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【発明の名称】 草刈機の刃先保護具
【発明者】 【氏名】竹森 隆

【要約】 【課題】草刈機の刃先保護具に係り、草刈り場の障害物と丸鋸の刃先とが直接に接触することを防止して、固い障害物が丸鋸で弾き飛ばされたり、障害物に刃先が弾き返されたり、刃先が欠けたりし難くなるようにした草刈機の刃先保護具を提供することを目的とする。

【解決手段】草刈機の丸鋸2 の下側に丸鋸回転軸4 を中心に回転自在に装着され、前記丸鋸2 の刃底円よりも小径の円板12と、この円板12の外周部に周方向に適当なピッチを置いて丸鋸2 の外周円よりも外側に突出させた突起部13とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 草刈機の丸鋸の下側に丸鋸回転軸を中心に回転自在に装着され、前記丸鋸の刃底円よりも小径の円板と、この円板の外周部に周方向に適当なピッチを置いて丸鋸の外周円よりも外側に突出させた突起部とを備えることを特徴とする草刈機の刃先保護具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、草刈機の刃先保護具に係り、特に草刈り場の障害物と丸鋸の直接接触を防止して、固い障害物が丸鋸で弾き飛ばされたり、障害物に刃先が弾き返されたり、刃先が欠けたりし難くなるようにした草刈機の刃先保護具に関するものである。
【0002】
【従来技術】図12の分解側面図に示すように、一般に普及している草刈機は、シャフトフレーム101と、その下端に回転自在に支持させた丸鋸102と、前記シャフトフレームの上端に支持させたエンジン又はモーターとを備え、前記丸鋸102を、シャフトフレーム101内に回転自在に挿通した駆動シャフトを介して、前記エンジン又はモータにより駆動するようにしている。
【0003】前記シャフトフレーム101の下端部にはギャボックス103が設けられ、このギャボックス103の下面には、前記駆動シャフトに連動連結された丸鋸回転軸104を突出させてあり、この丸鋸回転軸104にカラー105、丸鋸102が上下に重ねて外嵌され、前記丸鋸回転軸104の下端部に螺合される締込手段106を締め込むことにより、これらカラー105及び丸鋸102が丸鋸回転軸104に固定されるようにしている。
【0004】なお、締込手段106は、ボックスレンチでねじ回される六角ナット107と、カラー105及び丸鋸102と共締めされる座金108と、前記六角ナット及び丸鋸回転軸104の下端部を保護するために前記座金108に溶接した円環状のキャップ109とで構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の草刈機では草木の間に分け入った丸鋸の刃先が地面に転がっている小石や地面から露出している石ころなどの固い障害物に接触し、その障害物が周囲に弾き飛ばされたり、刃先が弾き返されたり、刃先が欠けたりするという問題がある。
【0006】本発明は、この従来技術の課題を解決し、草刈り場の障害物と丸鋸の刃先とが直接に接触することを防止して、固い障害物が丸鋸で弾き飛ばされたり、障害物に刃先が弾き返されたり、刃先が欠けたりし難くなるようにした草刈機の刃先保護具を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る草刈機の刃先保護具は、この目的を達成するために、草刈機の丸鋸の下側に丸鋸回転軸を中心に回転自在に装着され、前記丸鋸の刃底径よりも小径の円板と、この円板の外周部に周方向に適当なピッチを置いて丸鋸の外周円よりも外側に突出させた突起部とを備える、という技術的手段を採用する。
【0008】これによれば、円板は草刈機の丸鋸回転軸を中心に回転自在に装着されるので、その回転方向の位置(位相)は丸鋸の位相とは関係なく、不特定となる。従って、この円板の周囲に突出させた突起部も丸鋸の位相とは関係無く不特定の位相を向くことになる。
