| 【発明の名称】 |
コンバイン等の刈刃駆動装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】飯泉 清
【氏名】高橋 伯郎
|
| 【要約】 |
【課題】受刃装置の上側に重合して左右移動する刈刃装置に設けた受メタルのU字形状の受溝へ挿入したローラ装置の回動移動時に発生する騒音を防止しようとするものである。
【解決手段】受刃装置の上側へ重合する刈刃装置の受メタルに設けた受溝へ挿入するローラ装置11を回転自在に軸支した支持軸12を支持する支持メタル13の回動により、該刈刃装置を左右移動して穀稈を刈取る該ローラ装置11は鉄製材の内ローラ9へ弾性材よりなる外ローラ10を一体に形成した構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下側の受刃装置5と、該受刃装置5の上側へ重合する刈刃装置6と、該刈刃装置6の上側に装着した平面視U字形状の受溝7を設けた受メタル8と、該受メタル8の該受溝7へ挿入するローラ装置11と、該ローラ装置11を回転自在に軸支した支持軸12を支持する支持メタル13等を設けて該支持メタル13の回動によって該ローラ装置11で該受メタル8を介して該刈刃装置6を左右移動させて穀稈を刈取るコンバイン等において、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部の上下方向に複数の凹溝(ロ)を設けて該内ローラ9の該外径(イ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形して設けたことを特徴とするコンバイン等の刈刃駆動装置。 【請求項2】請求項1の構成において、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部に断面形状略T字形状(ハ)を形成して該T字形状(ハ)部及び該外径(イ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形して設けたことを特徴とするコンバイン等の刈刃駆動装置。 【請求項3】請求項1の構成において、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部は断面形状コ字形状(ニ)に形成して該コ字形状(ニ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形すると共に、該外ローラ10の外径(ホ)は該内ローラ9の該外径(イ)より径大にして設けたことを特徴とするコンバイン等の刈刃駆動装置。 【請求項4】請求項1の構成において、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部は断面形状略C字形状(ヘ)に形成して該C字形状(ヘ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形すると共に、該外ローラ10の外径(ホ)は該内ローラ9の該外径(イ)より径大にして設けたことを特徴とするコンバイン等の刈刃駆動装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、受刃装置の上側へ重合する刈刃装置の受メタルに設けた受溝へ挿入するローラ装置を回転自在に軸支した支持軸を支持する支持メタルの回動により、該刈刃装置を左右移動して穀稈を刈取りする該ローラ装置は鉄製材の内ローラへ弾性材よりなる外ローラを一体に成形した技術であり、コンバイン等の刈刃駆動装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行装置の前側に設けた刈取機の前端部から順次設けたナローガイド、及び分草体で穀稈が分離され、この分離した穀稈は引起装置で引起しされて、穀稈掻込移送装置の掻込装置で掻込され、この掻込した穀稈は刈取装置で下側に設けた受刃装置の上側へ重合する刈刃装置に設けた鉄製材の受メタルの受溝へ挿入した鉄製材のローラを回転自在に軸支した支持軸を支持した支持メタルの回動駆動により、該支持軸と、該ローラと、該受メタル等を介して該刈刃装置が左右移動されて、穀稈は刈取りされる。