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【発明の名称】 コンバインの刈取部
【発明者】 【氏名】大原 一志

【氏名】石川 道男

【氏名】大崎 正美

【氏名】澤村 亮

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 掻込リール9により掻込んだ穀稈を刈刃10により刈取り、刈取った穀稈をオーガ11により集め、集めた穀稈を搬送装置12により脱穀装置に搬送するようにしたコンバインにおいて、前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との間には、回転するオーガ11と共回りする刈取物の飛散を防止する飛散防止体26を設けたコンバインの刈取部。
【請求項2】 請求項1において、飛散防止体26は、板形状部材により形成し、飛散防止体26の先端位置を、オーガ11の軸心より前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との引継部25側に位置させたコンバインの刈取部。
【請求項3】 請求項1において、飛散防止体26は、板形状部材により形成し、取付位置の基部から下方に至るに従い前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との引継部25側に位置するように傾斜させたコンバインの刈取部。
【請求項4】 請求項1において、飛散防止体26は板形状部材により形成し、飛散防止体26の基部と先端とを結ぶ線を延長をオーガ11の外周に当接させたとき、該接触点のオーガ11の回転方向の上手側が鈍角に下手側を鋭角となるように配置したコンバインの刈取部。
【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記飛散防止体26は、共回りした穀稈が当接しても変形しないが、所定以上の力が作用したときは変形する弾性を有して構成したコンバインの刈取部。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掻込リールと刈取った穀稈を集めるオーガを有するコンバインの刈取部に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、特開昭3ー27213号公報には、掻込リールにより掻込んだ穀稈を刈刃により刈取り、刈取った穀稈をオーガにより集め、集めた穀稈を搬送装置により脱穀装置に搬送するようにした構成について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、刈刃により切断された穀稈および穀粒の刈取物を回転するオーガにより搬送装置に送るが、刈取物の一部が回転するオーガと共回りしてオーガ前方に飛散し、刈取フレームより零れて、ロスになるという課題がある。
【0004】
【発明の目的】刈取物の飛散防止、ロスの削減、刈取脱穀効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、掻込リール9により掻込んだ穀稈を刈刃10により刈取り、刈取った穀稈をオーガ11により集め、集めた穀稈を搬送装置12により脱穀装置に搬送するようにしたコンバインにおいて、前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との間には、回転するオーガ11と共回りする刈取物の飛散を防止する飛散防止体26を設けたコンバインの刈取部としたものである。本発明は、飛散防止体26は、板形状部材により形成し、飛散防止体26の先端位置を、オーガ11の軸心より前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との引継部25側に位置させたコンバインの刈取部としたものである。本発明は、飛散防止体26は、板形状部材により形成し、取付位置の基部から下方に至るに従い前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との引継部25側に位置するように傾斜させたコンバインの刈取部としたものである。