
【発明者】 【氏名】マウリツィオ ネグリ

【氏名】パオロ ザッカレッリ

【要約】 【課題】中心貯蔵容器をもつ正面刈り取り機械の利点を保持しながら、大容積の容器をもちかつその容器の荷下ろしを長手方向にかつ前記機械の後部に向かってなすことができるようになした草刈り取り機械を提供する。

【解決手段】草及び類似物を刈り取るための機械が、機械の前部分に置かれた草刈り取りプレート(40、41)と、機械の前輪(11a)と後輪(12a)の回転車軸(11、12)間に置かれかつ関連するダクト(50)によって前記プレートに連結された貯蔵容器(60)とを含み、更に、容器の外方移動とひっくり返しを起こさせるように設計された容器(60)を、機械の長手方向にかつ後部に向かって刈り取られた草を荷下ろしするように移動させるための手段(100;1100;2100)を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 草及び類似物の刈り取り機械であって、該機械と一体のフレーム(10)と、作動モータ(21a)と、運転席(23a)と、該機械をかじ取りするための手段(22a)と、関連する動力伝動手段によって回転させられる少なくとも1つのプロペラ(41)を含む草刈り取りプレート(40)と、刈り取られた草を貯蔵するために草刈り取りプレートから容器(60)まで延在するダクト(50)とを含み、草刈り取りプレート(40、41)は該機械の前部に位置し、かつ貯蔵容器(60)は該機械の前輪(11a)と後輪(12a)の回転車軸(11、12)間に置かれて成る刈り取り機械において、容器(60)の外方移動と容器のひっくり返しを起こすように設計された容器(60)を、該機械の長手方向にかつ後部に向かって刈り取られた草を荷下ろしするように移動させるための手段(100、1100、2100)を含むことを特徴とする刈り取り機械。
【請求項2】 前記フレーム(10)は水平プレート内に配置されかつ該機械の車輪の車軸(11、12)間に置かれた少なくとも1つの四角形のバー(10a)を含むことを特徴とする請求項1に記載の機械。
【請求項3】 前記容器(60)は前記四角形のバー(10a)内に部分的に入れられるように設計されることを特徴とする請求項1に記載の機械。
【請求項4】 容器(60)を移動させるための前記手段(100、1100、2100)を定着するための素子を形成する2つの直立材(20)はフレーム構造(10b)の長手方向側面に留め付けられることを特徴とする請求項1に記載の機械。
【請求項5】 容器(60)を移動させるための前記手段は2対のレバー(110、120;1110、1120;2110、2120)を含み、これらは実質上長手方向に延在し、その対向端は前記直立材(20)と及び容器(60)の側面に留め付けられた夫々のプレート(130)と夫々ヒンジ結合されており、更に、前記レバーを作動させるための少なくとも1つの素子(140、141)を含むことを特徴とする請求項1に記載の機械。
【請求項6】 前記作動素子は各対のうちの少なくとも1つのレバー(110)と固定されたフレーム(10)の間に置かれたシリンダ(140、141)からなることを特徴とする請求項5記載の機械。
【請求項7】 前記移動手段は第2シリンダ(1132、1132a;2132、2132a)を含むことを特徴とする。請求項5に記載の機械。
【請求項8】 前記第2シリンダ(1132、1132a)は前記容器(60)の少なくとも1つの側部プレートと容器それ自体との間に置かれることを特徴とする請求項7に記載の機械。
【請求項9】 前記第2シリンダ(2132、2132a)は2つの移動レバー(2110、2120)のうちの1つの移動レバーの一端と該機械の固定部分(20、10)の間で長手方向に置かれることを特徴とする請求項7に記載の機械。
【請求項10】 前記容器に向かって刈り取られた草を押す作用が草刈り取りプレート(40)のプロペラ(41)の回転によって生じる圧力によって行われることを特徴とする請求項1に記載の機械。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械の前部分に位置する草刈り取りプレートと、該機械の前輪と後輪の回転車軸間に置かれた貯蔵容器と、外方移動とひっくり返しを起こされるように設計された容器を該機械の長手方向にかつ後部に向かって刈り取られた草を荷下ろしするように移動させるための手段とを含む型式の草及び類似物を刈り取るための機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この技術分野では、多くの型式の大小両方の寸法の芝草を刈り取るための自己推進式手段が既知である。