この刈取りした刈取り穀稈は、該穀稈掻込移送装置の移送装置で後方上部へ移送され、脱穀機へ供給されて、この脱穀機で脱穀される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】受刃装置の上側へ重合する刈刃装置を左右に移動させるこの刈刃装置の上側に設けた受メタルと、この受メタルの受溝へ挿入するローラとは、共に同じ材質の鉄製材であり、このために、騒音がひどく、又、振動が大きくなることがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、下側の受刃装置5と、該受刃装置5の上側へ重合する刈刃装置6と、該刈刃装置6の上側に装着した平面視U字形状の受溝7を設けた受メタル8と、該受メタル8の該受溝7へ挿入するローラ装置11と、該ローラ装置11を回転自在に軸支した支持軸12を支持する支持メタル13等を設けて該支持メタル13の回動によって該ローラ装置9で該受メタル8を介して該刈刃装置6を左右移動させて穀稈を刈取るコンバイン等において、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部の上下方向に複数の凹溝(ロ)を設けて該内ローラ9の該外径(イ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形して設け、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部に断面形状略T字形状(ハ)を形成して該T字形状(ハ)部及び該外径(イ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形して設け、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部は断面形状コ字形状(ニ)に形成して該コ字形状(ニ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形すると共に、該外ローラ10の外径(ホ)は該内ローラ9の該外径(イ)より径大にして設け、該ローラ装置11の内ローラ9は鉄製材で外径(イ)部は断面形状略C字形状(ヘ)に形成して該C字形状(ヘ)部には、弾性材よりなる外ローラ10を一体に成形すると共に、該外ローラ10の外径(ホ)は該内ローラ9の該外径(イ)より径大にして設けたことを特徴とするコンバイン等の刈刃駆動装置の構成とする。 【0005】 【発明の作用】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行装置の前部に設けた刈取機の前端部から順次後方へ向けて設けたナローガイド、及び分草体で穀稈が分離され、この分離した穀稈は引起装置で引起しされて、穀稈掻込移送装置の掻込装置で掻込され、この掻込した穀稈は刈取装置で下側に設けた受刃装置5の上側へ重合する刈刃装置6に設けた鉄製材の受メタル8のU字形状の受溝7へ挿入した鉄製材の内ローラ9の外径(イ)部を種々の形状に形成した内のいずれかの形状へ弾性材等よりなる外ローラ10を一体成形してなるローラ装置11を回転自在に軸支した支持軸12を支持した支持メタル13の回動駆動により、該支持軸12と、該ローラ装置11と、該受メタル8等を介して該刈刃装置6が左右移動されて、穀稈は刈取りされる。この刈取りした刈取り穀稈は、該穀稈掻込移送装置の移送装置で後方上部へ移送され、脱穀機へ供給されて、この脱穀機で脱穀される。 【0006】 【発明の効果】受刃装置5の上側へ重合して穀稈を刈取る刈刃装置6を左右移動させるこの刈刃装置6の上側に設けた受メタル8のU字形状の受溝7へ挿入するローラ装置11の鉄製材の内ローラ9の外径(イ)部を種々の形状に形成したいずれかの形状のこの内ローラ9のこの外径(イ)部と、弾性材等よりなる外ローラ10とを一体成形して、該ローラ装置11としたことにより、該受メタル8の該受溝7部の材質と、該ローラ装置11の該外ローラ10の材質とを変えて異にしたことにより、騒音の防止ができると共に、振動の防止ができ、更に該内ローラ9の該外径(イ)部を種々の形状の内のいずれかの形状を使用したことにより、該外ローラ10の剥離を防止することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行装置2の前部に設けた刈取機3の刈取装置4の受刃装置5の上側に重合させて左右移動自在に設けた刈刃装置6の上側には、U字形状の受溝7を設けた受メタル8を装着して設け、これら受メタル8の受溝7へ挿入する内ローラ9と外ローラ10とよりなるローラ装置11を軸支する支持軸12を支持する支持メタル13の回動駆動により、該刈刃装置6を左右移動して、立毛穀稈を刈取る刈刃駆動装置14を図示して説明する。 【0008】前記コンバイン1の走行装置2上側で走行車台2aの前部には、刈取機3を設け、この刈取機3の刈取装置4で刈取られた刈取り穀稈は、この刈取機3の穀稈掻込移送装置15で後方上部へ移送され、脱穀機16のフィードチエン16aと挟持杆16bとへ受渡しされ、これらフィードチエン16aと挟持杆16bとで引継ぎ移送して、この移送中にこの脱穀機16内で脱穀する構成である。 