| 【発明の名称】 |
自走式茶刈機 |
| 【発明者】 |
【氏名】川口 ▲きよ▼久
【氏名】斉藤 広志
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| 【要約】 |
【課題】従来のような、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設した自走式茶刈機においては、専用の茶刈装置しか使用できないため手持ちの可搬式茶刈機が流用できずに無駄になる、という問題があった。また、作業者は常に操作部の側にいるわけではなく、操作部と反対側にいる場合には、茶畝が邪魔して走行操作や刈取操作等が全くできない、という問題もあった。
【解決手段】茶刈装置5として可搬式茶刈機が利用可能な取付構造を設け、また、茶刈装置5近傍には、刈取エンジン22と操作部13とを連結するリンク機構111を設け、該リンク機構111は断接自在な構造とした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設する自走式茶刈機において、前記茶刈装置として可搬式茶刈機が利用可能な取付構造を設けたことを特徴とする自走式茶刈機。 【請求項2】 前記取付構造として、可搬式茶刈機を本体に取り付けるための装着部を設け、該装着部には複数の連結部材を配設し、該連結部材には前記可搬式茶刈機付設の支持部材を係止可能な構成としたことを特徴とする請求項1記載の自走式茶刈機。 【請求項3】 列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設する自走式茶刈機において、前記走行装置近傍には、走行操作や刈取操作等を行う操作部を配設する一方、前記茶刈装置近傍には、茶刈装置のエンジンと前記操作部とを連結するリンク機構を設け、該リンク機構は断接自在な構造としたことを特徴とする自走式茶刈機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、茶畝を跨いで移動しながら茶刈作業を行う自走式茶刈機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設した自走式茶刈機は知られている。そして、このような自走式茶刈機においては、専用の茶刈装置しか使用できず、また、スイッチ・レバー類を設けた操作部は、左右いずれか一方の走行装置側にのみ配設されているため、それ以外の場所では茶刈装置の操作ができない構成となっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このように専用の茶刈装置しか使用できないと、それまで可搬式茶刈機を使用していたユーザーが自走式茶刈機に切り換える際は、手持ちの可搬式茶刈機が利用できずに無駄になる、という問題があった。さらに、このように専用の茶刈装置の場合は、一般にメンテナンスのための部品も特殊なものが多く、取り寄せに時間がかかったり、予備品の購入コストも高くなる、という問題もあった。 【0004】また、作業者は常に操作部の側にいるわけではなく、操作部と反対側にいる場合には、茶畝が邪魔して全く走行操作や刈取操作ができず、特に、茶刈装置の位置等の微調節を行った後に茶刈装置のエンジンを再始動する場合には、作業者はわざわざ茶畝を迂回して操作部側まで行く必要があり、作業効率が非常に低下する、という問題があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。すなわち、請求項1においては、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設する自走式茶刈機において、前記茶刈装置として可搬式茶刈機が利用可能な取付構造を設けたものである。 【0006】請求項2においては、請求項1記載の取付構造として、可搬式茶刈機を本体に取り付けるための装着部を設け、該装着部には複数の連結部材を配設し、該連結部材には前記可搬式茶刈機付設の支持部材を係止可能な構成としたものである。 【0007】請求項3においては、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設する自走式茶刈機において、前記走行装置近傍には、走行操作や刈取操作等を行う操作部を配設する一方、前記茶刈装置近傍には、茶刈装置のエンジンと前記操作部とを連結するリンク機構を設け、該リンク機構は断接自在な構造としたものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付の図面を用いて説明する。