| 【発明の名称】 |
根菜類収穫機のカッター取付け部構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】東 宏信
【氏名】千葉 博之
【氏名】杉岡 将人
【氏名】斎藤 成徳
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| 【要約】 |
【課題】根菜の葉部を駆動回動自在な回転カッターによって切断する根菜類収穫機において、回転カーターを安定的に支持させるとともに強固に駆動しながら高さ調節できるように、かつ、コンパクトに得られるようにする。
【解決手段】回転カッター35を支持するカッター支軸36bが駆動回転体36に摺動調節および一体回転自在に貫通している。カッター支軸36bの受動部36fが駆動回転体36の回転筒軸36aに摺動および一体回転自在に係合している。カッター支軸36bの被支軸部36eが駆動回転体36の回転筒軸36aに摺動自在に当接して支持されている。受動部36fの外径が被支持部36eの外径よりも大である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 圃場から抜き上げられた根菜の葉部を駆動回動自在な回転カッターによって切断するように構成してある根菜類収穫機のカッター取付け部構造であって、前記回転カッターを一体回転自在に支持するカッター支軸を、このカッター支軸が回転カッターの回転軸芯に沿う方向に摺動調節自在に貫通しているとともに支持フレームに駆動回動自在に支持されている駆動回転体を介して前記支持フレームに取付け、前記カッター支軸に、前記駆動回転体の内周側に摺動および一体回転自在に係合して駆動回転体によって駆動される受動部と、前記駆動回転体の内周面に回転カッターの回転軸芯に沿う方向に摺動自在に当接して駆動回転体によって支持される被支持部とを備えさせるとともに、前記受動部の外径を前記被支持部の外径よりも大にしてある根菜類収穫機のカッター取付け部構造。 【請求項2】 前記駆動回転体に動力伝達する駆動ベベルギヤを一体回転自在に有する駆動自在な回転伝動軸を備え、前記駆動回転体を、前記カッター支軸が前記受動部と前記被支持部とによって摺動および一体回転自在に貫通している回転筒軸と、前記駆動ベベルギヤに噛合うとともに前記回転筒軸に一体回転自在に外嵌している受動べベルギヤとによって構成し、前記受動ベベルギヤを前記回転筒軸のうちの前記カッター支軸における前記被支持部に対応する側の端部に取付け、前記回転筒軸のうちの前記カッター支軸における前記受動部に対応する側の端部を前記支持フレームに回転自在に支持させてある請求項1 記載の根菜類収穫機のカッター取付け部構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圃場から抜き上げられた根菜の葉部を駆動回動自在な回転カッターによって切断するように構成してある根菜類収穫機のカッター取付け部構造に関する。 【0002】 【従来の技術】上記根菜類収穫機において、回転カッターを回転軸芯に沿う方向に位置変更できるように取付けると、根菜の葉部の切断位置を調節できて便利である。このため、従来、たとえば特開平7−79757号公報に示されるものがあった。すなわち、回転カッターを一体回転自在に支持するカッター支軸が、フレームに駆動回転自在に支持されている筒状の駆動回転体を摺動自在に貫通している。カッター支軸は、スプライン部によって駆動回転体に一体回転自在に係合していてこの駆動回転体によって駆動される。カッター支軸の一端側のねじ部にナット部で螺合している調節部材が駆動回転体の端部に相対回転のみ自在に支持されており、この調節部材を回転操作することにより、カッター支軸を駆動回転体に対して摺動調節でき、回転カッターの取付け位置を調節できるものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来のカッター取付け技術の場合、カッター支軸がスプライン部とねじ部とで駆動回転体によって支持されるのであるが、ねじ部では調節部材を介して支持されている。調節部材と駆動回転体との間には、調節部材の回転操作を容易にするための組付け融通を備えさせる必要がある。このため、駆動回転体によるカッター支軸の支持が不安定になりがちであった。本発明の目的は、回転カッターの位置調節が可能でありながら、駆動回転体によるカッター支軸の支持も、回転カッターへの動力伝達も安定的に行わせられるとともにその割には安価に得られる根菜類収穫機のカッター取付け部構造を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0005】〔構成〕圃場から抜き上げられた根菜の葉部を駆動回動自在な回転カッターによって切断するように構成してある根菜類収穫機のカッター取付け部構造において、前記回転カッターを一体回転自在に支持するカッター支軸を、このカッター支軸が回転カッターの回転軸芯に沿う方向に摺動調節自在に貫通しているとともに支持フレームに駆動回動自在に支持されている駆動回転体を介して前記支持フレームに取付け、前記カッター支軸に、前記駆動回転体の内周側に摺動および一体回転自在に係合して駆動回転体によって駆動される受動部と、前記駆動回転体の内周面に回転カッターの回転軸芯に沿う方向に摺動自在に当接して駆動回転体によって支持される被支持部とを備えさせるとともに、前記受動部の外径を前記被支持部の外径よりも大にしてある。 