| 【発明の名称】 |
玉葱掘取作業機 |
| 【発明者】 |
【氏名】金井 章二
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| 【要約】 |
【課題】畝の表面上に垂れ下がった状態の茎葉Bを起こしながらこの起こされた茎葉Bを確実に切断できる玉葱掘取作業機を提供する。
【解決手段】畝Dに栽培の玉葱Aの茎葉Bを切断する茎葉切断部3を備えている。茎葉切断部3には茎葉引込み口40を下面に開口した中空被覆体32と、茎葉切断ロータリー33とを備えている。茎葉切断ロータリー33は回転駆動する回転軸43とこの回転軸43に設けた送風刃体44とを備えている。送風刃体44には中空被覆体32に形成した空間部41に向かって茎葉Bを起す方向の風を起生する送風面部45を形成し、この送風面部45の先端部に空間部41内に起した茎葉Bを切断する切断刃46を形成する。中空被覆体32の茎葉引込み口内40内にはマルチシートCを押えるマルチシート押え体42を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 畝に栽培されている玉葱の茎葉を切断する茎葉切断部を備えた玉葱掘取作業機において、前記茎葉切断部は、茎葉引込み口を下面に開口し前部に前記茎葉引込み口に連通する空間部を形成した中空被覆体と、この中空被覆体内の前記空間部の後部に位置して設けられ回転駆動する茎葉切断ロータリーとを備え、前記茎葉切断ロータリーは、回転駆動する回転軸と、この回転軸に設けた送風刃体とを備え、前記送風刃体には、前記空間部に向かって茎葉を起す方向の風を起生する送風面部を形成するとともに、この送風面部の先端部に前記空間部内に起された状態の茎葉を切断する切断刃を形成したことを特徴とする玉葱掘取作業機。 【請求項2】 中空被覆体の茎葉引込み口内には、畝の表面を被覆したマルチシートを押えるマルチシート押え体を設けたことを特徴とする請求項1記載の玉葱掘取作業機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は玉葱を掘り取る玉葱掘取作業機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、玉葱を掘り取る時期は、路地栽培された玉葱とマルチシートを用いてマルチ栽培された玉葱とに拘わらず、玉葱の茎葉が枯れかかって畝の表面に垂れ下がった状態となったころが適当とされている。 【0003】そして、たとえば、実公平7−28811号公報に記載されているように、マルチ栽培された玉葱を掘り取るときは、玉葱掘取作業機に設けられている両側のデバイダーにて畝の表面を被覆したマルチシートを剥ぐようにマルチシートを押し上げながらこのマルチシート上に垂れ下がった状態の茎葉を押し上げて起すとともに、この起された茎葉を玉葱掘取作業機に設けられている茎葉切断ロータリーの切断刃にて切断している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実公平7−28811号公報に記載された玉葱掘取作業機では、両側のデバイダーにてマルチシートを押し上げながらこのマルチシート上の茎葉を押し上げて起し、この起された茎葉を切断刃にて切断するため、マルチシートを押し上げたとき、茎葉が切断刃にて切断できるように起されない場合があり、このようなときには茎葉の切断が不確実になり易く、また、切断刃にて茎葉を切断する際に切断刃にてマルチシートを巻き込んで引き裂いたり、切断刃にマルチシートが巻き付いてこのマルチシートが茎葉の切断の妨げになるおそれがある。 【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、畝の表面上に垂れ下がった状態の茎葉を起しながらこの起された茎葉を確実に切断できるようにした玉葱掘取作業機を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の玉葱掘取作業機は、畝に栽培されている玉葱の茎葉を切断する茎葉切断部を備えた玉葱掘取作業機において、前記茎葉切断部は、茎葉引込み口を下面に開口し前部に前記茎葉引込み口に連通する空間部を形成した中空被覆体と、この中空被覆体内の前記空間部の後部に位置して設けられ回転駆動する茎葉切断ロータリーとを備え、前記茎葉切断ロータリーは、回転駆動する回転軸と、この回転軸に設けた送風刃体とを備え、前記送風刃体には、前記空間部に向かって茎葉を起す方向の風を起生する送風面部を形成するとともに、この送風面部の先端部に前記空間部内に起された状態の茎葉を切断する切断刃を形成したものである。 