特に、本出願人名義のEP0,619,065 は、草刈り取り機械であって、該機械をかじ取りする手段と、草刈り取りプレートとを含み、このプレートはモータによって作動される関連する伝動手段によって回転させられる少なくとも1対のプロペラを含み、更に、前記プロペラを保護するための部品と、刈り取られた草を貯蔵するために容器に向かって前記保護部品から延びるダクトを含み、刈り取られた草を前記容器に向かって押す作用がプロペラによって生じる圧力によって行われて成る機械において、草刈り取りプレートが機械の前部分に位置し、ダクトが機械の中心部分に向かって延在し、貯蔵容器が機械の前輪と後輪の回転車軸間に置かれることを特徴とする草刈り取り機械を開示している。
【0003】この機械では、刈り取った草を容器から荷下ろしすることは容器を突き出し方式で横に抜き取りそしてそれを空にするためにひっくり返すことによって行われる。これは機械の使用を小寸法の芝への使用に限定する。というのは、スペースに関する理由のためと、荷下ろし中に転覆を起こす可能性のある過剰の荷物を作らないという両方のために容器の容積を増すことができないからである。
【0004】特に大面積の芝用に設計された機械も既知であり、これらの機械はずっと大きい容積をもつ刈り取られた草用の容器を装着しており、その荷下ろしは機械の後部から長手方向に行われる。
【0005】しかしながらその容器の寸法のために、前記機械は車輪の車軸に関して上方の位置に配置された貯蔵箱をもち、その結果刈り取られた草を前記容器の内部に押し込むために、補助タービンを使用する必要が生じる。他方、容器は下方でかつ機械の後部に配置されており、その結果機械の寸法を増しそして車輪の車軸間の位置に草刈り取りプレートを配置する必要が生じ、そのため正面刈り取り機械におけるように刈り取り方向の目視監視ができないというこの種機械の欠点が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それ故、提示される技術的問題は、中心貯蔵容器をもつ正面刈り取り機械の利点を保持すると共に、大容積の容器をもちかつその容器の荷下ろしを長手方向にかつ前記機械の後部に向かってなすことができるようになした草刈り取り機械を提供することにある。
【0007】この問題の範囲内における更に別の要求は、刈り取られた草を運搬するためのトラック又はトレーラーの本体内に直接荷下ろしをなすことができるようになすために、容器は地面から小さい高さと地面から大きい高さの両方において、荷下ろしすることができなければならないことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの技術的問題は本発明により、機械の前部分に置かれた草刈り取りプレートと、機械の前輪と後輪の回転車軸間に置かれかつ関連するダクトによって前記プレートに連結された貯蔵容器とを含み、該機械が容器の外方移動とひっくり返りを起こさせるように設計された容器を、機械の長手方向にかつ後部に向かって刈り取られた草を荷下ろしするように、移動させるための手段を含む型式の草及び類似物を刈り取るための機械によって解決される。これ以上の詳細は添付図面に基づく本発明の実施例についての以下の説明から明らかになるであろう。しかし本発明がそれに限定されるものでないのは言うまでもない。
【0009】
【発明実施の形態】図示の如く、本発明の機械は水平面に沿って配置された四角形のバー10aを含むフレーム10と、フレーム構造10bを含み、このフレーム構造は溶接された金属板によって形成され、かつ機械の進行方向に対して前位置でバー10aに接合されている。
【0010】車輪12a,11aの後車軸12と前車軸11は夫々バー10aとフレーム構造10bに接合されている。
【0011】フレーム構造10bは、モータ21aが上に置かれる後プラットフォーム21、座席23aを支持する前プラットフォーム23、前踏み板22、かじ取り装置の伝動装置22a、及び座席23aの下に配置された車輪をかじ取りするための静水圧モータ22bを支持する。
【0012】モータ21aは、草刈りプレート40内に入れられたプロペラ41を作動させるための伝動装置30(図1に概略的にのみ示す)を連結されており、マニホルド50の第1端が前記草刈りプレートと掛合し、その他端は刈り取った草を貯蔵するための容器60と掛合している。