【0006】〔作用〕カッター支軸が駆動回転体を摺動調節自在に貫通しており、この摺動調節を行えば、カッター支軸の駆動回転体に対する取付け位置が変化し、回転カッターの支持フレームに対する取付け位置が回転軸芯に沿う方向に変化する。 【0007】カッター支軸が受動部でも被支持部でも駆動回転体に当接して直接に支持されるものだから、駆動回転体による直接の支持が受動部であるスプライン部のみで行われていた従来に比して、カッター支軸を駆動回転体によってガタ付きにくいように支持させながら駆動させられる。 【0008】駆動回転体からカッター支軸への動力伝達が被支持部よりも大外径の受動部で行われ、駆動回転体による支持のみが行われる被支持部の外径が受動部のそれよりも小であるから、受動部の外径を被支持部のそれと同じ小外径にするよりも駆動回転体からカッター支軸に強固に動力伝達されるようにしながら、被支持部の外径を受動部のそれと同じ大外径にするよりもカッター支軸を軽小なものにしながら、カッター支軸を回転駆動体によって駆動させられる。 【0009】〔効果〕したがって、カッター支持を摺動調節することにより、回転カッターの取付け位置を変更して葉部の切断位置を調節できる。その割には、カッター支軸が駆動回転体によってガタ付きにくいように安定的に支持されるとともに駆動回転体からカッター支軸に強固に動力伝達されることによって回転カッターを姿勢変化しないようにしながら強固に駆動し、しかも、カッター支軸を比較的軽小なものにして回転カッターを比較的コンパクトな取付け構造で支持させながら、根菜にカッターが接触して傷が付かないようにしながら葉部を所望の箇所で切断できる。 【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0011】〔構成〕請求項1による発明の構成において、前記駆動回転体に動力伝達する駆動ベベルギヤを一体回転自在に有する駆動自在な回転伝動軸を備え、前記駆動回転体を、前記カッター支軸が前記受動部と前記被支持部とによって摺動および一体回転自在に貫通している回転筒軸と、前記駆動ベベルギヤに噛合うとともに前記回転筒軸に一体回転自在に外嵌している受動べベルギヤとによって構成し、前記受動ベベルギヤを前記回転筒軸のうちの前記カッター支軸における前記被支持部に対応する側の端部に取付け、前記回転筒軸のうちの前記カッター支軸における前記受動部に対応する側の端部を前記支持フレームに回転自在に支持させてある。 【0012】〔作用〕駆動回転体に回転伝動軸によって動力伝達するものだから、伝動チェーンによって動力伝達するように構成するに比し、支持フレームを小型なものに済ませながら伝動手段としての回転伝動軸などを支持フレームで覆うことができる。 【0013】回転筒軸としてカッター支軸の被支持部に対応する部分での外径がカッター支軸の受動部に対応する部分での外径よりも小さい回転筒軸を採用することができる。この場合、回転筒軸のカッター支軸における被支持部に対応する側と、受動部に対応する側とのうちの被支持部に対応する側に受動ベベルギヤを取付けるものだから、受動部に対応する側に受動ベベルギヤを取付けるよりも、支持フレームの回転筒軸を支持する部分を小型に形成しながら、回転筒軸を受動ベベルギヤが付く側と付かない側との両側で支持フレームに支持させられる。 【0014】〔効果〕したがって、回転伝動軸などの伝動手段を支持フレームでカバーするに当り、伝動手段をカバーするための面からも、回転筒軸や受動ベベルギヤを支持する部分の面からも支持フレームを小型化し、コンパクト化を図ったり、根菜から落ちる土や泥を支持フレームに堆積しにくくしたりできる。 【0015】 【発明の実施の形態】図1、図2に示すように、左右一対のクローラ式走行装置1、搭乗して運転するように運転座席2aを設けた運転部2、運転座席2aの下方に位置するエンジンEを有する原動部を備えている走行機体の前記運転部2の横側方に、左右一対の分草装置11,11、収穫部支持用の一つの車輪12などを備えている収穫部10を連結してある。前記収穫部10の収穫部フレームが備える左右一対の機体前後向きのメインフレーム13aの上方で、収穫部10の葉部除去装置20の下方に前端側が位置している根菜コンベア40、この根菜コンベア40の後端側の運転部側の横側で走行機体の後端部に位置する選別コンベア48、この選別コンベア48の搬送終端側で運転部2の後方に位置する回収部50、この回収部50の後側に位置する小荷台51、走行機体の前記収穫部10が位置する側とは反対の横側に運転部2の横外側から前記回収部50の横外側にわたって位置する機体前後方向に長い大荷台52、運転部2と大荷台52と回収部50と選別コンベア48と収穫部10とで囲われた容器積載部53のそれぞれを走行機体に設けてある。前記エンジンEの駆動力を前記収穫部10および各コンベア40,48に伝達するように構成し、もって、乗用型の人参収穫機を構成してある。