【0007】そして、中空被覆体の茎葉引込み口内に畝の表面上に垂れ下がった状態の茎葉が位置した状態で、玉葱掘取作業機を進行させながら茎葉切断ロータリーを回転駆動すると、この茎葉切断ロータリーの送風刃体の回転でこの送風刃体の送風面部により風が起生され、この風により中空被覆体内の空間部の下部に垂れ下がった状態の茎葉が順次起され、この空間部内に起された状態の茎葉が送風面部の先端部の切断刃にて順次切断される。 【0008】したがって、玉葱掘取作業機の進行で畝の表面上に垂れ下がった状態の茎葉を起こしながらこの起こされた茎葉を確実に切断できる。 【0009】請求項2記載の玉葱掘取作業機は、請求項1記載の玉葱掘取作業機において、中空被覆体の茎葉引込み口内には、畝の表面を被覆したマルチシートを押えるマルチシート押え体を設けたものである。 【0010】そして、茎葉引込み口のマルチシート押え体にてマルチシートを押えることにより、空間部内で起生される風によってマルチシートが引き上げられることがなく、切断刃にて茎葉を切断する際に切断刃にてマルチシートを巻き込んで引き裂くことがなく、茎葉を確実に切断できる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 【0012】図1ないし図3において、1は玉葱掘取作業機で、この玉葱掘取作業機1は、機体2と、この機体2に設けられマルチ栽培された玉葱Aの茎葉BをマルチシートC上で切断する茎葉切断部3と、この茎葉切断部3の後方に位置して前記機体2に設けられた掘取部4とにて構成されている。 【0013】そして、前記機体2は、図2に示すように、主フレーム5と、ミッション装置6と、両側フレーム7と、連結フレーム8とにて構成されている。 【0014】前記主フレーム5は、前記玉葱掘取作業機1の進行方向に対して左右方向を長手方向とした中空パイプ体にて形成され、この主フレーム5の一端部に上下方向を長手方向としたブラケット9が固定され、前記主フレーム5の他端部に上下方向を長手方向とした伝動ケース10が前記ブラケット9に対向した状態で固定され、さらに、前記主フレーム5の中間部に前記ミッション装置6が固定されている。 【0015】そして、図2に示すように、前記ミッション装置6は、前記主フレーム5の中間部に固定されたミッションケース11と、このミッションケース11に回転自在に設けられた入力軸12と、前記主フレーム5内に回転自在に設けられ前記入力軸12の回転で回転される出力軸13と、前記入力軸12に固定されたベベルギヤ14及びこのベベルギヤ14に噛合し前記出力軸13の一端部に固定されたベベルギヤ15を有する歯車機構16とにて構成されている。 【0016】前記入力軸12の前端部に形成された連結軸部17が前記ミッションケース11から前方に向かって突出され、この入力軸12の後端部に形成された連動軸部18が前記ミッションケース11から後方に向かって突出され、前記出力軸13の他端部が前記伝動ケース10内に突出されている。 【0017】また、図2に示すように、前記主フレーム5の両側部に固定板20がそれぞれ固定され、この両側の固定板20には側板にて形成した両側フレーム7が固定されている。また、前記両側フレーム7の後端部にこの両側フレーム7を補強する補強板21が固定されている。 【0018】さらに、図1及び図2に示すように、前記両側フレーム7に前記茎葉切断部3と前記掘取部4との間に位置して左右方向を長手方向とした支持アーム22がそれぞれ固定され、この両側の支持アーム22に形成されたホルダー23に支柱24がそれぞれ上下方向に位置調節自在に取り付けられ、この両側の支柱24の下端部に畝溝を走行するゲージ輪25がそれぞれ回転自在に軸架されている。 