【0009】このように突起部の方向が不特定であり、しかも、丸鋸回転軸を中心に自由に回転できることにより、ほぼ水平に位置させた丸鋸を円弧状に横振りすれば、突起部が容易に草の間に分け入り、その位相が自動的に設定される。そして、草木が、位相の決まった突起部の間を通って支障なく丸鋸の切刃の間に入り、刈り取られることになる。
【0010】草刈り機の丸鋸を円弧状に横振りすると、地表に転がる石などの物のうち円板の高さよりも高い物は障害物として本発明の刃先保護具或いは丸鋸の切刃に接触するが、この障害物のうち本発明の刃先保護具に接触する物は本発明の刃先保護具と干渉しあい、あるいは、本発明の刃先保護具に押されて移動し、丸鋸によって勢い良く弾き飛ばされることはない。
【0011】又、この障害物のうち本発明に接触することなく丸鋸に接触する物は、殆どの場合、丸鋸により勢い良く弾き飛ばされた直後に本発明の突起部に衝突し、本発明を回転させようとすが、この回転は本発明の突起部の間に入った草木によって緩衝される。そして、この緩衝作用により障害物の飛ぶ勢いが減衰されるので、障害物は本発明から外側に勢い良く弾き飛ばされ難くなる。
【0012】一部分が地中に埋まり、他の一部分が地上に露出している物もその露出高さが円板の高くなると障害物になる。この種の障害物のうち本発明の刃先保護具に接触する物は本発明の刃先保護具を押し止めるから、更に丸鋸を移動させようとすれば、丸鋸はこの障害物と本発明の刃先保護具との接触点を中心にして移動させることはできるが、それよりも障害物に接近するように移動させることはできない。つまり、この障害物と丸鋸との間には一定以上の距離が保持されるので、丸鋸に障害物が接触することはない。
【0013】この種の障害物のうち本発明の刃先保護具に接触せずに丸鋸に接触したものは、丸鋸をその回転の接線方向に弾き返すが、本発明の刃先保護具の突起部の間に切り残された草の茎や小木の幹がその衝撃を緩衝するので、丸鋸が弾き返されるショックは小さくなる。
【0014】要するに、本発明によれば、草刈り場に潜む多くの障害物が突起部に邪魔されて丸鋸に直接に接触し難くなるという作用、障害物が突起部の間から丸鋸に接触し、反動で弾き飛ばされると、本発明の突起部に当り、突起物の間に刈り残されている草木によって緩衝されて、その勢いが減衰されるという作用、障害物が丸鋸を弾き返すと、その反動が突起物の間に刈り残されている草木によって緩衝され、弾き返る勢いが減衰するという作用などが得られるのである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係る草刈機の刃先保護具を図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りである。
【0016】図1の分解側面図に示すように、草刈機のシャフトフレーム1の下端にはギヤボックス3が連設され、このギャボックス3の下面から下方に丸鋸回転軸4を突出させてある。
【0017】この丸鋸回転軸4にカラー5と、丸鋸2とを上下に重ねて差し込んだ後、この丸鋸回転軸4の下端部に締込手段6を締め込むことにより、これらカラー5及び丸鋸2が丸鋸回転軸4に固定される。
【0018】この締込手段6は六角ナット7と、座金8と、前記六角ナット7に溶接されたハブキャップ9とで構成され、前記丸鋸回転軸4にカラー5、丸鋸2及び座がね8をこの順に上下に重ねて差し込んだ後、ハブキャップ9と共に六角ナット7を丸鋸回転軸4に螺合して締め込むことにより、前記カラー5及び丸鋸2が丸鋸回転軸4に固定される。
【0019】そして、次に説明するように、この締込手段6に刃先保護具10がベアリング11を介して回転自在に組付けられる。
【0020】即ち、前記締込手段6のハブキャップ9には例えばラジアルボールベアリングからなるベアリング11が外嵌され、このベアリング11のアウターレース11aの上面に刃先保護具10の内周縁部を小ネジsで止める。
【0021】なお、刃先保護具10をベアリング11に固定する小ネジsの本数は、刃先保護具10及び座金8が小ネジsを中心に回転することを防止するために2本以上であることが好ましい。