この人参収穫機は、収穫部10の左右の分草装置11が圃場に植生している人参の列の両横側に別れてその人参列に沿って移動していくように走行機体を走行させることにより、人参aを葉部bが付いたままで圃場から抜き上げ、人参aの下端側に付いているひげ根と、上端側に付いている葉部bの除去処理を行い、ひげ根と葉部bがなくなった人参aを回収部50でコンテナなどの容器54に回収していき、人参aから除去したひげ根と葉部bとを圃場に放出していくものであり、詳しくは、次の如く構成してある。 【0016】図1、図5などに示すように、前記左右一対のメインフレーム13aの基端側どうしを連結する連結フレームに兼用の取付け筒体13bが走行機体の機体フレーム3の後部に立設されている左右一対の支持体4にわたって回動自在に連結していることによって、走行機体の機体フレーム3に取付け筒体13bの機体横向きの軸芯Pまわりで上下揺動自在に支持されている前記左右一対のメインフレーム13aと、各メインフレーム13aの基端部に立設した後支柱13cと、両メインフレーム13aの中間部どうしにわたって取付けた収穫部伝動ケース60と、この収穫部伝動ケース60の両端側から機体上方でかつ前方向きに延出している抜き上げ伝動ケース61と、前記収穫部伝動ケース60の一端側から機体前方向きに延出している分草伝動ケース62と、前記収穫部伝動ケース60の両端側に立設した前支柱13dとによって、収穫部フレームを構成してある。 【0017】この収穫部フレームは、前支柱13dと後支柱13cとの間で左右のメインフレーム13aにわたって連結しているシリンダ連結部材13eにピストンロッドが連結し、シリンダチューブが走行機体の機体フレーム3に連結している油圧式のリフトシリンダ5によって走行機体に対して上下に揺動される。 【0018】図1、図2などに示すように、前記収穫部フレームと、この収穫部フレームの前記メインフレーム13aの先端側と前記抜き上げ伝動ケース61の延出端側とにわたって取付けた抜き上げ装置14と、この抜き上げ装置14の右側装置部の下端側と前記分草伝動ケース62の延出端側とにわたって取付けた前記右側の分草装置11と、この右側の分草装置11の上端側から延出する伝動ケース63と前記抜き上げ装置14の左側装置部の下端側とにわたって取付けた前記左側の分草装置11と、前記各メインフレーム13aの先端側から延出している支持アーム13fによって支持されている土ほぐし刃15と、抜き上げ装置14の前端側の下方で左右のメインフレーム13aにわたって取付けたひげ根切断装置16と、前記前支柱13dと前記後支柱13cの上端側どうしにわたって取付けた葉部除去装置20とによって、前記収穫部10を構成してある。 【0019】左右の分草装置11は、引き起こし分草ケース11aの内部に駆動回動自在に設けた無端回動チェーンが引き起こし爪11bを引き起こし分草ケース11aから前方向きに突出する取付け姿勢で上昇移動させる引き起こし分草装置と、この引き起こし分草装置の下端側から前方向きに延出しているすくい杆11cとで成り、このすくい杆11cによって圃場に散在するワラ屑をすくい上げたり、圃場に植生している収穫対象の人参aの葉部bをすくい上げ、収穫対象の人参の葉部を引き起こし分草装置の上昇移動する引き起こし爪11bによる梳き上げ作用によって分草および引き起こし処理する。 【0020】左右の土ほぐし刃15は、収穫対象の人参aの横側で土壌に入り込み、抜き上げ装置14が人参aを引き上げる際に人参aが土壌から抜け出やすいように土壌をほぐし処理する。 【0021】抜き上げ装置14は、無端搬送ベルト14aが機体後方側に至るほど高い配置レベルに位置する後上がり傾斜の姿勢で抜き上げフレームに駆動回動自在に支持されている前記左側装置部と、この左側装置部と同様に、無端搬送ベルト14aが機体後方側に至るほど高い配置レベルに位置する後上がり傾斜の姿勢で抜き上げフレームに駆動回動自在に支持されている前記右側装置部とで成り、前記分草装置11と土ほぐし刃15が作用した後の人参aの葉部bを左右の無端搬送ベルト14aによって挟持して持ち上げながら機体後方向きに搬送していくことにより、収穫対象の人参aを葉部bが付いたままで圃場から抜き上げて吊り下げ姿勢で機体後方に上方向きに搬送していく。 【0022】ひげ根切断装置16は、前記抜き上げ装置14によって搬送される人参aが移動していく経路に配置したガイド体、このガイド体の内側に回転自在に設けた回転カッター16a、この回転カッター16aを駆動する電動モータ16bとで成り、抜き上げ装置14が圃場から抜き上げて搬送していく人参aの先端側に付いているひげ根をガイド体によって回動する回転カッター16aに導入し、このカッター16aで切断して人参aから分離させ、分離したひげ根を圃場に落下させて放出する。 【0023】図1、図6などに示すように、葉部除去装置20は、収穫部フレームの前記前支柱13dと後支柱13cとによって支持される左右一対の鋳造製の伝動ケース21と、この両伝動ケース21の前端側の上方に設けた位置決め装置22と、両伝動ケース21の後端側の上方に設けた切断用搬送装置25と、この切断用搬送装置25と前記抜き上げ装置14の搬送終端部との間に設けた排葉搬送装置30と、前記切断用搬送装置25の途中の下方に配置して両伝動ケース21それぞれの上側に駆動回動自在に取付けた回転カッター35とによって構成してある。 