【0019】つぎに、図1ないし図3に示すように、前記連結フレーム8は、前記主フレーム5の両側部の固定板20にそれぞれ固定されこの固定板20から前方に向かって突出されたロワアーム26と、前記ミッションケース11に固定されこのミッションケース11から前方に向かって突出されたトップマスト27と、前記両側のロワアーム26に取り付けられトップマスト27を支える支え片28と、前記両側フレーム7に取り付けられトップマスト27を支える支え板29とにて構成されている。 【0020】そして、前記両側のロワアーム26の前端部にロワピン30がそれぞれ取り付けられている。また、前記トップマスト27の前端部に連結ピン31が着脱可能に取り付けられている。 【0021】つぎに、図1ないし図3に示すように、前記茎葉切断部3は、中空被覆体32と、茎葉切断ロータリー33とを備えている。 【0022】そして、前記中空被覆体32は、前記一側のブラケット9及び前記他側の伝動ケース10とにそれぞれ固定された両側面被覆板部34と、この両側面被覆板部34の前端部間に形成された前面被覆板部35と、この前面被覆板部35の上端部から連続して後方に向かって突出された上面被覆板部36と、前記両側面被覆板部34の後端部間に形成された後面被覆板部37とにて構成されている。 【0023】前記両側面被覆板部34の下端部にはゴム板等にて弾性変形可能に形成され畝の側面部に向かって垂れ下がる側垂れカバー38がそれぞれ取り付けられている。また、前記前面被覆板部35の下端部にはゴム板等にて弾性変形可能に形成された前垂れカバー39が取り付けられている。 【0024】そして、前記中空被覆体32の下面には、両側面被覆板部34と、前面被覆板部35と、後面被覆板部37とにて前記マルチシートC上に垂れ下がった状態の茎葉Bを引込む茎葉引込み口40が開口形成されている。 【0025】また、前記両側面被覆板部34と、前面被覆板部35と、上面被覆板部36と、後面被覆板部37とにて前記中空被覆体32内の前部に前記茎葉引込み口40に連通する空間部41が形成され、この中空被覆体32内の前記空間部41の後部に回転駆動する前記茎葉切断ロータリー33が設けられている。 【0026】さらに、前記上面被覆板部36の後端部と前記後面被覆板部37の上端部との間に後面に開口した茎葉排除口32aが形成されている。 【0027】つぎに、前記中空被覆体32の茎葉引込み口40内の両側には、前記マルチシートCの両側を押えるマルチシート押え体42がそれぞれ設けられている。この両側のマルチシート押え体42は、前後方向を長手方向としたマルチシート押え棒、マルチシート押えチェーン、マルチシート押えスプリング等にてそれぞれ形成されている。 【0028】そして、前記両側のマルチシート押え体42の前端部が前記前面被覆板部35の両側にそれぞれ取り付けられているとともに、この両側のマルチシート押え体42の後端部が前記後面被覆板部37の両側にそれぞれ取り付けられている。 【0029】つぎに、前記茎葉切断ロータリー33は、回転駆動する回転軸43と、この回転軸43に設けた送風刃体44とを備えている。 【0030】そして、前記回転軸43が前記ブラケット9の下端部と前記伝動ケース10の下端部とにより回転自在に軸架されている。また、この回転軸43の外周面に軸方向に間隔をおいて前記複数の送風刃体44がそれぞれ取り付けられている。 【0031】前記複数の送風刃体44には、前記空間部41に向かって茎葉Bを起す方向の風を起生する送風面部45が形成されているとともに、この送風面部45の先端部に前記空間部41内に起された状態の茎葉Bを切断する切断刃46が形成されている。 【0032】そして、図4に示すように、前記前垂れカバー39の下端部と前記各送風刃体44の切断刃46の回転軌跡との間の距離Eは、前記空間部41内に玉葱Aの茎葉Bを起す距離、たとえば、茎葉Bの長さLの少なくとも半分かそれ以上の距離をおいて形成されている。 【0033】また、前記伝動ケース10内に突出された出力軸13の他端部にスプロケット47が固定され、前記伝動ケース10内に突出された回転軸43の他端部にスプロケット48が固定され、前記スプロケット47とスプロケット48とに無端チェーン49が掛け回されている。 【0034】そして、前記茎葉切断ロータリー33は前記出力軸13からの出力により前側下部が上方に向かって回転する方向に回転駆動されるようになっている。 