図1は本発明の自走式茶刈機の全体正面図、図2は同じく側面図、図3は本体上部の斜視図、図4は前部動力伝達系を示す斜視図、図5は後部動力伝達系を示す斜視図、図6は操作部の正面図、図7は茶刈装置の全体斜視図、図8は内側装着部の斜視図、図9は外側装着部の斜視図、図10はリンク機構を示す斜視図である。 【0009】まず、本発明に係わる自走式茶刈機の全体構成について、図1乃至図7により説明する。図1、図3に示すように、左右の走行装置2L・2Rによって前後の門型フレーム17・18が走行可能に支持され、該門型フレーム17・18の左右両側は、左右のサイドフレーム16a・16bによって前後に連結されている。そして、前記門型フレーム17・18は略中央部で左右に2分割されており、左方には、前記左側走行装置2Lに下端が固定された固定側フレーム17b・18bが配設され、右方には、該固定側フレーム17b・18bに上部が内挿され下端が右側走行装置2Rに固定されたスライド側フレーム17a・18aが配設され、該スライド側フレーム17a・18aを前後に連結する前記右側サイドフレーム16bの内壁にはアーム20の先端が固定されている。 【0010】該アーム20の基部は、前記固定側フレーム17b・18b上部に固設された架台11側面に摺動可能に支持され、このアーム20を伸縮させることによって走行装置2L・2R間の間隔を自在に調節できるようにしている。また、この架台11には、支持部3が左右動可能に配設され、該支持部3には装着部4を介して、茶刈装置5が位置・姿勢を自在に調節可能に配置されている。 【0011】図1、図7に示すように、該茶刈装置5は、長さ方向に湾曲した機体ケース21を有し、該機体ケース21の一側上には刈取エンジン22と送風機23が同軸かつ一体的に搭載され、該送風機23の下方には刈刃駆動ケース24が設けられ、該刈刃駆動ケース24から機体ケース21の前縁部に沿ってはバリカン式の刈刃25が配設されている。前記送風機23の吹出口と連通する送風管26は、刈刃25の斜め前上方に沿って配設されると共に、送風管26には刈刃25の方向に多数の排風口27が所定の間隔で並設されている。 【0012】すなわち、このような茶刈装置5を茶畝6の片面側上を移動させながら前記刈取エンジン22を駆動させると、送風機23及び刈刃25が作動して往復動する刈刃25によって茶葉7が刈り取られ、この刈り取られた茶葉7は、送風機23で起風された風が送風管26を経て排風口27から吹き出されることにより、後方に吹き飛ばされて茶葉収容袋28に収容される構成となっている。 【0013】また、図2に示すように、前記走行装置2L・2Rには、前後部に誘導輪30、駆動輪29とが配設され、該駆動輪29と誘導輪30との間にはクローラ32が捲回され、該クローラ32は、複数の転輪31・31・・によって走行装置2L・2Rに回動可能に張設されている。 【0014】そして、図1乃至図6に示すように、前記本体1の左後部上方には、エンジン33が搭載され、該エンジン33の出力軸には出力プーリ34が固設されると共に、エンジン33に隣接して設けられたミッションケース35の入力軸にも入力プーリ36が固設され、該入力プーリ36と前記出力プーリ34との間にはベルト37が捲回されている。 【0015】前記ミッションケース35の出力軸には、出力プーリ39、走行動力伝達軸38、及び図示せぬスプロケットが固設され、該スプロケットは、左側走行伝達ケース44内の図示せぬチェーンを介して、前記駆動輪29と同軸上のスプロケットと連結されており、前記エンジン33の動力がミッションケース35内で変速されて前記左側走行装置2Lに伝達されるようにしている。 【0016】また、前記走行動力伝達軸38は、右方に延出されて、右側サイドフレーム16b側面に固設された右側走行伝達ケース45上部に内挿され、その延出端には図示せぬスプロケットが固設されており、該スプロケットに伝達された動力は、前記左側走行装置2Lの場合と同様に、右側走行伝達ケース45内の図示せぬチェーン、スプロケット、及び駆動輪を介して、右側走行装置2Rに伝達されるようにしている。 【0017】すなわち、前記走行装置2L側に走行操作や刈取操作を行う操作部13を配設し、主変速レバー46・副変速レバー47を操作することにより、前記ミッションケース35内で変速及び回転方向の切り換えを行い、左右の走行装置2L・2Rの変速や前後進を行うようにしている。