【0024】図6などに示すように、位置決め装置22は、前記左右の伝動ケース21それぞれの上側に回転自在に取付けた前後一対のスプロケット23a,23bにわたって無端型の位置決めチェーン24を巻回するとともに、左右いずれの位置決めチェーン24も後側の駆動自在なスプロケット23bによって駆動するようにして構成してある。 【0025】すなわち、図12、図14などに示すように、左右の位置決めチェーン24それぞれのリンクプレートに、位置決めローラ24aが先端側に回転自在に付いている位置決めロッド24bを摺動自在に備えさせるとともに、位置決めチェーン24のリンクプレートが備えるロッド支持具24cと、位置決めロッド24bが備えるばね受けプレートとの間に配置した挟持ばね24dを位置決めロッド24bに外嵌させてある。抜き上げ装置14の途中で、抜き上げ装置14が持ち上げ搬送していく人参aの葉部bの抜き上げ装置14の無端搬送ベルト14aが挟持している部分と人参aとの間が左右の位置決めチェーン24における位置決めローラ24aどうしの間に入り込み、この後も抜き上げ装置14は人参aを持ち上げ搬送していき、位置決め装置22は左右の位置決めチェーン24によって葉部bを挟持して吊り下げ姿勢で前記回転カッター35の方に移送していく。このとき、位置決め装置22が挟持ばね24dによって発揮する挟持力と、抜き上げ装置14が備えている挟持力とに差を設けてあることと、抜き上げ装置14が人参aを持ち上げていくこととにより、人参aは左右の位置決めローラ24aどうしの間に入り込んでから後方に移送されるに伴って位置決めローラ24aに対して上昇操作され、位置決め装置22の搬送終端側では、図13に示す如く人参aの上端が位置決めローラ24aに当接してこの位置決めローラ24aが人参aに対してそれ以上は上昇しないようにストッパー作用する。これにより、位置決め装置22は、人参aが回転カッター35に供給されてその葉部bが切断される際には、人参aの上端からわずかに上側に離れている部分で切断されるように、人参aが回転カッター35に供給される際の人参aの回転カッター35に対する位置決めを行う。 【0026】図6などに示すように、切断用搬送装置25は、前記左右の伝動ケース21それぞれの上側に回転自在に取付けた前後一対のベルトプーリ26a,26bにわたって無端搬送ベルト27を巻回するとともに、左右いずれの搬送ベルト27も後側の駆動自在なベルトプーリ26bによって駆動するようにして構成してある。切断用搬送装置25における左右の搬送ベルト27の搬送始端側は、抜き上げ装置14の搬送終端部の下方で、位置決め装置22の搬送終端部の上方に配置してある。これにより、切断用搬送装置25は、位置決め装置22による位置決めが完了した後の人参aの葉部bを左右の搬送ベルト27によって抜き上げ装置14と位置決め装置22とから受け継いで挟持し、機体後方向きに吊り下げ姿勢で搬送して左右の回転カッター35の間に供給する。そして、カッター35によって切断されて人参aから離れた排葉をそのまま挟持してさらに機体後方向きに搬送してカッター35の後方で挟持を解除する。 【0027】図6、図9などに示すように、排葉搬送装置30は、抜き上げ装置14の左側装置部のフレームと切断用搬送装置25のフレームとによって支持されるフレームが回転自在に備えている前後一対のスプロケット31a,31bにわたって、搬送用突起が付いている無端チェーン32を巻回するとともに、この無端チェーン32を前側の駆動自在なスプロケット31aによって駆動するように構成し、無端チェーン32の搬送作用部に沿う機体前後向きの搬送ガイドレール33を抜き上げ装置14の右側装置部のフレームに支持させて構成してある。 【0028】図6に示すように、前記左右の伝動ケース21それぞれの入力軸21aを、抜き上げ装置14の無端搬送ベルトの搬送終端側を巻回しているベルト駆動プーリ14bに動力伝達するチェーン14cを巻回させた動力取り出し軸14dに連動させて、抜き上げ搬送装置14から伝達する駆動力によって位置決め装置22の位置決めチェーン24、および、切断用搬送装置25の無端搬送ベルト27を駆動するようにしてある。伝動ケース21の内部に設けたベベルギヤで成る伝動機構の減速作用や、位置決めチェーン24や無端搬送ベルト27が巻回するスプロケット23aやプーリ26aの径の設定により、位置決め装置22や切断用搬送装置25での搬送速度が抜き上げ装置14での搬送速度より低速になるようにしてある。すなわち、抜き上げ装置14の搬送終端側は、搬送終端側に至るほど位置決め装置22や切断用搬送装置25との間隔が大になる配置状態にあるが、位置決め装置22や切断用搬送装置25が人参aを搬送する際、位置決め装置22と抜き上げ装置14との間や、切断用搬送装置25と抜き上げ装置14との間で葉部bの引き千切れが生じないように搬送する。 【0029】排葉搬送装置30の前記前側のスプロケット31aを駆動する駆動軸34を、抜き上げ装置14の左側装置部における無端搬送ベルト14aの搬送終端側を巻回しているベルト駆動プーリ14bと一体回転するプーリ支軸14eに自在継ぎ手を介して連結し、抜き上げ装置14から伝達する駆動力によって排葉搬送装置30の無端チェーン32を駆動するようにしてある。