【0035】つぎに、前記掘取部4には、図1及び図2に示すように、前記両側フレーム7の後端部に回動自在に設けられた振動フレーム50と、この振動フレーム50を振動させる振動機構51と、前記振動フレーム50に取り付けられた掘上げ刃体52とが設けられている。 【0036】そして、前記振動フレーム50は、前記両側フレーム7の後端部間に設けられている取付軸53の両側に取り付けられた回動フレーム部54と、この両側の回動フレーム部54の前端部間に固定された前側フレーム部55と、前記両側の回動フレーム部54の後端部に固定された後側フレーム部56とにて構成されている。 【0037】また、前記振動機構51は、前記入力軸12の連動軸部18に固定されこの連動軸部18を中心に偏心回転される偏心ローラ57と、前記前側フレーム部55の中間部に回転自在に軸支され前記偏心ローラ57に常時係合したローラ58とにて構成されている。 【0038】さらに、前記掘上げ刃体52は、前記後側フレーム部56の両側端部にマルチシートCの幅方向寸法より広い間隔で固定され畝Dの両側を垂直状に切断する垂直状刃部59を前縁部に形成した第1の刃体60と、この両側第1の刃体60の下端部間に固定され畝を水平状に切断しながら玉葱Aを掘り上げる水平状刃部61を前縁部に形成した第2の刃体62とにて構成されている。 【0039】つぎに、前記実施の形態の作用を説明する。 【0040】トラクタのトップリンクに玉葱掘取作業機1のトップマスト27の先端部を連結ピン31にて連結し、トラクタの両側ロワリンクに玉葱掘取作業機1の両側ロワアーム26のロワピン30をそれぞれ連結し、さらに、トラクタの動力取出軸に動力伝達軸を介して玉葱掘取作業機1の入力軸12の連結軸部17を連結する。 【0041】そして、トラクタにて玉葱掘取作業機1を牽引し、この玉葱掘取作業機1を畝溝に接地した両側のゲージ輪25で高さを規制しつつマルチシートCにて表面を被覆した畝Dに沿って進行させながらこのトラクタの動力取出軸にて玉葱掘取作業機1の入力軸12を回転させると、この入力軸12の回転で歯車機構16を介して出力軸13が回転され、この出力軸12からの出力により中空被覆体32内の空間部41の後部に設けた茎葉切断ロータリー33が回転駆動される。 【0042】また、入力軸12の回転でこの入力軸12の連動軸部18に固定された偏心ローラ57が偏心回転し、この偏心ローラ57にてローラ58を介して振動フレーム50の前側フレーム部55を押動することにより、この振動フレーム50の両側の回動フレーム54が取付軸53を中心に上下方向に回動され、この両側の回動フレーム54の後側フレーム56に固定された堀上げ刃体52が上下方向に回動される。 【0043】そして、中空被覆体32の茎葉引込み口41内でマルチシートC上に垂れ下がった状態の茎葉Bが茎葉切断ロータリー33の各送風刃体44の送風面部45により起生された風によって順次起され、この茎葉引込み口40内から空間部41内に起された茎葉Bが各送風面部45の先端部の切断刃46にて順次切断される。 【0044】また、茎葉切断ロータリー33の各送風刃体44の送風面部45により起生された風によって茎葉Bを起すとき、茎葉引込み口41内の両側のマルチシート押え体42にてマルチシートCの両側を押えることにより、空間部41内で起生した風によってマルチシートCが畝Dの表面部から引き上げられることがなく、各送風面部45の先端部の切断刃46にて茎葉Bを切断する際に各送風面部45の先端部の切断刃46にてマルチシートCを巻き込んで引き裂くことがなく、茎葉BがマルチシートC上で確実に切断される。 【0045】したがって、玉葱掘取作業機1の進行でマルチシートC上に垂れ下がった状態の茎葉Bが順次起こされながらこの起こされた茎葉Bが順次確実に切断される。 【0046】また、各送風面部45の先端部の切断刃46にて切断された茎葉Bは各送風面部45の回転で起生される風によって茎葉排出口32aから排出され、茎葉排出口32aから排出された茎葉Bが畝の表面部を被覆したマルチシートC上に落下する。 【0047】つぎに、掘上げ刃体52の両側第1の刃体60に形成した垂直状刃部59にて畝Dの両側が垂直状に順次切断されるとともに、この両側第1の刃体60の下端部間に固定された第2の刃体62の水平状刃部61にて畝Dが略水平状に切断されながら茎葉切断部3で茎葉Bを切断された玉葱Aが第2の刃体62にて順次地表面上に掘り上げられる。 