| 【発明の名称】 |
コンバイン |
| 【発明者】 |
【氏名】中矢 昭彦
【氏名】小松 真弥
【氏名】町田 睦
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| 【要約】 |
【課題】本機フレーム(25)(26)取付け構造の簡略化及び製造コスト低減などを行い、走行クローラ(3)(4)支持構造の簡略化並びに支持剛性の向上などを図る。
【解決手段】左右水平シリンダ(35)によって左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を左右各別に揺動させ、左右走行クローラ(3)(4)の接地面高さを変更させるコンバインにおいて、左右方向に延設させる前後支点軸(29)(30)を左右本機フレーム(25)(26)に連結させ、左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を前後支点軸(29)(30)に取付けたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 脱穀部及び刈取部などを機台に装設させ、前後方向に延設させる左右本機フレームを機台下側に固定させ、左右二組の前後スイングアームを介して左右本機フレームの機外側に左右トラックフレームを設け、左右トラックフレームにトラックローラなどを介して左右走行クローラを装設させ、左右水平シリンダによって左右二組の前後スイングアームを左右各別に揺動させ、左右走行クローラの接地面高さを変更させるコンバインにおいて、左右方向に延設させる前後支点軸を左右本機フレームに連結させ、左右二組の前後スイングアームを前後支点軸に取付けたことを特徴とするコンバイン。 【請求項2】 左右本機フレーム下面側に前後横フレームを連結させ、前後二組の左右軸受体を前後横フレーム下面側に固定させ、前後二組の左右軸受体に前後支点軸を取付けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項3】 トラックフレームの機外側方にトラックローラを設け、走行クローラの機内側面寄りの内周側にトラックフレームを配設させ、走行クローラの機内側面よりも機体内側に本機フレーム及びスイングアームを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項4】 前後方向に延設させる連結部材によって前後スイングアームを連結させ、前記連結部材に水平シリンダを連結させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項5】 トラックフレームにイコライザフレームを揺動自在に取付け、イコライザローラ及びクローラ外れ防止体を前記イコライザフレームに設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 【請求項6】 走行クローラの非接地側を支持させるキャリヤローラを本機フレームの機外側面に取付けると共に、走行クローラの接地側を支持させるイコライザローラをトラックフレームに取付ける受軸を、後スイングアームの支点軸よりも機体前方に設け、前記支点軸と受軸の間にキャリヤローラを配設させたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は機体左右両側に走行クローラを支持高さ調節自在に支持して機体を水平に維持するコンバインに関する。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】従来、左右走行クローラを装設させる左右トラックフレームを機台に前後スイングアームを介して昇降自在に取付けると共に、水平シリンダによって前後スイングアームを揺動させて走行クローラ接地部を昇降させる技術がある。しかし乍ら、機台下側に固定させる本機フレーム、または本機フレームにトラックフレームを連結させるスイングアームなどを走行クローラの内周面側に配置させ、左右走行クローラに対してスイングアームなどの水平制御構造を左右独立して設けることにより、左右走行クローラを支持させる左右本機フレームと機台の連結に、左右に長尺な剛性材を特別に設ける必要があり、左右本機フレーム取付け構造の簡略化を容易に行い得ないと共に、本機フレームまたはスイングアームなどによって走行クローラ内周面側の空間が少なくなり、走行クローラ内周面に入り込んだ泥土が外部に排出される開放空間を充分に形成し得ず、走行クローラ内周面側に多くの泥土が付着し易い不具合がある。また、スイングアームに水平シリンダを連結させることにより、スイングアームが上下方向に長尺に形成される不具合があると共に、前後スイングアームの形状を異ならせて製造する必要がある。