| 【発明の名称】 |
駆動原動機を具備する作業機械 |
| 【発明者】 |
【氏名】アンドレアス シュナイダー
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| 【要約】 |
【課題】支持管の端部に固定され、支持管内に支持された駆動軸を介して支持管の他の端部に配置された切削工具と結合された駆動原動機と、駆動原動機の近くで支持管の縦方向に延びる第1のハンドルと、この第1のハンドルと切削工具との間でほぼ支持管に対し横に位置して支持管に固定された第2のハンドルとを有する形式の作業機械を改良し、組み込んだ重い工具でもってよりよい操作をなし、特に体に近く作業する場合に、疲労の少ない作業を可能にすることである。
【解決手段】作業者(10)の腕(12)の支持のため、支持面(13)を具備する支持装置(11)を第1のハンドル(8)に隣接して設け、該支持装置(11)が支持管(4)の縦方向にて第1のハンドル(8)と駆動原動機(2)との間の空間範囲内を少なくとも部分的に延び、該支持面(13)の縦軸線(15)が支持管(4)と駆動原動機(2)の方に開いた約30°またはそれより小さい角度(β)をなしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 支持管(4)の端部(3)に固定され、支持管(4)内に支持された駆動軸(5)を介して支持管(4)の他の端部(6)に配置された切削工具(7)と結合された駆動原動機(2)と、駆動原動機(2)の近くで支持管(4)の縦方向に延びる第1のハンドル(8)と、支持管(4)に対しほぼ横に位置して第1のハンドル(8)と切削工具(7)との間で支持管(4)に固定された第2のハンドル(9)とを有する作業機械において、作業者(10)の腕(12)の支持のため、支持面(13)を具備する支持装置(11)を第1のハンドル(8)に隣接して設け、前記支持装置(11)が支持管(4)の縦方向にて第1のハンドル(8)と駆動原動機(2)との間の空間範囲内を少なくとも部分的に延び、そして前記支持面(13)の縦軸線(15)が支持管(4)と駆動原動機(2)の方に開いた約30°またはそれより小さい角度(β)をなすことを特徴とする作業機械。 【請求項2】 支持装置(11)の支持面(13)が少なくとも部分的に、有利には完全に駆動原動機(2)をカバーして延びることを特徴とする、請求項1に記載の作業機械。 【請求項3】 支持装置(11)が第1のハンドル(8)に固定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の作業機械。 【請求項4】 支持装置(11)が支持管(4)に固定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の作業機械。 【請求項5】 支持装置(11)が駆動原動機(2)のケーシングに、特に駆動原動機のクラッチケーシングに固定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の作業機械。 【請求項6】 支持装置(11)の支持面(13)が横断面にて凹状に形成され、特に横断面にてほぼU状の構成部材であることを特徴とする、請求項1ないし5の1つに記載の作業機械。 【請求項7】 支持装置(11)の支持面(13)が縦軸線(15)の方向にわん曲し、支持面(13)が特にクッションをつけられ、そしてその角(16)が丸められていることを特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載の作業機械。 【請求項8】 支持装置(11)が合成物質、特に繊維で補強した合成物質より形成されることを特徴とする、請求項1ないし7の1つに記載の作業機械。 【請求項9】 支持装置(11)がねじ締め可能な締付リング(24)によりまたは差し込み結合を介して固定されることを特徴とする、請求項1ないし8の1つに記載の作業機械。 【請求項10】 支持装置(11)が支持管(4)に対する位置にて調整可能であることを特徴とする、請求項1ないし9の1つに記載の作業機械。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部に記載の駆動原動機を具備する作業機械に関する。 【0002】 【従来の技術】刈払機のような前記形式の作業機械は、中央構成部材として支持管を有する。この支持管の一端には駆動原動機が、そしてその他端には切削ヘッドが配置され、切削ヘッドは支持管内に装着されている駆動軸により駆動される有角伝動装置を備えている。よって、切削ヘッドに固定される切削工具は駆動原動機により駆動される。アクセルレバー、スターターレバーのような駆動原動機の操作要素は、駆動原動機に隣接して同軸に組み立てられたハンドルに設けられている。支持管に横に位置する第2のハンドルは、第1のハンドルと切削ヘッドとの間にて支持管に固持されている。