【0022】又、ここでは、刃先保護具10を小ネジsでネジ止めすることにより、刃先保護具10を締込手段6から分解できるように締込手段6に固定しているが、前記座金8を六角ナット7に溶接し、この座金8とハブキャップ9の外周囲に螺合されるナットとの間に刃先保護具10の内周部を挟持させることにより刃先保護具10を締込手段6から分解できるように締込手段6に固定してもよい。
【0023】更に、刃先保護具10の内周部に前記ベアリング11のアウターレース11aの外周面に対応する円筒状のカラーを形成し、このカラーを前記ベアリング11のアウターレース11aに止まり嵌めないし締まり嵌め状に外嵌したり、刃先保護具10の内周部をベアリング11のアウターレース11aあるいはこのアウターレース11aに固定された座金8に接着したり、接着、ネジ止め、嵌合などのうちの少なくとも二つ以上の方法を併用して、刃先保護具10をアウターレース11aから分解できないように固定してもよいのである。
【0024】又更に、前記ハブキャップ9の下面には、必要に応じて、締込手段6をねじ回すためのツールに適合する工具嵌合穴tを形成してある。加えて、この実施例では、強度、耐久性、メンテナンスの容易性、価格などを考慮して、前記ベアリング11としてラジアルボールベアリングを用いているが、この他に、ラジアルローラーベアリング、ラジアルニードルベアリング、ほう金などの金属筒からなるメタル、潤滑油を含浸させた多孔質金属筒からなる含油メタル、4フッ化エチレン(商品名、テフロン)などの合成樹脂からなる樹脂メタルなど、一般にベアリングとして用いられているものを用いてもよい。
【0025】更に加えて、前記刃先保護具10の材質としてはアルミニウム合金、鉄、ステンレス鋼を含む鋼などの金属、合成樹脂、木材など任意のものを用いればよいが、耐久性を考慮して金属又は合成樹脂を用いることが推奨される。
【0026】図2の平面図に示すように、前記刃先保護具10は、ベアリング11のアウターレース11aに同心状固定される円板12と、この円板12の周囲から、周方向に適当なピッチP(ここでは20°)を置いて放射状に突出させた複数の突起部13とを備えている。
【0027】刈り取る草の茎や小木の幹が丸鋸2の刃の間に十分深く入るようにするために、前記円板12は丸鋸2の刃底円(直径D2)よりも小径に形成され、又、刃先保護具10の回転を丸鋸2の周囲の草木によって静止させるために、前記突起部13の先端は丸鋸2の外周円(直径D1)よりも草分け入り寸法Rだけ外方に突出させてある。
【0028】図3の断面図に拡大して示すように、前記突起部13の丸鋸2の外周円よりも外側に突出する草分け入り部13aは、丸鋸2への外周方向からの障害物の接触を防止するために、丸鋸2の外周面から間隙Δを隔てた位置から外側で、円板12の上面よりも上側に立ち上げて丸鋸2を外周囲から覆うようにしてあり、又、地面に転がっている小石などが刃先保護具10や丸鋸2に接触し難くなるようにするために、各草分け入り部13aの先端から所定の範囲にわたって各突起部13の下面にこぶ状の隆起部13bを形成して、地面と刃先保護具10の円板12との上下間隔を大きくしている。
【0029】なお、丸鋸2と円板12との間には、これらの接触を防止するために、適当な大きさの上下間隙δが設けられている。
【0030】ところで、この草刈機の刃先保護具10によれば、草刈り場の草木は突起部13の間を通って丸鋸2に接近し、丸鋸2の刃によって刈り取られる。
【0031】ここで、円板12は草刈機の丸鋸回転軸4を中心に丸鋸2の回転方向にも、又、その反対方向にも自由に回転できるように装着されているので、その回転方向の位置(位相)は丸鋸2の位相とは無関係に不特定となる。従って、この円板12の周囲に突出させた突起部13も丸鋸2の位相とは無関係に不特定の位相を向くことになる。そして、この不特定の位相は突起部13の草分け入り部13aの間に入った草木によって静止される。
【0032】刈り取りに際しては、草の茎や小木の幹は丸鋸2の刃によって突起部13に押さえつけるようにして刈り取られるので、なぎ倒されることなく確実に押し切られる。