また、走行路面の凸部に走行クローラ接地面を追従させるイコライザローラを設けることにより、走行クローラの横滑り変形によってイコライザローラが走行クローラに不適正に圧接し易い不具合があり、走行クローラ支持構造の簡略化並びに支持剛性の向上などを容易に図り得ない等の問題がある。 【0003】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀部及び刈取部などを機台に装設させ、前後方向に延設させる左右本機フレームを機台下側に固定させ、左右二組の前後スイングアームを介して左右本機フレームの機外側に左右トラックフレームを設け、左右トラックフレームにトラックローラなどを介して左右走行クローラを装設させ、左右水平シリンダによって左右二組の前後スイングアームを左右各別に揺動させ、左右走行クローラの接地面高さを変更させるコンバインにおいて、左右方向に延設させる前後支点軸を左右本機フレームに連結させ、左右二組の前後スイングアームを前後支点軸に取付けたもので、左右本機フレームと前後支点軸の四角枠形連結によって本機フレームの剛性並びにスイングアーム支持強度を容易に向上させ得、本機フレーム取付け構造の簡略化及び製造コスト低減などを容易に行い得、走行クローラ支持構造の簡略化並びに支持剛性の向上などを容易に図り得るものである。 【0004】また、左右本機フレーム下面側に前後横フレームを連結させ、前後二組の左右軸受体を前後横フレーム下面側に固定させ、前後二組の左右軸受体に前後支点軸を取付けたもので、左右本機フレームの取付け間隔に制限されることなく左右軸受体を配置し得、かつ横フレームと支点軸を用いた左右本機フレームの連結によってスイングアーム取付け構造の強度向上及び軽量化などを容易に行い得るものである。 【0005】また、トラックフレームの機外側方にトラックローラを設け、走行クローラの機内側面寄りの内周側にトラックフレームを配設させ、走行クローラの機内側面よりも機体内側に本機フレーム及びスイングアームを設けたもので、走行クローラ機内側面の外方に本機フレーム及びスイングアームを配置させることによって走行クローラ内周面側の空間を容易に確保し得、走行クローラ内周面に入り込む泥土が排出される開放空間を充分に形成し得、走行クローラ内周面側に付着する泥土量を容易に低減し得るものである。 【0006】また、前後方向に延設させる連結部材によって前後スイングアームを連結させ、前記連結部材に水平シリンダを連結させたもので、連結部材を介してスイングアームに水平シリンダを連結させることによってスイングアームを小型軽量に形成し得、かつ前後スイングアームを同一形状に形成して製造コスト低減並びに部品管理の簡略化などを容易に行い得るものである。 【0007】また、トラックフレームにイコライザフレームを揺動自在に取付け、イコライザローラ及びクローラ外れ防止体を前記イコライザフレームに設けたもので、走行クローラの横滑り変形に対してクローラ外れ防止体によってイコライザローラを走行クローラに適正に圧接支持し得、前後イコライザローラを一組としてイコライザフレームに取付ける構造によってイコライザローラの加圧力を容易に確保し得、特別に弾圧部材を設ける必要がなくイコライザローラ取付け構造の簡略化及び組立作業性の向上などを容易に図り得るものである。 【0008】また、走行クローラの非接地側を支持させるキャリヤローラを本機フレームの機外側面に取付けると共に、走行クローラの接地側を支持させるイコライザローラをトラックフレームに取付ける受軸を、後スイングアームの支点軸よりも機体前方に設け、前記支点軸と受軸の間にキャリヤローラを配設させたもので、本機フレームを挾んで後スイングアームの機外側方にキャリヤローラを取付けるから、水平シリンダとキャリヤローラを互に制約されることなく本機フレーム両側に振分けて配置し得、かつキャリヤローラ前方の走行クローラ非接地側を前後方向に水平に延設させて上方に機台を近接配置し得ると共に、路面凹凸によって昇降させるイコライザローラの取付スペースをキャリヤローラ前方に容易に確保し得、走行クローラ接地側を昇降させる水平制御機能の向上などを容易に図り得るものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2は同平面図、図3は機台平面図、図4はトラックフレーム部の側面図、図5は同平面図であり、図中(1)(2)は左右走行クローラ(3)(4)を装設する左右トラックフレーム、(5)は前記トラックフレーム(1)(2)に架設する機台、(6)はフィードチェン(7)を左側に張架し扱胴(8)及び処理胴(9)を内蔵している脱穀部、(10)は刈刃(11)及び穀稈搬送機構(12)などを備える刈取部、(13)は刈取フレーム(14)を介して刈取支点軸(15)回りに刈取部(10)を昇降させる油圧刈取昇降シリンダ、(16)は排藁チェン(17)終端を臨ませる排藁カッター、(18)は脱穀部(6)からの穀粒を揚穀筒(19)を介して搬入する穀物タンク、(20)は前記タンク(18)の穀粒を機外に搬出する排出オーが、(21)は操向ハンドルなど運転操作部(22)及び運転席(23)を備える運転キャビン、(24)は運転キャビン(21)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。 