排葉搬送装置30による葉部bの搬送速度が、切断用搬送装置25による葉部bの搬送速度よりも高速になるように、前側スプロケット31aの大きさを設定してある。 【0030】したがって、排葉搬送装置30は、位置決め装置22と抜き上げ装置14とからの葉部bの切断用搬送装置25が受け継ぎ挟持する部分よりも葉先側に位置する部分を無端チェーン32と搬送ガイドレール33とによって受け継いで挟持して搬送ガイドレール33に沿わせて機体後方向きに搬送し、回転カッター35によって人参aから切断された後にも切断用搬送装置25が搬送していく部分よりやや先行させて搬送して切断用搬送装置25よりもやや後方で挟持を解除して落下させる。 【0031】これにより、収穫部10は、リフトシリンダ5を駆動操作することにより、このリフトシリダ5による収穫部フレームの揺動操作のために軸芯Pまわりで上下に揺動して走行機体に対して昇降し、分草装置11が圃場近くに位置するとともに土ほぐし刃15が土壌に入り込む作業レベルに下降したり、分草装置11や土ほぐし刃15が圃場から浮上した非作業レベルに上昇したりする。そして、作業レベルにして走行機体を走行させると、収穫対象の人参aの葉部bを分草装置11によって非収穫対象の人参の葉と分離させるとともに引き起こし、土ほぐし刃15の作用によって土壌から抜け出やすくなった人参aを抜き上げ装置14によって圃場から抜き上げるとともにひげ根切断装置16に供給してひげ根を除去する。ひげ根が除去された人参aを抜き上げ装置14によって吊り下げ状態でさらに持ち上げ搬送して葉部除去装置20に供給し、この葉部除去装置20の位置決め装置22と切断用搬送装置25とによって人参aが回転カッター35に当らないようにしながらこの回転カッター35に供給して葉部bを切断除去し、葉部bが除去された人参aを前記根菜コンベア40の搬送始端側に落下させて供給していく。人参aから切り離れた排葉を切断用搬送装置25と排葉搬送装置30とによってカッター35の後方まで搬送して落下させる。このとき、図8に示すように、排葉の基端側が切断用搬送装置25によって、葉先側が排葉搬送装置30によってそれぞれ搬送されることと、葉先側が基端側よりも先行して搬送されていることとにより、排葉は葉先側ほど後方側に位置するやや後倒れの姿勢で放出され、搬送装置に引っ掛かりにくい状態で落下する。両搬送装置25,30から放出された排葉は、両搬送装置25,30やカッター35の周囲を覆っているカバー37に基端側が支持されているシュート38に落下させ、このシュート38の上を機体後方側に下降させて根菜コンベア40の後側でシュート38から落下させて圃場に放出していく。 【0032】図15、図16などに示すように、根菜コンベア40は、走行機体の機体フレーム3の後端部に立設した左右一対のブラケット6に後端部がコンベア駆動軸41を介して支持され、前端側が前記葉部除去装置20の位置決め装置22の下方に位置している左右一対のコンベアフレーム42に、両コンベアフレーム42の前端部どうしの間、中間部どうしの間、後端部どうしの間のそれぞれに回転自在に取付けたベルトローラ43を介してコンベアベルト44を回動自在に支持させるとともに、後端側のベルトローラ43が、これを支持するローラ支軸43a、このローラ支軸43aの一端側を前記コンベア駆動軸41の一端側に連動させているギヤ機構を介して前記コンベア駆動軸41によって駆動されてコンベアベルト44を駆動するようにして構成してある。 【0033】これにより、根菜コンベア40は、葉部除去装置20が葉部bを切断して切断用搬送装置25から人参aを落下させると、その人参aをコンベアベルト44の搬送始端側で受け止め、このコンベアベルト44の上に載置して機体後方側に搬送する。 【0034】図2、図15などに示すように、根菜コンベア40におけるコンベアベルト44の搬送終端部の上方にガイドローラ57を駆動自在に設けてある。このガイドローラ57は、回転軸芯が根菜コンベア40の搬送方向に対して傾斜し、かつ、前記選別コンベア48の側に位置する方の端が反対側の端よりも根菜コンベア40の搬送下手側に位置する配置姿勢にあり、根菜コンベア40が搬送してきた人参aを前記配置姿勢と回転とによって根菜コンベア40からこれの横外側に移動するように案内して選別コンベア48に移動させる。 【0035】選別コンベア48は、機体横方向に並ぶ複数本の駆動自在なローラで成り、根菜コンベア40からの人参aを走行機体の収穫部10が位置する側の横端側から運転部2が位置する他端側に向けて搬送して前記回収部50に供給する。この選別コンベア48は、作業者が選別コンベア48の後側を歩行して機体に追随して移動しながら選別処理することができるように走行機体の後端部に位置しているとともにその搬送速度で搬送する。 【0036】回収部50は、コンテナなどの容器54を載置し、選別コンベア48によって人参aを容器54に送り込ませて回収するものである。 【0037】小荷台51は、空であるとか人参回収が済んだ容器54を搭載するなどに使用するものであり、一端側に配置した機体横向きの軸芯51aまわりで上下に揺動操作できるように走行機体の機体フレーム3の後端部に連結してある。