第2のハンドルは、閉鎖した輪状わん曲体として構成することができる。さらに、第1のハンドルと第2のハンドルとの間に、作業者による刈払機の担持用肩ベルトを取り付けることができる。刈払機は、草刈りや下草刈りのような体に近く作業する作業位置にて、大地に傾斜した位置で操作される。この場合、機械の大きさおよび作業位置に従い、作業者の腕は折り曲げられることが多く、このため重い機械の場合はひどく疲れることになる。また運転の間使用者は、駆動原動機のケーシングに対し十分な安全間隔を保持することに気を使わねばならず、これが操作の邪魔となる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上に挙げた形式の作業機械を改良し、組み込んだ重い工具でもってよりよい操作をなす場合、特に体に近く作業する場合に、疲労の少ない作業を可能にすることである。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記の課題は、請求項1の特徴とする構成を有する作業機械により解決される。 【0005】 【発明の作用および効果】本発明による作業機械は、作業者により3点にて操作力を導入することができる。第1のハンドルは作業者の1つの手により握られ、その場合アクセルレバーまたは入出力スイッチのごとき調整要素も作動することができる。第1のハンドルは駆動原動機の近くで作業機械の支持管に配置される。例えば、支持管に対し横に延びるわん曲体として構成された第2のハンドルは、第1のハンドルに対し間隔を置いて支持管に設けられ、そして作業者の他の手により作業機械の携帯と操作のために用いられる。支持装置を設けることにより、第1の手の前腕でもって追加の操作力を加え、それによって第2の腕が解放され得る可能性が作業者に与えられる。このことは、より良好な力配分が得られることになりかつ機械の疲労の少ない作業に役立つ。支持装置は駆動原動機の方向に延びているので、同支持装置は使用者の腕と原動機ケーシングとの間に位置し、従って接触保護部として機能する。これにより、角や熱い表面による傷害は、安全規定に加えて防止することができる。 【0006】支持装置は支持管に対し角度をもって延びているのが合目的であり、それにより特に有利な作業位置にて前腕の支持面への接合が保証される。支持管に対する人間工学的に好都合な傾斜角を調整するために、支持装置は調整可能となっている。支持装置は、少なくとも部分的に駆動原動機をカバーして延び、特に全駆動原動機を超えて延びるのが合目的である。 【0007】支持装置は、作業機械の第1のハンドルに、その支持管またはケーシングに、特に全駆動原動機のクラッチケーシングに固定することができる。支持装置は、刈払機の縦軸線に対する調整可能性を保証する締付リングを介して固定するのが有利である。 【0008】大きな面積の接合を達成するため、支持装置における作業者の前腕用支持面はくぼみ形に、有利には凹形横断面に形成されている。この場合、支持装置はその全横断面にてはさみ部を有するほぼU状構成部材として構成し、それにより高い曲げ剛性を保証することができる。支持装置の支持面をその縦軸線の方向にわん曲構成することは、人間工学的に合目的である。支持面にクッションをつけかつ丸められた角を有し、それにより疲労の少ないかつ快適な作業を保証することができる。 【0009】本発明による支持装置は、繊維で補強された耐熱性合成物質よりなり、そして刈払機、梁型芝刈機、高所枝おろし機等のような作業機械用の付属部品として設けるのが有利である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。図1は、作業機械として支持管4の互いに対向する端部3、6に配置した駆動原動機2と切削工具7、例えば梁状刃とを有する刈払機1を示す。支持管4内には駆動軸5が挿着され、この駆動軸5はその1端で駆動原動機により駆動され、そしてその他端で切削ヘッド内に配置された伝動装置17と連結されている。伝動装置17は、図示の実施例では有角伝動装置であり、駆動軸5の回転運動を梁状刃の導桿に保持される切削刃用の並進駆動に変換する。有角伝動装置の代わりに、曲げられたシャフトを具備しかつこのシャフト内に曲がり易い軸を装着した支持管4を用いるのが有利である。駆動原動機2と切削工具7との間にて支持管4のほぼ半分の長さのところに、第2のハンドル9がわん曲状円形ハンドルとして支持管4に対し横にこの支持管4に固持されている。駆動原動機2に隣接して、支持管4に第1のハンドル8が配置され、この第1のハンドル8は円筒状基体を有し、そしてアクセルレバー19のごとき調整要素、短絡スイッチ20等を収納している。第1のハンドル8は、支持管4に同軸に位置し、同支持管4を囲んでいる。 【0011】第1のハンドル8と第2のハンドル9との間に、肩ベルト22を支持管4に固定するための保持リング21が固定されている。肩ベルト22は刈払機1の重量を作業者10に伝達する用をなす。