【0010】さらに、図3乃至図8に示す如く、平面視四角枠形の前記機台(5)下面に一対の左右本機フレーム(25)(26)を固定させ、前後方向に延設させる左右本機フレーム(25)(26)下面に一対の前後横フレーム(27)を固定させ、左右本機フレーム(25)(26)の左右幅よりも長尺に形成する横フレーム(27)両端部下面に一対の左右軸受体(28)を固定させ、一対の前後支点軸(29)(30)両端部を軸受体(28)に固定させ、左右一対で前後同一形状の側面視L形のスイングアーム(31)(32)中間を前記支点軸(29)(30)両端部に回転自在に軸支させ、前記トラックフレーム(1)(2)に固定させる軸(33)にスイングアーム(31)(32)の一方後端側を回転自在に連結させ、前後方向に延設させる連結部材(34)両端に前後スイングアーム(31)(32)の他方上端側を連結させ、連結部材(34)の中間を機台(5)に油圧水平シリンダ(35)によって連結させ、左右一対の前後スイングアーム(31)(32)を介して左右トラックフレーム(1)(2)を機台(5)に対して各別に昇降自在に取付ける。また、前記支点軸(29)(30)上面に台板(36)を固定させて横フレーム(27)下面に連結させる。 【0011】さらに、前記機台(5)前側のミッションケース(37)に軸左右ケース(38)を介して取付ける駆動スプロケット(39)と、前記トラックフレーム(1)(2)の機外側面に取付ける複数のトラックローラ(40)及びイコライザローラ(41)及びテンションローラ(42)と、本機フレーム(25)(26)に取付けるキャリヤローラ(43)と、トラックフレーム(1)(2)に取付けて走行クローラ(3)(4)がトラックローラ(40)から外れるのを防ぐクローラ外れ防止体(44)とを備え、トラックフレーム(1)(2)に走行クローラ(3)(4)を張設させ、水平シリンダ(35)によるトラックフレーム(1)(2)の昇降動作によって機台(5)に対する走行クローラ(3)(4)の接地面高さを変更させ、機台(5)の左右対地高さを調節して水平制御するように構成している。 【0012】さらに、図8、図9に示す如く、ターンバックル(45)付きの伸縮調節ロッド(46)後端にシリンダ受板(47)を固定させて前記連結部材(34)を構成し、前記ロッド(46)及びシリンダ受板(47)を前後スイングアーム(31)(32)上端に軸(48)(49)を介して連結させると共に、前記機台(5)の横枠(50)背面に固定させるブラケット(51)に軸(52)を介して水平シリンダ(35)を取付け、水平シリンダ(35)のピストン(53)先端をシリンダ受板(47)に軸(54)を介して連結させ、水平シリンダ(35)のピストン(53)の軸芯延長線上に各軸(49)(52)(54)を設け、かつ軸(49)と軸(54)を可及的に接近させ、ピストン(53)の伸張力がシリンダ受板(47)に圧縮力として作用して変形させるのを防ぎ、かつシリンダ受板(47)の小型軽量化などを行えるように構成している。 【0013】また、前記の前横フレーム(27)両端に軸受台(55)を固定させ、軸受台(55)に軸ケース(38)を固定させてスプロケット(38)を設けると共、図5のように、トラックフレーム(1)(2)後部にテンション支軸(56)を固定させ、該支軸(56)にテンション調節用ボルト(57)及び伸縮軸体(58)を介してテンションローラ(42)を設け、水平シリンダ(35)によって前後スイングアーム(31)(32)を支点軸(29)(30)回りに揺動させ、各ローラ(40)(41)(42)とトラックフレーム(1)(2)を一体的に昇降させ、走行クローラ(3)(4)の前後方向接地幅を略一定に維持し乍ら、走行クローラ(3)(4)の接地側を昇降させるもので、運転操作部(22)に設ける水平調節スイッチの手動操作、並びに機台(5)の左右傾動を検出する傾斜センサの検出結果に基づく自動制御などにより、左右水平シリンダ(35)(35)を各別に作動させ、左右走行クローラ(3)(4)の接地高さを変更して機台(5)を略水平に支持させるように構成している。 