本発明は、飛散防止体26は板形状部材により形成し、飛散防止体26の基部と先端とを結ぶ線を延長をオーガ11の外周に当接させたとき、該接触点のオーガ11の回転方向の上手側が鈍角に下手側を鋭角となるように配置したコンバインの刈取部としたものである。本発明は、前記飛散防止体26は、共回りした穀稈が当接しても変形しないが、所定以上の力が作用したときは変形する弾性を有して構成したコンバインの刈取部としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1はコンバインの機体フレーム、2は機体フレーム1の下方に設けた走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置、4はグレンタンク、5はグレンタンク4に設けた袋詰め装置、6は脱穀装置3の前側に設けた刈取部、7は刈取部6の刈取フレーム、8は刈取フレーム7の左右両側に設けた分草体、9は分草体8により分草した穀稈を掻込む掻込リール、10は掻込リール9の下方には設けた刈刃、11は刈刃10の後側に設けた刈取った穀稈を集めるオーガ、12は刈取った穀稈を脱穀装置3の脱穀室(図示省略)に供給搬送する搬送装置、13は搬送装置12の側部に設けた操縦部、14はキャビンである。しかして、搬送装置12は、刈取フレーム7の後壁16にエレベータケース17の始端部を接続し、エレベータケース17の終端は前記脱穀装置3の脱穀室(図示省略)に接続する。前記エレベータケース17内の始端部には始端部エレベータドラム18を軸装し、終端部には終端部回転軸19を軸装する。該始端部エレベータドラム18の外周と、終端部回転軸19に設けた歯車20との間には、複数の搬送体21を設けたチエン22を掛け回す。23は始端部エレベータドラム18の左右両側の外周に嵌合させたチエン移動規制体であり、前記搬送体21と共にチエン22の移動を規制する。
【0007】前記始端部エレベータドラム18は、刈取フレーム7の開口部からエレベータケース17に穀稈が引き継がれる引継部25に臨ませ、前記引継部25がある刈取フレーム7には、引継部25で回転するオーガ11と共回りする刈取物の飛散を防止する飛散防止体26を設ける。飛散防止体26は、板形状部材により形成し、飛散防止体26の先端位置を、オーガ11の軸心より引継部25側に位置させる。また、飛散防止体26は、取付位置の基部から下方に至るに従い引継部25側に位置するように傾斜させると、飛散物を引継部25に戻せて、好適である。また、飛散防止体26は、飛散防止体26の基部と先端とを結ぶ線を延長させてオーガ11の外周に当接させたとき、該接触点のオーガ11の回転方向の上手側が鈍角(広角)に下手側を鋭角となるように配置すると、飛散物によって飛散防止体26が押されにくくなって好適である。
【0008】また、飛散防止体26は、共回りした穀稈が当接しても変形しないが、所定以上の力が作用したときは変形する弾性を有して構成すると、オーガ11および飛散防止体26の破損を防止する。飛散防止体26は、引継部25の幅同じかやや狭く形成し、引継部25の上方の刈取フレーム7の後壁16に設けた取付部27に取付ける。この場合、弾性の程度や長さの相違するものを数種類用意して選択使用してもよい。即ち、飛散防止体26の先端位置を変更し、オーガ11の外周との隙間を変更する。28はオーガ11の前記引継部25部分に設けた掻込部であり、掻込体29が出入り自在に設けられている。30は掻込部28の左右両側のオーガ11の外周に螺旋状に設けた螺旋搬送部である。しかして、前記終端部回転軸19の前記エレベータケース17より操縦部13側に突出する突出部分には中間プーリ30aを設け、原動機(エンジン)からの回転を伝達する。前記終端部回転軸19の前記エレベータケース17より反操縦部13側に突出する突出部分には中間歯車31aを設ける。