【0009】前記コンバイン1の走行車台2aの下側には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ2bを張設した走行装置2を配設し、該走行車台2aの上側に載置した脱穀機16の平面視右横側には、脱穀済みで選別済みの穀粒を回収して、一時貯留する穀粒タンク17を装着した構成である。 【0010】前記穀粒貯留タンク17の後側には、この穀粒貯留タンク17内に貯留した穀粒を機外へ排出する縦移送螺旋18aを内装した排出支持筒18を略垂直姿勢で回動自在に支承して設け、この排出支持筒18の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋19aを収縮自在に内装した排出オーガ19を収縮自在、上下回動自在、左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。 【0011】前記脱穀機16側には、操作室20aを操作ケース20で形成し、この操作室20a内には、コンバイン1の各部を操作、及び調節する操作装置21と、操縦作業者が搭乗する操縦席21a等を設け,この操縦席21aの下側で走行車台2aの上側面には、エンジン22を載置すると共に、後方には、穀粒貯留タンク17を配設した構成である。これら脱穀機16と、刈取機3と、エンジン22と、走行装置2等により、該コンバイン1の機体1aを構成している。 【0012】前記刈取機3の穀稈掻込移送装置15によって、形成される穀稈搬送経路中には、刈取られて移送される刈取り穀稈に接触作用することにより、脱穀機16へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。走行車台2aの前端部に、装架した走行用のミッションケース22a内の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ22bを設けた構成である。 【0013】前記刈取機3は、図13〜図16で示す如く前方下部から後方上部へ向けて傾斜する支持杆23を設け、この支持杆23の上端部には、支持パイプ杆23aを左右方向に設け、この支持パイプ杆23aは走行車台2aの上側に設けた支持装置23bで回動自在に支持した構成である。該刈取機3は油圧駆動による伸縮シリンダ24の作動により、該支持パイプ杆23a部を回動中心として、土壌面に対して昇降自在に回動する構成である。 【0014】前記刈取機3は4条刈取る機械で説明する。この刈取機3は、図13〜図16で示す如く先端部から順次に、立毛穀稈を分離するナローガイド25a、及び各分草体25bと、分離した穀稈を引起す各引起装置26と、引起した穀稈の株元側を掻込する各掻込スターホイル27aと、穂先側を掻込する各掻込ラグ付ベルト27b等とよりなる穀稈掻込移送装置15の掻込装置27と、掻込みした穀稈を刈取る受刃装置5と、刈刃装置6等とよりなる刈取装置4と、刈取られた穀稈の株元側を移送する各株元移送チエン28aと、穂先側を移送する移送ラグ付チエン28bと、各移送挟持杆28c等とよりなる該穀稈掻込移送装置15の穀稈移送装置28と、移送する穀稈の稈長等により、脱穀機16へ供給する穀稈の供給深さを調節する回動メタル29aを回動中心として、扱深調節チエン29bを上下回動調節移動させる正逆回転用の扱深モータ29cと、挟持杆29d等とよりなる扱深調節移送装置29と、移送終端部の略3角形状に形成した供給移送チエン30aと挟持杆30b等とよりなる供給移送装置30等を設けた構成である。 【0015】前記穀稈移送装置28の上側には、移送される穀稈の長稈、及び短稈を検出する長稈検出杆31a、及び短稈検出杆31bの作動を検出するON−OFFスイッチ方式の検出スイッチ(図示せず)等よりなる長短稈センサ31を設けた構成である。 【0016】前記刈取装置4は、図7、及び図16で示す如く支持杆23の下端部に伝動機構32aを内装した下伝動ケース32の左右両側には、前方下部へ傾斜する受パイプ32bを設け、この各受パイプ32bの前方下端部には、支持パイプ33を固着して設け、この支持パイプ33の左右両端部に設けた各支持板33aには、左右両側の各分草体25bの各分草パイプ25cを固着して設け、又、該支持パイプ33の中央部と、この中央部から所定位置の左右両側には、中支持板33bを設け、この各中支持板33bには、内側の3個の該各分草体25bの該各分草パイプ25cを固着して設けた構成である。 