【0014】上記のように、左走行クローラ(3)上方の機台(5)左側に脱穀部(6)の扱胴(8)及び処理胴(9)などを配置させ、また機台(5)左側前部に支点台(59)を設けて刈取支点軸(15)を介して刈取部(10)を装設させると共に、右走行クローラ(4)上方の機台(5)右側に穀物タンク(18)を載置させ、また機台(5)右側前部にエンジン台(60)を介してエンジン(24)を取付け、エンジン(24)上方に運転席(23)を配設させるもので、図3、図5のように、脱穀部(6)及び刈取部(10)などを機台(5)に装設させ、前後方向に延設させる左右本機フレーム(25)(26)を機台(5)下側に固定させ、左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を介して左右本機フレーム(25)(26)の機外側に左右トラックフレーム(1)(2)を設け、左右トラックフレーム(1)(2)にトラックローラ(40)などを介して左右走行クローラ(3)(4)を装設させ、左右水平シリンダ(35)によって左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を左右各別に揺動させ、左右走行クローラ(3)(4)の接地面高さを変更させる。 【0015】また、図7、図8のように、左右方向に延設させる前後支点軸(29)(30)を左右本機フレーム(25)(26)に連結させ、左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を前後支点軸(29)(30)に取付け、左右本機フレーム(25)(26)と前後支点軸(29)(30)の四角枠形連結によって本機フレーム(25)(26)の剛性並びにスイングアーム(31)(32)支持強度を向上させ、本機フレーム(25)(26)取付け構造の簡略化及び製造コスト低減などを行い、走行クローラ(3)(4)支持構造の簡略化並びに支持剛性の向上などを図ると共に、図9、図10にも示すように、左右本機フレーム(25)(26)下面側に前後横フレーム(27)を連結させ、前後二組の左右軸受体(28)を前後横フレーム(27)下面側に固定させ、前後二組の左右軸受体(28)に前後支点軸(29)(30)を取付け、左右本機フレーム(25)(26)の取付け間隔に制限されることなく大きな間隔で左右軸受体(28)を配置させ、かつ上下二段に固定させる横フレーム(27)と支点軸(29)(30)を用いた左右本機フレーム(25)(26)の連結によってスイングアーム(31)(32)取付け構造の強度向上及び軽量化などを行う。 【0016】また、図5、図7のように、トラックフレーム(1)(2)の機外側方にトラックローラ(40)を設け、走行クローラ(3)(4)の機内側面寄りの内周側にトラックフレーム(1)(2)を配設させ、走行クローラ(3)(4)の機内側面よりも機体内側に本機フレーム(25)(26)及びスイングアーム(31)(32)を設け、走行クローラ(3)(4)機内側面の外方に本機フレーム(25)(26)及びスイングアーム(31)(32)を配置させることによって走行クローラ(3)(4)内周面側に泥土移動用の大きな空間を確保し、走行クローラ(3)(4)内周面に入り込む泥土が速やかに排出される開放空間を充分に大きく形成し、走行クローラ(3)(4)内周面側に入り込む泥土を速やかに排出させ、走行クローラ(3)(4)内周側のトラックフレーム(1)(2)上面などに付着する泥土量を低減させるものである。 【0017】また、前後方向に延設させる連結部材(34)によって前後スイングアーム(31)(32)を連結させ、前記連結部材(34)に水平シリンダ(35)を連結させ、連結部材(34)を介してスイングアーム(31)(32)に水平シリンダ(35)を連結させることによってスイングアーム(31)(32)を小型軽量に形成し、かつ前後スイングアーム(31)(32)を同一形状に形成して製造コスト低減並びに部品管理の簡略化などを行うもので、前後スイングアーム(31)(32)を連結させる連結部材(34)と機台(5)の間に水平シリンダ(35)を連結させ、水平シリンダ(35)をスイングアーム(31)(32)に直接連結させる必要がなく、スイングアーム(31)(32)並びに水平シリンダ(35)の取付け位置が互に制限される不具合をなくし、スイングアーム(31)(32)上方側構造並びに機台(5)前後端部構造の簡略化などを行え、また機台(5)と脱穀部(6)間の余剰スペースの活用によって水平シリンダ(35)取付け構造の簡略化なども行える。 【0018】さらに、図9乃至図11に示す如く、前記トラックフレーム(1)(2)に台板(61)を介して固定軸(62)の一端を固定させ、固定軸(62)の他端側に受軸(63)を回転自在に軸支させ、受軸(63)にイコライザフレーム(64)中間を固定させ、イコライザフレーム(64)前後端部に軸受(65)を介してローラ軸(66)を回転自在に設け、左右一対で前後二組のイコライザローラ(41)を前後ローラ軸(66)に固定させ、ローラ軸(66)回りに回転自在な各イコライザローラ(41)を固定軸(62)回りにイコライザフレーム(64)と一体的に揺動させると共に、走行クローラ(3)(4)の横滑りによってイコライザローラ(41)が外れるのを防ぐクローラ外れ防止体(67)を備え、平板形の左右一対のイコライザフレーム(64