【0013】図示の如く、容器60は適切に形作られ、車輪の車軸11、12間にある位置に入れられることができ、それによって該機械の長手方向寸法を最小に保つことができるようになしそしてマニホルド50に連結するための口部が地面から僅かに上昇した位置にくることを確実にしており、可能にし、これによってブレードの41の回転によって生じる唯一の圧力が、補助タービンを必要とすることなしに、草を貯蔵容器に運ぶために使用されることを可能にしている。
【0014】容器60を空にするためにその容器を移動させるための装置100を定着するための素子を形成する直立材20がフレーム構造10bの長手方向側面に留め付けられる。
【0015】更に詳細に説明すれば、前記装置100は2対のレバー110、120を含み、これらは実質上長手方向に延在し、容器60の対向側面に横向きに配置され、その対向端は前記直立材20と一体の対応するフランジ111、121及び容器60の側面に留め付けられた夫々のプレート130と夫々ヒンジ結合されている。前記プレートは容器60の下に配置されたプレート130aによって横方向に一緒に連結される。
【0016】各レバー110にはシリンダ140のステム141の自由端がヒンジ結合されており、このシリンダは順次、フレーム構造10bにヒンジ結合される。
【0017】該機械の作業原理は下記の通りである。
− 先ず、該機械が始動され、芝刈りが、容器60が完全に満たされるまで行われる。
− 次いで該機械は荷下ろし地点の付近に持ってこられ、そしてシリンダ140が作動され、前記シリンダが関連するステム141によってレバー110を押してそれを上向きに回動させる。
− この回動は、プレート130に加わるレバー110、120の結合作用に起因して、容器60の旋回運動を結果として生ぜしめる。
− 容器60の前記旋回は、第1段階中に、前記容器が上向きにかつ該機械の後部に向かって移動してプラットフォーム21から及びフレーム10から離れるようになされること、及び第2段階中に、レバー110と120は連続回転して、容器の部分的なひっくり返りが起こされ、それによってフラップ61の開放と刈り取られた草の荷下ろしが行われること、を保証する。
【0018】図3、4に示す如く、容器60の荷下ろしはトラックのトレーラー又は類似物の上に草を移して空けることができるように比較的高い位置で行うことも想像される。代案として、比較的高いレベルへの持ち上げは適切な寸法をもつ図1の実施例に従ってレバー110、120を設計することにより行われることも想像される。
【0019】更に詳細(図3)には、容器を作動させるための装置1100は一対のレバー1110と1120を含み、これらは前の実施例のもの110、120に類似しており、シリンダ140によって前記容器を適切に上昇させそして第2シリンダ1132の作用によって起こされる容器のひっくり返しを可能にするのに適切な寸法をもつように設計される。この第2シリンダは容器60に連結され、そのステム1132aは前記容器の側面とヒンジ結合されている。
【0020】図4の例では、容器60を作動させるため装置2100は前述のレバー110に類似の、レバー2110と、第2レバー2120を含んでおり従って詳細には説明していないプレート130に接合される端とは反対側の端は前記レバー2120と同軸に配置されかつ直立材20にヒンジ結合された第2シリンダ2132のステム2132aに留め付けられる。
【0021】一旦シリンダ140による容器の上昇が完了すると(又はその上昇と同時に)、ステム2132aの外方移動と、破線で示される容器60の結果として生じるひっくり返りを起こすように第2シリンダ2132を作動させることができる。
【出願人】 【識別番号】594053752
【氏名又は名称】オフィシネ ビエフェービ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ
【氏名又は名称原語表記】OFFICINE BIEFFEBI S.R.L
【出願日】 平成13年3月28日(2001.3.28)
【代理人】 【識別番号】100072051
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 興作 (外1名)
【公開番号】 特開2001−299042(P2001−299042A)
【公開日】 平成13年10月30日(2001.10.30)
【出願番号】 特願2001−92274(P2001−92274)