すなわち、小荷台51を軸芯51aまわりで機体後方側に揺動操作し、回収部50の後方側に張り出した取付け姿勢にすると、小荷台51は使用姿勢になる。小荷台51の遊端側が回収部50に入り込んだ取付け姿勢にすると、小荷台51は回収部50にたたみ込んだ格納姿勢になる。 【0038】大荷台52は、空であるとか人参回収が済んだ容器54を搭載するなどに使用するものであり、一端側に配置した機体前後向きの軸芯52aまわりで揺動操作できるように走行機体の機体フレーム3の横端部に連結してある。すなわち、図17に示すように、大荷台52を軸芯52aまわりで下降揺動させて大荷台52の裏面側に取付けてある補強杆52bの一端側が機体フレーム3の横端部の下面側に当接して受け止め支持される取付け姿勢にすると、大荷台52は、これの荷載置面52cが回収部50よりも機体横外側に水平又はほぼ水平に張り出して容器54などを積み込めるように使用姿勢になる。そして、大荷台52を軸芯52aまわりで上昇揺動させて機体フレーム3の荷台支持部から機体上方向きに延出する取付け姿勢にすると、大荷台52は、使用姿勢の場合よりも機体内側に引退し、回収部50よりも機体横外側で荷載置面52cが機体上下方向に沿った格納姿勢になる。この場合、走行機体側から延出しているロック部材を大荷台52に係止させて、大荷台52を格納姿勢に固定する。尚、大荷台52の後端側に連結リンク55aを介して補助荷台55を連結してある。この補助荷台55は、連結リンク55aの大荷台52および補助荷台55に対する回動によって、大荷台52の方に揺動させてこれの荷載置面52cに重ねることによって格納状態になり、機体後方側に揺動させて大荷台52から後方向きに延出させることによって使用状態になる。 【0039】図15に示すように、前記根菜コンベア40の左右のコンベアフレーム42を機体フレーム3の前記左右のブラケット6に取付けている前記コンベア駆動軸41が左右のコンベアフレーム42およびブラケット6を回転自在に貫通していることにより、根菜コンベア40は搬送終端側に位置するコンベア駆動軸41の機体横向きの軸芯41aまわりで走行機体に対して上下に揺動する。 【0040】図15、図16に示すように、根菜コンベア40の搬送始端側で左右のコンベアフレーム42にわたって連結している支持杆45の両端側に上端側が回動自在に連結しているリンク体によって、根菜コンベア40の左右一対の脚部46を構成し、この各脚部46に設けた機体上下方向の長孔46aに先端側が摺動自在に入り込み、基端側が前記メインフレーム13aに締め付け固定されている軸部材によって、収穫部フレームと共に走行機体に対して昇降するように収穫部フレームに備えさせたコンベア昇降操作体47aを構成し、この左右一対のコンベア昇降操作体47aと、前記左右一対の脚部46とにより、収穫部10の走行機体に対する昇降に連係させて根菜コンベア40を自動的に軸芯43aまわりで上下揺動させる調節機構47を構成してある。 【0041】すなわち、図15(イ)に示すように、収穫部10がこれを昇降操作できる昇降域Hの下降エンド側の低レベル側昇降域部分LHで昇降する際は、各コンベア昇降操作体47aが脚部46の長孔46aの内部を移動するだけで脚部46に対して押し上げ操作や受け止め支持を行わず、左右の脚部46は走行機体の機体フレーム3に設けてある支持部3aに載って受け止め支持されて根菜コンベア40の搬送始端側を所定の配置レベルに支持する状態になり、根菜コンベア40は、脚部46による支持と、機体フレーム3のブラケット6による支持とのために収穫部10からの人参aを機体後方向きに搬送するための取付け姿勢を維持する。図15(ロ)に示すように、収穫部10が前記昇降域Hの前記低レベル側昇降域部分LHよりも上昇エンド側の高レベル側昇降域部分HHで昇降する際は、各コンベア昇降操作体47aが脚部46の長孔46aの上端部に位置し、リフトシリンダ5による上昇操作力のために脚部46を押し上げ操作することによって根菜コンベア40を上昇操作したり、リフトシリンダ5による下降操作のために脚部46を受け止め支持しながら下降操作することによって根菜コンベア40を下降操作する。前記低レベル側昇降域部分LHとしては、収穫作業を行う際に収穫部10が持ち上げ操作されるものとして設定した最高の高さと下降エンドとの間の昇降域を設定してある。 【0042】したがって、調節機構47は、根菜コンベア40を次の如く調節する。すなわち、収穫部10が低レベル側昇降域部分LHに位置する際には、収穫部10が上下揺動しても、根菜コンベア40は人参搬送を支障なく行う搬送用の取付け姿勢から上下に揺動しなくてその搬送用取付け姿勢を維持するように調節し、収穫部10が高レベル側昇降域部分HHに位置する際には、収穫部10が上下揺動すればそれに追随して根菜コンベア40が収穫部10の昇降方向と同じ方向に上下揺動するように調節する。これにより、収穫作業を行う際は、収穫部10の分草装置11、土ほぐし刃15や抜き上げ装置14の高さ調節を行っても、根菜コンベア40は搬送用の取付け姿勢を維持していて収穫部10からの人参aを選別コンベア48にスムーズに供給しながら作業できる。そして、旋回時など収穫作業しないで走行する際は、収穫部10を上昇させると根菜コンベア40も上昇し、収穫部10を十分高く持ち上げて走行できる。 