)の間に橇形のクローラ外れ防止体(67)の中間を挾持固定させ、左右一対前後二組のイコライザローラ(41)間にクローラ外れ防止体(67)の前後を延設させ、イコライザローラ(41)及びクローラ外れ防止体(67)をイコライザフレーム(64)と一体的に固定軸(62)回りに揺動させ、走行クローラ(3)(4)接地部内周面側にイコライザローラ(41)及びクローラ外れ防止体(67)を当接させるもので、畦越え移動などで走行クローラ(3)(4)接地圧が部分的に高くなることにより、走行クローラ(3)(4)接地圧によって前後イコライザローラ(29)(41)及びクローラ外れ防止体(63)前後が昇降し、イコライザフレーム(64)を前方または後方に揺動させ、田面と畦面の凹凸に沿う形状に走行クローラ(3)(4)接地部を折曲変形させ、凹凸走行面に沿う形状に走行クローラ(3)(4)接地面を変化させ乍ら走行させるように構成している。 【0019】また、トラックフレーム(1)(2)にイコライザフレーム(64)を揺動自在に取付け、イコライザローラ(41)及びクローラ外れ防止体(67)を前記イコライザフレーム(64)に設け、走行クローラ(3)(4)の横滑り変形に対してクローラ外れ防止体(67)によってイコライザローラ(41)を走行クローラ(3)(4)に適正に圧接支持し、前後イコライザローラ(41)を一組としてイコライザフレーム(64)に取付ける構造によってイコライザローラ(41)の加圧力を確保し、特別に弾圧部材を設ける必要がなくイコライザローラ(41)取付け構造の簡略化及び組立作業性の向上などを図る。 【0020】また、前記イコライザローラ(41)前方の左右一対のトラックローラ(40)間のクローラ外れ防止体(44)後端に突起(68)を一体形成し、イコライザローラ(41)間のクローラ外れ防止体(67)前部上方に突起(68)を配置させ、イコライザローラ(41)の前方上昇をクローラ外れ防止体(67)前端と突起(68)の当接により規制すると共に、イコライザローラ(41)後方斜上方に配置させる丸棒形ストッパ(69)をトラックフレーム(1)(2)に固定させ、ストッパ(69)にイコライザローラ(41)を当接させて後方上昇を規制し、イコライザローラ(41)の揺動規制によって走行クローラ(3)(4)接地面の過度の変形を防いでいる。 【0021】また、走行クローラ(3)(4)の非接地側を支持させるキャリヤローラ(43)を本機フレーム(25)(26)の機外側面に取付けると共に、走行クローラ(3)(4)の接地側を支持させるイコライザローラ(41)をトラックフレーム(1)(2)に取付ける受軸(62)を、後スイングアーム(31)(32)の支点軸(30)よりも機体前方に設け、前記支点軸(30)と受軸(62)の間にキャリヤローラ(43)を配設させる。そして、本機フレーム(25)(26)を挾んで後スイングアーム(31)(32)の機外側方にキャリヤローラ(43)を取付け、水平シリンダ(35)とキャリヤローラ(43)を互に制約されることなく本機フレーム(25)(26)両側に振分けて配置し、かつキャリヤローラ(43)前方の走行クローラ(3)(4)非接地側を前後方向に水平に延設させて上方に機台(5)を近接配置させると共に、路面凹凸によって昇降させるイコライザローラ(41)の取付スペースをキャリヤローラ(43)前方に確保し、走行クローラ(3)(4)接地側を昇降させる水平制御機能の向上などを図る。 【0022】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明は、脱穀部(6)及び刈取部(10)などを機台(5)に装設させ、前後方向に延設させる左右本機フレーム(25)(26)を機台(5)下側に固定させ、左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を介して左右本機フレーム(25)(26)の機外側に左右トラックフレーム(1)(2)を設け、左右トラックフレーム(1)(2)にトラックローラ(40)などを介して左右走行クローラ(3)(4)を装設させ、左右水平シリンダ(35)によって左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を左右各別に揺動させ、左右走行クローラ(3)(4)の接地面高さを変更させるコンバインにおいて、左右方向に延設させる前後支点軸(29)(30)を左右本機フレーム(25)(26)に連結させ、左右二組の前後スイングアーム(31)(32)を前後支点軸(29)(30)に取付けたもので、左右本機フレーム(25)(26)と前後支点軸(29)(30)の四角枠形連結によって本機フレーム(25)(26)の剛性並びにスイングアーム(31)(32)支持強度を容易に向上させることができ、本機フレーム(25)(26)取付け構造の簡略化及び製造コスト低減などを容易に行うことができ、走行クローラ(3)(4)支持構造の簡略化並びに支持剛性の向上などを容易に図ることができるものである。 