また、一つの茶畝での刈取作業が終わり隣接する茶畝に移動するために、自走式茶刈機を枕地で旋回させる場合などには、操作部13の左右のサイドクラッチレバー48・49を操作することにより、ミッションケース35内の旋回側の走行装置のクラッチを切断してクローラの回動を停止し、他側の走行装置のクラッチはそのままでクローラを回動させて、機体を旋回できるようにしている。 【0018】さらに、前記出力プーリ39は、前方に配設された駆動プーリ43との間でベルト40により捲回され、該ベルト40は、両プーリ39・43間に配設したテンションプーリ41・42によって張設されている。そして、前記駆動プーリ43は、アーム支持フレーム51に内装された図示せぬネジ棒の基部に固設され、該ネジ棒は、内面に雌ねじが螺刻された前記アーム20に螺挿されている。 【0019】すなわち、走行しながら前記操作部13に設けた機幅調節レバー50を操作すると、図示せぬリンク機構を介して前記テンションプーリ41・42がベルト40に押しつけられ、該ベルト40が緊張されて両プーリ39・43間が連結状態となり、出力プーリ39の回転力が駆動プーリ43に伝達される。該駆動プーリ43により前記ネジ棒が回動されると、該ネジ棒が螺挿された前記アーム20が伸縮されて、走行装置2L・2R間の間隔を自在に調節できるようにしている。なお、このような機幅調節機構においては、機体の前後進の切替で前記出力プーリ39の回転方向を変え、ベルト40・駆動プーリ43を介して連動されるネジ棒の回転方向も変えることにより、アーム20の伸び縮みを制御できるようにしている。 【0020】以上のような構成において、前記操作部13の各レバーを操作することにより、畝幅に適した機幅に本体1を変更し、その上で走行装置2L・2Rを前進させて、本体1に配設した茶刈装置5を茶畝6の一方の片面側上を移動させて、前記刈刃25により茶葉7を刈り取る。そして、茶畝端にまできたら、前記支持部3下部に設けた水平角度調節機構54により茶刈装置5のみを180度回動させた後、走行装置2L・2Rを後進させて、他方の片面側に残った茶葉7を刈り取るようにしている。 【0021】次に、本発明に係わる茶刈装置5の取付構造について、図7乃至図9により説明する。前記水平角度調節機構54には、装着用フレーム71上部の上部フレーム71aが左右にスライド可能に係合され、該上部フレーム71aの外側端には、上下に伸縮して茶刈装置5の傾きを調節する傾斜角調節機構56が設けられ、該傾斜角調節機構56を構成するパンタグラフ部82の下端には、下部フレーム71bの外側辺71dが連結されている。そして、該下部フレーム71bの内側辺71cは、把持フレーム71eを介して、前記上部フレーム71aの内側端に連結固定されている。 【0022】前記下部フレーム71bの内側辺71cには、内側装着部14を介して内側支持アーム86が係止され、下部フレーム71bの外側辺71dには、外側装着部15を介して外側支持アーム87が係止されるようにしている。なお、これら内外の支持アーム86・87は、茶刈装置5を可搬式の茶刈機として使用する際にハンドル類を取り付け・固定するための既設部材である。 【0023】前記内側装着部14においては、内側辺71cの一端に、取付部材88の一端が上下回動可能に枢結され、該取付部材88の他端には長孔88aが上下に長く開口されており、該長孔88aにはノブねじなどの固定具92が挿通され、該固定具92によって、取付部材88の他端を内側辺71cの他端に所定の高さで締結固定できるようにしている。 【0024】そして、該取付部材88の前後下辺には、支持ステー88c・88cが側方に向かって突設され、該支持ステー88c・88cの上には、前記内側支持アーム86が載置され、該内側支持アーム86上面には押止部材89の下辺部が係止されている。該押止部材89の前後方向にはガイドバー90・90が横架され、該ガイドバー90・90の両端部は、前記取付部材88のスライド用長孔88bに昇降可能に挿通されると共に、前記押止部材89の前後上端部と、取付部材88下部との間には、押止バネ91が弾装されている。 【0025】一方、前記外側装着部15においては、外側辺71dの一端に、取付部材93の一端が上下回動可能に枢結され、該取付部材93の他端には長孔93aが上下に長く開口され、該長孔93aには、外側辺71dから突設したガイド部材94が挿通され、該ガイド部材94により、取付部材93の他端を外側辺71dの他端に対して上下動できるようにしている。