【0017】前記刈取装置4の受刃装置5は、図7〜図10で示す如く左右両側の分草体25bの分草パイプ25cの外径の外側端部から若干突出させて受刃支持杆5aを設け、この受刃支持杆5aの上側面の左右方向には、複数個の平面視略3角形状の受刃5bをリベット等で装着して設けると共に、この受刃支持杆5aの左右方向の中央部には、平面視略3角形状の合せ受刃5cをリベット等で装着して設けた構成である。 【0018】前記合せ受刃5cは、図11、及び図12で示す如く平面視先端部から全長の略1/3の位置を境として、先端部の傾斜角度を基部側の傾斜角度より緩い角度に形成すると共に、基部側の角度は後逑する切刃6cの傾斜角度と略同じ角度に形成し、更に先端部側の上側面部には、鋸目(イ)を設けないで、基部側にのみ設けた構成である。又、2点鎖線の形状が従来の形状である。 【0019】これにより、前記合せ受刃5cの先端部の形状がコンパクトになり、前方への突出量が少なくなり、穀稈を押し倒すことを防止できる。又、この合せ受刃5cの基部側の傾斜角度を切刃6cの傾斜角度と略同じ角度に形成したことにより、切断面積が広くなり、穀稈の切断性能の向上を図ることができた。 【0020】前記刈取装置4の刈刃装置6は、図7〜図9で示す如く平面視中央部の分草体25bの右側部位置で左右に2分割した左・右刈刃支持杆6a,6bを設け、これら左・右刈刃支持杆6a,6bの下側面の左右方向には、複数個の刈刃6cをリベット等で装着して設けた構成である。該左刈刃支持杆6aの左右方向の全長(L1)と、右刈刃支持杆6bの左右方向の全長(L2)とは、同じ長に形成した構成である。又、これら左・右刈刃支持杆6a,6bの最内側端部に設けた該刈刃6cは平面視略3角形状に形成する傾斜角度は非対称に形成し、外側の傾斜より内側の傾斜を急傾斜に形成した構成である。 【0021】これにより、前記左・右刈刃支持杆6a,6bの左右方向の全長(L1),(L2)を同じ長さにしたことにより、刈取装置4の振動を低減することができると共に、分割位置を中央部の分草体25bの右側の近傍としたことにより、刈跡を向上させることができる。 【0022】前記左・右刈刃支持杆6a,6bの上側面で、左右両側の外側の分草体25bと、外側から2番目の分草体25bとの間の略中央部には、鉄製材よりなる受メタル8をリベット等で装着して設けた構成である。この受メタル8の中央部には、後逑するローラ装置11を挿入する平面視U字形状の受溝7を前後方向に設けた構成である。 【0023】前記受刃装置5の左右両端の外端部装着は、図8で示す如く左右両側の外側の分草体25bの分草パイプ26cに設けた前・後取付板35a,35bに装着する構成である。受刃支持杆5aの後方部には、L字形状の取付板36をボルト、及びナット等により装着し、この取付板36一方側の下端部には、支持ボス36aを固着して設けると共に、他方側の上側面には、支持板36bを固着して設け、この支持板36bの上部を分草パイプ25cに設けた後取付板35bへボルト、及びナット等で装着した構成である。該支持ボス36aは該分草パイプ25cに設けた支持板33aの前側下部に一体に設けた軸37へ挿入して軸支させ、刈取装置4を該軸37回りに上下回動自在な構成である。 【0024】前記受刃装置5の左右両側の外側端部は、プレート状の受アーム37aの上縁で受ける構成であり、この受アーム37aの前端部は分草パイプ25cに設けた前取付板35aへボルト、及びナットで装着し、後端部は軸37で軸支した構成である。34は引起装置26を装着して支持する受板である。 【0025】前記受刃装置5の外側から2番目の分草体25近傍部の装着は、図9で示す如く中支持板33bで軸支した支持パイプ33には、各フック受軸33cを固着して設けた構成である。該受刃装置5の受刃支持杆5aの下側面の後部には、側面視U字形状のフック38aを左右方向の中央部に固着したフック取付板38の左右両側をボルト等により装着した構成であり、このフック取付板38は中央部を下方へ向けて突出させた構成であり、このフック38aを該フック受軸33cへ引掛けて支持させた構成である。刈取装置4は該フック受軸33c回りに上下回動自在な構成である。 【0026】前記受刃装置5の略中央部の装着は、図10で示す如く中央部の分草体25bの分草パイプ25cの平面視左側部には、取付板39を固着して設けた構成である。該受刃装置5の受刃支持杆5aの上側面の後部には、後端部のみがL字形状のアーム板39aのこのL字部をボルト等によりて装着すると共に、前端部を該取付板39へボルト、及びナット等によって装着した構成である。 