【0009】前記刈取フレーム7の反操縦部13側には中間歯車(図示省略)を軸31b により設け、中間歯車31aとの間にチエン(図示省略)を掛け回す。前記軸31b には別の中間歯車31cを設ける。該中間歯車31cの下方には入力歯車32を回転軸33により刈取フレーム7に軸装する。回転軸33には前記オーガ11のオーガ伝達歯車34を設けると共に、一方側クラッチ部材(爪クラッチ)35を設ける。一方側クラッチ部材35には他方側クラッチ部材(爪クラッチ)36を継脱自在に噛み合わせる。他方側クラッチ部材36は前記回転軸33と同軸心の回転受動軸37に摺動のみ自在に取付け、回転受動軸37には他方側クラッチ部材36を常時噛み合うように付勢するバネ38を設ける。前記回転受動軸37には前記前記掻込リール9へ回転伝達するリール用歯車39と前記刈刃10へ回転伝達する刈刃用プーリ40を設ける。前記他方側クラッチ部材36にはカム体41を当接させ、カム体41にはアーム42を固定し、アーム42には連結部材(ワイヤ)43の一端を係止し、連結部材43の他端はクラッチ操作レバー44に接続する。クラッチ操作レバー44は前記操縦部13側の刈取フレーム7の側面に軸により回動自在に取付けると共に、前記他方側クラッチ部材36を入りにしたときそのレバー角度が後ろ上りになるように構成する。34aはオーガ伝達歯車34に掛け回したチエンである。
【0010】しかして、前記終端部回転軸19に取付けた一対の歯車20の外面側の夫々にはボルト取付用カラー45を固定し、ボルト取付用カラー45は歯車20と共に終端部回転軸19に挿通し、ボルト取付用カラー45に螺合させたセットボルト46により終端部回転軸19に固定する。終端部回転軸19には位置決め用のセットカラー47を挿通し、セットカラー47は終端部回転軸19をエレベータケース17に軸装する回動メタル48に嵌合させる。前記セットカラー47には回動メタル48の基部に嵌合するダストカラー49を挿通する。ダストカラー49は円板形状の周縁を円筒状に屈曲させてこの円筒部を回動メタル48に嵌合させて、回動メタル48内に塵埃が侵入するのを防止する。実施例では、セットカラー47の先端を回動メタル48内に挿入しているが、要件ではなく、セットカラー47の先端を回動メタル48の基部に当接させてもよく、回動メタル48の基部の内周と終端部回転軸19の外周との隙間をダストカラー49により閉塞すればよい。また、前記歯車20には前記セットボルト46より外周に位置する円筒状の巻き付き防止カラー50を設ける。51は前記セットボルト46を回すための操作開口部であるが、図では作図上の関係で操作開口部51の位置とセットボルト46の位置はずれている。
【0011】しかして、前記刈取フレーム7の底板55の前記オーガ11の下方から後側に掛けての所定位置には、目抜き部56を設ける。目抜き部56は、底板55の左右両側に夫々開口部57を設け、該開口部57の下方に開閉多孔板58を取付ける。開閉多孔板58は、その後部(上部)を軸59により回動自在に取付け、開閉多孔板58の前部(下部)をロック装置60により底板55側に固定する。前記開閉多孔板58の少なくとも前側には下方に突き出るガイド板61を設ける。ガイド板61は前記目抜き部56の左右幅を有し、下方に至るに従い後側に位置するように傾斜させる。なお、前記開閉多孔板58を着脱自在にもなるように構成して無孔板に交換すると、稲麦用にも使用できる。
【0012】(作用)次に実施例の作用を述べる。走行装置2により機体を走行させると、圃場の穀稈を回転する掻込リール9により掻込み、穀稈の株元を分草体8により分草し、分草された穀稈は刈刃10により刈取られ、刈取られた穀稈はオーガ11の螺旋搬送部30により搬送装置12との接続部分である引継部25に集められ、集められた穀稈は掻込体29により搬送装置12に掻き込まれ、搬送装置12の搬送体21によりエレベータケース17内を搬送され、エレベータケース17の終端から脱穀装置3の脱穀室に供給され、脱穀される。この場合、オーガ11の掻込部28の左右側の螺旋搬送部30は引継部25に向けて穀稈を送るので、飛散という問題はないが、掻込部28では後側の引継部25に向けて出入りする掻込体29が穀稈を掻き込むので、この部分で共回りした穀稈および穀粒の刈取物は引継部25に臨む始端部エレベータドラム18に当たることもあって、オーガ11を飛び越えて前側に飛散することがある。
【0013】そこで、引継部25の部分のオーガ11の上方には、刈取物がオーガ11と前側に共回りするのを防止する飛散防止体26を設けているから、刈取物は飛散防止体26に当たって落下し、オーガ11の前側に飛散して刈取フレーム7より零れるというロスを減少させる。この場合、飛散防止体26は板部材により形成し、その先端はオーガ11の外周に非接触状態で可及的に近づけるかまたは摺接するように設けているから、飛散防止体26とオーガ11の外周の間より前側に飛散するのを防げる。飛散防止体26は、共回りした穀稈が当接しても変形しないが、所定以上の力が作用したときは変形する弾性を有して構成すると、オーガ11および飛散防止体26の破損を防止する。また、飛散防止体26は、取付位置の基部から下方に至るに従い引継部25側に位置するように傾斜させているから、オーガ11との外周面との隙間を狭くして、塞ぐ方向となるので、刈取物がオーガ11の前側に飛散するのを防止、減少させる。