なお、該取付部材93の下端と、装着用フレーム71との間には戻りバネ112を弾装されている。 【0026】そして、取付部材93の前後下辺には、左右回動可能に連結板95が連結され、該連結板95の下辺から側方に突設された正面視U字状の支持ステー95aの上面部と、前記連結板95と下部で軸支された押止部材97の下辺部との間に、前記外側支持アーム87が挟持されると共に、連結板95と押止部材97の間には板バネ96が弾装されている。 【0027】このような構成において、内側装着部14で前記ガイドバー90を引き上げると共に、外側装着部15で前記押止部材97を左方に押して回動すると、内外の支持アーム86・87を簡単に外すことができる。また、逆の手順を踏むことにより、内側支持アーム86は支持ステー88c・88cと押止部材89の下辺部との間に、同様に、外側支持アーム87は支持ステー95aと押止部材97の下辺部との間に、それぞれ押止バネ91と板バネ96の弾性力によって確実に挟持することができる。 【0028】すなわち、茶刈装置5として可搬式茶刈機が使用可能な前記内側装着部14・外側装着部15などの連結部材からなる取付構造を設けたので、それまでの可搬式茶刈機が流用できるようになり、低コストで自走式茶刈機に切り換えることができると共に、メンテナンスにかかる時間の短縮やコストの削減を行うことができるのである。 【0029】なお、本実施例においては、前記固定具92を緩めて内側支持アーム86を前後回動すると、外側支持アーム87も追従して回動することができ、茶刈装置5の前後傾斜角調節機構57も形成されている。従って、固定具92を締め付けて所定の前後傾斜角に設定することができ、刈刃25が茶畝6に実際に当たる面の幅や形状を自在に変更することができるため、上面の円弧形状が異なる茶畝6にも柔軟に対応することができる。 【0030】次に、本発明に係わる茶刈装置5のエンジン22と操作部13とのリンク機構について、図6、図7、図10により説明する。前記上部フレーム71aの外側部の上面にはリンク台113が載置固定され、該リンク台113の内側辺からは側板113aが立設され、該側板113aには、前記操作部13から延設された本体側のアクセルリンクコード114とクラッチリンクコード115の外装部が固設されている。 【0031】本体側アクセルリンクコード114からは、本体側アクセルワイヤー114aが延出され、該本体側アクセルワイヤー114aは、前記リンク台113上に枢支された本体側リンク板121に連結され、該本体側リンク板121上方には、同軸上に刈取側リンク板122が回動可能に設けられている。そして、該刈取側リンク板122の一端にはフック122aが形成され、該フック122aには、刈取側アクセルワイヤー116aの先端が係合し、その上を押えレバー125で押さえることにより、刈取側アクセルワイヤー116aを刈取側リンク板122に係止できるようにしている。なお、刈取側アクセルワイヤー116aは刈取側アクセルリンクコード116から延出されており、該刈取側アクセルリンクコード116は、前記リンク台113の外側辺に立設した係止部119に係止されている。 【0032】軸を挟んで押えレバー125と反対側の刈取側リンク板122には、左右方向に長孔122aを開口すると共に、該長孔122aには、ロックネジ123を挿通し、刈取側リンク板122と前記本体側リンク板121とを自由な角度で締結固定できるようにすると共に、本体側リンク板121と前記リンク台113との間には保持バネ124を弾装され、ロックネジ123解除時には、本体側リンク板121が内側に回動して保持されるようにしている。 【0033】また、本体側クラッチリンクコード115からは、本体側クラッチワイヤー115aが延出され、該本体側クラッチワイヤー115aは、前記リンク台113上に枢支されたリンク板120に連結固定され、該リンク板120上にはフック120aが形成され、該フック120aには、刈取側クラッチワイヤー117aの先端が係合し、その上を押えレバー126で押さえることにより、刈取側クラッチワイヤー117aをリンク板120に係止できるようにしている。なお、刈取側クラッチワイヤー117aは刈取側クラッチリンクコード117から延出されており、該刈取側クラッチリンクコード117は、前記リンク台113の外側辺に立設した係止部118に係止されている。 