【0027】これにより、前記刈刃装置6の分割部の近傍を支持させたことにより、装着が安定する。又、分草体25bの分草パイプ25cへ取付けする取付板39を分割部とは反対側へ設けたことにより、刈刃6cの作用をさまたげることを防止できて、刈跡の向上を図ることができた。 【0028】前記受刃装置5の上側へ重合させる刈刃装置5の装着は、図7、及び図9で示す如くこの刈刃装置6、6上側の外側の端部と、左側の外側から2番目の分草体25bの分草パイプ25cの下側と、右側の外側から2番目の分草体25の近傍部と、中央部の分草体25bの近傍部とには、刃押装置40を個別に設けた構成である。この刃押装置40は刃押板40aの前部には、リベット等で刃押40bを装着して設けた構成であり、又、該刃押板40aの後部で下側面と、該受刃装置5の受刃支持杆5aの上側面との間には、下部より順次に、刈刃6cを受ける受板41aと、カラー41bと、長孔42aを設けた調節用カラー42と、シム42bとを設け、これらをボルト、及びナットで装着した構成である。 【0029】これにより、特に左側の前記刈刃装置6は、操縦作業者の位置から遠く刈高さが不適当な時に修正操作が遅れることが発生して、分草体25bが土中に突込んだりすることがあり、このために、刈取装置4に泥を乗せることが発生していたが、該分草体25bの分草パイプ25cの下側に位置させて、刃押装置40を設けたことにより、泥はけが良好となり、泥溜りによる穀稈の移送姿勢を悪くすることが防止できた。 【0030】左右両側の前記刈刃装置6、6の左右移動の駆動構成は、図1〜図7で示す如く下伝動ケース32の伝動軸32cの軸端部には、取付具43を設け、この取付具43には、取付メタル43aを設けた構成である。伝動ケース32と受パイプ32bとに設けた受板44の上側面には、支持軸45aを固着して設けた支持板45をボルト等で装着した構成である。 【0031】平面視L字形状の支持メタル13は、支持板45の支持軸45aで回動自在に支持した構成である。この支持メタル13の前側の前アーム13aの先端下部には、ローラ装置11を設け、横側の横アーム13bの先端下部と、取付メタル43bとは、調節ロット46で接続した構成である。この調節ロット46の一方側の先端部は二股形状46aに形成して、該取付メタル43bへ挿入してボルト、及びナット等で装着した構成であり、又、他方側の先端部は、ユニバーサルボール46bを設け、このユニバーサルボール46b部を締付ピン46cとナット等によって該横アーム13bの下側面へ装着した構成である。 【0032】前記ローラ装置11は、図1、及び図5で示す如く支持メタル13の前アーム13aの下部に回転自在に設けた構成である。このローラ装置11の内ローラ9は鉄製材よりなり、外径(イ)部の上下方向に複数個の凹溝(ロ)を設けた構成である。この内ローラ9の該外径(イ)部には、弾性材、例えば、高分子樹脂材、又は耐磨耗性の高いゴム材等よりなる外ローラ10を一体に形成した構成である。該支持メタル13の該前アーム13aの前端部には、支持軸12を軸支して設け、該前アーム13aの下側で該支持軸12には、支持用カラー12aと、該ローラ装置11とを軸支して設け、この支持軸12の上下端部には、ナット12b,12cを螺挿入した構成である。 【0033】前記ローラ装置11は、図2、及び図5で示す如く支持メタル13の前アーム13aの下部に回転自在に設けた構成である。このローラ装置11の内ローラ9は鉄製材よりなり、外径(イ)部に断面形状略T字形状(ハ)を形成した構成である。この内ローラ9の該外径(イ)部、及びT字形状(ハ)部には、弾性材、例えば高分子樹脂材、又は耐磨耗性の高いゴム材等よりなる外ローラ10を一体に形成した構成である。該支持メタル13の該前アーム13aの前端部には、支持軸12を軸支して設け、該前アーム13aの下側で該支持軸12には、支持用カラー12aと、該ローラ装置11とを軸支して設け、又、この支持軸12の上下端部には、ナット12b,12cを螺挿入した構成である。 【0034】前記ローラ装置11は、図3、及び図5で示す如く支持メタル13の前アーム13aの下部に回転自在に設けた構成である。このローラ装置11の内ローラ9は鉄製材よりなり、外径(イ)部は断面形状コ字形状(ニ)に形成して、このコ字形状(ニ)部には、弾性材、例えば、高分子樹脂材、又は耐磨耗性の高いゴム材等よりなる外ローラ10を一体に形成した構成である。該外ローラ10の外径(ホ)部は該内ローラ9の外径(イ)部より、若干径大に形成した構成である。該支持メタル13の該前アーム13aの下側で該支持軸12には、支持用カラー12aと、該ローラ装置11とを軸支して設け、又、この支持軸12の上下端部には、ナット12b,12cを螺挿入した構成である。 