【0033】ところで、草刈り場の草木の間には、地面に転がっている物や、少なくとも下部が地下に埋まり、一部分が地上に露出している物が隠れているが、これらのうち地上高さが刃先保護具10の円板12の高さよりも低い物は草刈りの障害にはならない。これに対して、地上高さが刃先保護具10の円板12の高さよりも高い物は、丸鋸2を円弧状に横振りしたときに刃先保護具10、或いは丸鋸2に接触する障害物となる。
【0034】この障害物のうち地上に転がっている物が刃先保護具10に接触すると、刃先保護具10によって横振りの先側に押し動かされるが、その速度は高速回転している丸鋸2に接触した時に比べればはるかに低く、又、オペレータは殆ど接触による反動を感じることがない。
【0035】地上に転がっている障害物が丸鋸2に接触すると、その障害物は丸鋸2の外周円の接線方向に弾き飛ばされ、弾き飛ばされた直後に刃先保護具10の突起部13に接触して刃先保護具10を回転させるが、この刃先保護具10の回転は各突起部13間の草木、特に草分け入り部13a間の草木によって緩衝されて、その勢いを止められたり、削がれたりするので、障害物が勢い良く刃先保護具10の外側まで弾き飛ばされることは殆どない。又、この場合にもオペレータは殆ど接触による反動を感じることがない。
【0036】一部分が地下に埋まっている障害物が丸鋸2よりも外側で刃先保護具10の突起部13に接触すると、障害物と突起部13との接触点を中心にして丸鋸2及び刃先保護具10の中心が移動する。即ち、丸鋸2が障害物と一定距離を保った状態で移動することになるので、丸鋸2がその障害物と接触することはなく、又、その接触により丸鋸2が弾き返されることもない。
【0037】一部分が地下に埋まっている障害物が刃先保護具10の突起部13の間を通って丸鋸2に接触すると、丸鋸2は反動でその外周円の接線方向に勢い良く弾かれるが、この丸鋸2と共に移動する刃先保護具10の突起部13間、特に草分け入り部13a間の草木によってその反動が緩衝されるので、丸鋸2及び刃先保護具10が弾き返される勢いが削がれ、オペレータが感じる反動のショックはそれ程大きくはならない。
【0038】要するに、丸鋸2の刃先が刃先保護具10の突起部13によって障害物からガードされ、草刈り場の障害物と丸鋸2の直接接触を防止して、固い障害物が丸鋸2で弾き飛ばされたり、障害物に丸鋸2が弾き返されたり、丸鋸2の刃先が欠けたりし難くなる上、障害物との接触に際しての反動やショックが小さいソフトなタッチで分け入り、草木をなぎ倒すことなく刈り取れるようになるのである。
【0039】又、丸鋸2の刃先が欠け難くなるので、丸鋸2の耐用期間が長くなる上、丸鋸2の切れ味が長時間にわたって変化することがなく、連続又は累積の草刈り作業時間が長くなっても丸鋸2の回転数を上げる必要がなくなる。
【0040】図4の平面図に示す本発明の他の実施例に係る草刈機の刃先保護具10では、立ち草への分け入りを容易にすると共に、比較的茎の太い草や小木の刈り取りができるようにするために、突起部13のピッチPを大きくしている。又、草分け入り寸法Rを変えずに突起部13のピッチPを大きくすると突起部13間に障害物が入り易くなるが、ここでは、草分け入り部13aの寸法(草分け入り寸法)Rを大きくして、突起部13間に障害物が入り易くなることを防止している。
【0041】なお、図5はこの実施例の突起部13の断面図である。
【0042】この実施例のその他の構成、作用ないし効果は前記一実施例のそれらと同様であるので、紙幅を節約するために、ここではその詳細な説明を省略する。
【0043】図6の平面図に示す本発明の又他の実施例に係る草刈機の刃先保護具10では、各突起部13の間で星形回転体14を円板12に回転自在に支持させる。各突起部13のピッチP及び草分け入り寸法Rは図4及び図5に示す実施例のそれらと同様にしてあり、各星形回転体14の外周円が丸鋸2の外周円をはみ出す草分け入り寸法rは図1ないし図3に示す実施例の草分け入り寸法Rと同様にしている。
【0044】又、図7の断面図に示すように、各星形回転体14の回転中心とその星芒形の先端までの距離は、強度的な問題を考慮して当該星形回転体14の草分け入り寸法rの2倍以上とすることが好ましく、この実施例では約2.5倍(2.5r)にしている。