【0034】このような構成において、押えレバー125・126により、刈取側のアクセルワイヤー116a・クラッチワイヤー117aを各リンク板122・120に係止した上で、前記ロックネジ123を締結し、該刈取側リンク板122を前記本体側リンク板121と一体化すると、本体側アクセルワイヤー114aと刈取側アクセルワイヤー116a、本体側クラッチワイヤー115aと刈取側クラッチワイヤー117aとの間が連結された構造となる。 【0035】この状態で、操作部13に設けた刈取アクセルレバー127・刈取クラッチレバー128を操作することにより、本体側のアクセルワイヤー114aとクラッチワイヤー115aが伸縮し、その伸縮に応じて各リンク板120・121・122が回動し、刈取側のアクセルワイヤー116aとクラッチワイヤー117aに操作力が伝達され、該刈取側のアクセルワイヤー116aとクラッチワイヤー117aに連結された前記刈取エンジン22の図示せぬアクセルやクラッチを操作することができるようにしている。 【0036】さらに、この操作部13と刈取エンジン22の間との連結は、アクセルリンク系については、前記ロックネジ123を緩めて、上下のリンク板121・122を互いに長孔122aに沿って回動可能とし、クラッチリンク系については、前記押えレバー126を操作して刈取側クラッチワイヤー117aをリンク板120から取り外すだけで、簡単に切断することができる。 【0037】すなわち、このように可搬式茶刈機5のエンジン22と操作部13とを連結するリンク機構111を設け、該リンク機構111を断接自在な構造としたので、茶刈装置5の位置の微調節等の後に、茶刈装置5の刈取エンジン22を再始動する場合であっても、作業者は該リンク機構111を切断した上で、刈取エンジン22のスターター等で手元操作を行うことにより、わざわざ茶畝6を迂回して操作部13側まで行くことがなく簡単に始動させることができるのである。 【0038】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、以下の効果を奏するものである。すなわち、請求項1のように、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設する自走式茶刈機において、前記茶刈装置として可搬式茶刈機が利用可能な取付構造を設けたので、可搬式茶刈機が流用可能となり、自走式茶刈機への乗り換えが低コストで済み、更にはメンテナンスにかかる時間の短縮やコストの低減を図ることができる。 【0039】請求項2のように、請求項1記載の取付構造として、可搬式茶刈機を本体に取り付けるための装着部を設け、該装着部には複数の連結部材を配設し、該連結部材には前記可搬式茶刈機付設の支持部材を係止可能な構成としたので、既設部材を利用して簡単に可搬式茶刈機の脱着を行うことができる。 【0040】請求項3のように、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設する自走式茶刈機において、前記走行装置近傍には、走行操作や刈取操作等を行う操作部を配設する一方、前記茶刈装置近傍には、茶刈装置のエンジンと前記操作部とを連結するリンク機構を設け、該リンク機構は断接自在な構造としたので、操作部側まで行くことなく、茶刈装置側で簡単にエンジン操作等を行うことができ、操作性が大きく向上する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390029621 【氏名又は名称】ニューデルタ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月22日(1999.11.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080621 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開2001−145408(P2001−145408A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月29日(2001.5.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−330989 |
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