【0035】前記ローラ装置11は、図4、及び図5で示す如く支持メタル13の前アーム13aの下側に回転自在に設けた構成である。このローラ装置11の内ローラ9は鉄製材よりなり、外径(イ)部は断面形状略C字形状(ヘ)に形成して、このC字形状(ヘ)部には、弾性材、例えば、高分子樹脂材、又は耐磨耗性の高いゴム材等よりなる外ローラ10を一体に形成した構成である。該外ローラ10の外径(ホ)部は該内ローラ9の外径(イ)部より、若干径大に形成した構成である。外支持メタル13の該前アーム13aの下側で該支持軸12には、支持用カラー12aと、該ローラ装置11とを軸支して設け、又、この支持軸12の上下端部には、ナット12b,12cを螺挿入した構成である。 【0036】前記ローラ装置11は、図1〜図4で図示したいずれの該ローラ装置11を使用するもよい構成であり、この各ローラ装置11は各刈刃装置6に設けた各受メタル8の各受溝7内へ挿入した構成である。この受溝7へ当接した該ローラ装置11の外ローラ10が支持メタル13の回動により、左右方向へ回動されて、各該刈刃装置6が左右移動され、穀稈を刈取る構成である。この各受メタル8のこの各受溝7部の材質と、各外ローラ10の材質とを変えたことにより、異常音の発生を防止し、騒音の防止を図ると共に、該内ローラ9の外径(イ)部に種々の加工を施したことにより、該外ローラ10の剥離を防止した構成であり、更に刈取装置4の振動を防止する構成である。 【0037】前記穀稈掻込移送装置15の掻込装置27は、図13〜図15で示す如く、上部の掻込ケース47の前方下部に回転自在に設けた前掻込軸47aには、前プーリ47bを軸支して設け、該掻込ケース47の後方下部に設けた支持メタル48で後掻込軸48aを回転自在に軸支して設けた構成である。この後掻込軸48aには、後プーリ49aを設けた後ボス49を挿入して軸支した構成であり、これら前プーリ47bと後プーリ49aとには、掻込ラグ付ベルト27bを掛け渡した構成である。 【0038】前記後プーリ49aの後ボス49の上下方向略中央部には、円筒形状の上掻込カラーガイド50aを設け、後掻込軸48aの下部を回転自在に軸支する支持杆51aで支持した掻込メタル51の下部には、円筒形状の下掻込カラーガイド50bを設け、又、該後掻込軸48aの下端部には、掻込スターホイル27bを挿入して回転自在に軸支した構成である。 【0039】前記後プーリ49aの下側と掻込スターホイル27aの上側との間で、上・下掻込カラーガイド50a,50bの外側には、藁屑、及び草等の巻き付きを防止する切欠溝を設けた掻込カラー52を挿入して設けた構成である。これにより、前記掻込カラー52に藁、及び草等が巻き付くと、この掻込カラー52は破損することが発生していたが、この掻込カラー52を上・下掻込カラーガイド50a,50bで受けることにより、破損の防止ができると共に、該掻込カラー52の該切欠部から進入した藁、及び草等は、これら掻込カラーガイド50a,50bで仕切られて受けることにより、掻込メタル51に内装したベアリング等の破損を防止することができる。 【0040】前記穀稈掻込移送装置15の右側の穀稈移送装置28は、図14で示す如く株元移送チエン28aは株元移送レール53で支持した構成である。この株元移送チエン28aは後部の駆動スプロケット54の近傍部に支点軸54aを設け、この支点軸54aを回動中心として、これら株元移送チエン28aと、株元移送レール53とは、前方部が外方向へ開閉自在な構成である。開閉時はフック装置55を開操作して、ロック状態を開状態に操作後に行う構成である。 【0041】これにより、右側の長い前記穀稈移送装置28の株元移送チエン28aに穀稈の詰り等が発生したときは、この株元移送チエン28aを株元移送レール53の開操作により、外側方へ開くことにより、詰った穀稈の除去を簡単に行うことができると共に、後端部を回動中心としたことにより、構成が簡単である。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成12年3月27日(2000.3.27) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2001−269028(P2001−269028A) |
| 【公開日】 |
平成13年10月2日(2001.10.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−86653(P2000−86653) |
|