【0043】排葉除去装置20における左右の装置部それぞれの伝動構造を、図6、図7に示す如く構成してある。すなわち、前記伝動ケース21の前記入力軸21aに一端側がベベルギヤ21bを介して連動することによって駆動される第1回転伝動軸21cを伝動ケース21の内部の前記入力軸21aと、前記回転カッター35の駆動回転体36との間に位置決め装置22や切断用搬送装置25による搬送方向と平行に設け、この第1 回転伝動軸21cの中間部を、この第1 回転伝動軸21cに一体回転自在に取付けたベベルギヤと、位置決めチェーン24の駆動軸23cに一体回転自在に取付けたベベルギヤとで成るギヤ機構G1を介してそのチェーン駆動軸23cに連動させてある。前記第1 回転伝動軸21cの入力側とは反対側の端部を、この第1 回転伝動軸21cに一体回転自在に取付けたベベルギヤと、回転カッター35の前記駆動回転体36が備えるベベルギヤとで成るギヤ機構G2を介してそのカッター駆動回転体36に連動させてある。このカッター駆動回転体36に一端側がベベルギヤ21dを介して連動することによって前記第1 回転伝動軸21cからの駆動力によって駆動される第2 回転伝動軸21eを、伝動ケース21の内部のカッター駆動回転体36と、切断用搬送装置25の無端搬送ベルト27の駆動軸28との間に、前記第1 回転伝動軸21cと同一の軸芯まわりで回転するように配置して設け、この第2 回転伝動軸21eの他端側を、この第2 回転伝動軸21eに一体回転自在に取付けたベベルギヤと、前記ベルト駆動軸28に一体回転自在に取付けたベベルギヤとで成るギヤ機構G3を介してそのベルト駆動軸28に連動させてある。 【0044】前記左右の回転カッター35は、支持フレームとしての前記伝動ケース21に図10に示す取付け構造に基づいて取付けてある。すなわち、回転カッター35がボルト連結するカッター取付け台を上端側に一体回転自在に備えていることによって回転カッター35を一体回転自在に支持しているカッター支軸36bを、伝動ケース21に上端側と下端側とがベアリングを介して回転自在に支持されている駆動回転体36に一体回転するように、かつ、回転カッター35の回転軸芯に沿う方向に摺動するように貫通させるとともに、カッター支軸36bの駆動回転体36から下方に突出している端部に調節機構85を取付けることにより、回転カッター35を伝動ケース21に駆動可能に取付けるとともに、回転カッター35の伝動ケース21に対する取付け高さの調節を可能にしてある。さらに詳述すると、次の如く構成してある。 【0045】前記駆動回転体36は、前記第1 回転伝動軸21cが一体回転自在に備えている駆動ベベルギヤ21fに噛合っている受動ベベルギヤ39aと、この受動ベベルギヤ39aに下端側が内嵌するとともにキーによって一体回動自在に係合し、上端側がベアリングを介して伝動ケース21に回動自在に支持されている回転筒軸36aとによって構成してある。この回転筒軸36aの前記受動ベベルギヤ39aが付いている下端側軸部分36dは、円筒部材で作成し、上端側軸部分36cは、前記下端側軸部分36dの上端部に下端側が一体回転自在に連結しているとともに前記下端側軸部分36dの外径よりも大きい外径を有する六角筒軸で作成してある。 【0046】前記カッター支軸36bの下端側に、回転筒軸36aの前記下端側軸部分36dに摺動自在に当接する円形外周面を有することによって駆動回転体39における回転筒軸36aの下端側の内周面に回転カッター35の回転軸芯に沿う方向に摺動自在に当接して支持される被支持部36eを備えさせてある。前記カッター支軸36bの上端側に、回転筒軸36aの前記上端側軸部分36cに摺動および一体回転自在に内嵌する六角外周面を有することによって駆動回転体39における回転筒軸36aの上端側の内周側に摺動および一体回転自在に係合して駆動回転体39によって駆動され、そして、前記被支持部36eの外径よりも大きい外径を有している受動部36fを備えさせてある。 【0047】これにより、カッター支軸36bは駆動回転体36の回転筒軸36aに対して摺動調節されて駆動回転体36に対する取付け位置が変化しても、受動部36fと被支持部36eとで駆動回転体36によってガタ付きにくいように支持されながら、受動部36fで駆動回転体36によって駆動されて回転カッター35を駆動する。 【0048】図10、図11に示すように、調節機構85は、カッター支軸36bの駆動回転体36や伝動ケース21から下方に突出している端部に連結具80を介して先端部が連結している調節ねじ軸81と、伝動ケース21に基端側が固定されている支持体82とによって構成してある。 【0049】連結具80は、カッター支軸36bの端部にベアリング80aを介して相対回転するように取付け、抜け止めボルト83などによってカッター支軸36bの軸芯方向には相対移動しないように係合させ、支持体82に対してこれの長孔に入り込む係止部80bによって回り止めされながらカッター支軸36bの軸芯方向に摺動するように係合させてある。 【0050】調節ねじ軸81の先端部は、連結具80に対して相対回転するように取付け、位置決めナット84と止め輪とによって連結具80を押し引き操作するように係合させてある。