【0014】しかして、飛散防止体26の先端位置は、取付位置の基部とオーガ11の軸心を結ぶ線より引継部25側に位置させると、一層、刈取物が飛散防止体26の下面に当たるので、飛散を防止できて好適である。また、飛散防止体26の基部と先端を結ぶ線がオーガ11の回転方向の上手側が鈍角(広角)に下手側を鋭角となるように配置すると、飛散物によって飛散防止体26が押されにくくなって好適であり、このようにしたときは、飛散防止体26を引継部25から離れた前方位置に設けることができ、これにより、引継部25の周辺空間を大にして、刈取物の掻込を良好にする。また、飛散防止体26は前記引継部25の左右幅と略同じかやや狭くしているから、掻込部28における刈取物の飛散を防止するのに充分なだけでなく、掻込リール9による螺旋搬送部30への掻込に干渉しない。
【0015】しかして、前記刈取フレーム7の反操縦部13側には入力歯車32の回転軸33を軸装し、回転軸33には前記オーガ11のオーガ伝達歯車34を設け、回転軸33には一方側クラッチ部材35を設け、一方側クラッチ部材35には他方側クラッチ部材36を継脱自在に噛み合わせ、他方側クラッチ部材36は前記回転軸33と同軸心の回転受動軸37に摺動のみ自在に取付け、回転受動軸37には他方側クラッチ部材36を常時噛み合うように付勢するバネ38を設け、前記回転受動軸37には前記前記掻込リール9へ回転伝達するリール用歯車39と前記刈刃10へ回転伝達する刈刃用プーリ40を設け、前記他方側クラッチ部材36にはカム体41を当接させ、カム体41にはアーム42を固定し、アーム42には連結部材(ワイヤ)連結部材43の一端を係止し、連結部材43の他端はクラッチ操作レバー44に接続しているから、クラッチ操作レバー44を操作すると、連結部材43を牽引し、連結部材43はアーム42を回動させ、アーム42はカム体41を回転させて他方側クラッチ部材36を一方側クラッチ部材35より離脱させ、クラッチを切りにする。したがって、回転軸33と回転受動軸37の間のクラッチが切りになって、掻込リール9と刈刃10の回転伝達を停止する。
【0016】この場合、一方側クラッチ部材35および他方側クラッチ部材36からなるクラッチは、反操縦部13側に設けているから、刈取部6への回転伝達機構を反操縦部13側に集中でき、組み付け、メンテナンスを容易にする。そして、このクラッチのクラッチ操作レバー44は、刈取部6の操縦部13側に設けているから、クラッチ操作は非常に容易になり、特にクラッチ操作を忘れて操縦部13に戻ったとき、非常に操作性を向上させる。また、クラッチ操作レバー44は前記操縦部13側の刈取フレーム7の側面に軸54により回動自在に取付けると共に、前記他方側クラッチ部材36を入りにしたときそのレバー角度は側面視後ろ上りなので、穀稈のたまるのを防止(減少)すると共に、外側に倒れようとする掻込リール9による掻込み穀稈を案内する作用も奏する。しかして、前記終端部回転軸19の取付けた歯車20にはボルト取付用カラー45を固定し、該ボルト取付用カラー45と回動メタル48の間に位置決め用のセットカラー47を挿通し、セットカラー47には回動メタル48の基部に嵌合するダストカラー49を挿通し、ダストカラー49は回動メタル48に嵌合させているから、回動メタル48内に塵埃が侵入するのを防止する。
【0017】しかして、歯車20はボルト取付用カラー45ごと終端部回転軸19に挿通し、ボルト取付用カラー45に螺合させたセットボルト46を締めて歯車20を終端部回転軸19に固定する。終端部回転軸19には位置決め用のセットカラー47を挿通し、セットカラー47の内端はボルト取付用カラー45に当接し、セットカラー47の外端は回動メタル48に当接しているから、歯車20は終端部回転軸19に対して所定位置に位置決めされる。セットカラー47の外周にダストカラー49を設け、ダストカラー49は円板形状の周縁を円筒状に屈曲させてこの円筒部を形成しているから、該円筒部を回動メタル48に嵌合させると、回動メタル48の基部の終端部回転軸19との隙間が閉塞される。したがって、回動メタル48内に塵埃が侵入するのを防止する。