従って、切削工具7を具備する全刈払機1は、保持リング21と肩ベルト22とに揺れ可能に装着され保持される。 【0012】刈払機1の操作のためには、作業者10は、特に刈払機1を払い作業するときそして切削工具7を大地から持ち上げるとき、刈払機のほぼ慣性質量モーメントを克服する必要がある。この運動過程に対しては、作業者10の腕12の前腕14でもって補助的支持力Zを刈払機1に及ぼすのが役に立つ。支持力Zを刈払機1に導入するために、平らな支持面13を具備する支持装置11が設けられている。この支持装置11は、実施例では、ハンドル8と駆動原動機2との間に設けられている。腕支持として構成された支持装置11は、少なくとも部分的に、特に完全に刈払機1の駆動原動機のケーシングをカバーして延びるのが有利である。支持装置11は、同時に原動機ケーシングへの接触に対する安全装置としての用をなし、それによって付加的に傷害防止ともなり得る。 【0013】図1に示す実施例において、支持装置11は駆動原動機2とハンドル8との間で、例えば調整可能な締付リングにより支持管4に固定されている。支持面13の縦軸線15は、支持管と駆動原動機2の方に開いた約35°の鋭角βをなす。 【0014】刈払機1の作業位置では、刈払機1はその支持管4でもって大地23に対し角度αで傾斜しているが、この角度は図1に示す角度αよりははるかに大きい。このとき、作業者10の前腕14は、支持装置11の支持面13に接合して位置する。それにより、刈払機を例えば刈払い作業する支持力Zを前腕14により支持面13へ導入することは容易に可能である。 【0015】図2は、刈払機の支持管4に固定された支持装置11の斜視図を示す。支持装置は、横断面がほぼU状の構成部材として形成され、駆動原動機2の反対の方に向いた作業者10の前腕14用の支持面13は凹形にわん曲している。支持面13の縦軸線15は直線状に延び、そして第1のハンドル8の端部と鋭角で交差している。支持面13の角16は丸められている。支持面13には、クッションをつけるのが有利である。 【0016】支持装置11は、締付リング24および貫通して突き出ているねじボルト25により支持管4に固定保持されている。支持装置11の前記の固定方式により、支持装置11の位置を支持管4の周りの回転または旋回により簡単に調節することが可能となる。 【0017】図3は、刈払機の第1のハンドル8に設けた支持装置11を示す。支持装置11は、刈払機の駆動原動機2の方に向いたハンドル8の端部27に差し込まれ、そしてハンドル8を貫通して突き出ているねじボルト26により固定されている。支持装置11は、駆動原動機2を完全に超えて原動機ケーシングの後側壁まて突出し、作業者の接触保護部を形成する。支持装置11は金属板部として製作されているが、しかし特に繊維で補強した合成物質より製作するのが合目的である。 【0018】支持装置11は、駆動原動機2のケーシングに固定するのが有利であり、例えば図4に鎖線で示すように、クラッチケーシングまたは接続ケーシング30に固定するのがよい。 【0019】図4は、縦軸線15の方向に曲げられた支持面13を備える支持装置11を示す。特に、支持面13を作業者10の方に曲げて構成するのは、人間工学的な理由から合目的である。この構成手段により、支持管4と大地23との間の角度αが小さいときでも、従って刈払機1が平らに保持されるときでも、前腕14が支持面13に近く位置して腕支持部として機能することができ、それにより刈払機がこの作業位置でも払い作業および操作が容易である。支持装置11、特にその支持面13を柔軟に弾性的に構成するのが合目的である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598052609 【氏名又は名称】アンドレアス シュティール アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー
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| 【出願日】 |
平成13年1月15日(2001.1.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100063130 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 武久 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−224215(P2001−224215A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月21日(2001.8.21) |
| 【出願番号】 |
特願2001−6534(P2001−6534) |
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