【0048】そして、地表面上に掘り上げられた玉葱AにてマルチシートCが畝の表面部から押し上げられる。 【0049】ついで、マルチシートCを剥ぎ取ることにより、地表面上で玉葱Aが地干しされる。 【0050】つぎに、中空被覆体32の前面被覆板部35の下端部に取り付けた前垂れカバー39及び中空被覆体32の両側面被覆板部34の下端部に取り付けた側垂れカバー38によって空間部41内で起生される風が下方に漏洩することを防止できる。 【0051】また、中空被覆体32の移動で前垂れカバー39がマルチシートC上から玉葱A等の突出部に突き当たると、この前垂れカバー39が玉葱掘取作業機1の進行方向に対して後方に向かって弾性により折れ曲がる。 【0052】そして、前垂れカバー39が玉葱A等の突出部を通過すると、前垂れカバー39が前面被覆板部35の下端部に垂れ下がるように復元し、この前垂れカバー39の下端部とマルチシートC上との間の隙間を小さくでき、空間部41内に起生された風の漏れを少なくすることができる。 【0053】つぎに、前記実施の形態では、茎葉切断ロータリー33は、回転駆動する回転軸43と、この回転軸43の外周面に軸方向に間隔をおいて取り付けた複数の送風刃体44とにて構成する場合について説明したが、この構成に限らず、茎葉切断ロータリー33は、回転駆動する回転軸43と、この回転軸43に設けた一つの送風刃体44とにて構成してもよい。この構成の場合も送風刃体44には前記空間部41に向かって茎葉Bを起す方向の風を起生する送風面部45を形成するとともに、この送風面部45の先端部に前記空間部41内に起された状態の茎葉Bを切断する切断刃46を形成する。 【0054】また、前記実施の形態では、中空被覆体32の茎葉引込み口41内の両側にマルチシートCの両側を押えるマルチシート押え体42をそれぞれ設ける構成について説明したが、この構成に限らず、中空被覆体32の茎葉引込み口41内の中間部にマルチシートCの中間部を押えるマルチシート押え体42を設ける構成であってもよい。 【0055】さらに、前記実施の形態では、マルチシートCを用いてマルチ栽培された玉葱Aの茎葉Bを起しながらこの起された茎葉Bを切断する構成について説明したが、この構成に限らず、マルチシートCを用いることなく路地栽培された玉葱Aの茎葉Bを起しながらこの起された茎葉Bを切断するようにしてもよい。 【0056】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、玉葱掘取作業機の進行で茎葉切断ロータリーの送風刃体にて畝の表面上に垂れ下がった状態の茎葉を起こしながらこの起こされた茎葉を確実に切断でき、この送風刃体には空間部に向かって茎葉を起す方向の風を起生する送風面部を形成するとともに、この送風面部の先端部に空間部内に起された状態の茎葉を切断する切断刃を形成したので、畝の表面上に垂れ下がった状態の茎葉を切断する構成が簡単で、安価に得られる。 【0057】請求項2の発明によれば、茎葉引込み口内のマルチシート押え体にて畝の表面を被覆したマルチシートを押えることにより、切断刃にて茎葉を切断する際に切断刃にてマルチシートを巻き込んで引き裂くことがなく、茎葉を確実に切断できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000188009 【氏名又は名称】松山株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年1月18日(2000.1.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−197813(P2001−197813A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月24日(2001.7.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−9426(P2000−9426) |
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