【0045】この実施例によれば、草刈り作業時に円弧に沿うように横振りされる丸鋸2の動きや刃先保護具10の回転とこの星形回転体14の回転とがあいまって、立ち草に対する関係では図4及び図5に示すように突起部13のピッチPが大きい実施例と同様の作用ないし効果が得られ、小石などの障害物に対しては図1ないし図3に示すように突起部13のピッチPが狭い実施例と同様の作用ないし効果を得ることができる。
【0046】この実施例のその他の構成、作用ないし効果は前記各実施例のそれらと同様であるので、紙幅を節約するために、ここではそれらの詳細な説明を省略する。
【0047】なお、この実施例では各突起部13の間に一つの星形回転体14を配置しているが、各突起部13の間に二つ以上の星形回転体14を配置してもよい。
【0048】又、各星形回転体14の断面図形としては、図8の断面図に示す台形、図9の断面図に示す半小判形などを採用してもよい。
【0049】更に、上記各実施例において、例えば図10の平面図及び図11の側面図に示すように、各突起部13の先端部に丸鋸2の外周囲で、円板12の回転軸心と平行な軸心回りに自由回転するローラ15を設けると、各突起部13の草分け入りが一層容易になる。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の草刈機の刃先保護具は、草刈機の丸鋸の下側に丸鋸回転軸を中心に回転自在に装着され、前記丸鋸の谷底径よりも小径の円板と、この円板の外周部に周方向に適当なピッチを置いて丸鋸の外周円よりも外側に突出させた突起部とを備えるので、草刈り場に潜む多くの障害物が突起部に邪魔されて丸鋸に直接に接触し難くなるという作用が得られ、これにより、地上に転がっている小石などの障害物が勢いよく弾き飛ばされることが起き難くなる、土中から突き出た障害物に接触した丸鋸が勢い良く弾き返されることが起き難くなる、障害物が丸鋸の刃先に接触し、刃先が欠けることが起き難くなる等の効果を得ることができる。
【0051】又、本発明によれば、障害物が勢いよく弾き飛ばされることが起き難くなる、ので、弾き飛ばされた障害物がオペレータや周囲の人に当たって怪我をするおそれが薄れ、安全性が高められるという効果も得られる。
【0052】更に、本発明によれば、丸鋸が障害物に当たって弾き返され難くなるので、弾き返された丸鋸がオペレータや周囲の人に当たって重大な怪我をするおそれが薄れ、安全性が高められるという効果も得られる。
【0053】又更に、本発明によれば、丸鋸の刃先が欠け難くなるので、丸鋸の切れ味が劣化することが長時間にわたって防止され、長時間にわたって丸鋸の回転数を変えずに同じようなタッチで草刈りが行える、という効果も得ることができる。
【0054】加えて、草木が本発明の刃先保護具の位相を保持すると共に、その反射的な作用として丸鋸に対する草木の位置が刃先保護具によって保持されるので、草木をなぎ倒すことなく、確実に刈り込むことができるという効果も得られる。更に加えて、本発明によれば、障害物が突起部の間から丸鋸に接触し、反動で弾き飛ばされると、本発明の突起物に当り、突起物の間に刈り残されている草木によってその勢いが減衰されるという作用が得られるので、障害物が周囲に飛び出してオペレータや周囲の人を傷つけたり、周囲の物を傷つけたり、壊したりすることが起こっても、その程度が軽くなるという効果も得られる。
【0055】その上、本発明によれば、障害物が丸鋸を弾き返すと、その反動が突起物の間に刈り残されている草木によって緩衝され、弾き返る勢いが減衰されるという作用が得られるので、跳ね返った丸鋸でオペレータや周囲の人が傷つくことがあっても、その程度が軽くなると共に、障害物と丸鋸との衝突のショックが小さく、ソフトなタッチの草刈りが行えるという効果も得られる。
【出願人】 【識別番号】599161786
【氏名又は名称】竹森 隆
【出願日】 平成11年12月9日(1999.12.9)
【代理人】 【識別番号】100083172
【弁理士】
【氏名又は名称】福井 豊明
【公開番号】 特開2001−178238(P2001−178238A)
【公開日】 平成13年7月3日(2001.7.3)
【出願番号】 特願平11−350251