【0023】また、左右本機フレーム(25)(26)下面側に前後横フレーム(27)を連結させ、前後二組の左右軸受体(28)を前後横フレーム(27)下面側に固定させ、前後二組の左右軸受体(28)に前後支点軸(29)(30)を取付けたもので、左右本機フレーム(25)(26)の取付け間隔に制限されることなく左右軸受体(28)を配置でき、かつ横フレーム(27)と支点軸(29)(30)を用いた左右本機フレーム(25)(26)の連結によってスイングアーム(31)(32)取付け構造の強度向上及び軽量化などを容易に行うことができるものである。 【0024】また、トラックフレーム(1)(2)の機外側方にトラックローラ(40)を設け、走行クローラ(3)(4)の機内側面寄りの内周側にトラックフレーム(1)(2)を配設させ、走行クローラ(3)(4)の機内側面よりも機体内側に本機フレーム(25)(26)及びスイングアーム(31)(32)を設けたもので、走行クローラ(3)(4)機内側面の外方に本機フレーム(25)(26)及びスイングアーム(31)(32)を配置させることによって走行クローラ(3)(4)内周面側の空間を容易に確保でき、走行クローラ(3)(4)内周面に入り込む泥土が排出される開放空間を充分に形成でき、走行クローラ(3)(4)内周面側に付着する泥土量を容易に低減できるものである。 【0025】また、前後方向に延設させる連結部材(34)によって前後スイングアーム(31)(32)を連結させ、前記連結部材(34)に水平シリンダ(35)を連結させたもので、連結部材(34)を介してスイングアーム(31)(32)に水平シリンダ(35)を連結させることによってスイングアーム(31)(32)を小型軽量に形成でき、かつ前後スイングアーム(31)(32)を同一形状に形成して製造コスト低減並びに部品管理の簡略化などを容易に行うことができるものである。 【0026】また、トラックフレーム(1)(2)にイコライザフレーム(64)を揺動自在に取付け、イコライザローラ(41)及びクローラ外れ防止体(67)を前記イコライザフレーム(64)に設けたもので、走行クローラ(3)(4)の横滑り変形に対してクローラ外れ防止体(67)によってイコライザローラ(41)を走行クローラ(3)(4)に適正に圧接支持でき、前後イコライザローラ(41)を一組としてイコライザフレーム(64)に取付ける構造によってイコライザローラ(41)の加圧力を容易に確保でき、特別に弾圧部材を設ける必要がなくイコライザローラ(41)取付け構造の簡略化及び組立作業性の向上などを容易に図ることができるものである。 【0027】また、走行クローラ(3)(4)の非接地側を支持させるキャリヤローラ(43)を本機フレーム(25)(26)の機外側面に取付けると共に、走行クローラ(3)(4)の接地側を支持させるイコライザローラ(41)をトラックフレーム(1)(2)に取付ける受軸(62)を、後スイングアーム(31)(32)の支点軸(30)よりも機体前方に設け、前記支点軸(30)と受軸(62)の間にキャリヤローラ(43)を配設させたもので、本機フレーム(25)(26)を挾んで後スイングアーム(31)(32)の機外側方にキャリヤローラ(43)を取付けるから、水平シリンダ(35)とキャリヤローラ(43)を互に制約されることなく本機フレーム(25)(26)両側に振分けて配置でき、かつキャリヤローラ(43)前方の走行クローラ(3)(4)非接地側を前後方向に水平に延設させて上方に機台(5)を近接配置できると共に、路面凹凸によって昇降させるイコライザローラ(41)の取付スペースをキャリヤローラ(43)前方に容易に確保でき、走行クローラ(3)(4)接地側を昇降させる水平制御機能の向上などを容易に図ることができるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006851 【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月17日(1999.12.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062270 【弁理士】 【氏名又は名称】藤原 忠治
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| 【公開番号】 |
特開2001−169641(P2001−169641A) |
| 【公開日】 |
平成13年6月26日(2001.6.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−358889 |
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