【0018】しかして、歯車20にはセットボルト46より外周に位置する円筒状の巻き付き防止カラー50を設けているから、セットボルト46付近に穀稈が巻き付くのを防止する。また、巻き付き防止カラー50には操作開口部51があるので、これよりセットボルト46を回して操作する。しかして、刈取フレーム7の底板55のオーガ11の下方から後側に掛けての所定位置には目抜き部56を設け、目抜き部56は、底板55の左右両側に夫々開口部57を設け、該開口部57の下方に開閉多孔板58を、その後部(上部)を軸59により回動自在に取付け、開閉多孔板58の前部(下部)をロック装置60により底板55側に固定するように取付け、開閉多孔板58の少なくとも前側には下方に突き出るガイド板61を設けているから、ガイド板61があるので、土は開閉多孔板58から刈取フレーム7内に入るのを防止できる。即ち、下方に突き出るガイド板61があるので、土は下方に案内されて刈取フレーム7内に進入しない。
【0019】また、ガイド板61の下端は、ロック装置60より下方に位置させているから、ロック装置60を保護する。この場合、ガイド板61は、下方に至るに従い後側に位置するように傾斜させているから、土を案内させるときの抵抗を減少させる。したがって、下方に突出させていても、抵抗を減少させて、刈取フレーム7が土の抵抗により上動することを防止する。
【0020】
【効果】本発明は、掻込リール9により掻込んだ穀稈を刈刃10により刈取り、刈取った穀稈をオーガ11により集め、集めた穀稈を搬送装置12により脱穀装置に搬送するようにしたコンバインにおいて、前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との間には、回転するオーガ11と共回りする刈取物の飛散を防止する飛散防止体26を設けたコンバインの刈取部としたものであるから、刈取物は飛散防止体26に当たって落下し、オーガ11の前側に飛散して刈取フレーム7より零れるというロスを減少させる。本発明は、飛散防止体26は、板形状部材により形成し、飛散防止体26の先端位置を、オーガ11の軸心より前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との引継部25側に位置させたコンバインの刈取部としたものであるから、オーガ11との外周面との隙間を狭くして、塞ぐ方向となるので、刈取物がオーガ11の前側に飛散するのを防止、減少させる。本発明は、飛散防止体26は、板形状部材により形成し、取付位置の基部から下方に至るに従い前記オーガ11の外周と前記搬送装置12との引継部25側に位置するように傾斜させたコンバインの刈取部としたものであるから、刈取物が飛散防止体26の下面に当たるので、飛散を防止できる。本発明は、飛散防止体26は板形状部材により形成し、飛散防止体26の基部と先端とを結ぶ線を延長をオーガ11の外周に当接させたとき、該接触点のオーガ11の回転方向の上手側が鈍角に下手側を鋭角となるように配置したコンバインの刈取部としたものであるから、飛散物によって飛散防止体26が押されにくくなって好適であり、このようにしたときは、飛散防止体26を引継部25から離れた前方位置に設けることができ、これにより、引継部25の周辺空間を大にして、刈取物の掻込を良好にする。本発明は、前記飛散防止体26は、共回りした穀稈が当接しても変形しないが、所定以上の力が作用したときは変形する弾性を有して構成したコンバインの刈取部としたものであるから、オーガ11および飛散防止体26の破損を防止する。
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【出願日】 平成11年9月21日(1999.9.21)
【代理人】 【識別番号】100080470
【弁理士】
【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
【公開番号】 特開2001−86835(P2001−86835A)
【公開日】 平成13年4月3日(2001.4.3)
【出願番号】 特願平11−267284