調節ねじ軸81の下端側は、前記支持体82の先端側のねじ部82aに螺合している。 【0051】これにより、調節機構85は、調節ねじ軸81の下端側に付設してある操作具81aを回転操作することにより、回転カッター35の伝動ケース21に対する取付け高さを変化させる。すなわち、操作具81aを回転操作すると、調節ねじ軸81が支持体82に対して正回転や逆回転方向に回転し、連結具80を介してカッター支軸36bを回転筒軸36aに対して上昇側や下降側に摺動操作する。カッター支軸36bが回転筒軸36aに対して上昇すると、回転カッター35がカッター支軸36bと共に上昇して回転カッター35の伝動ケース21に対する取付け高さが高くなり、回転カッター35の位置決めチェーン24の位置決めローラ24aに対する高さが調節前よりも高くなる。カッター支軸36bが回転筒軸36aに対して下降すると、回転カッター35がカッター支軸36bと共に下降して回転カッター35の伝動ケース21に対する取付け高さが低くなり、回転カッター35の位置決めチェーン24の位置決めローラ24aに対する高さが調節前よりも低くなる。 【0052】前記エンジンEの駆動力を走行装置1、収穫部10、両コンベア40,48に伝達する伝動構造を、図3〜図5に示すように構成してある。 【0053】すなわち、エンジンEの出力プーリ64の回転駆動力を伝動ベルト65により、走行用ミッション66の主変速部である静油圧式の無段変速装置67の入力プーリ67aに伝達し、この無段変速装置67の出力部に副変速装置および操向クラッチを介して連動している走行用ミッション66の左右の走行用出力軸66aを左右の走行装置1のクローラ駆動スプロケットに連結してある。 【0054】走行用ミッション66の前記無段変速装置67の出力部に連動していて、無段変速装置67によって走行装置1と同調させて変速される作業用出力プーリ66bの回転駆動力を、伝動ベルト68により、収穫部フレームの前記取付け筒体13bを貫通している中間伝動軸69の機体内側の端部に伝達し、この中間伝動軸69の機体外側の端部から伝動ベルト70によって前記収穫部伝動ケース60の内部に設けた伝動軸60aに伝達し、この伝動軸60aから前記左側の抜き上げ上げ伝動ケース61の内部に設けた伝動軸61aによって抜き上げ装置14の左側装置部のベルト駆動チェーン14cに、前記右側の抜き上げ上げ伝動ケース61の内部に設けた伝動軸61aによって抜き上げ装置14の右側装置部のベルト駆動チェーン14cに伝達するようにしてある。前記抜き上げ伝動ケース61の前記伝動軸61aから前記分草伝動ケース62の内部に設けた伝動軸62aによって前記右側の分草装置11の分草引き起こし装置に、前記分草伝動ケース62の前記伝動軸62aと、前記伝動ケース63の内部に設けた伝動軸63aとによって前記左側の分草装置11の分草引き起こし装置にそれぞれ伝達するようにしてある。前記抜き上げ装置14の左側装置部のベルト駆動チェーン14cの駆動力を葉部除去装置20の前記左側の伝動ケース21の入力軸21aに伝達し、抜き上げ装置14の右側装置部のベルト駆動チェーン14cの駆動力を葉部除去装置20の前記右側の伝動ケース21の入力軸21aに伝達するようにしてある。抜き上げ装置14の左側装置部のベルト駆動チェーン14cの駆動力を排葉搬送装置30のチェーン駆動スプロケット31aに伝達するようにしてある。 【0055】エンジンEの前記出力プーリ64の回転駆動力を伝動ベルト71によって第1中間伝動軸72の一端側に伝達し、この第1 中間伝動軸72の他端側から伝動ベルト73によって第2 中間伝動軸74の一端側に伝達する。この第2 中間伝動軸74の駆動力を、この第2 中間伝動軸74の一端側に巻回している伝動ベルト75により、ウォームとウォームホィールとで成る減速装置76の入力プーリ76aに伝達し、この減速装置76の出力スプロケット76bの回転駆動力を伝動チェーン77によって選別コンベア48の駆動スプロケット48aに伝達するようにしてある。前記第2 中間伝動軸74の回転駆動力を、この第2 中間伝動軸74の入力側とは反対側の端部に巻回している伝動チェーン78によって根菜コンベア40の前記コンベア駆動軸41に伝達するとともに分岐伝達機構79の入力スプロケット79aに伝達する。この分岐伝達機構79の出力スプロケット79bの駆動力を、伝動チェーン57aによって前記ガイドローラ57に伝達するようにしてある。 【0056】〔別実施形態〕本発明は、人参の他、大根や玉ねぎなど各種の作物を収穫対象とする収穫機にも適用できるのであり、これら、人参、大根、玉ねぎなどを総称して根菜と呼称する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成12年3月31日(2000.3.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2001−275430(P2001−275430A) |
| 【公開日】 |
平成13年10月9日(2001.10.9) |
| 【出願番号】 |
特願2000−96661(P2000−96661) |
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